JPH01165370A - 免疫活性ポリペプチド及びその製法 - Google Patents

免疫活性ポリペプチド及びその製法

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JPH01165370A
JPH01165370A JP63276322A JP27632288A JPH01165370A JP H01165370 A JPH01165370 A JP H01165370A JP 63276322 A JP63276322 A JP 63276322A JP 27632288 A JP27632288 A JP 27632288A JP H01165370 A JPH01165370 A JP H01165370A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 る毒性のない又は毒性が低減された免疫活性ポリベブチ
ドに係る。
さらに、本発明は、該ポリペプチドの製法及び該ポリペ
プチドの少なくともlを治療上の有効量で含有してなる
抗百日咳ワクチンにも係る。
百日咳は、桿菌である百日咳菌(Bordetella
pertusis)によって起る呼吸器系の病気であり
、カタル期又は発作の間に、呼吸器系を介して、患者か
ら罹患し易い健康者に伝染する。
百日咳は痙幸、大脳障害を生ずることがあり、時には、
特に幼児及び母性の抗百日咳抗体が欠けた新生児では死
亡する場合があるため、このような病気に対して有効な
ワクチンが望まれている。
現在では、マーシオレートで殺菌し、56℃で処理した
病原菌を含有する抗百日咳ワクチンが使用されているが
、この場合、たとえ永久免疫を与えることができるとし
ても、望ましくない副作用があること又はその調製及び
精製に由来する問題があること等のため、完全には満足
できるものではい。
かかる理由から、欠点のない抗百日咳ワクチンの調製が
熱望されている。
百日咳菌は、それ自体、毒性を有しておらず、その毒性
は、第1期(毒性期)の間における各種物質、すなわち
溶血素(IIIs)、アデニルサイクラーゼ(Adc)
、皮膚壊死毒素(Dnc)、線維性血球凝集素(Fha
)及び百日咳毒素(PT)の合成に相関することが知ら
れている。特にPTは、百日咳菌によって生ずる主な毒
性ファクターである [Weiss A、らrlnfe
ct、Immun、J 42.331−41(1983
) : Weiss^。
らrJ、 Inf、 Dis、J 150.219−2
22(1984)]だけでなく、該細菌によって生ずる
感染に対する主な保護抗原の1つでもある。
事実、菌体ワクチンによって免疫された者では抗PT抗
体が見出され[Ashworth L、A、EらrLa
ncetJio月号、 87g−881(1983)]
、ホルムアルデヒドにより無毒化したPTを使用し、エ
ーロゾルを介して又は小脳を経由して感染させたマウス
では保護免疫が獲得されている[5ato Y、らrl
nf、 and 1mm、J41、313(1983)
]。百日咳毒素が新たな抗百日咳ワクチンの調製におけ
る必須の成分ではあっても、その使用は、毒性に関連す
る多くの欠点によって制限される。
実際問題として、PTは、リンパ球増加、ヒスタミン感
受性、低血糖、エピネフリンの血糖上昇効果に対する不
応性及びランゲルハンス島の活性化の如き望ましくない
病態生理学上の効果を誘発する。
さらに、現在使用されているワクチンにおけるPTの存
在は、発熱、水泡、神経系の変調及び死亡等の副作用の
主原因であり、このため、最近ではワクチンの使用が激
減し、新たな百日咳の流行を招いている。
ホルムアルデヒドによるPTの無毒化処理では、毒性の
ない免疫原性タンパク質が得られる(Sat。
らの上記文献参照)が、該タンパク質は純粋、再現性か
つ安定な形では得られないことによるいくつかの欠点が
ある。
発明者らは、従来法の欠点を解消できると共に、簡単か
つ経済的に実施可能な方法によって純粋なものとして得
られるポリペプチドを見出し、本発明に従った。従って
、本発明の目的は、抗百日咳ワクチンの調製に使用され
る毒性のない又は毒性が低減された免疫活性ポリペプチ
ドにある。
本発明の他の目的は、該ポリペプチドの製法にある。
本発明のさらに他の目的は、該ポリペプチドの少なくと
もlを治療上の有効量で含有してなるワクチンにある。
本発明の他の目的は、以下の記載及び実施例から明らか
になるであろう。
百日咳毒素は5つの異なるサブユニットを含有するタン
パク質であり、その毒性は、真核生物の細胞膜を介して
のメツセージの伝達に関与するGTPと結合するタンパ
ク質のA叶−リポリシレージョン(ribosflat
ion)による。該PTは異なる官能性を有する2つの
フラクションを含有する。その1つ(A)はサブユニッ
トS1を含有し、他方(B)は相互にサブユニットS5
によって結合された2つのダイマー Di(S2+34
)及びD2(S3+ 34)内に位置するサブユニット
S2、S3、S4及びS5を含有する。
フラクションAは酵素的に活性な部分、すなわちPTの
有毒性部分を代表するものであり、一方、フラクション
Bは真核生物細胞膜リセプターに結合され、その中にサ
ブユニットS1を導入し得る。
特開昭62−228286号には、該サブユニットをコ
ードづけする遺伝子のクローニング、シーケンス及び発
現が開示されており、この遺伝子が主オペロンに分類さ
れることが記載されている。
さらに、サブユニットS1のA叶−リボシレーション活
性は、ハイブリッドプラスミドPTE225によって形
質転換された微生物を培養することによって測定されて
おり、このサブユニットがPTに匹敵する酵素活性を有
することが知られている。
従って、百日咳毒素の免疫特性及び保護特性を有するが
、無毒性又は毒性が低減されているタンパク質を得るた
めに、該タンパク質の酵素活性に関する位置及び基礎と
なるアミノ酸を確認した。
特に、下記の位置及びアミノ酸であることが判明した:
 8位チロシン、9位アルギニン、50位フェニルアラ
ニン、53位トレオニン、129位グルタミン酸、12
1位グリンン、124位アラニン、109位アスパラギ
ン酸、99位グリシン、135位アルギニン、159位
トレオニン及び111位チロシン。
これらアミノ酸の1又はそれ以上を異種の各種アミノ酸
で置換することにより、異った毒性のタンパク質が得ら
れることを見出し、本発明に至った。
本発明によれば、アミノ酸lから80までの31領域に
おける!又はそれ以上の部位で、アミノ酸を、免疫特性
を変質させることなくその酵素活性を破壊又は低減させ
得る他のアミノ酸で直接変異誘発置換することによって
変性せしめた百日咳毒素のサブユニットS1を含有する
ポリペプチドが合成される。
特に、かかる合成ポリペプチドとしては、下記の如き置
換することによって変性せしめた百日咳毒素のサブユニ
ットS1を含有するものである。
−8位チロシン及び9位アルギニンが、それぞれアスパ
ラギン酸及びグリシンによって置換されたもの =50位フェニルアラニン及び53位トレオニンが、そ
れぞれグルタミン酸及びイソロイシンで置換されたもの 一129位グルタミン酸がグリシンで置換されたもの 一121位グリシンがグルタミン酸で置換されたもの =124位アラニンがアスパラギン酸で置換されたもの −109位アスパラギン酸及び124位アラニンが、そ
れぞれグリシン及びアスパラギン酸で置換されたもの 一99位グリシンがグルタミン酸で置換されたもの −109位アスパラギン酸がグリシンで置換されたもの 一135位アルギニンがグルタミン酸で置換されたもの =159位トレオニンかりシンで置換されたもの一11
1位チロシンがグリシンで置換され、かつ113位にア
ミノ酸Asp Thr Gly Glyが挿入されたも
の 特に、本発明によるポリペプチドは、 a) DNA分子の1又はそれ以上の位置において、所
定のアミノ酸をコードづけする塩基配列を所望のアミノ
酸をコードづけする塩基配列で置換することによって抗
百日咳毒素のサブユニットS1をコードづけする遺伝子
を直接変異誘発により変性させ、 b)該変性サブユニットS1をコードづけする遺伝子を
含有するDNAフラグメントをクローニングベクターに
結合させてハイブリッドプラスミドを構成し、 C)前記工程b)で得られたハイブリッドプラスミドに
よって宿主微生物を形質転換させ、d)炭素源、窒素源
及び無機塩の存在下、適切な培地中で形質転換微生物を
培養し、 e)培地又は菌体から、変性サブユニットS1を含有す
るポリペプチドを採取すること からなる方法によって調製される。
本発明に従い、タンパク質の酵素活性に関連するSlの
アミノ酸領域を確認するため、Slをコードづけする遺
伝子を制限酵素(異なる部位で切断する)で処理した。
得られたDNAフラグメント(異なる長さの3′及び1
5′末端配列が欠けている)を、公知の一般的方法に従
って操作して、発現プラスミド内でクローン化させた。
ついで、削除された配列のDNAフラグメントを含有す
るベクターを使用して、大腸菌(Escherichi
a coli)の形質転換を行った。
選択培地で菌体をスクリーニングすることによって得ら
れた陽性の形質転換体を、適切な培地中、温度30℃な
いし40℃で20分間ないし5時間培養した。
この時間の経過後、培地から菌体を回収し、リゾチーム
処理及び音波処理によって溶菌せしめた。
このようにして抽出したタンパク質について酵素活性を
測定するため分析に供した。
このタンパク質のADP−リボシレージョン活性を、M
anningらによる方法[「ジャーナル・オブ・バイ
オロジカル・ケミストリー(J、Biol、Chem、
)j世、 749−756 (1984)]に従って操
作してテストした。
得られた結果(後述の実施例2の第1表に示す)は、1
79位のアミノ酸に続<81配列は、初めのアミノ酸1
0個とは異なり、ADP−リボシレージョンには必要で
ないことを示した。
従って、サブユニットSlの酵素的に活性な領域はアミ
ノ酸lから180までで構成される。
本発明によれば、この領域に存在する活性部位の同定を
行ったところ、これら部位の少なくとも1つが変換され
ていた。
実際問題として、Slをコードづけする遺伝子はプラス
ミドPTE255から単離されており、その構造は制限
酵素EcoRI及び旧ndllIでの消化によって明ら
かにされ、特開昭62−228286号に報告されてい
る。
Slをコードづけする遺伝子を含有する600塩基対(
bp)のDNAフラグメントをゲル電気泳動によって消
化混合物から分離し、電気溶出した後、直接変異誘発に
よって変性して、インビトロにおいて、DNA分子の所
定部位で変異を生じさせ、該変異の効果をインビトロ又
はインビボでテストした。
この方法による所望塩基の置換は、下記の手法の1つに
従って実施される。
−DNAにおける所定部位で塩基類似体を取込ませるこ
と −誤った方式でヌクレオチドを取込ませること一限定さ
れた配列を有するオリゴヌクレオチドのインビトロでの
合成の間に変異を生じさせること −DNAの塩基と反応する化学的変異誘発物質(たとえ
ば亜硫酸水素ナトリウム)を使用すること 本発明では、Slをコードづけする遺伝子を、Zoll
er M、J、らの方法[rDNAJ 3.479−4
88(1984)]に従って操作して、限定された配列
を有する合成オリゴヌクレオチドを使用して変性させた
。
実施にあたり、600bpのDNAフラグメントをベク
ターでクローン化し、該DNAのシングルら線クローン
フラグメントを単離した。この目的に適するベクターは
、Bluescript SK (Stratagen
e)、pEMBL [Denteら[ヌクレイツク・ア
シッズ・リサーチ(Nucleic Ac1ds Re
5earch)J 11.1645−1655 (19
83)]又はM13ファージ[Viera及びMess
ing rジーン(Gene)J 19.263 (1
982)]から選ばれる。本発明では、市販の旧ues
cript SKベクターを使用した。
該ベクターを好適な制限酵素で処理し、ついで、T4 
DNAリガーゼの存在下、リガーゼ混合物中の600b
p DNAフラグメントに結合させた。
得られた混合物を使用して大腸菌の形質転換を行い、ア
ンピシリンを含有する培地上で形質転換体を選別した。
ベクター及び600bp DNAフラグメントを包含す
るハイブリッドプラスミドを含有する陽性のクローンを
、ファージが存在する液状媒体に懸濁化させ、温度30
ないし40℃に2ないし10時間維持した。
この時間の経過後、ファージを沈殿させ、遠沈によって
溶液から分離し、pH7,5の緩衝液中に再度悲劇化さ
せ、水−エチルエーテル飽和フェノールで抽出し、つい
でエタノール及び酢酸アンモニウムで抽出してシングル
ら線DNAを沈殿させた。
ついで、このDNAの一定量を使用し、直接変異誘発に
よって81を変性させた。この目的のため、1−180
31領域の所定部位に存在するl又はそれ以上のアミノ
酸をコードづけする塩基を、異なるアミノ酸をコードづ
けする他の塩基で置換するヌクレオチド約20でなるオ
リゴヌクレオチドを合成させた。特に、Slをコードづ
けする遺伝子の下記変異体を調製し得るオリゴヌクレオ
チドを合成した。
41ニブライマーGTCATAGCCGTCTACGG
Tを使用して、チロシン(8)及びアルギニン(9)を
それぞれアスパラギン酸及びグリシンに置換させた。
相当する遺伝子は、このような変性により、その配列が
620−CGCCACCGTATACCGCTATGA
CTCCCGCCCG−650から620−CGCCA
CCGTAGACGGCTATGACTCCCGCCC
G−650に変化した。
22ニブライマーTGGAGACGTCAGCGCTG
Tを使用して、フェニルアラニン(50)及びトレオニ
ン(53)をそれぞれグルタミン酸及びイソロイシンに
置換させた。相当する遺伝子は、このような変性により
、その配列が750−AGCGCTTTCGTCTCC
^CCAGC−770から750−AGCGCTGAC
GTCTCCATCAGC−770に変化した。
25;プライマーCTGGCGGCTTCGTAGAA
Aを使用して、グリシン(99)をグルタミン酸に置換
させた。
相当する遺伝子は、このような変性により、その配列が
910−TACGGCGCCGC−920から910−
TACGAAGCCGC−920に変化した。
17:プライマー CTGGTAGGTGTCCAGC
GCGCCを使用して、アスパラギン酸(109)をグ
リシンに置換させた。相当する遺伝子は、このような変
性により、その配列が930−GTCGACACTTA
−940から930−GTCGGCACTTA−940
に変化した。
27;プライマーGCCAGCGCTTCGGCGAG
Gを使用して、グリシン(121)をグルタミン酸に置
換させた。
相当する遺伝子は、このような変性により、その配列が
956−GCCGGCGCGCT−966から956−
GCCGAAGCGCT−966に変化した。
16:プライマーGCCATAAGTGCCGACGT
ATTCを使用して、アラニン(124)をアスパラギ
ン酸に置換させた。相当する遺伝子は、このような変性
により、その配列が976−TGGCCACCTAC−
984から976−TGGACACCTAC−986に
変化した。
1716: 16及び17の変異を併せて包含する。
28;プライマーGCCAGATACCCGCTCTG
Gを使用して、グルタミン酸(129)をグリシンに置
換させた。
相当する遺伝子は、このような変性により、その配列が
990−AGCGAATATCT−1000から990
−^GCGGGTATCT−1000に変化した。
29ニブライマーGCGGAATGTCCCGGTGT
Gを使用して、アルギニン(135)をグルタミン酸に
置換させた。相当する遺伝子は、このような変性により
、その配列が1010−GCGCATTCCGC−10
20から 1010−GGACATTCCGC−102
0に変化した。
31ニブライマーTACTCCGTTTTCGTGGT
Cを使用して、トレオニン(159)をリシンに置換さ
せた。相当する遺伝子は、このような変性により、その
配列が1070−GCATCACCGGCGAGACC
ACGACCACGGAGTA−1090から 107
0−GCATCACCGGCGAGACCACGAAA
ACGGAGTA−IQ’lOに変化した。
26:プライマーCGCCACCAGTGTCGACG
TATTCGAを使用して、チロシン(111)をグリ
シンに置換させた。さらに、プライマーフラグメントの
部分複製によって、113位においてアミノ酸AspT
hr Gly Glyの挿入が生じた。相当する遺伝子
は、このような変性により、その配列が930−GTC
GACACTTATGGCGACAAT−950から9
30−GTCGACACTGGTGGCGACACTG
GTGGCGACAAT−950に変化した。
上記オリゴヌクレオチドを、プライマー中に存在する変
異部取込みベクターのすべてのヌクレオチド配列を複製
するDNAポリメラーゼ用プライマーとして使用した。
プローブとしてプライマー自体を使用するハイブリダイ
ゼーション法によって、所望の変性を受けたS1遺伝子
を包含するベクターを単離した。
ついで、Sanger F、らの方法[rP、N、A、
S、J 74゜5463 (1977)]によって、変
性遺伝子の正確なヌクレオチド配列を確認した。
変性遺伝子を含有するベクターを、制限酵素EcoRI
及びHindI[[で消化して、変性S1をコードづけ
する遺伝子を含有するDNAフラグメントを公知のもの
の中から選ばれる発現プラスミドでクローン化した。
このハイブリッドプラスミドを使用して、大腸菌、枯草
菌(Bacillus 5ubtilis)及び酵母の
中から選ばれる宿主微生物を形質転換させた。
特に、本発明では、プラスミドPEx 34(Cent
erfor Mo1ecular Biology、 
ハイデルベルグ、西独)及びE、 colt K12−
△H1−△trp [Remant E、らrGene
J 15.81−93 (1981)]を使用した。
ついで、形質転換せしめた微生物を、液状培地中、炭素
、窒素及び無機塩の存在下、温度30ないし45℃で2
0分ないし5時間培養した。
この時間の経過後、遠沈によって菌体を培地から採取し
、常法によって溶菌化した。
タンパク質を含有する溶菌生成物を分析して、その酵素
活性を測定した。
得られた結果(後述の実施例3に報告する)は、$1の
配列において109位(17位)及び124位(16位
)(これらのいずれか一方又は両方)及び121位(2
7位)のアミノ酸を置換することによって、ADP−リ
ボシレーシジン活性の良好な低減(5−80%)、従っ
て毒性の良好な低減が達成されたことを示した。さらに
、8位及び9位(41位)、50位及び53位(22位
)及び129位(28位)のアミノ酸を置換させること
によってサブユニットS1の酵素活性が完全に消失した
。
このサブユニットは、インビボにおいて特殊な抗体を生
じさせ、抗PT保護モノクロナール抗体と反応し得る(
サブユニット28)。
従って、このような変性サブユニットを含有するポリペ
プチドは抗百日咳ワクチンの調製に適している。
変性サブユニットSlに加えてPTサブユニット82゜
S3. S4及びS5の少なくとも1つを含有するポリ
ペプチドが好適である。
特に、抗百日咳毒素によって示されるものと同じ配列及
び配置を有するサブユニットS2. S3. S4及び
S5を有するポリペプチドが好適である。
このような好適なポリペプチドは、PTオペロン内に含
有されるSlをコードづけする遺伝子を変性させ、変性
サブユニットS1及びサブユニットS2゜S3. S4
及びS5の1又はそれ以上を含有するポリペプチドをコ
ードづけするプラスミド(変性S1遺伝子はその領域を
含有する)を構成せしめることによって調製される。
本発明によれば、それぞれS1変性サブユニツト22.
28及び41をコードづけする遺伝子を含有するプラス
ミドPTE 255−22、PTE 255−28及び
PTE 255−41は、E、coli(PTE 25
5−22)、E、coli(PTE 255−28)及
びE、coli(PTE 255−41)として、アメ
リカン・タイプ・カルチャー・センターに寄託されてい
る(各寄託番号、 ATCC67542、ATCC67
543及びATCC67544)。
以下の実施例は本発明を説明するためのものであり、限
定するものではない。
実施例1 ユニット領域の同定 1叉 プラスミドPTE 25510μ9を緩衝溶液(50J
!MTris−HCI2(pH7,4)、101M M
gBt、1100I NaCl2)100μm2に懸濁
化させ、制限酵素Xbal (BRL) 30単位(U
)により37℃で2時間消化し、消化混合物のそれぞれ
10uQを酵素Ncol、 Ba1dSNru11Sa
lI及びsph +の1つ(各30)により37℃で2
時間以上処理した。
このようにして消化したDNA混合物(それぞれ75b
p  Xbal −Nco[、377bp  Xb、a
l−Ball、  165bp  Xbal−Nrul
、355bp Xbal−3AII及び503bp X
bal−8phIフラグメントを含有する)に、Kle
newポリメラーゼラージフラグメント3U及びデシキ
シヌクレオチドdATP、 dTTPSdCTP及びd
GTPの各50xMを含有する溶液2μρを添加して分
子末端を修繕した。
混合物を室温(20−25°C)に15分間及び65℃
にさらに30分間維持し、酵素ポリメラーゼを不活性化
した。この時間の経過後、混合物をリガーゼ緩衝液(8
6JFM Tris−HCρ(pH7,6)、1iM 
ATP、 10xMMgCQt110j+Mジチオトレ
イトール)で200μQに希釈し、T4 DNAリガー
ゼtUの存在下、15℃に1夜維持して、上記フラグメ
ントを失ったDNA分子を再度相互に結合させた。つい
で、リガーゼ混合物を使用して、503!M Ca+J
!zでの処理[Mandel M。
及びHiga rl、Mo1.Biol J 53.1
54 (1970)]によって調製したに12− HL
trp大腸菌を形質転換させた。
アンピシリン30μ9/RQを含有するLBアーガー[
109/Q Bacto Tryptone (DIF
CO)、5g/σBact。
Yeast extract (DIFCO)、59/
(l tiac(lJ上に菌体を置き、30℃で18時
間インキュベートすることによって形質転換を選別した
。正確なヌクレオチド配列を特定するため、組換えプラ
スミドを分析に供した。
これにより、以下のハイブリッドプラスミドか同定され
た。
PTE NCO S1遺伝子は、アミノ酸255から211まででなるサ
ブユニットSLのカルボキシ末端配列をコードづけする
部分を失っている。
PTE NRU S1遺伝子は、アミノ酸255から180まででなるサ
ブユニットS1のカルボキシ末端配列をコードづけする
部分を失っている。
PTE BAL S1遺伝子は、アミノ酸255から124まででなるサ
ブユニットS1のカルボキシ末端配列をコードづけする
部分を失っている。
PTE 5AL S1遺伝子は、アミノ酸255から110まででなるサ
ブユニットSlのカルボキシ末端配列をコードづけする
部分を失っている。
PTE 5PH 81遺伝子は、アミノ酸255から68まででなるサブ
ユニットS1のカルボキシ末端配列をコードづけする部
分を失っている。
ドづけ遺伝子含有ハイブリッドプラスミドの構成 プラスミドPTE 2553プローブ(各10μ9)を
、緩衝溶液(50zM Tris−HCQ(pH7,4
)、10xM MgCl2t、50xM NaCl2)
100μQ中、37°C,3時間で、それぞれ制限酵素
5phl、 5ail及びBa1l(各30U)で消化
した。
各溶液に、デシキシヌクレオチドdATPSdTTP。
dCTP及びdGTPの各50xMを含有する溶液2μ
gと供に、 Klenowラージフラグメントポリメラ
ーゼ3Uを添加し、20−25℃に15分間維持した後
、65℃に30分間維持して酵素を不活性化させた。
ついで、各溶液に、制限酵素HindI[I 30Uを
添加し、得られた混合物を37℃に3時間し、ついで1
.5%アガロースゲル上に負荷し、70Vで3.5時間
泳動させた。
このようにして、各混合物について2つのバンドが分離
され、1つはSlの削除部分を含有し、他はPEx 3
4プラスミド及びSlの部分を含有していた。
その後、Maniatisの方法[「モレキュラー・ク
ローニングニア・ラボラトリ−・マニュアル(Mole
cular Cloning  :  a  1abo
ratory manual)JCold Sprin
g Harbor、 19g2]によって、520bp
Sphl−HindI[[,372bp Sal l−
Hindln及び394bpBall−11indlI
[フラグメントを電気溶出した。これらフラグメントの
各1100nを、リガーゼ混合物30μg中、T4リガ
ーゼ10の存在下で、予め制限酵素Bam旧で消化し、
ポリメラーゼ及びデシキシヌクレオチド溶液で処理しか
つ制限酵素旧ndlI[で消化したプラスミドPEx 
34と結合させた。
リガーゼ混合物を使用して、大腸菌に12−△肛−△t
rpを形質転換させ、首記A、で述べた如く、アンピシ
リンを含有するLBアーガー上で形質転換体を選別した
。
陽性クローンから抽出したプラスミドの中で、適当なフ
レームにクローン化フラグメントを含有するものについ
て、抗百日咳毒素抗体を使用するウェスタンプロット法
によって同定を行った。
これらのプラスミド(PTE SPH/HIND、 P
TE 255/SAL及びPTE 255/BALと略
称する)は、それぞれアミノ酸1−67.1−109及
び1−123でなるサブユニットのアミノ末端部をコー
ドづけするS1遺伝子配列を失っていた。
ミドの構成 上記A、の如くして得られたプラスミドPTE NCO
のサンプル2 ツ(10μ++)を、緩衝溶液(50x
M Tris−11CQ(pH7,4)、lozM M
gCQ2.501M NaCf2) 100μ(中、そ
れぞれBstNl(BRL) 30U及びBa1l(B
RL)30Uにより37℃、3時間で消化した。
ついで、消化混合物を、dATP、 dGTP及びdT
TP21Mの存在下、Klenevポリメラーゼ3Uに
より20−25℃で15分間処理して末端部を補完し、
65℃で30分間インキュベートした後、DNAを再度
制限酵素11indI[[30Uにより37℃、3時間
で切断した。
消化混合物を1.5%アガロースゲル上に負荷し、70
Vで3.5時間泳動し、上述の如くして、5271)I
)BstNl−1+1ndIII及び279bp Ba
1l−11indIIIフラグメントを電気溶出した。
これらフラグメント1100nを、リガーゼ混合物中、
T4 DNAリガーゼ7Uの存在下、15℃、18時間
で、前記B、で述べた如く予め処理したプラスミドPE
x 34に結合させた。ついで、上述の如くして、大腸
菌の形質転換及び形質転換体の選別を行った。陽性のク
ローンから抽出した組換えプラスミドの中で、正しいフ
レームに挿入されたフラグメントを同定した。
該プラスミド(PTE 34A及びPTE NCO/B
AL)は、それぞれアミノ酸l−52及び255−21
1でなるサブユニットS1の一部分をコードづけする遺
伝子及びアミノ酸1−124及び255−211でなる
部分をコードづけする遺伝子を失ったS1遺伝子を含有
していた。
D、 PTE 16−A及び18−Bプラスミドの構成
プラスミドPTE 25510μ9を、緩衝溶液(10
0iMTris−11CQ、 501M NaCa、1
01M Mg5O,)100μm2中、EcoRI 3
0Uで、ついで緩衝溶液(103!M CaRt、10
mM MgCQ、、 0.2M NNaCC120ff
 Tris−HCQ (pH8)、lxM EDTA)
中、Bal 31(BRL) IUで37℃において消
化した。混合物の一定量を1.3.5及び10分後に取
出し、ついで5′末端部の削除フラグメントをHind
IIIで切断し、ゲル電気泳動によって精製し、溶出後
、上述の如くしてプラスミドPEx 34に結合させた
。得られたりガーゼ混合物を使用して大腸菌を形質転換
させ、上述の如く操作して、形質転換体を選別した。
陽性のクローンから抽出したプラスミドから、正しいフ
レームに挿入されたS1遺伝子フラグメントを含有する
プラスミド(そのヌクレオチド配列を分析によって確認
)を単離した。
このようにして得られたプラスミドから、S1アミノ末
端部をコードづけする配列を持たないS1遺伝子を含有
するプラスミドを選別した。
特に、プラスミドPTE16−Aは最初のアミノ酸10
個をコードづけするヌクレオチドが欠けており、従って
、アミノ酸1l−L(5を含有するタンパク質をコード
づけするものであり、一方、プラスミドPTE 18−
Aはアミノ酸149−235を含有するタンパク質をコ
ードづけするものである。
実施例2 変性サブユニットS1の発現及びそのADP−リボA、
 前記実施例1の如くして調製したプラスミドで形質転
換させた大腸菌K12−△HL−△trpを、液状LB
培地2OxQ中、滑らかに撹拌しながら30℃で1夜培
養した。
各培地101をLB培地400g(+=接取し、30℃
で2時間、42°Cで2.5時間培養した。
その後、培養物を4℃において10000回転の速度で
15分間遠心分離し、上澄み液を排出し、菌体を回収し
、溶液(2,5%ショ糖、IOIM Tris−HCl
2(pH8,0)、l mM EDTA)3.2mQ中
に再度懸濁させた。
この溶液にリゾチーム溶液(40m9/肩Q)0.1i
(2及び0.5M EDTA O,8vtQを添加し、
ついで37℃で30分間反応させた。
各溶液に細胞溶解緩衝液(1%、Triton−X 1
00.50mM Tris−HC(2(pH6,0)、
63d EDTA) 8 J112を加え、0℃に15
分間、37°Cに30分間維持した。
音波処理を1分間行った後、溶融した菌体及び含まれて
いた部分を含有する混合物をtoooo回転の速度で1
0分間遠心分離し、上澄み液を排出し、沈殿物をIM尿
素SiQ中に再度懸濁化させ、37℃に30分間維持し
た。
混合物を再度遠心分離し、沈殿物及び含まれていた部分
を回収し、リン酸塩緩衝液(PBS) S mQ中に溶
解し、−20℃で保存した。
B、ADP−リボシレージョン活性の分析^DP−リボ
シレージョンテストを実施する前に、含まれていた部分
を含有する溶液を遠心分離し、沈殿物を8M尿素100
μσ中に再度懸濁化させた。
Manningらによる方法[rJ、Biol、che
m、j罎組。
749−756 (1(J84)]に従ってA叶−リボ
シレージョンテストを行った。
実施にあたり、各溶液10μりを1001Mジチオトレ
イトール溶液20μgと共に20−25℃で30分間プ
レインキユベートシ、ついで牛の網膜のホモゲネート(
RO3)lOμ(1,水80μg、Tris−IICI
2 (pH7,5)5 μ(l、 1100JII A
TP溶液1μρ、10mM GTP溶液1μLチミジン
10xQ及び”PNAD 1 μc(1nC1)を添加
した。
ついで、混合物を室温(20−25℃)で30分間反応
させ、遠心分離後、ROSを含有する残渣を回収し、亜
硫酸ドブノルナトリウム(SDS)緩衝液30μρ中に
溶解させ、12.5%ポリアクリルアミドゲル上に負荷
した。25JIAで4時間電気泳動させた後、ゲルを温
度80℃において減圧乾燥させ、オートラジオグラフィ
ーに供した。放射線活性のバンドをゲルから分離し、シ
ンチレーション(EconofluorlNEN)によ
ってtL5if2に懸濁化させ、ベーターカウンターで
計数した。
このようにして、変性タンパク質のADP−リボンレー
ジョンを定量した。
得られた結果を第1表に示す。
第  1  表 変性S1遺伝子を    変性S1のADP−含有する
7°ラスミド       リネ゛ンレーン!ン活性(
X)PTE  NCO100 〃Nl?υ                   6
0”  BAL 〃 SAL 〃 SPH 〃 16−A 〃 34−^ SPH/I(IIID 255/BAL 255/S八L NGO/BAL 8−A この表から明らかなように、サブユニットS1の^DP
−リボシレージョン活性に関しては、5′末末端列とは
逆に、Nru部位(179位)に続く配列は必ずしし必
要ではない。
実施例3 プラスミドPTE25510u9を緩衝液[LOxM 
Tris−HCC(pn  7.5)、 501M  
NaCf2.  lOxM  MgCl2*コ100μ
12中に懸濁化させ、制限酵素EcoRI及びHind
lnの各30Uにより37°C,3時間で消化した。
ついで、消化混合物を1.3%アガロースに負荷し、8
0屑A、 3時間で溶出した。
このようにして操作することにより、2つのバンドが分
離された。1つはベクターを含有する3500bpであ
り、他方はサブユニットS1をコードづけする遺伝子を
含有する600bpである。
600bpのバンドを電気溶出し、このフラグメント0
.2μ9及び予め制限酵素Eco旧及びHindl[I
で消化したプラスミドBluescript SK(S
tratagene。
サンディエゴ、カリフォルニア)0.3ngを、緩衝溶
液(66xM Tris−HCρ(pH7,5)、1 
mM ATP、1h+MMgCL、10+++Mジチオ
トレイトール)20μρ中に懸濁化させ、T4 DNA
リガーゼIUの存在下、15℃、18時間で相互に結合
させた。
ついで、リガーゼ混合物を使用して大腸菌JM101(
安定させたもの)を形質転換させ、アンビンリン100
μg/R(1%IPTG(イソプロピル−β〜D−チオ
ガラクトピラノシド) 20μ9/+(及びX−Ga1
(5−ブロモ−4−クロロ−3−インドリル−D−ガラ
クトピラノシド)20μ9/MQを含有するLBアーガ
ー上で形質転換体を選別した。
恒温室において37℃で18時間培地をインキュベート
した。Bluescript SKベクター及び600
bpDNAフラグメントを包含するハイブリッドプラス
ミドを含有する白色の菌体を使用し、下記の如く操作し
てクローン化フラグメントのシングルら線DNAを単離
した。
すなわち、白色の菌体を、LB液体培地1 、5zQ、
中で、590■における光学密度(OD)が約0.15
に達するまで培養した。
つづいて、この培養物に、Flファージ(Strata
gen)のLB懸濁液(5xlO”ファージ/1)IO
μρを添加し、得られた溶液を37°Cに6−8時間維
持した。
その後、遠沈によって菌体を培地から分離し、上澄み液
を回収した。この上澄み液1々eに20%ポリエチレン
グリコール(PEG)及び2.52℃M NaCQを添
加してファージを沈殿させた。
室温(20−25℃)に15分間維持した後、Eppe
ndorf遠心分離機において、20℃、12000 
gで5分間遠心分離し、このようにして得られたファー
ジをTE緩衝液(IOJIM Tris−HCl2 (
pH7,5)、11M EDTA)100μQ中に懸濁
化させた。
ついで、この溶液を、■容の水−飽和フェノールで1回
、エチルエーテルで2′回抽出処理し、ファージ水溶液
にエタノール250μQ及び3M酢酸アンモニウム10
μgを添加してシングルら線DNAを沈殿させた。遠沈
によってDNAを混合物から分離し、TE緩衝液20μ
gに再度懸濁させ、直接変異誘、発[Zollerらr
DNAj 3.479−488 (1984)]に使用
した。
この目的のため、所望のアミノ酸の少なくとも1つをコ
ードづけする塩基を他のアミノ酸をコードづけするよう
に変化させたオリゴヌクレオチドを、自動装置 I  
Plus DNA 5ynthesizer Syst
em(Beckman)によって合成した。
該オリゴヌクレオチド(プラスミドBluescrip
tSK内でクローン化されたシングルら線DNA内に存
在する配列に対して相補的である)は、プライマー内に
存在する変異部分を取込む全Bluescriptヌク
レオチド配列を転写するDNAポリメラーゼ用のプライ
マーとして使用される。
実際には、合成オリゴヌクレオチド3mMに、10xM
 ATP 2 BQSKinase IOX (550
iM Tris−11(J!(pHg、o)、loof
fM MgCL)緩衝液2μQ、 1100IIIジチ
オトレイトール(DTT) 1μσ及びKinasei
リヌクレオチド(Bochringer) 5 Uを添
加し、最終容量を20μQとした。
混合物を37℃で30分間インキュベートし、70°C
に10分間維持して酵素を不活性化させた。
Kinase IOX l答中にシングルフィラメント
(マトリックスとして使用)1μ9、I JAM Tr
is −HC(2(pH8,0) −10d MgCQ
t wi衝液液1uQ含有する液をプライマー2μQに
添加した。
混合物を80℃に約3分間維持し、ついで室温に約1時
間維持した。
1 mMTris−HCf2 (pH8,0) −10
i+M Mg(4を緩衝液10uQ、0.05JIM 
ATPSl xM DTT、 4種類のデシキシヌクレ
オチド0.5mM%T4 DNAリガーゼ10及びl 
DNAポリメラーゼ(Fragment Klenow
)2.5Uを順次添加した。
混合物を15°Cで1夜インキユベートし、ついで上述
の如き大腸菌JM 101の形質転換に使用した。
変異誘発に使用したプライマーをプローブとして使用す
るハイブリッドプラスミド法によって、変異S1遺伝子
を含有するプラスミドを確認した(32Pと符号づけす
る)。実施にあたっては、形質転換された培養物を含有
するニトロセルロースフィルターを、5x 5SC(L
X 5SC= 0.015M NaCQ、 0.015
Mクエン酸ナトリウム、ptl 7) 1.OX De
nhardt(1%BS八、1%Fioll、1% ポ
リビニルピロリドン)及び0.2%硫酸ドデシルナトリ
ウム(DSD)中、2〇−25°C118時間でハイブ
リダイズし、5XSSC中、下記の温度で2時間洗浄し
た。
25及び26位の変異体      45℃28.22
及び29位の変異体    48°C27位の変異体 
        54℃31及び41位の変異体   
   46°C8anger F、らの方法[rP、N
、A、s、J 74.5463(1977)]に従って
遺伝子のヌクレオチド配列の分析を行うことによって、
変異の誘発を確認した。
上述の如く操作することにより、変性S1をコードづけ
する遺伝子を含有する下記のプラスミドを調製した。
41ニブライマーGTCATAGCCGTCTACGG
Tを使用して、チロシン(8)及びアルギニン(9)を
それぞれアスパラギン酸及びグリシンに置換させた。相
当する遺伝子は、このような変性により、その配列が6
20−CGCCACCGTATACCCCTATGAC
TCCCGCCCG−650から 620−CGCCA
CCGTAGACGGCTATGACTCCCGCCC
G−650に変化した。
22; プライマーTGGAGACGTCAGCGCT
GTを使用して、フェニルアラニン(50)及びトレオ
ニン(53)をそれぞれグルタミン酸及びイソロイシン
に置換させた。相当する遺伝子は、このような変性によ
り、その配列が750−AGCGCTTTCGTCTC
CACCAGC−770から750−AGCGCTGA
CGTCTCCATCAGC−770に変化した。
25: ブライマーCTGGCGGCTTCGTAGA
AAを使用して、グリシン(99)をグルタミン酸に置
換させた。相当する遺伝子は、このような変性により、
その配列が910−TACGGCGCCGC−920か
ら910−TACGAAGCCGC−920に変化した
。
17; ブライマー CTGGTAGGTGTCCAG
CGCGCCを使用して、アスパラギン酸(109)を
グリシンに置換させた。相当する遺伝子は、このような
変性により、その配列が930−GTCGACACTT
A−940から930−GTCGGCACTTA−94
0に変化した。
27:ブライマーGCCAGCGCTTCGGCGAG
Gを使用して、グリシン(121)をグルタミン酸に置
換さ仕た。相当する遺伝子は、このような変性により、
その配列が956−GCCGGCGCGCT−966か
ら956−GCCGAAGCGCT−966に変化した
。
16:ブライマーGCCATAAGTGCCGACGT
ATTCを使用して、アラニン(124)をアスパラギ
ン酸に置換させた。相当する遺伝子は、このような変性
により、その配列が976−TGGCCACCTAC−
984から976−TGGACACCTAC−986に
変化した。
1716: 16及び17の変異を併せて包含する。
28ニブライ? −GCCAGATACCCGCTCT
GGを使用して、グルタミン酸(129)をグリシンに
置換させた。相当する遺伝子は、このような変性により
、その配列が990−AGCGAATATCT−100
0から990−AGCGGGTATCT−1000に変
化した。
29ニブライマーGCGGAATGTCCCGGTGT
Gを使用して、アルギニン(135)をグルタミン酸に
置換させた。相当する遺伝子は、このような変性により
、その配列が1010−GCGCATTCCGC−10
20から1010−GGACATTCCGC−1020
+、:変化した。
31: ブライ? −TACTCCGTTTTCGTG
GTCを使用して、トレオニン(159)をリシンに置
換させた。
相当する遺伝子は、このような変性により、その配列が
1070−GCATCACCGGCGAGACCACG
ACCACGGAGTA−1090から 1070−G
CATCACCGGCGAGACCACGAAAACG
GAGT^−1090に変化した。
使用して、チロシン(111)をグリシンに置換させた
。さらに、ブライマーフラグメントの部分複写によって
、113位においてアミノ酸Asp Thr Gly 
Glyの挿入が生じた。相当する遺伝子は、このような
変性により、その配列が930− GTCGACACT
TATGGCGACAAT−950がら930− GT
CGACACTGGTGGCGACACTGGTGGC
GACAAT−950に変化した。
S1遺伝子を含有するプラスミドを、制限酵素EcoR
I及びHindI[で再度消化し、ゲル電気泳動によっ
て、消化混合物から上記変異部分を有するDNAフラグ
メントを分離し、電気溶出し、上述の如く操作して、リ
ガーゼ混合物中、PEx 34Bベクター内でクローン
化した。
リガーゼ混合物を使用して、大腸菌に12−△l11−
△trpを形質転換させ、アンピシリン30μ9/vQ
を含有するLBアーガー培地上、30’Cで形質転換体
を単離した。
ついで、変異プラスミドを含有する陽性のクローンを、
実施例2に記載の如くしてLB液体培地中で培養し、溶
菌処理後、得られたサブユニットS1のADP−リボシ
レージョン活性を測定した。
結果を第2表に示す。
第  2  表 変異サブユニット        変異サブユニットの
ADP−リボシレージョン活性(!A)BppB   
               100BppBは百日
咳菌の5allまでの遺伝子部分を含有するハイブリッ
ドである。
上述の結果から、変異体28では、唯1つのアミノ酸の
置換によって酵素活性が完全に失なわれており、特に興
味深いものであることが理解される。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 抗百日咳ワクチンの調製に使用される毒性のない又
    は毒性が低減された免疫活性ポリペプチドにおいて、ア
    ミノ酸1から180までのS1領域における1又はそれ
    以上の部位で、アミノ酸を、免疫特性を変質させること
    なくS1の毒性を破壊又は低減させ得る他のアミノ酸で
    直接変異誘発置換することによって変性せしめた百日咳
    毒素のサブユニットS1を含有することを特徴とする、
    免疫活性ポリペプチド。 2 請求項1記載のものにおいて、百日咳毒素のサブユ
    ニットS2、S3、S4及びS5の少なくとも1つを含
    有してなる、免疫活性ポリペプチド。 3 請求項2記載のものにおいて、前記サブユニットS
    2、S3、S4及びS5が天然の百日咳毒素に存在する
    ものと同じ配列を有するものである、免疫活性ポリペプ
    チド。 4 請求項1記載のものにおいて、置換される位置及び
    アミノ酸が、8位チロシン、9位アルギニン、50位フ
    ェニルアラニン、53位トレオニン、129位グルタミ
    ン酸、121位グリシン、124位アラニン、109位
    アスパラギン酸、99位グリシン、135位アルギニン
    、159位トレオニン及び111位チロシンである、免
    疫活性ポリペプチド。 5 請求項1記載のものにおいて、S1領域の8位チロ
    シン及び9位アルギニンが、それぞれアスパラギン酸及
    びグリシンで置換されてなる、免疫活性ポリペプチド。 6 請求項1記載のものにおいて、S1領域の50位フ
    ェニルアラニン及び53位トレオニンが、それぞれグル
    タミン酸及びイソロイシンで置換されてなる、免疫活性
    ポリペプチド。 7 請求項1記載のものにおいて、S1領域の129位
    グルタミン酸がグリシンで置換されてなる、免疫活性ポ
    リペプチド。 8 請求項1記載のものにおいて、S1領域の99位グ
    リシンがグルタミン酸で置換されてなる、免疫活性ポリ
    ペプチド。 9 請求項1記載のものにおいて、S1領域の121位
    グリシンがグルタミン酸で置換されてなる、免疫活性ポ
    リペプチド。 10 請求項1記載のものにおいて、S1領域の124
    位アラニンがアスパラギン酸で置換されてなる、免疫活
    性ポリペプチド。 11 請求項1記載のものにおいて、S1領域の109
    位アスパラギン酸及び124位アラニンが、それぞれグ
    リシン及びアスパラギン酸で置換されてなる、免疫活性
    ポリペプチド。 12 請求項1記載のポリペプチドの製法において、 a)DNA分子の1又はそれ以上の位置において、所定
    のアミノ酸をコードづけする塩基配列を所望のアミノ酸
    をコードづけする塩基配列で置換することによって抗百
    日咳毒素のサブユニットS1をコードづけする遺伝子を
    直接変異誘発により変性させ、 b)該変性サブユニットS1をコードずけする遺伝子を
    含有するDMAフラグメントをクローニングベクターに
    結合させてハイブリッドプラスミドを構成し、 c)前記工程b)で得られたハイブリッドプラスミドに
    よって宿主微生物を形質転換させ、d)炭素源、窒素源
    及び無機塩の存在下、適切な培地中で形質転換微生物を
    培養し、 e)培地又は菌体から、変性サブユニットS1を含有す
    るポリペプチドを採取すること、 を特徴とする、免疫活性ポリペプチドの製法。 13 請求項12記載の製法において、前記工程a)で
    使用するサブユニットS1をコードづけする遺伝子が百
    日咳毒素オペロン内に含有されたものである、免疫活性
    ポリペプチドの製法。 14 請求項12記載の製法において、前記工程b)で
    使用するDNAフラグメントが、百日咳毒素のサブユニ
    ットS2、S3、S4又はS5をコードづけする少なく
    とも1つの遺伝子を含有するものである、免疫活性ポリ
    ペプチドの製法。 15 請求項目14記載の製法において前記遺伝子が百
    日咳毒素をコードづけするオペロンに分類されるもので
    ある、免疫活性ポリペプチドの製法。 16 請求項12記載の製法において、前記工程c)で
    使用する微生物が、大腸菌、桿菌及び酵母でなる群から
    選ばれるものである、免疫活性ポリペプチドの製法。 17 請求項16記載の製法において、前記微生物が大
    腸菌である、免疫活性ポリペプチドの製法。 18 形質転換微生物E.coli(PTE 255−
    22)ATCC67542、E.coli(PTE 2
    55−28)ATCC 67543、E.coli(P
    TE 255−41)ATCC 67544。 19 請求項1記載のポリペプチドの少なくとも1を治
    療上の有効量で含有してなる抗百日咳ワクチン。
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