JPH0123937Y2 - - Google Patents
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- JPH0123937Y2 JPH0123937Y2 JP14012781U JP14012781U JPH0123937Y2 JP H0123937 Y2 JPH0123937 Y2 JP H0123937Y2 JP 14012781 U JP14012781 U JP 14012781U JP 14012781 U JP14012781 U JP 14012781U JP H0123937 Y2 JPH0123937 Y2 JP H0123937Y2
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- saturated polyester
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Landscapes
- Containers Having Bodies Formed In One Piece (AREA)
- Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
「産業上の利用分野」
本考案は、飽和ポリエステル樹脂による2軸延
伸ブロー成形体からなる壜体に関するものであ
り、2軸延伸による機械的諸強度の向上と化学薬
品類に対する安定性とを導入することのできない
口頚部においても、2軸延伸が導入されている壜
胴部と同様の機械的諸強度の向上と化学薬品類に
対する安定性と耐熱性とを具備する飽和ポリエス
テル樹脂製壜体を提供するものである。
伸ブロー成形体からなる壜体に関するものであ
り、2軸延伸による機械的諸強度の向上と化学薬
品類に対する安定性とを導入することのできない
口頚部においても、2軸延伸が導入されている壜
胴部と同様の機械的諸強度の向上と化学薬品類に
対する安定性と耐熱性とを具備する飽和ポリエス
テル樹脂製壜体を提供するものである。
「従来の技術」
飽和ポリエステル樹脂による2軸延伸ブロー成
形体からなる壜体は、ガスバリヤー性、透明性、
耐衝撃性、衛生特性等において優れた性質を有し
ており、主として液体充填用の壜体として広く利
用されているものである。
形体からなる壜体は、ガスバリヤー性、透明性、
耐衝撃性、衛生特性等において優れた性質を有し
ており、主として液体充填用の壜体として広く利
用されているものである。
しかして、前記飽和ポリエステル樹脂による2
軸延伸ブロー成形体からなる壜体における前述の
諸特性は、2軸延伸による分子の配向によつて得
られているものであり、2軸延伸ブロー成形時の
延伸が殆どかけられないままで成形されてしまう
口頚部には、前記2軸延伸による諸特性を導入し
得ないため、例えば、高濃度のアルコール類やエ
ステル類を含有する内容物が充填された場合に
は、前記口頚部がアルコール類やエステル類に侵
されて壜内周面側からの白化が発生したり、ある
いは、2軸延伸ブロー成形時における残留応力の
緩和現象が促進されてクレージング現象が発生し
たり等の問題を有しているばかりでなく、前記口
頚部の耐熱性が十分でないため、熱充填時におい
て前記口頚部が変形し易く、口頚部における前記
熱変形が、内容物の充填操作に続くキヤツピング
工程でのキヤツピング不良の原因ともなつてい
る。
軸延伸ブロー成形体からなる壜体における前述の
諸特性は、2軸延伸による分子の配向によつて得
られているものであり、2軸延伸ブロー成形時の
延伸が殆どかけられないままで成形されてしまう
口頚部には、前記2軸延伸による諸特性を導入し
得ないため、例えば、高濃度のアルコール類やエ
ステル類を含有する内容物が充填された場合に
は、前記口頚部がアルコール類やエステル類に侵
されて壜内周面側からの白化が発生したり、ある
いは、2軸延伸ブロー成形時における残留応力の
緩和現象が促進されてクレージング現象が発生し
たり等の問題を有しているばかりでなく、前記口
頚部の耐熱性が十分でないため、熱充填時におい
て前記口頚部が変形し易く、口頚部における前記
熱変形が、内容物の充填操作に続くキヤツピング
工程でのキヤツピング不良の原因ともなつてい
る。
このため、飽和ポリエステル樹脂による2軸延
伸ブロー成形体からなる壜体を成形する際に、口
頚部に対して壜胴部と同様の加熱処理を行なう
(例えば、加熱金型に接触させる、外周面から高
周波によつて加熱する、外周面から熱風や赤外線
によつて加熱する)ことによつて、前記口頚部に
おける飽和ポリエステル樹脂を結晶化させ、該部
分における耐熱性等の向上が計られている。
伸ブロー成形体からなる壜体を成形する際に、口
頚部に対して壜胴部と同様の加熱処理を行なう
(例えば、加熱金型に接触させる、外周面から高
周波によつて加熱する、外周面から熱風や赤外線
によつて加熱する)ことによつて、前記口頚部に
おける飽和ポリエステル樹脂を結晶化させ、該部
分における耐熱性等の向上が計られている。
また、前記飽和ポリエステル樹脂による2軸延
伸ブロー成形体からなる壜体の口頚部における前
記問題を解消するために、口部および首部内周面
に、別個に成形されている円筒形状の口部片がイ
ンサート成形されているピースを利用し、これを
2軸延伸ブロー成形することによつて、異別の樹
脂による2層構成の口頚部を具備する2軸延伸ブ
ロー成形体からなる飽和ポリエステル樹脂製壜体
が提案されている(特開昭55−89056号公報)。
伸ブロー成形体からなる壜体の口頚部における前
記問題を解消するために、口部および首部内周面
に、別個に成形されている円筒形状の口部片がイ
ンサート成形されているピースを利用し、これを
2軸延伸ブロー成形することによつて、異別の樹
脂による2層構成の口頚部を具備する2軸延伸ブ
ロー成形体からなる飽和ポリエステル樹脂製壜体
が提案されている(特開昭55−89056号公報)。
「考案が解決しようとする課題」
ところで、前述の飽和ポリエステル樹脂による
2軸延伸ブロー成形体からなる壜体において、口
頚部に対して機械的強度等を熱処理によつて付与
する前者の方法によるものは、殆ど延伸のかかつ
ていない口頚部の全部分に亙つて飽和ポリエステ
ル樹脂が結晶化してしまうため、該部分は硬くは
なるが、脆くなつてしまうという欠点を有するば
かりでなく、結晶化によつて発生した球晶のため
に前記口頚部が白色化してしまい、このことが外
観を著しく損なうこととなり、結晶化による白色
化領域を鮮明に限定するような特別の方法を採ら
ないと、外観が不揃になり、商品として流通し得
るものにはならないという欠点を有している。
2軸延伸ブロー成形体からなる壜体において、口
頚部に対して機械的強度等を熱処理によつて付与
する前者の方法によるものは、殆ど延伸のかかつ
ていない口頚部の全部分に亙つて飽和ポリエステ
ル樹脂が結晶化してしまうため、該部分は硬くは
なるが、脆くなつてしまうという欠点を有するば
かりでなく、結晶化によつて発生した球晶のため
に前記口頚部が白色化してしまい、このことが外
観を著しく損なうこととなり、結晶化による白色
化領域を鮮明に限定するような特別の方法を採ら
ないと、外観が不揃になり、商品として流通し得
るものにはならないという欠点を有している。
また、後者の特別の構成のピースを使用する方
法は、別工程で得られた口部片を利用したイサー
ト成形によつて、延伸ブロー成形に付されるピー
スも得るものであることから、ピースの成形工程
が複雑であり、このためのコストアツプが免れ得
なく、また、2軸延伸ブロー成形によつて得られ
る壜体の口頚部における積層樹脂層間の接着強度
が不十分となり易く、外部からの衝撃によつて、
前記口頚部に層間剥離が発生するという危険をも
有している。
法は、別工程で得られた口部片を利用したイサー
ト成形によつて、延伸ブロー成形に付されるピー
スも得るものであることから、ピースの成形工程
が複雑であり、このためのコストアツプが免れ得
なく、また、2軸延伸ブロー成形によつて得られ
る壜体の口頚部における積層樹脂層間の接着強度
が不十分となり易く、外部からの衝撃によつて、
前記口頚部に層間剥離が発生するという危険をも
有している。
これに対して本考案は、壜体の商品価値に大き
な影響を与える白色化による外観の不良がなく、
しかも、機械的諸特性、耐化学薬品性、耐熱性等
に優れた性質を有する口頚部を具備する飽和ポリ
エステル樹脂製壜体であつて、しかも、特別な成
形工程をとることなく成形され得る2軸延伸ブロ
ー成形体からなる飽和ポリエステル樹脂製壜体を
提供するものである。
な影響を与える白色化による外観の不良がなく、
しかも、機械的諸特性、耐化学薬品性、耐熱性等
に優れた性質を有する口頚部を具備する飽和ポリ
エステル樹脂製壜体であつて、しかも、特別な成
形工程をとることなく成形され得る2軸延伸ブロ
ー成形体からなる飽和ポリエステル樹脂製壜体を
提供するものである。
「課題を解決するための手段」
本考案の飽和ポリエステル樹脂製壜体は、着色
剤を含有する飽和ポリエステル樹脂によつて成形
されているピースを2軸延伸ブロー成形に付すこ
とによつて得られたものであり、前記着色剤を含
有する飽和ポリエステル樹脂の単一樹脂層によつ
てその壁部が構成されているものである。
剤を含有する飽和ポリエステル樹脂によつて成形
されているピースを2軸延伸ブロー成形に付すこ
とによつて得られたものであり、前記着色剤を含
有する飽和ポリエステル樹脂の単一樹脂層によつ
てその壁部が構成されているものである。
前記本考案の壜体の口頚部は、該口頚部におけ
る壜体内周面側に位置する部分のみが、熱処理に
よる結晶化樹脂層からなる白色化樹脂層で形成さ
れているものであつて、しかも、前記結晶化樹脂
層における白色化(灰白色化〜乳白色化等による
白色化)が、該結晶化樹脂層の外側すなわち壜体
外周面側に位置する着色樹脂層によつて、外部か
らは視認され得ない程度に隠蔽されているもので
ある。
る壜体内周面側に位置する部分のみが、熱処理に
よる結晶化樹脂層からなる白色化樹脂層で形成さ
れているものであつて、しかも、前記結晶化樹脂
層における白色化(灰白色化〜乳白色化等による
白色化)が、該結晶化樹脂層の外側すなわち壜体
外周面側に位置する着色樹脂層によつて、外部か
らは視認され得ない程度に隠蔽されているもので
ある。
前記構成からなる本考案の飽和ポリエステル樹
脂製壜体は、2軸延伸ブロー成形体として得られ
る壜体の口頚部の形状と同一の形状の口頚部を具
備するピースを、顔料、染料等の着色剤を含有す
る飽和ポリエステル樹脂を成形用原料とする射出
成形等によつて成形し、これを2軸延伸ブロー成
形に付した後に、未延伸のままに残る口頚部に、
壜体内周面側からの熱処理を施すことによつて得
られるものであり、前記口頚部内周面側からの熱
処理によつて、前記口頚部における壜体内周面側
に位置する部分のみが、結晶化による白色化層と
されている壜体が得られるものである。
脂製壜体は、2軸延伸ブロー成形体として得られ
る壜体の口頚部の形状と同一の形状の口頚部を具
備するピースを、顔料、染料等の着色剤を含有す
る飽和ポリエステル樹脂を成形用原料とする射出
成形等によつて成形し、これを2軸延伸ブロー成
形に付した後に、未延伸のままに残る口頚部に、
壜体内周面側からの熱処理を施すことによつて得
られるものであり、前記口頚部内周面側からの熱
処理によつて、前記口頚部における壜体内周面側
に位置する部分のみが、結晶化による白色化層と
されている壜体が得られるものである。
したがつて、前記口頚部内周面側からの熱処理
の際には、熱処理の熱の影響が口頚部の外周面側
に位置する樹脂層にまで及ぶことのないように、
前記熱処理中、壜体の口頚部外周面を冷却し、口
頚部の外周面側に位置する樹脂層が結晶化温度以
下の温度を維持し得るようにしておくことが必要
である。
の際には、熱処理の熱の影響が口頚部の外周面側
に位置する樹脂層にまで及ぶことのないように、
前記熱処理中、壜体の口頚部外周面を冷却し、口
頚部の外周面側に位置する樹脂層が結晶化温度以
下の温度を維持し得るようにしておくことが必要
である。
なお、前記壜体の口頚部における内周面側に位
置する部分のみを結晶化によつて白色化させる際
の熱処理は、いかなる方法で行なわれても良く、
例えば、特開昭54−102377号公報に説明されてい
る方法を利用した熱処理方法、すなわち、 2軸延伸ブロー成形後、得られた2軸延伸ブロ
ー成形体を金型から脱型し、次いで、熱処理用の
金型内に前記成形体を移し、該金型内にて前記成
形体に熱処理を施す方法において、 2軸延伸ブロー成形体の外郭形状と同一の立体
形状を具備するキヤビテイーを有し、かつ、前記
成形体における口頚部(未延伸部分)に対接する
前記キヤビテイー側表面の領域の下部には冷却装
置が設けられており、それ以外のキヤビテイ側表
面の領域の下部には温度調節用の液体が循環する
温度調節用の流体通路が設けられている熱処理用
の金型内に、前記2軸延伸ブロー成形体を装着
し、 次いで、前記成形体の未延伸部分である口頚部
に対接するキヤビテイ側表面の領域を、2軸延伸
ブロー成形体の樹脂の結晶化温度以下に冷却し、
それ以外のキヤビテイ側の表面の領域を、前記温
度調節用流体通路内を循環している温度調節用流
体によつて、2軸延伸ブロー成形体の融点以下の
熱処理温度に保持すると共に、前記成形体の内部
に加圧気体を吹き込み、該成形体の内壁面側から
押圧することによつて、成形体の外周壁面を前記
キヤビテイの表面に密接、保形させながら、前記
2軸延伸ブロー成形体の内部には、赤外線ヒータ
ー等による輻射エネルギーを照射することによつ
て、前記温度調節用流体の温度よりも高く、ま
た、前記2軸延伸ブロー成形体における飽和ポリ
エステル樹脂のガラス転移点以上でしかも融点以
下の温度での熱処理を行ない、 しかる後に、前記2軸延伸ブロー成形体の内部
より熱源を取り出し、成形体の壁部の温度を前記
温度調節用流体の温度付近に降下させ、さらに、
前記成形体内の加圧気体を抜気した後、さらに、
熱処理用金型から前述の2軸延伸ブロー成形体を
離型し、取り出すことからなる 熱処理方法が利用し得る。
置する部分のみを結晶化によつて白色化させる際
の熱処理は、いかなる方法で行なわれても良く、
例えば、特開昭54−102377号公報に説明されてい
る方法を利用した熱処理方法、すなわち、 2軸延伸ブロー成形後、得られた2軸延伸ブロ
ー成形体を金型から脱型し、次いで、熱処理用の
金型内に前記成形体を移し、該金型内にて前記成
形体に熱処理を施す方法において、 2軸延伸ブロー成形体の外郭形状と同一の立体
形状を具備するキヤビテイーを有し、かつ、前記
成形体における口頚部(未延伸部分)に対接する
前記キヤビテイー側表面の領域の下部には冷却装
置が設けられており、それ以外のキヤビテイ側表
面の領域の下部には温度調節用の液体が循環する
温度調節用の流体通路が設けられている熱処理用
の金型内に、前記2軸延伸ブロー成形体を装着
し、 次いで、前記成形体の未延伸部分である口頚部
に対接するキヤビテイ側表面の領域を、2軸延伸
ブロー成形体の樹脂の結晶化温度以下に冷却し、
それ以外のキヤビテイ側の表面の領域を、前記温
度調節用流体通路内を循環している温度調節用流
体によつて、2軸延伸ブロー成形体の融点以下の
熱処理温度に保持すると共に、前記成形体の内部
に加圧気体を吹き込み、該成形体の内壁面側から
押圧することによつて、成形体の外周壁面を前記
キヤビテイの表面に密接、保形させながら、前記
2軸延伸ブロー成形体の内部には、赤外線ヒータ
ー等による輻射エネルギーを照射することによつ
て、前記温度調節用流体の温度よりも高く、ま
た、前記2軸延伸ブロー成形体における飽和ポリ
エステル樹脂のガラス転移点以上でしかも融点以
下の温度での熱処理を行ない、 しかる後に、前記2軸延伸ブロー成形体の内部
より熱源を取り出し、成形体の壁部の温度を前記
温度調節用流体の温度付近に降下させ、さらに、
前記成形体内の加圧気体を抜気した後、さらに、
熱処理用金型から前述の2軸延伸ブロー成形体を
離型し、取り出すことからなる 熱処理方法が利用し得る。
前記本考案の飽和ポリエステル樹脂製壜体にお
ける口頚部の白色化は、長さ方向においては口頚
部の全長に亙り、また、厚さ方向においては口頚
部の内周面側に位置する部分のみであつて、前記
白色化部分の厚さは、壜体の色調、壜体に利用さ
れている着色剤の種類、その含有量等によつて相
違するものであり、口頚部の外周面側に位置する
非白色化、着色樹脂層の存在が前記白色化部分を
隠蔽し得るものであれば良い。
ける口頚部の白色化は、長さ方向においては口頚
部の全長に亙り、また、厚さ方向においては口頚
部の内周面側に位置する部分のみであつて、前記
白色化部分の厚さは、壜体の色調、壜体に利用さ
れている着色剤の種類、その含有量等によつて相
違するものであり、口頚部の外周面側に位置する
非白色化、着色樹脂層の存在が前記白色化部分を
隠蔽し得るものであれば良い。
「実施例」
以下、本考案の飽和ポリエステル樹脂製壜体の
具体的な構成を、製造実施例をもつて説明する。
具体的な構成を、製造実施例をもつて説明する。
実施例 1
飽和ポリエステル樹脂「RT−543(東洋紡績
(株))」500重量部と、着色マスターバツチ「RX−
808(日本ピグメント(株))」100重量部との混合物を
成形用原料とする射出成形を行なうことによつ
て、口頚部が2軸延伸ブロー成形体として得られ
る壜体の口頚部と同一形状に成形されている肉厚
約2.5mmの黒緑色の有底円筒状のピースを得た。
(株))」500重量部と、着色マスターバツチ「RX−
808(日本ピグメント(株))」100重量部との混合物を
成形用原料とする射出成形を行なうことによつ
て、口頚部が2軸延伸ブロー成形体として得られ
る壜体の口頚部と同一形状に成形されている肉厚
約2.5mmの黒緑色の有底円筒状のピースを得た。
なお、前記着色マスターバツチ「RX−808」
は、飽和ポリエステル樹脂「RT−543(東洋紡績
(株))」100重量部と、顔料[シアニンブルー、アゾ
レイキ顔料(黄)、鉄系(Fe3O4)顔料]0.4222重
量部とからなる着色飽和ポリエステル樹脂であ
る。
は、飽和ポリエステル樹脂「RT−543(東洋紡績
(株))」100重量部と、顔料[シアニンブルー、アゾ
レイキ顔料(黄)、鉄系(Fe3O4)顔料]0.4222重
量部とからなる着色飽和ポリエステル樹脂であ
る。
次いで、前記有底円筒状のピースを、2軸延伸
ブロー成形機ASB150(日精ASB機械製)による
2軸延伸ブロー成形に付し、重量35g、容量900
mlの円筒形状の2軸延伸ブロー成形体を得た。
ブロー成形機ASB150(日精ASB機械製)による
2軸延伸ブロー成形に付し、重量35g、容量900
mlの円筒形状の2軸延伸ブロー成形体を得た。
しかる後に、前記2軸延伸ブロー成形体を内部
加熱方式による熱処理用金型内に装着し、口頚部
を保持する部分のマンドレル型を31℃に、底部コ
ア型部分を19℃に、壜胴部部分を保持するコア型
部分を91〜96℃に、それぞれ温度調節しながら、
成形体の内部に加圧気体(圧力9Kg/cm2)を吹き
込んで、前記成形体の外周面を前記金型の内周面
に密接させると共に、350〜400℃に加熱されてい
るロツドヒーター(350W,100V)を前記2軸延
伸ブロー成形体の内部に挿入し、該成形体の全内
周面を約30秒間加熱した。
加熱方式による熱処理用金型内に装着し、口頚部
を保持する部分のマンドレル型を31℃に、底部コ
ア型部分を19℃に、壜胴部部分を保持するコア型
部分を91〜96℃に、それぞれ温度調節しながら、
成形体の内部に加圧気体(圧力9Kg/cm2)を吹き
込んで、前記成形体の外周面を前記金型の内周面
に密接させると共に、350〜400℃に加熱されてい
るロツドヒーター(350W,100V)を前記2軸延
伸ブロー成形体の内部に挿入し、該成形体の全内
周面を約30秒間加熱した。
なお、前記2軸延伸ブロー成形体に対するロツ
ドヒーターによる加熱は、成形体の口頚部内周面
に対しては、接近加熱で行なつた。
ドヒーターによる加熱は、成形体の口頚部内周面
に対しては、接近加熱で行なつた。
続いて、前記ロツドヒーターを成形体内から引
き出し、その後約20秒間そのままに保持すること
によつて冷却した後、2軸延伸ブロー成形体を脱
型し、本考案の1実施例品たる飽和ポリエステル
樹脂製壜体を得た。
き出し、その後約20秒間そのままに保持すること
によつて冷却した後、2軸延伸ブロー成形体を脱
型し、本考案の1実施例品たる飽和ポリエステル
樹脂製壜体を得た。
得られた前記壜体の口頚部の肉厚は約2.5mmで
あり、その断面を観察したところ、図面に表示さ
れるように、口頚部Pにおける壜体の内周面側の
厚さ約1.5〜2.0mmに亙る部分が、結晶化による白
濁色化樹脂層2とされており、その外側の外周面
層部分たる着色樹脂層1は、黒緑色に着色されて
おり、壜体の外部から前記口頚部Pを視た際に
は、口頚部P内周面側の前記白濁色化は、白濁色
化樹脂層2の外側に位置する着色樹脂層1の存在
によつて隠蔽されており、口頚部全体が壜胴部の
色調とほとんど連続する違和感のない同一色調を
呈していた。
あり、その断面を観察したところ、図面に表示さ
れるように、口頚部Pにおける壜体の内周面側の
厚さ約1.5〜2.0mmに亙る部分が、結晶化による白
濁色化樹脂層2とされており、その外側の外周面
層部分たる着色樹脂層1は、黒緑色に着色されて
おり、壜体の外部から前記口頚部Pを視た際に
は、口頚部P内周面側の前記白濁色化は、白濁色
化樹脂層2の外側に位置する着色樹脂層1の存在
によつて隠蔽されており、口頚部全体が壜胴部の
色調とほとんど連続する違和感のない同一色調を
呈していた。
また、前記飽和ポリエステル樹脂製壜体に85℃
の熱水を満注充填したところ、前記熱水充填によ
る口頚部内径の収縮は0.3%以下であり、また、
キヤツピングによるシール性も良好であつた。
の熱水を満注充填したところ、前記熱水充填によ
る口頚部内径の収縮は0.3%以下であり、また、
キヤツピングによるシール性も良好であつた。
実施例 2
飽和ポリエステル樹脂「RT−543(東洋紡績
(株))」700重量部と、着色マスターバツチ「RX−
766(日本ピグメント(株))」100重量部との混合物を
成形用原料とする射出成形を行なうことによつ
て、口頚部が2軸延伸ブロー成形体として得られ
る壜体の口頚部と同一形状に成形されている肉厚
約2.5mmの茶色の有底円筒状のピースを成形した。
(株))」700重量部と、着色マスターバツチ「RX−
766(日本ピグメント(株))」100重量部との混合物を
成形用原料とする射出成形を行なうことによつ
て、口頚部が2軸延伸ブロー成形体として得られ
る壜体の口頚部と同一形状に成形されている肉厚
約2.5mmの茶色の有底円筒状のピースを成形した。
なお、前記着色マスターバツチ「RX−766」
は、飽和ポリエステル樹脂「RT−543(東洋紡績
(株))」100重量部と、顔料[四三酸化鉄、赤色鉄]
2.352重量部とからなる着色飽和ポリエステル樹
脂である。
は、飽和ポリエステル樹脂「RT−543(東洋紡績
(株))」100重量部と、顔料[四三酸化鉄、赤色鉄]
2.352重量部とからなる着色飽和ポリエステル樹
脂である。
次いで、前記有底円筒状のピースを、2軸延伸
ブロー成形機ASB150(日精ASB機械製)による
2軸延伸ブロー成形に付し、重量35g、容量900
mlの円筒形状の2軸延伸ブロー成形体を得た。
ブロー成形機ASB150(日精ASB機械製)による
2軸延伸ブロー成形に付し、重量35g、容量900
mlの円筒形状の2軸延伸ブロー成形体を得た。
しかる後に、前記2軸延伸ブロー成形体の口頚
部を、20℃に温調されている口頚部保持用のマン
ドレル型に保持し、さらに、前記口頚部の内部か
ら、セラミツク被覆されているロツドヒーターに
よつて接近加熱することによつて、本考案の1実
施例品たる飽和ポリエステル樹脂製壜体を得た。
部を、20℃に温調されている口頚部保持用のマン
ドレル型に保持し、さらに、前記口頚部の内部か
ら、セラミツク被覆されているロツドヒーターに
よつて接近加熱することによつて、本考案の1実
施例品たる飽和ポリエステル樹脂製壜体を得た。
得られた前記壜体の口頚部の肉厚は約2.5mmで
あり、その断面を観察したところ、壜体の内周面
側の厚さ約1.5mmに亙る部分が、結晶化による白
濁色化樹脂層とされており、その外側の外周面層
部分は、茶色に着色されており、壜体の外部から
前記口頚部を視た際には、口頚部内周面側の前記
白濁色化は、結晶化樹脂層の外側に位置する着色
樹脂層の存在によつて隠蔽されており、口頚部全
体は壜胴部の色調とほとんど連続する違和感のな
い同一色調を呈していた。
あり、その断面を観察したところ、壜体の内周面
側の厚さ約1.5mmに亙る部分が、結晶化による白
濁色化樹脂層とされており、その外側の外周面層
部分は、茶色に着色されており、壜体の外部から
前記口頚部を視た際には、口頚部内周面側の前記
白濁色化は、結晶化樹脂層の外側に位置する着色
樹脂層の存在によつて隠蔽されており、口頚部全
体は壜胴部の色調とほとんど連続する違和感のな
い同一色調を呈していた。
また、前記飽和ポリエステル樹脂製壜体に80℃
の熱水を満注充填したところ、前記熱水充填によ
る口頚部内径の収縮は0.3%以下であり、また、
キヤツピングによるシール性も良好であつた。
の熱水を満注充填したところ、前記熱水充填によ
る口頚部内径の収縮は0.3%以下であり、また、
キヤツピングによるシール性も良好であつた。
「本考案の作用、効果」
本考案の飽和ポリエステル樹脂製壜体は、着色
剤を含有する飽和ポリエステル樹脂による2軸延
伸ブロー成形体からなる単一樹脂層の壜体であつ
て、前記壜体の口頚部における壜体内周面側に位
置する部分のみが、熱処理による結晶化樹脂層で
形成されており、しかも、前記結晶化樹脂層にお
ける白色化が、該結晶化樹脂層の外側に位置する
着色樹脂層によつて、外部からは視認され得ない
程度に隠蔽されているものである。
剤を含有する飽和ポリエステル樹脂による2軸延
伸ブロー成形体からなる単一樹脂層の壜体であつ
て、前記壜体の口頚部における壜体内周面側に位
置する部分のみが、熱処理による結晶化樹脂層で
形成されており、しかも、前記結晶化樹脂層にお
ける白色化が、該結晶化樹脂層の外側に位置する
着色樹脂層によつて、外部からは視認され得ない
程度に隠蔽されているものである。
しかして、本考案の飽和ポリエステル樹脂製壜
体は、その口頚部を構成している壁部のうちの壜
体内周面側に位置する部分が、熱処理による結晶
化樹脂層で形成されているために、口頚部全体が
熱処理による結晶化樹脂層で形成されている従来
の飽和ポリエステル樹脂による2軸延伸ブロー成
形体からなる壜体と同様に、耐化学薬品性が良好
であり、口頚部が内填物中のアルコール類やエス
テル類等に侵されたり、さらにはこれが原因で壜
体の成形時の残留応力の緩和減少が促進されるこ
とによるクレージング現象が発生したりするよう
なことがなく、また、加えられる圧力に対して簡
単に変形するようなこともなく、さらには、熱充
填の際の熱によつて分子配向の変化を受けること
もないため、熱充填での変形に伴うキヤツピング
不良の発生等もなく、前記口頚部には、機械的強
度、耐化学薬品性、耐熱性等において、優れた作
用、効果が得られるものである。
体は、その口頚部を構成している壁部のうちの壜
体内周面側に位置する部分が、熱処理による結晶
化樹脂層で形成されているために、口頚部全体が
熱処理による結晶化樹脂層で形成されている従来
の飽和ポリエステル樹脂による2軸延伸ブロー成
形体からなる壜体と同様に、耐化学薬品性が良好
であり、口頚部が内填物中のアルコール類やエス
テル類等に侵されたり、さらにはこれが原因で壜
体の成形時の残留応力の緩和減少が促進されるこ
とによるクレージング現象が発生したりするよう
なことがなく、また、加えられる圧力に対して簡
単に変形するようなこともなく、さらには、熱充
填の際の熱によつて分子配向の変化を受けること
もないため、熱充填での変形に伴うキヤツピング
不良の発生等もなく、前記口頚部には、機械的強
度、耐化学薬品性、耐熱性等において、優れた作
用、効果が得られるものである。
また、本考案の飽和ポリエステル樹脂製壜体
は、その口頚部を構成している壁部のうちの壜体
外周面側に位置する部分が、白色化を伴うことの
ない着色樹脂層で形成されており、該樹脂層の存
在が、前述の壜体内周面側に位置する部分の白色
化樹脂層を隠蔽しているので、口頚部と壜体胴部
とには、連続する違和感の無い色調が呈現される
ものであつて、特に透明性において優れた作用を
奏する飽和ポリエステル樹脂の2軸延伸ブロー成
形体からなる壜体で、白色化によつて強化されて
いる口頚部を具備する壜体の場合に問題となつて
いる外観不良が無く、意匠効果において優れた作
用を奏するものである。
は、その口頚部を構成している壁部のうちの壜体
外周面側に位置する部分が、白色化を伴うことの
ない着色樹脂層で形成されており、該樹脂層の存
在が、前述の壜体内周面側に位置する部分の白色
化樹脂層を隠蔽しているので、口頚部と壜体胴部
とには、連続する違和感の無い色調が呈現される
ものであつて、特に透明性において優れた作用を
奏する飽和ポリエステル樹脂の2軸延伸ブロー成
形体からなる壜体で、白色化によつて強化されて
いる口頚部を具備する壜体の場合に問題となつて
いる外観不良が無く、意匠効果において優れた作
用を奏するものである。
図は本考案の飽和ポリエステル樹脂製壜体の要
部をなす口頚部の断面図である。 P……口頚部、1……外周面層部分たる着色樹
脂層、2……白色化樹脂層。
部をなす口頚部の断面図である。 P……口頚部、1……外周面層部分たる着色樹
脂層、2……白色化樹脂層。
Claims (1)
- 着色剤を含有する飽和ポリエステル樹脂による
2軸延伸ブロー成形体からなる単一樹脂層の壜体
において、前記壜体の口頚部における壜体内周面
側に位置する部分のみが、熱処理による結晶化樹
脂層で形成されており、しかも、前記結晶化樹脂
層における白色化が、該結晶化樹脂層の外側に位
置する着色樹脂層によつて、外部からは視認され
得ない程度に隠蔽されていることを特徴とする飽
和ポリエステル樹脂製壜体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14012781U JPS5852107U (ja) | 1981-09-21 | 1981-09-21 | 飽和ポリエステル樹脂製壜体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14012781U JPS5852107U (ja) | 1981-09-21 | 1981-09-21 | 飽和ポリエステル樹脂製壜体 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5852107U JPS5852107U (ja) | 1983-04-08 |
| JPH0123937Y2 true JPH0123937Y2 (ja) | 1989-07-21 |
Family
ID=29933295
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14012781U Granted JPS5852107U (ja) | 1981-09-21 | 1981-09-21 | 飽和ポリエステル樹脂製壜体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5852107U (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6356440A (ja) * | 1986-08-27 | 1988-03-11 | 尾関鉄工株式会社 | 製袋機における駆動装置 |
| JPH076085Y2 (ja) * | 1988-06-30 | 1995-02-15 | 北海製罐株式会社 | 合成樹脂製容器 |
-
1981
- 1981-09-21 JP JP14012781U patent/JPS5852107U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5852107U (ja) | 1983-04-08 |
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