JPH0110406Y2 - - Google Patents

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JPH0110406Y2
JPH0110406Y2 JP1982190704U JP19070482U JPH0110406Y2 JP H0110406 Y2 JPH0110406 Y2 JP H0110406Y2 JP 1982190704 U JP1982190704 U JP 1982190704U JP 19070482 U JP19070482 U JP 19070482U JP H0110406 Y2 JPH0110406 Y2 JP H0110406Y2
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exhaust
pipe
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drainage
exhaust passage
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は例えば海苔業船等の船舶に適した水冷
排気消音器に関する。
従来の水冷排気消音器においては、排気管の入
口付近にエンジン冷却水の排気管を接続し、冷却
水を排気に混入させるようになつている。この構
造によると冷却水により排気が冷却されるので、
排気音を低減したり機関室の温度上昇を防止した
りすることができる。ところが上記従来構造によ
ると排気中の油分や排気カーボンが冷却水に混入
して海水中に排出されるので、海水が汚染される
という問題がある。
本考案は上記問題を解決するために排気通路と
排気冷却用の排水通路とを分離させたもので、具
体的に次のように構成されている。
すなわち本考案は、排気管内部の第1排気通路
をエンジンの排気マニホールドの出口に接続し、
排気管の周囲を断熱材で覆い、2重管構造のマフ
ラー本体の入口端部を排気管の出口端部に固定
し、マフラー本体の内筒の内部に、上記第1排気
通路に接続して該通路よりも広い通路断面積を有
する第2排気通路を第1排気通路に接続する状態
で形成し、内筒と外筒の間に第2排水通路を形成
し、エンジンの冷却水出口を排水配管内部の第1
排水通路を介して上記第2排水通路の入口に接続
し、マフラー本体の出口端部に2重管構造の排気
排水管の入口端部を固定し、該排気排水管を船体
外壁を貫通させて船体外かつ海面上方まで延長
し、上記排気排水管の内管の内部に、上記第2排
気通路に接続する第3排気通路を形成し、内管と
外管との間に上記第2排水通路に接続する第3排
水通路を形成し、船体外において、上記排気排水
管に、第3排気通路を外気に開放する排気口と、
第3排水通路を外気に開放する排水口とを、互い
に距離を隔てかつ排気と排水とが混合しない状態
で形成したことを特徴としている。
次に図面により実施例を説明する。
垂直縦断面図である図面において、エンジンの
排気マニホールド1の出口に排気ベンド2、伸縮
継手3を介して排気管4が連結している。5は特
殊セラミツク材の成形品からなる断熱材で、排気
ベンド2、伸縮継手3、排気管4が断熱材5によ
り覆われている。排気管4は後端の外向きフラン
ジ7が膨張式マフラー本体8の前端壁9にボルト
で固定されており、排気管4内部の排気通路A1
は前端壁9の中央部に設けた入口9aに接続して
いる。
マフラー本体8は内管10と外管11を有する
2重管構造体であり、内管10内の広い排気通路
A2は前記入口9a及び後端壁12中央部の出口
12aに連通している。内管10と外管11の間
には排水通路B2が形成されており、外管11の
前部と後部の上面には排水通路B2の入口と出口
を形成する筒状部14,13がそれぞれ斜前方及
び斜後方へ突出した姿勢で設けてある。入口筒状
部14の外周にはエンジン冷却水の排出配管15
の後端部が嵌合固定されている。出口筒状部13
には可撓管16の前端部が嵌合固定されている。
可撓管16は例えばゴムホースで、中間部17が
最上位置を占めるように屈曲して後方へ延びてお
り、後端部は排気排水管20の筒状部21に嵌合
固定されている。なお本体8や前記排気管4はブ
ラケツト18,19により船体に固定されてい
る。
排気排水管20も内管22と外管23を有する
2重管構造体で、前端の外向きフランジ24がマ
フラー本体後端壁12にボルト止めされており、
前記排気通路A2の出口12aが内管22内の排
気通路A3に接続している。前記筒状部21は内
管22と外管23の間の排水通路B3の入口を形
成する部分で、外管23の前部上面から前方に向
かつて斜上向きに突出している。排気排水管20
は船体後端壁25の孔を通つて後方へ突出してお
り、後端部の外周に排気排出管26が嵌合固定さ
れている。排気通路A3は排気排出管26内の通
路を介して大気に連通している。排気排出管26
と後端壁25の間において、外管23の下端には
排水口27が設けており、排水通路B3は排水口
27を介して海面の上方で開口している。29は
外管23の外周に設けられたフランジで、船体後
端壁25にボルト止めされている。なお排水通路
B3の両端はフランジ24と環状端壁30により
閉鎖されている。又排水通路B2の両端も端壁
9,12により閉鎖されている。
作動を説明する。エンジン運転状態において、
排気マニホールド1から排出された排気は通路A
1,A2,A3を通つて船外後方へ排出される。
又エンジンの冷却水ジヤケツトから排出された冷
却水は配管15内の通路B1を通つて通路B2に
流入し、通路B2から可撓管16内を通つて通路
B3に流入し、通路B3から排水口27を通つて
海上へ排出される。このように冷却水は排気に混
入することなく海上へ排出されるので、排気中の
カーボンや油分が冷却水に混入することはなく、
海水がカーボンや油分で汚染されることはない。
又排気排出管26の後端出口と排水口27が離れ
ているので、外部に排出された冷却水に排気が混
ざることはなく、排出後の冷却水に排気中のカー
ボンや油分が混入することはない。
しかも上記動作において、冷却水は内管10,
22の外周面全体に沿つて流れるので、通路A
2,A3内において排気は冷却され、この冷却に
より排気は消音される。勿論排気は通路A2内で
膨張することによつても消音される。又冷却水は
内管10,22を包む防音断熱壁の役割りを果た
すので、排気騒音が機関室31に伝わることや、
機関室31の温度が上昇することも防止される。
排気管4の周囲の断熱材5も機関室31の温度上
昇を防止する。
以上説明したように本考案によると、エンジン
の排気マニホールド1の出口から船体外まで延び
る排気通路A1,A2,A3は、マニホールド1
側の通路A1が断熱材5で覆われており、それ以
外の通路A2,A3は排水通路B2,B3により
覆われている。しかも排気通路と排水通路とは互
いに遮断された状態で形成されている。従つて、
冷却水により排気を冷却して所定の消音効果や断
熱効果を得ることができ、しかも、排気中のカー
ボンや油分が冷却水に混入することを防止し、海
水の汚染を防ぐことができる。
更に本考案では、以下に説明するように、排気
中に生成される未燃焼炭化物の量を低減でき、し
かも未燃焼炭化物で形成される排煙粒子を浮遊粒
子化して大気と同様に拡散させることができるの
で、排煙粒子が海上への落下を防止でき、この点
でも海水の汚染を効果的に防止できる。
まず、本考案では、マニホールド1に接続する
排気管4の周囲が断熱材5で覆われている。
この構造によると、排気管4内の第1排気通路
A1内を流れる高温排気が外気により冷却される
ことを効果的に防止し、排気を比較的高い温度に
維持できる。従つて、排気マニホールド1から排
出された直後の燃焼ガス成分の酸化燃焼を継続さ
せ、排気中に生成される未燃焼炭化物の量を低減
できる。
又、排気管4の出口端部(フランジ7)には2
重管構造のマフラー本体8の入口端部(前端壁
9)が固定され、マフラー本体8の内筒10の内
部に、第1排気通路A1に接続して該通路A1よ
り広い通路断面積を有する第2排気通路A2が形
成してある。又、内筒10と外筒11の間には第
2排水通路B2が形成してあり、エンジンの冷却
水出口が排水配管15内部の第1排水通路B1を
介して第2排水配管B2の入口に接続している。
この構造によると、排気は、第2排気通路A2
に流入すると膨張するとともに、第2排水通路B
2内の排水により冷却される。しかも排気は、前
述の如く第1排気通路A1を保温状態で流れてき
ているので、第2排気通路A2での冷却はいわゆ
る急冷状態で行われる。
このように排気が急冷されるので、排気中の未
燃焼燃料成分は、大きい粒子に成長する前に粒形
化し、排気中の排煙粒子は微少化される。具体的
には、本考案を採用したエンジンでは、排煙粒子
全体の97%が2.5μ以下の粒径であることが確認さ
れており、従来の一般的な構造による粒径
(15μ)と比べ、大幅に粒径を減少させることが
可能となつている。
そして、一般には、デイーゼルエンジンの排煙
粒子の内、粒径が10μ以下のものは浮遊粒子と考
えている。このことからも明らかなように、従来
の排煙粒子(粒径15μ)は、海上に落下して海水
汚染の原因となる可能性が高いが、本考案を採用
したエンジンでは、排煙粒子を微少化(浮遊粒子
化)して大気と同様に拡散させることができ、海
上への落下を防止できる。
又、上記以外の具体的な特徴として、本考案で
は、マフラー本体8とそれに接続する排気排水管
20はいずれも2重管構造で、それぞれ、内管1
0,22の内側に第2及び第3の排気通路A2,
A3が形成され、内筒10,22と外筒11,2
3との間に第2及び第3の排水通路B2,B3が
形成してある。しかも、排気排水管20は船体外
壁(後端壁25)を貫通して船体外まで延長され
ており、船体外に設けられる第3排気通路A3の
排気口と第3排水通路B3の排水口27とは、互
いに距離を隔て、かつ、(例えば環状端壁30を
利用して)排気と排水とが混合しない状態で形成
してある。
この特徴と、前述の断熱材5に関する特徴とに
より、前述の如く、排気に対する消音効果や断熱
冷却効果、ならびに、排気成分の冷却水への混入
防止効果を得ることができる。
図示の実施例によると次のような効果も得るこ
とができる。すなわちマフラー本体8と排気排水
管20が別体であり、排気排水管20のフランジ
24をマフラー本体8に固定すると共に、両者の
排水通路B2,B3を可撓管16で連結するよう
にしたので、マフラー本体8、排気排水管20、
可撓管16(継手部)の3者を個々に製作でき、
構造上の制約を受けずに所望の寸法形状に仕上げ
ることができる。換言すれば全体を型抜き一体成
形で製造した従来品では抜き勾配等の型抜き上の
制約があるが、図示の実施例ではそのような制約
を受けることはない。
又通路B2,B3の連結に可撓管16を使用し
ているので、マフラー本体8に対する排気排水管
20の取付位置に半径方向や軸方向の誤差が生じ
た場合でも、可撓管16の撓みにより上記誤差を
吸収して通路B2,B3を無理なく接続でき、組
立歪の発生を防止し、各部のシールを確実に行う
ことができる。
排水通路B2の出口を外管11の上面に設け、
可撓管16は該出口から斜上方へ延びた後に斜下
向きに屈曲しているので、可撓管16を外した場
合でも通路B2に冷却水が残留する。従つて運転
中に冷却水系統の停止チエツクを行うことができ
る。
排水口27の上流近傍において通路B3の例え
ば下半部に堰32等を設けると、低速運転時等に
エンジン側からの冷却水供給量が大幅に低減した
場合でも、通路B3の上部まで冷却水を確実に充
満させることができ、所望の冷却消音効果を確実
に得ることができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案実施例の垂直縦断面図である。 1……排気マニホールド、4……排気管、5…
…断熱材、8……マフラー本体、10……内筒、
11……外筒、15……排水配管、20,26…
…排気排水管、22……内管、23……外管、2
7……排水口、A1……第1排気通路、A2……
第2排気通路、A3……第3排気通路、B1……
第1排水通路、B2……第2排水通路、B3……
第3排水通路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 排気管内部の第1排気通路をエンジンの排気マ
    ニホールドの出口に接続し、排気管の周囲を断熱
    材で覆い、2重管構造のマフラー本体の入口端部
    を排気管の出口端部に固定し、マフラー本体の内
    筒の内部に、上記第1排気通路に接続して該通路
    よりも広い通路断面積を有する第2排気通路を第
    1排気通路に接続する状態で形成し、内筒と外筒
    の間に第2排水通路を形成し、エンジンの冷却水
    出口を排水配管内部の第1排水通路を介して上記
    第2排水通路の入口に接続し、マフラー本体の出
    口端部に2重管構造の排気排水管の入口端部を固
    定し、該排気排水管を船体外壁を貫通させて船体
    外かつ海面上方まで延長し、上記排気排水管の内
    管の内部に、上記第2排気通路に接続する第3排
    気通路を形成し、内管と外管との間に上記第2排
    水通路に接続する第3排水通路を形成し、船体外
    において、上記排気排水管に、第3排気通路を外
    気に開放する排気口と、第3排水通路を外気に開
    放する排水口とを、互いに距離を隔てかつ排気と
    排水とが混合しない状態で形成したことを特徴と
    する水冷排気消音器。
JP19070482U 1982-12-16 1982-12-16 水冷排気消音器 Granted JPS5994115U (ja)

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JP19070482U JPS5994115U (ja) 1982-12-16 1982-12-16 水冷排気消音器

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JP19070482U JPS5994115U (ja) 1982-12-16 1982-12-16 水冷排気消音器

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JPS5994115U JPS5994115U (ja) 1984-06-26
JPH0110406Y2 true JPH0110406Y2 (ja) 1989-03-24

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS585047Y2 (ja) * 1978-03-06 1983-01-28 株式会社クボタ 舶用機関の水冷式排気装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5994115U (ja) 1984-06-26

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