JPH01158970A - 直接血液潅流用免疫グロブリン吸着材および吸着装置 - Google Patents

直接血液潅流用免疫グロブリン吸着材および吸着装置

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JPH01158970A
JPH01158970A JP63139112A JP13911288A JPH01158970A JP H01158970 A JPH01158970 A JP H01158970A JP 63139112 A JP63139112 A JP 63139112A JP 13911288 A JP13911288 A JP 13911288A JP H01158970 A JPH01158970 A JP H01158970A
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immunoglobulin
blood
adsorbent
water
porous solid
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JP63139112A
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Yuichi Yamamoto
雄一 山本
Tadashi Samejima
正 鮫島
Hirofumi Yura
洋文 由良
Masako Nagoya
名児耶 雅子
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Terumo Corp
Original Assignee
Terumo Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、自己免疫疾患(重症筋無力症、慢性関節リウ
マチ、全身性エリテマトーデスなど)、免疫関連疾患、
(糸球体腎炎、気管支喘息、多発性神経炎など)、臓器
穆植(移植腎拒絶反応、血液型不適合骨髄移植など)、
癌(白血病など)などの治療を目的とし、血液から血漿
を分離することなく、直接血液潅流が可能な免疫グロブ
リン吸着材および該吸着材を利用した免疫グロブリン吸
着装置に関する。
〔従来の技術〕
従来は、免疫不全、腫瘍、高コレステロール血症、肝不
全などの治療には、血漿交換療法が行われている。 し
かし、この療法は血漿成分全てを無差別的に除去する為
、必要な部分の血漿成分を喪失するのみでなく、補充液
としての血漿、あるいは血漿製剤の不足、血清肝炎やア
レルギーの合併など多くの問題を内包している。 その
ため、病因関連物質の選択的な除去法に方向が穆りつつ
あり、二重濾過法、冷却濾過法が行われている。 そし
て、IgM、免疫複合体(1に)、β−リポプロティン
などの高分子量物質は比較的良く分離できており、臨床
的にも有用性が認められている。
他の治療方法としては、各種薬剤の使用が行われるが、
一般に副作用の問題がある為に、使用量、使用期間は必
要最少限にとどめるなど、その実行には注意が必要であ
る。
従って、副作用がなく、血漿中の特定病因関連物質を膜
分離法により選択的に除去できる吸着材および吸着療法
が望まれていた。
このような目的に供し得る吸着材としては、(1)アフ
ィニティ吸着材(例えば、特開昭55−1  2087
5  、  57−1  228  7 5 、  5
9 − 1 7 3 5 4 、  59−19673
8  、  6 1 −(2)多孔性樹脂(例えば特開
昭56−1477101特公昭62−2543) (3)無機多孔体(例えば特公昭62−254が開示さ
れている。
また、アフィニティ吸着材では、高コレステロール血症
治療用として硫酸デキストランを結合したセルロース粒
子(鐘淵化学製リボソーバー)、自己免疫疾患治療用と
してフェニルアラニンを結合したポリビニルアルコール
粒子(旭メディカル製イムソーバー)、抗A抗B抗体除
去用として血液型AまたはB抗原を結合した石英結晶粒
子(chembiomed社製バイオシンソル社製バイ
オシンソーブ。 しかし、いずれも血漿分離器を用いて
血液を血球と血漿に分離した後に、血漿だけを吸着材で
処理する血漿潅流用である。
一方、血漿分離器を使用しないで、簡便に血液を浄化で
きる直接血液潅流用吸着材としては、種々の補助人工肝
臓が市販されている。
これらの例としては、セルロースや poly−1(H
MAでコーティングした活性炭(旭メディカル製Hem
osorba 、クラレ製D)IP−1、ティジン製H
emocelsなど)やヘパリン処理した活性炭(テル
モ製へモカラム)、あるいはスチレン樹脂(Extra
corporeal製XR−004)などが挙げられる
。 しかしながら、活性炭やスチレン樹脂は吸着特異性
が低いという欠点があり、さらに活性炭は細孔径が小さ
い為に、中・高分子全物質の除去には適していない。
このように、血液中の中・高分子量病因関連物質や、蛋
白質結合性病因関連物質を除く目的で使用される現行の
吸着材は、血漿潅流用である。 そこで、直接血液潅流
用吸着材の開発が活発化している(例えば、人工臓器、
上ユ(2) 、993 (1984) )。 しかし、
吸着材の血液適合性を高める為の表面改善は、大変困難
な課題であり、他方、PGI2  (プロスタグランジ
ンI2)などの抗血栓剤の使用は、治療費用の高額化に
つながり好ましくない。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明の目的は、上記従来技術の問題点を解決しようと
するもので、多孔質固体物質表面に、リガンドを結合さ
せた後血球が侵入しにくく免疫グロブリンが侵入しうる
網目状または多孔質の構造体で被覆することによって、
あるいは親水性スペーサーを介してリガンドを結合させ
ることによって血液適合性を向上させた直接血液濯流用
免疫グロブリン吸着材および吸着装置を提供することに
ある。
C問題点を解決するための手段〕 本発明は、水不溶性多孔質固体物質表面に、親水性スペ
ーサーを介して免疫グロブリンと高い親和性を有する低
分子有機化合物を結合させるか、あるいは水不溶性多孔
質固体物質表面に、免疫グロブリンと高い親和性を有す
る低分子有機化合物を結合させた後、血球が侵入しにく
く免疫グロブリンが侵入しうる網目状または多孔質の構
造体で外表面を被覆することによって、血液適合性を向
上させた直接血液濯流用免疫グロブリン吸着材およびそ
れを利用した吸着装置に関する。
本発明の吸着材が対象とする被吸着除去物質は、血液中
の病因関連物質であるが、より詳細に説明すると、通常
の免疫グロブリン(A、D、E、G%M)、抗DNA抗
体や抗アセチルコリンレセプター抗体などの自己抗体、
抗原・抗体複合物などである。
本発明で用いられる水不溶性多孔質固体物質は、ポリビ
ニルアルコール、メタクリル酸エステル重合体、スチレ
ン−ジビニルベンゼン共重合体などの合成有機高分子物
質、セルロース、アガロース、キトサンなどの天然有機
高分子物質、多孔質ガラス、アルミナ、セラミックなど
の無機多孔体などであるが、免疫グロブリンに対する吸
着能、機械的強度、操作性などの点から、アクリル系重
合体、キトサンが特に好ましい。
水不溶性多孔質固体物質の形状は、粒子状、繊維状、中
空糸状、膜状等いずれの公知の形状も用い得るが、通液
性、吸着材調製時の取扱い簡便性などの点から、粒子状
担体が特に好ましく用いられる。
粒子担体としては、平均粒径0.05mmから2cmの
範囲にあることが好ましいが、粒径が小さくなると血球
の流通抵抗が大きくなり、粒径が大きくなると担体充填
量が減少してしまうので、平均粒径は0.5mmから2
mmの範囲にあることが特に好ましい。
また粒子状担体は、細胞に損傷を与えにくいことや、物
理的力によってクダケ、カケが生じにくい点から球形が
好ましい。
本発明に用いられる粒子状担体は、表面にリガンド(病
因物質と特異的に結合する物質)を多く結合できる多孔
体であるが、平均孔径は50人ないし5000人、より
好ましくは免疫グロブリンや免疫複合体が多く侵入でき
る、150人ないし3000人の範囲にあるものである
本発明に用いられる免疫グロブリンと高い親和性を有す
る低分子有機化合物は、複素環式化合物類、ペプチド類
およびアミノ酸類からなる群から選ばれたものである。
複素環式化合物とは、環中に炭素原子とともにペテロ原
子を含む環式化合物であり、三員複素環式化合物では、
フランとその誘導体、チオフェンとその誘導体およびジ
チオラン誘導体、ビロールとその8導体、アゾール類、
六員複素環式化合物では、ピリジンとその誘導体、キノ
リンおよび関連化合物、ピラジンと関連化合物、ビラン
およびとロンと関連化合物、フェノキサジン、フェノチ
アジン、プテリンおよびアロキサジン化合物、プリン塩
基、核酸、ヘミン、クロロフィル、ビタミンB 12お
よびフタロシアニンあるいはアルカロイド、縮合環系複
素環式化合物をいう。
複素環式化合物の中では、サルファ剤(スルホンアミド
剤)ないしはその誘導体が好ましい結果を与える。 さ
らにサルファ剤の中では、スルファチアゾールが特に好
ましい結果を与える。
本発明において用いられるペプチド類は、少なくとも2
個以上のアミノ酸がペプチド結合を介して得られる合成
化合物であり、アミノ酸敗2〜10程度のオリゴペプチ
ドが好ましい結果を与える。 さらにこれらのオリゴペ
プチドの中でも、免疫グロブリン分子と特異的な結合性
を有するプロティンA等の公知の天然物質のアフィニテ
ィーサイトを模倣したものが好ましく、特にリジン、チ
ロシンによるオリゴペプチドあるいはアスパチルフェニ
ルアラニンメチルエステルなどのアスパチルフェニルア
ラニンアルキルエステル等の化合物が極めて良好な結果
を与える。
また、本発明において用いられるアミノ酸類は、車種の
アミノ酸あるいは2種以上のアミノ酸を同時に用いたも
のであり、疎水性のバリン、ロイシン、チロシン、フェ
ニルアラニン、イソロイシン、トリプトファンや塩基性
のリジン、アルギニンあるいは酸性のプロリンおよびア
スパラギン酸およびその誘導体を単独あるいは複数組合
せて用いたものが、特に良好な結果を与える。 なおこ
れらの物質のり、 L体の如何は問われない。
本発明で好適に用いられる免疫グロブリンと高い親和性
を有する低分子有機化合物は、免疫グロブリンとの相互
作用において、該化合物の主要部分の疎水性、ヘテロ原
子による静電特性、主要部分付近の水素結合性が、免疫
グロブリン分子鎖中の吸着サイトのアミノ酸残基とそれ
ぞれ相互作用力を発揮し、加えて該化合物の立体構造が
免疫グロブリンの分子内ポケットに適度に当てはまった
ために、非抗原/抗体系の高い親和性が得られたものと
考えられる。
本発明に用いられる免疫グロブリンと高い親和性を有す
る低分子有機化合物を水不溶性多孔質固体物質に固定す
る方法としては、共有結合、物理的吸着、イオン結合、
生化学的特異結合などの担体結合法あるいは架橋法、包
括法、複合法が実施可能であるが、血液中での結合安定
性の点から、共有結合が好適である。
また、該化合物を水不溶性多孔質固体物質に共有結合す
る為には、両者の官能基に応じて、種々の方法が用いら
れる。 例えば臭化シアン活性化法、カルボジイミド試
薬などを用いる縮合試薬法、酸アジド誘導体法、ジアゾ
法、アルキル化法、ジアルデヒドやビスエポキシド、ジ
イソシアネートなどを用いる担体架橋法、γ−グリシド
キシプロピルトリメトキシシランやβ−(3,4−エポ
キシシクロヘキシル)エチルトリメトキシシランなどを
用いるシランカップリング剤活性化法などが使用される
本発明の直接血液濯流用免疫グロブリン吸着材は、水不
溶性多孔質固体物質表面に親水性スペーサーを介して免
疫グロブリンと高い親和性を有する低分子有機化合物が
結合されていることを特徴とするものである。
本発明のスペーサーとは、分子状をなし、水不溶性多孔
質固体物質表面と該化合物との間に介在して、任意の長
さを設けることができるものであるが、血球の付着が抑
制できる親木性スペーサーが好ましい。
親水性スペーサーの中では、重合度1〜90のエチレン
オキサイド骨格を有するものが、特に好ましく、次に示
すような構造を有するものを例として上げることができ
る。
〔式中R1、R2はそれぞれ水素または炭素数1〜4個
のアルキル基であり、またnはO〜90、より好ましく
は3〜29の数である。〕このようなスペーサーが、水
不溶性多孔質固体物質表面と該化合物との間に介在して
いると、スペーサーの流動性や排除体積効果によって血
球が吸着材表面に付着することが抑制されるものと考え
られる。
また、血球の付着を抑制するスペーサーの表面密度は1
〜100μmol/gであり、より好ましくは5〜40
μmol/gである。 そのため、スペーサーを介した
該化合物と、スペーサーを介さない該化合物が混在して
、水不溶性多孔質固体物質表面に結合していてもよい。
このように親木性スペーサーを用いることにより血球が
吸着材表面に付着しにくくなる機構は以下に述べるよう
なものであると考えられる。
(1)水は親水性スペーサーの例えばエチレンオキサイ
ド鎮のエーテル結合部分の酸素原子と水素結合によって
溶媒和している。 このようにして吸着材表面には水の
層が形成され、その距離は(水層厚)はスペーサーの長
さに依存する。 この水の層が担体(吸着材)表面への
血球の付着を妨害する。 これを排除体積効果という。
また、水の層を形成するスペーサーが運動することによ
り、血球は担体に付着しにくく、さらに脱離し易くなる
が、このスペーサーの動きを流動性という。
(2)担体表面においてスペーサーのポリマーが重なり
合った部分では、2つの高分子溶液(吸着材の親水性ス
ペーサーと血球の糖鎖・蛋白質)が混合したとみること
ができる。 その結果次の効果がおきると考えられる。
■高分子溶液の濃度が増すことにより浸透圧が増加する
■高分子内の各セグメントは不規則運動をしているが、
この運動をする容積が混合のため狭められる。
このため、高分子セグメントの配置エントロピーが減少
する。 ■を浸透圧効果、■をエントロピー効果という
。 両効果により反発作用が生じ、血球は担体に付着し
にくくなる。
本発明の別の直接血液濯流用免疫グロブリン吸着材は、
水不溶性多孔質固体物質表面に、免疫グロブリンと高い
親和性を有する低分子有機化合物を結合させた後、血球
が侵入しにくく免疫グロブリンが侵入しうる網目状また
は多孔質の構造体(以下、免疫グロブリン侵入構造体と
いう)で外表面を被覆したことを特徴とするものである
本発明で用いる免疫グロブリン侵入構造体としてはメタ
クリル酸コポリマーが好ましく、これは、徐放性フィル
ムコーティング剤であり、水媒体中で膨潤して、免疫グ
ロブリンは侵入可能であるが、血球は侵入出来ない網目
状構造を −呈する。 また、血液適合性に優れ、毒性
が低いので好ましく使用される。
メタクリル酸コポリマーの中では、メタクリル酸エステ
ルとアクリル酸エステルの共重合体が特に好ましく、次
に示すような構造を有するもの(R6hm Pharm
a社製Eudragit RL/RS)を例として挙げ
ることができる。
〔式中、R1=H,CH3 R2=CH3、C2Hs  ) メタクリル酸コポリマーのコーティング方法には、パン
コーティング法、流動層方式、ディッピング法などがあ
り、均一な層を形成できる公知な方法であれば問題なく
使用できる。
メタクリル酸コポリマー以外で使用可能な物質として、
ポリよドロキシエチルメタクリレート、コロジオン、N
−ビニルピロリドン、ポリメタクリル酸、ポリプロピレ
ングリコール、ポリビニルアルコール、ポリエチレンオ
キシドなどを挙げることができる。 これらのコーティ
ング方法も上記と同様である。
本発明の直接血液濯流用免疫グロブリン吸着装置は、上
述の如き吸着材を、血液の導出入口を備えた容器内に充
填保持させてなるものである。
容器の材質は、ガラス、ステンレス、ポリエチレン、ポ
リプロピレン、ポリカーボネート、ポリスチレン、ポリ
メチルメタクリレート等が使用できるが、オートクレー
ブ滅菌が可能で取り扱い易い、ポリプロピレンやポリカ
ーボネートが特に好ましい。 また、容器内の吸着材と
出入口部との間に、血液は通過するが、吸着材は通過で
きない大きさの網目や孔を有するフィルターを備えてい
るものが好ましい。  この材質は、生理的に不活性で
強度の高いものであれば良いが、特にポリエステル製、
ポリアミド製のメツシュが好ましく使用される。
次に、図面を用いて、本発明の直接血液濯流用免疫グロ
ブリン吸着装置をさらに具体的に説明する。
第1図は、直接血液濯流用免疫グロブリン吸着装置の1
例についての断面図である。 血液は、血液導入口4よ
り導入され、免疫グロブリン吸着材2で処理された後、
血液導出口5から導出される。 免疫グロブリン吸着材
2は、フィルター3a、3bによって容器内に保持され
ている。
第2図は、血液浄化治療方法の1例を示す血液回路図で
ある。 血液は血液導入側血管接続部6より導入され、
ポンプ7を通って圧力ゲージ9を有するドリップチャン
バー8から免疫グロブリン吸着装置1に供給される。 
ここで吸着処理された血液は、フィルター10を通り、
熱交換器11で加温された後、血液導入血管接続部12
より導出される。
〔実施例〕
以下、実施例により本発明の実施の態様をより具体的に
説明する。
実施例および比較例 (吸着材の調製) 平均粒径が3種類のキトサン・ビーズ(富士紡績製キト
バール、平均粒径1.0.1.5.2.0mmφ)を1
00gずつポリエチレン瓶にとり、5%グルタルアルデ
ヒドを含むpH7,4−0,1Mリン酸バッファーを各
々に200 m12添加した。 そして減圧脱気した後
、ブラッドミキサー(萱垣医理科工業製BM−161型
)を用いて、室温で1晩攪拌し、キトサンのアミノ基と
グルタルアルデヒドを反応させた。 次に蒸留水容1f
tで洗浄した後、ジメチルホルムアミドとpH10−0
,2M炭酸バッファーの混液(2/3) に溶解した0
、1Mスルファチアゾール溶液を200 muずつ加え
た。 減圧脱気した後、ブラッドミキサーを用いて室温
で1晩攪拌し、キトサンに結合しているグルタルアルデ
ヒドのアルデヒド基とスルファチアゾールのアミノ基を
反応させた。 そして、蒸留水容11で洗浄した後、p
H8−IM千ソノエタノールアミン水溶液各200叔添
加し、減圧脱気した。  これをブラッドミキサーにセ
ットして、室温で1晩攪拌し、残存しているアルデヒド
基をブロッキングした。 次に、蒸留水容1℃で洗浄し
た後、1%水素化ホウ素ナトリウムを含むpH7,4−
0,1Mリン酸バッファーを各2 o o mjl加え
、時々攪拌しながら室温で3時間放置し、アゾメチン結
合を還元して安定化した。 続いて、蒸留水とpH10
−0,2M炭酸バッファー、0.5M塩化ナトリウムを
含む1)H4−0,002M酢酸バッファーで繰り返し
洗浄し、最後に蒸留水で洗って吸引濾過した。 こうし
て作製した平均粒径が3種類の吸着材を吸着材(A)と
する。
次に、吸着材(A)を30gずつポリエチレン瓶にとり
、重合度22のエチレンオキサイド骨格をもつビスエポ
キシド(ナガセ化成工業製デナ:7− ルE X 86
1 )を10%含むp)110−0.2M炭酸バッファ
ーを各々に100mM添加した。 そして減圧脱気した
後、ブラッドミキサーを用いて室温で1晩攪拌し、さら
に80℃水浴(ヤマト科学製ウォーターバス BM−4
1型)で1時間加温して、キトサンの水酸基とビスエポ
キシドのグリシジル基を反応させた。 続いて、蒸留水
容11で洗浄した後、ジメチルホルムアミドとpH10
−0,2M炭酸バッファーの混液(2/3)に溶解した
0、1Mスルファチアゾール溶液をtoomlJずつ加
えた。 減圧脱気した後、80℃水浴で3時間加温し、
さらにブラッドミキサーを用いて室温で1晩攪拌して、
キトサンに結合しているビスエポキシドのグリシジル基
とスルファチアゾールのアミノ基を反応させた。
そして、蒸留水容1ftで洗浄した後、pH8−1Mモ
ノエタノールアミン水溶液を各1ooIII5I添加し
、減圧脱気した。 これをブラッドミキサーにセットし
て、室温で1晩攪拌し残存しているグリシジル基をブロ
ッキングした。 次に蒸留水とpH10−0,2M炭酸
バッファー、0.5M塩化ナトリウムを含むpH4−0
,02M酢酸バッファーで繰り返し洗浄した後、最後に
蒸留水で洗って吸引濾過した。 こうして作製した平均
粒径が3種類の吸着材を吸着材(B)とする。
また別に、吸着材(A)を30gずつとり、アセトンで
洗浄した。 そして6.25%メタクリル酸コポリ7−
 (Rt;hm Pharma製EudragitR5
)のジクロロメタン溶液に浸した後、ドライヤーを用い
て溶媒を揮散させた。 最後に蒸留水容tItで洗浄し
、吸引濾過した。 こうして作製した平均粒径が3種類
の吸着材を吸着材(C)  とする。
(家兎による直接血液潅流実験) 吸着材(A) 、(B) 、(C)を生理食塩水に浸し
て脱気した後、両端にポリエステルメツシュを付けた容
量20m文のカラムに充填した。 そして、1o o 
11/ndlのヘパリンを含む生理食塩水100叔、続
いて10/ndlのヘパリンを、含む生理食塩水too
mUで、カラム内および血液回路内を洗浄した。 次に
家兎の頚動脈より血液回路内に血液を導入し、カラムを
通して頚静脈から血液を体内へ戻す潅流実験を3時間行
った。 血流量は5mU/、minとし、カラム圧力の
変化、アルブミン、総蛋白質、IgG、IgMの吸着量
、血球成分の変動を観察した。 アルブミンはブロムク
レゾールグリーン法、総蛋白質はビウレット法、IgG
とIgMは一元放射免疫拡散法で測定し、血球数は自動
血球算定装置(オルソ・インスツルメント社、ELT−
8)を用いて算定した。 なお、実験に際して、抗凝固
剤のヘパリンを血液潅流開始時に300 u/Kg、そ
の後30分ごとに50 u/Kgの割合で血中投与した
結果を第1表に示した。 これより本発明の吸着材が、
直接血液潅流で免疫グロブリンを効率よく除去できるこ
とは、明らかである。
〔発明の効果〕
本発明の直接血液濯流用免疫グロブリン吸着材および吸
着装置は血液中の病因関連物質である免疫グロブリンお
よび免疫複合体などの蛋白質を選択的かつ簡便に除くこ
とが可能である。
また、リガンドが低分子有機化合物である為、滅菌操作
も容易かつ確実に行うことができる。
本発明の吸着材は、良好な血液適合性を有している為、
血漿潅流法に比べて操作が簡便で、患者の苦痛も少ない
直接血液潅流法を容易に実施可能とするものである。
また、本発明の吸着材および吸着装置は、免疫グロブリ
ンおよび免疫複合体などの蛋白質の分離、精製用および
これらの検査材料としても有効に利用できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は直接血液濯流用免疫グロブリン吸着装置の1例
を示す線図的断面図である。 第2図は血液浄化治療方法の1例を示す血液回路図であ
る。 第3図は本発明の模式図、第4図は本発明の模式図であ
る。 符号の説明 1・・・直接血液濯流用免疫 グロブリン吸着装置、 2・・・直接血液濯流用免疫グロブリン吸着材、3a、
3b・・・フィルター、 4・・・血液導入口、 5・・・血液導出口、 6・・・血液導入側血管接続部、 7・・・ポンプ、 8・・・ドリップチャンバー、 9・・・圧力ゲージ、 10・・・フィルター、 11・・・熱交換器、 12・・・血液導出側血管接続部、 13・・・多孔質担体、 14・・・リガンド、 15・・・親水性スペーサー、 16・・・メタクリル酸コポリマー

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)水不溶性多孔質固体物質表面に、親水性スペーサ
    ーを介して免疫グロブリンと高い親和性を有する低分子
    有機化合物を結合させたことを特徴とする直接血液濯流
    用免疫グロブリン吸着材。
  2. (2)水不溶性多孔質固体物質表面に、免疫グロブリン
    と高い親和性を有する低分子有機化合物を結合させた後
    、血球が侵入しにくく免疫グロブリンが侵入しうる網目
    状または多孔質の構造体で外表面を被覆したことを特徴
    とする直接血液濯流用免疫グロブリン吸着材。
  3. (3)親水性スペーサーが重合度1〜90のエチレンオ
    キサイド骨格を有するものである特許請求の範囲第1項
    に記載の免疫グロブリン吸着材。
  4. (4)免疫グロブリンと高い親和性を有する低分子有機
    化合物が複素環式化合物類、ペプチド類およびアミノ酸
    類からなる群から選ばれたものである特許請求の範囲第
    1項または第2項に記載の直接血液濯流用免疫グロブリ
    ン吸 着材。
  5. (5)水不溶性多孔質固体物質が、合成有機高分子物質
    、天然有機高分子物質または無機物からなる粒子体であ
    る特許請求の範囲第1項または第2項に記載の直接血液
    濯流用免疫グロブリン吸着材。
  6. (6)流体の導出入口を有する容器内に、特許請求の範
    囲第1項ないし第5項のいずれかに記載の免疫グロブリ
    ン吸着材が収納されていることを特徴とする直接血液濯
    流用免疫グロブリン吸着装置。
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