JP3352246B2 - 半導体装置及びその製造方法 - Google Patents
半導体装置及びその製造方法Info
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Description
素膜及びケイ素膜を用いた電極あるいは配線を有する半
導体装置及びその製造方法に関する。
バイスの高速化は、微細化技術を軸とした素子寸法の縮
小化(スケーリング)によって進められてきた。しか
し、サブミクロン世代ではもはやスケーリングによる高
速化は限界であり、新材料の導入など内部配線抵抗の低
減が必須となる。
では、高融点金属ケイ化物と多結晶ケイ素膜の2層から
なるポリサイドゲート構造を採用し、配線抵抗の低減を
図っている。特にこの種のゲート材料としてタングステ
ンケイ化物(WSix )が広く使われており、従来の多
結晶ケイ素膜に比べ1桁程度抵抗が低い。
れ、ポリサイドゲートの抵抗でさえも無視できなくな
る。仮に、ポリサイド構造によって配線幅0.25μ
m、シート抵抗1Ω/□以下のゲート電極を実現した場
合、シリサイド層の膜厚は1μm程度になり、ゲート電
極のアスペクト比は4〜5と非常に高くなる。その結
果、ゲート電極パターンの加工や電極上の層間膜の形成
が難しくなる為、ゲート電極材料には金属シリサイドよ
りも比抵抗の低い材料を用いる必要がある。
結晶ケイ素膜の2層構造からなるポリメタルゲートが注
目されている。例えば、タングステン(W)膜はそのケ
イ化物であるWSix に比べ抵抗が約1桁低く、RC遅
延の大幅な短縮が期待できる。
ステン膜/多結晶ケイ素膜の積層構造を用いたn型MO
SFETの工程別の断面図であり、以下にその製造方法
を説明する。
wcal Oxidation of Silicon
法等によりフィールド絶縁膜10を形成し、このフィー
ルド絶縁膜10に囲まれた基板1表面に膜厚約7nmの
酸化ケイ素膜2を熱酸化等により形成する。さらにLP
CVD(Low Pressure Chemical
Vapour Deposition)法等により、
多結晶ケイ素膜3を膜厚100nm程度に形成する。こ
の後、気相拡散法等により、n型の不純物、例えばA
s、P等を多結晶ケイ素膜3に添加する。続いて図4
(a)に示すようにスパッタリング法により、ダングス
テン膜4を膜厚100nm程度に形成する。次に図示せ
ぬレジストパターンをリソグラフィー工程により形成
し、これをマスクとしてタングステン膜4、多結晶ケイ
素膜3、及び酸化膜2をRIE(Reactive I
on Ecching)法等によりゲート形状にパター
ニングする。このRIE法はSF6 とCl2 の混合ガス
を用い、高周波印加電力0.7W/cm2 ,圧力10m
Torr,流量SF6 /Cl2 =40/10SCCMと
し電極を70℃に保持して行う。
にイオン注入し、RTA(Rapiel Therma
l Aneal)法による1000℃、20秒間の熱処
理を行うことにより、図4(b)に示すようなソース・
ドレイン拡散層5を形成する。
より、基板1表面に形成し、ソース・ドレイン拡散層5
のコンタクト用の開口を形成する。そして図4(c)に
示すようにこの開口部にAl等の金属配線7を形成し、
従来のMOSFETが完成する。
ケイ素膜上に堆積し、ゲート電極加工後、ゲート絶縁膜
の端部を厚膜化するために600℃程度以上の加熱を行
うとシリサイド化して、WSix に変わり、抵抗が上昇
するという問題がある。このシリサイド化反応を防止す
るために高融点金属膜と多結晶ケイ素膜との間に窒化チ
タン(TiN)などの金属化合物を反応防止層として挿
入した構造が提案されている。ところが、この3層構造
は、配線パターンに加工後、Wを酸化せずにケイ素だけ
を選択的に酸化する処理を行うと、TiNの側壁部に直
経100〜1000オングストロームの粒状の酸化チタ
ン(TiO2 )が形成される。したがって、この上に酸
化ケイ素膜や窒化ケイ素膜などの絶縁膜を気相成長(C
VD)法で堆積する際に均一な成膜が困難になるという
問題があった。
に高融点金属ケイ素の反応を抑制する反応防止層が必要
である。この反応防止層は絶縁膜等の耐酸化性を有する
必要がある。ここで、絶縁膜がケイ素表面に存在する場
合、高融点金属とケイ素の反応が抑制されることが知ら
れている。しかし、酸化ケイ素をはじめとした絶縁物
は、電子や正孔にとって障壁として働き、金属−多結晶
ケイ素膜間の接触抵抗を増加させる原因となり得る。こ
の接触抵抗はRC遅延の増大を招く危険性がある。
多結晶ケイ素の反応を抑えるだけでなく、接触抵抗の低
い伝導性に優れた材料が望ましい。一方、素子の微細化
にともない寸法制御および加工形状が非常に問題となっ
ている。特に、ゲート電極の寸法は素子の性能自体に著
しく影響するため、加工の際に寸法変換差の少ない、形
状の優れた加工技術が必須である。
イエッチング工程では被処理膜の実膜厚+αに相当する
時間だけエッチングを行う。このαに相当する時間をオ
ーバーエッチングと称する。これは、実際の被処理基体
には段差があり、垂直方向に進行するドライエッチング
にとって段差部では見かけ上の膜厚が増加するためであ
る。必然的にこの段差部に起因した膜厚分だけオーバー
エッチングする必要がある。
しタングステン膜4の選択性がないため、タングステン
膜4のオーバーエッチング時に多結晶ケイ素膜3が大幅
に削られる。
工程では、タングステン膜4は約180nm/min
で、エッチングされ、一方、多結晶ケイ素膜3は約70
0mm/minでエッチングされるため、タングステン
膜4と多結晶ケイ素膜3の選択比は約0.3であった。
又、ここでは多結晶ケイ素膜について説明したが、単結
晶ケイ素においても選択比は1以下の低い値である。こ
れでは、MOSトランジスタの良好な電極パターンを形
成することはできない。
みてなされたものであり、加工形状の優れた低抵抗の電
極もしくは半導体装置及びその製造方法を提供すること
を目的とする。
に、本発明は、ゲート絶縁膜上に形成されたケイ素膜、
前記ケイ素膜上に形成された金属膜及び前記ケイ素膜と
前記金属膜との間に形成された炭素原子を過剰に含む炭
化ケイ素膜の反応防止層からなる積層構造のゲート電極
を具備し、前記炭化ケイ素膜は炭素原子を50atom
ic%より多く、75atomic%以下の範囲で含有
することを特徴とする半導体装置を提供する。
を含有するようにしても良い。前記炭化ケイ素膜は膜厚
が5nm以上であるようにしても良い。前記金属膜はタ
ングステン膜であるようにしても良い。前記金属膜上に
シリコン窒化膜がさらに形成されているようにしても良
い。
を堆積する工程と、前記ケイ素膜の表面に炭素原子を5
0atomic%より多く、75atomic%以下の
範囲で含む炭化ケイ素膜を形成する工程と、前記ケイ素
膜、前記炭化ケイ素膜及び前記金属膜を選択的に異方性
エッチングすることにより積層構造のゲート電極もしく
は配線を形成する工程とを具備したことを特徴とする半
導体装置の製造方法を提供する。前記炭化ケイ素膜を形
成する工程は、前記ケイ素膜上に炭素膜を形成し、この
炭素膜上からイオンを注入することにより、前記炭素膜
と前記ケイ素膜の界面で炭素原子とケイ素原子とを混合
させる工程を有するようにしても良い。前記イオンは、
電気的に活性な不純物であるようにしても良い。
金属膜とケイ素膜との間に炭化ケイ素膜を挿入すること
で耐熱性の十分かつ低抵抗な配線あるいは電極を実現す
ることが可能である。つまり、炭化ケイ素膜は熱的、化
学的に極めて安定な材料であり、炭化ケイ素中の拡散速
度はケイ素に比べ2桁程度小さいため、相互拡散を抑え
る反応防止層として用いることが期待できる。また、電
気的には半導体であるため、導電性の優れた反応防止層
となり得る。
素膜の構造であれば、高融点金属膜を炭化ケイ素膜に対
し選択的にエッチングすることが可能であり、加工形状
の優れたエッチングを行うことが可能となる。
図1(h)は、本発明の実施例をMOSFETのゲート
電極に適用した場合の完成断面図である。ゲート部は多
結晶ケイ素膜12a、炭化ケイ素膜15a、タングステ
ン膜13a及び窒化ケイ素膜17a等からなる。このゲ
ート部は炭化ケイ素膜15aが多結晶ケイ素膜12aと
タングステン膜13aの間に挿入されていることで、加
熱処理が行われた多結晶ケイ素膜12aとタングステン
膜13aの反応防止層として働き、低抵抗化を達成して
いる。又、タングステン膜をエッチングする際に炭化ケ
イ素膜15aが存在することにより、多結晶ケイ素膜1
2aがエッチングされることはなく、多結晶シリコン層
12aへの影響は少ないため、良好なゲート形状を有し
ている。
をMOSFETに適用した際の工程別断面図であり、以
下にその製造方法について説明する。まず、図1(a)
に示すように多結晶ケイ素膜12を前記薄い酸化膜11
(膜厚7nm)上に膜厚100nmに堆積し、気相拡散
法により多結晶シリコン膜12に電気的活性な不純物を
添加する。
炭素系ガスにC3 H8 ガス等炭化水素系のガス雰囲気中
で約800℃に加熱することによって、多結晶シリコン
膜12上に炭化ケイ素膜15(膜厚10nm)を形成し
た。
タリング法によってタングステン膜13(膜厚100n
m)を堆積した。ここで、900℃の加熱処理後に抵抗
を測定した結果、抵抗の上昇はみられず、逆に低下し
た。これは、前記炭化ケイ素膜15が反応防止層として
働き、タングステン膜13と多結晶ケイ素膜12が反応
しないことを意味する。
7(150nm)を堆積する。次に図1(d)に示すよ
うにフォトレジストが窒化ケイ素膜17上にスピンコー
ト法にて塗布され(膜厚約1μm)、フォトマスクを通
して露光し現像され、所定のレジストパターン18が形
成される。
レジストパターン18に沿って窒化ケイ素膜17、タン
グステン膜13および多結晶シリコン膜12等をエッチ
ングする。
00、導入予備室200および排出予備室300から構
成されており、エッチング室100と導入予備室200
および排出用予備室300との間はゲートバルブにより
それぞれ仕切られている。そしてエッチング室100を
真空に保持したまま導入用予備室200に配置されたゲ
ートバルブ202から被エッチング基板101が導入さ
れ、排出用予備室300に配置されたゲートバルブ30
2から被エッチング基板101が排出されることによ
り、大気雰囲気の悪影響を避け、基板を一枚づつ短時間
でドライエッチングすることが可能になっている。ま
た、予備室200、300には、基板載置台202、3
03がそれぞれ設置されている。
101を載置するための電極102を備え、この電極1
02は被エッチング基板101を所望の温度に制御する
ための冷却管103を備えている。さらに、電極102
にはプラズマ励起のための13.56MHzの高周波電
力を印可すべく、ブロッキングキャパシタ104および
整合装置105を介して高周波電源106が接続されて
いる。
チング室100内に反応ガスがバルブ401および流量
制御器402にて所望の流量値に調整されて導入され、
またコントロールバルブ403にてエッチング室100
内が一定圧力に保持される。
は接地されており、電極102との間に高周波電圧が印
可されるようになっている。このエッチング室100の
上壁上部には、永久磁石107が設置されており、電磁
モーターにより回転軸108のまわりで回転運動させら
れる。この永久磁石107の発する約200ガウスの磁
界によって10-3Torr台の高真空でも高イオン密度
のプラズマを発生維持することが可能になるように構成
されている。このようにして生成された高イオン密度の
プラズマから大量のイオンが被エッチング基板101に
照射され、エッチングが行われる。
(e)に示すように前記レジストパターン18をエッチ
ングマスクとして窒化ケイ素膜17をCHF3 とCF4
の混合ガスを用いエッチングし、その後、レジストパタ
ーン18は酸素プラズマにより除去される。
膜17をエッチングマスクとして、タングステン膜13
をSF6 と塩素の混合ガスを用い、異方性エッチングし
た。エッチング条件は高周波印加電力0.7W/cm
2 、圧力10mTorr、流量SF6 /Cl2 =40/
10SCCMとし、電極を70℃に保持した。このエッ
チング条件では、タングステン膜13は約180nm/
分でエッチングされたのに対して、窒化ケイ素膜17は
約60nm/分でエッチングされ、タングステン膜13
と窒化ケイ素膜17の選択比は約3であった。一方、炭
化ケイ素膜15は35nm/分でエッチングされるた
め、タングステン膜3と炭化ケイ素膜15の選択比は約
5であった。
nm)の30%に相当する時間だけオーバーエッチング
を行った場合、タングステン膜13の下層にある炭化ケ
イ素膜15がエッチングされる膜厚は6nm程度であ
る。したがって、炭化ケイ素膜15がタングステン膜1
3に対し選択性があるため、多結晶ケイ素膜は大幅に削
られることなはい。
素膜17をエッチングマスクとして炭化ケイ素膜15を
CF4 とH2 とO2 の混合ガスを用いてエッチングす
る。エッチング条件は高周波印加電力0.7W/cm
2 、圧力10mTorr、流量CF4 /H2 /O2 =4
0/10/1SCCMで電極を70℃に保持した。この
エッチング条件では、炭化ケイ素膜15は約18nm/
分でエッチングされたのに対して、窒化ケイ素膜17は
約100nm/分でエッチングされ、炭化ケイ素膜15
と窒化ケイ素膜17の選択比は約2であった。
比は約2程度あるため、炭化ケイ素膜15のオーバーエ
ッチングは多結晶ケイ素膜12にさほど影響しない。さ
らに、窒化ケイ素膜17、タングステン膜13および炭
化ケイ素膜15をエッチングマスクとして多結晶ケイ素
膜12をHBrとO2 の混合ガスにより異方性エッチン
グし、ポリメタル構造(W/SiC/polySi)を
有するゲート電極パターンが形成される。最後にイオン
注入法等及び熱処理によりソース・ドレイン領域18を
形成し、層間絶縁膜19及びソース・ドレイン電極用配
線20を形成することにより図1(h)に示すような本
実施例によるMOSFETが完成する。
に炭化ケイ素膜を挟むことにより、高融点金属膜を選択
的にかつ異方性エッチングすることが可能となる。本実
施例で挿入する炭化ケイ素膜について以下に詳しく説明
する。炭化ケイ素膜は、化学量論的に安定な組成(S
i:C=1:1)を持つ相と、過剰なSi原子あるいは
C原子とSiC相が混在した状態からなる。
は、C原子を過剰に含む膜が好ましい。なぜなら、C原
子の金属膜中における拡散定数が極めて小さく、Si原
子に比べW等の高融点金属と反応しにくいためである。
又、C原子を過剰に含む膜の密度は高いため、高融点金
属と反応しやすいSi原子の拡散防止効果も有するため
である。
より多くなると、加熱される際、耐酸化性が劣化する性
質がある。以上から用いる炭化ケイ素膜は、炭素原子を
50〜75atomic%の範囲で含む膜が望ましい。
特に炭化原子が50atomic%付近の膜が最も適し
ている。
気的に活性な不純物を添加することにより、その抵抗を
低下させることが可能となる。上述のようなC3 H8 ガ
ス雰囲気で加熱処理することにより炭化ケイ素膜を形成
する場合、C3 H8 ガスと共にPH3 ガスを導入するこ
とにより、炭化ケイ素膜の抵抗は100〜数1000Ω
/□程度の値が得られた。これは多結晶ケイ素膜とほぼ
同程度の抵抗値である。尚、電気的に活性な不純物とし
ては、PH3 中のPのようなn型のN,As,Sb等
が、P型ではB,Al,Ga等がある。これら活性種を
含むガスをC3 H8 ガスと同時に導入することにより、
低抵抗な炭化ケイ素膜が形成可能である。さらに、下地
多結晶ケイ素膜にあらかじめ不純物を添加しておき、も
しくは含有した多結晶ケイ素膜を用いて熱拡散させるこ
とによっても可能である。
述した方法に限らず、炭素を含むガスを放電させ、プラ
ズマを生成し、多結晶ケイ素膜12表面をプラズマに曝
す方法でも可能である。また、炭素とケイ素を含む混合
ガス雰囲気中で、多結晶ケイ素膜12上に炭化ケイ素膜
15を堆積する方法でも可能である。
ングステン/炭化ケイ素/多結晶シリコン構造の電極の
他の形成方法の実施例について説明する。まず、図2
(a)に示すように単結晶シリコンからなる基板20上
に薄いシリコン酸化膜21(膜厚7nm)を形成し、そ
の上にCVD法により多結晶シリコン膜22(膜厚10
0nm)を堆積した。この後気相拡散法により、多結晶
シリコン膜22に電気的活性な不純物を添加する。
イ素膜22上にスパッタ法により炭素膜26(100n
m)を堆積する。さらに、図2(c)に示すように炭素
膜26の上から、例えば加速電圧 50keV、注入量
5×1015cm-3の条件でケイ素イオン(Si+ )を
注入する。この加速電圧は多結晶ケイ素膜22と炭素膜
26の界面付近に注入イオン種の投影飛程が重なるよう
に設定する。イオン注入に伴い、多結晶ケイ素膜22と
炭素膜26界面で原子混合が起き、炭化ケイ素膜25
(10nm)が形成される。この膜の組成はC原子が約
60%の割合で形成された。
注入量に依存し、注入量が5×1015cm-3未満の場合
には、形成される膜厚が5nm以下となり、又、C原子
の割合が75%より大きくなるため、上述の反応防止層
として利用できない。そこでケイ素(質量数約28)イ
オンについて、必要な注入量は5×1015cm-3以上と
できる。これは注入イオン種の質量数にほぼ反比例し、
As(質量数約75)では約2×1015cm-3以上とな
る。
cm-3より多い場合には、深さ方向にSi原子の濃度が
多くなるが、高融点金属膜直下のC原子の割合が50%
〜75%の範囲に入るため、反応防止層としては有効で
ある。
ズマもしくは約600℃の酸化雰囲気中で、炭素膜26
は剥離される。ここで形成された炭化ケイ素膜25は耐
酸化性が高く、上記酸化雰囲気に曝されても剥離されな
い。
リング法によってタングステン膜23(膜厚100n
m)を堆積した。この後、800〜900℃の加熱処理
を経ても、本構造の配線抵抗は劣化しなかった。よっ
て、イオン注入にともなう原子混合により形成した炭化
ケイ素膜25が反応防止層として有効であることが判
る。
電気的に活性な不純物イオンを選ぶことにより、多結晶
ケイ素膜22へのドーピングと併用でき、不純物イオン
の導電型を選択することにより、所望の抵抗値を得るこ
とが可能である。さらに、イオン注入による原子混合
後、加熱処理を行うことにより緻密な炭化ケイ素膜25
を形成することが可能であり、反応防止層の効果は上昇
する。
(h)に示した第1の実施例と同様のエッチングによる
ゲート電極の加工、ソース・ドレイン拡散層の形成、層
間絶縁膜等の形成等を行うことにより、本実施例のゲー
ト電極が形成される。ここでエッチングに用いるエッチ
ング装置、ガス種等は同じであるため、第1の実施例を
参照する。そしてエッチングの選択性の効果も第1の実
施例で述べたと同様に得られる。
積層膜として、タングステン膜、多結晶ケイ素膜につい
て述べたが、タングステンに限らず、下地シリコン膜と
の選択比が小さく、約600℃以上の熱処理により金属
ケイ化物を生成する金属すべてが適用可能であり、又多
結晶ケイ素膜に限らず、高融点金属に対し、耐熱性が少
なくエッチング選択比の小さい他のケイ素材料、例えば
単結晶ケイ素、アモルファスシリコン等からなる膜であ
っても上述の効果は十分得られる。
ETのゲート電極について述べたが、バイポーラ等の他
のトランジスタの電極材として用いることもでき、又、
半導体記憶装置及び半導体集積回路等の配線材として用
いることが可能である。これらの装置は、特に微細化の
要求が高く、本発明のように低抵抗であり、加工制御性
の良好な構造はこれらの要求を充たすことが可能であ
る。
抗な配線あるいはゲート電極を実現することができると
ともに、高融点金属膜を選択的に加工することができ、
寸法変換差のない良好な加工形状が得られる。以上によ
り、配線抵抗に起因したRC遅延が大幅に短縮され、半
導体デバイスの微細化及び高速化が可能となる。
程別断面図。
方法を説明するための工程別断面図。
明するための構成図。
面図。
Claims (8)
- 【請求項1】 ゲート絶縁膜上に形成されたケイ素膜、
前記ケイ素膜上に形成された金属膜及び前記ケイ素膜と
前記金属膜との間に形成された炭素原子を過剰に含む炭
化ケイ素膜の反応防止層からなる積層構造のゲート電極
を具備し、 前記炭化ケイ素膜は炭素原子を50atomic%より
多く、75atomic%以下の範囲で含有することを
特徴とする半導体装置。 - 【請求項2】 前記炭化ケイ素膜は電気的に活性な不純
物を含有することを特徴とする請求項1に記載の半導体
装置。 - 【請求項3】 前記炭化ケイ素膜は膜厚が5nm以上で
あることを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。 - 【請求項4】 前記金属膜はタングステン膜であること
を特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の
半導体装置。 - 【請求項5】 前記金属膜上にシリコン窒化膜がさらに
形成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項4
のいずれかに記載の半導体装置。 - 【請求項6】 半導体基板上にケイ素膜を堆積する工程
と、 前記ケイ素膜の表面に炭素原子を50atomic%よ
り多く、75atomic%以下の範囲で含む炭化ケイ
素膜を形成する工程と、 前記ケイ素膜、前記炭化ケイ素膜及び前記金属膜を選択
的に異方性エッチングすることにより積層構造のゲート
電極もしくは配線を形成する工程とを具備したことを特
徴とする半導体装置の製造方法。 - 【請求項7】 前記炭化ケイ素膜を形成する工程は、前
記ケイ素膜上に炭素膜を形成し、この炭素膜上からイオ
ンを注入することにより、前記炭素膜と前記ケイ素膜の
界面で炭素原子とケイ素原子とを混合させる工程を有す
ることを特徴とする請求項6に記載の半導体装置の製造
方法。 - 【請求項8】 前記イオンは、電気的に活性な不純物で
あることを特徴とする請求項7に記載の半導体装置。
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-
1994
- 1994-09-30 JP JP23625694A patent/JP3352246B2/ja not_active Expired - Lifetime
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| JPH08102462A (ja) | 1996-04-16 |
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