JPH0113511B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0113511B2 JPH0113511B2 JP55143424A JP14342480A JPH0113511B2 JP H0113511 B2 JPH0113511 B2 JP H0113511B2 JP 55143424 A JP55143424 A JP 55143424A JP 14342480 A JP14342480 A JP 14342480A JP H0113511 B2 JPH0113511 B2 JP H0113511B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- titanium dioxide
- ultraviolet
- finely powdered
- particles
- weight
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Pigments, Carbon Blacks, Or Wood Stains (AREA)
- Cosmetics (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は微粉末二酸化チタンを使用する紫外線
吸収剤に関する。
吸収剤に関する。
紫外線吸収剤は、通常、有機合成系のものが
種々の分野で使用されているが、例えばプラスチ
ツク配合物での成形時の熱安定性や成形物の耐候
性が十分でなかつたり、また安全衛生面からもそ
の使用が制限される場合が少なくない。
種々の分野で使用されているが、例えばプラスチ
ツク配合物での成形時の熱安定性や成形物の耐候
性が十分でなかつたり、また安全衛生面からもそ
の使用が制限される場合が少なくない。
二酸化チタンは高い屈折率を有するところから
優れた白色顔料として多くの分野で使用されてい
るが、一方、紫外線に対して特有の吸収性を有す
ることまた熱安定性や安定衛生面でも優れている
ところから、近年紫外線吸収剤としての利用が注
目されている。例えば食品や医薬品などのプラス
チツク包装材、施設農園芸用のプラスチツク被覆
材、日焼け止め用等の化粧料などへの適用が試み
られつつある。しかしながらこのような分野の用
途に適用される二酸化チタンの特性は顔料用の場
合と全く異なり、可視光波長域を実質的全部透過
してプラスチツク素材や化粧料基材の透明性を保
持するものであるとともに、紫外線特に近紫外波
長域を選択的に吸収しうるものであることが必要
とされている。従来からこのような特性の二酸化
チタンの開発について種々の提案がなされている
が、その実用化には未だ解決を要する問題が少な
くない。
優れた白色顔料として多くの分野で使用されてい
るが、一方、紫外線に対して特有の吸収性を有す
ることまた熱安定性や安定衛生面でも優れている
ところから、近年紫外線吸収剤としての利用が注
目されている。例えば食品や医薬品などのプラス
チツク包装材、施設農園芸用のプラスチツク被覆
材、日焼け止め用等の化粧料などへの適用が試み
られつつある。しかしながらこのような分野の用
途に適用される二酸化チタンの特性は顔料用の場
合と全く異なり、可視光波長域を実質的全部透過
してプラスチツク素材や化粧料基材の透明性を保
持するものであるとともに、紫外線特に近紫外波
長域を選択的に吸収しうるものであることが必要
とされている。従来からこのような特性の二酸化
チタンの開発について種々の提案がなされている
が、その実用化には未だ解決を要する問題が少な
くない。
本発明は特に紫外線吸収性能の改善された透明
性微粉末二酸化チタンを使用する紫外線吸収剤の
提供を目的とするものであつて、特定粒径の二酸
化チタンの粒子表面を特定の有機化合物で被覆し
た微粉末二酸化チタンが前記包装材、被覆材、化
粧料などの各種配合分散系において、分散媒体の
透明性を損なうことなく、しかも高度の紫外線吸
収能を付与しうることの知見を得て、完成したも
のである。
性微粉末二酸化チタンを使用する紫外線吸収剤の
提供を目的とするものであつて、特定粒径の二酸
化チタンの粒子表面を特定の有機化合物で被覆し
た微粉末二酸化チタンが前記包装材、被覆材、化
粧料などの各種配合分散系において、分散媒体の
透明性を損なうことなく、しかも高度の紫外線吸
収能を付与しうることの知見を得て、完成したも
のである。
すなわち本発明は、実質的に二酸化チタンであ
つて、その80%以上が0.01〜0.1μの範囲内の大き
さの粒子であり、該粒子表面が二酸化チタン重量
基準で0.1〜5%のオルガノシリコン及び(又は)
オルガノチタンで被覆されている微粉末二酸化チ
タンであることを特徴とする紫外線吸収剤であ
る。
つて、その80%以上が0.01〜0.1μの範囲内の大き
さの粒子であり、該粒子表面が二酸化チタン重量
基準で0.1〜5%のオルガノシリコン及び(又は)
オルガノチタンで被覆されている微粉末二酸化チ
タンであることを特徴とする紫外線吸収剤であ
る。
本発明の紫外線吸収剤において、二酸化チタン
の結晶形はルチル形、アナタース形或はそれらの
混合物のいずれをも使用しうるが、ルチル形の方
が紫外線吸収性、耐候性の面などより有利であ
る。二酸化チタンの粒径は、その粒子の80%以
上、望ましくは実質的に全部が0.01〜0.1μ、更に
望ましくは実質的に全部が0.01〜0.05μの範囲内
の大きさの微粉末状のものである。この範囲より
小さいものは、配合分散系において凝集し易くな
り、紫外線吸収能を低下させる原因となる。また
大きいものは、配合分散系を不透明化するので望
ましくない。
の結晶形はルチル形、アナタース形或はそれらの
混合物のいずれをも使用しうるが、ルチル形の方
が紫外線吸収性、耐候性の面などより有利であ
る。二酸化チタンの粒径は、その粒子の80%以
上、望ましくは実質的に全部が0.01〜0.1μ、更に
望ましくは実質的に全部が0.01〜0.05μの範囲内
の大きさの微粉末状のものである。この範囲より
小さいものは、配合分散系において凝集し易くな
り、紫外線吸収能を低下させる原因となる。また
大きいものは、配合分散系を不透明化するので望
ましくない。
本発明の紫外線吸収剤は微粉末二酸化チタンの
粒子表面がオルガノシリコン及び(または)オル
ガノチタンで被覆されている。被覆量は、それぞ
れ単独の場合及び両者を組み合せる場合共に、二
酸化チタン重量基準でそれぞれを0.1〜5%好ま
しくは0.2〜3%更に好ましくは0.5〜2%の範囲
内である。被覆量がこの範囲より少なくなり過ぎ
ると紫外線吸収能を向上させるのが困難となる。
また多過ぎてもその量に応じた効果が期待でき
ず、経済的でない。
粒子表面がオルガノシリコン及び(または)オル
ガノチタンで被覆されている。被覆量は、それぞ
れ単独の場合及び両者を組み合せる場合共に、二
酸化チタン重量基準でそれぞれを0.1〜5%好ま
しくは0.2〜3%更に好ましくは0.5〜2%の範囲
内である。被覆量がこの範囲より少なくなり過ぎ
ると紫外線吸収能を向上させるのが困難となる。
また多過ぎてもその量に応じた効果が期待でき
ず、経済的でない。
本発明においてオルガノシリコンとしては、ア
ルキルポリシロキサン、アルキルアリール
(Aryl)ポリシロキサン、アルキルハイドロジエ
ンポリシロキサンなどのシロキサン類、アルキル
トリメトキシシラン、γ−アミノプロピルトリエ
トキシシラン、γ−メタアクリロキシプロピルト
リメトキシシランなどのシランカツプリング剤が
挙げられる。また、オルガノチタンとしては、イ
ソプロピルトリ(ジオクチルピロホスフエート)
チタネート、イソプロピルトリイソステアロイル
チタネート、イソプロピルジメタクリルイソステ
アロイルチタネート、イソプロピルトリ(ジオク
チルホスフエート)チタネートなどのチタンカツ
プリング剤が挙げられる。
ルキルポリシロキサン、アルキルアリール
(Aryl)ポリシロキサン、アルキルハイドロジエ
ンポリシロキサンなどのシロキサン類、アルキル
トリメトキシシラン、γ−アミノプロピルトリエ
トキシシラン、γ−メタアクリロキシプロピルト
リメトキシシランなどのシランカツプリング剤が
挙げられる。また、オルガノチタンとしては、イ
ソプロピルトリ(ジオクチルピロホスフエート)
チタネート、イソプロピルトリイソステアロイル
チタネート、イソプロピルジメタクリルイソステ
アロイルチタネート、イソプロピルトリ(ジオク
チルホスフエート)チタネートなどのチタンカツ
プリング剤が挙げられる。
なお、本発明の紫外線吸収剤は、粒子表面がオ
ルガノシリコン及び(又は)オルガノチタン被覆
のほかに、さらにアルミニウム、ケイ素などの無
機酸化物或は無機水和酸化物で被覆されていても
よい。この場合その被覆量はアルミナ、シリカな
どの酸化物として二酸化チタン重量基準でそれぞ
れ0.1〜8%好ましくは0.5〜4%が適当である。
このものは耐候性などに一層好ましい結果をもた
らしうる。
ルガノシリコン及び(又は)オルガノチタン被覆
のほかに、さらにアルミニウム、ケイ素などの無
機酸化物或は無機水和酸化物で被覆されていても
よい。この場合その被覆量はアルミナ、シリカな
どの酸化物として二酸化チタン重量基準でそれぞ
れ0.1〜8%好ましくは0.5〜4%が適当である。
このものは耐候性などに一層好ましい結果をもた
らしうる。
本発明の紫外線吸収剤は、配合分散系での透明
性を損なうことなく紫外線を選択的に吸収する能
力の大きいものである。また、分散性も優れてお
り、分散媒体への配合も容易に行なうことができ
る。なお一般的に二酸化チタンはその粒子の大き
さが小さくなる程その活性が強くなり、樹脂など
と配合した場合にその樹脂を光劣化させる傾向が
強いが、本発明の紫外線吸収剤は、微細な二酸化
チタン粒子であるにもかかわらずそれらに対する
活性も十分抑制されたものである。
性を損なうことなく紫外線を選択的に吸収する能
力の大きいものである。また、分散性も優れてお
り、分散媒体への配合も容易に行なうことができ
る。なお一般的に二酸化チタンはその粒子の大き
さが小さくなる程その活性が強くなり、樹脂など
と配合した場合にその樹脂を光劣化させる傾向が
強いが、本発明の紫外線吸収剤は、微細な二酸化
チタン粒子であるにもかかわらずそれらに対する
活性も十分抑制されたものである。
本発明の紫外線吸収剤は、充分な透明性及び紫
外線吸収性を有し、また配合分散系の樹脂の変
色、劣化も生じにくい。したがつて、このような
特性が望まれる各種用途に使用しうるものである
が、特に食品や医薬品のプラスチツク包装材にお
ける酸敗、変質などの防止、農園芸用プラスチツ
ク表面被覆材における保温性や耐候性、日焼け止
め化粧料における皮膚保護効果など甚だ有効なも
のであるが、通常、それぞれ、樹脂重量基準で
0.1〜10%、樹脂重量基準で1〜15%、化粧料基
剤の重量基準で1〜25%配合するのが適当であ
る。なおプラスチツク包装材や表面被覆材におい
ては、各種の成形用樹脂の成形時に練込んでも、
或は塗料やインクなどに配合して塗布したり、印
刷したりして配合することができる。
外線吸収性を有し、また配合分散系の樹脂の変
色、劣化も生じにくい。したがつて、このような
特性が望まれる各種用途に使用しうるものである
が、特に食品や医薬品のプラスチツク包装材にお
ける酸敗、変質などの防止、農園芸用プラスチツ
ク表面被覆材における保温性や耐候性、日焼け止
め化粧料における皮膚保護効果など甚だ有効なも
のであるが、通常、それぞれ、樹脂重量基準で
0.1〜10%、樹脂重量基準で1〜15%、化粧料基
剤の重量基準で1〜25%配合するのが適当であ
る。なおプラスチツク包装材や表面被覆材におい
ては、各種の成形用樹脂の成形時に練込んでも、
或は塗料やインクなどに配合して塗布したり、印
刷したりして配合することができる。
本発明の紫外線吸収剤の被覆処理微粉末二酸化
チタンは、種々の方法によつて製造することがで
きる。例えばベースとなる微粉末二酸化チタンは
工業的には四塩化チタンの酸素水素炎中での気相
加水分解或は四塩化チタンの気相酸化分解などに
よる乾式法によつてもよいが、以下のような湿式
法によつて比較的容易に製造することができる。
まず (1) 第一工程はチタンの酸性水溶液を加水分解し
て非凝集チタン酸をうる。すなわちチタンの塩
酸酸性水溶液を、硫酸酸性水溶液などを、(イ)中
和加水分解し、洗浄してオルソチタン酸をう
る。或は例えば日本特許第145107号明細書記載
の方法によつて得られるような成核物用の非凝
集チタン酸であつてもよい。(ロ)加熱加水分解
し、洗浄、必要に応じ例えば一塩基酸又はその
塩を加えて解膠し必要に応じ中和、洗浄して非
凝集メタチタン酸をうる。なおこの際必要に応
じ前記(イ)項の成核物を使用すると一層好ましい
場合がある。
チタンは、種々の方法によつて製造することがで
きる。例えばベースとなる微粉末二酸化チタンは
工業的には四塩化チタンの酸素水素炎中での気相
加水分解或は四塩化チタンの気相酸化分解などに
よる乾式法によつてもよいが、以下のような湿式
法によつて比較的容易に製造することができる。
まず (1) 第一工程はチタンの酸性水溶液を加水分解し
て非凝集チタン酸をうる。すなわちチタンの塩
酸酸性水溶液を、硫酸酸性水溶液などを、(イ)中
和加水分解し、洗浄してオルソチタン酸をう
る。或は例えば日本特許第145107号明細書記載
の方法によつて得られるような成核物用の非凝
集チタン酸であつてもよい。(ロ)加熱加水分解
し、洗浄、必要に応じ例えば一塩基酸又はその
塩を加えて解膠し必要に応じ中和、洗浄して非
凝集メタチタン酸をうる。なおこの際必要に応
じ前記(イ)項の成核物を使用すると一層好ましい
場合がある。
(2) 非凝集チタン酸は乾燥後、300〜800℃望まし
くは400〜750℃で0.5〜10時間焼成する。焼成
温度が前記範囲より低いと品質が不安定になり
易く、また成形加工性を損なつたりする。一方
前記範囲より高い場合には、二酸化チタン粒子
同志が強固に焼結したり、0.1μ以上の粗大粒子
にまで成長したりして本発明の目的とする微粉
末二酸化チタンが得られなくなる。なお必要に
応じ前記焼成時にリン化合物、アルミニウム化
合物、澱粉などを焼結防止剤として存在させる
こともできる。
くは400〜750℃で0.5〜10時間焼成する。焼成
温度が前記範囲より低いと品質が不安定になり
易く、また成形加工性を損なつたりする。一方
前記範囲より高い場合には、二酸化チタン粒子
同志が強固に焼結したり、0.1μ以上の粗大粒子
にまで成長したりして本発明の目的とする微粉
末二酸化チタンが得られなくなる。なお必要に
応じ前記焼成時にリン化合物、アルミニウム化
合物、澱粉などを焼結防止剤として存在させる
こともできる。
(3) 次に、焼成された二酸化チタンを粉砕して粒
径0.01〜0.1μの微粉末二酸化チタンをうる。粉
砕は乾式粉砕、湿式粉砕のいずれの手段でもよ
く、また両手段を適宜組み合せることもでき
る。例えば、まず粗粉砕を乾式で行ない。その
後湿式粉砕してもよい。乾式粉砕はパルベライ
ザー、ローラーミルなどで行なうことができ
る。また湿式粉砕はサンドミル、ボールミル、
振動ミルなどで行なうことができる。この粉砕
により、その粒子の80%以上、望ましくは実質
的に全部が0.01〜0.1μ、更に望ましくは実質的
に全部が0.01〜0.05μの範囲内の大きさの微粉
末二酸化チタンベースとする。
径0.01〜0.1μの微粉末二酸化チタンをうる。粉
砕は乾式粉砕、湿式粉砕のいずれの手段でもよ
く、また両手段を適宜組み合せることもでき
る。例えば、まず粗粉砕を乾式で行ない。その
後湿式粉砕してもよい。乾式粉砕はパルベライ
ザー、ローラーミルなどで行なうことができ
る。また湿式粉砕はサンドミル、ボールミル、
振動ミルなどで行なうことができる。この粉砕
により、その粒子の80%以上、望ましくは実質
的に全部が0.01〜0.1μ、更に望ましくは実質的
に全部が0.01〜0.05μの範囲内の大きさの微粉
末二酸化チタンベースとする。
なお、前記湿式粉砕の際或はその後で、二酸
化チタンスラリーに、例えば可溶性アルミニウ
ム化合物、ケイ素化合物などを添加し、更に酸
又はアルカリを添加して二酸化チタン粒子表面
上にそれらの水和酸化物、或は酸化物を二酸化
チタン重量基準で0.1〜8%被覆してもよく、
耐候性などのが一層望ましいものとすることが
できる。
化チタンスラリーに、例えば可溶性アルミニウ
ム化合物、ケイ素化合物などを添加し、更に酸
又はアルカリを添加して二酸化チタン粒子表面
上にそれらの水和酸化物、或は酸化物を二酸化
チタン重量基準で0.1〜8%被覆してもよく、
耐候性などのが一層望ましいものとすることが
できる。
以上のようにして得られた微粉末二酸化チタン
ベースを必要に応じて洗浄乾燥した後該二酸化チ
タン粒子の表面に二酸化チタン重量基準で0.1〜
5%の前記オルガノシリコン及び(または)オル
ガノチタンを被覆する。この被覆は、前記微粉末
二酸化チタンベースをヘンシエルミキサー、スー
パーミキサーなどの高剪断力混合機でオルガノシ
リコン、オルガノチタンと均一に混合したり、マ
イクロナイザー、ジエツトミルなどの流体エネル
ギー粉砕機で前記微粉末二酸化チタンベースを仕
上げ粉砕する際にオルガノシリコン、チタンカツ
プリング剤を添加して行なうことができる。な
お、高剪断力混合機で処理する場合は、予め微粉
末二酸化チタンベースを流体エネルギー粉砕機で
仕上げ粉砕するのが望ましい。
ベースを必要に応じて洗浄乾燥した後該二酸化チ
タン粒子の表面に二酸化チタン重量基準で0.1〜
5%の前記オルガノシリコン及び(または)オル
ガノチタンを被覆する。この被覆は、前記微粉末
二酸化チタンベースをヘンシエルミキサー、スー
パーミキサーなどの高剪断力混合機でオルガノシ
リコン、オルガノチタンと均一に混合したり、マ
イクロナイザー、ジエツトミルなどの流体エネル
ギー粉砕機で前記微粉末二酸化チタンベースを仕
上げ粉砕する際にオルガノシリコン、チタンカツ
プリング剤を添加して行なうことができる。な
お、高剪断力混合機で処理する場合は、予め微粉
末二酸化チタンベースを流体エネルギー粉砕機で
仕上げ粉砕するのが望ましい。
以下に本発明に係る実施例及び比較例を示す。
実施例 1
四塩化チタン溶液に水酸化ナトリウムを該四塩
化チタンの1分子につき1.0塩素原子当量に相当
する量を加えて部分中和したあと、水で希稀して
TiO2として30g/の四塩化チタン溶液とした。
この溶液を90℃で10分間加熱し、引続いて水酸化
ナトリウム溶液を添加して四塩化チタン溶液を中
和し、得られた二酸化チタン水和酸化物を過洗
浄した。次にこの二酸化チタンの水和酸化物を
650℃で1時間焼成した後パルベライザーで粗粉
砕してTiO230%の水性スラリーとした。なお、
ここで得られた二酸化チタンはルチル形の結晶を
有していた。その後前記スラリーをサンドミルで
湿式粉砕して粒径0.01〜0.1μの微粉末スラリーと
した。引続いて過、洗浄、乾燥し、さらにマイ
クロナイザーで仕上げ粉砕した後得られた微粉末
二酸化チタンをヘンシエルミキサーで該二酸化チ
タン重量基準で1%のジメチルポリシロキサン
(SH−200、トーレシリコン製)と混合して二酸
化チタンの表面にジメチルポリシロキサンを被覆
した。
化チタンの1分子につき1.0塩素原子当量に相当
する量を加えて部分中和したあと、水で希稀して
TiO2として30g/の四塩化チタン溶液とした。
この溶液を90℃で10分間加熱し、引続いて水酸化
ナトリウム溶液を添加して四塩化チタン溶液を中
和し、得られた二酸化チタン水和酸化物を過洗
浄した。次にこの二酸化チタンの水和酸化物を
650℃で1時間焼成した後パルベライザーで粗粉
砕してTiO230%の水性スラリーとした。なお、
ここで得られた二酸化チタンはルチル形の結晶を
有していた。その後前記スラリーをサンドミルで
湿式粉砕して粒径0.01〜0.1μの微粉末スラリーと
した。引続いて過、洗浄、乾燥し、さらにマイ
クロナイザーで仕上げ粉砕した後得られた微粉末
二酸化チタンをヘンシエルミキサーで該二酸化チ
タン重量基準で1%のジメチルポリシロキサン
(SH−200、トーレシリコン製)と混合して二酸
化チタンの表面にジメチルポリシロキサンを被覆
した。
以上のように処理して得られた微粉末二酸化チ
タン2gを低密度ポリエチレン(スミカセンF−
702−3、住友化学製)200g及びステアリン酸亜
鉛0.2gと共にV型ミキサーで予備混合した。こ
の予備混合物をエクストルーダーで145℃にて押
出混練し、このものをインフレーシヨン装置でフ
イルム(厚さ35〜45μ)とした。得られたフイル
ムの光(波長300〜600mμ)の透過率をマルチコ
ンバーチブル分光光度計(島津製作所製)で測定
して第1図の結果を得た。第1図は横軸に波長
(mμ)を、縦軸に透過率(%)を示し、実施例
1は波長300〜400mμの範囲では紫外線の遮蔽効
果が大きく、波長が大きくなるにつれて可視光域
の透過率が上昇し透明性が高くなることを示して
いる。
タン2gを低密度ポリエチレン(スミカセンF−
702−3、住友化学製)200g及びステアリン酸亜
鉛0.2gと共にV型ミキサーで予備混合した。こ
の予備混合物をエクストルーダーで145℃にて押
出混練し、このものをインフレーシヨン装置でフ
イルム(厚さ35〜45μ)とした。得られたフイル
ムの光(波長300〜600mμ)の透過率をマルチコ
ンバーチブル分光光度計(島津製作所製)で測定
して第1図の結果を得た。第1図は横軸に波長
(mμ)を、縦軸に透過率(%)を示し、実施例
1は波長300〜400mμの範囲では紫外線の遮蔽効
果が大きく、波長が大きくなるにつれて可視光域
の透過率が上昇し透明性が高くなることを示して
いる。
比較例 1
実施例1において、ジメチルポリシロキサンを
被覆しないこと以外は同様に処理して微粉末二酸
化チタンを得た。このものを実施例1と同様にフ
イルムとし、光の透過率を測定した。その結果は
第1図の通りであつた。
被覆しないこと以外は同様に処理して微粉末二酸
化チタンを得た。このものを実施例1と同様にフ
イルムとし、光の透過率を測定した。その結果は
第1図の通りであつた。
実施例 2
硫酸チタンの水溶液を加熱して加水分解し、得
られた二酸化チタンの凝集性水和酸化物を
TiO225重量%の水性スラリーとし、このスラリ
ーをアンモニア水でPH7に中和し、その後過、
洗浄して硫酸根を除去した。次にこの二酸化チタ
ンのケーキに35%塩酸を加えてPH1.5として解膠
処理を行なつた後、アンモニア水でPH7に中和し
た。これを過、洗浄して110℃で乾燥し、更に
750℃で1時間焼成した後パルペライザーで粗粉
砕してTiO225重量%の水性スラリーとした。な
お、ここで得られた二酸化チタンはアナタース形
の結晶を有していた。この中に分散剤を添加した
後サンドミルで粉砕し、TiO2重量基準でAl2O3と
して4%に相当するアルミン酸ナトリウム溶液を
添加した。その後硫酸を添加して中和し、二酸化
チタンの表面にアルミニウムの水和酸化物を沈着
させた。このものを過、洗浄、乾燥し、さらに
マイクロナイザーで仕上げ粉砕した後ヘンシエル
ミキサーで該二酸化チタン重量基準で1%のイソ
プロピルトリ(ジオクチルピロホスフエート)チ
タネート(KR−38S、ケンリツチペトロケミカ
ル社製)と混合して二酸化チタンの表面にイソプ
ロピルトリ(ジオクチルパイロホスフエート)チ
タネートを被覆した。
られた二酸化チタンの凝集性水和酸化物を
TiO225重量%の水性スラリーとし、このスラリ
ーをアンモニア水でPH7に中和し、その後過、
洗浄して硫酸根を除去した。次にこの二酸化チタ
ンのケーキに35%塩酸を加えてPH1.5として解膠
処理を行なつた後、アンモニア水でPH7に中和し
た。これを過、洗浄して110℃で乾燥し、更に
750℃で1時間焼成した後パルペライザーで粗粉
砕してTiO225重量%の水性スラリーとした。な
お、ここで得られた二酸化チタンはアナタース形
の結晶を有していた。この中に分散剤を添加した
後サンドミルで粉砕し、TiO2重量基準でAl2O3と
して4%に相当するアルミン酸ナトリウム溶液を
添加した。その後硫酸を添加して中和し、二酸化
チタンの表面にアルミニウムの水和酸化物を沈着
させた。このものを過、洗浄、乾燥し、さらに
マイクロナイザーで仕上げ粉砕した後ヘンシエル
ミキサーで該二酸化チタン重量基準で1%のイソ
プロピルトリ(ジオクチルピロホスフエート)チ
タネート(KR−38S、ケンリツチペトロケミカ
ル社製)と混合して二酸化チタンの表面にイソプ
ロピルトリ(ジオクチルパイロホスフエート)チ
タネートを被覆した。
このようにして得られた微粉末二酸化チタン2
gを実施例1と同様にしてフイルムをつくり、光
の透過率を測定した。この結果を第2図に示す。
gを実施例1と同様にしてフイルムをつくり、光
の透過率を測定した。この結果を第2図に示す。
比較例 2
実施例2において、イソプロピルトリ(ジオク
チルピロホスフエート)チタネートを被覆しない
こと以外は同様に処理して微粉末二酸化チタンを
得た。このものを実施例1と同様にしてフイルム
をつくり、光の透過率を測定した。その結果を第
2図に示す。
チルピロホスフエート)チタネートを被覆しない
こと以外は同様に処理して微粉末二酸化チタンを
得た。このものを実施例1と同様にしてフイルム
をつくり、光の透過率を測定した。その結果を第
2図に示す。
実施例 3
実施例1のジメチルポリシロキサンに代えて、
メチルハイドロジエンポリシロキサン(KF−99、
信越シリコン製)、γ−メタアクリロキシプロピ
ルトリメトキシシラン、イソプロピルトリイソス
テアロイルチタネート(KR−TTS、ケンリツチ
ペトロケミカル社製)を二酸化チタンに対しそれ
ぞれ各1重量%を被覆すること以外は同様に処理
して光の透過率を測定した結果、それぞれ実施例
1をほぼ同じ紫外線吸収曲線が得られた。
メチルハイドロジエンポリシロキサン(KF−99、
信越シリコン製)、γ−メタアクリロキシプロピ
ルトリメトキシシラン、イソプロピルトリイソス
テアロイルチタネート(KR−TTS、ケンリツチ
ペトロケミカル社製)を二酸化チタンに対しそれ
ぞれ各1重量%を被覆すること以外は同様に処理
して光の透過率を測定した結果、それぞれ実施例
1をほぼ同じ紫外線吸収曲線が得られた。
図面は波長に対する透過率の関係を示すグラフ
であり、第1図は実施例1と対比例の場合を示
し、第2図は実施例2と対比例の場合を示すもの
である。
であり、第1図は実施例1と対比例の場合を示
し、第2図は実施例2と対比例の場合を示すもの
である。
Claims (1)
- 1 実質的に二酸化チタンであつて、その80%以
上が0.01〜0.1μの範囲内の大きさの粒子であり、
該粒子表面が二酸化チタン重量基準で0.1〜5%
のオルガノシリコン及び(又は)オルガノチタン
で被覆されている微粉末二酸化チタンであること
を特徴とする紫外線吸収剤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14342480A JPS5767681A (en) | 1980-10-14 | 1980-10-14 | Ultraviolet absorber |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14342480A JPS5767681A (en) | 1980-10-14 | 1980-10-14 | Ultraviolet absorber |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5767681A JPS5767681A (en) | 1982-04-24 |
| JPH0113511B2 true JPH0113511B2 (ja) | 1989-03-07 |
Family
ID=15338411
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14342480A Granted JPS5767681A (en) | 1980-10-14 | 1980-10-14 | Ultraviolet absorber |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5767681A (ja) |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| JPS62145011A (ja) * | 1985-12-18 | 1987-06-29 | Kao Corp | 日焼け止めメークアップ化粧料 |
| JPS6327410A (ja) * | 1986-07-18 | 1988-02-05 | Hosokawa Micron Kk | 化粧料 |
| JPS6393707A (ja) * | 1986-10-08 | 1988-04-25 | Hosokawa Micron Kk | 化粧料 |
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| JPH0275667A (ja) * | 1988-09-13 | 1990-03-15 | Ishihara Sangyo Kaisha Ltd | 二酸化チタン配合水溶性有機化合物及びその製造方法 |
| GB8829402D0 (en) * | 1988-12-16 | 1989-02-01 | Tioxide Group Plc | Dispersion |
| JPH0757722B2 (ja) * | 1989-03-31 | 1995-06-21 | 花王株式会社 | 油中水型乳化化粧料 |
| JPH0317950A (ja) * | 1989-06-14 | 1991-01-25 | Matsushita Electron Corp | 高圧水銀ランプ |
| GB9121153D0 (en) * | 1991-10-04 | 1991-11-13 | Tioxide Chemicals Ltd | Method of preparing sunscreens |
| US5700451A (en) * | 1995-05-24 | 1997-12-23 | The Procter & Gamble Company | Sunscreen composition |
| DE19751857A1 (de) * | 1997-11-22 | 1999-05-27 | Kronos Titan Gmbh | Phosphonatosiloxanbehandelte anorganische Partikel |
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| JP5086556B2 (ja) * | 2006-03-31 | 2012-11-28 | エスケー化研株式会社 | 塗料組成物 |
| JP4493044B2 (ja) * | 2006-11-27 | 2010-06-30 | 株式会社豊田中央研究所 | ナノ複合粒子および分子のラッピング方法 |
| JP2012121933A (ja) * | 2009-03-31 | 2012-06-28 | Kansai Paint Co Ltd | クリヤ塗料組成物及びその製造方法 |
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|---|---|---|---|---|
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-
1980
- 1980-10-14 JP JP14342480A patent/JPS5767681A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5767681A (en) | 1982-04-24 |
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