JP3140890B2 - 缶内圧検査装置 - Google Patents
缶内圧検査装置Info
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- XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N aluminium Chemical compound [Al] XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
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- Examining Or Testing Airtightness (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は開缶用のタブが缶蓋
に付いているビール缶、ジュース缶等のプルトップ缶を
対象とした缶内圧検査装置に関するものである。
に付いているビール缶、ジュース缶等のプルトップ缶を
対象とした缶内圧検査装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、密封容器の内部圧力に応じて発生
する缶蓋の変位度を複数個所で測定して該内部圧力が所
定圧力の範囲であるか否かを容器移動途上で検出する特
開昭55―10525号公報に開示の缶内圧検査装置が知られ
ている。
する缶蓋の変位度を複数個所で測定して該内部圧力が所
定圧力の範囲であるか否かを容器移動途上で検出する特
開昭55―10525号公報に開示の缶内圧検査装置が知られ
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の缶内圧検査
装置は、容器外部の任意定位置からコンベア搬送される
密封容器の蓋面までの距離を距離検出センサにより複数
個所(容器移動方向前側の蓋端部と蓋中心部と容器移動
方向後側の蓋端部との3個所)で測定し、前側蓋端部の
測距値と後側蓋端部の測距値の平均値をとり、この平均
値と蓋中心部の測距値との差(平均値から蓋中心部の測
距値を減じた値)によって蓋体の変位度を検出するもの
であるから、蓋体に開蓋用のタブが付いていない密封容
器を対象とする場合は良いが、開缶用のタブが缶蓋に付
いているプルトップ缶を対象とした場合には缶蓋周辺部
の二点測距の中にタブ先端部による影響が入ってくるの
で、測距誤差の原因となり、プルトップ缶の缶内圧検査装
置としては採用できない問題がある。
装置は、容器外部の任意定位置からコンベア搬送される
密封容器の蓋面までの距離を距離検出センサにより複数
個所(容器移動方向前側の蓋端部と蓋中心部と容器移動
方向後側の蓋端部との3個所)で測定し、前側蓋端部の
測距値と後側蓋端部の測距値の平均値をとり、この平均
値と蓋中心部の測距値との差(平均値から蓋中心部の測
距値を減じた値)によって蓋体の変位度を検出するもの
であるから、蓋体に開蓋用のタブが付いていない密封容
器を対象とする場合は良いが、開缶用のタブが缶蓋に付
いているプルトップ缶を対象とした場合には缶蓋周辺部
の二点測距の中にタブ先端部による影響が入ってくるの
で、測距誤差の原因となり、プルトップ缶の缶内圧検査装
置としては採用できない問題がある。
【0004】更に、前記従来の缶内圧検査装置は、缶移動
方向前側の缶端部を缶移動途上で検出するための位置検
出センサが1個であるから、経時的なパルス制御が必要
となるばかりか、コンベア上での缶スリップ(缶がコン
ベア上で一時的にスリップする現象)等によって缶蓋中
心部の測距及び缶移動方向後側の缶蓋端部の測距に測定
誤差が生じるという問題もあった。
方向前側の缶端部を缶移動途上で検出するための位置検
出センサが1個であるから、経時的なパルス制御が必要
となるばかりか、コンベア上での缶スリップ(缶がコン
ベア上で一時的にスリップする現象)等によって缶蓋中
心部の測距及び缶移動方向後側の缶蓋端部の測距に測定
誤差が生じるという問題もあった。
【0005】本発明は前記従来の問題を解消するために
なされたもので、その目的は開缶用のタブが缶蓋に付い
ているプルトップ缶の缶蓋の変位度を、開缶用タブがど
のような方向に向いた状態で缶移動しても正確に測定す
ることができ、またコンベア上での缶スリップ等による
測定誤差の問題も解消できる缶内圧検査装置を提供する
ことにある。
なされたもので、その目的は開缶用のタブが缶蓋に付い
ているプルトップ缶の缶蓋の変位度を、開缶用タブがど
のような方向に向いた状態で缶移動しても正確に測定す
ることができ、またコンベア上での缶スリップ等による
測定誤差の問題も解消できる缶内圧検査装置を提供する
ことにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めに、本発明では密封容器の内部圧力に応じて発生する
缶蓋の変位度を複数個所で測定して該内部圧力が所定圧
力の範囲であるか否かを容器移動途上で検出する缶内圧
検査装置において、前記密封容器を開缶用のタブ4が缶
蓋1に付いているプルトップ缶とし、このプルトップ缶
の缶内圧検査位置に缶移動方向前側の缶端部を缶移動に
関連して順次に検出する第1、第2、第3の位置検出セ
ンサP1,P2,P3を所定の間隔X1,X2を存して配設すると共
に、この第1の位置検出センサP1によって前記缶端部を
検出する時に缶移動方向前側の缶蓋端部Bの上方位置に
定置し該定位置から缶蓋面までの距離Hを同時に測距す
る距離検出センサDを設けた。
めに、本発明では密封容器の内部圧力に応じて発生する
缶蓋の変位度を複数個所で測定して該内部圧力が所定圧
力の範囲であるか否かを容器移動途上で検出する缶内圧
検査装置において、前記密封容器を開缶用のタブ4が缶
蓋1に付いているプルトップ缶とし、このプルトップ缶
の缶内圧検査位置に缶移動方向前側の缶端部を缶移動に
関連して順次に検出する第1、第2、第3の位置検出セ
ンサP1,P2,P3を所定の間隔X1,X2を存して配設すると共
に、この第1の位置検出センサP1によって前記缶端部を
検出する時に缶移動方向前側の缶蓋端部Bの上方位置に
定置し該定位置から缶蓋面までの距離Hを同時に測距す
る距離検出センサDを設けた。
【0007】この距離検出センサDは、前記缶の移動に
より第2の位置検出センサP2が前記缶端部を検出する時
に缶蓋中心部Aの上方に位置して該定位置から缶蓋中心
部Aまでの距離Lを同時に測距でき、前記缶の移動によ
り第3の位置検出センサP3が前記缶端部を検出する時に
缶移動方向後側の缶蓋端部Cの上方に位置して該定位置
から缶蓋面までの距離Hを同時に測距できる配置とさ
れ、前記タブ4が缶移動方向に対し前方又は後方に向か
う状態で缶移動する時は前側缶蓋端部B又は後側缶蓋端
部Cの位置においてタブ4の先端部の影響を受ける距離
hを測距できるようにしている。
より第2の位置検出センサP2が前記缶端部を検出する時
に缶蓋中心部Aの上方に位置して該定位置から缶蓋中心
部Aまでの距離Lを同時に測距でき、前記缶の移動によ
り第3の位置検出センサP3が前記缶端部を検出する時に
缶移動方向後側の缶蓋端部Cの上方に位置して該定位置
から缶蓋面までの距離Hを同時に測距できる配置とさ
れ、前記タブ4が缶移動方向に対し前方又は後方に向か
う状態で缶移動する時は前側缶蓋端部B又は後側缶蓋端
部Cの位置においてタブ4の先端部の影響を受ける距離
hを測距できるようにしている。
【0008】前記タブ4が距離検出センサDに対し影響
を与えない方向に向かう状態で缶移動する時は前側缶蓋
端部B又は後側缶蓋端部Cの測距値から缶蓋中心部Aの
測距値を減じた値によって缶蓋1の変位度を測定し、前
記タブ4が缶移動方向に対し前方又は後方に向かう状態
で缶移動する時は前側缶蓋端部Bと後側缶蓋端部Cの測
距値のうち大きい値の方の測距値をとり、この大きい値
の測距値から缶蓋中心部Aの測距値を減じた値によって
缶蓋の変位度を測定する。
を与えない方向に向かう状態で缶移動する時は前側缶蓋
端部B又は後側缶蓋端部Cの測距値から缶蓋中心部Aの
測距値を減じた値によって缶蓋1の変位度を測定し、前
記タブ4が缶移動方向に対し前方又は後方に向かう状態
で缶移動する時は前側缶蓋端部Bと後側缶蓋端部Cの測
距値のうち大きい値の方の測距値をとり、この大きい値
の測距値から缶蓋中心部Aの測距値を減じた値によって
缶蓋の変位度を測定する。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例をビール
缶を例に説明する。図1はビール缶を上から見た平面
図、図2は図1のa―a線に沿う縦断面図であり、開缶
用のタブ4が缶蓋1に中心かしめ部材5によってカシメ
つけられたビール缶からなるプルトップ缶を示してい
る。
缶を例に説明する。図1はビール缶を上から見た平面
図、図2は図1のa―a線に沿う縦断面図であり、開缶
用のタブ4が缶蓋1に中心かしめ部材5によってカシメ
つけられたビール缶からなるプルトップ缶を示してい
る。
【0010】このビール缶としてのプルトップ缶は、そ
の缶胴2が0.08〜0.09mmと薄いが缶底部3は絞られてい
ないため0.25〜0.35mmの板厚である。また缶蓋1の形状
は複雑であり、タブ4で開缶し易い形状に加工されてい
るため凹凸が多い。
の缶胴2が0.08〜0.09mmと薄いが缶底部3は絞られてい
ないため0.25〜0.35mmの板厚である。また缶蓋1の形状
は複雑であり、タブ4で開缶し易い形状に加工されてい
るため凹凸が多い。
【0011】ビール缶の場合、缶胴2,缶蓋1,タブ
4,かしめ部材5が共にアルミ材で形成されるが、缶内
に充填されるビールは正圧のため、もっとも内圧の影響
を受ける缶蓋1が変位して外方に膨らむことになる。
4,かしめ部材5が共にアルミ材で形成されるが、缶内
に充填されるビールは正圧のため、もっとも内圧の影響
を受ける缶蓋1が変位して外方に膨らむことになる。
【0012】ところが、缶胴2に微小な穴があいていた
り、缶胴2と缶蓋1との巻締め部に巻締め不十分な個所
があると、缶内圧は減少し、缶蓋1は変位せず外方へ膨
らまない。
り、缶胴2と缶蓋1との巻締め部に巻締め不十分な個所
があると、缶内圧は減少し、缶蓋1は変位せず外方へ膨
らまない。
【0013】図5は缶内圧と缶蓋変位との関係を示した
ものであり、縦軸に変位8をとり、横軸に内圧7をとる
と、内圧が無いPoのとき変位も無くVoとなる。内圧
7を上げていくと、変位8も略直線的に変化し、正常の
内圧Pnに達すると変位8はVhとなる。
ものであり、縦軸に変位8をとり、横軸に内圧7をとる
と、内圧が無いPoのとき変位も無くVoとなる。内圧
7を上げていくと、変位8も略直線的に変化し、正常の
内圧Pnに達すると変位8はVhとなる。
【0014】内圧7が零の缶の変位をテストした結果、
変位のバラツキは認められなかったが、正常内圧Pnの
缶で変位をテストした結果、変位に僅かなバラツキが認
められたものの、そのバラツキは±5μm以内であり、
缶蓋中心部の膨らみの平均値は20μmであった。そのた
め、不良缶として排除する内圧は75%のPs点以下と
なり、対応する変位はVsとなる。即ち、変位Vsより小
さい変位の缶は不良缶となる。
変位のバラツキは認められなかったが、正常内圧Pnの
缶で変位をテストした結果、変位に僅かなバラツキが認
められたものの、そのバラツキは±5μm以内であり、
缶蓋中心部の膨らみの平均値は20μmであった。そのた
め、不良缶として排除する内圧は75%のPs点以下と
なり、対応する変位はVsとなる。即ち、変位Vsより小
さい変位の缶は不良缶となる。
【0015】ここで示した値は、X社の500ml缶のもので
あり、他社あるいは缶容量によって異なるので、Vsの設
定はその条件に応じテストデータをとる必要がある。
あり、他社あるいは缶容量によって異なるので、Vsの設
定はその条件に応じテストデータをとる必要がある。
【0016】而して、前記のようなプルトップ缶を対象
とした本発明の缶内圧検査装置は、プルトップ缶の缶内
圧検査位置に、缶移動方向前側の缶端部を缶移動(前記
缶はベルトコンベア上に乗って図3に示す矢印9の方向
に移動する)に関連して順次に検出する第1、第2、第3
の位置検出センサP1,P2,P3を所定の間隔X1,X2を存して
図3(a)の如く配設すると共に、この第1の位置検出セン
サP1の少し手前の位置に該センサP1によって前記缶端部
を図3(a)の如く検出する時に缶移動方向前側の缶蓋端
部Bの上方位置に定置し該定位置から缶蓋面までの距離
Hを同時に測距する固定の距離検出センサDを設ける。
とした本発明の缶内圧検査装置は、プルトップ缶の缶内
圧検査位置に、缶移動方向前側の缶端部を缶移動(前記
缶はベルトコンベア上に乗って図3に示す矢印9の方向
に移動する)に関連して順次に検出する第1、第2、第3
の位置検出センサP1,P2,P3を所定の間隔X1,X2を存して
図3(a)の如く配設すると共に、この第1の位置検出セン
サP1の少し手前の位置に該センサP1によって前記缶端部
を図3(a)の如く検出する時に缶移動方向前側の缶蓋端
部Bの上方位置に定置し該定位置から缶蓋面までの距離
Hを同時に測距する固定の距離検出センサDを設ける。
【0017】この距離検出センサDは、前記缶の移動に
より第2の位置検出センサP2が前記缶端部を図3(b)の
如く検出する時に缶蓋中心部Aの上方に位置して該定位
置から缶蓋中心部Aまでの距離Lを同時に測距でき、前
記缶の移動により第3の位置検出センサP3が前記缶端部
を図3(c)の如く検出する時に缶移動方向後側の缶蓋端
部Cの上方に位置して該定位置から缶蓋面までの距離H
を同時に測距できる配置とされる。
より第2の位置検出センサP2が前記缶端部を図3(b)の
如く検出する時に缶蓋中心部Aの上方に位置して該定位
置から缶蓋中心部Aまでの距離Lを同時に測距でき、前
記缶の移動により第3の位置検出センサP3が前記缶端部
を図3(c)の如く検出する時に缶移動方向後側の缶蓋端
部Cの上方に位置して該定位置から缶蓋面までの距離H
を同時に測距できる配置とされる。
【0018】そして、この距離検出センサDは、前記タ
ブ4が缶移動方向に対し前方(図3、図4において点線で
示した向き)又は後方(図3、図4において実線で示した
向き)に向かう状態で缶移動する時に、前側缶蓋端部B
又は後側缶蓋端部Cの位置においてタブ4先端部の影響
を受ける距離hを測距できるものが適用される。
ブ4が缶移動方向に対し前方(図3、図4において点線で
示した向き)又は後方(図3、図4において実線で示した
向き)に向かう状態で缶移動する時に、前側缶蓋端部B
又は後側缶蓋端部Cの位置においてタブ4先端部の影響
を受ける距離hを測距できるものが適用される。
【0019】図3は位置検出センサP1,P2,P3と距離検出
センサDとの検出タイミングを示す模式図であり、測定
対象のプルトップ缶は矢印9の方向に移動する。以下、開
缶用のタブ4が缶移動方向に対し後方に向かう状態(図
3、図4において実線で示す状態)で缶移動される場合
について説明する。
センサDとの検出タイミングを示す模式図であり、測定
対象のプルトップ缶は矢印9の方向に移動する。以下、開
缶用のタブ4が缶移動方向に対し後方に向かう状態(図
3、図4において実線で示す状態)で缶移動される場合
について説明する。
【0020】図3(a)に示すように、第1の位置検出セ
ンサP1によって缶の端部を検出し、この検出と同時に距
離検出センサDによって缶蓋端部Bの距離Hを測距す
る。 さらに前記缶が矢印9の方向に進み、図3(b)の状
態になると、第2の位置検出センサP2により缶の端部を
検出し、この検出と同時に距離検出センサDによって缶
蓋中心部Aの距離Lを測距する。さらに前記缶が矢印9
の方向に進み、図3(c)の状態になると、第3の位置検出
センサP3により缶の端部を検出し、この検出と同時に距
離検出センサDによって缶蓋端部Cのタブ先端部の影響
を受ける距離hを測距する。
ンサP1によって缶の端部を検出し、この検出と同時に距
離検出センサDによって缶蓋端部Bの距離Hを測距す
る。 さらに前記缶が矢印9の方向に進み、図3(b)の状
態になると、第2の位置検出センサP2により缶の端部を
検出し、この検出と同時に距離検出センサDによって缶
蓋中心部Aの距離Lを測距する。さらに前記缶が矢印9
の方向に進み、図3(c)の状態になると、第3の位置検出
センサP3により缶の端部を検出し、この検出と同時に距
離検出センサDによって缶蓋端部Cのタブ先端部の影響
を受ける距離hを測距する。
【0021】このようにして測距した缶蓋中心部A、缶
蓋端部B,Cの測距値は、缶蓋端部B,Cの測距値のう
ち大きい値の方の測距値(距離Hの方の測距値)をと
り、この大きい値の測距値から缶蓋中心部Aの測距値
(距離Lの測距値)を減じた値によって缶蓋1の変位
度、即ち膨らみを測定する。
蓋端部B,Cの測距値は、缶蓋端部B,Cの測距値のう
ち大きい値の方の測距値(距離Hの方の測距値)をと
り、この大きい値の測距値から缶蓋中心部Aの測距値
(距離Lの測距値)を減じた値によって缶蓋1の変位
度、即ち膨らみを測定する。
【0022】なお、前記タブ4が距離検出センサDに対
し影響を与えない方向(例えば缶移動方向に対し直交す
る方向等)に向かう状態で缶移動する時は、前側缶蓋端
部B又は後側缶蓋端部Cの測距値から缶蓋中心部Aの測
距値を減じた値によって缶蓋1の変位度を測定する。ま
た、前記タブ4が缶移動方向に対し前方に向かう状態で
缶移動する時は、後方に向かう状態で缶移動する場合と
同様に前側缶蓋端部B又は後側缶蓋端部Cの測距値のう
ち大きい値の方の測距値(距離Hの方の測距値)をと
り、この大きい値の測距値から缶蓋中心部Aの測距値を
減じた値によって缶蓋の変位度を測定する。
し影響を与えない方向(例えば缶移動方向に対し直交す
る方向等)に向かう状態で缶移動する時は、前側缶蓋端
部B又は後側缶蓋端部Cの測距値から缶蓋中心部Aの測
距値を減じた値によって缶蓋1の変位度を測定する。ま
た、前記タブ4が缶移動方向に対し前方に向かう状態で
缶移動する時は、後方に向かう状態で缶移動する場合と
同様に前側缶蓋端部B又は後側缶蓋端部Cの測距値のう
ち大きい値の方の測距値(距離Hの方の測距値)をと
り、この大きい値の測距値から缶蓋中心部Aの測距値を
減じた値によって缶蓋の変位度を測定する。
【0023】図4は検出位置を設定する一例の模式図で
あり、第1の位置検出センサP1と距離検出センサDとの
間隔は、前記センサP1が缶端部検出位置にあるとき距離
検出センサDが缶蓋端部Bの測距位置にある間隔に設定
されている。第2の位置検出センサP2は缶蓋端部Bと缶
蓋中心部Aとの間隔Xと等間隔のX1点に設置され、第3の
位置検出センサP3は缶蓋中心部Aと缶蓋端部Cとの間隔
X3と等間隔のX2点に設置されることを示している。
あり、第1の位置検出センサP1と距離検出センサDとの
間隔は、前記センサP1が缶端部検出位置にあるとき距離
検出センサDが缶蓋端部Bの測距位置にある間隔に設定
されている。第2の位置検出センサP2は缶蓋端部Bと缶
蓋中心部Aとの間隔Xと等間隔のX1点に設置され、第3の
位置検出センサP3は缶蓋中心部Aと缶蓋端部Cとの間隔
X3と等間隔のX2点に設置されることを示している。
【0024】以上の如く、本発明は缶蓋1の変位を最も
膨らみの大きい缶蓋中心部Aと、内圧の影響を受けず膨
らみの小さい2箇所の缶蓋端部B,Cの合計3個所を測
距し、この缶蓋端部B,Cの測距値のうち大きい値の方
の測距値(距離Hの方の測距値)をとり、この大きい値
の測距値から缶蓋中心部Aの測距値(距離Lの測距値)
を減じた値によって缶蓋1の変位度、即ち膨らみを測定
することになる。
膨らみの大きい缶蓋中心部Aと、内圧の影響を受けず膨
らみの小さい2箇所の缶蓋端部B,Cの合計3個所を測
距し、この缶蓋端部B,Cの測距値のうち大きい値の方
の測距値(距離Hの方の測距値)をとり、この大きい値
の測距値から缶蓋中心部Aの測距値(距離Lの測距値)
を減じた値によって缶蓋1の変位度、即ち膨らみを測定
することになる。
【0025】前記のように缶蓋端部B,Cを2箇所測距
するのは、開缶用タブ4の影響を避けるためであり、正圧
缶の場合は測距値の大きい値がタブ4の影響を受けてい
ない。
するのは、開缶用タブ4の影響を避けるためであり、正圧
缶の場合は測距値の大きい値がタブ4の影響を受けてい
ない。
【0026】本実施例では、正圧缶の例を述べたが、負圧
缶の場合も缶蓋1の変位が逆になるだけで全く同一の検
査装置となる。
缶の場合も缶蓋1の変位が逆になるだけで全く同一の検
査装置となる。
【0027】
【発明の効果】本発明の缶内圧検査装置は、缶移動部上
方の定位置から移動缶の蓋面までの距離を距離検出セン
サDにより複数個所(缶移動方向前側の蓋端部Bと缶蓋
中心部Aと缶移動方向後側の蓋端部Cとの3個所)で測
距し、前側缶蓋端部Bと後側缶蓋端部Cの測距値のうち
大きい値の方の測距値をとり、この大きい値の測距値か
ら缶蓋中心部Aの測距値を減じた値によって缶蓋の変位
度を測定するものであるから、開缶用のタブ4が缶蓋1
に付いているプルトップ缶の缶蓋1の変位度を、開缶用
タブ4がどのような方向に向いた状態で缶移動しても正
確に測定することができる。
方の定位置から移動缶の蓋面までの距離を距離検出セン
サDにより複数個所(缶移動方向前側の蓋端部Bと缶蓋
中心部Aと缶移動方向後側の蓋端部Cとの3個所)で測
距し、前側缶蓋端部Bと後側缶蓋端部Cの測距値のうち
大きい値の方の測距値をとり、この大きい値の測距値か
ら缶蓋中心部Aの測距値を減じた値によって缶蓋の変位
度を測定するものであるから、開缶用のタブ4が缶蓋1
に付いているプルトップ缶の缶蓋1の変位度を、開缶用
タブ4がどのような方向に向いた状態で缶移動しても正
確に測定することができる。
【0028】更に、本発明の缶内圧検査装置は、缶移動方
向前側の缶端部を缶移動途上で検出するための位置検出
センサが缶内圧検査位置に所定の間隔X1,X2を存して配
設した第1、第2、第3の位置検出センサP1,P2,P3の3
個であるから、従来の如き複雑なパルス制御が不要とな
り、また実際に到来した移動缶を前記センサP1,P2,P3
で直接的に検出することができるので、コンベア上での
缶スリップ(缶がコンベア上で一時的にスリップする現
象)等が生じても、缶蓋中心部の測距と缶蓋端部の測距
を正確に行うことができ、従来のような測距誤差の問題
を容易に解消することができる。
向前側の缶端部を缶移動途上で検出するための位置検出
センサが缶内圧検査位置に所定の間隔X1,X2を存して配
設した第1、第2、第3の位置検出センサP1,P2,P3の3
個であるから、従来の如き複雑なパルス制御が不要とな
り、また実際に到来した移動缶を前記センサP1,P2,P3
で直接的に検出することができるので、コンベア上での
缶スリップ(缶がコンベア上で一時的にスリップする現
象)等が生じても、缶蓋中心部の測距と缶蓋端部の測距
を正確に行うことができ、従来のような測距誤差の問題
を容易に解消することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の対象とするプルトップ缶(ビー
ル缶)の平面図。
ル缶)の平面図。
【図2】図1のA―A線に沿う縦断面図。
【図3】本発明の缶内圧検査装置の一実施例を示す説明
図であって、分図(a)は缶移動方向前側の缶蓋端部を
測距する状態図、分図(b)は缶蓋中心部を測距する状
態図、分図(c)は缶移動方向後側の缶蓋端部を測距す
る状態図。
図であって、分図(a)は缶移動方向前側の缶蓋端部を
測距する状態図、分図(b)は缶蓋中心部を測距する状
態図、分図(c)は缶移動方向後側の缶蓋端部を測距す
る状態図。
【図4】各センサの配置距離を示す模式図。
【図5】缶蓋の変位と内圧との関係を示す説明図。
1…缶蓋、 2…缶胴、 4…開缶用タブ、 P1…第1の位置検出センサ、 P2…第2の位置検出センサ、 P3…第3の位置検出センサ、 B…缶移動方向前側の缶蓋端部、 C…缶移動方向後側の缶蓋端部、 D…距離検出センサ。
Claims (1)
- 【請求項1】 密封容器の内部圧力に応じて発生する缶
蓋の変位度を複数個所で測定して該内部圧力が所定圧力
の範囲であるか否かを容器移動途上で検出する缶内圧検
査装置において、 前記密封容器を開缶用のタブ4が缶蓋1に付いているプ
ルトップ缶とし、このプルトップ缶の缶内圧検査位置に
缶移動方向前側の缶端部を缶移動に関連して順次に検出
する第1、第2、第3の位置検出センサP1,P2,P3を所定
の間隔X1,X2を存して配設すると共に、この第1の位置検
出センサP1によって前記缶端部を検出する時に缶移動方
向前側の缶蓋端部Bの上方位置に定置し該定位置から缶
蓋面までの距離Hを同時に測距する距離検出センサDを
設けたこと、 この距離検出センサDは前記缶の移動により第2の位置
検出センサP2が前記缶端部を検出する時に缶蓋中心部A
の上方に位置して該定位置から缶蓋中心部Aまでの距離
Lを同時に測距でき、前記缶の移動により第3の位置検
出センサP3が前記缶端部を検出する時に缶移動方向後側
の缶蓋端部Cの上方に位置して該定位置から缶蓋面まで
の距離Hを同時に測距できる配置とされ、前記タブ4が
缶移動方向に対し前方又は後方に向かう状態で缶移動す
る時は前側缶蓋端部B又は後側缶蓋端部Cの位置におい
てタブ4の先端部の影響を受ける距離hを測距できるよ
うにしたこと、 前記タブ4が距離検出センサDに対し影響を与えない方
向に向かう状態で缶移動する時は前側缶蓋端部B又は後
側缶蓋端部Cの測距値から缶蓋中心部Aの測距値を減じ
た値によって缶蓋1の変位度を測定し、前記タブ4が缶
移動方向に対し前方又は後方に向かう状態で缶移動する
時は前側缶蓋端部Bと後側缶蓋端部Cの測距値のうち大
きい値の方の測距値をとり、この大きい値の測距値から
缶蓋中心部Aの測距値を減じた値によって缶蓋の変位度
を測定することを特徴とする缶内圧検査装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP05227955A JP3140890B2 (ja) | 1993-08-20 | 1993-08-20 | 缶内圧検査装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP05227955A JP3140890B2 (ja) | 1993-08-20 | 1993-08-20 | 缶内圧検査装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0755627A JPH0755627A (ja) | 1995-03-03 |
| JP3140890B2 true JP3140890B2 (ja) | 2001-03-05 |
Family
ID=16868885
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP05227955A Expired - Fee Related JP3140890B2 (ja) | 1993-08-20 | 1993-08-20 | 缶内圧検査装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3140890B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE19703528B4 (de) * | 1996-11-25 | 2008-12-24 | Krones Ag | Verfahren und Vorrichtung zur Dichtigkeitsprüfung von verschlossenen Flaschen o. dgl. |
| JPH11193016A (ja) * | 1997-12-26 | 1999-07-21 | Toyo Seikan Kaisha Ltd | 内圧検査適性を有する低陽圧缶詰及びその缶体 |
| JP5454750B2 (ja) * | 2008-03-05 | 2014-03-26 | 東洋製罐株式会社 | 缶詰の内圧検査方法及びその装置 |
| JP6169341B2 (ja) * | 2012-10-24 | 2017-07-26 | 大和製罐株式会社 | 密封容器の内圧検査装置および方法 |
-
1993
- 1993-08-20 JP JP05227955A patent/JP3140890B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0755627A (ja) | 1995-03-03 |
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|---|---|---|---|
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