JP3220801B2 - 脱臭装置 - Google Patents

脱臭装置

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JP3220801B2
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章 安部田
浩明 伊藤
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  • Disinfection, Sterilisation Or Deodorisation Of Air (AREA)
  • Treating Waste Gases (AREA)
  • Cold Air Circulating Systems And Constructional Details In Refrigerators (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、脱臭の実行時期が自
動的に最適値に設定される脱臭装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来この種の脱臭装置は、タイマーを用
いて設定時間間隔で定期的に脱臭動作を行うものが一般
的であった。
【0003】一方、タイマーとは別に手動のスイッチを
備え、該スイッチを押すとタイマーによる定期的な脱臭
に加えて任意時期に脱臭が行えるものも提案されている
(例えば特開平2−265617号公報参照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記した
タイマーにより定期的に脱臭する方法にあっては、適切
な時刻設定をすることが難しい。一方、必要時に手動で
脱臭時期を選択する方法は操作に手間がかかり面倒であ
るとともに、ともすると、臭気濃度のピーク時点を感じ
たあとに操作をする結果、脱臭を開始した時点には既に
空気の入れ替え等で臭気濃度が下がっており、必ずしも
適切最良の脱臭効果を上げ得ない場合がある。
【0005】本発明は上記した問題に鑑みてなされたも
のであって、ドアを開閉する様な所定の動作を検出し、
その時刻を統計処理して脱臭の実行時刻を決定すること
により、特別な操作をすることなく、脱臭に最も適切な
時間帯が自動的に設定されるとともに、臭気の発生パタ
ーンが変化した場合にあっても、それに対応した補正が
自動的に行われる脱臭装置を提供することを目的とす
る。
【0006】
【0007】
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明にかかる脱臭装置
は、上記した目的を達成するために、図1でその基本的
な構成を示すごとく、ドアを開閉する様な所定動作の実
行時期を検知可能とする手段と、該検知手段による検知
時刻を記憶する手段と、記憶手段に記憶した検知時刻を
統計処理する手段と、統計処理された結果に基づき、予
め設定した基準に従って脱臭動作の実行時刻を抽出する
手段と、抽出された実行時刻に対応した略同時刻に毎
日、脱臭動作を自動実行させる手段とを備えている。
【0009】上記した検知手段で検知される動作を、冷
蔵庫の庫内の様な脱臭空間を閉じる扉の開閉動作とし、
抽出手段では検知頻度の低い時間帯を実行時刻としてい
る。
【0010】
【作用】上記した構成により、検知手段が検知を行う毎
にその検知した時点の時刻が記憶手段中に順次記憶され
ていく。一方、検知時刻統計手段では、記憶手段中に記
憶された検知時刻を統計処理し、各時間帯毎の発生頻度
を算出する。すると実行時刻抽出手段では、発生頻度の
低い時間帯を選択し、その時間帯中の例えば一番早い時
刻を実行時刻として設定する。
【0011】一方、自動実行手段では、24時間タイマ
ーを備えて上記した実行時刻との一致を常時判定してお
り、該当の時刻になると所定の脱臭手段を作動させ、脱
臭動作を自動的に行わせるのである。
【0012】
【実施例】以下本発明を、乗用車の車内に設置されて脱
臭動作を行う脱臭装置10に実施した一例に基づいて説
明する。図2においてその概略的な構成を示す如く、所
定の脱臭動作を行う脱臭器本体12と、該脱臭器本体1
2の動作を制御する制御部14と、制御部14に対して
検知信号32を送る検知部16とを備えている。
【0013】脱臭器本体12は、その両端に吸気口18
と排気口20とを備えた略筒状の本体ケース22の内部
中央に、放電動作を利用して所定量のオゾンを発生し、
臭気との直接的な反応を行わせるオゾン発生部24を配
置している。更に本体ケース22の吸気口18の近傍
に、ファンを含む送風部26を備え、オゾン発生部24
から排気口20へ向けての送風28を可能としている。
また排気口20を閉じる様にして触媒層30を備え、オ
ゾン発生部24から放出されるオゾンのうち臭気と未反
応のものを中和して、本体ケース22内から外部に放出
されるオゾン濃度を低下させるとともに、オゾンの発生
が停止された送風28のみの期間にあっても、それ自身
で脱臭動作が行われる様にしている。
【0014】検知部16は、車内に人間が入ったこと検
知すると制御部14に検知信号32を送るものであっ
て、例えばドアの開閉時期を検知するセンサー、人間の
存在を検知する赤外線センサー、あるいはエンジンキー
の投入を検知するセンサーなどの自動検知手段に加え
て、脱臭動作を強制的に実行可能とするスイッチの様な
手動検知手段を備えている。
【0015】制御部14は、例えば1チップマイコンを
制御の中心として備え、内蔵するプログラムに従って下
記の回路の一部または全部を構成するとともに、図4で
例示する動作をするものであって、上記した送風部26
およびオゾン発生部24に対して制御信号34を送り、
両者の動作時期を個別に制御可能とする。
【0016】すなわち制御部14は、電源をオンしてス
タートすると各種常数の初期化を行ったあと、図4
(a)のステップ51で24時間タイマー36を始動す
る。常時はステップ52で後記する実行時刻との一致を
待ち、一致したことが判定されると、ステップ53〜5
5で設定時間τだけ脱臭動作を行ったのち、ステップ5
2に戻る動作を繰り返している。
【0017】ここで、上記した定常動作中、検知部16
が所定の検知動作を行うと図4(b)のサブルーチンに
入り、駆動時刻の登録工程に入る。
【0018】まず、検知部16から出力された検知信号
32は24時間タイマー36に送られ、該タイマーから
第1記憶回路38に向けて、検知部16における検知時
点を特定する時刻データ40が送られる。
【0019】24時間タイマー36は始動時期を起点と
して後記する各種の時刻を相対表示するものであって、
かかる構成により標準時との間の較正を不要としてい
る。
【0020】第1記憶回路38は、検知時刻を記憶する
ための領域をRAM上に1A〜NAのN個分備え、検知
部16が検知動作を行う毎に1つずつ記憶領域をシフト
させながら埋めて行き、N個を超える検知時刻を記憶回
路38に入力すると古い記憶内容から順次消去し、常に
最新のN個の検知時刻を記憶保持する様にしている(ス
テップ61・62)。
【0021】この様にして記憶されたN個分の検知時刻
は判別回路42に入力され、検知時刻の組み合わせが変
わる毎に統計処理されて検知時刻の出現頻度が調べられ
る(ステップ63)。そして出現頻度の高い時間帯が図
3で例示する如くA・B・Cの3つ抽出されたあと、各
時間帯を代表する時刻ta・tb・tcが実行時刻とし
て第2記憶回路44に設定される(ステップ64)。
【0022】第2記憶回路44は、RAM上の1B・2
B・3Bで示す3つの領域を実行時刻の記憶領域として
設けたものである。更に記憶される実行時刻ta・tb
・tcとしては、判別回路42で抽出された各時間帯A
・B・C中の例えば1番早い時刻、あるいはそれよりも
数十分だけ早い時刻が設定される。この実行時刻データ
は、更に比較回路46で24時間タイマー36から出力
される実時刻データ48と比較され、実時刻と何れかの
実行時刻とが一致すると駆動制御回路49に信号を送
り、該制御回路49中に予め設定した手順に従って脱臭
器本体12側に制御信号34を送って、送風部26およ
びオゾン発生部24をオンオフ駆動し、所定の脱臭動作
を行うのである。
【0023】上記した乗用車に実施した場合は、脱臭す
べき空間内に人間が入ることを前提としているため、脱
臭開始時期を、脱臭空間内での人間の存在を最も検知し
た時間帯の最も早い時刻またはそれより少し前に設定す
ることにより、人間がその空間内に入った時点ですでに
脱臭が開始され、悪臭を感じることなく乗車できる様に
している。
【0024】本発明は上記とは逆に、冷蔵庫の庫内の様
に、人間が脱臭すべき空間の外にいて、扉の開閉が激し
い時間帯に脱臭を行うことが無駄の多いケースに適用さ
れるものであって、検知部16において扉の開閉あるい
は庫内温度の上昇を検知し、検知頻度の低い時間帯を判
別回路42で抽出して、その時間帯に集中的に脱臭を行
うことを特徴とする。
【0025】その他、脱臭すべき空間の脱臭条件に対応
させて、実行時刻の抽出条件は適宜変更して実施できる
ことは勿論である。
【0026】
【発明の効果】本発明は上記の如く、所定動作が行われ
る時刻を統計処理し、予め設定した基準に従って脱臭動
作の実行時刻を抽出設定しておき、この設定された実行
時刻に従って自動的に脱臭動作を行う様に構成すること
により、面倒な時刻設定を必要とすることなく、その脱
臭空間に最適の時刻に脱臭が実施される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の基本的な構成を示す説明図である。
【図2】本発明を実施した一例を示すブロック図であ
る。
【図3】実行時刻の抽出状態を示す説明図である。
【図4】制御部の動作を示す流れ図である。
【符号の説明】
10 脱臭装置 12 脱臭器本体 14 制御部 16 検知部 18 吸気口 20 排気口 22 本体ケース 24 オゾン発生部 26 送風部 28 送風 30 触媒層 32 検知信号 34 制御信号 36 24時間タイマー 38 第1記憶回路 40 検知時刻データ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−242653(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B01D 53/74 A61L 9/015

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 脱臭空間を閉じる扉の開閉動作の実行時
    期を検知する検知手段と、 該検知手段による検知時刻を記憶する記憶手段と、該 記憶手段に記憶した検知時刻を統計処理する統計手段
    と、該統計手段により 統計処理された結果に基づき、検知頻
    度の低い時間帯を実行時刻として抽出する抽出手段と、該抽出手段により 抽出された実行時刻に対応した略同時
    刻に毎日、脱臭手段を自動実行させる手段とを備えた脱
    臭装置。
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