JP3185100B2 - 電磁石 - Google Patents
電磁石Info
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Description
回されるボビンを有し、前記ボビン内で可動鉄心が摺動
するように構成される電磁石に関する。
ビンと、ボビンに巻回される磁気コイルと、ボビン内に
配置される固定鉄心と、固定鉄心に対して接近離隔する
ように摺動される可動鉄心と、を備えている。そして、
一般的には、可動鉄心は磁気コイルの励磁により固定鉄
心に吸着されるように作動されている。
て油圧電磁弁等に広く使用されている。この電磁石20
は、コイルアッシー21と、コイルアッシー21内に嵌
合されるチューブアッシー26と、コイルアッシー21
とチューブアッシー26とを固定するナット31と、を
有して構成され、コイルアッシー21は中空丸状の磁性
体の外ケース22内に磁気コイル23が巻回された中空
状のボビン24とヨーク25が樹脂により一体的に成型
され、チューブアッシー26は、固定鉄心27と可動鉄
心28とを有し、さらに固定鉄心27と可動鉄心28を
嵌合するパイプ29と、を有して構成されている。パイ
プ29は、リング状の非磁性体で形成されボビン24の
中空部内周面に挿入されるとともに、一端は固定鉄心2
7に係合し溶着され、内周面に固定鉄心27に対して接
近離隔する可動鉄心28が摺動可能に配置されている。
また、パイプ29の他端はストッパ30が溶着され、コ
イルアッシー21とチューブアッシー26を一体的に固
定するために、ナット31がストッパ30に螺合されて
取り付けられていた。
ないピンが挿通される貫通孔27aが油通路を含めて形
成されるとともに、先端部外周に雄ねじ27bが形成さ
れ雄ねじ27bによって図示しない弁体に取り付けられ
る。可動鉄心28には外周面の片面あるいは両面に、油
が循環されるための油溝28aが軸方向に形成され、固
定鉄心27側から流入された油が可動鉄心28を通りス
トッパ30側まで循環されていた。そして、必要な箇所
には油の洩れ防止のためのシールが配設されていた。
しくなってくると、従来の電磁石においても価格的な見
直しを図らなければならない。特に油浸型の電磁石20
にあっては内部に油が循環するため非磁性体のパイプ2
9が配置されている。パイプ29は一端が固定鉄心27
に係合され他端が外ケース22より後方に突出するよう
に配置されているので、パイプ29の中空部を塞ぐため
のストッパ30が必要になっていた。しかし、価格見直
しに当たっては部品点数を減少することがコスト低減に
繋がるため、特にパイプ29やストッパ30及びナット
31を削除することによる部品の見直しがなされてき
た。
あり、ボビンを改良することによって従来のパイプやナ
ット及びストッパを削除し、そのためにコスト低減を図
ることのできる電磁石を提供することを目的とする。
石では、上記の課題を解決するために以下のように構成
するものである。即ち、中空状のボビン内に配置される
固定鉄心と、前記固定鉄心に接近離隔するように摺動さ
れる可動鉄心と、を備え、前記可動鉄心が前記ボビンに
巻回される磁気コイルの励磁によって作動されるように
構成された電磁石であって、前記ボビンが、一方の端部
を塞ぐように形成される壁部と、外周面から外方に向か
って形成される一対の磁気コイル収納壁部と、前記磁気
コイル収納壁の一方の壁部から隙間部を介して、外方に
向かって形成されるフランジ板と、を有して一体的に形
成され、前記ボビンの内周面に、直接前記固定鉄心及び
前記可動鉄心が嵌合されることを特徴とするものであ
る。
前記固定鉄心を嵌合する第1嵌合面と前記可動鉄心を嵌
合する第2嵌合面とを有し、前記第1嵌合面が前記第2
嵌合面より大径に形成されることを特徴とするものであ
ればよい。
面に、軸方向に沿って複数個の凸部が形成され、前記凸
部の先端面に沿って前記可動鉄心が摺動可能に配置され
ることを特徴とするものである。
に沿って少なくとも1個の凹部が形成されることを特徴
とするものであってもよい。
て凸部が形成されることを特徴とするものであってもよ
い。
気コイル収納部と前記フランジ板との間に形成される隙
間部に、前記磁気コイルから接続されたリード線が収納
されることを特徴とするものであればよい。
合面側に狭小になるようなテーパ面を有して形成され、
前記固定鉄心が前記テーパ面と略同形状なテーパ部を有
することを特徴とするものであればなお好ましい。
図面に基づいて説明する。
丸状の外ケース3と、外ケース3内に配置されるボビン
5と、ボビン5を巻回するように配置されるコイル7
と、ボビン5内に配置される固定鉄心9・可動鉄心11
と、を有している。
(図1中、下方)がフランジ部3aを有して開口され、
後部(図1中、上部)が本体部3bに対して小径に形成
されるとともに後端部は後壁3cを有して閉口され全体
に円筒状に形成されている。
れ、前端部が開口され後端部が後壁5aを有して閉口さ
れている。また、ボビン5の前端部と中間部の外周面に
は、外方に向かって一対のコイル収納壁51・52が外
ケース3内に収納されるように形成され、コイル収納壁
51・52内にコイル7が巻回されて収納される。ま
た、後端部側には、後側のコイル収納壁52と間隔を有
して円板状のフランジ板53が外ケース3内に収納され
るように形成され、コイル収納壁52とフランジ板53
と間に形成される隙間部5bにコイル7のリード線7a
が収納され、フランジ板53と外ケース3の本体部3b
の後端面との間には磁性体のヨーク13が配設される。
ボビン5の後壁5a内部には内方に向かって凸状のスト
ッパ部54が形成され、可動鉄心11が後壁5aに接触
したときに油で密着しないように、可動鉄心11の接着
面積を少なくしている。
すように、前端部側に固定鉄心9と嵌合する第1嵌合面
55が形成され、第1嵌合面55に連接されて後端部側
に可動鉄心11が嵌合される第2嵌合面56が形成され
ている。そして第1嵌合面55は第2嵌合面56より大
径に形成され、固定鉄心9の後端面が第2嵌合面56の
前端面に当接することによって、固定鉄心9が位置決め
される。
すように、軸方向に沿って複数個の凹状の油溝57が形
成され、油通路を形成している。この油溝57は1個だ
けでもよく、また等間隔に複数個形成されてもよい。な
お、油通路としては、図4に示すように、第2嵌合面5
6に軸方向に沿って、内方に突起するリブ58を等間隔
に形成するようにしてもよい。そしてリブ58先端部を
円弧面に形成し、円弧面の先端面58aに可動鉄心11
が摺動可能に嵌合するように構成すれば、それぞれのリ
ブ58間が油通路として形成される。
1嵌合面55に嵌合され、その後端面が凹部9aを有す
るとともに、第2嵌合面56の前端面に当接し、固定鉄
心9の前端面はボビン5の前端面のコイル収納壁51よ
り前方に突出している。そして、固定鉄心9とボビン5
内部前端部との間にOリング15が取り付けられてい
る。また、固定鉄心9の軸心部には貫通孔9bが形成さ
れ、図示しないピンが挿入されるとともに外部から流入
される油の通路としての役割を果たしている。
1との吸着解除の際に残留磁気を少なくするためのリブ
9cが形成されている。
第2嵌合面56に摺動可能に嵌合されるように丸状に形
成され、前端面に固定鉄心9の凹部9aに係合する凸部
11aが形成されている。そして、コイル7の励磁によ
って固定鉄心9に吸着され、コイル7の励磁を解除する
ことによって、図示しないばねの付勢力でボビン5の後
壁5aに向かって摺動する。
ース3のフランジ部3aを、例えば油圧弁体に取り付け
ることによって油圧電磁弁を構成する。この場合、可動
鉄心9と弁体との間には弁体のスプールを移動させるた
めのピン(図示せず)が固定鉄心9の貫通孔9bに挿通
されながら配設されている。該ピンは丸状で両面に切欠
面が形成されているため、貫通孔9bとピンの切欠面と
の間から油が電磁石1側に流入される。そして、コイル
7を励磁すると、固定鉄心9・可動鉄心11・ヨーク1
3・外ケース3に磁界が発生し、可動鉄心11は固定鉄
心9に吸着する方向に移動して、固定鉄心9の凹部9a
に可動鉄心11の凸部11aを係合させる。
9と可動鉄心11との間には磁界が消磁するため、図示
しないばねにより前記ピンを介して可動鉄心11が固定
鉄心9から離隔する方向に移動することになる。
部の後壁5aを有して筒状に一体的に形成されているの
で、従来のパイプやストッパ及びナットを削除すること
ができるとともに、電磁石1内に流入された油のシール
部材を、固定鉄心9とボビン5の先端部とに配設された
Oリング15の1箇所だけですみ、この点においてもコ
ストの低減を図ることができる。
限らず各種の形態が考えられる。例えば、図6〜7に示
すように、固定鉄心が嵌合されるボビンの第1嵌合面の
一部がテーパ状に形成されていてもよい。
状に形成され、前端部が開口され後端部が後壁60aを
有して閉口されている。また、ボビン60の前端部と中
間部の外周面には、外方に向かって一対のコイル収納壁
61・62が外ケース73内に収納されるように形成さ
れ、コイル収納壁61・62内にコイル68が巻回され
て収納される。また、後端部側には、後側のコイル収納
壁62と間隔を有して円板状のフランジ板63が外ケー
ス73内に収納されるように形成され、コイル収納壁6
2とフランジ板63と間に形成される隙間部60bにコ
イル68のリード線68aが収納され、フランジ板63
と外ケース73の本体部73bの後端面との間には磁性
体のヨーク74が配設される。ボビン60の後壁60a
内部には内方に向かってストッパ部64が形成され、可
動鉄心71がストッパ部64に接触したときに油で密着
しないように、可動鉄心71の接着面積を少なくしてい
る。
示すように、前端部側に固定鉄心69と嵌合する第1嵌
合面65が形成され、第1嵌合面65に連接されて後端
部側に可動鉄心71が嵌合される第2嵌合面66が形成
されている。そして第1嵌合面65は、第2嵌合面66
側に向かって狭小になるようなテーパ面65aとテーパ
面65aの先端側に配置される平行面65bとを有して
形成されている。テーパ面65aの第2嵌合面66と連
接する部分は第2嵌合面66と同等か僅かに大きく形成
されている。
に沿って複数個の凹状の油溝67が、前述と同様、形成
され、油通路を形成している。
ーパ面65aと略同形状同寸法のテーパ部69aを有し
て第1嵌合面65に嵌合され、その後端面が第2係合面
の先端面に当接する。また、固定鉄心69のテーパ面6
5aの前端部は、ボビン5の第1嵌合面65の平行面6
5b、及び図示しない弁体に嵌合するために、テーパ部
69aの先端縁から先端側に向かって平行部69bが形
成される。平行部69bの後端縁部はボビン60のコイ
ル収納壁61の先端面より僅かに後方(内方)に位置
し、固定鉄心69のコイル収納壁61前端面部に前述と
同様のOリング15が嵌入される。なお、その他の部位
は前述と同様である。
が弁体側から受ける負荷をボビン60のテーパ面65a
で受けるため、耐圧面積を大きくでき長寿命に繋げるこ
とができる。
限らず、固定鉄心69の後部に平行面を形成し、その平
行面をボビン60の第2嵌合面66に嵌合させ、中間部
にテーパ面部を形成するようにしてもよい。
ビン内に配置される固定鉄心と、前記固定鉄心に接近離
隔するように摺動される可動鉄心と、を備え、前記可動
鉄心が前記ボビンに巻回される磁気コイルの励磁によっ
て作動されるように構成されたものであり、前記ボビン
が、一方の端部を塞ぐように形成される壁部と、外周面
から外方に向かって形成される一対の磁気コイル収納壁
部と、前記磁気コイル収納壁の一方の壁部から隙間部を
介して、外方に向かって形成されるフランジ板と、を有
して一体的に形成され、前記ボビンの内周面に、直接前
記固定鉄心及び前記可動鉄心が嵌合されている。そのた
め、従来構成されていたパイプやストッパ及びナットを
削除することができ、部品点数を少なくすることでコス
ト低減を図ることができる。
心を嵌合する第1嵌合面と前記可動鉄心を嵌合する第2
嵌合面とを有し、前記第1嵌合面が前記第2嵌合面より
大径に形成されているので、前記固定鉄心を前記ボビン
内に位置決めできる。従って、この点においても、従来
固定鉄心の端部を位置決めしていたパイプを削除するこ
とが可能となる。
に沿って凹状の油溝や凸状のリブを複数個配設するよう
に形成すれば、可動鉄心に油溝を形成することがないた
め可動鉄心を廉価に製造できるとともに、可動鉄心の前
後に油が循環され、電磁石の寿命を長くすることができ
る。
って凸部が形成されていれば、可動鉄心が前記壁部側に
摺動して前記凸部に接触したときに、油で密着しないよ
うに可動鉄心の接触面積を少なくすることができ、可動
鉄心を速やかに摺動移動させることができる。
磁気コイル収納部と前記フランジ板との間に形成される
隙間部に、前記磁気コイルから接続されたリード線を収
納されることができ、コンパクトに形成される。
に狭小になるようなテーパ面を有して形成され、前記固
定鉄心が前記テーパ面と略同形状なテーパ部を有するよ
うに形成すれば、前記固定鉄心の弁体側からの負荷を前
記ボビンのテーパ面で受けることができ、耐圧面積を大
きくし寿命を長くすることができる。
示す図
Claims (7)
- 【請求項1】 中空状のボビン内に配置される固定鉄心
と、前記固定鉄心に接近離隔するように摺動される可動
鉄心と、を備え、前記可動鉄心が前記ボビンに巻回され
る磁気コイルの励磁によって作動されるように構成され
た電磁石であって、 前記ボビンが、一方の端部を塞ぐように形成される壁部
と、外周面から外方に向かって形成される一対の磁気コ
イル収納壁部と、前記磁気コイル収納壁の一方の壁部か
ら隙間部を介して、外方に向かって形成されるフランジ
板と、を有して一体的に形成され、 前記ボビンの内周面に、直接前記固定鉄心及び前記可動
鉄心が嵌合されることを特徴とする電磁石。 - 【請求項2】 前記ボビンの内周面が、前記固定鉄心を
嵌合する第1嵌合面と前記可動鉄心を嵌合する第2嵌合
面とを有し、前記第1嵌合面が前記第2嵌合面より大径
に形成されることを特徴とする請求項1記載の電磁石。 - 【請求項3】 前記ボビンの第2嵌合面に、軸方向に沿
って複数個の凸部が形成され、前記凸部の先端面に沿っ
て前記可動鉄心が摺動可能に配置されることを特徴とす
る請求項2記載の電磁石。 - 【請求項4】 前記ボビンの第2嵌合面に、軸方向に沿
って少なくとも1個の凹部が形成されることを特徴とす
る請求項2記載の電磁石。 - 【請求項5】 前記ボビンの壁部に、内方に向かって凸
部が形成されることを特徴とする請求項1,2または3
記載の電磁石。 - 【請求項6】 前記ボビンの、前記磁気コイル収納部と
前記フランジ板との間に形成される隙間部に、前記磁気
コイルから接続されたリード線が収納されることを特徴
とする請求項1記載の電磁石。 - 【請求項7】 前記ボビンの第1嵌合面が、第2嵌合面
側に狭小になるようなテーパ面を有して形成され、前記
固定鉄心が前記テーパ面と略同形状なテーパ部を有する
ことを特徴とする請求項2,3,4,5または6記載の
電磁石。
Priority Applications (1)
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|---|---|---|---|
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Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9-161026 | 1997-06-18 | ||
| JP16102697 | 1997-06-18 | ||
| JP19409297A JP3185100B2 (ja) | 1997-06-18 | 1997-07-18 | 電磁石 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1174117A JPH1174117A (ja) | 1999-03-16 |
| JP3185100B2 true JP3185100B2 (ja) | 2001-07-09 |
Family
ID=26487300
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19409297A Expired - Lifetime JP3185100B2 (ja) | 1997-06-18 | 1997-07-18 | 電磁石 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3185100B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| CN110886875B (zh) * | 2019-12-26 | 2024-07-05 | 鞍山电磁阀有限责任公司 | 双电控多通电磁阀 |
| JP7369084B2 (ja) * | 2020-04-24 | 2023-10-25 | ダイニチ工業株式会社 | 気化装置 |
-
1997
- 1997-07-18 JP JP19409297A patent/JP3185100B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH1174117A (ja) | 1999-03-16 |
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