JPH0119399B2 - - Google Patents
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- JPH0119399B2 JPH0119399B2 JP57091793A JP9179382A JPH0119399B2 JP H0119399 B2 JPH0119399 B2 JP H0119399B2 JP 57091793 A JP57091793 A JP 57091793A JP 9179382 A JP9179382 A JP 9179382A JP H0119399 B2 JPH0119399 B2 JP H0119399B2
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Description
この発明は、一群の新規なサポニン類、アマチ
ヤヅルより単離された新規サポニン並びにこれら
の製造法を提供するものである。 この発明における“アマチヤヅル”はウリ科の
植物で学名ギノステムマ ペンタフイルルム マ
キノ(Gynostemma pentaphyllum Makino)
並びに植物学的にこれと類縁植物を含む。類縁植
物としては、ギノステムマ ブルマニクム キン
グ エクス チヤクラバーテイ(Gynostemma
burmanicum King ex Chakravarty)、ギノス
テムマ ラクスム コグン(Gynostemma
laxum Cogn.)、ギノステムマ インテグリフオ
リオラ コグン(Gynostemma Integrifoliola
Cogn.)などが挙げられるが、この発明よるサポ
ニン類を多く含有する総サポニンは兵庫県産のア
マチヤヅルから効率的に得られる。 この発明の発明者らは、先にアマチヤヅルから
新規なサポニン類を単離し、その構造を解明する
とともに、これらのサポニン類の加水分解によつ
て一群の新規化合物を得た。さらに研究を進めた
結果、アマチヤヅルから先のサポニン類とはこと
なる一群の新規なサポニン類を単離することに成
功した。 かくしてこの発明によれば、次の一般式
(): 〔式中R1はβ―グルコピラノシル基、β―グ
ルコピラノシル(1→2)―β―グルコピラノシ
ル基またはβ―グルコピラノシル(1→2)―α
―アラビノピラノシル基;R2はヒドロキシメチ
ル基またはホルミル基;R3はヒドロキシ基また
は水素原子;R4はβ―グルコピラノシルオキシ
基、α―ラムノピラノシル(1→6)―β―グル
コピラノシルオキシ基、β―キシロピラノシル
(1→6)―β―グルコピラノシルオキシ基、メ
チル基またはヒドロキシ基;R5はメチル基、ヒ
ドロキシ基、ヒドロキシメチル基またはβ―グル
コピラノシルオキシメチル基;但しR1がβ―グ
ルコピラノシル基である場合R2はヒドロキシメ
チル基でR3は水素原子、R1がβ―グルコピラノ
シル(1→2)―α―アラビノピラノシル基であ
る場合R2はホルミル基でR3は水素原子〕 で表される化合物を提供するものである。 一般式()で表される化合物はアマチヤヅル
より単離された新規なサポニン類であり、具体名
を列挙すると次のとおりである。 19,21―ジヒドロキシ―3β―0―β―グルコ
ピラノシル―20ξ―0―β―グルコピラノシル―
ダンマル―24―エン 以下ギペノシドと称する; 19,20ξ,21―トリヒドロキシ―3β―0―〔β
―グルコピラノシル(1→2)―β―グルコピラ
ノシル〕―ダンマル―24―エン 以下ギペノシドと称する; 19,20ξ―ジヒドロキシ―3β―0―β―グルコ
ピラノシル―21―0―β―グルコピラノシル―ダ
ンマル―24―エン 以下ギペノシドと称する; 19―オキソ―20ξ,21―ジヒドロキシ―3β―0
―〔β―グルコピラノシル(1→2)―β―グル
コピラノシル〕―ダンマル―24―エン 以下ギペノシドと称する; 19―オキソ―21―ヒドロキシ―3β―0―〔β
―グルコピラノシル(1→2)―β―グルコピラ
ノシル〕―20ξ―0―〔α―ラムノピラノシル
(1→6)―β―グルコピラノシル〕―ダンマル
―24―エン 以下ギペノシドと称する; 19―オキソ―21―ヒドロキシ―3β―0―〔β
―グルコピラノシル(1→2)―β―グルコピラ
ノシル〕―20ξ―0―〔β―キシロピラノシル
(1→6)―β―グルコピラノシル〕―ダンマル
―24―エン 以下ギペノシドと称する; 19―オキソ―3β―0―〔β―グルコピラノシ
ル(1→2)―α―アラビノピラノシル〕―20S
―0―〔α―ラムノピラノシル(1→6)―β―
グルコピラノシル〕―ダンマル―24―エン 以下ギペノシドと称する; 19―オキソ―3β―0―〔β―グルコピラノシ
ル(1→2)―α―アラビノピラノシル〕―20S
―0―〔β―キシロピラノシル(1→6)―β―
グルコピラノシル〕―ダンマル―24―エン 以下ギペノシドと称する; 12β,19,20S―トリヒドロキシ―3β―0―
〔β―グルコピラノシル(1→2)―β―グルコ
ピラノシル〕―ダンマル―24―エン 以下ギペノシドと称する; 12β,19,20R―トリヒドロキシ―3β―0―
〔β―グルコピラノシル(1→2)―β―グルコ
ピラノシル〕―ダンマル―24―エン 以下ギペノシドと称する; 19―オキソ―12β,20R―ジヒドロキシ―3β―
0―〔β―グルコピラノシル(1→2)―β―グ
ルコピラノシル〕―ダンマル―24―エン 以下ギペノシドLと称する; 19,20R―ジヒドロキシ―3β―0―〔β―グル
コピラノシル(1→2)―β―グルコピラノシ
ル〕―ダンマル―24―エン 以下ギペノシドLIと称する。 これらは、例えば次の方法によつて抽出し、各
成分に分離される。 先ず初めに、アマチヤヅルを水または含水低級
アルコールで抽出する。含水低級アルコールとし
ては50v/v%程度以下の含水メタノール、含水
エタノール等が例示される。この抽出は加温また
は加熱下に行うのが好ましい。なお、原料のアマ
チヤヅルは、抽出に先立つて予め細切し、あるい
は常法により脱脂したものを用いてもよい。また
抽出溶媒として含水低級アルコールを用いた場合
には抽出液を濃縮してアルコール分を除去したの
ち、適量の水を加えて次の非イオン性吸着樹脂で
の処理に付すのが好ましい。 非イオン性吸着樹脂としては、スチレン―ジビ
ニルベンゼン共重合体からなるハイポーラスなも
のが好ましく、具体的にはアンバーライトXAD
−2(米国ロームアンドハース社製)などが用い
られる。この処理は、吸着樹脂を充填したカラム
に上記で得られた抽出液を通液して行うのが便利
である。この操作によりサポニンが樹脂に吸着さ
れる。 次いで樹脂に吸着されたサポニンを低級アルコ
ールで溶出する。溶出溶媒として用いられる低級
アルコールとしてはメタノール(98%以上)、エ
タノール(95%以上)等が好ましい。なお、溶出
に先立つて予めカラムを水あるいは20v/v%程
度の含水低級アルコールで洗浄するのが好まし
い。 上記で得られた低級アルコール溶出液を次いで
アルミナで処理する。この処理も、アルミナを充
填したカラムを用いて行えば簡便である。この処
理により、サポニンはアルミナに吸着される。な
お、このアルミナでの処理に先立つて上記の低級
アルコール溶出液を予め適宜濃縮しておいてもよ
い。 アルミナに吸着されたサポニンを次いで低級ア
ルコールまたは含水低級アルコールで、好ましく
は50v/v%程度の含水低級アルコールで溶出す
る。この溶出液を濃縮することにより、ギペノシ
ド類の混合物(総サポニン)が得られる。 上記のようにして得られる総サポニンは今まで
に知られていない新規なサポニン類を含有し、こ
れらの各成分は例えば次の方法により分離精製さ
れる。 すなわち、総サポニンを水に溶解し、この水溶
液をスチレン系吸着樹脂、例えばサーバクロム
(Servachrom)XAD−2〔サーバ(Serva)社
製〕で処理し、被吸着物質をメタノールで溶出す
る。溶出液を濃縮後シリカゲルカラムで処理す
る。 シリカゲルに吸着されたサポニンを次いでクロ
ロホルム・低級アルコール・水で好ましくはクロ
ロホルム・メタノール・水(65:35:10)の下層
で溶出し、薄層クロマトグラフイ(TLC)を指
標とし、溶出液をフラクシヨン1〜6に分画す
る。 フラクシヨン1〜6をそれぞれシリカゲルカラ
ムで処理し、次いでシリカゲルに吸着されたサポ
ニンをクロロホルム・低級アルコール・酢酸エチ
ル・水で好ましくはクロロホルム・メタノール・
酢酸エチル・水(2:2:4:1)の下層で分画
溶出する。 上記で得られた各分画溶出液を濃縮し、さらに
TLCの結果を指標にして前記のシリカゲルカラ
ムクロマトグラフイまたは高速液体クロマトグラ
フイを行い、これらのギペノシド類を各個別に分
離精製すると、先にこの発明の発明者らが見出し
たギペノシド類が得られる。すなわちフラクシヨ
ン1からギペノシド及びがフラクシ
ヨン2からギペノシドが、フラクシヨン3
からギペノシド及びが、フラクシヨ
ン4からギペノシドが、フラクシヨン5か
らギペノシドが、フラクシヨン6からギペ
ノシドがそれぞれ得られる。 次に上記のフラクシヨン2,3,4,6の各残
液を濃縮し、これらをそれぞれヌクレオシル
30C18(nucleocil30C18,30±4μ、西独、エム・ナ
ーゲル社製)カラム7mm×61cm×2本で処理し、
次いでカラムに吸着されたサポニンを35〜45%エ
タノールで溶離することによつてこの発明のギペ
ノシド類を得た。すなわちフラクシヨン2からギ
ペノシド,,LおよびLIを、
フラクシヨン3からギペノシド,
,およびを、フラクシヨン4
からギペノシドおよびを、フラ
クシヨン6からギペノシドおよび
が得られた。 またこの発明のギペノシドが、公知のギペノシ
ドを酵素加水分解反応に付して得られることが見
出された。すなわちギペノシド,お
よびをセルラーゼ酵素で加水分解すること
によつて、それぞれからこの発明のギペノシド
,およびが得られた。 かくして得られた一般式()の化合物を酵素
と接触させることによつて加水分解を行いその30
位、20位および21位の糖の置換分から少なくとも
1個の糖分子を脱離さすことができる。これを3
位の置換分を例にして説明すると、グルコピラノ
シル−グルコピラノシル基又はグルコピラノシル
―アラビノピラノシル基をグルコピラノシル基、
アラビノピラノシル基又は水素原子にそれぞれ加
水分解することができる。20位及び21位について
も同様である。使用する酵素は、O―グルコシド
結合を切断し得る能力を有する加水分解酵素から
選択利用される。好ましい例としては、ヘスペリ
ジナーゼ、マルターゼ、セルラーゼ、タカジアス
ターゼなどが挙げられる。更にナリンギナーゼ、
ペクチナーゼ、アミラーゼ、エムルシン等を挙げ
ることができる。これらの酵素は、精製品である
必要はなく、粗製であつてもよい。 酵素の使用量は、酵素の種類によつて異なる
が、例えばセルラーゼを用いる場合、式()の
化合物1g当り約600〜1000単位を使用すればよ
い。 反応は酸性条件下で行うことが好ましく、例え
ばPH4程度の緩衝液中で行うと効果的である。こ
の酸性条件は、酵素の種類によつて多少変えるこ
とが好ましい場合がある。 反応温度は、室温ないし若干高められた温度で
行うのが好ましい。一般に30〜40℃で行われる。
しかしながら、特に限定はない。反応時間は、酵
素の種類と精製度合、反応温度、所望する加水分
解の程度等によつて異なる。一般には2,3時間
から1週間位の反応時間が用いられる。 この発明によれば適宜条件を選定することによ
り、1個の糖分子を選択的に脱離さすことができ
る。勿論1個以上の糖分子が残存するように加水
分解を止めるのが好ましい。 なお、加水分解生成物が複数得られた場合は、
前述のアマチヤヅルの抽出物を精製、分離する際
に用いられたと同様の技法を採用すれば各生成物
に分離することができる。 更にこの発明では、場合により一般式()の
化合物を混合物として使用してもよい。 この発明における一般式()の化合物は抗潰
瘍作用、殊に消化器系潰瘍に対する作用を有し、
医薬として有望な新規物質である。 次に実施例にてこの発明を説明する。 実施例 1 総サポニン画分の製造 兵庫県三原群で採集したアマチヤヅル(地上
部)1.2tを4倍量の水で熱時2回抽出した。再抽
出液を合し(約9.6t)、適当量まで濃縮後、噴霧
乾燥して約25Kgの淡黄褐色粉末エキスを得た。こ
れの200gを水2に溶解し、スチレン系吸着樹
脂サーバクロムXAD−2(100〜200μm、サーバ
社製)500mlを充填したカラムに通導した。吸着
部を水4、次いで20%メタノール4で洗浄し
たのち、メタノール2で溶出し、メタノール溶
出液を減圧下に濃縮乾固して黄褐色粉末13.5gを
得た。この方法を繰り返して得られた黄褐色粉末
30gをメタノール1に溶かし、アルミナ〔70〜
290メツシユ、中性、ウオルム(Woelm)社製〕
500gを充填したカラムに通導した。吸着部を50
%メタノール約20で溶出した。溶出液を減圧下
に濃縮乾固し、淡黄色粉末として総サポニン画分
14.2gを得た。得られた総サポニンの一般性状は
次の通りであつた。 (i) 黄白色から褐色のやや苦味を有する無臭の粉
末で、メタノール及び希メタノールに易溶、水
及びエタノールに可溶、ベンゼン、クロロホル
ム、エーテル、ヘキサン及び石油エーテルに不
溶、 (ii) 1%水溶液は中性、 (iii) 赤外線吸収スペクトル〔IR(KBr)νmax〕
では3370,1650,1070及び1040cm-1の波数、 (iv) 核磁気共鳴スペクトル(PMR,C5D5N)で
は4.0(ブロード)、1.6(ブロード)、1.2(ブロー
ド)及び0.9(ブロード)ppmのシグナル、 (v) 水に添加して振盪すると持続性の小泡を発
生、 (vi) リーベルマン反応及びザルコウスキー反応が
陽性及び (vii) 下記条件下で薄層クロマトグラフイに付すと
き第1図のような紅紫色のスポツトを発現す
る。 プレート:シリカゲル60F254(厚さ0.25mm、メ
ルク社製) 展開溶媒:クロロホルム・メタノール・水(容
量比65:35:10)下層 展開距離:10cm 検 出:1%硫酸セリウム/10%硫酸混合溶液
を噴霧後105℃で5分間加熱 総サポニン画分30gを最小量のメタノールに溶
解し、シリカゲル60gとよく混和し、溶剤を減圧
下に蒸発乾固したのちシリカゲル(230〜400メツ
シユASTM、メルク社製)500gを乾式で充填し
たカラム上に層積し、クロロホルム・メタノー
ル・水(65:35:10)の下層を用いて展開溶出し
た。溶出液を適時TLC〔吸着剤:シリカゲル、溶
媒系:クロロホルム・メタノール・水(65:35:
100)下層、検出:30%硫酸〕で検討を行い、フ
ラクシヨン1〜6に分画し、それぞれ減圧下に濃
縮乾固し、収量はフラクシヨン1が8.6g、フラ
クシヨン2が5.6g、フラクシヨン3が5.1g、フ
ラクシヨン4が5.4g、フラクシヨン5が2.8g及
びフラクシヨン6が2.2gであつた。 各フラクシヨンは再度、上記シリカゲルカラム
クロマトグラフに準じて、それぞれ最少量のメタ
ノールに溶解し、倍量のシリカゲルとよく混和
し、溶剤を減圧下に蒸発乾固したのち、50倍量の
シリカゲルを乾式充填したカラムに層積した。ク
ロロホルム・メタノール・水(70:30:10)の下
層で展開溶出し、溶出物をさらに同様の操作を行
い、クロロホルム・メタノール・酢酸エチル・水
(2:2:4:1)の下層で展開溶出した。この
シリカゲルカラムクロマトグラフイによる精製操
作を各フラクシヨン毎に再度繰り返し、フラクシ
ヨン1からギペノシド120mgと粗ギペノシ
ド1.5g、フラクシヨン2からギペノシド
1.2g、フラクシヨン3からギペノシド
80mgとギペノシド350mg、フラクシヨ
ン4からギペノシド850mg、フラクシヨン
5からギペノシド250mg、フラクシヨン6
から粗ギペノシド3000mgをそれぞれ得た。 次に上記のフラクシヨン2,3,4,6の各溶
液を蒸発乾固し、得られた固体のそれぞれ0.5〜
1.0gを30%エタノールに溶解し、この溶液をヌ
クレオシル30C18(30±4μ)カラム7mm×61cm×2
本に注入し35〜45%エタノールで展開溶出した。
その結果フラクシヨン2の残液からギペノシド
、、LおよびLIがそれぞれ40
mg、40mg、45mg、30mg得られ、フラクシヨン3の
残液からギペノシド,,
およびがそれぞれ45mg、300mg、25mg、
30mg得られ、フラクシヨン4の残液からはギペノ
シドおよびがそれぞれ30mg、35
mg得られ、フラクシヨン6の残液からはギペノシ
ドおよびをそれぞれ40mg、35mg
得た。 得られたギペノシド類の物性を表1、表2a、
表2bに示した。
ヤヅルより単離された新規サポニン並びにこれら
の製造法を提供するものである。 この発明における“アマチヤヅル”はウリ科の
植物で学名ギノステムマ ペンタフイルルム マ
キノ(Gynostemma pentaphyllum Makino)
並びに植物学的にこれと類縁植物を含む。類縁植
物としては、ギノステムマ ブルマニクム キン
グ エクス チヤクラバーテイ(Gynostemma
burmanicum King ex Chakravarty)、ギノス
テムマ ラクスム コグン(Gynostemma
laxum Cogn.)、ギノステムマ インテグリフオ
リオラ コグン(Gynostemma Integrifoliola
Cogn.)などが挙げられるが、この発明よるサポ
ニン類を多く含有する総サポニンは兵庫県産のア
マチヤヅルから効率的に得られる。 この発明の発明者らは、先にアマチヤヅルから
新規なサポニン類を単離し、その構造を解明する
とともに、これらのサポニン類の加水分解によつ
て一群の新規化合物を得た。さらに研究を進めた
結果、アマチヤヅルから先のサポニン類とはこと
なる一群の新規なサポニン類を単離することに成
功した。 かくしてこの発明によれば、次の一般式
(): 〔式中R1はβ―グルコピラノシル基、β―グ
ルコピラノシル(1→2)―β―グルコピラノシ
ル基またはβ―グルコピラノシル(1→2)―α
―アラビノピラノシル基;R2はヒドロキシメチ
ル基またはホルミル基;R3はヒドロキシ基また
は水素原子;R4はβ―グルコピラノシルオキシ
基、α―ラムノピラノシル(1→6)―β―グル
コピラノシルオキシ基、β―キシロピラノシル
(1→6)―β―グルコピラノシルオキシ基、メ
チル基またはヒドロキシ基;R5はメチル基、ヒ
ドロキシ基、ヒドロキシメチル基またはβ―グル
コピラノシルオキシメチル基;但しR1がβ―グ
ルコピラノシル基である場合R2はヒドロキシメ
チル基でR3は水素原子、R1がβ―グルコピラノ
シル(1→2)―α―アラビノピラノシル基であ
る場合R2はホルミル基でR3は水素原子〕 で表される化合物を提供するものである。 一般式()で表される化合物はアマチヤヅル
より単離された新規なサポニン類であり、具体名
を列挙すると次のとおりである。 19,21―ジヒドロキシ―3β―0―β―グルコ
ピラノシル―20ξ―0―β―グルコピラノシル―
ダンマル―24―エン 以下ギペノシドと称する; 19,20ξ,21―トリヒドロキシ―3β―0―〔β
―グルコピラノシル(1→2)―β―グルコピラ
ノシル〕―ダンマル―24―エン 以下ギペノシドと称する; 19,20ξ―ジヒドロキシ―3β―0―β―グルコ
ピラノシル―21―0―β―グルコピラノシル―ダ
ンマル―24―エン 以下ギペノシドと称する; 19―オキソ―20ξ,21―ジヒドロキシ―3β―0
―〔β―グルコピラノシル(1→2)―β―グル
コピラノシル〕―ダンマル―24―エン 以下ギペノシドと称する; 19―オキソ―21―ヒドロキシ―3β―0―〔β
―グルコピラノシル(1→2)―β―グルコピラ
ノシル〕―20ξ―0―〔α―ラムノピラノシル
(1→6)―β―グルコピラノシル〕―ダンマル
―24―エン 以下ギペノシドと称する; 19―オキソ―21―ヒドロキシ―3β―0―〔β
―グルコピラノシル(1→2)―β―グルコピラ
ノシル〕―20ξ―0―〔β―キシロピラノシル
(1→6)―β―グルコピラノシル〕―ダンマル
―24―エン 以下ギペノシドと称する; 19―オキソ―3β―0―〔β―グルコピラノシ
ル(1→2)―α―アラビノピラノシル〕―20S
―0―〔α―ラムノピラノシル(1→6)―β―
グルコピラノシル〕―ダンマル―24―エン 以下ギペノシドと称する; 19―オキソ―3β―0―〔β―グルコピラノシ
ル(1→2)―α―アラビノピラノシル〕―20S
―0―〔β―キシロピラノシル(1→6)―β―
グルコピラノシル〕―ダンマル―24―エン 以下ギペノシドと称する; 12β,19,20S―トリヒドロキシ―3β―0―
〔β―グルコピラノシル(1→2)―β―グルコ
ピラノシル〕―ダンマル―24―エン 以下ギペノシドと称する; 12β,19,20R―トリヒドロキシ―3β―0―
〔β―グルコピラノシル(1→2)―β―グルコ
ピラノシル〕―ダンマル―24―エン 以下ギペノシドと称する; 19―オキソ―12β,20R―ジヒドロキシ―3β―
0―〔β―グルコピラノシル(1→2)―β―グ
ルコピラノシル〕―ダンマル―24―エン 以下ギペノシドLと称する; 19,20R―ジヒドロキシ―3β―0―〔β―グル
コピラノシル(1→2)―β―グルコピラノシ
ル〕―ダンマル―24―エン 以下ギペノシドLIと称する。 これらは、例えば次の方法によつて抽出し、各
成分に分離される。 先ず初めに、アマチヤヅルを水または含水低級
アルコールで抽出する。含水低級アルコールとし
ては50v/v%程度以下の含水メタノール、含水
エタノール等が例示される。この抽出は加温また
は加熱下に行うのが好ましい。なお、原料のアマ
チヤヅルは、抽出に先立つて予め細切し、あるい
は常法により脱脂したものを用いてもよい。また
抽出溶媒として含水低級アルコールを用いた場合
には抽出液を濃縮してアルコール分を除去したの
ち、適量の水を加えて次の非イオン性吸着樹脂で
の処理に付すのが好ましい。 非イオン性吸着樹脂としては、スチレン―ジビ
ニルベンゼン共重合体からなるハイポーラスなも
のが好ましく、具体的にはアンバーライトXAD
−2(米国ロームアンドハース社製)などが用い
られる。この処理は、吸着樹脂を充填したカラム
に上記で得られた抽出液を通液して行うのが便利
である。この操作によりサポニンが樹脂に吸着さ
れる。 次いで樹脂に吸着されたサポニンを低級アルコ
ールで溶出する。溶出溶媒として用いられる低級
アルコールとしてはメタノール(98%以上)、エ
タノール(95%以上)等が好ましい。なお、溶出
に先立つて予めカラムを水あるいは20v/v%程
度の含水低級アルコールで洗浄するのが好まし
い。 上記で得られた低級アルコール溶出液を次いで
アルミナで処理する。この処理も、アルミナを充
填したカラムを用いて行えば簡便である。この処
理により、サポニンはアルミナに吸着される。な
お、このアルミナでの処理に先立つて上記の低級
アルコール溶出液を予め適宜濃縮しておいてもよ
い。 アルミナに吸着されたサポニンを次いで低級ア
ルコールまたは含水低級アルコールで、好ましく
は50v/v%程度の含水低級アルコールで溶出す
る。この溶出液を濃縮することにより、ギペノシ
ド類の混合物(総サポニン)が得られる。 上記のようにして得られる総サポニンは今まで
に知られていない新規なサポニン類を含有し、こ
れらの各成分は例えば次の方法により分離精製さ
れる。 すなわち、総サポニンを水に溶解し、この水溶
液をスチレン系吸着樹脂、例えばサーバクロム
(Servachrom)XAD−2〔サーバ(Serva)社
製〕で処理し、被吸着物質をメタノールで溶出す
る。溶出液を濃縮後シリカゲルカラムで処理す
る。 シリカゲルに吸着されたサポニンを次いでクロ
ロホルム・低級アルコール・水で好ましくはクロ
ロホルム・メタノール・水(65:35:10)の下層
で溶出し、薄層クロマトグラフイ(TLC)を指
標とし、溶出液をフラクシヨン1〜6に分画す
る。 フラクシヨン1〜6をそれぞれシリカゲルカラ
ムで処理し、次いでシリカゲルに吸着されたサポ
ニンをクロロホルム・低級アルコール・酢酸エチ
ル・水で好ましくはクロロホルム・メタノール・
酢酸エチル・水(2:2:4:1)の下層で分画
溶出する。 上記で得られた各分画溶出液を濃縮し、さらに
TLCの結果を指標にして前記のシリカゲルカラ
ムクロマトグラフイまたは高速液体クロマトグラ
フイを行い、これらのギペノシド類を各個別に分
離精製すると、先にこの発明の発明者らが見出し
たギペノシド類が得られる。すなわちフラクシヨ
ン1からギペノシド及びがフラクシ
ヨン2からギペノシドが、フラクシヨン3
からギペノシド及びが、フラクシヨ
ン4からギペノシドが、フラクシヨン5か
らギペノシドが、フラクシヨン6からギペ
ノシドがそれぞれ得られる。 次に上記のフラクシヨン2,3,4,6の各残
液を濃縮し、これらをそれぞれヌクレオシル
30C18(nucleocil30C18,30±4μ、西独、エム・ナ
ーゲル社製)カラム7mm×61cm×2本で処理し、
次いでカラムに吸着されたサポニンを35〜45%エ
タノールで溶離することによつてこの発明のギペ
ノシド類を得た。すなわちフラクシヨン2からギ
ペノシド,,LおよびLIを、
フラクシヨン3からギペノシド,
,およびを、フラクシヨン4
からギペノシドおよびを、フラ
クシヨン6からギペノシドおよび
が得られた。 またこの発明のギペノシドが、公知のギペノシ
ドを酵素加水分解反応に付して得られることが見
出された。すなわちギペノシド,お
よびをセルラーゼ酵素で加水分解すること
によつて、それぞれからこの発明のギペノシド
,およびが得られた。 かくして得られた一般式()の化合物を酵素
と接触させることによつて加水分解を行いその30
位、20位および21位の糖の置換分から少なくとも
1個の糖分子を脱離さすことができる。これを3
位の置換分を例にして説明すると、グルコピラノ
シル−グルコピラノシル基又はグルコピラノシル
―アラビノピラノシル基をグルコピラノシル基、
アラビノピラノシル基又は水素原子にそれぞれ加
水分解することができる。20位及び21位について
も同様である。使用する酵素は、O―グルコシド
結合を切断し得る能力を有する加水分解酵素から
選択利用される。好ましい例としては、ヘスペリ
ジナーゼ、マルターゼ、セルラーゼ、タカジアス
ターゼなどが挙げられる。更にナリンギナーゼ、
ペクチナーゼ、アミラーゼ、エムルシン等を挙げ
ることができる。これらの酵素は、精製品である
必要はなく、粗製であつてもよい。 酵素の使用量は、酵素の種類によつて異なる
が、例えばセルラーゼを用いる場合、式()の
化合物1g当り約600〜1000単位を使用すればよ
い。 反応は酸性条件下で行うことが好ましく、例え
ばPH4程度の緩衝液中で行うと効果的である。こ
の酸性条件は、酵素の種類によつて多少変えるこ
とが好ましい場合がある。 反応温度は、室温ないし若干高められた温度で
行うのが好ましい。一般に30〜40℃で行われる。
しかしながら、特に限定はない。反応時間は、酵
素の種類と精製度合、反応温度、所望する加水分
解の程度等によつて異なる。一般には2,3時間
から1週間位の反応時間が用いられる。 この発明によれば適宜条件を選定することによ
り、1個の糖分子を選択的に脱離さすことができ
る。勿論1個以上の糖分子が残存するように加水
分解を止めるのが好ましい。 なお、加水分解生成物が複数得られた場合は、
前述のアマチヤヅルの抽出物を精製、分離する際
に用いられたと同様の技法を採用すれば各生成物
に分離することができる。 更にこの発明では、場合により一般式()の
化合物を混合物として使用してもよい。 この発明における一般式()の化合物は抗潰
瘍作用、殊に消化器系潰瘍に対する作用を有し、
医薬として有望な新規物質である。 次に実施例にてこの発明を説明する。 実施例 1 総サポニン画分の製造 兵庫県三原群で採集したアマチヤヅル(地上
部)1.2tを4倍量の水で熱時2回抽出した。再抽
出液を合し(約9.6t)、適当量まで濃縮後、噴霧
乾燥して約25Kgの淡黄褐色粉末エキスを得た。こ
れの200gを水2に溶解し、スチレン系吸着樹
脂サーバクロムXAD−2(100〜200μm、サーバ
社製)500mlを充填したカラムに通導した。吸着
部を水4、次いで20%メタノール4で洗浄し
たのち、メタノール2で溶出し、メタノール溶
出液を減圧下に濃縮乾固して黄褐色粉末13.5gを
得た。この方法を繰り返して得られた黄褐色粉末
30gをメタノール1に溶かし、アルミナ〔70〜
290メツシユ、中性、ウオルム(Woelm)社製〕
500gを充填したカラムに通導した。吸着部を50
%メタノール約20で溶出した。溶出液を減圧下
に濃縮乾固し、淡黄色粉末として総サポニン画分
14.2gを得た。得られた総サポニンの一般性状は
次の通りであつた。 (i) 黄白色から褐色のやや苦味を有する無臭の粉
末で、メタノール及び希メタノールに易溶、水
及びエタノールに可溶、ベンゼン、クロロホル
ム、エーテル、ヘキサン及び石油エーテルに不
溶、 (ii) 1%水溶液は中性、 (iii) 赤外線吸収スペクトル〔IR(KBr)νmax〕
では3370,1650,1070及び1040cm-1の波数、 (iv) 核磁気共鳴スペクトル(PMR,C5D5N)で
は4.0(ブロード)、1.6(ブロード)、1.2(ブロー
ド)及び0.9(ブロード)ppmのシグナル、 (v) 水に添加して振盪すると持続性の小泡を発
生、 (vi) リーベルマン反応及びザルコウスキー反応が
陽性及び (vii) 下記条件下で薄層クロマトグラフイに付すと
き第1図のような紅紫色のスポツトを発現す
る。 プレート:シリカゲル60F254(厚さ0.25mm、メ
ルク社製) 展開溶媒:クロロホルム・メタノール・水(容
量比65:35:10)下層 展開距離:10cm 検 出:1%硫酸セリウム/10%硫酸混合溶液
を噴霧後105℃で5分間加熱 総サポニン画分30gを最小量のメタノールに溶
解し、シリカゲル60gとよく混和し、溶剤を減圧
下に蒸発乾固したのちシリカゲル(230〜400メツ
シユASTM、メルク社製)500gを乾式で充填し
たカラム上に層積し、クロロホルム・メタノー
ル・水(65:35:10)の下層を用いて展開溶出し
た。溶出液を適時TLC〔吸着剤:シリカゲル、溶
媒系:クロロホルム・メタノール・水(65:35:
100)下層、検出:30%硫酸〕で検討を行い、フ
ラクシヨン1〜6に分画し、それぞれ減圧下に濃
縮乾固し、収量はフラクシヨン1が8.6g、フラ
クシヨン2が5.6g、フラクシヨン3が5.1g、フ
ラクシヨン4が5.4g、フラクシヨン5が2.8g及
びフラクシヨン6が2.2gであつた。 各フラクシヨンは再度、上記シリカゲルカラム
クロマトグラフに準じて、それぞれ最少量のメタ
ノールに溶解し、倍量のシリカゲルとよく混和
し、溶剤を減圧下に蒸発乾固したのち、50倍量の
シリカゲルを乾式充填したカラムに層積した。ク
ロロホルム・メタノール・水(70:30:10)の下
層で展開溶出し、溶出物をさらに同様の操作を行
い、クロロホルム・メタノール・酢酸エチル・水
(2:2:4:1)の下層で展開溶出した。この
シリカゲルカラムクロマトグラフイによる精製操
作を各フラクシヨン毎に再度繰り返し、フラクシ
ヨン1からギペノシド120mgと粗ギペノシ
ド1.5g、フラクシヨン2からギペノシド
1.2g、フラクシヨン3からギペノシド
80mgとギペノシド350mg、フラクシヨ
ン4からギペノシド850mg、フラクシヨン
5からギペノシド250mg、フラクシヨン6
から粗ギペノシド3000mgをそれぞれ得た。 次に上記のフラクシヨン2,3,4,6の各溶
液を蒸発乾固し、得られた固体のそれぞれ0.5〜
1.0gを30%エタノールに溶解し、この溶液をヌ
クレオシル30C18(30±4μ)カラム7mm×61cm×2
本に注入し35〜45%エタノールで展開溶出した。
その結果フラクシヨン2の残液からギペノシド
、、LおよびLIがそれぞれ40
mg、40mg、45mg、30mg得られ、フラクシヨン3の
残液からギペノシド,,
およびがそれぞれ45mg、300mg、25mg、
30mg得られ、フラクシヨン4の残液からはギペノ
シドおよびがそれぞれ30mg、35
mg得られ、フラクシヨン6の残液からはギペノシ
ドおよびをそれぞれ40mg、35mg
得た。 得られたギペノシド類の物性を表1、表2a、
表2bに示した。
【表】
* ピリジン使用
【表】
【表】
実施例 2
ギペノシドの酵素加水分解
ギペノシド2000mgを0.005M−NaH2PO4
液(PH4.0)30mlに溶かしセルラーゼ(practical
grade type I、シグマ社製)200mgを加え37〜
38℃で2時間撹拌した。次いで反応液をサーバク
ロムXAD−2(30ml)カラムに通導し、水500ml
次いで20%メタノール1で洗浄後メタノール
200mlで溶出した。溶出液を減圧濃縮し約160mgの
加水分解物を得た。これを最少量のメタノールに
溶かし、シリカゲル300mgとよく混和し、溶剤を
減圧下に蒸発乾固したのち、シリカゲル10gを乾
式充填したカラムに層積し、クロロホルム・メタ
ノール・酢酸エチル・水(2:2:4:1)の下
層で展開溶出した。溶出液を適時TLCで検討し、
ギペノシド画分を分画し、それぞれ減圧
濃縮乾固し、ギペノシド35mgを得た。 実施例 3 ギペノシドおよびの酵素加水分解
ギペノシドおよびそれぞれ200mgを
実施例2と同様に処理してギペノシドから
ギペノシド25mgを、ギペノシドから
ギペノシド45mgを得た。
液(PH4.0)30mlに溶かしセルラーゼ(practical
grade type I、シグマ社製)200mgを加え37〜
38℃で2時間撹拌した。次いで反応液をサーバク
ロムXAD−2(30ml)カラムに通導し、水500ml
次いで20%メタノール1で洗浄後メタノール
200mlで溶出した。溶出液を減圧濃縮し約160mgの
加水分解物を得た。これを最少量のメタノールに
溶かし、シリカゲル300mgとよく混和し、溶剤を
減圧下に蒸発乾固したのち、シリカゲル10gを乾
式充填したカラムに層積し、クロロホルム・メタ
ノール・酢酸エチル・水(2:2:4:1)の下
層で展開溶出した。溶出液を適時TLCで検討し、
ギペノシド画分を分画し、それぞれ減圧
濃縮乾固し、ギペノシド35mgを得た。 実施例 3 ギペノシドおよびの酵素加水分解
ギペノシドおよびそれぞれ200mgを
実施例2と同様に処理してギペノシドから
ギペノシド25mgを、ギペノシドから
ギペノシド45mgを得た。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 一般式() 〔式中R1はβ―グルコピラノシル基、β―グ
ルコピラノシル(1→2)―β―グルコピラノシ
ル基またはβ―グルコピラノシル(1→2)―α
―アラビノピラノシル基;R2はヒドロキシメチ
ル基またはホルミル基;R3はヒドロキシ基また
は水素原子;R4はβ―グルコピラノシルオキシ
基、α―ラムノピラノシル(1→6)―β―グル
コピラノシルオキシ基、β―キシロピラノシル
(1→6)―β―グルコピラノシルオキシ基、メ
チル基またはヒドロキシ基;R5はメチル基、ヒ
ドロキシ基、ヒドロキシメチル基またはβ―グル
コピラノシルオキシメチル基;但しR1がβ―グ
ルコピラノシル基である場合R2はヒドロキシメ
チル基でR3は水素原子、R1がβ―グルコピラノ
シル(1→2)―α―アラビノピラノシル基であ
る場合R2はホルミル基でR3は水素原子、R1がβ
―グルコピラノシル(1→2)―β―グルコピラ
ノシル基、R2がホルミル基かつR3が水素原子の
場合R4はα―ラムノピラノシル(1→6)―β
―グルコピラノニルオキシ基、β―キシロピラノ
シル(1→6)―β―グルコピラノシルオキシ基
またはメチル基〕で表される化合物。 2 一般式()で表される化合物が19,21―ジ
ヒドロキシ―3β―0―β―グルコピラノシル―
20ξ―0―β―グルコピラノシル―ダンマル―24
―エン;19,20ξ,21―トリヒドロキシ―3β―0
―〔β―グルコピラノシル(1→2)―β―グル
コピラノシル〕―ダンマル―24―エン;19,20ξ
―ジヒドロキシ―3β―0―β―グルコピラノシ
ル―21―0―β―グルコピラノシル―ダンマル―
24―エン;19―オキソ―21―ヒドロキシ―3β―
0―〔β―グルコピラノシル(1→2)―β―グ
ルコピラノシル〕―20ξ―0―〔α―ラムノピラ
ノシル(1→6)―β―グコピラノシル〕―ダン
マル―24―エン;19―オキソ―21―ヒドロキシ―
3β―0―〔β―グルコピラノシル(1→2)―
β―グルコピラノシル〕―20ξ―0―〔β―キシ
ロピラノシル(1→6)―β―グルコピラノシ
ル〕―ダンマル―24―エン;19―オキソ―3β―
0―〔β―グルコピラノシル(1→2)―α―ア
ラビノピラノシル〕―20S―0―〔α―ラムノピ
ラノシル(1→6)―β―グルコピラノシル〕―
ダンマル―24―エン;19―オキソ―3β―0―
〔β―グルコピラノシル(1→2)―α―アラビ
ノピラノシル〕―20S―0―〔β―キシロピラノ
シル(1→6)―β―グルコピラノシル〕―ダン
マル―24―エン;12β,19,20S―トリヒドロキ
シ―3β―0―〔β―グルコピラノシル(1→2)
―β―グルコピラノシル〕―ダンマル―24―エ
ン;12β,19,20R―トリヒドロキシ―3β―0―
〔β―グルコピラノシル(1→2)―β―グルコ
ピラノシル〕―ダンマル―24―エン;19―オキソ
―12β,20R―ジヒドロキシ―3β―0―〔β―グ
ルコピラノシル(1→2)―β―グルコピラノシ
ル〕―ダンマル―24―エン19,20R―ジヒドロキ
シ―3β―0―〔β―グルコピラノシル(1→2)
―β―グルコピラノシル〕―ダンマル―24―エン
のいずれかである特許請求の範囲第1項に記載の
化合物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9179382A JPS58208300A (ja) | 1982-05-28 | 1982-05-28 | ギペノシド類 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9179382A JPS58208300A (ja) | 1982-05-28 | 1982-05-28 | ギペノシド類 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58208300A JPS58208300A (ja) | 1983-12-03 |
| JPH0119399B2 true JPH0119399B2 (ja) | 1989-04-11 |
Family
ID=14036484
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9179382A Granted JPS58208300A (ja) | 1982-05-28 | 1982-05-28 | ギペノシド類 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58208300A (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5857398A (ja) * | 1981-10-01 | 1983-04-05 | Nippon Shoji Kk | ギペノシド類 |
-
1982
- 1982-05-28 JP JP9179382A patent/JPS58208300A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58208300A (ja) | 1983-12-03 |
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