JPH01222013A - クロム含有溶鉄の脱燐方法 - Google Patents

クロム含有溶鉄の脱燐方法

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JPH01222013A
JPH01222013A JP63046940A JP4694088A JPH01222013A JP H01222013 A JPH01222013 A JP H01222013A JP 63046940 A JP63046940 A JP 63046940A JP 4694088 A JP4694088 A JP 4694088A JP H01222013 A JPH01222013 A JP H01222013A
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molten iron
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naf
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Shigeru Inoue
茂 井上
Tsutomu Kakui
碓井 務
Kenzo Yamada
健三 山田
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JFE Engineering Corp
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NKK Corp
Nippon Kokan Ltd
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  • Refinement Of Pig-Iron, Manufacture Of Cast Iron, And Steel Manufacture Other Than In Revolving Furnaces (AREA)
  • Treatment Of Steel In Its Molten State (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明はステンレス鋼又は高クロム(Cr)鋼等のク
ロム含有溶鉄の脱燐方法に関する。
[従来の技術] ステンレス鋼、又は高クロム(Cr)鋼等の燐(P)は
、鋼の機械的性質を劣化させ、耐応力割れ性を低下させ
る。また、Pはオーステナイト系ステンレス鋼の高温割
れ特性並びにフェライト系ステンレス鋼の張り出し成形
性を低下させる。このため、これらの鋼の精錬の際に、
溶鉄を脱燐する必要がある。普通炭素鋼の脱燐方法とし
ては、溶解酸素が高い溶融炭素鋼に、Ca0−FeO系
、CaO−CaF2−8i02−FeO系、CaO−N
a20−3 i 02−FeO系、又はNa2 Con
系等のフラックスを添加する方法が公知である。しかし
、これらのフラックスをCrを含有する溶鉄に添加する
と、Crの酸化反応が優先的に進行し、脱燐反応はほと
んど進行しない、一方、Crを含有する溶鉄を脱燐する
ことができる方法として、CaO−CaF2系、CaC
2−CaF2系又はCaC2単独フラックスを使用する
還元脱燐方法が公知である。この方法において溶銑中の
Pを下記(1)式にて示す反応により、P3−としてス
ラグ中に移行させることによって溶鉄を脱燐する。
3Ca+2P−(Ca3  P2  )      −
(1)しかし、この還元脱燐方法においては、非酸化性
雰囲気で脱燐する必要があり、又、脱燐処理後のスラグ
を高温で酸化処理する必要がある。これは脱燐処理後の
スラグを放置すると、下記(2〉式にて示す反応により
大気中のH2Oと反応して有毒なフォスフイン(PH3
)ガスが発生するからである。
(c a3 p2> + 3820 −3 (Ca O) + 2 P Hs  −(2)こ
のような事情から、還元脱燐法においては、大量の溶鉄
を迅速に脱燐処理することは困難であり、実用性が低い
。一方、酸化脱燐方法においては、大気圧下で脱燐処理
することができ、又、脱燐により生成したスラグの酸化
処理が不要である。この酸化脱燐方法において、Cr含
有溶鉄を脱燐することができる脱燐スラグとしては、C
a0−FeCji’2系、Ca0−CaCJ12系、L
i2C○、系、もしくはLi2CO3を含有するCaO
−CaF2−Fe0系フラツグス、又はBaO−BaC
ff12−Cr203系もしくはNa4 S i 04
−NaF系フラックスがある。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、この酸化脱燐方法においては前者の脱燐
フラックスを使用すると、溶鉄中の炭素濃度[C%]が
5%以下に低くなり、脱燐反応が進行しないという欠点
があった。又、後者のフラックスを使用したときには、
これらのフラックスが極めて高価であるため、脱燐処理
コストが上昇するという問題があった。
この発明はかかる事情に鑑みてなされたものであって、
ステンレス鋼又は高クロム(Cr)鋼等のクロムを含有
する溶鉄をその炭素濃度に拘らず、C□rを酸化損失さ
せることなく、高効率かつ低コストな含有溶鉄の脱燐方
法を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] この発明に係わるクロム含有溶鉄の脱燐方法は、Ca0
−BaO−NaF系フラックスをクロムを含有する溶鉄
に添加して溶鉄中の燐を除去するクロム含有溶鉄の脱燐
方法において、前記フラックスは、BaOを10〜90
重量%、NaFを最大40重量%、CaOとBaOの総
量を60〜100重量%とじたものである。
[作用] 本願発明者等は酸化脱燐の利点を生かしつつ、炭素濃度
が低い溶鉄に対してもCrを酸化させることなく高効率
で脱燐することができるフラックスを開発すべく種々実
験研究を重ねた結果、CaOとBaOとCaF2とを混
合させたフラックスが高脱燐効果を有していることを見
出した。
しかしながらこのフラックスは特に溶鉄中低炭素濃度域
では脱燐能が充分高いとは言えず、更に高い脱燐能を持
つフラックスを開発する必要があった0本願発明者等は
フラックス中のカチオンが2種になったことによって脱
燐能に対して複合効果を生ずることに着目し、CaF2
の代替としてNaFを使用することによって高い脱燐能
を得ることを見出した。しかも、このCaO−BaO−
NaF系フラックスは低コストであり実用性が高い、こ
の発明は、このような知見に基づいてなされたものであ
る。なお、このフラックスの添加により脱硫反応も生じ
、溶鉄中の硫黄濃度[S%]も低下する。
[実施例] 以下、この発明について詳細に説明する。この発明にお
いては、BaOが10〜90重量%、NaFが最大40
重量%、CaOとBaOの総量が60〜100重量%で
あるCaO−BaO−NaF系フラックスを使用する。
第1図は、横軸にNaFの配合比(重量%)をとり、縦
軸に脱燐率をとって、種々のBaO及びNaF配合比(
重量%)について、Ca0−B ao−NaF系フ90
%超の場合には、このフラックスによる溶鉄の脱燐率が
著しく低下する。このためBaOの配合率を10〜90
%とした。
グラフ中の数値はBaOの配合値を示す。脱燐処理前の
溶鉄組成は下記の第1表に示す通りである。
この第1表において、単位は重量%であり、残部は鉄(
Fe)及び不可避不純物である。脱燐率は、この16%
Cr@lを高周波溶解炉で5Kg溶解し、この溶鉄にフ
ラックスを溶鉄IKg当なり100g投入することによ
り求めた。第1図から明らかなようにNaFの配合比が
40%以下の場合は脱燐率が70%以上と高いがこのN
aF配合比が40%を超えると、脱燐率が低下する。こ
のため、NaFの配合比は最大40%であり、CaOと
BaOの総量(CaO+BaO)は、60〜100重量
%である。
なお、酸化剤として、例えば酸化クロム(Cr20B 
>を5〜10重量%添加することにより、脱燐速度を高
めることができる。以下、この発明の実施例について、
具体的に説明する。
(実施例1) この実施例においては、下記の第2表の処理前棚に記載
の組成を有するCr含有溶鉄を高周波炉で5Kg溶解し
、この溶鉄を1400℃に保持した状態で、CaOが2
0重量%、BaOが55重量%、NaFが20重量%及
び酸化クロムを5重量%の組成を有する混合フラックス
を溶鉄IKg当たり100g投入した。
(但し、trは微量を示す) この結果、第2表の処理後棚に記載の組成を有する溶鉄
が得られた。この場合の脱燐率は93%であり、脱硫率
は97%である。又、この脱燐処理においては、Crの
損失はほとんど生じていない。
(実施例2) この実施例においては、下記の第3表の処理前棚に記載
の組成を有するCr含有溶鉄を高周波炉で5Kg溶解し
、この溶鉄を1420℃に保持した状態で、CaOが2
0重量%、BaOが55重量%、NaFが20重量%及
び酸化クロムを5重量%の組成を有する混合フラックス
を溶鉄IKg当たり100g投入した。この結果、第3
表の処理後棚に記載の組成を有する溶鉄が得られた。こ
の場合の脱燐率は93%であり、脱硫率は97%である
。又この脱燐処理においては、Crの損失はほとんど生
じていない。
(但し、trは微量を示す) (実施例3) この実施例においては、下記の第4表の処理前棚に記載
の組成を有するCr含有溶鉄を高周波炉で5Kg溶解し
、この溶鉄を1470℃に保持した状態で、CaOが2
0重量%、BaOが55重量%、NaFが20重量%及
び酸化クロムを5重量%の組成を有する混合フラックス
を溶鉄IKg当たり100g投入した。この結果、第4
表の処理後棚に記載の組成を有する溶鉄が得られた。こ
の場合の脱燐率は74%であり、脱硫率は97%である
。又、この脱燐処理においては、Crの損失はほとんど
生じていない。
(但し、trは微量を示す) (実施例4) この実施例においては、下記の第5表の処理前棚に記載
の組成を有するCr含有溶鉄を高周波炉で5Kg溶解し
、この溶鉄を1520℃に保持した状態で、CaOが2
0重量%、BaOが55重置火、NaFが20重量%及
び酸化クロムを5重量%の組成を有する混合フラックス
を溶鉄IKg当たり100g投入した。この結果、第5
表の処理浸種に記載の組成を有する溶鉄が得られた。こ
の場合の脱燐率は56%であり、脱硫率は94%である
。又、この脱燐処理においては、Crの損失はほとんど
生じていない。
(但し、trは微量を示す) (実施例5) この実施例においては、下記の第6表の処理前棚に記載
の組成を有するCr含有溶鉄を高周波炉で5Kg溶解し
、この溶鉄を1550℃に保持した状態で、CaOが2
0重量%、BaOが55重量%、NaFが20重量%及
び酸化クロムを5重量%の組成を有する混合フラックス
を溶鉄IKg当たり100g投入した。この結果、第6
表の処理浸種に記載の組成を有する溶鉄が得られた。こ
の場合の脱燐率は50%であり、脱硫率は94%である
。又、この脱燐処理においては、Crの損失はほとんど
生じていない。
(但し、trは微量を示す) このように、本願発明にて規定したフラックスによれば
、Cr含有溶鉄を、Crを酸化損失させることなく、高
効率で脱燐することができる。第2図は横軸にCr含有
溶鉄中の炭素濃度[C%]をとり、縦軸に脱燐率をとっ
た、両者の関係を示すグラフ図である。第2図は、前記
実施例1〜実施例5における脱燐率を溶鉄中の炭素濃度
[C%]について整理したものであり、添加フラックス
の組成及び添加量は各測定値でも同一である。第2図か
ら明らかなように溶鉄中の炭素濃度[C%コが4%以下
であっても、脱燐率は50%以上と高く、極めて広い炭
素濃度範囲にわたって高い脱燐率を示している。しかも
、第2表〜第6表かられかるように、Crの酸化損失は
極めて少ない。
[発明の効果コ この発明によれば、酸化脱燐方法の利点を維持しつつ、
溶鉄中の炭素濃度[C%コが4%以下の低炭素鋼を含む
広範囲の炭素濃度にわたり、Crを実質的に酸化損失さ
せることなく、高効率で脱燐することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はNaF配合比と脱燐率との関係を示すグラフ図
、第2図はCr含有溶鉄中の炭素濃度[C%]と脱燐率
の関係を示すグラフ図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. CaO−BaO−NaF系フラックスをクロムを含有す
    る溶鉄に添加して溶鉄中の燐を除去するクロム含有溶鉄
    の脱燐方法において、前記フラックスは、BaOを10
    〜90重量%、NaFを最大40重量%、CaOとBa
    Oの総量を60〜100重量%であることを特徴とする
    クロム含有溶鉄の脱燐方法。
JP63046940A 1988-02-29 1988-02-29 クロム含有溶鉄の脱燐方法 Expired - Lifetime JPH0649894B2 (ja)

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