JP3044814B2 - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents
半導体装置およびその製造方法Info
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- JP3044814B2 JP3044814B2 JP3098139A JP9813991A JP3044814B2 JP 3044814 B2 JP3044814 B2 JP 3044814B2 JP 3098139 A JP3098139 A JP 3098139A JP 9813991 A JP9813991 A JP 9813991A JP 3044814 B2 JP3044814 B2 JP 3044814B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は高耐圧を有する半導体装
置およびその製造方法に関する。
置およびその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のMOS型高耐圧トランジスタは図
7(c)に示す構造になっている。
7(c)に示す構造になっている。
【0003】P型半導体基板20上にゲート酸化膜2
9,31を介してゲート電極32がある。ゲート酸化膜厚
はゲート電極の端部が厚く、内部では薄くなっている。
ソース・ドレインの高濃度N型拡散層34がゲート電極
32の外側の半導体基板20内に形成されている。高濃
度N型拡散層34を覆うようにNウェル25がある。N
ウェル25はゲート酸化膜の薄い部分に至って形成され
る。
9,31を介してゲート電極32がある。ゲート酸化膜厚
はゲート電極の端部が厚く、内部では薄くなっている。
ソース・ドレインの高濃度N型拡散層34がゲート電極
32の外側の半導体基板20内に形成されている。高濃
度N型拡散層34を覆うようにNウェル25がある。N
ウェル25はゲート酸化膜の薄い部分に至って形成され
る。
【0004】ソース・ドレイン拡散層が濃度の薄いNウ
ェルで覆われていること、およびNウェル上部ゲート酸
化膜厚が厚いことにより、ソース・ドレインの耐圧が高
い。
ェルで覆われていること、およびNウェル上部ゲート酸
化膜厚が厚いことにより、ソース・ドレインの耐圧が高
い。
【0005】次に従来例の製造方法を図5〜図7を参照
して説明する。
して説明する。
【0006】図5(a)に示すように、P型半導体基板
20に酸化膜21を形成する。レジスト22をマスクと
して基板にリンを約1×1013cm-2注入する。
20に酸化膜21を形成する。レジスト22をマスクと
して基板にリンを約1×1013cm-2注入する。
【0007】次に図5(b)に示すように、レジストを
除去し熱処理を施すことにより、リン24は拡散し、図
5(c)に示すように深さが数ミクロンのNウェル25
となる。基板上の酸化膜を除去し、酸化膜26、窒化膜
27を形成する。
除去し熱処理を施すことにより、リン24は拡散し、図
5(c)に示すように深さが数ミクロンのNウェル25
となる。基板上の酸化膜を除去し、酸化膜26、窒化膜
27を形成する。
【0008】次に図6(a)に示すように、窒化膜27
を所定の形状にエッチングする。次に熱酸化することに
より、図6(b)に示すように窒化膜のない基板上に素
子分離用の厚いフィールド酸化膜28を形成する。窒化
膜27、酸化膜26を除去した後、第1ゲート酸化膜2
9を約1000Å形成する。
を所定の形状にエッチングする。次に熱酸化することに
より、図6(b)に示すように窒化膜のない基板上に素
子分離用の厚いフィールド酸化膜28を形成する。窒化
膜27、酸化膜26を除去した後、第1ゲート酸化膜2
9を約1000Å形成する。
【0009】次に、図6(c)に示すようにレジスト3
0をマスクとして第1ゲート酸化膜29の一部を除去す
る。レジスト30を除去した後、再び基板を酸化し図7
(a)に示すように約300Åの第2ゲート酸化膜31
を形成する。
0をマスクとして第1ゲート酸化膜29の一部を除去す
る。レジスト30を除去した後、再び基板を酸化し図7
(a)に示すように約300Åの第2ゲート酸化膜31
を形成する。
【0010】次に、図7(b)に示すようにポリシリを
堆積し、所定の形状にエッチングしゲート電極32とす
る。ゲート電極をマスクとしてヒ素注入33を高ドーズ
で行い、熱処理を施すことにより、図7(c)に示すよ
うに高濃度N型拡散層34を得る。
堆積し、所定の形状にエッチングしゲート電極32とす
る。ゲート電極をマスクとしてヒ素注入33を高ドーズ
で行い、熱処理を施すことにより、図7(c)に示すよ
うに高濃度N型拡散層34を得る。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】以上で説明した従来の
高耐圧トランジスタには以下に示す問題点がある。
高耐圧トランジスタには以下に示す問題点がある。
【0012】まず、トランジスタのI−V特性のオフセ
ット防止のためには、Nウェルはゲート酸化膜の膜厚の
薄い領域とオーバーラップしている必要がある。しか
し、このオーバーラップ量が大きいと、耐圧が低下する
という問題がある。つまり、Nウェル端の位置制御の精
度は良くなければならない。従って、マスクの位置合わ
せのずれ、および拡散によるNウェルの横方向の広がり
量の不安定のためにトランジスタの耐圧、電流が不安定
になる。
ット防止のためには、Nウェルはゲート酸化膜の膜厚の
薄い領域とオーバーラップしている必要がある。しか
し、このオーバーラップ量が大きいと、耐圧が低下する
という問題がある。つまり、Nウェル端の位置制御の精
度は良くなければならない。従って、マスクの位置合わ
せのずれ、および拡散によるNウェルの横方向の広がり
量の不安定のためにトランジスタの耐圧、電流が不安定
になる。
【0013】さらに高耐圧を確保するためには、Nウェ
ルの幅Cを広くする必要がある。Kが小さい時には、電
圧印加時にNウェル側の空乏層が高濃度N型拡散層に達
し、耐圧が制限されるためである。このため、トランジ
スタのソース・ドレイン間の距離が大きいという問題点
がある。
ルの幅Cを広くする必要がある。Kが小さい時には、電
圧印加時にNウェル側の空乏層が高濃度N型拡散層に達
し、耐圧が制限されるためである。このため、トランジ
スタのソース・ドレイン間の距離が大きいという問題点
がある。
【0014】ソース・ドレインの高濃度N型拡散層間の
距離を見積もってみる。図7(c)におけるNウェル−
Nウェル間距離(L)は、パンチスルー防止のために3
μm以上は必要である。Nウェル−高濃度N型拡散層間
の距離は耐圧を考慮すると、2μm以上必要である。従
って合計ではL+C+C=7μmとなる。
距離を見積もってみる。図7(c)におけるNウェル−
Nウェル間距離(L)は、パンチスルー防止のために3
μm以上は必要である。Nウェル−高濃度N型拡散層間
の距離は耐圧を考慮すると、2μm以上必要である。従
って合計ではL+C+C=7μmとなる。
【0015】本発明の目的は、前記課題を解決した半導
体装置及びその製造方法を提供することにある。
体装置及びその製造方法を提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明に係る絶縁ゲート型半導体装置は、一導電型
の半導体基板と、前記半導体基板に設けられた溝と、前
記溝の底面部での膜厚が前記溝の側面部での膜厚よりも
小さいゲート絶縁膜と、前記溝内に前記ゲート絶縁膜を
介して設けられたゲート電極と、前記溝に隣接する前記
半導体基板内に前記溝よりも深く設けられた逆導電型の
低濃度拡散層と、前記ゲート電極に隣接する前記低濃度
拡散層内に前記溝と間隙をあけるように設けられた、前
記溝よりも浅い逆導電型の高濃度拡散層とを有し、 前記
溝内の前記ゲート電極と前記高濃度拡散層との間に前記
前記低濃度拡散層を挟むものである。
め、本発明に係る絶縁ゲート型半導体装置は、一導電型
の半導体基板と、前記半導体基板に設けられた溝と、前
記溝の底面部での膜厚が前記溝の側面部での膜厚よりも
小さいゲート絶縁膜と、前記溝内に前記ゲート絶縁膜を
介して設けられたゲート電極と、前記溝に隣接する前記
半導体基板内に前記溝よりも深く設けられた逆導電型の
低濃度拡散層と、前記ゲート電極に隣接する前記低濃度
拡散層内に前記溝と間隙をあけるように設けられた、前
記溝よりも浅い逆導電型の高濃度拡散層とを有し、 前記
溝内の前記ゲート電極と前記高濃度拡散層との間に前記
前記低濃度拡散層を挟むものである。
【0017】また、本発明に係る半導体装置の製造方法
においては、一導電型の半導体基板に逆導電型の不純物
を導入する工程と、前記半導体基板に溝を形成する工程
と、熱処理を施すことで前記逆導電型の不純物を拡散さ
せ前記溝に隣接する前記半導体基板に前記溝よりも深い
逆導電型の低濃度拡散層を形成する工程と、前記溝の内
部を含む前記半導体基板表面に絶縁膜を形成する工程
と、前記絶縁膜に異方性エッチングを施すことにより前
記溝の底面部の絶縁膜は除去し、側面部には絶縁膜を残
す工程と、前記溝の底面部にゲート絶縁膜を形成する工
程と、少くとも前記溝の底面部を覆ってゲート電極を形
成する工程と、前記ゲート電極に隣接する前記半導体基
板表面に前記溝よりも浅い逆導電型の高濃度拡散層を形
成する工程とを有するものである。
においては、一導電型の半導体基板に逆導電型の不純物
を導入する工程と、前記半導体基板に溝を形成する工程
と、熱処理を施すことで前記逆導電型の不純物を拡散さ
せ前記溝に隣接する前記半導体基板に前記溝よりも深い
逆導電型の低濃度拡散層を形成する工程と、前記溝の内
部を含む前記半導体基板表面に絶縁膜を形成する工程
と、前記絶縁膜に異方性エッチングを施すことにより前
記溝の底面部の絶縁膜は除去し、側面部には絶縁膜を残
す工程と、前記溝の底面部にゲート絶縁膜を形成する工
程と、少くとも前記溝の底面部を覆ってゲート電極を形
成する工程と、前記ゲート電極に隣接する前記半導体基
板表面に前記溝よりも浅い逆導電型の高濃度拡散層を形
成する工程とを有するものである。
【0018】
【作用】ゲート電極の位置とNウェルの位置とが、基板
に形成した溝に対してそれぞれ自己整合的に形成したも
のである。
に形成した溝に対してそれぞれ自己整合的に形成したも
のである。
【0019】
【実施例】次に本発明について図面を参照して説明す
る。
る。
【0020】(実施例1)図1〜図3は、本発明の実施
例1を工程順に示す断面図である。
例1を工程順に示す断面図である。
【0021】まず本発明の半導体装置の構造を図3
(c)を用いて説明する。図において、1はP型半導体
基板、5はNウェル、8はフィールド酸化膜、11はゲ
ート酸化膜、13はゲート電極、15は高濃度N型拡散
層である。ゲート電極13は、半導体基板に開けられた
溝14内に形成されている。ゲート酸化膜11は膜厚が
比較的厚い溝側部と膜厚が薄い底面部からなる。高濃度
N型拡散層15は、ゲート電極13とフィールド酸化膜
8で囲まれた基板領域に形成される。Nウェル5は溝よ
りも深く、溝底面の薄いゲート酸化膜端とオーバーラッ
プしている。
(c)を用いて説明する。図において、1はP型半導体
基板、5はNウェル、8はフィールド酸化膜、11はゲ
ート酸化膜、13はゲート電極、15は高濃度N型拡散
層である。ゲート電極13は、半導体基板に開けられた
溝14内に形成されている。ゲート酸化膜11は膜厚が
比較的厚い溝側部と膜厚が薄い底面部からなる。高濃度
N型拡散層15は、ゲート電極13とフィールド酸化膜
8で囲まれた基板領域に形成される。Nウェル5は溝よ
りも深く、溝底面の薄いゲート酸化膜端とオーバーラッ
プしている。
【0022】次に本発明の半導体装置の製造方法を説明
する。まず図1(a)に示すように、P型半導体基板1
上に熱酸化により厚さ約2000Åの酸化膜2を形成す
る。
する。まず図1(a)に示すように、P型半導体基板1
上に熱酸化により厚さ約2000Åの酸化膜2を形成す
る。
【0023】次に図1(b)に示すようにリン注入3を
エネルギー150keV、注入量1×1013cm-2で行
う。次に図面には示していないがレジストをマスクとし
て酸化膜2を所定形状に除去する。レジストを除去した
後、図1(b)に示すように酸化膜2をマスクとしてP
型半導体基板1に異方性エッチングで深さ2μm、幅約
3μmの溝4を形成する。
エネルギー150keV、注入量1×1013cm-2で行
う。次に図面には示していないがレジストをマスクとし
て酸化膜2を所定形状に除去する。レジストを除去した
後、図1(b)に示すように酸化膜2をマスクとしてP
型半導体基板1に異方性エッチングで深さ2μm、幅約
3μmの溝4を形成する。
【0024】次に1000℃で数時間の熱処理を施し、
基板中のリン3を拡散させ、図1(c)に示すNウェル
5を形成する。熱処理の際に溝内に約500Åの酸化膜
6が形成される。次に窒化膜7を所定の形状で形成す
る。
基板中のリン3を拡散させ、図1(c)に示すNウェル
5を形成する。熱処理の際に溝内に約500Åの酸化膜
6が形成される。次に窒化膜7を所定の形状で形成す
る。
【0025】次に980℃スチーム雰囲気中で数時間の
熱処理をし、図2(a)に示す約6000Åのフィール
ド酸化膜8を形成する。窒化膜7を除去し、酸化膜6を
等方性エッチングすることにより、溝部以外の基板上に
厚さ約1000Åの酸化膜9を残す。
熱処理をし、図2(a)に示す約6000Åのフィール
ド酸化膜8を形成する。窒化膜7を除去し、酸化膜6を
等方性エッチングすることにより、溝部以外の基板上に
厚さ約1000Åの酸化膜9を残す。
【0026】次に図2(b)に示すように厚さ約100
0Åの酸化膜10を減圧の化学的気相成長法により形成
する。溝部以外の基板上の酸化膜厚は、すでに下地にあ
った約1000Åの熱酸化膜との合計の2000Åとな
る。
0Åの酸化膜10を減圧の化学的気相成長法により形成
する。溝部以外の基板上の酸化膜厚は、すでに下地にあ
った約1000Åの熱酸化膜との合計の2000Åとな
る。
【0027】次に図2(c)に示すように溝底面上の酸
化膜がなくなる程度に、異方性エッチングで酸化膜10
を除去する。溝側面部と、溝部以外の基板表面には約1
000Åの酸化膜が残っている。
化膜がなくなる程度に、異方性エッチングで酸化膜10
を除去する。溝側面部と、溝部以外の基板表面には約1
000Åの酸化膜が残っている。
【0028】次に図3(a)に示すように900℃の酸
素雰囲気中で熱処理を行い300Åのゲート酸化膜11
を形成する。次にポリシリ12を約1μm成長する。
素雰囲気中で熱処理を行い300Åのゲート酸化膜11
を形成する。次にポリシリ12を約1μm成長する。
【0029】次に図3(b)に示すように、ポリシリ1
2をレジスト等をマスクとして所定の形状にエッチング
しゲート電極13を得る。次にゲート電極13、フィー
ルド酸化膜8をマスクとしてヒ素注入14を70ke
V、5×1015cm-2で行う。熱処理を行うと、図3
(c)に示すように、高濃度N型拡散層15が得られ
る。
2をレジスト等をマスクとして所定の形状にエッチング
しゲート電極13を得る。次にゲート電極13、フィー
ルド酸化膜8をマスクとしてヒ素注入14を70ke
V、5×1015cm-2で行う。熱処理を行うと、図3
(c)に示すように、高濃度N型拡散層15が得られ
る。
【0030】上記実施例1でソース・ドレインの高濃度
N型拡散層間の距離を見積もってみる。Nウェル−Nウ
ェル間距離(図3(c)のL)は、およそ3μm以上で
ある必要がある。Nウェル端と高濃度N型拡散層との距
離はゲート電極13の溝に対する位置合わせの余裕分
(図3(c)のA)を見込めばよいので約0.5μmあ
ればよい。従って、合計ではL+A+A=4μmとな
る。
N型拡散層間の距離を見積もってみる。Nウェル−Nウ
ェル間距離(図3(c)のL)は、およそ3μm以上で
ある必要がある。Nウェル端と高濃度N型拡散層との距
離はゲート電極13の溝に対する位置合わせの余裕分
(図3(c)のA)を見込めばよいので約0.5μmあ
ればよい。従って、合計ではL+A+A=4μmとな
る。
【0031】一方、従来例では、先に述べたように7μ
m必要であった。本実施例により寸法は約60%に減る
ことになる。またNウェルの位置、およびゲート電極の
位置は溝に対し、自己整合的に決まるので、マスク工程
の位置合わせの精度に依存せず、耐圧値,電流−電圧特
性が安定しているという利点も有する。さらに、Nウェ
ル形成のための熱処理時のリンの拡散は、溝の側壁にそ
って進行するため、熱処理条件のばらつきがあったとし
ても、Nウェルのゲート酸化膜に対する位置はほとんど
変動しない。いわば、Nウェル端の位置も溝に自己整合
的と云える。この点もトランジスタ特性の安定化に寄与
する。
m必要であった。本実施例により寸法は約60%に減る
ことになる。またNウェルの位置、およびゲート電極の
位置は溝に対し、自己整合的に決まるので、マスク工程
の位置合わせの精度に依存せず、耐圧値,電流−電圧特
性が安定しているという利点も有する。さらに、Nウェ
ル形成のための熱処理時のリンの拡散は、溝の側壁にそ
って進行するため、熱処理条件のばらつきがあったとし
ても、Nウェルのゲート酸化膜に対する位置はほとんど
変動しない。いわば、Nウェル端の位置も溝に自己整合
的と云える。この点もトランジスタ特性の安定化に寄与
する。
【0032】(実施例2)図4は、本発明の第2の実施
例を説明するための工程順の断面図である。本実施例で
は、実施例1と同様に図1〜図2までを実施する。
例を説明するための工程順の断面図である。本実施例で
は、実施例1と同様に図1〜図2までを実施する。
【0033】次に、図4(a)に示すように溝底面部に
ゲート酸化膜11を形成し、ポリシリ16を厚さ約2μ
mで形成する。
ゲート酸化膜11を形成し、ポリシリ16を厚さ約2μ
mで形成する。
【0034】次に図面には示していないがレジストを塗
布し表面を平坦にしてからレジストとポリシリのエッチ
ング速度がほぼ等しい条件でエッチバックすることによ
り、ポリシリ表面を平坦にする。さらにエッチングを進
めて、図4(b)に示すように溝内部にのみポリシリが
残るようにする。溝内部のポリシリがゲート電極17と
なる。次にゲート電極およびフィールド酸化膜をマスク
としてヒ素注入18を70keV、5×1015cm-2で
行う。熱処理を施して、ヒ素を拡散することにより、図
4(c)に示すように高濃度N型拡散層19が形成され
る。
布し表面を平坦にしてからレジストとポリシリのエッチ
ング速度がほぼ等しい条件でエッチバックすることによ
り、ポリシリ表面を平坦にする。さらにエッチングを進
めて、図4(b)に示すように溝内部にのみポリシリが
残るようにする。溝内部のポリシリがゲート電極17と
なる。次にゲート電極およびフィールド酸化膜をマスク
としてヒ素注入18を70keV、5×1015cm-2で
行う。熱処理を施して、ヒ素を拡散することにより、図
4(c)に示すように高濃度N型拡散層19が形成され
る。
【0035】本実施例では、ゲート電極17が溝内部に
のみ存在するためゲート電極と溝との位置合わせの余裕
は考慮しないですむ。従って、Nウェルと高濃度N型拡
散層との距離(図4(c)のB)は約0.2μmでよ
い。ソース・ドレインの高濃度N型拡散層の間隔はL+
B+B=3.4μmとなり、従来例の7μmに比べ48
%に減少できる。
のみ存在するためゲート電極と溝との位置合わせの余裕
は考慮しないですむ。従って、Nウェルと高濃度N型拡
散層との距離(図4(c)のB)は約0.2μmでよ
い。ソース・ドレインの高濃度N型拡散層の間隔はL+
B+B=3.4μmとなり、従来例の7μmに比べ48
%に減少できる。
【0036】上述の実施例1,2において、面積を小さ
くできる理由は、Nウェル−高濃度N型拡散層の横方向
の間隔が小さいからである。高耐圧トランジスタにおい
ては、耐圧を上げるために、この間隔を横方向に確保し
ているため、これが面積増大につながっている。
くできる理由は、Nウェル−高濃度N型拡散層の横方向
の間隔が小さいからである。高耐圧トランジスタにおい
ては、耐圧を上げるために、この間隔を横方向に確保し
ているため、これが面積増大につながっている。
【0037】一方、本発明では、Nウェル−高濃度N型
拡散層間隔を縦方向にとっている。つまり、ドレインに
電圧を追加した時にゲート酸化膜端部のNウェル端から
伸びる空乏層は、溝の側壁に沿って高濃度N型拡散層に
至ることになる。
拡散層間隔を縦方向にとっている。つまり、ドレインに
電圧を追加した時にゲート酸化膜端部のNウェル端から
伸びる空乏層は、溝の側壁に沿って高濃度N型拡散層に
至ることになる。
【0038】このため、従来例では必要であった横方向
の間隔が、本発明では不要になっている。この点が面積
の大幅な低減に寄与しているのである。
の間隔が、本発明では不要になっている。この点が面積
の大幅な低減に寄与しているのである。
【0039】また溝の深さをさらに深くし、Nウェルも
さらに深く形成すれば、Nウェル端と高濃度N型拡散層
との距離を大きくすることができる。従って、面積を増
大させることなく、耐圧のさらなる向上も実現できると
いう利点も有する。
さらに深く形成すれば、Nウェル端と高濃度N型拡散層
との距離を大きくすることができる。従って、面積を増
大させることなく、耐圧のさらなる向上も実現できると
いう利点も有する。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、面積が従
来例の40〜60%に低減できる。また、ゲート電極の
位置とNウェルの位置が、基板に形成した溝に対してそ
れぞれ自己整合的に形成されるので、耐圧、および電流
−電圧特性が安定しているという効果を有する。
来例の40〜60%に低減できる。また、ゲート電極の
位置とNウェルの位置が、基板に形成した溝に対してそ
れぞれ自己整合的に形成されるので、耐圧、および電流
−電圧特性が安定しているという効果を有する。
【図1】本発明の実施例1を工程順に示す断面図であ
る。
る。
【図2】本発明の実施例1を工程順に示す断面図であ
る。
る。
【図3】本発明の実施例1を工程順に示す断面図であ
る。
る。
【図4】本発明の実施例2を工程順に示す断面図であ
る。
る。
【図5】従来例を工程順に示す断面図である。
【図6】従来例を工程順に示す断面図である。
【図7】従来例を工程順に示す断面図である。
1 P型半導体基板 2 酸化膜 3 リン注入 4 溝 5 Nウェル 6 酸化膜 7 窒化膜 8 フィールド酸化膜 9 酸化膜 10 酸化膜 11 ゲート酸化膜 12 ポリシリ 13 ゲート電極 14 ヒ素注入 15 高濃度N型拡散層 16 ポリシリ 17 ゲート電極 18 ヒ素注入 19 高濃度N型拡散層 20 P型半導体基板 21 酸化膜 22 レジスト 23 リン注入 24 リン 25 Nウェル 26 酸化膜 27 窒化膜 28 フィールド酸化膜 29 第1ゲート酸化膜 30 レジスト 31 第2ゲート酸化膜 32 ゲート電極 33 ヒ素注入 34 高濃度N型拡散層
Claims (2)
- 【請求項1】 一導電型の半導体基板と、 前記半導体基板に設けられた溝と、 前記溝の底面部での膜厚が前記溝の側面部での膜厚より
も小さいゲート絶縁膜と、 前記溝内に前記ゲート絶縁膜を介して設けられたゲート
電極と、 前記溝に隣接する前記半導体基板内に前記溝よりも深く
設けられた逆導電型の低濃度拡散層と、 前記ゲート電極に隣接する前記低濃度拡散層内に前記溝
と間隙をあけるように設けられた、前記溝よりも浅い逆
導電型の高濃度拡散層とを有し、前記溝内の前記ゲート電極と前記高濃度拡散層との間に
前記低濃度拡散層を挟む ことを特徴とする絶縁ゲート型
半導体装置。 - 【請求項2】 一導電型の半導体基板に逆導電型の不純
物を導入する工程と、 前記半導体基板に溝を形成する工程と、 熱処理を施すことで前記逆導電型の不純物を拡散させ前
記溝に隣接する前記半導体基板に前記溝よりも深い逆導
電型の低濃度拡散層を形成する工程と、 前記溝の内部を含む前記半導体基板表面に絶縁膜を形成
する工程と、 前記絶縁膜に異方位エッチングを施すことにより前記溝
の底面部の絶縁膜は除去し、側面部には絶縁膜を残す工
程と、 前記溝の底面部にゲート絶縁膜を形成する工程と、 少くとも前記溝の底面部を覆ってゲート電極を形成する
工程と、 前記ゲート電極に隣接する前記半導体基板表面に前記溝
よりも浅い逆導電型の高濃度拡散層を形成する工程とを
有することを特徴とする絶縁ゲート型半導体装置の製造
方法。
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| JP3098139A JP3044814B2 (ja) | 1991-04-03 | 1991-04-03 | 半導体装置およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3098139A JP3044814B2 (ja) | 1991-04-03 | 1991-04-03 | 半導体装置およびその製造方法 |
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| JPH04306881A JPH04306881A (ja) | 1992-10-29 |
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ID=14211896
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-
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