JP3486237B2 - 通信機器 - Google Patents

通信機器

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JP3486237B2
JP3486237B2 JP23111794A JP23111794A JP3486237B2 JP 3486237 B2 JP3486237 B2 JP 3486237B2 JP 23111794 A JP23111794 A JP 23111794A JP 23111794 A JP23111794 A JP 23111794A JP 3486237 B2 JP3486237 B2 JP 3486237B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電話機等の通信機器に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】電話機がハンドセットによる通信機能し
かないものである場合には、その電話機の電源は通信回
線から与えられるようになっているため、電話機を商用
電源に接続することはなく、従って、商用電源の停電等
に拘りなく、通話ができる。しかし、子機との通話や留
守番機能等の多数の機能を有する電話機では、その機能
の切換え回路が存在し、商用電源から電源を得て動作す
るようになっている。
【0003】従って、商用電源が停電等によって与えら
れなくなったとき(消勢したとき)、切換え回路が動作
しなくなり、電話機の全ての機能が不能になる。しか
し、これでは不便であるので、商用電源が消勢したと
き、電話機として最小限必要な機能を使用できるように
した電話機を本件出願人は先に特許出願している。
【0004】図3は、その要部の構成を示している。同
図において、61、62は電話回線である。63はスピ
ーチネットワーク回路であり、64はその受信出力線
路、65は送話入力線路である。66は切換えICであ
り、スイッチブロック67を有している。スイッチブロ
ック67は切換えIC66の端子を介して外付けされた
多種類の回路同士を接続したり、それらの回路と前記線
路64、65を接続したりするためのスイッチ回路を有
している。
【0005】68はハンドセットであり、69はそのス
ピーカ、70はマイクである。スピーカ69は端子T3
に接続され、マイク70は端子T2に接続されている。
一方、スピーチネットワーク回路63の受信出力線路6
4は端子T1に、送話入力線路65は端子T4に接続さ
れている。71は商用電源が消勢したことを検出する検
出回路であり、IC66の端子T0に接続されている。
IC66の、その他の端子及びIC66に接続される他
の回路は図示省略している。
【0006】さて、電話機に与えられている商用電源が
ONしている間は検出回路71から検出信号が与えられ
ないので、スイッチブロック67の切換え接続動作には
何の影響もなく、スイッチブロック67は所定の切換え
動作をする。しかしながら、商用電源が消勢したことが
検出回路71で検出されると、スイッチブロック67は
端子T1とT3を接続し、端子T2とT4を接続する。
【0007】このため、回線からの受信信号はハンドセ
ット68のスピーカ69へ供給されてスピーカを駆動
し、ハンドセット68のマイク70の出力は送話線路6
5からスピーチネットワーク回路63を介して電話回線
へ送出される。このように、図3の従来例では電話機と
して必要最小限の機能(外部との通話)が遂行できるこ
とになり、便利である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、必要最
小限必要な機能としては、ユーザによってそれぞれ異な
ることもあるので、上記従来例の如く1つの画一的な機
能のみしか使用できない電話機は必ずしも至当なもので
あるとはいえない。
【0009】本発明はこのような点に鑑みなされたもの
であって、商用電源消勢時に働かせうる機能をユーザ側
で選択しうるようにした通信機器を提供することを目的
とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め本発明では、通信回線と所定の機能をもつ複数の回路
の信号線路が接続され前記回路のうち必要なものを動作
させるように信号線路を切換え接続するスイッチブロッ
クを有する通信機器において;商用電源が消勢したとき
予め選ばれた少なくとも2つの回路のうち1つを動作さ
せる手段と;前記動作させる回路を選択設定する選択手
段とを設けた構成としている。
【0011】尚、商用電源が消勢したとき動作する回路
は前記通信回線と接続されることによって動作する。ま
た、前記通信回線は電話回線であり、前記商用電源が消
勢したとき動作可能な回路は電話機のハンドセット、及
び、電話機本体の受話回路及びマイクであって、前記商
用電源が消勢ときには、前記選択手段によって任意に設
定した前記電話機のハンドセット、又は、電話機本体の
受話回路及びマイクのいずれか一方を動作させる。
【0012】
【作用】このような構成によると、通信機器の複数の機
能のうち、選択手段によって任意に設定した機能を電源
消勢時に働かせることができる。しかも、電源消勢中
に、その働かせたい機能を選択することができる。
【0013】
【実施例】本発明を実施した図1において、1、2は電
話回線である。3はスピーチネット回路であり、一般に
はICで形成される。4はスピーチネットワーク回路3
の受信出力線路、5は送話入力線路である。6は切換え
ICであり、スイッチブロック7を内蔵している。スイ
ッチブロック7は切換えIC6の端子に接続された各種
の回路同士を接続したり、回路と線路4、5を接続した
りするためのスイッチ回路を有している。
【0014】8はハンドセットであり、9はそのスピー
カ、10はマイクである。スピーカ9は端子B1に接続
され、マイク10は端子A2に接続される。一方、スピ
ーチネットワーク回路3の受信出力線路4は端子A1
に、送話入力線路5は端子B2に接続されている。
【0015】11は電話機本体のスピーカであり、12
は同じく本体のマイクである。このスピーカ11は端子
B3に、また、マイク12は端子A3に接続されてい
る。13は商用電源が消勢したことを検出する検出回路
である。14は電源が消勢したとき、ハンドセット8を
動作可能にするか、本体側のスピーカ11とマイク12
を動作可能にするかを選択する選択手段であり、その出
力は端子A0を通してスイッチブロック7へ与えられ
る。
【0016】さて、この図1の電話機において、商用電
源がON状態のときは、スイッチブロック7は電話機の
通常の機能切換え動作を行なう。しかしながら、商用電
源が消勢すると、スイッチブロックは選択手段14によ
り設定された回路を動作させるように切換え動作を行な
う。
【0017】例えば、選択手段14によりハンドセット
8が選ばれていると、電源消勢時、スイッチブロック7
は端子A1とB1を接続し、端子A2とB2を接続す
る。逆に、本体のスピーカ11とマイク12が選択され
ているときは端子A1とB3を接続し、端子A3とB2
を接続する。このように、選択手段14によって選択さ
れた回路(機能)が電源消勢時に働きうるようになる。
【0018】次に、図2は、より具体的にした実施例を
示している。同図において、図1と同一部分には同一の
符号を付してある。15、16、17は入力側のバッフ
ァであり、18、19、40は出力側のバッファであ
る。20はスイッチであり、横方向の入力線21と縦方
向の出力線22とを接続(ON)したり、遮断(OF
F)したりする。図中、スイッチ20は○印で示してい
るが、他のスイッチも同様に○印で示している。この○
印が黒丸になっているスイッチ30、31はONしてい
ることを示している。
【0019】これらのスイッチはアナログスイッチで構
成されており、その制御端子にスイッチ制御信号が印加
されている。これらのスイッチの制御端子には、ラッチ
回路25の出力が与えられるようになっている。ラッチ
回路25と各○印は接続されているが、簡単のために図
示省略している。端子27に、どのスイッチをONさせ
るかというデータが入力され、このデータは端子28に
入力されるクロックに従ってシフトレジスタ24に取り
込まれていく。
【0020】そのデータは端子29を通して入力される
ラッチ信号によってラッチ回路25にラッチされ、スイ
ッチに与えられるようになっている。しかし、このラッ
チ回路25の出力によりスイッチをコントロールするの
は商用電源ON時の場合である。切換えIC6の入力端
子A4〜A8及び出力端子B4〜B8は他の機能(子機
との通話、留守番機能等)を行なう回路に接続される
が、それらの回路は図示省略している。
【0021】商用電源は電話機内で直流変換されてVDD
となっている。このVDDはバイアス回路26に与えら
れ、IC6内のバイアス電源として用いられる。トラン
ジスタQ1はVDDが存するときはONとなっているが、
DDが消勢すると、OFFとなる。このため線路4に接
続されているトランジスタQ2とQ3はONになる。
【0022】線路4には回線1からの電源が与えられて
いるので、抵抗Rは電源に接続されたことになる。ま
た、スイッチSWの一端はトランジスタQ3を介してグ
ランド電位に接続される。従って、選択手段14として
のスイッチSWが有効となる。電源VDDがONのときは
トランジスタQ2とQ3がいずれもOFFであるので、
スイッチSWは無効となる。
【0023】さて、スイッチSWがOFFに設定されて
いるとき、商用電源消勢時、端子A0を介してハイレベ
ルがIC6に入力されるので、黒丸印で示してあるスイ
ッチ30、31がONとなる。そのため端子A1とB1
が接続され、端子A2とB2が接続される。その結果、
商用電源消勢時にハンドセット8が動作可能となり、回
線1、2を通して通話できる。
【0024】スイッチSWがONに設定されていると、
商用電源消勢時にローレベルがA0を介してIC6に入
力されるので、スイッチ30、31はOFFとなり、一
方、インバータ23によってハイレベルが与えられるス
イッチ32と33がONとなる。このため、A1とB3
及びA3とB2がそれぞれ接続され、本体のスピーカ1
1とマイク12が動作可能状態となる。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、通
信機器の複数の機能のうち、選択手段によって任意に設
定した機能を電源消勢時に働かせることができるととも
に、その働かせたい機能を選択することができるので、
便利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施した電話機の要部回路ブロック
図。
【図2】それを具体化した実施例を示す回路図。
【図3】従来の電話機の要部ブロック図。
【符号の説明】
1、2 電話回線 3 スピーチネットワーク回路 4 受信出力線路 5 送話入力線路 6 切換えIC 7 スイッチブロック 8 ハンドセット 9 ハンドセットのスピーカ 10 ハンドセットのマイク 11 電話機本体のスピーカ 12 電話機本体のマイク 13 電源検出回路 14 選択手段 SW 選択スイッチ 20、30、31、32、33 スイッチ VDD 商用電源から得た直流電源

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】通信回線と所定の機能をもつ複数の回路の
    信号線路が接続され前記回路のうち必要なものを動作さ
    せるように信号線路を切換え接続するスイッチブロック
    を有する通信機器において、商用電源が消勢したとき予
    め選ばれた少なくとも2つの回路のうち1つを動作させ
    る手段と、前記動作させる回路を選択設定する選択手段
    と、を設けたことを特徴とする通信機器。
  2. 【請求項2】前記商用電源が消勢したとき動作する回路
    は前記通信回線と接続されることによって動作すること
    を特徴とする請求項1に記載の通信機器。
  3. 【請求項3】前記通信回線は電話回線であり、前記商用
    電源が消勢したとき動作可能な回路は電話機のハンドセ
    ットと、電話機本体の受話回路及びマイクであであっ
    て、 前記商用電源が消勢ときには、前記選択手段によって任
    意に設定した前記電話機のハンドセット、又は、電話機
    本体の受話回路及びマイクのいずれか一方を動作させ
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の通信機
    器。
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