JPH0117775Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0117775Y2 JPH0117775Y2 JP1982035195U JP3519582U JPH0117775Y2 JP H0117775 Y2 JPH0117775 Y2 JP H0117775Y2 JP 1982035195 U JP1982035195 U JP 1982035195U JP 3519582 U JP3519582 U JP 3519582U JP H0117775 Y2 JPH0117775 Y2 JP H0117775Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- conductor
- wire
- conduit
- cable
- axial force
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Landscapes
- Installation Of Bus-Bars (AREA)
Description
[産業上の利用分野]
本考案は大電力送電用の管路気中ケーブルに関
するものである。 [従来の技術] 大電力送電用のケーブルとして波付金属管より
なるフレキシブル管路内に導体を収納し絶縁ガス
を封入したフレキシブル管路気中ケーブルが知ら
れているが、これは第4図示のように、導体11
を単一の燃線導体に形成、この単一燃線導体11
を内部の波付金属管12内に収納し、この内部波
付金属管12上に分割絶縁スペーサ13を所定間
隔ごとに取付け、その外側に防食層15を施した
外部波付金属シース14を被せ、この外部波付金
属シース14内に絶縁ガス8を封入して構成され
ている。 また単一の燃線導体11を用い、これを収納し
た内部波付金属管12に凹凸部を設けてこれに絶
縁スペーサを取付けた特開昭57−40815号公報記
載のガス絶縁ケーブルが知られている。 [考案が解決しようとする課題] 前記の管路気中ケーブルの内部波付金属管12
内に収納された単一燃線導体11は、比較的太い
燃線が1つにまとめられているだけなのでその縦
弾性係数は大であり、したがつて導体の温度上昇
に伴なつて大なる軸力を発生するものであり、こ
のため布設ケーブルの曲がり部においては、この
単一燃線導体11の軸力により内部波付金属管1
2と絶縁スペーサ13に過大な側圧がかかり、こ
の側圧により絶縁スペーサ13が変形、破損して
絶縁破壊を起すという問題点があつた。 そこで本考案は、導体に前記のような大なる軸
力が生じようにした管路気中ケーブルを提供する
ことを目的とするものである。 [課題を解決するための手段] 前記の目的を達成するために本考案の管路気中
ケーブルは、線径が1.5mm以下の多数の素線2a
により素線群導体2を構成し、この素線群導体2
の複数条を集合して集合導体1を構成し、この集
合導体1を内部金属管4内に収納し、これを絶縁
スペーサ5で外部金属シース6内に支持し、外部
金属シース内に絶縁ガス8を封入したものであ
る。 [作用] 前記の導体が素線群の複数条の集合導体で構成
されていることにより、導体は単一の燃線導体よ
りも可撓性が増大して縦弾性係数が小となり、そ
の素線群を構成する素線の径を1.5mm以下とした
ことにより、素線群に圧縮や曲げの応力がかかる
と密接している各素線が互いに離隔するいわゆる
“笑い”が生ずるようになり、このため導体の縦
弾性係数はきわめて小さくなる。したがつて導体
が温度上昇しても大なる軸力は発生せず、絶縁ス
ペーサの変形、破損が生ぜず絶縁破壊が起らなく
なる。 [実施例] 以下本考案の実施例を図面により説明する。第
1図は本考案の管路気中ケーブルの長手方向の断
面を示し、第2図は横断面を示す。 1は複数条の素線群導体を集合した集合導体で
あり、これは線径が1.5mm以下の素線2aを多数
本用い第2図示のように燃線導体にまとめて素線
群導体2を構成し、この素線群導体2の複数条を
軸心となる螺旋管3の周面上に配置集合して燃り
合わせ集合導体1に構成したものである。 前記の集合導体1は内部波付金属管4内に収納
し、この内部波付金属管4上に所定間隔で分割型
絶縁スペーサ5を設けて外部波付金属シース6を
被せ、その外周に防食層7を設け、金属シース6
内に絶縁ガス8を充填する。 前記の素線群導体2を構成する素線2aの線径
は、この線径と素線群導体2に生ずる軸力との関
係を示した第3図示のように、素線径が小さいと
素線群導体2に生ずる軸力は小さくなる。 一般に導体の温度上昇に伴なつて導体軸力が発
生するが、この導体軸力を緩和する方向で密接導
体素線間が互いに離隔するいわゆる“笑い”が生
ずる。この導体の笑いは各素線の曲げ剛性と関係
し、曲げ剛性が大きい程導体の笑いは少くなり発
生軸力も大になる。この素線の曲げ剛性は、縦弾
性係数と断面2次モーメントとの積で与えられ、
断面2次モーメントは素線径の4乗に比例する。
したがつて素線径が小さいほど導体は笑いやすく
なり発生軸力は小さくなるものと考えられる。 この第3図の曲線で示されているように、素線
群導体2に生ずる軸力を小さくするにはこの素線
群導体2を構成する素線2aの線径が1.5mm以下
の素線で構成されたものが最も効果的である。 またこの素線群導体2の複数条を集合して集合
導体1を構成したことにより、集合導体1は可撓
性となり発生軸力が大巾に低減される。 前記のように線径が1.5mm以下の素線の素線群
導体2の複数条を集合した集合導体1を用いた本
考案の管路気中ケーブルと、それよりも線径が大
なる管路気中ケーブルとの比較実験をした結果は
以下のとおりであつた。 素線群導体2の導体サイズを500mm2、外径34mm
φとし、この素線群導体2を6条で螺旋管3上の
集合導体1を構成して、内径106mmφ、外径117
mm、厚さ0.5mmのステンレス波付金属管4内に収
納し、0.5mごとに290mmφの分割型絶縁スペーサ
5を設け、外側に外径300mmφの波付アルミシー
ス6を被せて管路気中ケーブルを構成し、この管
路気中ケーブルをR=4mの曲り部を作つて布設
した。 この管路気中ケーブルの素線群導体2の素線径
を1.5mm以下とした本考案の実施例Aおよび実施
例Bと、それよりも素線径を大にした比較例C、
比較例Dについて、それぞれケーブル内の集合導
体の温度を100℃に上昇させたときの導体軸力、
縦弾性係数、曲り部における絶縁スペーサの損傷
の状態を実測した。 本考案の実施例Aは素線群導体2の素線2aの
線径を1.0mmとした実施例、実施例Bは素線2a
の線径を1.5mmとした実施例であり、比較例Cは
線径2.5mmの場合、比較例Dは線径が2.5mmで導体
サイズが300mm2の場合である。
するものである。 [従来の技術] 大電力送電用のケーブルとして波付金属管より
なるフレキシブル管路内に導体を収納し絶縁ガス
を封入したフレキシブル管路気中ケーブルが知ら
れているが、これは第4図示のように、導体11
を単一の燃線導体に形成、この単一燃線導体11
を内部の波付金属管12内に収納し、この内部波
付金属管12上に分割絶縁スペーサ13を所定間
隔ごとに取付け、その外側に防食層15を施した
外部波付金属シース14を被せ、この外部波付金
属シース14内に絶縁ガス8を封入して構成され
ている。 また単一の燃線導体11を用い、これを収納し
た内部波付金属管12に凹凸部を設けてこれに絶
縁スペーサを取付けた特開昭57−40815号公報記
載のガス絶縁ケーブルが知られている。 [考案が解決しようとする課題] 前記の管路気中ケーブルの内部波付金属管12
内に収納された単一燃線導体11は、比較的太い
燃線が1つにまとめられているだけなのでその縦
弾性係数は大であり、したがつて導体の温度上昇
に伴なつて大なる軸力を発生するものであり、こ
のため布設ケーブルの曲がり部においては、この
単一燃線導体11の軸力により内部波付金属管1
2と絶縁スペーサ13に過大な側圧がかかり、こ
の側圧により絶縁スペーサ13が変形、破損して
絶縁破壊を起すという問題点があつた。 そこで本考案は、導体に前記のような大なる軸
力が生じようにした管路気中ケーブルを提供する
ことを目的とするものである。 [課題を解決するための手段] 前記の目的を達成するために本考案の管路気中
ケーブルは、線径が1.5mm以下の多数の素線2a
により素線群導体2を構成し、この素線群導体2
の複数条を集合して集合導体1を構成し、この集
合導体1を内部金属管4内に収納し、これを絶縁
スペーサ5で外部金属シース6内に支持し、外部
金属シース内に絶縁ガス8を封入したものであ
る。 [作用] 前記の導体が素線群の複数条の集合導体で構成
されていることにより、導体は単一の燃線導体よ
りも可撓性が増大して縦弾性係数が小となり、そ
の素線群を構成する素線の径を1.5mm以下とした
ことにより、素線群に圧縮や曲げの応力がかかる
と密接している各素線が互いに離隔するいわゆる
“笑い”が生ずるようになり、このため導体の縦
弾性係数はきわめて小さくなる。したがつて導体
が温度上昇しても大なる軸力は発生せず、絶縁ス
ペーサの変形、破損が生ぜず絶縁破壊が起らなく
なる。 [実施例] 以下本考案の実施例を図面により説明する。第
1図は本考案の管路気中ケーブルの長手方向の断
面を示し、第2図は横断面を示す。 1は複数条の素線群導体を集合した集合導体で
あり、これは線径が1.5mm以下の素線2aを多数
本用い第2図示のように燃線導体にまとめて素線
群導体2を構成し、この素線群導体2の複数条を
軸心となる螺旋管3の周面上に配置集合して燃り
合わせ集合導体1に構成したものである。 前記の集合導体1は内部波付金属管4内に収納
し、この内部波付金属管4上に所定間隔で分割型
絶縁スペーサ5を設けて外部波付金属シース6を
被せ、その外周に防食層7を設け、金属シース6
内に絶縁ガス8を充填する。 前記の素線群導体2を構成する素線2aの線径
は、この線径と素線群導体2に生ずる軸力との関
係を示した第3図示のように、素線径が小さいと
素線群導体2に生ずる軸力は小さくなる。 一般に導体の温度上昇に伴なつて導体軸力が発
生するが、この導体軸力を緩和する方向で密接導
体素線間が互いに離隔するいわゆる“笑い”が生
ずる。この導体の笑いは各素線の曲げ剛性と関係
し、曲げ剛性が大きい程導体の笑いは少くなり発
生軸力も大になる。この素線の曲げ剛性は、縦弾
性係数と断面2次モーメントとの積で与えられ、
断面2次モーメントは素線径の4乗に比例する。
したがつて素線径が小さいほど導体は笑いやすく
なり発生軸力は小さくなるものと考えられる。 この第3図の曲線で示されているように、素線
群導体2に生ずる軸力を小さくするにはこの素線
群導体2を構成する素線2aの線径が1.5mm以下
の素線で構成されたものが最も効果的である。 またこの素線群導体2の複数条を集合して集合
導体1を構成したことにより、集合導体1は可撓
性となり発生軸力が大巾に低減される。 前記のように線径が1.5mm以下の素線の素線群
導体2の複数条を集合した集合導体1を用いた本
考案の管路気中ケーブルと、それよりも線径が大
なる管路気中ケーブルとの比較実験をした結果は
以下のとおりであつた。 素線群導体2の導体サイズを500mm2、外径34mm
φとし、この素線群導体2を6条で螺旋管3上の
集合導体1を構成して、内径106mmφ、外径117
mm、厚さ0.5mmのステンレス波付金属管4内に収
納し、0.5mごとに290mmφの分割型絶縁スペーサ
5を設け、外側に外径300mmφの波付アルミシー
ス6を被せて管路気中ケーブルを構成し、この管
路気中ケーブルをR=4mの曲り部を作つて布設
した。 この管路気中ケーブルの素線群導体2の素線径
を1.5mm以下とした本考案の実施例Aおよび実施
例Bと、それよりも素線径を大にした比較例C、
比較例Dについて、それぞれケーブル内の集合導
体の温度を100℃に上昇させたときの導体軸力、
縦弾性係数、曲り部における絶縁スペーサの損傷
の状態を実測した。 本考案の実施例Aは素線群導体2の素線2aの
線径を1.0mmとした実施例、実施例Bは素線2a
の線径を1.5mmとした実施例であり、比較例Cは
線径2.5mmの場合、比較例Dは線径が2.5mmで導体
サイズが300mm2の場合である。
【表】
上記のように素線径を1.5mm以下とした本考案
の実施例A,Bは、それよりも素線径が大なる比
較例よりも、導体軸力、縦弾性係数がきわめて小
さくなり、曲り部における絶縁スペーサも変形損
傷が起らないものである。 なお素線群の集合導体1は素線群を分割成形導
体に形成して構成することもでき、フレキシブル
型の管路気中ケーブルだけでなく、リジツト型の
管路気中ケーブル等にも適用できるものである。 [考案の効果] 前述のように本考案は、管路気中ケーブルの導
体を線径が1.5mm以下の素線群導体の集合導体と
したので、ケーブル導体の温度上昇により生ずる
導体軸力はきわめて小さくなり、絶縁スペーサが
変形したり破壊するおそれはなく、機械的特性の
すぐれた管路気中ケーブルを得ることができる。
の実施例A,Bは、それよりも素線径が大なる比
較例よりも、導体軸力、縦弾性係数がきわめて小
さくなり、曲り部における絶縁スペーサも変形損
傷が起らないものである。 なお素線群の集合導体1は素線群を分割成形導
体に形成して構成することもでき、フレキシブル
型の管路気中ケーブルだけでなく、リジツト型の
管路気中ケーブル等にも適用できるものである。 [考案の効果] 前述のように本考案は、管路気中ケーブルの導
体を線径が1.5mm以下の素線群導体の集合導体と
したので、ケーブル導体の温度上昇により生ずる
導体軸力はきわめて小さくなり、絶縁スペーサが
変形したり破壊するおそれはなく、機械的特性の
すぐれた管路気中ケーブルを得ることができる。
第1図は本考案の1実施例の管路気中ケーブル
の長手方向断面図、第2図はその横断面図、第3
図は線径−軸力の関係図、第4図は従来例の断面
図である。 1:集合導体、2:素線群導体、4:内部金属
管、5:絶縁スペーサ、6:外部金属シース。
の長手方向断面図、第2図はその横断面図、第3
図は線径−軸力の関係図、第4図は従来例の断面
図である。 1:集合導体、2:素線群導体、4:内部金属
管、5:絶縁スペーサ、6:外部金属シース。
Claims (1)
- 導体を収納した内部金属管と絶縁ガスを封入し
た外部金属シースを絶縁スペーサで同軸上に支持
した管路気中ケーブルにおいて、前記導体を、線
径が1.5mm以下の多数の素線よりなる素線群導体
の複数条を集合した集合導体としたことを特徴と
する管路気中ケーブル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3519582U JPS58139826U (ja) | 1982-03-15 | 1982-03-15 | 管路気中ケ−ブル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3519582U JPS58139826U (ja) | 1982-03-15 | 1982-03-15 | 管路気中ケ−ブル |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58139826U JPS58139826U (ja) | 1983-09-20 |
| JPH0117775Y2 true JPH0117775Y2 (ja) | 1989-05-24 |
Family
ID=30046678
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3519582U Granted JPS58139826U (ja) | 1982-03-15 | 1982-03-15 | 管路気中ケ−ブル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58139826U (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5735196U (ja) * | 1980-08-07 | 1982-02-24 |
-
1982
- 1982-03-15 JP JP3519582U patent/JPS58139826U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58139826U (ja) | 1983-09-20 |
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