JPH0117040B2 - - Google Patents
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- JPH0117040B2 JPH0117040B2 JP12368579A JP12368579A JPH0117040B2 JP H0117040 B2 JPH0117040 B2 JP H0117040B2 JP 12368579 A JP12368579 A JP 12368579A JP 12368579 A JP12368579 A JP 12368579A JP H0117040 B2 JPH0117040 B2 JP H0117040B2
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Landscapes
- Pipeline Systems (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、例えば、洋上タンカーより陸上タ
ンクへ油を油送し、油送終了後油送管内滞留油を
不活性ガスと置換する不活性ガスの回収置換方法
及びその装置に関するものである。
ンクへ油を油送し、油送終了後油送管内滞留油を
不活性ガスと置換する不活性ガスの回収置換方法
及びその装置に関するものである。
一般に大規模油送、例えばタンカーと陸上基地
タンクとの間で石油類を入出荷する油送管は、地
震やタンカーの衝突等による不測の衝撃を受けた
際に油送管に滞留している油がもれたり流出する
二次災害を防止するために、所定の入出荷作業が
終了すると油送管内の滞留油を他の安全な物質と
置換する作業が行われる。従来、この置換システ
ムには水または海水による置換システムおよび不
活性ガスを利用したオープン式(不活性ガス使い
捨て)置換システムが広く採用されるに至つてい
る。
タンクとの間で石油類を入出荷する油送管は、地
震やタンカーの衝突等による不測の衝撃を受けた
際に油送管に滞留している油がもれたり流出する
二次災害を防止するために、所定の入出荷作業が
終了すると油送管内の滞留油を他の安全な物質と
置換する作業が行われる。従来、この置換システ
ムには水または海水による置換システムおよび不
活性ガスを利用したオープン式(不活性ガス使い
捨て)置換システムが広く採用されるに至つてい
る。
しかし、水または海水による置換システムは、
管内滞留油を清水、工業用水、海水等の水と置換
するものであるため、大規模な置換水の排水処理
設備が必要となると共に、寒冷地域の場合には凍
結防止対策として加熱保温設備が必要とされ、海
水の場合には腐食防止対策が必要となるほか、置
換の際に油に水の混入がみられ製品油油送等の場
合には品質を悪化させる等の種々の問題があつ
た。
管内滞留油を清水、工業用水、海水等の水と置換
するものであるため、大規模な置換水の排水処理
設備が必要となると共に、寒冷地域の場合には凍
結防止対策として加熱保温設備が必要とされ、海
水の場合には腐食防止対策が必要となるほか、置
換の際に油に水の混入がみられ製品油油送等の場
合には品質を悪化させる等の種々の問題があつ
た。
また、これに対し不活性ガスを用いた置換シス
テムは、油送中における火災ないし爆発事故等に
対する安全性が非常に高いのであるが、従来の不
活性ガス置換システムはオープ置換方式によるも
のであるから、油送の都度置換不活性ガスを大気
中に放出し多量の不活性ガスが必要とされ、かつ
放出ガスに混じつて多量の油分ミストが排出され
るため大気を汚染してしまう等の大きな問題を有
していた。
テムは、油送中における火災ないし爆発事故等に
対する安全性が非常に高いのであるが、従来の不
活性ガス置換システムはオープ置換方式によるも
のであるから、油送の都度置換不活性ガスを大気
中に放出し多量の不活性ガスが必要とされ、かつ
放出ガスに混じつて多量の油分ミストが排出され
るため大気を汚染してしまう等の大きな問題を有
していた。
上記従来の問題点を解決する本発明の構成を実
施例に対応する図面を用いて説明する。
施例に対応する図面を用いて説明する。
まず第1発明の方法は、油送作業の開始の際に
は油を油送管6の一端部5から圧入して該油によ
りピグG1を上記油送管6の一端部5から他端部
7に油送管6内の不活性ガスを押して移動させる
と共に上記油送管6の上記他端部7から油送管6
内の不活性ガスを回収してガスタンク15に圧縮
状態で貯蔵し、また、油送作業の終了の際にはガ
スタンク15内に圧縮状態で貯蔵された上記不活
性ガスによりピグ(G2または取り出したG1)を
上記油送管6の上記一端部5から上記他端部7に
油送管6内の残留油を押して移動させることによ
り油送管6内を不活性ガスに置換する構成とし
た。
は油を油送管6の一端部5から圧入して該油によ
りピグG1を上記油送管6の一端部5から他端部
7に油送管6内の不活性ガスを押して移動させる
と共に上記油送管6の上記他端部7から油送管6
内の不活性ガスを回収してガスタンク15に圧縮
状態で貯蔵し、また、油送作業の終了の際にはガ
スタンク15内に圧縮状態で貯蔵された上記不活
性ガスによりピグ(G2または取り出したG1)を
上記油送管6の上記一端部5から上記他端部7に
油送管6内の残留油を押して移動させることによ
り油送管6内を不活性ガスに置換する構成とし
た。
また第2発明の装置は、油送管6の一端に取り
付けられたピグランチヤー5に、バルブV−2を
有する油受入管4と弁CV−1を有するガス供給
配管16とを連絡し、上記油送管6の他端部には
ピグレシーバー7と、バルブV−7を有する油送
出管9と、弁CV−2を有するガス回収配管11
とを備えると共に、上記ガス供給配管16にはガ
スタンク15を連絡する一方、上記ガスタンク1
5と上記ガス回収配管11との間にそれらに連絡
してガス回収用圧縮機13を設けた構成とした。
付けられたピグランチヤー5に、バルブV−2を
有する油受入管4と弁CV−1を有するガス供給
配管16とを連絡し、上記油送管6の他端部には
ピグレシーバー7と、バルブV−7を有する油送
出管9と、弁CV−2を有するガス回収配管11
とを備えると共に、上記ガス供給配管16にはガ
スタンク15を連絡する一方、上記ガスタンク1
5と上記ガス回収配管11との間にそれらに連絡
してガス回収用圧縮機13を設けた構成とした。
第1発明においては、油送作業の開始の際には
油を油送管6の一端部5から圧入して該油により
ピグG1を上記油送管6の一端部5から他端部7
に油送管6内の不活性ガスを押して移動させると
共に上記油送管6の上記他端部7から油送管6内
の不活性ガスを回収してガスタンク15に圧縮状
態で貯蔵し、その後、ピグG1を油送管6の他端
部7から出して、またはピグG1が他端部7にあ
る状態のまま油送作業を行う。このため、大量の
不活性ガスを大気に放出することがなく、したが
つて油分ミストによる大気汚染をおこすことがな
い。しかも不活性ガスを圧縮状態で貯蔵するの
で、ガスタンク15を小形化することができる。
油を油送管6の一端部5から圧入して該油により
ピグG1を上記油送管6の一端部5から他端部7
に油送管6内の不活性ガスを押して移動させると
共に上記油送管6の上記他端部7から油送管6内
の不活性ガスを回収してガスタンク15に圧縮状
態で貯蔵し、その後、ピグG1を油送管6の他端
部7から出して、またはピグG1が他端部7にあ
る状態のまま油送作業を行う。このため、大量の
不活性ガスを大気に放出することがなく、したが
つて油分ミストによる大気汚染をおこすことがな
い。しかも不活性ガスを圧縮状態で貯蔵するの
で、ガスタンク15を小形化することができる。
また、油送作業の終了の際にはガスタンク15
内に圧縮状態で貯蔵された上記不活性ガスにより
ピグ(G2または取り出したG1)を上記油送管6
の上記一端部5から上記他端部7に油送管6内の
残留油を押して移動させることにより油送管6内
を不活性ガスに置換する。このように、圧縮状態
でガスタンク15に貯蔵された不活性ガスを再使
用し、圧縮圧力でピグ(G2またはG1)を移動さ
せるので、不活性ガス、およびエネルギーの無駄
がない。
内に圧縮状態で貯蔵された上記不活性ガスにより
ピグ(G2または取り出したG1)を上記油送管6
の上記一端部5から上記他端部7に油送管6内の
残留油を押して移動させることにより油送管6内
を不活性ガスに置換する。このように、圧縮状態
でガスタンク15に貯蔵された不活性ガスを再使
用し、圧縮圧力でピグ(G2またはG1)を移動さ
せるので、不活性ガス、およびエネルギーの無駄
がない。
また第2発明の装置においては、油送管6内に
充填された不活性ガスを回収する場合は、ガス供
給配管16の弁CV−1と油送出管9のバルブV
−7を閉じている状態のまま、油受入管4のバル
ブV−2とガス回収配管11の弁CV−2を開け、
油受入管4を通じてピグランチヤー5に油送する
ことによつてピグランチヤー5内のピグを油で押
してピグレシーバー7に向けて油送管6内を移動
させながら、ガス回収用圧縮機13を作動させて
それまで油送管6内に充填されていた不活性ガス
をガスタンク15内に圧縮して入れる。
充填された不活性ガスを回収する場合は、ガス供
給配管16の弁CV−1と油送出管9のバルブV
−7を閉じている状態のまま、油受入管4のバル
ブV−2とガス回収配管11の弁CV−2を開け、
油受入管4を通じてピグランチヤー5に油送する
ことによつてピグランチヤー5内のピグを油で押
してピグレシーバー7に向けて油送管6内を移動
させながら、ガス回収用圧縮機13を作動させて
それまで油送管6内に充填されていた不活性ガス
をガスタンク15内に圧縮して入れる。
また、油送管6内に入つている滞留油を不活性
ガスに置換する場合は、油送管6の油受入管4の
バルブV−2が閉じられるとともに、ピグランチ
ヤー5に連絡されたガスタンク15のガス供給配
管16の弁CV−1と、上記ガスタンク15のガ
ス回収配管11の弁CV−2とが閉じられた状態
において、上記ピグランチヤー5にピグを入れる
とともに、上記ガス供給配管16の弁CV−1と
油送出管9のバルブV−7を開けてガスタンク1
5内の圧縮不活性ガスによりピグをピグレシーバ
ー7に向けて油送管6内を移動させることによつ
て、上記油送管6内の油を油送出管9を通じて送
り出し不活性ガスに置換する。
ガスに置換する場合は、油送管6の油受入管4の
バルブV−2が閉じられるとともに、ピグランチ
ヤー5に連絡されたガスタンク15のガス供給配
管16の弁CV−1と、上記ガスタンク15のガ
ス回収配管11の弁CV−2とが閉じられた状態
において、上記ピグランチヤー5にピグを入れる
とともに、上記ガス供給配管16の弁CV−1と
油送出管9のバルブV−7を開けてガスタンク1
5内の圧縮不活性ガスによりピグをピグレシーバ
ー7に向けて油送管6内を移動させることによつ
て、上記油送管6内の油を油送出管9を通じて送
り出し不活性ガスに置換する。
以下図面に基づいてこの発明の一実施例を詳細
に説明する。
に説明する。
図は油の油送系路Aと不活性ガス系路Bの全体
を示すフローシートである。油送系路Aは次の様
に構成されている。図中1はタンカー、2は洋上
荷役桟橋Sに設置されたローデイングアームであ
る。このローデイングアーム2の送出端はバルブ
V−1で開閉可能になつた主受入配管3の一端に
連結されている。主受入配管3はバルブV−3を
介して油送管6の一端近くにあるスフエアーテイ
ー17に連結されている。この主受入配管3の前
記バルブV−1と前記バルブV−3の間から分岐
された主受入管3より小口径の分岐配管(油受入
管)4は、バルブV−2を介してピグランチヤー
5に連結されており、ピグランチヤー5のピグ送
出端はバルブV−4を介して前記油送管6の一端
に連結されている。この油送管6には、前記スフ
エアーテイ17を間にして前記バルブV−4と反
対側にピグデイテクターPD−1が設置されてい
る。通常は、ここまでの設備が洋上荷役桟橋Sの
プラツトホーム上に配置されている。前記油送管
6は洋上渡り桟橋又は海底部を通つて陸上基地に
入り、ピグデイテクターPD−2、スフエアーテ
イー18を順次取り付けられ、ついで自動切換弁
V−5を介してピグレシーバー7に連結されてい
る。このピグレシーバー7の入口にはピグデイテ
クターPD−3が取り付けられている。また、前
記スフエアーテイー18からは、タンク受入配管
8が分岐して設けられ、このタンク受入配管8は
自動切換弁V−6、流量計19及びバルブV−8
が順次取り付られて陸上基地タンク10に連結さ
れている。また、前記ピグレシーバー7から取り
出されたタンク受入配管8より小径の分岐配管
(油送出管)9は、バルブV−7を有しており、
前記自動切換弁V−6と流量計19の間のタンク
受入配管8に連結される。
を示すフローシートである。油送系路Aは次の様
に構成されている。図中1はタンカー、2は洋上
荷役桟橋Sに設置されたローデイングアームであ
る。このローデイングアーム2の送出端はバルブ
V−1で開閉可能になつた主受入配管3の一端に
連結されている。主受入配管3はバルブV−3を
介して油送管6の一端近くにあるスフエアーテイ
ー17に連結されている。この主受入配管3の前
記バルブV−1と前記バルブV−3の間から分岐
された主受入管3より小口径の分岐配管(油受入
管)4は、バルブV−2を介してピグランチヤー
5に連結されており、ピグランチヤー5のピグ送
出端はバルブV−4を介して前記油送管6の一端
に連結されている。この油送管6には、前記スフ
エアーテイ17を間にして前記バルブV−4と反
対側にピグデイテクターPD−1が設置されてい
る。通常は、ここまでの設備が洋上荷役桟橋Sの
プラツトホーム上に配置されている。前記油送管
6は洋上渡り桟橋又は海底部を通つて陸上基地に
入り、ピグデイテクターPD−2、スフエアーテ
イー18を順次取り付けられ、ついで自動切換弁
V−5を介してピグレシーバー7に連結されてい
る。このピグレシーバー7の入口にはピグデイテ
クターPD−3が取り付けられている。また、前
記スフエアーテイー18からは、タンク受入配管
8が分岐して設けられ、このタンク受入配管8は
自動切換弁V−6、流量計19及びバルブV−8
が順次取り付られて陸上基地タンク10に連結さ
れている。また、前記ピグレシーバー7から取り
出されたタンク受入配管8より小径の分岐配管
(油送出管)9は、バルブV−7を有しており、
前記自動切換弁V−6と流量計19の間のタンク
受入配管8に連結される。
一方、不活性ガス系路Bは次の様に構成されて
いる。前記ピグレシーバー7の上部に一端を接続
し、該接続部近くに不活性ガス回収圧力調節弁
CV−2を有する不活性ガス回収配管11が、ミ
ストセパレーター12を経て、不活性ガス圧縮機
13のサクシヨン側に連結されるとともに、この
不活性ガス圧縮機13の吐出側は、第1不活性ガ
ス供給配管14によりバルブV−9を介して不活
性ガスタンク15に連絡されている。また、前記
ピグランチヤー5には、不活性ガスタンク15か
らバルブV−10を介して取り出された第2不活
性ガス供給配管16の一端が、不活性ガス供給圧
力調節弁CV−1を介して連結されている。以上
のように本不活性ガスの回収置換装置では油送系
路Aと不活性ガス系路Bとがクローズドループに
接続されている。なお、図中20は、ミストセパ
レータ12の底部を流量計19の手前においてタ
ンク受入配管8に連通させるドレン管22の途中
に設けたドレンポンプ、23はピグレシーバー7
の後端部をドレン管22にドレンポンプ20のサ
クシヨン側において連通している油回収管であ
る。
いる。前記ピグレシーバー7の上部に一端を接続
し、該接続部近くに不活性ガス回収圧力調節弁
CV−2を有する不活性ガス回収配管11が、ミ
ストセパレーター12を経て、不活性ガス圧縮機
13のサクシヨン側に連結されるとともに、この
不活性ガス圧縮機13の吐出側は、第1不活性ガ
ス供給配管14によりバルブV−9を介して不活
性ガスタンク15に連絡されている。また、前記
ピグランチヤー5には、不活性ガスタンク15か
らバルブV−10を介して取り出された第2不活
性ガス供給配管16の一端が、不活性ガス供給圧
力調節弁CV−1を介して連結されている。以上
のように本不活性ガスの回収置換装置では油送系
路Aと不活性ガス系路Bとがクローズドループに
接続されている。なお、図中20は、ミストセパ
レータ12の底部を流量計19の手前においてタ
ンク受入配管8に連通させるドレン管22の途中
に設けたドレンポンプ、23はピグレシーバー7
の後端部をドレン管22にドレンポンプ20のサ
クシヨン側において連通している油回収管であ
る。
次に、上記のように構成された油送系路A及び
不活性ガス系路Bにより、油送・スフエアーピグ
を用いた油送管内の不活性ガス置換及び回収につ
いての作用を説明する。
不活性ガス系路Bにより、油送・スフエアーピグ
を用いた油送管内の不活性ガス置換及び回収につ
いての作用を説明する。
(1) 油押し全線不活性ガス回収工程
洋上タンカー1より油を受け入れる前の油送管
の状態は、全てのバルブは閉止され、油送管6の
バルブV−4から自動切換弁V−5との間は所定
圧力の不活性ガスが充満されている。まず、ロー
デイングアーム2をタンカー1のポンプ出口配管
(図示せず)に接続し、ピグランチヤー5内にス
フエアーピグG1を挿入セツトする。次に、主受
入配管3のローデイングアーム2側に位置するバ
ルブV−1、分岐配管4のバルブV−2、ピグラ
ンチヤー5の出口に位置するバルブV−4、自動
切換弁V−5、油タンク10の入口側のバルブV
−8、不活性ガスタンク15の入口側のバルブV
−9及び不活性ガス回収圧力調節弁CV−2を開
く。この状態でタンカー1のポンプ(図示せず)
を運転して油受け入れを開始すると、油はローデ
イングアーム2、バルブV−1及び分岐配管4を
流れ、ピグランチヤー5に送り込まれる。送油圧
力がピグランチヤー5内のスフエアーピグG1に
加わるとスフエアーピグG1はピグ前方の不活性
ガスを押送しながら移動し油送管6内をピグレシ
ーバー7側に向つて進む。ピグデイテクターPD
−1がスフエアーピグG1の通過を検知すると、
不活性ガス回収圧縮機13を起動させる。これで
ガス回収準備が完了する。タンカー1のポンプ圧
力によつて液押しされたスフエアーピグG1が油
送管6内を移動するに従い、スフエアーピグG1
の前方の不活性ガス圧力が上昇し、この圧力が所
定設定圧力に達すると、ミストセパレーター12
に取り付けられた圧力調節計21が動作し、この
圧力調節計21で不活性ガス回収圧力調節弁CV
−2の開度が制御されることにより管内の不活性
ガスは圧力調節されながらミストセパレーター1
2を経由して、不活性ガス回収用圧縮機13に吸
引され、不活性ガスタンク15へ蓄圧される。ス
フエアーピグG1がピグデイテクターPD−2によ
りその通過を検知されると、自動切換弁V−6が
開となり、一部の油は、タンク受入配管8、流量
計19を通り陸上基地タンク10に送り込まれ
る。
の状態は、全てのバルブは閉止され、油送管6の
バルブV−4から自動切換弁V−5との間は所定
圧力の不活性ガスが充満されている。まず、ロー
デイングアーム2をタンカー1のポンプ出口配管
(図示せず)に接続し、ピグランチヤー5内にス
フエアーピグG1を挿入セツトする。次に、主受
入配管3のローデイングアーム2側に位置するバ
ルブV−1、分岐配管4のバルブV−2、ピグラ
ンチヤー5の出口に位置するバルブV−4、自動
切換弁V−5、油タンク10の入口側のバルブV
−8、不活性ガスタンク15の入口側のバルブV
−9及び不活性ガス回収圧力調節弁CV−2を開
く。この状態でタンカー1のポンプ(図示せず)
を運転して油受け入れを開始すると、油はローデ
イングアーム2、バルブV−1及び分岐配管4を
流れ、ピグランチヤー5に送り込まれる。送油圧
力がピグランチヤー5内のスフエアーピグG1に
加わるとスフエアーピグG1はピグ前方の不活性
ガスを押送しながら移動し油送管6内をピグレシ
ーバー7側に向つて進む。ピグデイテクターPD
−1がスフエアーピグG1の通過を検知すると、
不活性ガス回収圧縮機13を起動させる。これで
ガス回収準備が完了する。タンカー1のポンプ圧
力によつて液押しされたスフエアーピグG1が油
送管6内を移動するに従い、スフエアーピグG1
の前方の不活性ガス圧力が上昇し、この圧力が所
定設定圧力に達すると、ミストセパレーター12
に取り付けられた圧力調節計21が動作し、この
圧力調節計21で不活性ガス回収圧力調節弁CV
−2の開度が制御されることにより管内の不活性
ガスは圧力調節されながらミストセパレーター1
2を経由して、不活性ガス回収用圧縮機13に吸
引され、不活性ガスタンク15へ蓄圧される。ス
フエアーピグG1がピグデイテクターPD−2によ
りその通過を検知されると、自動切換弁V−6が
開となり、一部の油は、タンク受入配管8、流量
計19を通り陸上基地タンク10に送り込まれ
る。
次に、タンク受入配管8側に流入しない残部の
油により、ピグレシーバー7側に押送されたスフ
エアーピグG1がピグデイテクターPD−3により
その通過を検知されると自動切換弁V−5は閉、
不活性ガス回収圧力調節弁CV−2は閉となると
ともに、不活性ガス回収用圧縮機13の運転も停
止され、スフエアーピグG1はピグレシーバー7
に収納され不活性ガスの回収は終了する。なお、
ピグデイテクターPD−2は、自動切換弁V−6
の開閉速度との関係から不活性ガスがタンク受入
配管8へ流入する量が最も少なく、かつタンカー
1のポンプの最小流量を満足させる位置に取り付
けられている。また、不活性ガス回収の際、ミス
トセパレーター12は、不活性ガス中の油分を分
離し、不活性ガス回収用圧縮機13のシリンダを
保護するが、このミストセパレーター12に滞留
している油は適時ドレン管22を通してドレンポ
ンプ20によつて回収され、タンク受入配管8内
へ送り込まれる。さらに、ピグレシーバー7内に
滞留している油も油回収管23を通して前記ドレ
ン管22に合流されてタンク受入れ配管8内に送
り込まれる。
油により、ピグレシーバー7側に押送されたスフ
エアーピグG1がピグデイテクターPD−3により
その通過を検知されると自動切換弁V−5は閉、
不活性ガス回収圧力調節弁CV−2は閉となると
ともに、不活性ガス回収用圧縮機13の運転も停
止され、スフエアーピグG1はピグレシーバー7
に収納され不活性ガスの回収は終了する。なお、
ピグデイテクターPD−2は、自動切換弁V−6
の開閉速度との関係から不活性ガスがタンク受入
配管8へ流入する量が最も少なく、かつタンカー
1のポンプの最小流量を満足させる位置に取り付
けられている。また、不活性ガス回収の際、ミス
トセパレーター12は、不活性ガス中の油分を分
離し、不活性ガス回収用圧縮機13のシリンダを
保護するが、このミストセパレーター12に滞留
している油は適時ドレン管22を通してドレンポ
ンプ20によつて回収され、タンク受入配管8内
へ送り込まれる。さらに、ピグレシーバー7内に
滞留している油も油回収管23を通して前記ドレ
ン管22に合流されてタンク受入れ配管8内に送
り込まれる。
(2) 定量受入工程
スフエアーピグG1をピグレシーバー7に収容
した後、バルブV−3を開とし、バルブV−2及
びバルブV−4を閉とすることにより、タンカー
1のポンプを所定の能力へ増大し油を陸上基地タ
ンク10に定量油送する運転に入る。
した後、バルブV−3を開とし、バルブV−2及
びバルブV−4を閉とすることにより、タンカー
1のポンプを所定の能力へ増大し油を陸上基地タ
ンク10に定量油送する運転に入る。
(3) 不活性ガス全線置換工程
タンカー1から陸上基地タンク10へ所定の油
量を受入れた後、バルブV−1及びバルブV−3
を閉止し、自動切換弁V−6は開は保ちかつ、バ
ルブV−7を開とする。次に、ピグランチヤー5
に前回と別のスフエアーピグG2を挿入し、バル
ブV−4及びバルブV−10を開く。そして不活
性ガス供給圧力調節弁CV−1を開くと、不活性
ガスタンク15に蓄圧されているガス圧力がスフ
エアーピグG2に加わり、該ピグG2は油送管6内
に入りピグの前方の油を押しながらピグレシーバ
ー7側に移動し、油送管6内を不活性ガスに置換
していく。その際、不活性ガスはその供給圧力が
不活性ガス供給圧力調節弁CV−1により制御さ
れ、スフエアーピグG2を一定速度で油送管6内
を移動させる。スフエアーピグG2の前方の管内
滞留油は、自動切換弁V−6及びタンク受入配管
8、流量計19を通つて陸上基地タンク10に順
次回収される。スフエアーピグG2がピグデイテ
クターPD−2を通過して検知されると、自動切
換弁V−6が閉じ、自動切換弁V−5が開き、ス
フエアーピグG2の前方の油はピグレシーバー7、
バルブV−7、分岐配管9及び流量計19を経て
陸上基地タンク10に入る。スフエアーピグG2
がピグデイテクターPD−3を通過検知されると
バルブV−7は閉、不活性ガス回収圧力調節弁
CV−2は開、不活性ガス供給圧力調節弁CV−1
及びバルブV−10は閉となる。この状態でスフ
エアーピグG2はピグレシーバー7に収納されて
おり、油送管内6は油送管6内の滞留油を押送す
るに充分な加圧状態下の不活性ガスで置換された
ことになる。
量を受入れた後、バルブV−1及びバルブV−3
を閉止し、自動切換弁V−6は開は保ちかつ、バ
ルブV−7を開とする。次に、ピグランチヤー5
に前回と別のスフエアーピグG2を挿入し、バル
ブV−4及びバルブV−10を開く。そして不活
性ガス供給圧力調節弁CV−1を開くと、不活性
ガスタンク15に蓄圧されているガス圧力がスフ
エアーピグG2に加わり、該ピグG2は油送管6内
に入りピグの前方の油を押しながらピグレシーバ
ー7側に移動し、油送管6内を不活性ガスに置換
していく。その際、不活性ガスはその供給圧力が
不活性ガス供給圧力調節弁CV−1により制御さ
れ、スフエアーピグG2を一定速度で油送管6内
を移動させる。スフエアーピグG2の前方の管内
滞留油は、自動切換弁V−6及びタンク受入配管
8、流量計19を通つて陸上基地タンク10に順
次回収される。スフエアーピグG2がピグデイテ
クターPD−2を通過して検知されると、自動切
換弁V−6が閉じ、自動切換弁V−5が開き、ス
フエアーピグG2の前方の油はピグレシーバー7、
バルブV−7、分岐配管9及び流量計19を経て
陸上基地タンク10に入る。スフエアーピグG2
がピグデイテクターPD−3を通過検知されると
バルブV−7は閉、不活性ガス回収圧力調節弁
CV−2は開、不活性ガス供給圧力調節弁CV−1
及びバルブV−10は閉となる。この状態でスフ
エアーピグG2はピグレシーバー7に収納されて
おり、油送管内6は油送管6内の滞留油を押送す
るに充分な加圧状態下の不活性ガスで置換された
ことになる。
(4) 管内全線不活性ガス減圧回収工程
次に不活性ガス回収用圧縮機13を起動させ油
送管6内の不活性ガスを減圧回収し、不活性ガス
タンク15に蓄圧する。所定の圧力まで減圧され
ると、ミストセパレーター12に取り付けられた
圧力調節計21が動作し、不活性ガス回収用圧縮
機13は停止する。次いですべてのバルブを閉と
し次回の油受入に備える。
送管6内の不活性ガスを減圧回収し、不活性ガス
タンク15に蓄圧する。所定の圧力まで減圧され
ると、ミストセパレーター12に取り付けられた
圧力調節計21が動作し、不活性ガス回収用圧縮
機13は停止する。次いですべてのバルブを閉と
し次回の油受入に備える。
以上で1サイクルの工程が終了したことにな
る。なお、必要に応じて(4)管内全線不活性ガス減
圧回収工程は省くことが出来る。
る。なお、必要に応じて(4)管内全線不活性ガス減
圧回収工程は省くことが出来る。
第1発明は、油送作業の開始の際には油を油送
管の一端部から圧入して該油によりピグを上記油
送管の一端部から他端部に油送管内の不活性ガス
を押して移動させると共に上記油送管の上記他端
部から油送管内の不活性ガスを回収してガスタン
クに圧縮状態で貯蔵し、また、油送作業の終了の
際にはガスタンク内に圧縮状態で貯蔵された上記
不活性ガスによりピグを上記油送管の上記一端部
から上記他端部に油送管内の残留油を押して移動
させることにより油送管内を不活性ガスに置換す
る構成とされているから、不活性ガス系路の構造
に関係なく次の効果がある。即ち、(i)大量の不活
性ガスを大気に放出することがなく、油分ミスト
による大気汚染をおこすことがないとともに、大
気の汚染防止設備を設ける必要がなく経済的であ
る。(ii)不活性ガスは圧縮状態で貯蔵するので、ガ
スタンクを小形化して設置面積を小さくすること
ができる。(iii)ガスタンクに圧縮状態で貯蔵された
不活性ガスをそのまま使用して圧縮圧力でピグを
移動させ油を不活性ガスに置換するものであるか
ら、合理的で不活性ガスおよびエネルギーの無駄
がない。また不活性ガスの補充量が少なくて済
む。
管の一端部から圧入して該油によりピグを上記油
送管の一端部から他端部に油送管内の不活性ガス
を押して移動させると共に上記油送管の上記他端
部から油送管内の不活性ガスを回収してガスタン
クに圧縮状態で貯蔵し、また、油送作業の終了の
際にはガスタンク内に圧縮状態で貯蔵された上記
不活性ガスによりピグを上記油送管の上記一端部
から上記他端部に油送管内の残留油を押して移動
させることにより油送管内を不活性ガスに置換す
る構成とされているから、不活性ガス系路の構造
に関係なく次の効果がある。即ち、(i)大量の不活
性ガスを大気に放出することがなく、油分ミスト
による大気汚染をおこすことがないとともに、大
気の汚染防止設備を設ける必要がなく経済的であ
る。(ii)不活性ガスは圧縮状態で貯蔵するので、ガ
スタンクを小形化して設置面積を小さくすること
ができる。(iii)ガスタンクに圧縮状態で貯蔵された
不活性ガスをそのまま使用して圧縮圧力でピグを
移動させ油を不活性ガスに置換するものであるか
ら、合理的で不活性ガスおよびエネルギーの無駄
がない。また不活性ガスの補充量が少なくて済
む。
また、第2発明は、油送管の一端に取り付けら
れたピグランチヤーに、バルブを有する油受入管
と弁を有するガス供給配管とが連絡され、上記油
送管の他端部にはピグレシーバーと、バルブを有
する油送出管と、弁を有するガス回収配管とが備
えられると共に、上記ガス供給配管にはガスタン
クが連絡される一方、上記ガスタンクと上記ガス
回収配管との間にそれらに連絡してガス回収用圧
縮機が設けられた構成とされているものであるか
ら、従来方式である水または海水による置換シス
テムや不活性ガス利用のオープン式(不活性ガス
使い捨て)置換システムの欠点を解決している。
れたピグランチヤーに、バルブを有する油受入管
と弁を有するガス供給配管とが連絡され、上記油
送管の他端部にはピグレシーバーと、バルブを有
する油送出管と、弁を有するガス回収配管とが備
えられると共に、上記ガス供給配管にはガスタン
クが連絡される一方、上記ガスタンクと上記ガス
回収配管との間にそれらに連絡してガス回収用圧
縮機が設けられた構成とされているものであるか
ら、従来方式である水または海水による置換シス
テムや不活性ガス利用のオープン式(不活性ガス
使い捨て)置換システムの欠点を解決している。
即ち、油種に揮発生の油種を含めて全てに適
用でき、しかも安全で油の品質を悪化させること
がない。排水処理設備は無論大気汚染の恐れが
ないので汚染防止のための設備を設ける必要がな
い。油送の全工程がクローズドシステムに設備
されているので運転費が安価でかつ不活性ガスの
ロス量が微量のため補充が少なくてよく省力化を
図ることができる。油送管内の不活性ガスをガ
ス圧縮機により圧縮してガスタンクに入れる構成
とされているので、ガスタンクを小形にすること
ができるとともに、その圧縮不活性ガスでそのま
まピグを移動させることができ、無駄がなく合理
的である等種々の優れた効果を有するものであ
る。
用でき、しかも安全で油の品質を悪化させること
がない。排水処理設備は無論大気汚染の恐れが
ないので汚染防止のための設備を設ける必要がな
い。油送の全工程がクローズドシステムに設備
されているので運転費が安価でかつ不活性ガスの
ロス量が微量のため補充が少なくてよく省力化を
図ることができる。油送管内の不活性ガスをガ
ス圧縮機により圧縮してガスタンクに入れる構成
とされているので、ガスタンクを小形にすること
ができるとともに、その圧縮不活性ガスでそのま
まピグを移動させることができ、無駄がなく合理
的である等種々の優れた効果を有するものであ
る。
図は本発明に係る不活性ガスの回収置換方法及
びその装置の一実施例を示すフローシートであ
る。 4……油受入管(分岐配管)、5……ピグラン
チヤー、6……油送管、7……ピグレシーバー、
9……油送出管(分岐配管)、11……不活性ガ
ス回収配管、13……ガス回収用圧縮機、15…
…不活性ガスタンク、16……ガス供給配管、V
−2……バルブ、V−7……バルブ、CV−1…
…弁、CV−2……弁。
びその装置の一実施例を示すフローシートであ
る。 4……油受入管(分岐配管)、5……ピグラン
チヤー、6……油送管、7……ピグレシーバー、
9……油送出管(分岐配管)、11……不活性ガ
ス回収配管、13……ガス回収用圧縮機、15…
…不活性ガスタンク、16……ガス供給配管、V
−2……バルブ、V−7……バルブ、CV−1…
…弁、CV−2……弁。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 油送作業の開始の際には油を油送管の一端部
から圧入して該油によりピグを上記油送管の一端
部から他端部に油送管内の不活性ガスを押して移
動させると共に上記油送管の上記他端部から油送
管内の不活性ガスを回収してガスタンクに圧縮状
態で貯蔵し、また、油送作業の終了の際にはガス
タンク内に圧縮状態で貯蔵された上記不活性ガス
によりピグを上記油送管の上記一端部から上記他
端部に油送管内の残留油を押して移動させること
により油送管内を不活性ガスに置換することを特
徴とする不活性ガスの回収置換方法。 2 油送管の一端に取り付けられたピグランチヤ
ーに、バルブを有する油受入管と弁を有するガス
供給配管とが連絡され、上記油送管の他端部には
ピグレシーバーと、バルブを有する油送出管と、
弁を有するガス回収配管とが備えられると共に、
上記ガス供給配管にはガスタンクが連絡される一
方、上記ガスタンクと上記ガス回収配管との間に
それらに連絡してガス回収用圧縮機が設けられた
ことを特徴とする不活性ガスの回収置換装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12368579A JPS5649000A (en) | 1979-09-26 | 1979-09-26 | Petroleum conveying system |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12368579A JPS5649000A (en) | 1979-09-26 | 1979-09-26 | Petroleum conveying system |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5649000A JPS5649000A (en) | 1981-05-02 |
| JPH0117040B2 true JPH0117040B2 (ja) | 1989-03-28 |
Family
ID=14866778
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12368579A Granted JPS5649000A (en) | 1979-09-26 | 1979-09-26 | Petroleum conveying system |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5649000A (ja) |
-
1979
- 1979-09-26 JP JP12368579A patent/JPS5649000A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5649000A (en) | 1981-05-02 |
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