JP3296904B2 - 脱水シート - Google Patents
脱水シートInfo
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- JP3296904B2 JP3296904B2 JP31161693A JP31161693A JP3296904B2 JP 3296904 B2 JP3296904 B2 JP 3296904B2 JP 31161693 A JP31161693 A JP 31161693A JP 31161693 A JP31161693 A JP 31161693A JP 3296904 B2 JP3296904 B2 JP 3296904B2
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- Japan
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- sheet
- weight
- water
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、脱水シートに関する。
さらに詳しくは、食品の接触脱水に好適な脱水シートに
関するものであり、この脱水シートは魚、肉および野菜
などの乾燥、冷凍の前処理、食品保存、食品加工および
調理などの幅広い分野に適用することができる。
さらに詳しくは、食品の接触脱水に好適な脱水シートに
関するものであり、この脱水シートは魚、肉および野菜
などの乾燥、冷凍の前処理、食品保存、食品加工および
調理などの幅広い分野に適用することができる。
【0002】
【従来の技術】半透膜と高浸透圧物質を組み合わせ、浸
透圧の差を利用した接触脱水シートは、これまで数多く
提案されている。例えば、特公昭58−58124号、
特開昭57−167734号、特公平1−22816号
がある。従来の脱水シートは、いずれも高い吸水能力を
有する高分子吸水剤をその内部に含んでおり、長時間の
吸水性能および高い吸水容量を有している。しかしなが
ら、従来の脱水シートに使用されている高分子吸水剤
は、Ca,Mg,Na,Clなどのイオンを含有する水
を吸水した場合には、その吸水能力が大幅に低下すると
いう問題を有しており、さらに食品に接触の恐れがある
場合には完全に安全であるとはいえないという問題があ
った。これに対して、安全性を考慮し、高分子吸水剤を
含まない脱水シートが特公平4−33491号により提
案されている。この脱水シートは、高浸透圧物質および
増粘剤として水溶性糊料をその内部に含むものである
が、吸水後の粘度低下が大きいために脱水シートの形態
が大きく変化し、1回しか使用できないという欠点があ
った。すなわち、半透膜に高浸透圧物質をはさみこんた
脱水シートは、高浸透圧物質の水分含有量により、その
硬さおよび柔軟性が変化する。食品からの水分が移動
し、水分含有量が変化することにより、シートの硬さや
柔軟性が大きく変ることは、実際の使用上問題がある。
使用前の状態が硬い板状であれば食品との密着が不充分
となり、その性能が充分に発揮できない。また、吸水し
た状態のシートが柔かく、保形性がないと、シートを取
り外す作業が難しくなり、シートの破損などにより、食
品を汚染させる恐れがある。
透圧の差を利用した接触脱水シートは、これまで数多く
提案されている。例えば、特公昭58−58124号、
特開昭57−167734号、特公平1−22816号
がある。従来の脱水シートは、いずれも高い吸水能力を
有する高分子吸水剤をその内部に含んでおり、長時間の
吸水性能および高い吸水容量を有している。しかしなが
ら、従来の脱水シートに使用されている高分子吸水剤
は、Ca,Mg,Na,Clなどのイオンを含有する水
を吸水した場合には、その吸水能力が大幅に低下すると
いう問題を有しており、さらに食品に接触の恐れがある
場合には完全に安全であるとはいえないという問題があ
った。これに対して、安全性を考慮し、高分子吸水剤を
含まない脱水シートが特公平4−33491号により提
案されている。この脱水シートは、高浸透圧物質および
増粘剤として水溶性糊料をその内部に含むものである
が、吸水後の粘度低下が大きいために脱水シートの形態
が大きく変化し、1回しか使用できないという欠点があ
った。すなわち、半透膜に高浸透圧物質をはさみこんた
脱水シートは、高浸透圧物質の水分含有量により、その
硬さおよび柔軟性が変化する。食品からの水分が移動
し、水分含有量が変化することにより、シートの硬さや
柔軟性が大きく変ることは、実際の使用上問題がある。
使用前の状態が硬い板状であれば食品との密着が不充分
となり、その性能が充分に発揮できない。また、吸水し
た状態のシートが柔かく、保形性がないと、シートを取
り外す作業が難しくなり、シートの破損などにより、食
品を汚染させる恐れがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、脱水
(吸水)しても粘度低下が小さく、繰り返し使用が可能
であり、かつ安全な脱水シートを提供することにある。
(吸水)しても粘度低下が小さく、繰り返し使用が可能
であり、かつ安全な脱水シートを提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは上記課題を
解決するために鋭意検討した結果、高浸透圧物質100
重量部に対して無機添加剤を0.1〜5重量部添加して
なる粘度15,000〜50,000mPa・sの混合
物を透水性半透膜で被覆してなる脱水シートを見出し、
本発明を完成させるに至った。
解決するために鋭意検討した結果、高浸透圧物質100
重量部に対して無機添加剤を0.1〜5重量部添加して
なる粘度15,000〜50,000mPa・sの混合
物を透水性半透膜で被覆してなる脱水シートを見出し、
本発明を完成させるに至った。
【0005】本発明の脱水シートに用いられる高浸透圧
物質とは、動植物体より水分を除く(脱水する)ことが
できる浸透圧を有する物質をいう。食品から水分を除く
には実際上は10気圧以上の浸透圧を要し、かかる高浸
透圧物質としては、例えば、水飴、蔗糖、異性化糖、プ
ルラン、グルコース、フラクトース、マンニトール、ソ
ルビトール、マルゲトールなどの食用糖類の水溶液やグ
リセリン、プロピレングリコールなどの化合物がある。
特に、本発明の用途には分子量数十〜数百の食用糖類の
水溶液が好ましい。これらを単独、または数種混合して
用いる。
物質とは、動植物体より水分を除く(脱水する)ことが
できる浸透圧を有する物質をいう。食品から水分を除く
には実際上は10気圧以上の浸透圧を要し、かかる高浸
透圧物質としては、例えば、水飴、蔗糖、異性化糖、プ
ルラン、グルコース、フラクトース、マンニトール、ソ
ルビトール、マルゲトールなどの食用糖類の水溶液やグ
リセリン、プロピレングリコールなどの化合物がある。
特に、本発明の用途には分子量数十〜数百の食用糖類の
水溶液が好ましい。これらを単独、または数種混合して
用いる。
【0006】本発明の脱水シートに用いられる無機添加
剤とは、クレー、タルク、シリカ粉、ラポナイト(ラポ
ートインダストリイズ社の商品名)などが挙げられ、中
でもクレーのスメクタイトに属するモンモリロナイト
(ベントナイト)、ヘクトライトおよびラポナイトが特
に好ましい。
剤とは、クレー、タルク、シリカ粉、ラポナイト(ラポ
ートインダストリイズ社の商品名)などが挙げられ、中
でもクレーのスメクタイトに属するモンモリロナイト
(ベントナイト)、ヘクトライトおよびラポナイトが特
に好ましい。
【0007】本発明の脱水シートに含まれる高浸透圧物
質と無機添加剤との配合割合は、対象とする食品の種類
及び所望される脱水量によって適宜変えることができる
が、高浸透圧物質100重量部に対して無機添加剤0.
1〜5重量部である。無機添加剤が0.1重量部未満の
場合には増粘効果が乏しく、5重量部より大の場合には
粘度が高くなりすぎ、透水性半透膜に内包する際の作業
性が悪くなることがある。
質と無機添加剤との配合割合は、対象とする食品の種類
及び所望される脱水量によって適宜変えることができる
が、高浸透圧物質100重量部に対して無機添加剤0.
1〜5重量部である。無機添加剤が0.1重量部未満の
場合には増粘効果が乏しく、5重量部より大の場合には
粘度が高くなりすぎ、透水性半透膜に内包する際の作業
性が悪くなることがある。
【0008】本発明に使用する透水性半透膜としては、
普通セロハン紙、低延伸ビニロンフィルム(ポリビニル
アルコール)、コロジオン膜、エチレン−酢酸ビニル共
重合体フィルム、低延伸ナイロンフィルムなどの透水性
膜が適する。なかでも、食品包装用のビニロンフィルム
が好ましい。高浸透圧物質として食用糖類水溶液が用い
られる場合には、本発明の脱水シートには、さらに他の
成分として、保湿剤として親水性アルコール、例えば、
グリセリン、プロピレングリコールなどを添加するのが
好ましく、これによって脱水シートの保管および使用時
の過度の乾燥を防ぐことができることから、一定の柔軟
性を保つ上で有効である。また、エタノール、卵白リゾ
チーム、アミノ酸、有機酸などの制菌作用のある物質を
添加することも衛生管理上有効である。また、他の成分
として、アルギン酸、アルギン酸ソーダ、アルギン酸プ
ロピレングリコールエステル、アンナン質、デンプン、
澱粉リン酸エステルナトリウム、カラーギンナン、グル
テン、グアガム、アラビアゴム、トラカントガム、ロー
カストビーンガム、デンプングリコール酸ソーダ、繊維
素グリコール酸ソーダなどの天然多糖類およびその誘導
体、カゼイン、カゼインソーダなどの天然蛋白質、ポリ
アクリル酸ソーダ、メチルセルロース、カルボキシメチ
ルセルロースソーダ、ポリビニルアルコール、ポリエチ
エンオキシド、カルボキシメチルセルロースなどの合成
高分子を添加しても良い。
普通セロハン紙、低延伸ビニロンフィルム(ポリビニル
アルコール)、コロジオン膜、エチレン−酢酸ビニル共
重合体フィルム、低延伸ナイロンフィルムなどの透水性
膜が適する。なかでも、食品包装用のビニロンフィルム
が好ましい。高浸透圧物質として食用糖類水溶液が用い
られる場合には、本発明の脱水シートには、さらに他の
成分として、保湿剤として親水性アルコール、例えば、
グリセリン、プロピレングリコールなどを添加するのが
好ましく、これによって脱水シートの保管および使用時
の過度の乾燥を防ぐことができることから、一定の柔軟
性を保つ上で有効である。また、エタノール、卵白リゾ
チーム、アミノ酸、有機酸などの制菌作用のある物質を
添加することも衛生管理上有効である。また、他の成分
として、アルギン酸、アルギン酸ソーダ、アルギン酸プ
ロピレングリコールエステル、アンナン質、デンプン、
澱粉リン酸エステルナトリウム、カラーギンナン、グル
テン、グアガム、アラビアゴム、トラカントガム、ロー
カストビーンガム、デンプングリコール酸ソーダ、繊維
素グリコール酸ソーダなどの天然多糖類およびその誘導
体、カゼイン、カゼインソーダなどの天然蛋白質、ポリ
アクリル酸ソーダ、メチルセルロース、カルボキシメチ
ルセルロースソーダ、ポリビニルアルコール、ポリエチ
エンオキシド、カルボキシメチルセルロースなどの合成
高分子を添加しても良い。
【0009】第1図に本発明に係るシート状の脱水シー
トの一実施例を模式図に示す。シートの表面は透水性半
透膜1で覆われ、内部に高浸透圧物質および無機添加剤
の混合物2を含む。これには、保湿剤および制菌剤が更
に含有されていてもよい。表面の半透膜は、水、アンモ
ニア、アミン類はよく透過するが、アミノ酸、核酸、糖
などは透過しないので、食品の脱水には好都合である。
また、シートの内部の硬さは、使用する条件にもよる
が、粘度15,000〜50,000mPa・sであ
る。50,000mPa・sより硬いと食品との密着が
悪く、15,000mPa・sより柔かいとシートの中
で移動が起り、厚みに片寄りができ、脱水が不均一にな
る恐れがある。本発明の脱水シートは食品の脱水を数回
行ってもこの硬さがあまり変化しないという特徴を有す
る。
トの一実施例を模式図に示す。シートの表面は透水性半
透膜1で覆われ、内部に高浸透圧物質および無機添加剤
の混合物2を含む。これには、保湿剤および制菌剤が更
に含有されていてもよい。表面の半透膜は、水、アンモ
ニア、アミン類はよく透過するが、アミノ酸、核酸、糖
などは透過しないので、食品の脱水には好都合である。
また、シートの内部の硬さは、使用する条件にもよる
が、粘度15,000〜50,000mPa・sであ
る。50,000mPa・sより硬いと食品との密着が
悪く、15,000mPa・sより柔かいとシートの中
で移動が起り、厚みに片寄りができ、脱水が不均一にな
る恐れがある。本発明の脱水シートは食品の脱水を数回
行ってもこの硬さがあまり変化しないという特徴を有す
る。
【0010】
【実施例】以下、実施例により本発明をさらに詳細に説
明する。 実施例1 高浸透圧物質として水飴(参松工業(株)製マルトー
ス、商品名:ハイマルー38、濃度75重量%)100
重量部に、ベントナイト1.0重量部、保湿剤としてプ
ロピレングリコール4.0重量部、制菌剤としてエタノ
ール2.0重量部を添加し、浸透圧170気圧、粘度4
5,000mPa・s(20℃、E型粘度計)の混合物
を得た。次いで、上記混合物50gを、ビニロンフィル
ム((株)クラレ製)を用いて被覆し、長さ50cmお
よび幅30cmの大きさになるように周囲をヒートシー
ルした。このシートは平均厚み0.4mmであり、白色
で柔軟性に富んでいた。次に、体長30cm、重さ80
0gのアジを開き、上記シートに包み、冷蔵庫に静置し
た。6時間後にはアジは良好に脱水されていた。次に、
このシート表面を清拭し、上記と同様にして、新たに開
いたアジを用いて2回繰返し使用したところ、魚の脱水
程度は良好であった。当該シートから水飴混合物を取出
し、水飴濃度を測定したところ、もとの混合液中の水飴
濃度70.1重量%から64.1重量%に低下していた
が、粘度は40,000mPa・sとあまり低下してい
なかった。
明する。 実施例1 高浸透圧物質として水飴(参松工業(株)製マルトー
ス、商品名:ハイマルー38、濃度75重量%)100
重量部に、ベントナイト1.0重量部、保湿剤としてプ
ロピレングリコール4.0重量部、制菌剤としてエタノ
ール2.0重量部を添加し、浸透圧170気圧、粘度4
5,000mPa・s(20℃、E型粘度計)の混合物
を得た。次いで、上記混合物50gを、ビニロンフィル
ム((株)クラレ製)を用いて被覆し、長さ50cmお
よび幅30cmの大きさになるように周囲をヒートシー
ルした。このシートは平均厚み0.4mmであり、白色
で柔軟性に富んでいた。次に、体長30cm、重さ80
0gのアジを開き、上記シートに包み、冷蔵庫に静置し
た。6時間後にはアジは良好に脱水されていた。次に、
このシート表面を清拭し、上記と同様にして、新たに開
いたアジを用いて2回繰返し使用したところ、魚の脱水
程度は良好であった。当該シートから水飴混合物を取出
し、水飴濃度を測定したところ、もとの混合液中の水飴
濃度70.1重量%から64.1重量%に低下していた
が、粘度は40,000mPa・sとあまり低下してい
なかった。
【0011】実施例2 異性化糖液(濃度70重量%水溶液)100重量部に、
ベントナイト1.5重量部、グリセリン4.5重量部を
混合し、粘度35,000mPa・sの混合液を得た。
この混合液50gを使用し、実施例1と同様にして、長
さ50cmおよび幅30cmの大きさのビニロンフィル
ムで覆ったシートを作成した。このシートは平均厚み
0.4mmであり、白色で柔軟性に富んでいた。このシ
ートを用いて、体長25cm、重さ700gのアジを開
き、上記シートに包み冷蔵庫に静置したところ、6時間
後にはアジは良好に脱水されていた。このシートを用い
て再度新たに開いたアジを脱水後、当該シートから異性
化糖混合液を取出し、糖濃度を測定したところ、もとの
混合液中の異性化糖濃度66.0重量%から59.0重
量%に低下していたが、粘度は30,200mPa・s
であった。
ベントナイト1.5重量部、グリセリン4.5重量部を
混合し、粘度35,000mPa・sの混合液を得た。
この混合液50gを使用し、実施例1と同様にして、長
さ50cmおよび幅30cmの大きさのビニロンフィル
ムで覆ったシートを作成した。このシートは平均厚み
0.4mmであり、白色で柔軟性に富んでいた。このシ
ートを用いて、体長25cm、重さ700gのアジを開
き、上記シートに包み冷蔵庫に静置したところ、6時間
後にはアジは良好に脱水されていた。このシートを用い
て再度新たに開いたアジを脱水後、当該シートから異性
化糖混合液を取出し、糖濃度を測定したところ、もとの
混合液中の異性化糖濃度66.0重量%から59.0重
量%に低下していたが、粘度は30,200mPa・s
であった。
【0012】実施例3 水30重量部に、ソルビトール100重量部、プロピレ
ングリコール10重量部、ラポナイトXGL(ラポート
インダストリイズ社製)1.5重量部を添加し、粘度4
5,000mPa・sの混合液を得た。この混合液50
gを使用し、実施例1と同様にして、長さ50cmおよ
び幅30cmの大きさのビニロンフィルムで覆ったシー
トを作成した。このシートは平均厚み0.4mmであ
り、白色で柔軟性に富んでいた。重さ150gのアジを
開き、このシートを用いて包み冷蔵庫に静置したとこ
ろ、6時間後にはアジは良好に脱水されていた。このシ
ートを用いて再度新たに開いたアジを脱水後、当該シー
トからソルビトール混合液を取出し、ソルビトール濃度
を測定したところ、もとの混合液中のソルビトール濃度
63重量%から54重量%に低下していたが、粘度は2
8,000mPa・sであった。
ングリコール10重量部、ラポナイトXGL(ラポート
インダストリイズ社製)1.5重量部を添加し、粘度4
5,000mPa・sの混合液を得た。この混合液50
gを使用し、実施例1と同様にして、長さ50cmおよ
び幅30cmの大きさのビニロンフィルムで覆ったシー
トを作成した。このシートは平均厚み0.4mmであ
り、白色で柔軟性に富んでいた。重さ150gのアジを
開き、このシートを用いて包み冷蔵庫に静置したとこ
ろ、6時間後にはアジは良好に脱水されていた。このシ
ートを用いて再度新たに開いたアジを脱水後、当該シー
トからソルビトール混合液を取出し、ソルビトール濃度
を測定したところ、もとの混合液中のソルビトール濃度
63重量%から54重量%に低下していたが、粘度は2
8,000mPa・sであった。
【0013】比較例1 水飴(濃度75重量%)100重量部に、アルギン酸ソ
ーダ1.7重量部、プロピレングリコール4.0重量
部、エタノール2.0部を混合し、粘度48,000m
Pa・sの混合物を得た。この混合液50gを使用し、
実施例1と同様にして、長さ50cmおよび幅30cm
の大きさのビニロンフィルムで覆ったシートを作成し
た。シートは平均厚み0.4mmであり、白色で柔軟性
であったが、実施例1と同様にして、開いたアジを用い
て繰返し脱水試験を行ったところ、1回目は良好な脱水
性能を示したが、シートは保形性を失っており、中の水
飴混合物がシートの端部に片寄り、2回目の使用は困難
であった。当該シートから水飴混合物を取出し、水飴濃
度を測定したところ、もとの混合液中の水飴濃度70.
1重量%から66重量%にしか低下していなかったが、
粘度が13,000mPa・sに低下していた。
ーダ1.7重量部、プロピレングリコール4.0重量
部、エタノール2.0部を混合し、粘度48,000m
Pa・sの混合物を得た。この混合液50gを使用し、
実施例1と同様にして、長さ50cmおよび幅30cm
の大きさのビニロンフィルムで覆ったシートを作成し
た。シートは平均厚み0.4mmであり、白色で柔軟性
であったが、実施例1と同様にして、開いたアジを用い
て繰返し脱水試験を行ったところ、1回目は良好な脱水
性能を示したが、シートは保形性を失っており、中の水
飴混合物がシートの端部に片寄り、2回目の使用は困難
であった。当該シートから水飴混合物を取出し、水飴濃
度を測定したところ、もとの混合液中の水飴濃度70.
1重量%から66重量%にしか低下していなかったが、
粘度が13,000mPa・sに低下していた。
【0014】
【発明の効果】本発明の脱水シートは、脱水性能に優れ
ており、吸水後の粘度低下小さく、保形性に優れてお
り、繰返し使用可能であり、かつ安全であることから、
著しく有用である。
ており、吸水後の粘度低下小さく、保形性に優れてお
り、繰返し使用可能であり、かつ安全であることから、
著しく有用である。
【図1】本発明の脱水シートの一例を示す模式図であ
る。
る。
1・・・・透水性半透膜 2・・・・高浸透圧物質および無機添加剤。 3・・・・シール部分
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B01J 20/00 - 20/34
Claims (2)
- 【請求項1】 高浸透圧物質100重量部に対して無機
添加剤を0.1〜5重量部添加してなる粘度15,00
0〜50,000mPa・sの混合物を透水性半透膜で
被覆してなる脱水シート。 - 【請求項2】 無機添加剤がモンモリロナイト、ベント
ナイト、ヘクトライトおよびラポナイトから選ばれる少
なくとも一種からなる請求項1記載の脱水シート。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31161693A JP3296904B2 (ja) | 1992-12-25 | 1993-12-13 | 脱水シート |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4-346283 | 1992-12-25 | ||
| JP34628392 | 1992-12-25 | ||
| JP31161693A JP3296904B2 (ja) | 1992-12-25 | 1993-12-13 | 脱水シート |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06238163A JPH06238163A (ja) | 1994-08-30 |
| JP3296904B2 true JP3296904B2 (ja) | 2002-07-02 |
Family
ID=26566826
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP31161693A Expired - Lifetime JP3296904B2 (ja) | 1992-12-25 | 1993-12-13 | 脱水シート |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3296904B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6661594B2 (en) | 1994-07-27 | 2003-12-09 | Hitachi, Ltd. | Signal processing circuit and information recording/reproducing apparatus using the same, and method for optimizing coefficients of equalizer circuit |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN1321583C (zh) * | 2005-03-11 | 2007-06-20 | 张雄杰 | 小麦麦芽-膨润土复合干粉制剂的生产方法及其用途 |
-
1993
- 1993-12-13 JP JP31161693A patent/JP3296904B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6661594B2 (en) | 1994-07-27 | 2003-12-09 | Hitachi, Ltd. | Signal processing circuit and information recording/reproducing apparatus using the same, and method for optimizing coefficients of equalizer circuit |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH06238163A (ja) | 1994-08-30 |
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