JP4347931B2 - 遊戯機用表化粧板 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、遊戯機用表化粧板に関する。更に詳しくは、光フィルムや箔の面が任意に表出するようにして、立体感に富み華麗な絵柄や図柄を設けた遊戯機用表化粧板に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、パチンコ機等の遊戯機の盤面には、意匠を有する化粧をベニヤ板等に貼り合わせて形成されるパチンコ用表化粧板が用いられている。このような化粧は、透明な樹脂シートの裏面に絵柄等を印刷して印刷層を設け、その透明樹脂シートの印刷層を設けた側に紙部材を接着して構成されている。透明樹脂シートの材質には、セルロイド、セルロースアセテートブチレート樹脂等が用いられている。
遊戯機用表化粧板としては、透明樹脂シートやセルロイド板に色柄模様を印刷した後、台紙に接合し、次いでベニヤ板に接着したものが広く用いられており、箔の切片や銀粉等を加えた印刷インクを用いて印刷層を形成した遊戯機用表化粧板も知られている。
【0003】
しかしながら、従来の遊戯機用表化粧板においては、模様の印刷が一面的で立体感に乏しく、色の鮮明さや明るさが得られ難く、色の鮮明さや明るさを得るために、複数の色層を印刷したり、蛍光色素を含むインクが使用されているが、色の鮮明さや明るさは改善されるが、絵柄の立体感は得られない。また、箔の切片や銀粉等を加えた印刷インクを用いて得られた印刷層では、反射光は殆ど得られず、絵柄、模様や文字等が光に反射してきらびやかに見えるようには到底ならない。以上のように従来の遊戯機用表化粧板は、立体感に乏しく、光が反射してきらびやかに見える絵柄が得られないという問題を有している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明者らは、上記問題点を解消すべく種々検討を重ねた結果、本発明を完成するに到った。即ち、本発明は、反射光によりきらびやかで立体感に富んだ絵柄、模様や文字等が得られ、光の反射も任意な所に必要な程度に設けられた遊戯機用表化粧板を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、(1)透明樹脂シート、絵柄層と台紙を基板に積層してなる遊戯機用表化粧板において、該台紙と該絵柄層の間に上記絵柄層の少なくとも一部を覆うように設けられた白色層と、少なくとも該白色層が設けられていない部分に、該透明樹脂シートの表面に表出して見えるようにホログラム箔を設けることを特徴とする遊戯機用表化粧板、(2)透明樹脂シート、絵柄層と台紙を基板に積層してなる遊戯機用表化粧板において、該台紙と該絵柄層の間に上記絵柄層に接して蛍光色素を含むインク層を設け、その上に上記絵柄層の少なくとも一部を覆うように設けられた白色層と、少なくとも上記該白色層が設けられていない部分に、該透明樹脂シートの表面に表出して見えるようにホログラム箔を設けることを特徴とする遊戯機用表化粧板及び(3)上記ホログラム箔が台紙に貼付してある請求項1又は2記載の遊戯機用表化粧板透明樹脂シートを要旨とする。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を実施例に基づき詳細に説明する。図1は、各々本発明の遊戯機用表化粧板1の一実施例を示す断面図である。
図1に示す本発明の遊戯機用表化粧板1は、透明樹脂シート2に、絵柄層3、白色層4を順次設け、更に白色層4の上に、光フィルム又は箔5を、次いで台紙6を積層して得られた積層体を、基板7に接着剤8を用いて接合して形成される。
【0007】
また、図2に示す本発明の遊戯機用表化粧板1は、透明樹脂シート2に、絵柄層3、蛍光色素を含むインク層9、白色層4を順次印刷して設け、次いでその上に光フィルム又は箔5、台紙6を順次積層するか、若しくは透明樹脂シート2に、絵柄層3、白色層4を順次設けた上に、光フィルム又は箔5を貼付した台紙6を光フィルム又は箔5の面が白色層4に接するように積層する。このようにして得られた積層体を、基板7に台紙6の裏面が接するように接着剤8を用いて接合して得られる。
【0008】
本発明で用いる基板7としては、板状に形成されたものが好ましく、木板、合板、合成木材、合成木材合板等が挙げられ、反り等が少ないベニヤ板等の合板状に形成されたものが好ましい。基板7の厚みは16〜22mmのものが好ましく、18〜20mmのものがより好ましい。
【0009】
本発明で用いる透明樹脂シート2は、その上に設けられる絵柄層3の絵柄、光フィルム又は箔5及び台紙6の色(通常は白色)等が鮮明に表出するように透明であることが望ましく、不透明であっても絵柄等の鮮明さが失われない程度であることが望ましい。透明樹脂シート2は、無色透明な樹脂製シートが好ましいが、着色した透明な樹脂シートであってもよく、その場合には絵柄層3、白色層4、の色相や透明性に影響を与えない程度の着色が好ましい。透明樹脂シート2の材質としては、セルロイド、アクリル樹脂、ポリエチレンテレフタレート、ポリカーボネート、セルロースアセテートブチレート、アセチルセルローズ等の天然樹脂や合成樹脂が挙げられ、セルロイド、セルロースアセテートブチレート等が好ましい。
【0010】
透明樹脂シート2の表面は、平滑で光沢のある面に仕上げられておるのが好ましく、裏面は平滑で光沢のある必要はなく、印刷を行うのでインクののりが良いように多少凹凸がある無光沢のほうが好ましい。
透明樹脂シート2の厚みは、特に限定はされないが、通常190〜450μm程度が好ましく、200μm程度がより好ましい。
【0011】
台紙6には、紙製の台紙又はプラスチック製の台紙が用いられる。まず紙製の台紙として、表面が輝きのある光沢を有するものが好ましく、鏡面状処理紙等が用いられる。裏面は鏡面状処理が施されていてもよいが、裏面は接着剤を介して基材に接合するので、鏡面状処理を施してなくてもよい。また、表面は着色していてもよいが、該シート上に積層される絵柄層、白色層、光フィルム又は箔の層等の色相を鮮明に出すには、白色が好ましい。鏡面状処理紙の例としては、商品名「エスプリコート」(日本製紙社製)等が挙げられる。鏡面状処理紙として米坪110〜200g/m2 のものが好ましく、129〜140g/m2 のものがより好ましい。その他ケント紙、上質紙、コート紙、キャストコート紙、合成ゴムラテックス又は合成樹脂エマルジョンをコート又は含浸させた紙等が挙げられる。プラスチック製の台紙としては、性状が紙製の台紙と同じもので、ポリスチレン樹脂、ポリオレフィン系樹脂等のフィルムの表面に白色顔料を塗工して製造した合成紙が挙げられる。
【0012】
絵柄層3は、インクを用いて印刷することによって得られ、絵柄層3の絵柄には、絵柄、図柄、模様、文字等が含まれ、絵柄層3の形成は、透明樹脂シート2に全面ベタ状に設けてもよいが、部分的に設けてもよい。絵柄層3の印刷には、一般には着色したインクが用いられるが、多色刷りにする場合には、必要とする色のインクを重ね刷りして設けることができる。印刷方法としては、UVオフセット印刷、シルク印刷、グラビア印刷等の方法が挙げられ、これらのうち、一つの方法で印刷することもできるが、これらの方法を任意に組み合わせて二つ以上の印刷方法により印刷することができる。
【0013】
絵柄層3に用いるインク材として用いられる各種樹脂からなるベヒクルに染料、顔料等の着色剤を加え、必要に応じて溶剤、安定剤、硬化剤等を適宜混合して用いることができる。
【0014】
次に白色層4は、絵柄層3の絵柄の少なくとも一部を覆うように設けられる。つまり、絵柄層3の絵柄のうち、後の工程で設けられる光フィルム又は箔5の層を全面に設けて該光フィルム又は箔5が表から見えて表出する部分を多くして、派手できらびやかな遊戯用表化粧板にすることもできるが、光の反射する面積が多くなると眩しく目に対する影響が大きく、また、それによる心理的影響が生じる虞もあり、光の反射する面積はあまり多くない方が望ましく、適宜に絵柄の間に反射光が得られる程度に抑えるために、絵柄層3の絵柄の一部に白色層を設けて不透明にして光フィルム又は箔5による反射光が表出しないようにする。
【0015】
そのために、絵柄層3の絵柄のうち、白色層4は、光フィルム又は箔5の反射光を通さない不透明な絵柄の上に設けても、反射光を遮断する効果は得られないので、光フィルム又は箔5の反射光が通過可能な透明な絵柄又は半透明な絵柄の少なくとも一部に対し白色層4を設けるのが好ましい。どの絵柄に白色層4を設けるかは、白色層4を設けた後に設ける光フィルム又は箔5の反射光を絵柄層3のどの部分に表出させて透明樹脂シート2の表面から見えるようにするかを決めた設定に基づいて設けられるのが好ましい。
【0016】
白色層4は、上記のよう絵柄層3の上に部分的に設けられるものであるが、白色層4は白色色素を含むインクを用いて絵柄層3と同様の印刷方法によって得られ、通常インク材に用いられると同様のベヒクルに白色染料、白色無機顔料と、その他絵柄層3に用いたと同様の添加剤を加えて得られる。白色色素を含むインクには蛍光性を有する染料、顔料が含まれていてもよい。
【0017】
白色無機顔料として、チタンホワイト、亜鉛華、三酸化二アンチモン等が挙げられる。
【0018】
次に、光フィルム又は箔5としては、光フィルムとして、ホログラムホイル(ホログラム箔)、ホログラムフィルム、ホログラムシールの商品名で販売されている箔の上に種々の模様や映像を光学的エッチング、腐食又は蒸着によって形成したもの、表面を光沢を有する無地状に仕上げたもの、又はそれらを紙やプラスチックフィルムに貼付したもの、或いは、金属製の箔を挙げることができる。光フィルム又は箔5に用いる金属箔としては、アルミニウム、銀、金等が挙げられる。光フィルム又は箔5には、ホログラム箔や金属箔を紙やプラスチックフィルムに貼付したものも含まれ、貼付するプラスチックフィルムとしては、ポリエチレンテレフタレート、延伸ポリプロピレン(OPP)等が用いられる。また、光フィルム又は箔5として、金属箔の材料中に顔料を加えて着色したもの、又は、金属箔の表面にその光沢や光の反射を阻害しない程度に塗料を塗布して着色したもの、また、表面にメッキを施して着色したものも用いることができる。着色した光フィルム又は箔5の色としては、金色及びその他薄い色に着色して用いるのが好ましい。
【0019】
光フィルム又は箔5の厚みは、10〜100μmものが用いられるが、12〜75μmのものがより好ましい。
【0020】
光フィルム又は箔5は、白色層4が印刷によって設けられた後に、その上に設けられ、白色層4を含む絵柄層3の上全面に設けることもできるが、少なくとも上記白色層4が設けられていない絵柄層3の部分に設けるのが好ましい。つまり、光フィルム又は箔5の層は、該光フィルム又は箔5の光を反射させてキラキラ輝く性状を利用するためには、上記光フィルム又は箔5による反射光が、透明樹脂シート2の表面に表出して見えるように設けることが必要であり、従って絵柄層3の透明な絵柄、又は半透明であっても上記光フィルム又は箔5による光反射が得られる絵柄の上に設けるのが好ましい。また、光フィルム又は箔5は、透明樹脂フィルム2の全面、又は絵柄層3の上全面にわたって設けることもできる。つまり、絵柄層3の周囲にも光フィルム又は箔5の層を設けて、絵柄の周囲をきらびやかに見せることもできる。
【0021】
従って、光フィルム又は箔5を設ける絵柄について、上述した白色層4を設けた時と同様に、光フィルム又は箔5を設ける絵柄を予め設定しておくことが望ましい。光フィルム又は箔5の層を設けない絵柄には上記のように白色層4を設けて不透明にするか、または、絵柄層3を設ける時に、濃色にインクを用いて印刷したり、不透明になるようにインクを選択することによって、光フィルム又は箔5の反射光が表出しない絵柄が得られる。また、後述する蛍光色素を含むインク9を用いて同様に光フィルム又は箔5の反射光が表出しない絵柄を得ることもできる。
【0022】
白色層4を設けた上に光フィルム又は箔5を積層するには、光フィルム又は箔5を接着剤を用いて貼付する方法によって積層することができる。また、光フィルム又は箔5は、予め台紙6の鏡面状に仕上げた面に貼付して用いることもできる。その場合には、台紙6の全面に貼付して用いることもできるが、予め設計して光フィルム又は箔5を表出させる部分にのみ台紙上に貼付して用いることもできる。台紙6に光フィルム又は箔5を貼付するには、接着剤を用いて接着する、ラミネート加工する等の方法が採用できる。接着剤を用いた場合には、光フィルム又は箔5に接着剤を塗布して台紙6に貼付するか、予め接着剤が塗布してある光フィルム又は箔5を接着剤の塗布してある面を台紙6の光沢面に接して載せ、熱と圧力を加えて接着剤を溶融させて接合させる。
【0023】
上記のように貼付した光フィルム又は箔5の層上に台紙6を積層するには、透明樹脂フィルム側から熱と圧力を加えて接着するか、台紙6上に接着剤を塗布して貼付する。また、光フィルム又は箔5を貼付した台紙を積層するには、台紙6の光フィルム又は箔5を貼付した面に接着剤を塗布し、それを透明樹脂フィルムの絵柄層等の印刷層を設けた面に接合する。
【0024】
光フィルム又は箔5、又は台紙6を接合するのに用いる接着剤としては、ウレタン系接着剤、酢酸ビニル系接着剤、アクリル系接着剤等が挙げられる。また、基板7と上述したようにして得られた積層体を接合する際に用いる接着剤8として、上記の接着剤を用いることができる。
【0025】
以上のようにして得られた積層体を上記した接着剤8を介して、基板7に接合することによって、図1に示す遊戯機用表化粧板1が形成される。
【0026】
また、上述した印刷して設けた絵柄層3の上には、図2に示すように、蛍光色素を含むインク層9を設けることができる。該蛍光色素を含むインク層9が設けられた絵柄層3は、その絵柄に光が当たると蛍光を発して色相が鮮明に見えるようになる。上記蛍光色素を含むインク層9は、絵柄層3の上全面に設けることもできるが、部分的に設けることもできる。特に絵柄層3の絵柄のうち、色相を鮮明に見せたい絵柄、図柄、模様や文字等について、その上に蛍光色素を含むインク層9を設けることによって色相が鮮明になり、絵柄が浮き上がって見えて絵柄を強調することができる。
【0027】
蛍光色素を含むインク層9は、絵柄層3と同様の印刷方法によって得られる。原材料として絵柄層3に用いたインクと同様のベヒクルに、蛍光染料、蛍光顔料と、その他添加剤を加えてインクを得ることができる。蛍光染料として、フルオレセイン、エオシン等が、無機蛍光顔料として、カルシウム、バリウム、マグネシウム等の金属の酸化物、硫化物、珪酸塩、燐酸塩、タングステン酸塩等に、マンガン等の金属を活性剤として加え、700°C以上に加熱焼成して得られるものが挙げられる。
【0028】
図2に示すように絵柄層3の上に蛍光色素を含むインク層9を設け、その上に白色層4を設け、更にその上に光フィルム又は箔5を設けることにより、上記蛍光色素を含むインク層9を設けていない例(図1)と比較して、絵柄の色相が鮮明になると共に、蛍光色素を含むインク層9を設けることによって絵柄が浮き上がって見え、これに光フィルム又は箔5による反射光が加わり、きらびやかな絵柄が形成されると共に絵柄の立体感が更に増加する。
【0029】
【実施例】
以下に具体的実施例によって本願発明を更に詳細に説明する。
【0030】
実施例1
厚さ0.2mmの透明なセルローズアセテートブチレート製シートの光沢のない面(裏面)に、UVオフセット印刷によりUV硬化型インキを用いて絵柄層3を印刷し、次いで該絵柄層3の透明部分にUV硬化型白色インキを用いてオフセット印刷によって白色層4を設けた。上記絵柄層3と白色層4を設けた全面を覆うように、ホログラム箔(「コンフェティ」、厚み16μm、、クルツ・ハスティング社製)を貼付し、次いで台紙6(「エスプリコートFP」日本製紙社製、米坪138kg/mm)の鏡面状処理面がを上記箔5を貼付した面と接するように酢酸ビニル系接着剤8を用いて接合し、次いでその上に基材7(厚み19mm、11層のベニヤ板)を上記と同様の酢酸ビニル系接着剤8を用いて接合して図1に示す遊戯機用表化粧板1を得た。 得られた遊戯機用表化粧板1は、絵柄層3の絵柄の一部に白色層4を、次いでその上にホログラム箔5を設けたことによって、絵柄層3の透明部分に貼付したホログラム箔5が、随所に光線の反射によってきらびやかに輝いて見え、更に絵柄が立体的に浮き上がって華麗な絵柄が得られた。
【0031】
実施例2
厚さ0.2mmの透明なセルローズアセテートブチレート製シートの光沢のない面(裏面)に、UVオフセット印刷によりUV硬化型インキを用いて絵柄層3を印刷し、次いで絵柄層3の上に蛍光色素を含むインク層9をシルク印刷によって部分的に設け、更に上記印刷面の透明部分に白色インキを用いてシルク印刷によって白色層4を設けた。該白色層4を設けていない部分に箔5(ホログラム箔「ダイアモンド」、厚み19μm、クルツ・ハスティング社製)が表出するように台紙6(「エスプリコートFP」日本製紙社製、米坪138kg/mm)に貼付し、該台紙6を上記白色層4形成面に箔5を貼付した面が接するように酢酸ビニル系接着剤8を用いて接合し、次いでその上に基材7(厚み19mm、11層のベニヤ板)を上記と同様の酢酸ビニル系接着剤8を用いて接合して図2に示す遊戯機用表化粧板1を得た。
得られた遊戯機用表化粧板1は、絵柄層3の絵柄の一部に蛍光色素を含むインク層9を設けたことにより、絵柄の色相が鮮明になり、更に絵柄層3の透明部分に貼付したホログラム箔5が、随所に光線の反射によってきらびやかに輝いて見えると共に、鮮明な色相の絵柄が、更に立体的に浮き上がって見えて華麗な絵柄が得られた。
【0032】
比較例1
厚さ0.2mmの透明なセルローズアセテートブチレート製シートの裏面側に、UVオフセット印刷でUV硬化型インキを用いて絵柄層3を印刷し、次いで該絵柄層3形成面に、蛍光色素を含むインク層9をシルク印刷によって部分的に設けた。次いで台紙6(「エスプリコートFP」日本製紙社製、米坪138kg/mm)の表面が上記印刷面に接するように酢酸ビニル系接着剤8を用いて接合し、さらに、基板7(厚み19mm、11層のベニヤ板)を上記と同様の酢酸ビニル系接着剤8を用いて接合して遊戯機用表化粧板1を得た。
得られた遊戯機用表化粧板1は、絵柄層3の上に蛍光色素を含むインク層9を設けたことによって、絵柄の一部の色相は鮮明になるが、きらびやかさがなく、地味な絵柄となり、立体感のある絵柄は得られなかった。
【発明の効果】
【0033】
本願発明の遊戯機用表化粧板は、透明樹脂シート、絵柄層と台紙を基板に積層してなる遊戯機用表化粧板において、該台紙と該絵柄層の間に上記絵柄層の少なくとも一部を覆うように設けられた白色層と、少なくとも該白色層が設けられていない部分に光フィルム又は箔を設けたことにより、遊戯機用表化粧板の表面は、反射してキラキラと輝き、立体感のある極めて華麗な遊戯機用表化粧板が得られる。
【0034】
上記遊戯機用表化粧板において、上記絵柄層に接して蛍光色素を含むインク層を設け、その上に上記絵柄層の少なくとも一部を覆うように設けられた白色層と、少なくとも該白色層が設けられていない部分に光フィルム又は箔を設けて得られる遊戯機用表化粧板は、蛍光色素を含むインク層を設けたことにより絵柄の色彩が鮮明になり、それに光フィルム又は箔を貼付したことにより、反射光によってきらびやかさが加わり、色相が鮮明で華麗な絵柄が得られると共に、色彩の鮮明さと反射光により、絵柄が浮き上がって見え、更に立体感の有るきらびやかな遊戯機用表化粧板が得られる。
【0035】
上記のようにして得られた遊戯機用表化粧板を用いて得られる遊戯機は、色相が鮮明になり、同時に反射光によるきらびやかさと立体感のある絵柄を有することにより、美的外観が向上するという効果が得られると共に、上記遊戯機を用いて遊戯を行うことによって、遊戯をする者の気分が高揚し、楽しく遊戯を続けることができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の一例を示す断面図である。
【図2】本願発明の他の一例を示す断面図である。
【符号の説明】
1 遊戯機用表化粧板
2 透明樹脂シート
3 絵柄層
4 白色層
5 光フィルム又は箔
6 台紙
7 基板
8 接着剤
9 蛍光色素を含むインク層

Claims (3)

  1. 透明樹脂シート、絵柄層と台紙を基板に積層してなる遊戯機用表化粧板において、該台紙と該絵柄層の間に上記絵柄層の少なくとも一部を覆うように設けられた白色層と、少なくとも該白色層が設けられていない部分に、該透明樹脂シートの表面に表出して見えるようにホログラム箔を設けることを特徴とする遊戯機用表化粧板。
  2. 透明樹脂シート、絵柄層と台紙を基板に積層してなる遊戯機用表化粧板において、該台紙と該絵柄層の間に上記絵柄層に接して蛍光色素を含むインク層を設け、その上に上記絵柄層の少なくとも一部を覆うように設けられた白色層と、少なくとも該白色層が設けられていない部分に、該透明樹脂シートの表面に表出して見えるようにホログラム箔を設けることを特徴とする遊戯機用表化粧板。
  3. 上記ホログラム箔が台紙に貼付してある請求項1又は2記載の遊戯機用表化粧板。
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