JP3028760U - 血液処理器の包装袋 - Google Patents

血液処理器の包装袋

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JP3028760U
JP3028760U JP1996001325U JP132596U JP3028760U JP 3028760 U JP3028760 U JP 3028760U JP 1996001325 U JP1996001325 U JP 1996001325U JP 132596 U JP132596 U JP 132596U JP 3028760 U JP3028760 U JP 3028760U
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JP
Japan
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packaging bag
oxygen
bag
gas
oxygen scavenger
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Application number
JP1996001325U
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Inventor
利明 増田
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Nipro Corp
Original Assignee
Nipro Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 包装袋の開封時に脱酸素剤が落ちたり、包装
袋の開封と共に脱酸素剤の包装体が切り裂かれたりする
ことのない、血液処理器の包装袋を提供することを目的
とする。 【解決手段】 脱酸素剤が、ガス不透過性包装袋の切断
部位から外れた位置のシール部で固定されている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、放射線滅菌に適した包装袋に関し、詳しくは脱酸素剤が内部に収容 され固定された血液処理器の包装袋に関する。
【0002】
【従来の技術】
最近、使い捨ての医療用具の滅菌方法として、放射線、特にガンマ線による滅 菌が普及しつつあるが、使い捨ての医療用具はその構成材料のほとんどがプラス チックであるため、放射線の照射によりプラスチックが劣化して医療用具が不良 品となったり、臭気を発生したりすることがあり問題であった。
【0003】 この問題を解決したものとして、中空糸型血液処理器を放射線滅菌する際に、 脱酸素剤を中空糸型血液処理器と共にガス不透過性の包装袋に密封する方法(特 公平5 50946号公報)が知られている。すなわち、ガス不透過性の包装袋 に中空糸型血液処理器と共に脱酸素剤が収容された状態で放射線を照射しても、 脱酸素剤の活性は失われず、中空糸型血液処理器の劣化及び毒性の発生等の問題 は起こらないことが判明している。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
ところがこの方法では、包装袋の中に脱酸素剤が固定されずに収容されている だけであるので、 包装袋の開封時に、脱酸素剤が床に落ちてしまい、それを非衛生的に拾う。 包装袋の開封時に、脱酸素剤が切り口付近に存在すると、包装袋の開封と共に 脱酸素剤の包装体が切り裂かれてしまい、包装体内の活性金属等が血液処理器に 付着したり床に散らばったりする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上記問題点を解決するためのもので、ガス不透過性材料で形成され てなり、脱酸素剤が包装袋内の切断部位から外れた位置に固定されてなる血液処 理器の包装袋である。 また本考案は、前記包装袋において、脱酸素剤の包装体の一部が、包装袋端部 のシール部で固定されてなる血液処理器の包装袋である。
【0006】
【考案の実施の形態】
本考案で得られる血液処理器の包装袋について説明する。 図1は本考案の一実施例を示す血液処理器11が収容された包装袋12の平面 図であって、血液処理器11がガス不透過性の包装袋12内に収容されてなり、 脱酸素剤13が包装袋12の切断部位から外れた位置のシール部15に固定され てなる。また、包装袋12のシール部14には、包装袋12を切り裂くための切 り裂き開始点として、切り口16が形成されてなる。
【0007】 図1において、脱酸素剤13は包装袋12内のシール部15に固定されてなる が、脱酸素剤の固定の位置としては、切断部位から外れた位置であれば特に限定 はない。 また、脱酸素剤の固定の方法としては、ヒートシーラでシールする方法、両面 テープのような粘着テープで貼りつける方法、接着剤で接着する方法等が挙げら れる。特に、コスト及び製造工程の簡略化を考慮すると、包装袋のシールと同時 に、脱酸素剤の包装体の端部をヒートシーラでシールする方法が好ましい。
【0008】 血液処理器としては、中空糸型透析器,コイル型透析器,平板型透析器、その 他、血液濾過器,血液吸着器等が挙げられる。
【0009】 血液処理器の包装袋としては、外部からの酸素の侵入を防止し、脱酸素剤の効 能保持性を良くするために、ガス不透過性の袋が好ましい。 ガス不透過性材料としては、ポリ塩化ビニリデン、ポリビニルアルコール、ポ リアミド、ポリエステル等の未延伸または延伸フィルムまたはシート、あるいは これらの樹脂をコーティングしたフィルムまたはシート、またはこれらのフィル ムをラミネートしたフィルムまたはシート、あるいはポリエステル/アルミニウ ム/ポリエチレンのラミネートフィルムまたはシート、ポリエチレンテレフタレ ート/ポリエチレン/アルミニウム/ポリエチレン若しくはナイロン/ポリエチ レン/アルミニウム/ポリエチレンの4層構造のラミネートフィルム、アルミニ ウム箔、アルミニウム蒸着膜等の金属箔、金属蒸着膜、あるいはそのラミネート 製品等が挙げられる。特に、ポリエチレンテレフタレート/ポリエチレン/アル ミニウム/ポリエチレン若しくはナイロン/ポリエチレン/アルミニウム/ポリ エチレンの4層構造のラミネートフィルムが好ましい。
【0010】 血液処理器の包装袋に収容されている脱酸素剤は、酸素の吸収時にガス成分( 水素、炭酸ガス等)を発生したり、放射線照射によりガス成分を発生したり、脱 酸素剤の活性を失ったりせず、無毒性のものが好ましい。例えば、脱酸素剤は活 性金属を主成分とし、触媒によりその反応速度がコントロールされるものが好ま しく、活性金属としては鉄や亜鉛、銅、スズ等が挙げられる。特に、活性酸化鉄 を主成分とするものが好ましい。市販品としては、エージレス(三菱瓦斯化学社 製脱酸素剤の商品名)がある。
【0011】 図2は、図1の包装袋12のA−A’線に沿った断面図であって、血液処理器 11がガス不透過性の包装袋12内に収容されてなり、脱酸素剤13が包装袋1 2の切断部位から外れた位置のシール部15に固定されてなる。
【0012】 図3は本考案の他の実施例を示す血液処理器31を収容したガス透過性の袋3 7が収容された包装袋32の平面図であって、血液処理器31を収容したガス透 過性の袋37がガス不透過性の包装袋32内に収容されてなり、脱酸素剤33が 包装袋32の切断部位から外れた位置のシール部35に固定されてなる。また、 包装袋32のシール部34には、包装袋32を切り裂くための切り裂き開始点と して、切り口36が形成されてなる。
【0013】 血液処理器を収容した袋としてガス透過性の袋を用いたのは、ガス不透過性の 袋にすると血液処理器の半透過膜の微細孔に内在する酸素が徐々に放出されてき て、袋の内部に酸素がたまり、血液処理器の経時的な強度低下が高温時に進むこ とが確認されたからである。 ガス透過性の袋としては、ポリエチレンテレフタレート層とポリエチレン層か らなるガス不透過性のラミネートフィルムの両端辺に沿って、ガス透過性のポリ エチレン製スパンボンド不織布からなるテープの幅方向の両端辺を、前記ラミネ ートフィルムのポリエチレン層にヒートシールし、円筒形状を形成した後、開口 両端をヒートシールして閉じてなる袋が好ましい。
【0014】 図4は、図3の包装袋32のB−B’線に沿った断面図であって、血液処理器 31を収容したガス透過性の袋37がガス不透過性の包装袋32内に収容されて なり、脱酸素剤33が包装袋32の切断部位から外れた位置のシール部35に固 定されてなる。
【0015】 図5は脱酸素剤51を内部に含有した包装体52の一部切断斜視図であって、 脱酸素剤51を含有した包装体52において、包装体52端部にはシール部53 が形成されてなる。図1〜図4における血液処理器を収容した包装袋では、この 包装体52のシール部53がガス不透過性の包装袋のシール部15または35に ヒートシールされ固定されてなる。
【0016】
【考案の効果】
本考案により、包装袋の開封時に脱酸素剤が落ちたり、包装袋の開封と共に脱 酸素剤の包装体が切り裂かれたりすることのない、血液処理器の包装袋が得られ る。
【図面の簡単な説明】
【図1】血液処理器が収容された包装袋の平面図であ
る。
【図2】図1のA−A’線に沿った断面図である。
【図3】血液処理器を収容したガス透過性の袋が収容さ
れた包装袋の平面図である。
【図4】図3のB−B’線に沿った断面図である。
【図5】脱酸素剤を含有した包装体の一部切断斜視図で
ある。
【符号の説明】
11,31 血液処理器 12,32 ガス不透過性の包装袋 13,33 脱酸素剤 14,15,34,35 ガス不透過性の包装袋のシー
ル部 16,36 切り口 37 ガス透過性の袋 51 脱酸素剤 52 脱酸素剤を含有した包装体 53 脱酸素剤を含有した包装体の
シール部

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガス不透過性材料で形成されてなり、脱
    酸素剤が包装袋内の切断部位から外れた位置に固定され
    てなる血液処理器の包装袋。
  2. 【請求項2】 脱酸素剤の包装体の一部が、包装袋端部
    のシール部で固定されてなる請求項1に記載の血液処理
    器の包装袋。
JP1996001325U 1996-03-06 1996-03-06 血液処理器の包装袋 Expired - Lifetime JP3028760U (ja)

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