JPH01187252A - 鏡面仕上コンクリート製品の製造方法並びにその施工方法 - Google Patents
鏡面仕上コンクリート製品の製造方法並びにその施工方法Info
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- JPH01187252A JPH01187252A JP1280388A JP1280388A JPH01187252A JP H01187252 A JPH01187252 A JP H01187252A JP 1280388 A JP1280388 A JP 1280388A JP 1280388 A JP1280388 A JP 1280388A JP H01187252 A JPH01187252 A JP H01187252A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[発明の目的]
(産業上の利用分野)
本発明は、コンクリート基材の表面に塗膜層並びにトッ
プコート層を形成して成る鏡面仕上コンクリート製品の
製造方法並びにその施工方法に関する。
プコート層を形成して成る鏡面仕上コンクリート製品の
製造方法並びにその施工方法に関する。
(従来の技術)
従来、例えば軽量気泡コンクリート製の壁パネルには、
外観を美しくするために、次のようにして表面に塗膜層
とこの塗膜層を保護するトップコート層を形成して鏡面
仕上するようにしたものがある。
外観を美しくするために、次のようにして表面に塗膜層
とこの塗膜層を保護するトップコート層を形成して鏡面
仕上するようにしたものがある。
まず、コンクリート基材の表面をワイヤブラシ等で擦っ
て下地処理した後、このコンクリート基材の表面に下塗
塗料を塗布する。この場合、コンクリート基材の表面に
は、無数の微小凹凸が存在して粗くなっているため、こ
の表面に単に下塗塗料を塗布しただけではその下塗層の
表面は十分に平滑にならない。このため、下塗層の表面
にパテ等を塗ってその硬化後に研磨し、その後、再度パ
テ等を塗ってやはり硬化後により微細なサンドペーパー
で研磨するという、手間と時間のかかる作業を複数回繰
返して下塗層の表面を平滑化する。
て下地処理した後、このコンクリート基材の表面に下塗
塗料を塗布する。この場合、コンクリート基材の表面に
は、無数の微小凹凸が存在して粗くなっているため、こ
の表面に単に下塗塗料を塗布しただけではその下塗層の
表面は十分に平滑にならない。このため、下塗層の表面
にパテ等を塗ってその硬化後に研磨し、その後、再度パ
テ等を塗ってやはり硬化後により微細なサンドペーパー
で研磨するという、手間と時間のかかる作業を複数回繰
返して下塗層の表面を平滑化する。
この後、下塗層の表面に再び塗料を塗布して鏡面状の塗
膜層を形成した上で、最後に、塗膜層の表面に艶のある
上塗塗料を塗布してトップコート層を形成するものであ
る。
膜層を形成した上で、最後に、塗膜層の表面に艶のある
上塗塗料を塗布してトップコート層を形成するものであ
る。
(発明が解決しようとする課題)
上記従来の製造方法では、塗膜層の表面を平滑化するた
めに、下塗層の表面にパテを塗ってその硬化後に研磨す
るといった手間と時間のかかる作業を何度も繰返さなけ
ればならず甚だ面倒であるばかりか、塗膜層の硬化後に
上塗塗料を塗布してトップコート層を形成するという、
上塗作業も別途行わなければならず、総じて製造能率が
低下してコスト高になっていた。
めに、下塗層の表面にパテを塗ってその硬化後に研磨す
るといった手間と時間のかかる作業を何度も繰返さなけ
ればならず甚だ面倒であるばかりか、塗膜層の硬化後に
上塗塗料を塗布してトップコート層を形成するという、
上塗作業も別途行わなければならず、総じて製造能率が
低下してコスト高になっていた。
本発明はこのような問題点を解決しようとするもので、
その目的は、塗膜層とトップコート層とによる鏡面仕上
を能率良く行うことができて、コスト安になし得る鏡面
仕上コンクリート製品の製造方法並びにその施工方法を
提供することにある。
その目的は、塗膜層とトップコート層とによる鏡面仕上
を能率良く行うことができて、コスト安になし得る鏡面
仕上コンクリート製品の製造方法並びにその施工方法を
提供することにある。
[発明の構成]
(課題を解決するための手段)
本発明の鏡面仕上コンクリート製品の製造方法は、コン
クリート基材の表面に無溶剤型塗料を塗布して無溶剤型
塗料の未硬化塗膜層を形成する工程と、塗膜層保護用の
トップコート層が付着された転写シートを前記トップコ
ート層が前記未硬化塗膜層側となるように未硬化塗膜層
に重ね合せて前記転写シートを前記未硬化塗膜層に押し
付けることによって前記未硬化塗膜層の表面を平滑化し
て前記トップコート層を前記未硬化塗膜層の表面に付着
させる工程と、前記転写シートを前記トップコート層を
塗膜層側に残して剥離する工程とを順に実行するように
したものである。
クリート基材の表面に無溶剤型塗料を塗布して無溶剤型
塗料の未硬化塗膜層を形成する工程と、塗膜層保護用の
トップコート層が付着された転写シートを前記トップコ
ート層が前記未硬化塗膜層側となるように未硬化塗膜層
に重ね合せて前記転写シートを前記未硬化塗膜層に押し
付けることによって前記未硬化塗膜層の表面を平滑化し
て前記トップコート層を前記未硬化塗膜層の表面に付着
させる工程と、前記転写シートを前記トップコート層を
塗膜層側に残して剥離する工程とを順に実行するように
したものである。
また、本発明の鏡面仕上コンクリート製品の施工方法は
、上述のように、コンクリート基材の表面に無溶剤型塗
料を塗布し、トップコート層相の転写シートを前記無溶
剤型塗料の未硬化塗膜層に押し付けることによって、前
記転写シートを表面保護シートとする鏡面仕上コンクリ
ート製品を製造した後、前記鏡面仕上コンクリート製品
を前記転写シートを剥離することなく施工現場に運搬し
て、該鏡面仕上コンクリート製品を建物躯体に固定する
際に若しくは固定後に前記転写シートを前記トップコー
ト層を塗膜層側に残すように剥離するようにしたもので
ある。
、上述のように、コンクリート基材の表面に無溶剤型塗
料を塗布し、トップコート層相の転写シートを前記無溶
剤型塗料の未硬化塗膜層に押し付けることによって、前
記転写シートを表面保護シートとする鏡面仕上コンクリ
ート製品を製造した後、前記鏡面仕上コンクリート製品
を前記転写シートを剥離することなく施工現場に運搬し
て、該鏡面仕上コンクリート製品を建物躯体に固定する
際に若しくは固定後に前記転写シートを前記トップコー
ト層を塗膜層側に残すように剥離するようにしたもので
ある。
(作用)
上述の製造方法によれば、塗膜層が硬化する前にその未
硬化塗膜層に転写シートを重ね合せてその転写シートの
上から押圧すると、未硬化塗膜層の表面が転写シートの
平滑な面に沿って平滑化されると同時に、転写シートの
下面のトップコート層が未硬化塗膜層の表面に付着され
る。従って、転写シートを重ね合せてそれを押圧すると
いう極めて簡単な方法で、塗膜層の平滑化とトップコー
ト層の付着とを同時に行うことができて、製造能率を向
上できると共に、塗膜層(トップコート層)の表面の平
滑度を転写シートの面と同一程度に優れたものとするこ
とができる。
硬化塗膜層に転写シートを重ね合せてその転写シートの
上から押圧すると、未硬化塗膜層の表面が転写シートの
平滑な面に沿って平滑化されると同時に、転写シートの
下面のトップコート層が未硬化塗膜層の表面に付着され
る。従って、転写シートを重ね合せてそれを押圧すると
いう極めて簡単な方法で、塗膜層の平滑化とトップコー
ト層の付着とを同時に行うことができて、製造能率を向
上できると共に、塗膜層(トップコート層)の表面の平
滑度を転写シートの面と同一程度に優れたものとするこ
とができる。
また、上述の施工方法によれば、本来、塗膜層の平滑化
とトップコート層の付着のために使用した転写シートが
、鏡面仕上コンクリート製品の表面を保護する表面保護
シートとしても機能するから、鏡面仕上コンクリート製
品を施工現場に運搬する際及びその施工現場においては
、転写シートによって装飾層の表面の傷付きを未然に防
止できる。
とトップコート層の付着のために使用した転写シートが
、鏡面仕上コンクリート製品の表面を保護する表面保護
シートとしても機能するから、鏡面仕上コンクリート製
品を施工現場に運搬する際及びその施工現場においては
、転写シートによって装飾層の表面の傷付きを未然に防
止できる。
(実施例)
以下、本発明の一実施例を図面に基いて説明する。
まず、第1図(d)に基いて鏡面仕上コンクリート製品
の完成形態を説明する。この実施例におけるコンクリー
ト基材1は、例えば建物の外壁を構成するための軽量気
泡コンクリートパネル、プレキャストコンクリートパネ
ル等の壁パネルである。このコンクリート基材1の表面
には、その表面の凹凸を埋め込むように下塗層2が形成
されている。そして、この下塗層2の表面には塗膜層3
が形成されている。この塗膜層3は、下塗層2の表面に
従来のようなパテ塗り・研磨を施さずに、そのまま例え
ば無溶剤型塗料を塗布して形成したもので、その厚み寸
法は例えば1100u乃至5000μmに設定されてい
る。斯かる塗膜層3の表面には、艶のある上塗塗料によ
り形成したトップコート層4が付着されており、このト
ップコート層4によって塗膜層3の表面を保護して耐久
性・耐候性を高めると同時に艶をだして美しく見せるよ
うにしている。この場合、塗膜層3の表面をその未硬化
時に後述する如く転写シート9による押圧によって平滑
化すると同時に該表面にトップコート層4を付着したも
のである。
の完成形態を説明する。この実施例におけるコンクリー
ト基材1は、例えば建物の外壁を構成するための軽量気
泡コンクリートパネル、プレキャストコンクリートパネ
ル等の壁パネルである。このコンクリート基材1の表面
には、その表面の凹凸を埋め込むように下塗層2が形成
されている。そして、この下塗層2の表面には塗膜層3
が形成されている。この塗膜層3は、下塗層2の表面に
従来のようなパテ塗り・研磨を施さずに、そのまま例え
ば無溶剤型塗料を塗布して形成したもので、その厚み寸
法は例えば1100u乃至5000μmに設定されてい
る。斯かる塗膜層3の表面には、艶のある上塗塗料によ
り形成したトップコート層4が付着されており、このト
ップコート層4によって塗膜層3の表面を保護して耐久
性・耐候性を高めると同時に艶をだして美しく見せるよ
うにしている。この場合、塗膜層3の表面をその未硬化
時に後述する如く転写シート9による押圧によって平滑
化すると同時に該表面にトップコート層4を付着したも
のである。
次に、上記構成の鏡面仕上コンクリート製品の製造方法
を説明する。
を説明する。
まず、コンクリート基材1の表面をワイヤーブラシ等で
擦ってエフロレッセンス、レイタンス。
擦ってエフロレッセンス、レイタンス。
塵埃、汚れ等を除去した上で、その表面全体に下塗塗料
を例えばリバースローラ(図示せず)等によって擦込む
ように塗布する。これによって、コンクリート基材1の
表面の微細なピンホールにも下塗塗料が入り込んで表面
が比較的平滑になった下塗層2が形成される(第1図(
a)参照)。
を例えばリバースローラ(図示せず)等によって擦込む
ように塗布する。これによって、コンクリート基材1の
表面の微細なピンホールにも下塗塗料が入り込んで表面
が比較的平滑になった下塗層2が形成される(第1図(
a)参照)。
この下塗層2が硬化した後、第1図(b)に示すように
下塗層2の表面に無溶剤型塗料(例えば二液性ポリウレ
タン)を塗布して未硬化塗膜層5を形成する。この場合
の無溶剤型塗料の塗布方法は、ローラコータ等の適宜の
自動塗装機を用いて行なえば良く、またこの無溶剤型塗
料の塗布前に従来のようなパテ塗り・研磨を繰返す必要
もない。
下塗層2の表面に無溶剤型塗料(例えば二液性ポリウレ
タン)を塗布して未硬化塗膜層5を形成する。この場合
の無溶剤型塗料の塗布方法は、ローラコータ等の適宜の
自動塗装機を用いて行なえば良く、またこの無溶剤型塗
料の塗布前に従来のようなパテ塗り・研磨を繰返す必要
もない。
そして、無溶剤型塗料の塗布後、直ちにコンクリート基
材1を第2図に示す抑圧装置6に移送して上記未硬化塗
膜層5の平滑化及びトップコート層4の転写を同時に行
う工程に移行する。
材1を第2図に示す抑圧装置6に移送して上記未硬化塗
膜層5の平滑化及びトップコート層4の転写を同時に行
う工程に移行する。
ここで、抑圧装置6の構成を説明すると、コンクリート
基材1を載せるコンベヤーベルト7が駆動ローラ8によ
って矢印入方向に駆動される。そして、このコンベヤー
ベルト7の上方には、コンクリート基材1と一体的に進
行方向(矢印A方向)に移動する矩形状の枠体8が配置
され、この枠体8に転写シート9が緊張状態に張られて
いる。この場合、転写シート9は、例えば紙製のもので
あって、その下面に剥離剤(図示せず)を塗布した上で
トップコート層4を例えば塗布により形成している。斯
かる転写シート9の上方には、転写シート8を未硬化塗
膜層5に押し付けるための抑圧ローラ10が配置され、
この抑圧ローラ10は、コンクリート基材1の進行方向
に対し順方向(矢印B方向)に回転可能に支持されてい
る。
基材1を載せるコンベヤーベルト7が駆動ローラ8によ
って矢印入方向に駆動される。そして、このコンベヤー
ベルト7の上方には、コンクリート基材1と一体的に進
行方向(矢印A方向)に移動する矩形状の枠体8が配置
され、この枠体8に転写シート9が緊張状態に張られて
いる。この場合、転写シート9は、例えば紙製のもので
あって、その下面に剥離剤(図示せず)を塗布した上で
トップコート層4を例えば塗布により形成している。斯
かる転写シート9の上方には、転写シート8を未硬化塗
膜層5に押し付けるための抑圧ローラ10が配置され、
この抑圧ローラ10は、コンクリート基材1の進行方向
に対し順方向(矢印B方向)に回転可能に支持されてい
る。
而して、この工程では、未硬化塗膜層5が硬化する前に
、その未硬化塗膜層5の表面に転写シート9を、緊張状
態を維持しつつトップコート層4が未硬化塗膜層5側と
なるように重ね合せ、その状態でコンクリート基材1を
コンベヤーベルト7によって転写シート9と共に矢印入
方向に送る。
、その未硬化塗膜層5の表面に転写シート9を、緊張状
態を維持しつつトップコート層4が未硬化塗膜層5側と
なるように重ね合せ、その状態でコンクリート基材1を
コンベヤーベルト7によって転写シート9と共に矢印入
方向に送る。
これによって、コンクリート基材1が押圧ローラ10(
回転方向は矢印B方向)の下方を通過する際に、その抑
圧ローラ1oによって未硬化塗膜層5が転写シート9の
上方から押圧され、この抑圧作用によって未硬化塗膜層
5の表面が転写シート9の下面に沿って順次平滑化され
(第1図(c)参照)、且つその層厚が100μm乃至
5000μmにされる。このとき同時に、転写シート9
の下面のトップコート層4が未硬化塗膜層5の表面に付
着される。
回転方向は矢印B方向)の下方を通過する際に、その抑
圧ローラ1oによって未硬化塗膜層5が転写シート9の
上方から押圧され、この抑圧作用によって未硬化塗膜層
5の表面が転写シート9の下面に沿って順次平滑化され
(第1図(c)参照)、且つその層厚が100μm乃至
5000μmにされる。このとき同時に、転写シート9
の下面のトップコート層4が未硬化塗膜層5の表面に付
着される。
この後、未硬化塗膜層5を硬化させた後、転写シート9
を、トップコート層4を塗膜層3側に残して剥離するも
のであり、これによって、平滑な塗膜層3とトップコー
ト層4とが同時に得られる(第1図(d)参照)。この
場合、塗膜層3の表面は、その未硬化時に押圧ローラ1
0の押圧作用によって転写シート9に沿って延ばされて
いるため、平滑度が極めて高くなっている。そして、こ
のように平滑度が極めて高い塗膜層3の表面にトップコ
ート層4が転写されるため、トップコート層4の表面の
平滑度も同じく高くなり、高い光沢度が得られる。
を、トップコート層4を塗膜層3側に残して剥離するも
のであり、これによって、平滑な塗膜層3とトップコー
ト層4とが同時に得られる(第1図(d)参照)。この
場合、塗膜層3の表面は、その未硬化時に押圧ローラ1
0の押圧作用によって転写シート9に沿って延ばされて
いるため、平滑度が極めて高くなっている。そして、こ
のように平滑度が極めて高い塗膜層3の表面にトップコ
ート層4が転写されるため、トップコート層4の表面の
平滑度も同じく高くなり、高い光沢度が得られる。
ところで、転写シート9を重ね合せた状態で未硬化塗膜
層5を硬化させるため、仮に未硬化塗膜層5を従来のよ
うな溶剤型塗料で形成したものとすると、その塗料中の
溶剤成分の揮発が転写シート9によって妨げられ、硬化
が十分に進行しなかったり、異常硬化したりする不具合
が発生する虞れがある。
層5を硬化させるため、仮に未硬化塗膜層5を従来のよ
うな溶剤型塗料で形成したものとすると、その塗料中の
溶剤成分の揮発が転写シート9によって妨げられ、硬化
が十分に進行しなかったり、異常硬化したりする不具合
が発生する虞れがある。
しかしながら、本実施例では、未硬化塗膜層5を無溶剤
型塗料で形成しているので、未硬化塗膜層5の表面に転
写シート9が重ね合わされた状態になっていても、未硬
化塗膜層5の硬化反応が回答阻害されることなく順調に
進行し、良好な平滑面を有する塗膜層3が得られる。
型塗料で形成しているので、未硬化塗膜層5の表面に転
写シート9が重ね合わされた状態になっていても、未硬
化塗膜層5の硬化反応が回答阻害されることなく順調に
進行し、良好な平滑面を有する塗膜層3が得られる。
また、従来の製造方法では、塗膜層の表面の平滑度を高
めるために、下塗層の表面にパテ等を塗ってその硬化後
に研磨するといった手間のかかる作業を複数回繰返して
下塗層の表面を平滑化しなければならず、その作業に多
大の手数がかかって製造能率が低下するという問題があ
った。従って、この従来の塗膜層の表面に新たにトップ
コート層を付加するものとすれば、−層工程数が増加し
て製造能率が非常に悪くなってしまう。
めるために、下塗層の表面にパテ等を塗ってその硬化後
に研磨するといった手間のかかる作業を複数回繰返して
下塗層の表面を平滑化しなければならず、その作業に多
大の手数がかかって製造能率が低下するという問題があ
った。従って、この従来の塗膜層の表面に新たにトップ
コート層を付加するものとすれば、−層工程数が増加し
て製造能率が非常に悪くなってしまう。
この点、本実施例では、塗膜層3が硬化する前にその未
硬化塗膜層5に転写シート9を重ね合せてその転写シー
ト9の上から抑圧ローラ10によって押圧するという極
めて簡単な方法で、塗膜層3(未硬化塗膜層5)の表面
の平滑化とトップコート層4の転写とを同時に行うこと
ができるから、下塗層2の表面に従来のようなパテ塗り
・研磨を繰返し施す手間が省けるばかりか、トップコー
ト層4の付着工程をそれ専用の独立の工程として設ける
必要がなくなり、総じて工程数を大幅に削減できて、製
造能率を著しく向上でき、コスト低減化を十分に図り得
る。しかも、転写シート9に沿って平滑化された塗膜層
3の表面にトップコート層4が転写されるため、トップ
コート層4の表面の平滑度が十分に高くなり、これによ
って、光沢度の高い鏡面(トップコート層4)を容易に
得ることができる。更に、未硬化塗膜層5の表面にトッ
プコート層4を押圧して付着させるものであるから、未
硬化塗膜層5の表面とトップコート層4との密着性ひい
ては接合強度が向上して、トップコート層4の剥離を長
期間にわたって防止でき、耐久性を高めることができる
。
硬化塗膜層5に転写シート9を重ね合せてその転写シー
ト9の上から抑圧ローラ10によって押圧するという極
めて簡単な方法で、塗膜層3(未硬化塗膜層5)の表面
の平滑化とトップコート層4の転写とを同時に行うこと
ができるから、下塗層2の表面に従来のようなパテ塗り
・研磨を繰返し施す手間が省けるばかりか、トップコー
ト層4の付着工程をそれ専用の独立の工程として設ける
必要がなくなり、総じて工程数を大幅に削減できて、製
造能率を著しく向上でき、コスト低減化を十分に図り得
る。しかも、転写シート9に沿って平滑化された塗膜層
3の表面にトップコート層4が転写されるため、トップ
コート層4の表面の平滑度が十分に高くなり、これによ
って、光沢度の高い鏡面(トップコート層4)を容易に
得ることができる。更に、未硬化塗膜層5の表面にトッ
プコート層4を押圧して付着させるものであるから、未
硬化塗膜層5の表面とトップコート層4との密着性ひい
ては接合強度が向上して、トップコート層4の剥離を長
期間にわたって防止でき、耐久性を高めることができる
。
ところで、鏡面仕上コンクリート製品を施工現場まで運
搬する際、或は施工現場において、トップコート層4の
表面が露出された状態になっていると、そのトップコー
ト層4の表面に物が触れて傷付き易く、折角の鏡面仕上
が台無しになってしまう虞れがある。この表面の傷付き
防止策として、トップコート層4の表面に別途保護シー
トを付着することが考えられるが、この場合、トップコ
ート層4の形成後に新たに保護シートを付着するものと
すれば、その分、工程数及び部品点数が増加してコスト
的に不利である。
搬する際、或は施工現場において、トップコート層4の
表面が露出された状態になっていると、そのトップコー
ト層4の表面に物が触れて傷付き易く、折角の鏡面仕上
が台無しになってしまう虞れがある。この表面の傷付き
防止策として、トップコート層4の表面に別途保護シー
トを付着することが考えられるが、この場合、トップコ
ート層4の形成後に新たに保護シートを付着するものと
すれば、その分、工程数及び部品点数が増加してコスト
的に不利である。
このような欠点を解決するには、次のような施工方法を
採用すれば良い。即ち、まず、コンクリート基材1の表
面に無溶剤型塗料を塗布して無溶剤型塗料の未硬化塗膜
層5を形成する工程と、トップコート層4が付着された
転写シート9を前記トップコート層4が前記未硬化塗膜
層5側となるように未硬化塗膜層5に重ね合せて前記転
写シート9を前記未硬化塗膜層5に押し付けることによ
って前記未硬化塗膜層5の表面を平滑化して前記トップ
コート層4を前記未硬化塗膜層5の表面に付着させる工
程とを順に実行して、前記転写シート9を表面保護シー
トとする鏡面仕上コンクリート製品を製造する。この製
造方法は、転写シート9を剥離せずに表面保護シートと
して残す点を除き、前述した製造方法と全く同一である
。そして、未硬化塗膜層5の硬化後、前記鏡面仕上コン
クリート製品を前記転写シート9を剥離することなく施
工現場に運搬して、該鏡面仕上コンクリート製品を建物
躯体(図示せず)に固定する際に若しくは固定後に前記
転写シート9を前記トップコート層4を塗膜層3側に残
すように剥離するものである。
採用すれば良い。即ち、まず、コンクリート基材1の表
面に無溶剤型塗料を塗布して無溶剤型塗料の未硬化塗膜
層5を形成する工程と、トップコート層4が付着された
転写シート9を前記トップコート層4が前記未硬化塗膜
層5側となるように未硬化塗膜層5に重ね合せて前記転
写シート9を前記未硬化塗膜層5に押し付けることによ
って前記未硬化塗膜層5の表面を平滑化して前記トップ
コート層4を前記未硬化塗膜層5の表面に付着させる工
程とを順に実行して、前記転写シート9を表面保護シー
トとする鏡面仕上コンクリート製品を製造する。この製
造方法は、転写シート9を剥離せずに表面保護シートと
して残す点を除き、前述した製造方法と全く同一である
。そして、未硬化塗膜層5の硬化後、前記鏡面仕上コン
クリート製品を前記転写シート9を剥離することなく施
工現場に運搬して、該鏡面仕上コンクリート製品を建物
躯体(図示せず)に固定する際に若しくは固定後に前記
転写シート9を前記トップコート層4を塗膜層3側に残
すように剥離するものである。
このような施工方法によれば、前述の製造方法と同じく
、トップコート層4付きの転写シート9を無溶剤型塗料
の未硬化塗膜層5に押し付けるという極めて簡単な方法
で、光沢度の高い鏡面仕上を能率良く行い得ることは勿
論のこと、施工現場への運搬時或は施工現場においては
、トップコート層4の表面に残した転写シート9を表面
保護シートとして機能させることができるから、トップ
コート層4の表面の傷付きを未然に防止できる。
、トップコート層4付きの転写シート9を無溶剤型塗料
の未硬化塗膜層5に押し付けるという極めて簡単な方法
で、光沢度の高い鏡面仕上を能率良く行い得ることは勿
論のこと、施工現場への運搬時或は施工現場においては
、トップコート層4の表面に残した転写シート9を表面
保護シートとして機能させることができるから、トップ
コート層4の表面の傷付きを未然に防止できる。
しかも、この場合、転写シート9は、トップコート層4
の保護用として新たに付加するものではなく、本来、塗
膜層3の平滑化とトップコート層4の転写のためのシー
トを、表面保護シートとしても利用するものであるから
、工程数や部品点数の増加を全く招かず、コスト的に極
めて有利である。
の保護用として新たに付加するものではなく、本来、塗
膜層3の平滑化とトップコート層4の転写のためのシー
トを、表面保護シートとしても利用するものであるから
、工程数や部品点数の増加を全く招かず、コスト的に極
めて有利である。
尚、本発明は、上記実施例に限定されず、例えば、転写
シート9の下面に付着したトップコート層4の下面に、
予め模様形成用の装飾層(図示せず)を印刷しておき、
この転写シート9を未硬化塗膜層5に押し付けることに
よって、塗膜層3とトップコート層4との間に装飾層を
介在させて装飾効果を高めるようにしても良い。
シート9の下面に付着したトップコート層4の下面に、
予め模様形成用の装飾層(図示せず)を印刷しておき、
この転写シート9を未硬化塗膜層5に押し付けることに
よって、塗膜層3とトップコート層4との間に装飾層を
介在させて装飾効果を高めるようにしても良い。
その他、転写シート9を押圧する手段として、上記実施
例の押圧ローラ10に代えて、例えばプレス型を用いて
も良く、また、壁パネル以外のコンクリート製品にも本
発明を適用可能である等、種々の変形が可能である。
例の押圧ローラ10に代えて、例えばプレス型を用いて
も良く、また、壁パネル以外のコンクリート製品にも本
発明を適用可能である等、種々の変形が可能である。
[発明の効果]
以上の説明から明らかなように、本発明の鏡面仕上コン
クリート製品の製造方法によれば、塗膜層が硬化する前
にその未硬化塗膜層に転写シートを重ね合せてその上か
ら押圧するという極めて簡単な方法で、塗膜層(未硬化
塗膜層)の表面の平滑化とトップコート層の転写とを同
時に行うことができるから、塗膜層の形成前にパテ塗り
・研磨を繰返す手間が省けるばかりか、トップコート層
の付着工程をそれ専用の独立の工程として設ける必要が
なくなり、総じて工程数を大幅に削減できて、製造能率
を著しく向上でき、コスト低減化に寄与できる。しかも
、転写シートに沿って平滑化された塗膜層の表面にトッ
プコート層が転写されるため、トップコート層の表面の
平滑度を十分に高めることができて、光沢度の高い鏡面
仕上を簡単に行うことができる。
クリート製品の製造方法によれば、塗膜層が硬化する前
にその未硬化塗膜層に転写シートを重ね合せてその上か
ら押圧するという極めて簡単な方法で、塗膜層(未硬化
塗膜層)の表面の平滑化とトップコート層の転写とを同
時に行うことができるから、塗膜層の形成前にパテ塗り
・研磨を繰返す手間が省けるばかりか、トップコート層
の付着工程をそれ専用の独立の工程として設ける必要が
なくなり、総じて工程数を大幅に削減できて、製造能率
を著しく向上でき、コスト低減化に寄与できる。しかも
、転写シートに沿って平滑化された塗膜層の表面にトッ
プコート層が転写されるため、トップコート層の表面の
平滑度を十分に高めることができて、光沢度の高い鏡面
仕上を簡単に行うことができる。
更に、本発明の施工方法によれば、上述の場合と同じく
、トップコート層付きの転写シートを無溶剤型塗料の未
硬化塗膜層に押し付けるという極めて簡単な方法で、光
沢度の高い鏡面仕上を能率良く行い得ることは勿論のこ
と、施工現場への運搬時或は施工現場においては、トッ
プコート層の表面に残した転写シートを表面保護シート
として機能させることができるから、トップコート層の
表面の傷付きを未然に防止できる。しがも、この場合、
本来、塗膜層の平滑化とトップコート層の転写のための
転写シートを、表面保護シートとしても利用するもので
あるから、工程数や部品点数の増加を全く招かず、コス
ト的に極めて有利である。
、トップコート層付きの転写シートを無溶剤型塗料の未
硬化塗膜層に押し付けるという極めて簡単な方法で、光
沢度の高い鏡面仕上を能率良く行い得ることは勿論のこ
と、施工現場への運搬時或は施工現場においては、トッ
プコート層の表面に残した転写シートを表面保護シート
として機能させることができるから、トップコート層の
表面の傷付きを未然に防止できる。しがも、この場合、
本来、塗膜層の平滑化とトップコート層の転写のための
転写シートを、表面保護シートとしても利用するもので
あるから、工程数や部品点数の増加を全く招かず、コス
ト的に極めて有利である。
図面は本発明の一実施例を示したもので、第1図(a)
乃至第1図(d)は製造工程を説明するための工程図、
第2図は抑圧装置の斜視図である。 図面中、1はコンクリート基材、2は下塗層、3は塗膜
層、4はトップコート層、5は未硬化塗膜層、9は転写
シート、10は抑圧ローラである。 出願人 小野田ニー・エル・シー株式会社第 1 図
(a) 第 1 図 (b) 第 1 図 (C) 4トップコート肩 第 1 2 (d)
乃至第1図(d)は製造工程を説明するための工程図、
第2図は抑圧装置の斜視図である。 図面中、1はコンクリート基材、2は下塗層、3は塗膜
層、4はトップコート層、5は未硬化塗膜層、9は転写
シート、10は抑圧ローラである。 出願人 小野田ニー・エル・シー株式会社第 1 図
(a) 第 1 図 (b) 第 1 図 (C) 4トップコート肩 第 1 2 (d)
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、コンクリート基材の表面に無溶剤型塗料を塗布して
無溶剤型塗料の未硬化塗膜層を形成する工程と、塗膜層
保護用のトップコート層が付着された転写シートを前記
トップコート層が前記未硬化塗膜層側となるように未硬
化塗膜層に重ね合せて前記転写シートを前記未硬化塗膜
層に押し付けることによって前記未硬化塗膜層の表面を
平滑化して前記トップコート層を前記未硬化塗膜層の表
面に付着させる工程と、前記転写シートを前記トップコ
ート層を塗膜層側に残して剥離する工程とを順に実行す
るようにした鏡面仕上コンクリート製品の製造方法。 2、コンクリート基材の表面に無溶剤型塗料を塗布して
無溶剤型塗料の未硬化塗膜層を形成する工程と、塗膜層
保護用のトップコート層が付着された転写シートを前記
トップコート層が前記未硬化塗膜層側となるように未硬
化塗膜層に重ね合せて前記転写シートを前記未硬化塗膜
層に押し付けることによって前記未硬化塗膜層の表面を
平滑化して前記トップコート層を前記未硬化塗膜層の表
面に付着させる工程とを順に実行して、前記転写シート
を表面保護シートとする鏡面仕上コンクリート製品を製
造した後、前記鏡面仕上コンクリート製品を前記転写シ
ートを剥離することなく施工現場に運搬して、該鏡面仕
上コンクリート製品を建物躯体に固定する際に若しくは
固定後に前記転写シートを前記トップコート層を塗膜層
側に残すように剥離することを特徴とする鏡面仕上コン
クリート製品の施工方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1280388A JPH01187252A (ja) | 1988-01-22 | 1988-01-22 | 鏡面仕上コンクリート製品の製造方法並びにその施工方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1280388A JPH01187252A (ja) | 1988-01-22 | 1988-01-22 | 鏡面仕上コンクリート製品の製造方法並びにその施工方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01187252A true JPH01187252A (ja) | 1989-07-26 |
Family
ID=11815550
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1280388A Pending JPH01187252A (ja) | 1988-01-22 | 1988-01-22 | 鏡面仕上コンクリート製品の製造方法並びにその施工方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH01187252A (ja) |
-
1988
- 1988-01-22 JP JP1280388A patent/JPH01187252A/ja active Pending
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