JP5127601B2 - 磁気誘導方式無人搬送車用の誘導路構造体 - Google Patents
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Description
無人搬送車の走行制御方式としては、(1)床面に電磁誘導線を埋設し、そこに交流電流を流して生じる磁界を車体側の磁気センサで検出することによって、走行ルートを検出する電磁誘導方式(誘導線埋設方式)、(2)床面に磁気誘導帯を誘導線として貼り付け、車体側の磁気センサで磁気誘導帯が発生する磁束を検出することによって、走行ルートを検出する磁気誘導方式、(3)床面に光反射テープを誘導線として貼り付け、車体側の光センサで光反射テープを検知して、走行ルートを検出する光誘導方式などが主に用いられている。
このような無人搬送車は、巻取紙の搬送における自動化・省人化・作業環境の改善に寄与してきた。
そして、このような無人搬送車の制御方式としては、保守管理や据付現場への適応性、経済性などの観点から、前記(2)で説明した磁気誘導方式が多く採用される傾向にある。
このような誘導路構造体500は、両面接着テープ520の剥離紙(図示されていない)を剥がすことによって、簡単に床面Fに貼り付け可能であるとともに、ラミネートフィルム530によって磁気誘導帯510が覆われているため、無人搬送車が横切ったり、作業者が踏みつけたとしても磁気誘導帯510が損傷しにくく、長期間に亘って確実に無人搬送車を誘導することができる(例えば、特許文献1、2参照。)。
その結果、無人搬送車に積載した荷物が荷崩れを起こすおそれがあった。
また、大きな振動が発生することによって、騒音が大きくなり、無人搬送車の走行時の静粛性が損なわれるという問題があった。
そして、繰り返し大きな振動が無人搬送車に加わることによって、無人搬送車が故障する確率が高まるという無人搬送車の耐久性上の問題があった。
さらに、無人搬送車が誘導路構造体500を乗り越えるたびにラミネートフィルム530が摩耗するため、定期的に誘導路構造体500の貼り替え作業が必要であり、そのためのメンテナンス作業負担とメンテナンスコストが増加するという問題があった。
その結果、無人搬送車の静粛性・耐久性がさらに向上し、メンテナンスコストのさらなる削減及びメンテナンス作業負担のさらなる軽減を実現することができる。
しかも、保護部材の切断加工をラインテープに剥離紙が付いている状態で行えるため、製作作業負担が格段に軽減されるとともに、設置場所において剥離紙を剥いで床面に貼り付けることができるので設置作業の効率が向上する。
また、走行ルートの変更・増設にもフレキシブルに対応できる。
さらに、汎用のラインテープを用いることができるので、低コスト化が実現できる。
ここで、図1は、実施例1の誘導路構造体が新聞印刷工場で使用されるときの一実施形態を無人搬送車とともに示した斜視図であり、図2は、本発明の誘導路構造体と無人搬送車との配置関係を説明する平面図である。
また、図3(a)は、従来の誘導路構造体の形状を示す平面図であり、図3(b)は、それを無人搬送車が乗り越えた際の振動計測結果を示すグラフであり、図4(a)は、本発明の実施例1の誘導路構造体の形状を示す平面図であり、図4(b)は、それを無人搬送車が乗り越えた際の振動計測結果を示すグラフである。
この無人搬送車は、中央制御装置に予め入力された印刷プログラムにしたがって、紙庫から巻取紙Rを取り出し、床面Fに敷設された磁気誘導帯L1に誘導されて所定の輪転機まで走行する。
そして、磁気誘導方式の無人搬送車1が、車体内に搭載された磁気センサで誘導路構造体の主要構成要素の1つである磁気誘導帯L1(磁気ガイドテープ)が発生する磁束を検知しながら、この磁気誘導帯L1に沿って走行する。
この時、無人搬送車1が、磁気誘導帯L1に直交する別の走行ルートに沿って敷設された磁気誘導帯L2を乗り越える。
したがって、図3(a)に示すように、無人搬送車が、磁気誘導帯Lを乗り越える際に、2つのキャスタ輪と1つの駆動輪が直接、磁気誘導帯Lに乗り上げる。
磁気誘導帯Lの厚さは、1ミリ程度であるが、前述のように搬送物である巻取紙の重さが約1.2トンときわめて重いため、無人搬送車が磁気誘導帯Lに乗り上げる時に、無人搬送車に大きな振動が発生する。
この振動を計測した結果を示したものが図3(b)のグラフである。
振動計測時の無人搬送車の走行速度は、60メートル/分である。
図3(b)のグラフが示すように、無人搬送車が磁気誘導帯Lを乗り越える際に、最大1.13G、最小−1.64Gの振動が計測された。
この保護部材S1は、表面がポリ塩化ビニル製フィルムで裏面がゴム系粘着剤である市販のラインテープであり、磁気誘導帯Lとほぼ同じ厚さを有している。
このグラフが示すように、無人搬送車が誘導路構造体10を乗り越える際に、最大0.77G、最小−0.76Gの振動が計測された。
したがって、磁気誘導帯Lに保護部材S1を配設した誘導路構造体10は、前述した保護部材を有していない通常の誘導路構造体、すなわち、磁気誘導帯L単体に比べて、振動の発生が70%以下に抑制されている。
この理由は、無人搬送車のキャスタ輪及び駆動輪が誘導路構造体10を乗り越える際に、直接、磁気誘導帯Lを乗り越えずに、磁気誘導帯Lよりも軟らかい保護部材S1を介して乗り越えることにより、乗り越え時の衝撃が軽減されるため、発生する振動が抑制されるためである。
実施例2の誘導路構造体20は、図5(a)に示すように、無人搬送車のキャスタ輪及び駆動輪が磁気誘導帯Lを乗り越える場所に、磁気誘導帯Lの長手方向に対して両側方に幅が次第に広くなる直角三角形状の保護部材S2が磁気誘導帯Lの側面に接触するように設置されている。
このような保護部材S2を設置した誘導路構造体20を無人搬送車が乗り越える際に発生する振動を前述と同じ条件で計測した結果を示したものが図4(b)のグラフである。
このグラフが示すように、無人搬送車が誘導路構造体20を乗り越える際に、最大0.25G、最小−0.26Gの振動が計測された。
したがって、保護部材S2を設置した誘導路構造体20は、前述した保護部材を有しない通常の誘導路構造体、すなわち、磁気誘導帯L単体に比べて、振動の発生が20%以下に抑制されている。
この理由は、無人搬送車が誘導路構造体20に乗り上げる際に、無人搬送車のキャスタ輪及び駆動輪と保護部材S2との接触面積が徐々に増加し、無人搬送車が誘導路構造体20から降りる際に、無人搬送車のキャスタ輪及び駆動輪と保護部材S2との接触面積が徐々に減少するため、乗り越え時の衝撃が軽減され、発生する振動が抑制されるためである。
本発明の誘導路構造体に設置する保護部材は、実施例1で説明した均一幅の保護部材S1及び実施例2で説明した直角三角形状の保護部材S2の他に、図6(a)乃至図6(e)に示すように、磁気誘導帯Lと保護部材S3乃至保護部材S7の外縁部との距離が、磁気誘導帯Lの長手方向に対して不均一である様々な形状を採用することができる。
図6(a)乃至図6(e)に示したいずれの誘導路構造体30、40、50、60、70であっても、無人搬送車が磁気誘導帯Lに乗り上げる際に、無人搬送車のキャスタ輪及び駆動輪と保護部材S3乃至保護部材S7との接触面積が徐々に増加し、無人搬送車が磁気誘導帯Lから降りる際に、無人搬送車のキャスタ輪及び駆動輪と保護部材S3乃至保護部材S7との接触面積が徐々に減少するため、乗り越え時の衝撃が軽減され、発生する振動を抑制することができる。
実施例4の誘導路構造体80は、磁気誘導帯Lの長手方向に対して両側方に設置する保護部材S8が、実施例1乃至実施例3で説明した保護部材S1乃至保護部材S7のように磁気誘導帯の長手方向に対して両側方にそれぞれ別の保護部材が磁気誘導帯の側面に接触するように設置されているものと異なり、1つの保護部材S8が磁気誘導帯Lを覆うように設置されている。
このような構造にしたことにより、磁気誘導帯Lの長手方向に対して両側方に設置される保護部材S8が単一の部材であるため、その製造工程が削減されて製造コストの低減が図られるとともに、保護部材S8の設置作業負担も軽減される。
さらに、無人搬送車が磁気誘導帯Lを乗り越える場所が保護部材S8で覆われることによって、磁気誘導帯Lの表面の摩耗が抑制され誘導路構造体80の耐久性が向上する。
ここで、図8(a)は、前述した実施例2の誘導路構造体20の断面形状を示している。すなわち、図5(a)のVIII−VIII線における断面図である。
このように前述した実施例1乃至実施例3の誘導路構造体は、いずれも保護部材を市販のラインテープを切断することによって作製しているので、保護部材の厚さが一定であった。
すなわち、保護部材S9は、幅方向に傾斜した形状になっている。このような構造にしたことによって、床面Fと磁気誘導帯Lとの段差が解消されるため、無人搬送車が誘導路構造体90を乗り越える際の振動の発生を、より一層、抑制することができる。
この場合、磁気誘導帯L4の両側方に設置される保護部材S10の幅は一定であっても、無人搬送車が誘導路構造体100に乗り上げる際に、無人搬送車のキャスタ輪及び駆動輪と保護部材S10との接触面積が徐々に増加し、無人搬送車が誘導路構造体100から降りる際に、無人搬送車のキャスタ輪及び駆動輪と保護部材S10との接触面積が徐々に減少するため、乗り越え時の衝撃が軽減され、発生する振動が抑制される。
その結果、無人搬送車の静粛性・耐久性が向上し、メンテナンスコストの削減及びメンテナンス作業負担の軽減が実現するなど、その効果は甚大である。
2 ・・・ キャスタ輪
3 ・・・ 駆動輪
10、20、30、40、50、60、70、80、90、100・・・誘導路構造体
L、L1、L2、L3、L4 ・・・ 磁気誘導帯
S1、S2、S3、S4、S5、S6、S7、S8、S9、S10 ・・・ 保護部材
R ・・・ 巻取紙
C ・・・ 残芯
F ・・・ 床
500 ・・・ 従来の誘導路構造体
510 ・・・ (従来の誘導路構造体の)磁気誘導帯
520 ・・・ (従来の誘導路構造体の)両面接着テープ
530 ・・・ (従来の誘導路構造体の)ラミネートフィルム
Claims (3)
- 床面に敷設され磁気誘導方式の無人搬送車を誘導する磁気誘導帯を有する誘導路構造体において、
前記磁気誘導帯と同じ厚さの保護部材が、前記無人搬送車が磁気誘導帯を乗り越える場所の該磁気誘導帯の長手方向に対して両側方に設置されているとともに、
前記磁気誘導帯と保護部材の外縁部との距離が、磁気誘導帯の長手方向に対して不均一であることを特徴とする誘導路構造体。 - 前記保護部材の厚さが、前記磁気誘導帯から離れるにつれて薄くなっていることを特徴とする請求項1記載の誘導路構造体。
- 前記保護部材が、表面がポリ塩化ビニル製フィルムであり裏面がゴム系粘着剤であるラインテープからなることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の誘導路構造体。
Priority Applications (1)
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| JP2008174654A JP5127601B2 (ja) | 2008-07-03 | 2008-07-03 | 磁気誘導方式無人搬送車用の誘導路構造体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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| JP2008174654A JP5127601B2 (ja) | 2008-07-03 | 2008-07-03 | 磁気誘導方式無人搬送車用の誘導路構造体 |
Publications (2)
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2008
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