JP4199429B2 - 粉粒体輸送管のベンド部構造 - Google Patents
粉粒体輸送管のベンド部構造 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4199429B2 JP4199429B2 JP2001069134A JP2001069134A JP4199429B2 JP 4199429 B2 JP4199429 B2 JP 4199429B2 JP 2001069134 A JP2001069134 A JP 2001069134A JP 2001069134 A JP2001069134 A JP 2001069134A JP 4199429 B2 JP4199429 B2 JP 4199429B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- powder
- spiral
- downstream
- bend
- transport pipe
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Air Transport Of Granular Materials (AREA)
- Branch Pipes, Bends, And The Like (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、容器内の粉粒体を輸送する、ベンド部を持つ輸送管において、ベンド部に発生する粉体又は粒体の偏流を分散できる粉粒体輸送管のベンド部構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
図5は従来の粉体輸送管のベンド部構造と粉体の偏流を説明する図である。
ベンド部1に粉粒体5を含むガス2が輸送されてくると、下流直管部3では粉粒体5は遠心力により偏流を発生する。この偏流は下流で局部磨耗を引き起こすなどの原因となっている。
従来より、ベンド部に発生する粉体又は粒体の偏流を分散するのに好適な粉体輸送管のベンド部構造が提案されている。このベンド部に発生する粉体又は粒体の偏流を分散するのに好適な粉体輸送管のベンド部構造に関する技術は、例えば、実開昭59−160990号公報(以下、「先行技術1」という)に開示されている。
【0003】
図6、図7は先行技術1の粉体の偏流を分散させる粉体輸送管のベンド部構造と粉体の流れを説明する図である。
下流直管部3では粉粒体5は遠心力により偏流を発生するが、偏流が発生した下流直管部3の内壁に突出壁6を設置し、偏流した粉粒体5を分散させるようになっている。
また、粉体又は粒体の閉塞や脈動現象をなくすのに好適な粉体輸送管構造に関する技術は、例えば、特開平10−17147号公報(以下、「先行技術2」という)に開示されている。
図8は先行技術2の粉体の閉塞や脈動現象を無くすための粉体輸送管の構造と粉体の流れを説明する図である。直管部3の内壁に複数の螺旋凸条9を設置し、粉粒体5の閉塞や脈動現象を防止するようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、図6に記載の先行技術1に開示された粉体輸送管のベンド部構造にあっては、この突出壁6では、偏流の方向が、8aから8bに変わるだけであり、依然として偏流が発生し局部磨耗の問題は解決せず、粉粒体5の分散は困難であった。
また、図8に記載の先行技術2に開示された粉体輸送管の構造にあっては、この複数の螺旋凸条9では、偏流の方向が変わるだけであり、単にベンド部の上流側に複数の螺旋凸条を設けただけでは,図9に示すように粉体分布8dは、偏流が発生し,局部磨耗の問題は解決せず、ベンド部の偏流を防止することはできなかった。
本発明は、粉体輸送管のベンド部において、粉体又は粒体の偏流を分散する構造を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明者は、粉体輸送管のベンド部において、粉体又は粒体の偏流を分散する構造について鋭意検討を重ねた結果、容器内の粉粒体を輸送する、ベンド管部を持つ内径20cm以上、500cm以下の輸送管において、ベンド部の下流の直管内に壁からの突起物を螺旋状に配置することでベンド部の下流の直管部で偏流した粉粒体を分散させるができることを見いだした。本発明は以上の知見に基づいてなされたものであって、その要旨とするところは、
(1)容器内の粉粒体を輸送する、ベンド管部を持つ輸送管において、ベンド部の下流の直管内壁に螺旋状の突起物を配置すること、
(2)前記(1)の螺旋状の突起物の断面形状が長方形であること、
(3)前記(1)又は(2)の螺旋状の突起物の壁からの高さが、下流に向かって螺旋突起物開始点から螺旋突起物終了点まで単調減少していること、
(4)前記(1)から(3)の何れか1項に記載の構造において、螺旋突起物開始点での螺旋状の突起物の壁からの高さが管の内径の1/20以上1/4以下であること、
(5)前記(1)から(4)の何れか1項に記載の構造において、粉粒体輸送管のベンド部構造を下流直管部から見た時、螺旋突起物開始点が下流直管部の外側半周と内側半周の境界線上にあり、下流に向かって前記外側半周から前記内側半周に沿って前記螺旋状の突起物が配置され、螺旋突起物終了点が前記螺旋突起物開始点の下流で前記外側半周と前記内側半周の境界線上にあること、にある。
【0006】
【発明の実施の形態】
粉粒体輸送管におけるベンド部の下流の直管部で偏流した粉粒体を分散させることができるベンド部構造について図面を見ながら説明する。
図1は本発明の粉粒体輸送管のベンド部構造の断面図である。図2は本発明の粉体輸送管のベンド部構造を下流直管部から見た平面図である。図3は本発明の粉体輸送管のベンド部構造で粉体の偏流を分散させる原理図である。図4は本発明による粉体の分散効果を示した図である。図5は従来の粉体輸送管のベンド部構造と粉体の偏流を説明する断面図である。
ベンド部1に粉粒体5を含むガス2が輸送されてくると、下流直管部3では粉粒体5は遠心力により偏流を発生する。
【0007】
本発明においては、ベンド部の下流直管部3の内壁に螺旋状の突起物4が設置されている。螺旋状の突起物4の断面形状は長方形とすることが施工を容易にするため望ましい。
噴流体を効率よく分散させるために、螺旋状の突起物4の壁からの高さは、螺旋突起物開始点4aから下流に向かって螺旋突起物終了点4bまで単調減少していることが好ましい。
ここで、粉粒体5は、図3に示すように、螺旋突起物4により、まず粉体軌跡7aのように螺旋状の突起物4に添って輸送されるものと粉体軌跡7bのように螺旋状の突起物4を乗り越えて分散するものに分かれる。
粉体軌跡7aのように螺旋状の突起物4に添って輸送されるものは、螺旋突起物開始点4aから下流に向かって螺旋突起物終了点4bまで螺旋状の突起物4の高さが単調減少しているので、粉体軌跡7cのように螺旋状の突起物4を乗り越えて分散するものと粉体軌跡7dのように螺旋状の突起物4に添ってさらに輸送されるものとに分かれる。このようにして、粉粒体5は螺旋突起物開始点4aから下流に向かって螺旋突起物終了点4bまで連続的に分散する。
【0008】
螺旋突起物開始点4aでの壁からの螺旋状の突起物4の高さは管の内径の1/20以上1/4以下とすることが望ましい。螺旋状の突起物の高さが管の内径の1/20より小さいとほとんどの粒子が螺旋状の突起物4を乗り越えるため分散効果が減少し、一方,管の内径の1/4より大きいとほとんどの粒子が螺旋状の突起物4に添って輸送され、分散効果が減少するので、前記の範囲とすることが好ましい。
粉体輸送管のベンド部構造を下流直管部から見た時、螺旋突起物開始点4aを下流直管部3の外側半周と内側半周の境界線上とし、下流に向かって外側半周から内側半周に沿って螺旋状の突起物4を配置し、螺旋突起物終了点4bを螺旋突起物開始点の上方で外側半周と内側半周の境界線上とすることによって粉粒体5の連続分散効果が確実となる。
螺旋の方向は右回転、左回転のいずれでもかまわない。
【0009】
【実施例】
以下、図1から図3の図面を参照しながら、本発明の実施例について具体的に説明する。
直径2m(内径1.98m)の粉粒体輸送管ベンド部1に粉粒体5を含むガス2が輸送されてくると、下流直管部3では粉粒体5は遠心力により偏流を発生する。
本発明においては、ベンド部1の下流直管部3の内壁に螺旋状の突起物4が設置されている。螺旋状の突起物4の断面形状は厚さ3cm高さ5〜25cmの長方形とした。
螺旋状の突起物4の高さは、螺旋突起物開始点4aでは25cmとし下流に向かって螺旋突起物終了点4bで5cmとなるように回転角をパラメータとする一次式の関数で減少している。螺旋突起物開始点4aでの螺旋状の突起物4の壁からの高さは管の内径の13%であり、1/20以上1/4以下を満足している。
【0010】
粉体輸送管のベンド部構造を下流直管部から見た時、螺旋突起物開始点4aが下流直管部3の外側半周と内側半周の境界線上にあり、下流に向かって外側半周から内側半周に沿って螺旋状の突起物が配置され螺旋状の突起物が配置され、螺旋突起物終了点4bが螺旋突起物開始点4aの下流で外側半周と内側半周の境界線上にある構造とした。螺旋の方向は下流から見て右回転とした。
図4は本発明による粉体の分散効果8cを示した図である。
螺旋突起物終了点4bで粉体の分布を、図7に示す従来の粉体輸送管のベンド部構造での粉体分布8a、先行技術1での粉体分布8bと比較すると、本発明の粉体輸送管のベンド部構造では十分な分散効果が得られた。
【0011】
【発明の効果】
本発明により、粉体輸送管におけるベンド部の下流の直管部で偏流した粉粒体を分散させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の粉体輸送管のベンド部構造の図である。
【図2】本発明の粉体輸送管のベンド部構造を下流直管部から見た図である。
【図3】本発明の粉体輸送管のベンド部構造で、粉体の偏流を分散させる原理図である。
【図4】本発明による粉体の分散効果を示した図である。
【図5】従来の粉体輸送管のベンド部構造と粉体の偏流を説明する図である。
【図6】先行技術1の粉体の偏流を分散させる粉体輸送管のベンド部構造と粉体の流れを説明する図である。
【図7】従来および先行技術1の粉体の粉体の偏流状況を示した図である。
【図8】先行技術2の粉体の偏流を分散させる粉体輸送管の構造と粉体の流れを説明する図である。
【図9】先行技術2の粉体の粉体の偏流状況を示した図である。
【符号の簡単な説明】
1 ベンド部
2 ガス
3 下流直管部
4 螺旋状の突起物
4a 螺旋突起物開始点
4b 螺旋突起物終了点
5 粉粒体
6 突出壁
7a〜d 粉体軌跡
8a 従来の粉体輸送管のベンド部構造での粉体分布
8b 先行技術1での粉体分布
8c 本発明の粉体輸送管のベンド部構造での粉体分布
8d 先行技術2での粉体分布
9 複数の螺旋凸条
Claims (1)
- 容器内の粉粒体を輸送する、ベンド部を持つ内径20cm以上、500cm以下の輸送管において、
ベンド部の下流の直管内壁に螺旋状の突起物を配置し、
前記螺旋状の突起物の断面形状が長方形であり、
前記螺旋状の突起物の壁からの高さが、下流に向かって螺旋突起物開始点から螺旋突起物終了点まで単調減少し、
螺旋突起物開始点での前記螺旋状の突起物の壁からの高さが管の内径の1/20以上1/4以下であり、
前記粉粒体輸送管のベンド部構造を下流直管部から見た時、螺旋突起物開始点が下流直管部の外側半周と内側半周の境界線上にあり、下流に向かって前記外側半周から前記内側半周に沿って前記螺旋状の突起物が配置され、螺旋突起物終了点が前記螺旋突起物開始点の下流で前記外側半周と前記内側半周の境界線上にあることを特徴とする粉粒体輸送管のベンド部構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001069134A JP4199429B2 (ja) | 2001-03-12 | 2001-03-12 | 粉粒体輸送管のベンド部構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001069134A JP4199429B2 (ja) | 2001-03-12 | 2001-03-12 | 粉粒体輸送管のベンド部構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002265052A JP2002265052A (ja) | 2002-09-18 |
| JP4199429B2 true JP4199429B2 (ja) | 2008-12-17 |
Family
ID=18927209
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001069134A Expired - Fee Related JP4199429B2 (ja) | 2001-03-12 | 2001-03-12 | 粉粒体輸送管のベンド部構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP4199429B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP3819238A1 (en) * | 2019-11-11 | 2021-05-12 | University of Limerick | Pipe section with bend |
-
2001
- 2001-03-12 JP JP2001069134A patent/JP4199429B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2002265052A (ja) | 2002-09-18 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4387914A (en) | Short radius, low wear elbow | |
| JP3051779B2 (ja) | 空気搬送導管用の90 °偏向部材 | |
| AU2003208126B2 (en) | Device for pneumatic or hydraulic conveying of dusty, powdery or granular bulk material | |
| US11976678B2 (en) | Material flow modifier and apparatus comprising same | |
| US7300074B1 (en) | Elbow fitting with step feature for pneumatic transport system | |
| CN1010221B (zh) | 流体管道耐磨损表面的抗蚀突块 | |
| US5060984A (en) | Short radius, low wear elbow | |
| WO1997021489A1 (en) | Turbulence inducer in chemical reactor | |
| JP4199429B2 (ja) | 粉粒体輸送管のベンド部構造 | |
| JPH0748577Y2 (ja) | ばら積み材料の空気的及び流体的運搬装置 | |
| JPS61215890A (ja) | ベンド管 | |
| WO2024163042A1 (en) | Flow modifying device with performance enhancing vane structure | |
| JPH08303748A (ja) | 粉粒体移送管保護装置 | |
| JPH11190471A (ja) | 低管路抵抗管 | |
| JP3086793B2 (ja) | バタフライ弁 | |
| JPH11292283A (ja) | 粉粒体の搬送管 | |
| US20100221989A1 (en) | Fan nozzle | |
| JPS5856472Y2 (ja) | 曲管 | |
| CN210392938U (zh) | 物料传输装置 | |
| JPH0512247B2 (ja) | ||
| JP2896999B2 (ja) | 羽根車式流量計の羽根車 | |
| JP2599133B2 (ja) | コアンダスパイラルフロー生成装置 | |
| JPH04105694U (ja) | 低騒音用管 | |
| JPH053471Y2 (ja) | ||
| JPS60213623A (ja) | 粉粒体の気送方法 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050914 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20071031 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080109 |
|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20080304 |
|
| TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20080925 |
|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
| A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20081003 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111010 Year of fee payment: 3 |
|
| R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 4199429 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111010 Year of fee payment: 3 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111010 Year of fee payment: 3 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121010 Year of fee payment: 4 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121010 Year of fee payment: 4 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131010 Year of fee payment: 5 |
|
| S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
| R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131010 Year of fee payment: 5 |
|
| S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131010 Year of fee payment: 5 |
|
| R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
| S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
| R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |