JPH0122379B2 - - Google Patents

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JPH0122379B2
JPH0122379B2 JP25948585A JP25948585A JPH0122379B2 JP H0122379 B2 JPH0122379 B2 JP H0122379B2 JP 25948585 A JP25948585 A JP 25948585A JP 25948585 A JP25948585 A JP 25948585A JP H0122379 B2 JPH0122379 B2 JP H0122379B2
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JP
Japan
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sizing agent
roll
glue
applicator roll
heating
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JP25948585A
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JPS62125067A (ja
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Tatsutaro Demura
Shigeru Kinomoto
Keiji Iwai
Hajime Oora
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Hirano Steel Recycle Co
Original Assignee
Hirano Steel Recycle Co
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は糊剤を糸条に低率付与する装置に関す
るものであり、更に詳しくは水溶性被膜の形成能
を有する熱可塑性重合体よりなる糊剤(以下、糊
剤と略称する)を糸条に低率付与するための装置
に関するものである。
従来の技術 従来、糸条へのサイジング工程に於いては、例
えば、澱粉、カルボキシメチルセルローズ、ポリ
ビニルアルコール、あるいは水溶性アクリル樹脂
等の水溶性糊剤が使用されていた。このような水
溶性糊剤は、製織工程への糸条捲取りビームの供
給に先立つて加熱乾燥処理を施し、完全に固化さ
せる必要があり、このため、在来の製織準備工程
に於いては、加熱乾燥工程乃至は加熱乾燥装置の
配設が不可欠の要件とされていた。斯かる加熱乾
燥工程乃至は加熱乾燥装置の採用は、当然のこと
ながら省エネルギー効果の促進およびフロア・ス
ペースの節減に対して悪影響を与える。
水溶性糊剤の使用に付随する上記の如き障害を
回避するため、近時、水溶性被膜の形成能を有す
る熱可塑性重合体、例えばパラフインワツクスを
主成分として、これに適量のアクリル酸メチル、
ステアリルメタアクリレート、ステアリン酸、メ
タアクリル酸、スチレン等を重合せしめた熱可塑
性重合体から製造された溶融可能な糊剤が使用さ
れつつある。
発明が解決しようとする問題点 上記の如き水溶性被膜の形成能を有する熱可塑
性重合体よりなる糊剤を使用することによつて、
水溶性糊剤の使用に起因する種々の不都合を解消
することができるが、糸条への糊剤の供給装置と
して、例えば特公昭52−10942号公報に記載され
ているような開放型糊槽を使用すると、加熱ロー
ラの糊剤担持面に対する糸条、例えば経糸の接触
状態が不安定になり、糊剤の付着量にバラツキが
発生したり、加熱により糊剤が酸化されたりする
という新たな問題点が発生する。
より詳しく説明すると、開放型糊槽を使用した
場合、糸条に対する糊剤の付与量を必要最少限度
に減少させるためには加熱ローラを低速回転する
必要があるが、このような運転条件を採用する
と、糊剤の薄膜状展延がむずかしくなり、液滴状
になつた糊剤が糸条に不均一に付着するというト
ラブルが発生する。また、ホツトメルト状を呈す
る糊剤の中に周面の一部を浸漬せしめた前記加熱
ローラによつて糊剤が撹拌されるため、酸化に起
因する糊剤の劣化が加速される。
一方、開放型糊槽の使用に起因する上記の如き
障害の回避手段として、密封型の糊剤供給ノズル
の使用が検討されているが、この場合には処理対
象物が布帛もしくはフイルムに限られていた。即
ち、密封型糊剤供給ノズルを糸条処理装置として
使用しようとすると、糸条間に間隔があるため、
コーテイングロール7上で、糊剤が糸条9によつ
て持ち去らされる分とコーテイングロール7の表
面に残留する分とに分かれる。この結果、アプリ
ケーターロール6上に於ける糊剤の濡れ性も変化
し、糊剤付与ロールの表面に於ける糊剤の膜厚に
バラツキが生じ、該ロールへの糊剤の供給量と糸
条への付与量との間にアンバランスが生じ易く、
糊剤の薄膜状展延が阻害される場合が少なくなか
つた。
本発明の主要な目的は、在来手段に認められた
上記の如き欠点を解消することのできる糸条への
糊剤の低率付与装置を提供することにある。
問題点を解決するための手段 斯かる目的に鑑みて本発明は、水溶性被膜の形
成能を有する熱可塑性重合体よりなる糊剤を溶融
するための加熱装置を内蔵してなるタンクと定量
送り出しポンプ2からなる糊剤の供給装置3と、
該糊剤の供給装置に保温ジヤケツト付きパイプ4
を介して接続された密封型糊剤供給ノズル5と、
該糊剤供給ノズルのノズル上縁5aに沿つて摺接
状態で対向配置されたアプリケーターロール6
と、該アプリケーターロールに母線方向を一致せ
しめて摺接し、アプリケーターロール6よりも高
温で回転する加熱装置内蔵型のコーテイングロー
ル7と、前記アプリケーターロール6およびコー
テイングロール7の糊剤担持面に摺接する加熱ブ
レード11を備えた糊剤回収槽12と、該糊剤回
収槽と前記タンク1とを接続する保温ジヤケツト
13aで囲繞されたパイプ13と回収ポンプ14
からなる糊剤回収装置によつて構成されている糊
剤を糸条に低率付与する装置を要旨とするもので
ある。
作 用 糊剤は、糸条9への送り出し直前迄、密封型糊
剤供給ノズル5および糊剤供給装置3内に空気と
遮断された状態で封入されているから、大気中で
の加熱による酸化が効果的に防止される。運転停
止時に於いてはバツクアツプロール8をコーテイ
ングロール7から引き離して糸条9への糊剤の付
与を中断する。一方、アプリケーターロール6お
よびコーテイングロール7の周面に担持された糊
剤は、糸条9への供給分を除き加熱ブレード11
によつて掻き取られ、パイプ13および回収ポン
プ14を介して糊剤供給装置3のタンク1内に回
収される。従つて、大気中での加熱による糊剤の
劣化が確実に防止される。
実施例 第1図は本発明装置を例示する側面図である。
尚、本発明に於ける「糊剤」とは、水溶性被膜の
形成能を有する熱可塑性重合体からなる糊、ワツ
クス、ホツトメルトあるいはオイルの総称であ
る。また「糸条」には公知の短繊維糸や長繊維糸
の外、炭素繊維糸や芳香族繊維糸等が包含され
る。図示するように糊剤の供給装置3は、水溶性
被膜の形成能を有する熱可塑性重合体よりなる糊
剤を溶融するための加熱装置、例えば加熱ドラ
ム、加熱グリル、あるいは加熱撹拌機構(何れも
図示省略)を内蔵してなるタンク1と、定量送り
出しポンプ2から構成されている。糊剤の溶融に
際してはタンク1内にチツ素ガス等の不活性ガス
を導入して糊剤の酸化を防止する。該糊剤供給装
置3は、糊剤のホツトメルト性が温度によつて変
化することを考慮して、糊剤供給用のパイプライ
ンをその全域に亘つて均一な温度に維持する必要
がある。このため前記タンク1は保温ジヤツト4
aで囲繞されたパイプ4を介して密封型糊剤供給
ノズル5に供給されている。尚、本発明に於ける
密封型糊剤供給ノズルは、ジエツトコーターもし
くはフアウンテンダイと呼称される完全密封型の
糊剤供給ノズルの外、第2図に例示するようなア
プリケーターロール6の軸線方向に沿つてトラバ
ースする糊剤の供給ノズル20と、該糊剤供給ノ
ズルの糊剤吐出口21に対向配置され、アプリケ
ーターロール6の表面に糊剤の堰止め域を形成す
るドクターロール22とからなる準密封型の糊剤
供給ノズルをも包含するものと理解されるべきで
ある。密封型糊剤供給ノズル5は、加熱・押し出
しポンプと加熱源(何れも図示省略)とを内蔵し
てなる糊剤吐出ノズルであつて、後記アプリケー
ターロール6の母線方向に沿つて延びるノズル本
体の上縁5aには、スリツト状の糊剤吐出溝5b
が開口している。
上記密封型糊剤供給ノズル5の上方には、前記
ノズル本体の上縁5aに沿つて摺接状態でアプリ
ケーターロール6が配設されている。アプリケー
ターロール6は、ゴムや合成樹脂等の弾性材料か
ら製作された円筒状の表層部材を金属製内筒の表
面に捲回固着したものであつて、その弾性表面6
aは、前記ノズル本体の上縁5aと母線の方向を
略一致させた状態で糊剤供給ノズル5に対向配置
されている。該アプリケーターロール6には、内
蔵型の加熱装置あるいは外部熱源〔例えば、参照
番号7で示すコーテイングロール〕からの熱伝達
を利用して、糊剤供給ノズル5から供給された糊
剤を加熱するための予熱装置(何れも図示省略)
が設けられている。アプリケーターロール6の斜
め上方には、該アプリケーターロール6に母線の
方向を一致させた状態で摺接するように加熱装置
内蔵型のコーテイングロール7が回転自在に支持
されている。そして該コーテイングロール7の上
方には、コーテイングロール7と母線の方向を一
致させた状態で上下動自在に支持され、且つ、前
記アプリケーターロール6と同様の弾性材料製の
表層部材で周壁面を囲繞されたバツクアツプロー
ル8が回転自在に支持されている。
前記アプリケーターロール6、コーテイングロ
ール7、およびバツクアツプロール8は、上記の
摺接配置形態を採ることによつて、ノズル本体の
上縁5aに設けられた糊剤吐出溝5bから吐出さ
れたホツトメルト状糊剤の移送経路を形成してい
るが、糊剤付与装置の運転に際しては糸条9への
糊剤の塗布量を可及的に減少せしめることが望ま
しく、このためアプリケーターロール6からコー
テイングロール7へ転移する際の糊剤の被膜厚み
を減少させる目的で、コーテイングロール7およ
びバツクアツプロール8の周速がアプリケーター
ロール6の周速以上に、且つ、糸条9の走行速度
と実質的に同一の速度となるようにそれぞれのロ
ールの回転速度が調整されている。
斯くして、上記糊剤の吐出溝5bから吐出され
たホツトメルト状と糊剤は、アプリケーターロー
ル6の弾性表面6aからコーテイングロール7と
バツクアツプロール8の弾性表面8aとの摺接域
に向かつて転移する間に、これらのロールの周速
の差および調整されたロール間隙によつて、被膜
厚みを減少せしめる。従つて、糸条9、例えば同
速回転するコーテイングロール7とバツクアツプ
ロール8との摺接係合線(所謂、ニツプライン)
をこれらのロールと実質的に同一の走行速度を維
持して通過する経糸9には、後続の製織工程に於
いて毛羽の発生や糸条の形態安定性の低下等のト
ラブルが発生することのない範囲で最少限度の糊
剤が供給される。糸条9への糊剤の付与量は、上
記ロール6,7,8の周速差、吐出溝5bからの
糊剤の供給量、アプリケーターロール6とコーテ
イングロール7との隙間等を変化させることによ
つて調整することができる。
尚、本発明の実施に際し、応用例としてバツク
アツプロール8の使用を省略する場合もある。こ
のときは、コーテイングロール7の周面に糸条9
の張力が働くように適当な案内装置によつて糸条
9の走行経路を調整する。
一方、前記アプリケーターロール6およびコー
テイングロール7の近傍には、これらのロールの
糊剤担持面6a,7aに加熱ブレード11を摺接
させた状態で糊剤の回収槽12が配設されてい
る。該糊剤回収槽は、保温ジヤケツト13aで囲
繞されたパイプ13と、回収ポンプ14とを介し
て前記糊剤供給装置3のタンク1に接続されてい
る。従つて、アプリケーターロール6およびコー
テイングロール7の周面6aおよび7aに担持さ
れた糊剤は、糸条9への供給分を除き加熱ブレー
ド11によつて掻き取られて糊剤回収槽12内に
流下し、パイプ13および回収ポンプ14を通つ
てその全量が前記タンク1内に回収される。
また、アプリケーターロール6とコーテイング
ロール7の表面温度は、糊剤の温度を糊剤の吐出
溝5bからバツクアツプロール8に至る移動の全
域に亘つて薄膜状展延に好適な範囲に維持するた
め、少なくとも糊剤の溶融温度以上となるように
調整されている。かくして糸条9への付与時に、
糊剤は80℃乃至150℃の温度と20cps乃至6000cps
の粘度を維持することができる。
発明の効果 以上の説明から理解されるように、本発明装置
を使用することによつて、糊剤は、糊剤供給ノズ
ル5のノズル本体上縁5aに設けられた糊剤吐出
溝5bから送り出される迄、密封糊剤供給ノズル
5および糊剤供給装置3内に空気と遮断された状
態で封入されているから、大気中での加熱による
酸化から効果的に保護される。また、糸条9へ供
給されなかつた糊剤および糸条9が停止状態にあ
るときにアプリケーターロール6およびコーテイ
ングロール7に供給された糊剤は、その全量が糊
剤供給装置3のタンク1内に回収されて再使用さ
れるから、酸化による糊剤の劣化防止と共に、経
済性の面に於いても在来装置の水準を大幅に上廻
る効果を発揮することができる。また、運転停止
時等に於いては、バツクアツプロール8がコーテ
イングロール7から離間し、糸条9への糊剤の供
給を中断するから、局部的な糊剤の多量含浸に起
因する製品の品質低下を効果的に回避することが
できる。これに対し運転時に於いては、コーテイ
ングロール7と、弾性表面8aを有するバツクア
ツプロール8とを、弾性表面6aを有するアプリ
ケーターロール6よりも高速の同一速度で摺接回
転させると共に、コーテイングロール7に低速の
アプリケーターロール6を摺接させることによつ
て、糸条9への塗布域に向かつて送り出される糊
剤に、糸条9への低率付与に好適な、均一厚みを
有する薄膜状の転移形態を取得せしめることがで
きる。斯しくて、本発明は、糊剤の加熱乾燥工程
の省略による省エネルギー効果、省資源効果、高
速化、ならびに糊剤の均一付着による製品の品質
向上効果に於いて、在来装置の水準を大幅に上廻
る効果を発揮し得るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る糸条に糊剤を低率付与す
る装置を例示する側面図である。また第2図は本
発明装置に使用される準密封型コーテイングヘツ
ドの側面図である。 1……タンク、2……定量送り出しポンプ、3
……糊剤供給装置、4……保温ジヤケツト付きパ
イプ、5……密封型糊剤供給ノズル、5a……ノ
ズル上縁、6……アプリケーターロール、7……
コーテイングロール、8……バツクアツプロー
ル、11……加熱ブレード、12……糊剤回収
槽、13……パイプ、14……回収ポンプ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 水溶性被膜の形成能を有する熱可塑性重合体
    よりなる糊剤を溶融するための加熱装置を内蔵し
    てなるタンクと定量送り出しポンプとからなる糊
    剤の供給装置と、該糊剤の供給装置に保温ジヤケ
    ツト付きパイプを介して接続された密封型糊剤供
    給ノズルと、該糊剤供給ノズルのノズル上縁に沿
    つて摺接状態で対向配置されたアプリケーターロ
    ールと、該アプリケーターロールに母線方向を一
    致せしめて摺接し、アプリケーターロールよりも
    高速で回転する加熱装置内蔵型のコーテイングロ
    ールと、前記アプリケーターロールおよびコーテ
    イングロールの糊剤担持面に摺接する加熱ブレー
    ドを備えた糊剤回収槽と、該糊剤回収槽と前記タ
    ンクとの間を接続する保温ジヤケツトで囲繞され
    たパイプと回収ポンプからなる糊剤回収装置とに
    よつて構成されていることを特徴とする糊剤を糸
    条に低率付与する装置。
JP25948585A 1985-11-19 1985-11-19 糊剤を糸条に低率付与する装置 Granted JPS62125067A (ja)

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