JPH0781451A - 居眠り運転防止装置 - Google Patents

居眠り運転防止装置

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JPH0781451A
JPH0781451A JP5252612A JP25261293A JPH0781451A JP H0781451 A JPH0781451 A JP H0781451A JP 5252612 A JP5252612 A JP 5252612A JP 25261293 A JP25261293 A JP 25261293A JP H0781451 A JPH0781451 A JP H0781451A
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JP
Japan
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time
monotonic
alarm
prevention device
correction
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Application number
JP5252612A
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English (en)
Inventor
Nobuo Daimon
伸雄 大門
Hanako Iwaki
華子 岩城
Ikuo Numazaki
郁男 沼崎
Wataru Takahashi
亘 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Isuzu Motors Ltd
Original Assignee
Isuzu Motors Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 居眠りしやすい環境を適切に判断し、居眠り
運転防止装置の作動条件の最適化を図った居眠り運転防
止装置を提供する。 【構成】 この発明は、車速検出手段と、該車速検出手
段の出力信号に基づいて車両が単調走行をしているか否
かを判定する単調走行判定手段と、現在の時刻を出力す
る時刻出力手段と、前記単調走行判定手段において単調
走行条件を満たしている場合に、コンピューターのプロ
グラムのサンプリング周期に前記時刻出力手段から得ら
れる現在時刻に基づき決定される係数を乗じて補正演算
し、該補正演算された補正時間を1サンプリング毎に積
算して補正単調走行時間を算出する補正単調走行時間算
出手段と、該補正単調走行時間が一定値を越えた場合に
警報装置の警報出力を開始する警報制御手段とを具備す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば空調装置から
の冷風吹出等の警報手段により居眠り運転を防止するよ
うに図った居眠り運転防止装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の居眠り運転防止装置としては、例
えば特公昭57−30683号公報に示されているよう
に、車両の送風装置から運転者の顔首付近に向けて開口
する吹出口を設け、車両が所定速度(例えば60Km/
h)以上で且つ一定時間(例えば30分)以上運転され
た場合に居眠りしやすい環境(特定条件が成立)にある
と判断し、送風装置のエバポレータで冷却した冷却風を
前記吹出口から運転者に向けて吹き出して運転者に警報
を与えるようにしたものが公知である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記先
行技術においては、居眠り防止警報の出力開始(冷風の
吹出開始)を決定する要素を車両の速度と走行時間にの
み基づいて行っているから、例えば運転者が居眠り状態
に陥り易い活動レベル(例えば夜間時)であっても、運
転者が居眠り状態に陥り難い活動レベル(例えば昼間
時)と同じ条件でなければ特定条件が成立せず、居眠り
防止警報を発するタイミングが運転時の状況に応じて的
確になされないという不具合があった。
【0004】すなわち、人間は体内に体内時計を具備
し、生体の機能はこの体内時計に基づいて24時間の周
期で一定の活動を繰り返す。このリズムをサーカディア
ンリズム(circadian-rhythm 概日性リズム)という
(例えば、自動車技術Vol.44,No.10,<1990> P88 参
照)。
【0005】したがって、人間はこのサーカディアンリ
ズムにより、朝・昼・夜・真夜中で居眠り状態への陥り
易さに差があり、この要素を無視して、単に車両の速度
と走行時間にのみ基づいて居眠り防止警報の出力開始を
決定したのでは、適切な居眠り防止効果を得ることがで
きない。
【0006】そこで、この発明は人体の周期的な活動に
着目し、サーカディアンリズムに基づいて居眠りしやす
い環境を適切に判断し、居眠り運転防止装置の作動条件
の最適化を図った居眠り運転防止装置を提供することを
目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明に係る居眠り運転防止装置は、図8に示さ
れるように、車速検出手段(100)と、該車速検出手
段(100)の出力信号に基づいて車両が単調走行をし
ているか否かを判定する単調走行判定手段(110)
と、現在の時刻を出力する時刻出力手段(120)と、
単調走行判定手段(110)において単調走行条件を満
たしている場合に、コンピューターのプログラムのサン
プリング周期(t)に時刻出力手段(120)から得ら
れる現在時刻に基づき決定される係数(A)を乗じて補
正演算し、該補正演算された補正時間を1サンプリング
毎に積算して補正単調走行時間(t1)を算出する補正
単調走行時間算出手段(130)と、該補正単調走行時
間(t1)が一定値を越えた場合に警報装置(150)
の警報出力を開始する警報制御手段(140)とを具備
するものである。また、警報装置(150)の警報状態
を補正単調走行時間(t1)に応じて可変とすることが
できる。そして、サンプリング周期に重みを付ける係数
(A)は、サーカディアンリズムを基調として現在時刻
から決定される。このサーカディアンリズムの値は任意
に変えることが出来る。
【0008】
【作用】居眠り運転防止装置は、基本的には、車両があ
る速度以上で所定時間以上運転が持続された場合に、単
調走行が継続していると判断する。そして、このような
状況下では、運転者が居眠りし易い環境にあると判断
し、居眠り状態に陥らないように適切な警報を適切な時
期に与えるものである。本発明においては、単調走行で
あると判定されている間は、現在時刻を参照してその時
刻に基づき所定の係数をサンプリング周期に乗じて補正
時間を算出し、その値をコンピューターのプログラムの
1サンプリング毎に積算して補正単調走行時間を得る。
そして、この補正単調走行時間に基づいて警報出力時期
が決定される。ここで、サンプリング周期に重みを付け
る係数は、サーカディアンリズムを基調として現在時刻
から決定される。
【0009】すなわち、サーカディアンリズムのレベル
が低い時刻は、人体の活性度が低いから、サンプリング
周期に乗じる係数を大きくする。すると、補正時間はサ
ンプリング周期よりも大きな値に補正されて積算される
から、該積算値である補正単調走行時間は実時間よりも
大きくなる。その結果、警報開始の時期を通常よりも早
くすることができる。
【0010】反対に、サーカディアンリズムのレベルが
高い時間は、人体の活性度が高いから、サンプリング周
期に乗じる係数は1,若しくはそれよりも小さい値とす
る。これにより、補正時間はサンプリング周期と同じ
か,若しくはそれよりも小さな値に補正されて積算され
るから、該積算値である補正単調走行時間は実時間若し
くはそれよりも小さくなる。その結果、通常の警報開始
時期又はそれよりも遅い時期に警報を出力することがで
きる。
【0011】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面により説明す
る。
【0012】図1及び図2に本発明の一実施例に係る居
眠り運転防止装置のシステム構成図及びそれに使用され
る警報装置(空調装置)の概略構成図が示されている。
【0013】居眠り運転防止装置は、図1に示すよう
に、車速を検出する車速センサ5(車速検出手段)と、
車両の補正単調走行時間t1を演算するタイマ1(タイ
マ(t1))と、冷風の吹出間隔(次の冷風吹出開始時
間)t2を制御するタイマ2(タイマ(t2))と、冷
風の吹出時間t3を制御するタイマ3(タイマ(t
3))と、現時刻を出力する時計4(時刻出力手段)
と、空調装置のコンプレッサ等を制御するエアコン駆動
回路6と、空調装置の各種ダンパ(内外気切換ダンパ
7,エアミックスダンパ8,デフモードダンパ9,フェ
イスモードダンパ10,フットモードダンパ11)を駆
動するダンパ駆動回路12とを備え、さらに、上記車速
センサ5,時計4及び各タイマ1〜3の出力信号を読み
込んでエアコン駆動回路6及びダンパ駆動回路12とを
制御するため、単調走行判定手段と補正単調走行時間算
出手段と警報制御手段(空調制御手段)とを有するCP
U(Central −Processing Unit)13を具備している。
【0014】空調装置は、図2に示されるように、最上
流側に内気吸入口15及び外気吸入口16を有し、内外
気切換ダンパ7で選択導入された空気を下流側のエバポ
レータ17に向けて送風するブロア18と、前記エバポ
レータ17で冷却された空気をヒータコア20を通過し
て加熱されるものとヒータコア20をバイパスするもの
とに分流させるエアミックスダンパ8と、該エアミック
スダンパ8で分流された空気を混合して温調するエアミ
ックス室21とを具備している。そして、このエアミッ
クス室21で温調された空調空気は、3つの吹出口(F
ACE吹出口22,DEF吹出口23,FOOT吹出口
24)を介して車室内に吹き出されるようになってい
る。
【0015】次に、図3及び図4に示される制御フロチ
ャート(図1に示されるCPU13にて実行)に基づい
て、本発明に係る居眠り運転防止装置の作動について説
明する。
【0016】プログラムがスタートすると、CPU13
は、車両の補正単調走行時間t1を演算するタイマt
1,冷風の吹出間隔t2を制御するタイマt2及び冷風
の吹出時間t3を制御するタイマt3をストップ・リセ
ットし、タイマt2,タイマt3のセット用のフラグF
3をリセットする(S99)。
【0017】このプログラムでは、プログラムの実行が
所定のサンプリング周期で行われるように、プログラム
の先頭でサンプリング時間を計測するタイマtSMPを
リセット・スタートさせる(S100)。サンプリング
が開始されると、CPU13は、車速センサ5の出力信
号Vを入力して車両が現在単調走行中か否かを判定する
(S101)。即ち、このルーチンは、単調走行判定手
段として機能するものである。ここで、例えばV0=5
0km/hを単調走行状態の判定基準とし、V≦V0
(NO)であれば非単調走行と判断し、強制エアコンが
出力中であればそれを停止し(S98)、S99に戻
る。ここで、S98を設けているのは、警報出力中に非
単調走行となった場合に、該警報出力を停止させる必要
があるからである。また、V>V0(YES)であれば
車両が単調走行していると判断して下記するS102に
進む。なお、この実施例では単調走行状態の判定基準を
50km/hとしているが、例えば50〜100km/
h以上であれば単調走行というように、車両が単調走行
しているか否かを適切に判定できる速度を適宜に決めて
設定できるものである。
【0018】S102からS110では、サーカディア
ンリズムを基調とした現在時刻に基づいて車両の補正単
調走行時間t1を演算する。
【0019】サーカディアンリズムは、例えば図7に示
されるように、24時間の周期で高低を示す。この活動
レベルの高低は、人体の活性度を表し、該活性度が低い
時間ほど居眠りに陥り易い状態にあるといえる。例え
ば、時刻が6:00〜9:00の範囲では活性度が通常であ
り、9:00〜21:00の範囲では活性度は高く、21:00〜
23:00の範囲では活性度は低く、23:00〜6:00の範囲
では活性度はかなり低いという傾向を示す。本発明では
このような活性度の高低に基づき、実時間に所定の重み
を付けて補正単調走行時間t1を得るようにしている。
【0020】具体的には、先ず時計4から現在時刻Tを
読みだし(S102)、S103〜S105でサーカデ
ィアンリズムのレベル(活動レベル)を判定し、補正単
調走行時間t1の積算に必要な重み(係数A)を決定す
る(S106〜S109)。即ち、活性度が通常レベル
の6:00〜9:00の範囲(S103でYES)では係数
をA=1.0とセットし(S106)、活性度が高レベ
ルの9:00〜21:00の範囲(S104でYES)では係
数を低めにしてA=0.9とセットし(S107)、活
性度が低レベルの21:00〜23:00の範囲(S105でY
ES)では係数を高めにしてA=1.1とセットし(S
108)、活性度が最低レベルの23:00〜6:00の範囲
では係数を最も高めにしてA=1.2とセットし(S1
09)、S110(補正単調走行時間算出手段)におい
て補正単調走行時間t1の積算を行う。
【0021】補正単調走行時間t1の積算は、このCP
Uで実行されるプログラムのサンプリング周期t(この
プログラムを一巡毎に実行させるのに規定した時間,例
えばt=0.5秒:const.)を基準となる実時間として
演算する。すなわち、1サンプリング毎に、このサンプ
リング周期tに上記で決定された係数Aを乗じて補正時
間を算出し(式:A*t)、この補正時間をt1に加算
する積算を行っている(S110)。したがって、補正
時間を積算して得られる補正単調走行時間t1の値は、
サーカディアンリズムに基づいて決定される係数Aの値
によって異なった値となる。係数A=1.0の場合は実
時間で計算されるが、係数A=0.9の場合は実時間よ
りも小さな値となる。これに対し、係数A=1.1及び
A=1.2の場合は実時間よりも大きな値となる。
【0022】S111以下は、警報制御手段として機能
する。すなわち、上記S101の判定条件を満たし、タ
イマt1の値が設定時間T11(例えば30分)以上の
場合には(YES)、運転者は居眠りを誘発されるよう
な車両環境にいる(単調な走行が設定時間以上継続して
いる)と判定し、次のS112以下で空調装置に冷風の
吹出指令を与える。また、タイマt1のカウント値が設
定時間T11以下である場合(NO)には、未だ運転者
は居眠りを誘発されるような車両環境にないと判定し、
S200におけるサブルーチン(SUB1)を実行し、
S100に戻って再度単調走行のチェックを行う。この
処理は、運転を始めた直後は、通常、運転者の覚醒度は
高く居眠り運転の発生度が低いということに基づき、こ
の時期に冷風を吹き出すことは運転者にとって余計なこ
ととなり却って不快となるので、所定の時間T11を越
えるまで冷風の吹出を待機させるものである。
【0023】なお、S200におけるサブルーチン(S
UB1)は、サンプリング周期tを管理するものである
(図5参照)。すなわち、サンプリング時間を計測する
タイマtSMPの値が設定されたサンプリング周期t
(t=0.5sec)を越えるまでここで次のメインの
プログラムの実行を待機させる(S201)。これによ
り、メインプログラムは常に設定されたサンプリング周
期tで実行されることになる。
【0024】ここで、上記における警報の開始時期(冷
風の吹出開始時期)がサーカディアンリズムに基づいて
如何に変化されるかについて述べる。
【0025】冷風の吹出開始時期はタイマt1の値がT
11(=30分)を越えたときであるから(S11
1)、タイマt1の値が30分になるまでの実時間が実
際に冷風の吹出開始が行われる時期になる。タイマt1
の値はS110の演算式(t1=t1+(A*t))に
より決定され、Aはサーカディアンリズムのレベルに応
じて異なる変数であるから、この係数Aが異なることに
よってタイマt1の値が30分になるまでの実時間が違
ってくる。
【0026】例えば、現在時刻Tが6:00〜9:00(通
常の活性時)において積算された場合では、係数A=
1.0であるから実時間は30分となり、9:00〜21:
00(高活性時)において積算された場合では、係数A=
0.9であるから実時間は33分となり、21:00〜23:
00(低活性時)において積算された場合では、係数A=
1.1であるから実時間は27分となり、23:00〜6:
00(最低活性時)において積算された場合では、係数A
=1.2であるから実時間は25分となる。すなわち、
活性度が高いほど実時間が長くなるから実際の警報開始
時期(冷風吹出開始時期)は遅くなり、活性度が低いほ
ど実時間が短くなるから実際の警報開始時期(冷風吹出
開始時期)は早くなる。
【0027】次に、上記S111でt1>T11と判定
すると、CPU13は、S112,S113,S114
の各ステップで、補正単調走行時間t1の値に対応した
冷風の吹出区間にしたがって空調装置の制御を行う。以
下、この制御を図6のタイムチャートを参照しつつ説明
する。なお、図6はサーカディアンリズムに基づいて決
定される係数がA=1.0の場合を示しており、この係
数Aが変わると、冷風の吹出開始時期が異なるのは上記
説明から明らかに理解できるであろう。即ち、係数がA
=1.0よりも大きい場合(活性度が小さい場合)は冷
風吹出開始時期は早くなり、反対に、係数がA=1.0
よりも小さい場合(活性度が大きい場合)は冷風吹出開
始時期は遅くなる。
【0028】まず、S112において、t1の値が冷風
の吹出状態,つまり警報装置の警報状態を変更するべき
時間T12以下であるか否かを判定する。この実施例に
おいては、その判定時間T12を例えば50分に設定して
いる。t1<T12(NO)であれば、S115に進ん
で冷風の吹出間隔t2を制御するタイマt2及び冷風の
吹出時間を制御するタイマt3のセット用のフラグF3
がセットされているか否かを判定し、フラグF3がセッ
トされていなければ(NOの場合)、フラグF3をセッ
トし(S116)、タイマt2,t3をリセット・スタ
ートさせ(S117)、S118に進む。フラグF3が
セットされていれば(YESの場合)、そのままS11
8に進む。
【0029】S118においては、冷風の吹出時間を制
御する。この実施例においては、冷風の吹出時間T31
を例えばAsec(4秒)に設定している。このS11
8においてt3<T31(NO)であれば、冷風吹出指
令信号を空調装置のエアコン駆動回路6に送出すると共
に(S119)、ダンパ駆動回路12に、エアミックス
ダンパ8の開度をフルクール側に回動させる指令及びフ
ェイスモードダンパ10にFACE吹出口22を開け、
デフモードダンパ9,フットモードダンパ11にDEF
吹出口23,FOOT吹出口24を閉じる指令信号を送
出し、フルクールモードで冷風がFACE吹出口22か
ら吹き出されるようにする。このときの吹出開始点は図
6のとなる。そしてこの時点では、まだタイマt3は
タイムアップしていないので、S300でサンプリング
周期tを管理するためのサブルーチン(SUB1)を実
行し、S100に復帰する。この冷風の吹出はタイマt
3がタイムアップするまで行われる。即ち、S118に
おいてタイマt3がタイムアップしてt3≧T12(Y
ES)となれば、S120に進んで空調装置のエアコン
駆動回路6に冷風吹出停止指令を送出し、冷風の強制出
力を停止させる。すなわち、このループにおいては、タ
イマt3がタイムアップするまで冷風がAsec(4
秒)間吹き出されることになる(図6のを起点とした
斜線区間)。
【0030】そしてS121においては、冷風の吹出間
隔(次の冷風吹出開始時間)を制御するタイマt2がタ
イムアップするまで次の冷風の吹出を待機させ(NOの
ループ)、タイマt2がタイムアップすると(t2≧T
21,YESの場合)、フラグF3をリセットして(S
122)、再びS117で冷風が吹き出されるようにす
る。この実施例においては、冷風の吹出間隔の時間T2
1は例えば5分に設定されている(図6参照)。この再
度の冷風の吹出開始点は図6のとなり、冷風の吹出時
間も上記と同様にAsec(4秒)となる。
【0031】以下同様に、補正単調走行時間t1が次の
冷風の吹出区間の判定時間T12になるまで5分間隔で
4秒間の冷風が吹き出される。この実施例では、T11
からT12に至る吹出区間(20分)で、冷風が計4回
吹き出されることになる。
【0032】このS115〜122の処理では、冷風の
吹出間隔t2を5分という長い時間に設定し、また、冷
風の吹出時間t3を4秒という短い時間に設定してい
る。これは、運転者に覚醒を与える初期の段階では、運
転者の覚醒度の低下が少なく、居眠り運転の発生度も小
さいものなので、運転者への警報たる冷風の吹き出しを
低く抑えているものである。
【0033】次に、補正単調走行時間t1が次の冷風の
吹出区間の判定時間T12を越えてS112でt1≧T
12(YES)と判定され、S113でt1<T13
(この実施例においては、冷風の吹出区間の判定時間T
13は例えば68分に設定している,NO)と判定され
ると、S130に進み、このS130〜137では、上
記S115〜122とほぼ同様の処理が行われる。
【0034】すなわち、t1≧T13(NO)であれ
ば、フラグF3及びタイマt2,t3の処理を行い(S
130〜132)、タイマt3がタイムアップするまで
冷風吹出指令信号を空調装置のエアコン駆動回路6に送
出すると共に、ダンパ駆動回路12に、エアミックスド
ア8の開度をフルクール側に回動させる指令及びフェイ
スモードダンパ10にFACE吹出口22を開け、デフ
モードダンパ9およびフットモードダンパ11にDEF
吹出口23,FOOT吹出口24を閉じる指令信号を送
出し、フルクールモードで冷風がFACE吹出口22か
ら吹き出されるようにする(S133〜134)。この
際の冷風の吹出開始点は図6のとなる。この場合、タ
イムアップ時間T32は、例えば上記で設定したAse
c(4秒)よりも長いBsec(6秒)にセットする。
タイマt3がタイムアップすれば、CPU13は、空調
装置のエアコン駆動回路6に冷風吹出停止指令を送出し
(S135)、冷風の吹出は停止される。この間、冷風
はBsec(6秒)間吹き出されることになる(図6の
を起点とした斜線区間)。
【0035】そして、S136おいては、次の冷風吹出
開始間隔(この実施例では、例えば4分30秒)を設定
するために、タイマt2のタイムアップを待ち(NOの
ループ)、タイマt2がタイムアップすれば(YE
S)、フラグF3をリセットし、再びS101に戻って
単調走行のチェックを行い、S102以下の処理を行っ
て再度S130以下の処理が実行される。この再度の冷
風の吹出開始点は図6のとなり、冷風の吹出時間も上
記と同様にBsec(6秒)となる。
【0036】以下同様に、補正単調走行時間t1が次の
冷風の吹出区間の判定時間T13になるまで(T12か
らT13に至る吹出区間(18分))で、4分30秒の
間隔で6秒間の冷風が4回吹き出されることになる。
【0037】このS130〜137の処理では、冷風の
吹出間隔t2を4分30秒というより短い値に設定し、
冷風の吹出時間t3を6秒とより長い値に設定している
(図6参照)。これは、運転者に警報を与える初期の段
階(上記S115〜122)よりも警報の刺激強度を増
加させるためである。したがって、冷風の吹出間隔を短
く、冷風の吹出時間を長くすることで、運転者に効果的
な警報を与えることができる。
【0038】更に続けて、補正単調走行時間t1が次の
冷風の吹出区間の判定時間T13を越えてS113でt
1≧T13(YES)と判定され、S114でt1<T
14(この実施例においては、冷風の吹出区間の判定時
間T14は例えば84分に設定している,NO)と判定
されると、S140〜147では、冷風の吹出間隔t2
を4分というさらにより短い値に設定し、冷風の吹出時
間t3を8秒(Csec)とより長い値に設定して冷風
による警報が実行される。
【0039】また、この処理が終了して補正単調走行時
間t1が次の冷風の吹出区間の判定時間T14を越えて
S114でt1≧T14(YES)と判定されると、S
150〜157では、冷風の吹出間隔t2を3分30秒
というさらにより短い値に設定し、冷風の吹出時間t3
を10秒(Dsec)とより長い値に設定して冷風によ
る警報の強さ(刺激強度)が徐々に高められて実行され
る(図6参照)。
【0040】この最終処理では、冷風の吹出区間は設定
されていないので(S150以下の時間判定手段がな
い)、3分30秒間隔,10秒間の冷風の吹出は居眠り
運転警報装置の作動が運転者によって解除されるまで繰
返し実行されることになる。また、上記他のステップ実
行中においても、居眠り運転警報装置の作動が解除され
れば、冷風による警報が中止されることになる。
【0040】なお、この実施例では、冷風の吹出区間を
T11,T12,T13,T14で区切られる4つの区
間としたが、これに限らず適宜区間の増減を設定でき、
また冷風の吹出間隔や吹出時間は、任意に設定できるも
のである。
【0042】すなわち、この発明においては、補正単調
走行時間t1がT11(30分),T12(50分),T
13(68分),T14(84分),・・・・・と長く
なるにつれて、冷風の吹出間隔t2をT22(5分),
T23(4分30秒),T24(4分),T25(3分
30秒),・・・・・というように短くしていき、反対
に冷風の吹出時間t3をT32(4秒),T33(6
秒),T34(8秒),T35(10秒),・・・・・と
いうように長くしており、単調走行時間の経過時間に従
って運転者への警報効果を高めるようにしている。
【0043】なお、本実施例においては、現在時刻Tが
6:00〜9:00のとき係数A=1.0,9:00〜21:00
のとき係数A=0.9,21:00〜23:00のとき係数A=
1.1,23:00〜6:00のとき係数A=1.2と設定し
たが、T及びAの値はこれに限定されるものではなく、
必要に応じて適宜決定できるものである。要するに、サ
ーカディアンリズムに基づいて時刻Tを適宜に範囲分け
し、時刻Tの範囲に応じてAを適宜な値に設定し、必要
な重み付けをしてやれば良い。
【0044】また、このサーカディアンリズムに基づく
時刻Tの範囲分けや係数Aの設定は固定のものであって
もよいが、各ドライバー毎に任意に設定できるものであ
ってもよい。すなわち、ドライバーに応じてサーカディ
アンリズムが異なるので、コントローラーにおける時刻
Tの範囲分けや係数Aの設定をドライバーのサーカディ
アンリズムに合わせて行うことも可能である。
【0045】ここで、上記実施例においては冷風の吹出
をFACE吹出口から行なうようにしたが、これに限ら
ず、他の吹出口(FACE吹出口22,DEF吹出口2
3,FOOT吹出口24以外に空調装置が具備する吹出
口,例えばインスツルメントパネルのサイドに設けられ
た吹出口)や、運転者に向けて開口された専用の吹出口
を設けて冷風を吹き出すようにしてもよい。
【0046】さらに、この実施例においては、警報装置
として空調装置を用いたが、これに限定されることな
く、音声,ブザー,ランプの点灯・点滅,芳香出力,加
圧,水の噴射等、各種警報出力手段に適用可能なもので
ある。
【0047】
【発明の効果】以上述べたように、この発明によれば、
サーカディアンリズムを基調として時刻に基づいて警報
の出力時期を可変とするようにしたので、人体から覚醒
度を検出しなくとも、効果的に適切な時期に居眠り防止
効果を出力することができ、警報時期を誤ることがな
い。その結果、居眠り運転防止機能の作動条件の最適化
を図ることができると共に、運転者に不快感を与えるよ
うな作動を防止することができるという効果を奏するも
のである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る居眠り運転防止装置のシ
ステム構成図である。
【図2】本発明の実施例に使用される空調装置の概略構
成図である。
【図3乃至図5】本発明に係る居眠り運転防止装置にお
いて実行されるプログラムの制御フロチャートである。
【図6】サーカディアンリズムの一例を説明する図であ
る。
【図7】本発明に係る居眠り運転防止装置において実行
される警報出力制御作動を説明するタイムチャート図で
ある。
【図8】クレーム対応図である。
【符号の説明】
1〜3 タイマ 4 時計 5 車速センサ 6 エアコン駆動回路 7 内外気切換ダンパ 8 エアミックスダンパ 9 デフモードダンパ 10 フェイスモードダンパ 11 フットモードダンパ 12 ダンパ駆動回路 13 CPU
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高橋 亘 神奈川県藤沢市土棚8番地 株式会社い すゞ中央研究所内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車速検出手段と、該車速検出手段の出力
    信号に基づいて車両が単調走行をしているか否かを判定
    する単調走行判定手段と、現在の時刻を出力する時刻出
    力手段と、前記単調走行判定手段において単調走行条件
    を満たしている場合に、コンピューターのプログラムの
    サンプリング周期に前記時刻出力手段から得られる現在
    時刻に基づき決定される係数を乗じて補正演算し、該補
    正演算された補正時間を1サンプリング毎に積算して補
    正単調走行時間を算出する補正単調走行時間算出手段
    と、該補正単調走行時間が一定値を越えた場合に警報装
    置の警報出力を開始する警報制御手段とを具備すること
    を特徴とする居眠り運転防止装置。
  2. 【請求項2】 前記補正単調走行時間に応じて警報装置
    の警報状態を可変としたことを特徴とする請求項1記載
    の居眠り運転防止装置。
  3. 【請求項3】 前記係数は現在時刻に対応するサーカデ
    ィアンリズムの値に基づいて決定されることを特徴とす
    る請求項1又は請求項2記載の居眠り運転防止装置。
  4. 【請求項4】 前記サーカディアンリズムの値を任意に
    変えられるようにしたことを特徴とする請求項3記載の
    居眠り運転防止装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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