JP3196830B2 - 半導体装置及びその製造方法 - Google Patents

半導体装置及びその製造方法

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JP3196830B2
JP3196830B2 JP01201698A JP1201698A JP3196830B2 JP 3196830 B2 JP3196830 B2 JP 3196830B2 JP 01201698 A JP01201698 A JP 01201698A JP 1201698 A JP1201698 A JP 1201698A JP 3196830 B2 JP3196830 B2 JP 3196830B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体装置に
、特に、トレンチ分離(STI;shallowtr
ench isolation)におけるリーク電流の
防止と集積度向上に好適な半導体装置及びその製造方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】一般的に、半導体装置に広く用いられる
選択酸化による素子分離方法(local oxida
tion of silicon;LOCOS)は、側
面酸化膜によるバーズビーク、熱処理で誘起されるバッ
ファ層の応力によるシリコン基板の結晶欠陥およびチャ
ネル形成を阻止するためにイオン注入された不純物の再
分布などの問題により、半導体装置の電気的特性の向上
および高集積を妨げる原因となっている。
【0003】LOCOS法の問題点を改善するための方
法の一つとして、半導体基板をエッチングしてトレンチ
を形成し、これに絶縁膜を埋め込んで素子分離層を形成
するトレンチ分離(STI;shallow tren
ch isolation)が提案された。このSTI
は、素子分離の形成において、LOCOSのように熱酸
化工程によらないため、熱酸化工程に誘発されるLOC
OS法の短所をある程度軽減することができる。STI
法によれば、STIの深さを調節することにより、1G
ビットクラス以上のDRAMの高集積化のために必要な
0.2μm以下の幅を有する素子分離領域(トレンチ)
の形成が可能である。
【0004】図7及び図8は、従来のトレンチ分離方法
にて製作されたMOSFETの問題点を説明するための
平面図および断面図である。
【0005】図7において、201が素子領域、202
がゲート電極、203がコンタクト孔である、図に示さ
れるように、コンタクト孔203が素子領域201の外
側にずれて形成されると、素子分離領域すなわち分離用
トレンチ205部分をエッチングすることになり、素
子、例えばMOSFETを形成した際の、リーク電流発
生の原因となる。
【0006】これは、図8に示すようにコンタクト孔2
03を開口した時に、分離用トレンチ205がのった部
分は、分離用トレンチ205内の層間絶縁膜207が
ッチングされ、拡散層206のオーバーエッチング領域
208となる。これは、拡散層206の拡散層領域より
も深く開口されるために、この内部にコンタクトの埋め
込み部材を埋め込んでも、拡散層206より深い部分に
埋め込み部材が直接埋設されるため、電気的にリークを
発生させる原因となる。204はシリコン基板を示して
いる。
【0007】このような、分離用トレンチ205にコン
タクト孔203がのるといった間違いを防止するため
に、分離用トレンチ205フォトリソグラフィーで決
定される最小寸法よりも小さく製作する方法が開示され
ている。
【0008】図9〜図13の、1994 シンポジウム
オン ブイエルエスアイ テクノロジー (Symp
osium on VLSI Technology)
p.19−20 「A Straight−Line
Isolation andTrench−Gate
Transistor(SLIT)Cell for
Giga−bit DRAMs」に示された方法につい
て説明する。
【0009】図9のように、初めにP型シリコン基板3
01を熱酸化し、酸化シリコン膜302を形成し、素子
分離領域を形成するためのフォトレジスト303をパタ
ーニングする。この時、フォトレジスト303は、フォ
トリソグラフィーで形成できる最小寸法になっている。
この状態から酸化シリコン膜302をP型シリコン基板
301が露出するまで、エッチングする。
【0010】続いて、図10の様に、酸化シリコン膜3
04を成膜し、さらに、図11の様に、ドライエッチン
技術を用いてエッチバックし、酸化シリコン膜302
に形成された、開口の側壁部分のみに側壁酸化シリコン
膜304aとして付設する。
【0011】さらに、図12の様に、P型シリコン基板
301をエッチングし、溝305を形成する。ここで、
図中に示したように、リソグラフィーで決定される最小
寸法よりも、側壁酸化シリコン膜304aの幅Sの間隔
だけ小さな開口幅で305が形成できる。
【0012】この状態から、酸化シリコン膜(図示しな
い)を堆積し、エッチバックを行なうことにより、P型
シリコン基板301内に酸化シリコン膜を埋め込み素子
分離 用トレンチ306が形成される。
【0013】このように、リソグラフィーで決定される
最小寸法より小さいサイズ素子分離用トレンチ306
が形成できるために、図78で示したコンタクトのず
れに対するマージンよりも、大きなマージンが確保でき
る。
【0014】しかし、図14に示すように、MOSFE
Tなどの素子を形成するためには、チャネルイオン注入
(図中の矢印B)をするための犠牲酸化膜307を形成
する必要がある。
【0015】この時、イオン注入後にこの犠牲酸化膜3
07を除去する際、素子分離用トレンチ306の上部分
の酸化膜も同時にエッチングされ、図15に示す凹部3
09が形成されてしまう。
【0016】この状態でMOSFETを形成すると、図
16のように、凹部309にゲート酸化膜310とゲー
ト電極311が埋め込まれる。従って、ゲート電極31
1に電圧が印加されると、凹部の角の部分の電界が、本
来のチャネルより強くなり(電界集中領域312)、こ
の角の部分において、反転層が先に形成される。そのた
め、この部分のスレショルド電圧が低下し、このMOS
FETの電気特性上、サブスレショルド電圧が変化する
ようになり、サブスレショルド領域で電流のハンプ現象
を起こす。従って、リーク電流の増加およびオン・オフ
特性の劣化を招く。なお、図14,15において、符号
308は不純物注入領域を示している。
【0017】また、上記の問題を回避する方法として、
特開平5−343515号公報に開示された方法があ
る。これを、図17〜図21に示す。
【0018】まず図17では、半導体基板401上に、
CVD酸化膜からなる第1の酸化膜402を形成する。
次に、素子分離領域を含む領域に対応する部分の第1の
酸化膜402を選択的に除去して開口する。この開口は
フォトリソグラフィーでの最小解像幅に設定される。
【0019】次いで、第2の酸化膜403を開口部を含
む全面に形成する。この状態から、エッチバックを行な
い、図18のように、第1の酸化膜402の側壁にサイ
ドウォール404を形成する。ここで、第1の酸化膜
02とサイドウォール404をマスクとして半導体基板
401にエッチングを行ない、溝408を形成する。次
に、サイドウォール404が形成された第1の酸化膜4
02をマスクとして、ボロン(B)を注入することで、
チャネルストッパ領域409が形成される。
【0020】次に、図19に示されるように、第1の酸
化膜402とサイドウォール404を除去した後、半導
体基板401を熱酸化し、さらに、TEOS(テトラエ
トキシシラン)膜からなる第3の酸化膜406を堆積
し、熱酸化膜405を形成する。これを熱処理によりリ
フローし、第3の酸化膜406の表面を平坦化する。
【0021】次いで、図20のようにフォトレジスト膜
407を用い、ドライエッチングにより第3の酸化膜4
06をキャップ酸化膜410に形成する。
【0022】次に、図21のように、フォトレジスト膜
407を除去後、キャップ酸化膜410に等方性エッチ
ングを行ない、フォトレジスト膜407の幅を縮小す
る。
【0023】この、素子分離では、先に掲げた例の様
な、素子分離用トレンチ306の角(電界集中領域31
2、図16参照)が形成されないため、この部分で生じ
るサブスレショルド特性の劣化は発生しない。しかし、
リソグラフィーで得られる最小寸法より、溝408の部
分は小さくなるものの、素子分離領域の占有領域はこれ
より大きくなっている。
【0024】また、半導体基板401の上に、分離用酸
化膜(熱酸化膜405、キャップ酸化膜410)が形成
されるため、基板上に凹凸が形成され、この上層の微細
なゲート電極の形成が困難となる欠点が残る。
【0025】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の問題
点に鑑みてなされたものであり、トレンチ分離(ST
I)において、コンタクトが素子領域からはずれて、素
子分離領域上に形成されても、リーク電流を発生させる
ことなく、また、MOSFETにおいてサブスレショル
ド電流にハンプを発生させる形状上の問題を回避し、さ
らに素子分離部分に、その後の形状形成を困難にする段
差(凹凸)を形成することのない、特性を向上した半導
体素子の構造と製造方法を提供することにある。
【0026】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1に記
載の発明の要旨は、半導体基板の素子分離領域に形成さ
れた素子分離用の溝内に、素子分離用絶縁膜が埋込まれ
てなる半導体装置において、素子分離用の溝は、その溝
の上部を構成する第1の溝と、溝の下部を構成する第2
の溝により構成され、前記第1の溝は前記第2の溝より
広い溝幅を有し、前記第1の溝内を含む全面に形成され
た第2の窒化シリコン膜を所定量だけエッチバックして
前記第1の溝の側壁部分にのみ残して側壁窒化シリコン
膜が形成され、前記第1の溝のうち、前記第2の窒化シ
リコン膜が形成されていない部分と前記第2の溝とが、
前記第2の窒化シリコン膜より被エッチング速度が早い
第2の酸化シリコン膜で埋設されていることを特徴とす
る半導体装置に存する。また、この発明の請求項2に記
載の発明の要旨は、前記第1の溝のうち、前記第2の窒
化シリコン膜が形成されていない部分の幅が、フォトリ
ソグラフィーにおける最小解像幅よりも狭い幅となって
いることを特徴とする請求項1記載の半導体装置に存す
る。また、この発明の請求項3に記載の発明の要旨は、
前記第1の溝の深さが、素子領域上に形成すべき電極の
コンタクト孔が素子領域から外れて前記第2の酸化シリ
コン膜がオーバーエッチングされる予想深さよりも深い
ことを特徴とする請求項1又は2記載の半導体装置に存
する。また、この発明の請求項4に記載の発明の要旨
は、半導体基板の素子分離領域に形成した素子分離用の
溝に理込まれた絶縁膜により、半導体基板の素子分離を
行なう半導体装置の製造方法において、半導体基板上に
第1の酸化シリコン膜第1の窒化シリコン膜を積層し
て形成し、それら第1の酸化シリコン膜第1の窒化シ
リコン膜の前記素子分離領域に対応する部分を選択的に
除去するとともに、半導体基板に第1の溝を形成する工
程と、第2の窒化シリコン膜を前記第1の溝内を含む全
面に形成し、第2の窒化シリコン膜を所定量だけエッチ
バックして、前記第1の溝の側壁部分にのみ残し、側壁
窒化シリコン膜とし、この状態から、第1の窒化シリコ
ン膜と前記側壁窒化シリコン膜をマスクとしてP型シリ
コン基板をエッチングし、第2の溝を形成するする工程
、前記第1の窒化シリコン と前記第1の酸化シリコ
ン膜を除去する工程とを含むことを特徴とする半導体装
置の製造方法に存する。また、この発明の請求項5に記
載の発明の要旨は、前記第1の溝のうち、前記第2の窒
化シリコン膜が形成されいない部分の幅を、フォトリソ
グラフィーにおける最小解像幅よりも狭い幅に形成する
ことを特徴とする請求項4記載の半導体装置の製造方法
に存する。また、この発明の請求項6に記載の発明の要
旨は、前記第1の溝の深さを、素子領域上に形成すべき
電極のコンタクト孔が素子領域から外れて前記第2の溝
内に埋設されている前記絶縁膜がオーバーエッチングさ
れる予想深さよりも予め深く形成しておくことを特徴と
する請求項4又は5記載の半導体装置の製造方法に存す
る。
【0027】本発明によれば、トレンチ分離(STI)
において、コンタクトが素子領域からはずれて、素子分
領域上に形成されても、リーク電流を発生させること
なく、また、本発明の素子分離用トレンチを使用して形
成したMOSFETにおいてサブスレショルド電流にハ
ンプを発生させるような形状上の問題を回避し、さらに
素子分離部分に、その後の形状形成を困難にするよう
な、段差(凹凸)を形成することがなく、これらにより
電気的特性を向上した半導体素子の構造と製造方法を提
供することができる。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
について図面を参照して説明する。図1〜図6は、本発
明の実施の形態に係る半導体装置を説明するために製造
工程順に示した断面図である。
【0029】図1に示す工程では、P型シリコン基板1
01上に、熱酸化により第1の酸化シリコン膜102を
10μm程度形成する。次に、CVD法により第1の窒
化シリコン膜103を100μm程度形成する。続い
て、フォトリソグラフィー技術によりフォトレジスト1
04に後の工程で第1の溝105を形成するための開口
を形成する。ここで、開口幅をフォトリソグラフィー工
程における最小解像幅に設定した。ここでは、0.2μ
mとした。
【0030】次に、図2に示す工程では、フォトレジス
ト104をマスクにエッチングを行ない、第1の酸化シ
リコン膜102、第1の窒化シリコン膜103、P型シ
リコン基板101に開口を転写するとともに、第1の溝
105を形成する。
【0031】この第1の溝105の深さは100nm
ら150nm程度が選択される。この深さは、100か
ら150nm程度のみでなく、近接する拡散層の深さや
素子分離領域(酸化シリコン膜)110(後述)の深
さ、幅の設定に対し適当に選択できる。これは、前述の
オーバーエッチング領域の深さを考慮して設定すること
ができ、オーバーエッチング領域の深さより深い方が、
本発明の特徴が活かせるからである。
【0032】続いて、CVD法を用いて、第2の窒化シ
リコン膜106を第1の溝105内を含む全面に形成す
る。この第1の溝105の幅と第2の窒化シリコン膜1
06の膜厚により、後で形成される素子分離領域(酸化
シリコン膜)110の幅が決定される。第2の窒化シリ
コン膜106を50nm程度に選訳すると、先に記した
ように、フォトレジスト104で決定される第1の溝1
05の幅が0.2μm程度であるため、後の工程で形成
される素子分離領域(酸化シリコン膜)110の幅は、
0.1μm程度に縮小できる。
【0033】次に、図3に示すように、第2の窒化シリ
コン膜106をエッチバックして、第1の溝105の側
壁部分にのみ残し、側壁窒化シリコン膜106aとす
る。この状態から、第1の窒化シリコン膜103と側壁
窒化シリコン膜106aをマスクにP型シリコン基板1
01をエッチングし、第2の溝107を形成する。
【0034】次に、図4の工程に示されるように、例え
ば、ハイデンシティープラズマ(HDP)を用いた装置
で、第2の酸化シリコン膜108を第2の溝107を完
全に埋め込むように形成する。膜厚は、400〜500
μm程度が適当である。
【0035】次に、図5に示すように、ケミカル・メカ
ニカル・ポリッシング(CMP)法を用いて、第2の酸
化シリコン膜108をポリッシング除去し、主に、第2
の酸化シリコン膜108を第2の溝107内に残置し、
埋込み酸化シリコン膜109とする。
【0036】このCMPにおいて、第1の窒化シリコン
膜103が、CMPの停止層として機能する。これは、
CMPの加工速度が酸化シリコン膜と窒化シリコン膜で
10倍程度異なるため、第2の酸化シリコン膜108
ポリッシングが終了した後、第1の窒化シリコン膜10
が露出することにより、その加工がほとんど進行しな
くなるため、CMP(加工)の停止層として機能するこ
とによる。
【0037】また、CMPを用いた酸化シリコン膜の埋
込み法だけでなく、ドライエッチンク技術を用いて第2
の酸化シリコン膜108を第2の溝107内に埋め込む
ことも可能である。その際も、第1の窒化シリコン膜1
03が、停止層として機能する。これは、第1の窒化シ
リコン膜103の露出を検出することにより、第2の
化シリコン膜108の埋込みが完了したことを確認でき
ることによる。
【0038】次に、図6に示す工程において、第1の窒
化シリコン膜103をウェットエッチングにより除去
し、さらに、第1の酸化シリコン膜102もウエットエ
ッチングにより除去することにより、素子分離領域(酸
化シリコン膜)110が形成される。素子分離領域(酸
化シリコン膜)110のP型シリコン基板101からの
突出量は、50μm以下であり、後工程のフォトリソグ
ラフィーにも充分な余裕を与える、良好な平坦性が得ら
れる。
【0039】この平坦性は、第1の酸化シリコン膜10
2と第1の窒化シリコン膜103の膜厚の設定と第1の
酸化シリコン膜102のウェットエッチング量により決
定されるものであり、この50μmのみに限定されるも
のではない。
【0040】この後、図示していないが、デバイスに必
要となるゲート電極等を形成し、酸化シリコン膜が主と
なる層間絶縁膜を形成した後、窒化シリコン膜と酸化シ
リコン膜でエッチングの選択比のあるエッチング方法で
層間絶縁膜にコンタクト孔を開口する。
【0041】このように、第1の酸化シリコン膜102
第1の窒化シリコン膜103に対して選択的にエッチ
ングされる条件によってエッチングすることにより、コ
ンタクトが素子領域からずれて形成されても、側壁窒化
シリコン膜106aの部分がエッチングの停止層とな
り、リーク電流を生じるようなコンタクトのオーバーエ
ッチング部分を形成することを防止できる。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、半導
体基板の素子分離領域に形成した、溝の上部側壁には窒
化シリコン膜が形成されており、その窒化シリコン膜の
内側及び、その内側部分の下部には、酸化シリコン膜が
形成されているため、前記の窒化シリコン膜の部分が、
コンタクト形成の目合せのずれに対するマージンとな
る。マージンについては、実施の形態のように50nm
程度となり、これは、現状の露光装置が有する目合せの
精度に対して充分な値である。
【0043】また、本発明では、溝の上側部分を広い溝
とし、下側部分のみ狭い(フォトリソグラフィーの最小
解像幅以下の)溝としている。これにより、一様に狭い
溝に埋込み絶縁膜を埋込む場合に比較して、応力を緩和
することができ、応力起因のリーク電流を抑制すること
ができる。
【0044】また、窒化シリコン膜は溝の上側の側壁部
分のみに形成されている。これは、酸化シリコン膜に比
べ、窒化シリコン膜の応力が大きいため、コンタクト形
成のマージン拡大及びリークの発生原因となるコンタク
トのオーバーエッチング部分の形成防止に必要となる最
小の額城にのみ窒化シリコン膜を設けていることによ
る。
【0045】従って、例えば、窒化シリコン膜が内全
体に理込まれている構造や、溝の上側のみでなく溝の下
側にも亘って側壁全体に理込まれている場合に比べて、
応力が小さく形成できる。従って、応力起因の素子分離
部分のリーク電流を抑制する効果を有する。
【0046】また、素子領域に接する素子分離部分に窒
化シリコン膜が形成されているため、チャネル注入で
となる犠牲酸化及びそれによって形成された酸化膜を
除去する工程をともなっても、窒化シリコン膜の部分が
膜減りすることはなく、従って、素子領域の端に角部が
形成され、ゲート電極からの電界集中が生じるといった
問題の発生も防止できる。
【0047】これにより、MOSFETの特性としてサ
ブスレショルド特性の変動、すなわち、狭チャネル効果
やハンプ現象の抑制を行なう効果をもつものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態に係る製造工程を示す断
面図である。
【図2】 本発明の実施の形態に係る製造工程を示す断
面図である。
【図3】 本発明の実施の形態に係る製造工程を示す断
面図である。
【図4】 本発明の実施の形態に係る製造工程を示す断
面図である。
【図5】 本発明の実施の形態に係る製造工程を示す断
面図である。
【図6】 本発明の実施の形態に係る製造工程を示す断
面図である。
【図7】 従来のトレンチ素子分離を示す平面図であ
る。
【図8】 従来のトレンチ素子分離を示す図7のA−
A’線断面図である。
【図9】 従来のトレンチ素子分離の製造工程を示す断
面図である。
【図10】 従来のトレンチ素子分離の製造工程を示す
断面図である。
【図11】 従来のトレンチ素子分離の製造工程を示す
断面図である。
【図12】 従来のトレンチ素子分離の製造工程を示す
断面図である。
【図13】 従来のトレンチ素子分離の製造工程を示す
断面図である。
【図14】 従来のトレンチ素子分離の問題点を示す断
面図である。
【図15】 従来のトレンチ素子分離の問題点を示す断
面図である。
【図16】 従来のトレンチ素子分離の問題点を示す断
面図である。
【図17】 従来のトレンチ素子分離の他の問題点を示
す断面図である。
【図18】 従来のトレンチ素子分離の他の問題点を示
す断面図である。
【図19】 従来のトレンチ素子分離の他の問題点を示
す断面図である。
【図20】 従来のトレンチ素子分離の他の問題点を示
す断面図である。
【図21】 従来のトレンチ素子分離の他の問題点を示
す断面図である。
【符号の説明】
101 P型シリコン基板 102 第1の酸化シリコン膜 103 第1の窒化シリコン膜 104 フォトレジスト 105 第1の溝 106 第2の窒化シリコン膜 107 第2の溝 108 第2の酸化シリコン膜 109 埋込み酸化シリコン膜 110 素子分離領域(酸化シリコン膜) 201 素子領域 202 ゲート電極 203 コンタクト孔 204 シリコン基板 205 分離用トレンチ 206 拡散層 207 層間絶縁膜 301 P型シリコン基板 302 酸化シリコン膜 303 フォトレジスト 304 酸化シリコン膜 304a 側壁酸化シリコン膜 305 溝 306 素子分離用トレンチ 307 犠牲酸化膜 308 不純物注入領域 309 凹部 310 ゲート酸化膜 311 ゲート電極 312 電界集中領域 401 半導体基板 402 第1の酸化膜 403 第2の酸化膜 404 サイドウォール 405 熱酸化膜 406 第3の酸化膜 407 フォトレジスト膜 408 溝 409 チャネルストッパ領域 410 キャップ酸化膜

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板の素子分離領域に形成された
    素子分離用の溝内に、素子分離用絶縁膜が埋込まれてな
    る半導体装置において、 素子分離用の溝は、その溝の上部を構成する第1の溝
    と、溝の下部を構成する第2の溝により構成され、前記
    第1の溝は前記第2の溝より広い溝幅を有し、前記第1の溝内を含む全面に形成された第2の窒化シリ
    コン膜を所定量だけエッチバックして前記第1の溝の側
    壁部分にのみ残して側壁窒化シリコン膜が形成され、 前記第1の溝のうち、前記第2の窒化シリコン膜が形成
    されていない部分と前記第2の溝とが、前記第2の窒化
    シリコン膜より被エッチング速度が早い第2の酸化シリ
    コン膜で埋設されていることを特徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】 前記第1の溝のうち、前記第2の窒化シ
    リコン膜が形成されていない部分の幅が、フォトリソグ
    ラフィーにおける最小解像幅よりも狭い幅となっている
    ことを特徴とする請求項1記載の半導体装置。
  3. 【請求項3】 前記第1の溝の深さが、素子領域上に形
    成すべき電極のコンタクト孔が素子領域から外れて前記
    第2の酸化シリコン膜がオーバーエッチングされる予想
    深さよりも深いことを特徴とする請求項1又は2記載の
    半導体装置。
  4. 【請求項4】 半導体基板の素子分離領域に形成した素
    子分離用の溝に理込まれた絶縁膜により、半導体基板の
    素子分離を行なう半導体装置の製造方法において、 半導体基板上に第1の酸化シリコン膜第1の窒化シリ
    コン膜を積層して形成し、それら第1の酸化シリコン膜
    第1の窒化シリコン膜の前記素子分離領域に対応する
    部分を選択的に除去するとともに、半導体基板に第1の
    溝を形成する工程と、第2の窒化シリコン膜を前記第1の溝内を含む全面に形
    成し、第2の窒化シリコン膜を所定量だけエッチバック
    して、前記第1の溝の側壁部分にのみ残し、側壁窒化シ
    リコン膜とし、この状態から、第1の窒化シリコン膜と
    前記側壁窒化シリコン膜をマスクとしてP型シリコン基
    板をエッチングし、第2の溝を形成するする工程と、 前記第1の窒化シリコン膜と前記第1の酸化シリコン膜
    を除去する工程とを含むことを特徴とする半導体装置の
    製造方法。
  5. 【請求項5】 前記第1の溝のうち、前記第2の窒化シ
    リコン膜が形成されいない部分の幅を、フォトリソグラ
    フィーにおける最小解像幅よりも狭い幅に形成すること
    を特徴とする請求項4記載の半導体装置の製造方法。
  6. 【請求項6】 前記第1の溝の深さを、素子領域上に形
    成すべき電極のコンタクト孔が素子領域から外れて前記
    第2の溝内に埋設されている前記絶縁膜がオーバーエッ
    チングされる予想深さよりも予め深く形成しておくこと
    を特徴とする請求項4又は5記載の半導体装置の製造方
    法。
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