JPH01201561A - 防藻性に優れた水産用資材の製造法 - Google Patents

防藻性に優れた水産用資材の製造法

Info

Publication number
JPH01201561A
JPH01201561A JP63054533A JP5453388A JPH01201561A JP H01201561 A JPH01201561 A JP H01201561A JP 63054533 A JP63054533 A JP 63054533A JP 5453388 A JP5453388 A JP 5453388A JP H01201561 A JPH01201561 A JP H01201561A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
yarn
algae
net
fibers
nap
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP63054533A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0377299B2 (ja
Inventor
Hiromichi Iijima
弘通 飯島
Naosuke Yoshida
修介 吉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toray Industries Inc
Original Assignee
Toray Industries Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toray Industries Inc filed Critical Toray Industries Inc
Priority to JP63054533A priority Critical patent/JPH01201561A/ja
Publication of JPH01201561A publication Critical patent/JPH01201561A/ja
Publication of JPH0377299B2 publication Critical patent/JPH0377299B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • DTEXTILES; PAPER
    • D02YARNS; MECHANICAL FINISHING OF YARNS OR ROPES; WARPING OR BEAMING
    • D02GCRIMPING OR CURLING FIBRES, FILAMENTS, THREADS, OR YARNS; YARNS OR THREADS
    • D02G3/00Yarns or threads, e.g. fancy yarns; Processes or apparatus for the production thereof, not otherwise provided for
    • D02G3/22Yarns or threads characterised by constructional features, e.g. blending, filament/fibre
    • D02G3/34Yarns or threads having slubs, knops, spirals, loops, tufts, or other irregular or decorative effects, i.e. effect yarns

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Farming Of Fish And Shellfish (AREA)
  • Ropes Or Cables (AREA)
  • Yarns And Mechanical Finishing Of Yarns Or Ropes (AREA)
  • Braiding, Manufacturing Of Bobbin-Net Or Lace, And Manufacturing Of Nets By Knotting (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、防藻性に優れた水産用資材の製造法に関する
ものである。
さらに詳しくは、防藻性に優れた網、ロープ状物等の水
産用資材を製)古する方法に関するものである。
[従来の技術] 近年、養殖、栽培漁業が急速に促進されているが、これ
らの事業が拡大されるにつれて、多くの問題点が明らか
にされつつある。
例えば、長期間海中に投下展張される定置魚網や養殖魚
網等は、使用経過とともに貝類、藻類が資材表面に多聞
に付着し、このために多量に投入される餌の堆積にに6
14目減少、閉鎖による酸欠状態から発生する魚類の成
育不良、病死、ざらには潮流、波浪抵抗による網の流失
、損傷等の各種の問題が発生していた。
これらの欠点を防ぐために、従来においては、「海の除
草剤」と一般に呼ばれる毒i生の強い魚網防汚剤、例え
ば有機錫、銅、亜鉛、カドミュウム、水銀等を主成分と
する薬品類を網に塗イFすることが主としてとられてき
た対策であった。
しかしなから、そのような薬品類を使用することは、奇
形魚の発生、魚体内81フへの薬品類の蓄積による人間
への悪影響、ざらには周辺の清浄な海域にあける藻類、
貝類の正常な成育をも阻害するものとなり、いわゆる磯
焼現象を誘発し、魚介類の正常な繁殖をも妨げるもので
あった。
[発明が解決しようとする課題] 本発明の目的は、上記したような点に鑑み、無公害で、
かつ藻類、貝類の付着防止性に優れた水産用資材を製造
する方法を提供せんとするものである。
[課題を解決するための手段] 上記した目的を達成する本発明の水産用資材の製造方法
は、5デニール以下の細繊維の束状を呈してなる立毛を
有する意匠糸を少なくとも1本以上用いて複数本の糸を
合糸じ、該合糸された糸を製網加工工程あるいはロープ
加工工程に供することを特徴とする防藻性に優れた水産
用資材の製造法である。
そして、ざらに本発明の水産用資材の製造法は、その好
ましい態様として、5デニール以下の細繊維の束状を呈
してなる立毛を有する意匠糸を少なくとも1本以上用い
て複数本の糸を合糸し、下撚りを施し、次いで、該下撚
り加工糸をさらに少なくとも2本以上合糸し上撚りを施
して紐状物を形成し、しかる後、該紐状物を製網加工工
程あるいはロープ加工工程に供する方法である。また、
意匠糸が、シェニール糸構造のものから形成されている
こと、また立毛を構成する細繊維が、1.5デニール以
下のものから形成されていることおよび/または立毛を
構成する細繊維が細化可能型複合繊維から形成されてい
ることおよび/または立毛を構成する細繊維が捲縮を有
するかあるいは潜在捲縮能を有する細繊維であるもので
ある。
[作用] 以下、本発明について詳細に説明する。
藻類、貝類は比較的柔らかいもの、あるいは表面凹凸の
少ない平滑性なもの、あるいは揺れ動き易いものには付
着しにくいと言われている。本発明者らは人工的にこの
にうな性質を有する水産用資材を如何にして作るかを研
究し、特に基材表面の形状と藻類及び貝類胞子、遊走子
あるいは幼生物との着生状況を検討する過程において、
網状物及びロープ状物等の資材の表面を細繊維の立毛で
被覆することによって、画期的な防藻性、防具性効果が
得られる水産用資材の製造法を見出したものである。
上述の細繊維の立毛で資材表面を被覆口しめるために、
細繊維の束状を呈してなる立毛を有する意匠糸を少なく
とも1本以上用いて複数本の糸を合糸し、該合糸された
糸を製網加工工程あるいはロープ加工工程に供すること
が有効である。
このように、細繊維の束状を呈してなる立毛を有する意
匠糸を1本以上用いるのは、立毛密度、立毛本数を高め
て、かつ全包囲に立毛を配置させ、さらに最終製品の強
力を高くする上で重要である。
ここで、本発明で言う立毛を有する意匠糸とは、一般に
呼ばれているシェニール糸(別名としては−E−ル糸あ
るいは毛虫糸)、変り糸、飾り糸、毛羽糸あるいはブー
フレ糸等を総称するものである。
したがって、立毛の形態としては、カットパイル立毛ま
たはループパイル立毛あるいはこれらの混在した立毛形
態を含むものであり、本発明では、意匠上の効果の大小
よりは、かかる立毛を有する形態であって、かつその糸
構造に基づいて所期の効果を得んとすることが肝要なも
のである。
また、ここで、細繊維の束状を呈してなる立毛とは、5
デニール以下の単繊維が束状で密集した状態、あるいは
根本が5デニール以下の単繊維の束からなり、先端方向
に向かって単繊維の立毛が密に存在している状態、ある
いは根本が太デニールの単繊維あるいは束状で先端が5
デニール以下の細繊維に分割されてなる先端立毛が密に
存在している所謂毛筆状態、さらにはこれらの組み合わ
せによる立毛状態などのことを言うものである。
このにうな#l繊維が形成する束状のデニール(繊度)
は、細繊維の単繊維繊度および繊維形態によって異なっ
てくるものであるが、20〜1500デニ一ル程度、好
ましくは50〜10000デニ一ル程度の範囲内である
ことか、意匠糸の加工性、立毛形状や立毛密度の点から
、また立毛の扱けの少なざの点から好ましいものである
。また、前述の、根本が太デニールの単繊維あるいは束
状で、先端が5デニール以下の細繊維に分割されて先端
立毛を形成し、該先端立毛が密に存在している所謂毛筆
状態の場合には、根元の分割されていない部分は5デニ
ールよりも太いものであってもよい。
細繊維を構成する繊維形成性ポリマーとしては、ポリエ
チレンテレフタレート及びその共重合体、ポリブチレン
テレフタレート及びその共重合体等のポリエステル類、
ナイロン6.11.12.66.610等に代表される
ポリアミド類及びそれらの共重合体、アクリル系重合体
類、ポリウレタン、ポリエチレン、超高分子量ポリエチ
レン、ポリプロピレン及びその共重合体類、ポリスチレ
ン及びその共重合体類、ポリごニールアルコールおよび
変性ポリビニールアルコール類、レーヨン等のあらゆる
繊維形成性ポリマーが適用される。これらの細繊維を単
独あるいは混繊あるいは複合化して用いることができる
細繊維の断面形状は、特に限定されるものではなく、円
形、変形、中空型、芯鞘型等のものが適宜用いることが
できる。これらの細繊維を得る方法としては、適選の単
成分溶融紡糸技術あるいは複合紡糸技術をもって容易に
製造することができる。
以下に、本発明によるロープ状物または網状物の製造方
法を、より具体的に詳細に説明する。
前)ホした細繊維を適当な太さに収束した糸束、あるい
はざらにこれらに撚り加工を施した糸束を花糸に用い、
芯糸にフィラメン1〜を用いてシェニール加工を行ない
シェニール糸などの意匠糸を作る。花糸の素(友けを防
ぐ意味から芯糸として、融着繊維を混繊させてもよい。
芯糸はフィラメントに限らずスパン糸でもよい。該シェ
ニール糸などの意匠糸を少なくとも1本以上合糸し、撚
り加工と製網加工が同時に可能な、例えば無結節編網機
に掛けるかあるいは適宜のロープ加工を行なうことによ
り、本発明の防藻性を有りる水産用資材が得られる。合
糸する本数は最終製品の必要とする実用強度を考慮して
決定すればよい。
一方、有結節網を作る場合には、前記のシェニール糸な
どの意匠糸を少なくとも一本以上合糸して、下撚り加工
を施す。下撚数の目安としては、ビリが発生しない程度
を上限とし、これ以下で行えばよい。次いで、該下撚り
加工品を少なくとも2本以上合糸して、上撚り加工を施
して紐状物を形成する。上撚数の目安としては撚り戻り
が発生しない範囲で行なえばよい。しかる後、適宜の製
網加工あるいはロープ加工を行なうことにより、本発明
の防藻性を有する水産用資材が得られるのである。
前記の意匠糸の花糸として、細化可能型複合繊維を用い
た場合あるいは潜在捲縮能を有する繊維を用いた場合に
は、シェニール加工前後あるいはロープ加工前後あるい
は網加工前後の何れかの工程において細化処理または捲
縮発現処理を施すことによって、本発明の細lA11M
の立毛で表面を被覆したロープ状物または網状物が得ら
れるものである。
上記のロープ状物または網状物は、その表面が細繊維の
先端がカットされた立毛で被覆されたものであるが、細
繊維のループパイル状の立毛で被覆されたものを1qん
とする場合であれば、意匠糸としてブークケレ糸の如き
構造のものを用いるのがよい。かかる構造を有する糸を
作る場合には、ループパイルを形成する糸を粗剛なせ撚
の太めなものを用い、芯糸に強めに張力をかけて徐々に
送り出し、ループパイルを形成する糸は張力を緩めにし
て早く送り出して撚り合せるのがよい。かかる方法にあ
っても、ループパイル糸用に、細化可能型複合繊維を用
いると、たとえループ長が短くとも、細化処理後の極細
ループパイルが水中において揺動しやすく好ましいもの
となる。上記のブーフレ糸を少なくとも1本以上合糸し
た後、適宜のロープ加工装置あるいは製網装置にかける
ことによって、細繊維のループパイル状立毛で被覆され
たロープ状物あるいは網状物を1ひることができるもの
である。
本発明の方法において立毛を形成する細繊維は、5デニ
ール以下のものであることが重要である。
すなわち、基材表面を被覆する立毛の硬軟性は、繊維デ
ニール、素材によって左右され、潮流、波浪による揺動
作用を伝えるという性質は、繊維の立毛長、デニール、
及び素材の親水性、疏水性によって左右される。海中に
お(プる藻類、貝類の放出する胞子、遊走子あるいは幼
生を如何に着生しにくい表面状態にするか、あるいは着
生しても恨付きしにくいものとし脱落させるかは、上記
の性71を網状物及びロープ状物表面に如何に組み合わ
せて作るかが重要なポイントとなる。これらの点を考慮
し検討した結果、本発明に用いる細繊維のデニールは、
5デニー1ル以下、好ましくは1.5デニール以下、最
も好ましくは1デニール以下がよい。5デニールを越え
ると繊維の腰が強くなって海水中での揺動作用が少なく
なり、藻類、貝類か付着しやすくなり好ましくない。
そして、ロープ状物または網状物表面を細繊維の立毛が
被覆しているだけでも、藻類、貝類の付着防止効果はあ
るものの、より本発明の効果を発揮せしめる上で、ある
程度立毛長を長くすること、即ち、意匠糸の立毛長を長
くすることが好ましい。
ここで言う立毛長とは、カットパイルまたはループパイ
ルあるいはこれらの混在パイルにおいて、芯糸表面から
各パイルの先端までの長さである。
該立毛長については、経済性、作業性、使用する場所、
目的等を考慮して調整すればよいが、目安としては、立
毛長0.5#以上とするのがよく、より好ましくは2m
trr以上がよい。かかる立毛長が0、5#1ff1未
満となると、該意匠糸から形成された立毛が潮流、波浪
抵抗によって十分な揺動作用が伝わらず、藻類、貝類の
胞子が付着しやすくなり好ましくない。本発明者らの知
見によれば、立毛長は長いほど、かつ繊維デニールか細
いはど防藻性、防具性効果を発揮するうえで好ましいが
、意匠糸加工における立毛形成性及びパイルループであ
るとカットパイルと異なり、立毛に腰が発生するために
パイル長があまり短いと潮流、波浪抵抗によって十分な
揺動作用が伝わり難い、等の観点から考えて立毛長は4
5m程度までをその上限とするのが実用的である。また
、立毛の均一性あるいは揺動性という観点からすると、
シェニール糸構造を有する意匠糸を用いるのが、本発明
の効果をより発揮する上で好ましいものである。なお、
束状の立毛が、前述のような何段で細繊維に分割された
所謂筆状態を呈してなる構造の場合には、立毛長につい
ては、分割された細繊維部分の長さをしって立毛長とす
るものである。
ロープ状物または網状物の表面を被覆する繊維立毛は、
前述したように5デニール以下のもので形成せしめるこ
とが必要であるが、例えば、1デニール以下の超極細単
繊維からなる立毛繊維束を作るには、紡糸性、製糸性の
安定化、意匠糸加工安定性、さらに経済性等の観点から
細化可能型複合繊維を用いるのが好ましい。
なお、ここで本発明において細化可能型複合繊維とは、
少なくとも2成分以上のポリマーを用いた複合繊維であ
って、熱処理、薬品処理、物理的処理等の適宜の細化処
理技術によって、分割されあるいは剥離されあるいは少
なくとも1成分が除去されて、細繊維化が可能な複合繊
維を言うものである。例えば、高分子相互配列体型繊維
、前面状分割型繊維、海島型ブレンド繊維、多層型繊維
等が挙げられるが、特に限定されるものではない。
これらの複合繊維を立毛形成繊維として用いることによ
り、立毛の揺動性を高めながら、かつ、立毛密度を高め
ることができるので好ましい。
また、立毛を構成する細繊維は捲縮を付与し7こものを
用いるのが好ましい。捲縮形態については、2次元的捲
縮、あるいは3次元的捲縮等があるが、特に限定される
ものではない。例えば、収縮差を利用した捲縮ミックス
状のもの、あるいは仮撚加工で発生する捲縮、あるいは
クリンパ−により機械的に発生さUる捲縮等が一般的で
ある。このような捲縮を有する場合は、立毛密度が粗く
とも立毛表面の密度を高めることが可能であり、かつ立
毛密度が高くても捲縮を有するがために、適度な空隙が
生じ、保水性か著しく向上され、常にロープ状物または
網状物の表面にヌメリ柔軟性を与え、潮流、波浪による
揺動作用に敏感に感応し、藻類、貝類等の胞子が付着し
難く、また付着しても容易に脱落し得るという効果をよ
り発揮せしめることが可能となり好ましいものである。
ロープ状物または網状物表面を被覆する繊維の立毛密度
は、繊維デニール、立毛長あるいは捲縮数等によっても
異なるため、−概には定めることは困難であるが、繊維
デニールが太い場合は立毛長を長めにし、立毛密度を粗
くする方向で、また繊維デニールが細い場合は立毛長を
短めにし、立毛密1食は密にりる方向で調整するのが好
ましいと言える。
[1−プ状物または網状物を被覆する繊維立毛は着色さ
れていてもよい。もちろん、意匠糸に用いる芯糸も着色
されていてもよい。
藻類の生長は光合成が大きく左右する。藻類の胞子の発
芽、発芽体の伸長は光量、光質によって異なり、浅い所
では明るく赤色部の長波長部が多く、深くなるにつれて
暗くなり、緑、青、紫色の部だけに変化し、生態する藻
類様も異なってくる。
従って、積極的に藻類を付着、生育するためには光合成
に適する波長域の色調に着色したものが必要であるが、
本発明の目的からすると、逆に、付着、成育しにくい色
調がより本発明の効果を高めjNるものである。このよ
うな観点から付与されるべき立毛の色調は、本発明のロ
ープ状物または網状物を設置する場所、深度等によって
も異なるが、その海域に着生する藻類様に応じて、それ
らの藻類の光合成に適する波長域の光を吸収しにくいよ
うな着色を選ぶことも本発明の効果を高めるのに好まし
い。
また、立毛を形成する細繊維が、適宜の生物付着防止効
果を有する物質が塗布あるいは練り込みあるいはマイク
ロカプセルの如き微粒子の中に包み込んだものをポリマ
ー中に含有させてlll18f化せしめられてなるもの
であってもよく、このような特別な細繊維を用いること
も本発明の効果をより強く発揮uしめる上で望ましいも
のである。
[実施例] 以下に、本発明を実施例にて詳細に説明するが、これら
の実施例によって本発明が制約、限定されるものではな
い。むしろ、次の応用発展をもたらすものである。
実施例1 花糸として、75D−72Fのポリエチレンテレフタレ
ートのフィラメントを6本合糸し、ざらに70T/mの
S方向の撚りをかけて束状としたものを準備し、また、
芯糸として、500D−48Fのポリエチレンテレフタ
レートのフィラメントをlt−備した。これらの花糸、
芯糸を用いて花糸長6M、花糸密度11本/ Cmとな
るように調整しシェニール加工を行なった。次いで、該
シェニール糸を1本ずつ別々にドラムに巻き付けたもの
を22個形成し、無結節編網機にかけて網を作成した。
次いで、温水中に浸漬し付着油剤を除去した。
かくして得られた:bのは、約1dのam維が束状とな
った立毛長約2.5mの多数の立毛で、表面が被覆され
た無結節の網であった。
この網を幅10r:m、長さ!50cmに切断し、ステ
ンレス製の枠に取り付けて海中約2mに投下した。
海中投下1ケ月、3ケ月、6ケ月経過後の網表面への藻
類、貝類の付着状態を観察した結果は、第1表に示した
通りである。
実施例2 花糸として、島成分にポリエチレンテレフタレ−ト、海
成分にボリスヂレンを用いた島/海成分比率=78/2
2重間%、島本数16本で構成された75D−”18F
の高分子相互配列体型繊維を6本合糸し70T/mのS
方向の撚をかけて束状としたものを用い、芯糸には、実
施例1と同じ繊維を用い、花糸長8m、花糸密度11本
/cmとなるように調整し、シェニール加工を行なった
。次いで、実施例1と同じ製網機を用い同条件で製網加
工を行なった。次いて、!〜クリクロールエチレン中浸
漬し、細化処理を行なった後、乾燥した。
かくして得られたものは、約0.2dの極細繊維が束状
となった立毛長約3.7Mの立毛で表面が被覆された無
結節の網であった。
この網を幅10cm、長さ50cmに切断し、実施例1
と同じ枠に取り付けて海中的2mに投下した。
海中投下後の鋼表面への藻類、貝類の付着状態を観察し
た結果は、第1表に示した通りである。
実施例3 花糸として、島成分/海成分=ポリエチレンテレフタレ
ート/ポリスヂレン、島/海成分比率=80/20重品
%、島本数16本の高分子相互配列体型繊維と島成分/
海成分=5−ソジュウムスルホイソフタレート共重合体
ポリエチレンテレフタレート/ポリスチレン、島/海成
分比率−80/20重[F]%、島本数16本の高分子
相互配列体型繊維とが、紡糸工程で50150%に混繊
された108D−18Fのフィラメントを4本合糸し7
0T/mのS方向の撚りをかけて束状としたものを用い
、芯糸には、実施例1と同じフィラメントを用いて、花
糸長12馴、花糸密度11本/ cmとなるように調整
しシェニール加工を行ない、シェニール糸を得た。該シ
ェニール糸を2本合糸して、撚数(S)200T/mで
下撚り加工を行ない、次いで、この下撚り加工品を3本
合糸して、撚a (Z> 80T/mで上撚り加工を行
いロープ状物を作成した。この後、手ずきによる網を作
成した。次いで、該網を180℃で3分間乾熱処理を行
なった後、トリクロールエチレン中に浸漬し、細化処理
を行ない海成分を除去し乾燥した。
かくして得られたものは、約0.4dの極細繊維が束状
となった立毛長約5.2Nnの微細捲縮をもつ立毛で、
表面が被覆された有結節網であった。
この網を幅10cm、長さ50CI11に切断し、実施
例1と同じ枠に取り付けて海中的2mに投下した。
海中投下後の鋼表面への藻類、貝類の付着状態を観察し
た結果は、第1表に示した通りである。
実施例4 花糸として、50D−12Fのポリエチレンテレフタレ
ートのフィラメントを7本合糸し70T/mのS方向の
撚りをかけたものを準備し、芯糸として、500D−4
8Fのポリエチレンテレフタレートのフィラメントを準
備した。これらの花糸、芯糸を用いて花糸長6IrI!
r1、花糸密度11本/cmとなるように調整しシェニ
ール加工を行なった。
次いで、該シェニール糸を実施例1と同様にして製網加
工を行ない、次いで、温水中に浸漬し付着油剤を除去し
た。
得られた網は、約4.2dの細繊維が束状となった立毛
長約2.5Mの立毛で、表面が被覆された無結節の網で
あった。
この網を、幅10cm、長さ50cmに切断し、実施例
1と同じ枠に取り付けて海中的2mに投下したa海中投
下後の鋼表面への藻類、貝類の付着状態をlI!察した
結果は、第1表に示した通りである。
比較例1 実施例1で用いたのと同様の市販の魚網(黒色、I7I
着PET、210d/20x3本合糸)を、幅”l0c
m、長さ50cmに切断し、実施例1と同じ枠に取り付
けて海中投下した。海中投下後の鋼表面へ藻類、貝類の
付着状態をll!察した結果は、第1表に示した通りで
ある。
第1表に示した藻類、貝類付着状態観察結果かられかる
ように、市販の魚網は、海中投下わずか1ケ月後でフジ
ッボ、カキ等の稚貝が多数付着し、3ケ月以降において
はさらに多聞の貝類、アオサの付着が認められた。
これに比較し、本発明の製造方法で作った網は、いり“
れら侵れた防藻性を示し、鋼表面を被覆する繊維が極細
繊維であって、かつ立毛が長く、ざらに(〜細捲縮を有
するものは、長期の海中投下においても、非常に優れた
防藻性効果を有するものであった。
第1表 (評価基準) ◎印:海藻、貝類の付着が認められなかった。
Q印:  l/    //   が極くわずか認めら
れた。
△印:l/〃   が少量品められた。
×印:l/〃   が多く認められた。
XX印:〃〃   が非常に多く認められた。
[発明の効果] 以上の如く、本発明によれば、従来、この種の水産用資
材分野においては、藻類、貝類などの41着を防ぐため
にその表面を細繊維立毛化するなどの技術思想はなかっ
たものであるが、この分野に主として衣料用分野、人工
皮革分野等に用いられていたM1繊維ないしは極細繊維
を資材構成材料として適用することにより、藻類、貝類
などの付着防止性において画期的に優れた効果をイrす
る水産用資材の製造方法が提供されるものである。
本発明(より得られる水産用資材は、上述のように、従
来の水産資材技術の欠点であった2次的公害の発生を抑
制し得、かつ藻類、貝類の付着防止1’Jに優れるもの
であるので、かかる資材を、海中に長期にわたって設置
しておく定防網あるいはタイ、ハマチ、マグロ、ヒラメ
等の養殖網などに用いることにより、奇形角の発生、魚
体の損傷、網の目詰まりによる餌の堆積汚染及び潮流減
少による酸欠状態の防止に良好な効果を発揮し、かつ、
作業性が向上し、経済的にも優れたものである。
また、船舶係留ロープ、魚貝類や藻類の養殖用り♀糸ロ
ープ等に用いれば、貝類、藻類の付着を良好に防止し得
て、作業性の向上を達成でき、また潮流、波浪による[
0傷、流失を防止することができるなどの各種の具体的
効果を得ることができる。
特許出願人 東 し 株 式 会 社

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)5デニール以下の細繊維の束状を呈してなる立毛
    を有する意匠糸を少なくとも1本以上用いて複数本の糸
    を合糸し、該合糸された糸を製網加工工程あるいはロー
    プ加工工程に供することを特徴とする防藻性に優れた水
    産用資材の製造法。
  2. (2)5デニール以下の細繊維の束状を呈してなる立毛
    を有する意匠糸少なくとも1本以上用いて複数本の糸を
    合糸し下撚りを施し、次いで、該下撚り加工糸をさらに
    少なくとも2本以上合糸し上撚りを施して紐状物を形成
    し、しかる後、該紐状物を製網加工工程あるいはロープ
    加工工程に供することを特徴とする防藻性に優れた水産
    用資材の製造法。
  3. (3)意匠糸がシエニール糸構造のものであることを特
    徴とする特許請求の範囲第(1)項、第(2)項記載の
    防藻性に優れた水産用資材の製造法。
  4. (4)立毛を構成する細繊維が、1.5デニール以下で
    あることを特徴とする特許請求の範囲第(1)項、第(
    2)項または第(3)項記載の防藻性に優れた水産用資
    材の製造法。
  5. (5)立毛を構成する細繊維が、細化可能型複合繊維か
    ら形成されていることを特徴とする特許請求の範囲第(
    1)項、第(2)項、第(3)項または第(4)項記載
    の防藻性に優れた水産用資材の製造法。
  6. (6)立毛を構成する細繊維が、捲縮を有するかあるい
    は潜在捲縮能を有する細繊維であることを特徴とする特
    許請求の範囲第(1)項、第(2)項、第(3)項、第
    (4)項または第(5)項記載の防藻性に優れた水産用
    資材の製造法。
JP63054533A 1987-10-16 1988-03-07 防藻性に優れた水産用資材の製造法 Granted JPH01201561A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63054533A JPH01201561A (ja) 1987-10-16 1988-03-07 防藻性に優れた水産用資材の製造法

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26202787 1987-10-16
JP62-262027 1987-10-16
JP63054533A JPH01201561A (ja) 1987-10-16 1988-03-07 防藻性に優れた水産用資材の製造法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01201561A true JPH01201561A (ja) 1989-08-14
JPH0377299B2 JPH0377299B2 (ja) 1991-12-10

Family

ID=26395291

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63054533A Granted JPH01201561A (ja) 1987-10-16 1988-03-07 防藻性に優れた水産用資材の製造法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH01201561A (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0377299B2 (ja) 1991-12-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA1208016A (en) Method of forming twisted multiple strand synthetic twine, twines produced thereby, and fishnets formed thereof
US3369317A (en) Synthetic fishnet construction
KR920008843B1 (ko) 생물부착 방지성이 뛰어난 수산자재와 그의 제조방법
JPS63126952A (ja) 噛み切り防止用シ−ト状物
JPH01201561A (ja) 防藻性に優れた水産用資材の製造法
JPS5832569B2 (ja) 定置漁網用原糸
JPH01213449A (ja) 立毛を有するロープ状物または網状物及びその製造方法
JPH01201562A (ja) 防藻性を有する水産用資材の製造方法
JPH022306A (ja) 海洋生物の網状付着基材
JP7303520B2 (ja) 合成繊維ネットの製造方法
JPH09118775A (ja) 生物付着性樹脂組成物、水産資材、養殖用水産資材、人工藻場、人工魚礁および水産資材の製造方法
JPS60172244A (ja) 藻類の増養殖用網状ロ−プ
JPH0369684A (ja) ロープまたは網状の形状を有する繊維構造体
JPH0240784Y2 (ja)
JPH01165326A (ja) 生物付着防止性に優れた水産用資材
JPH01200960A (ja) 防藻性水産用資材の製造方法
JPH0681214A (ja) 水棲生物の付着防止効果を有する繊維および繊維製品
JPH01168218A (ja) 浮き魚礁
JPH03244334A (ja) 釣り糸
JPH0417000Y2 (ja)
JPH01176896A (ja) 防藻、防貝性に優れた配管
JPH01174314A (ja) ブイ
JP2001164449A (ja) 高性能非結節網及びその製造方法
JPS626949A (ja) 高比重無結節網
Mohammed Int. J. Forest, Soil and Erosion, 2015 5 (1): 1-7 ISSN 2251-6387© November 2015, GHB's Journals, IJFSE, Iran