JPH0124357Y2 - - Google Patents

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JPH0124357Y2
JPH0124357Y2 JP12472383U JP12472383U JPH0124357Y2 JP H0124357 Y2 JPH0124357 Y2 JP H0124357Y2 JP 12472383 U JP12472383 U JP 12472383U JP 12472383 U JP12472383 U JP 12472383U JP H0124357 Y2 JPH0124357 Y2 JP H0124357Y2
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cylinder
cylinder block
cylinder liner
liner
internal combustion
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  • Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、シリンダライナをその軸方向の相反
する方向に張力付与して組付けてなる内燃機関に
関する。
(従来技術) 従来の内燃機関は、シリンダブロツクにシリン
ダライナを乾式あるいは湿式構造にて取付けてい
るが、これらの構造では次の問題があつた。
(イ) 従来のシリンダライナは遠心鋳造鋳物等、摺
動面特性の問題からFe鋳物を使用しており、
それ自体の剛性を保つ必要上厚肉とならざる得
なかつた。そのため乾式および湿式ライナとも
にシリンダ間隔は大きかつた。
(ロ) 乾式ライナ構造ではシリンダブロツクに形成
する下穴中ぐりが余分となつてコスト高とな
り、また鋳ぐるんで取付ける方式では作業性が
悪く製造コストアツプの要因となつていた。
(ハ) 湿式ライナでは水密構造への配慮を要し、コ
ストアツプにつながつていた。
(考案の目的) 本考案は上記問題を解決するためのものであ
り、シリンダライナをその軸方向の相反する方向
に張力をかけて分割型シリンダブロツクに組付け
ることにより、シリンダライナの剛性を向上させ
てそれにより薄肉化を可能にするとともに、シリ
ンダブロツクとシリンダライナとの結合を確実に
して水密性を向上させ、小型化・軽量化を達成し
うる内燃機関を提供することを目的とする。
(考案の構成) かかる目的を達成するため、本考案の内燃機関
は、鋼管からなるシリンダライナの両端周縁に形
成した外向き鍔部を該シリンダライナにその軸方
向に張力が付与されるように係止して、シリンダ
ライナをシリンダヘツドと一体または別体の分割
型のシリンダブロツクに組付けてなる。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図に従つて説明する。
本考案の第1実施例を示す第1図および第2図
において、1はシリンダブロツク、2は鋼管から
なるシリンダライナである。この鋼管は、鉄系焼
結材との複合材等により作製した鋼管をも意味す
る。
シリンダブロツク1は、第1図中二点鎖線Aを
境に縦に2分割した第1シリンダブロツク体3と
第2シリンダブロツク体4とからなり、分割面に
極薄金属箔等のパツキング5を介在させて分割面
両端をボルト・ナツトからなる締結具6で締付け
ることにより水密状態で第1、第2シリンダブロ
ツク体3,4を結合してなるものである。
シリンダライナ2は上下両端周縁に外向きの環
状鍔部2aを形成しており、両環状鍔部2aを、
第1、第2シリンダブロツク体3,4の結合時に
シリンダライナ2にその軸方向の相反する方向に
張力が付与されるように第1、第2シリンダブロ
ツク体3,4に係止させて、シリンダブロツク1
に組付けられている。シリンダライナ2両端の鍔
部2aの係止は、シリンダライナ挿入用ボア部を
形成する第1、第2シリンダブロツク体3,4の
それぞれの内周面上端に形成された半円型段部7
および下端近傍に形成された半円型溝部8に、第
1、第2シリンダブロツク体3,4の結合の際、
これら鍔部2aを、シリンダライナ2外周面とシ
リンダブロツク1のボア部外周面との間に間隙e
を形成するように温度差嵌めすることにより行
う。温度差嵌め時の温度差レベルは、エンジン使
用環境時の最大値以上とする。なお、シリンダラ
イナ2に引張力作用を及ぼすシリンダブロツク1
の段部7および溝部8の鍔部2aとの当接面は十
分に仕上加工されているので、この部分での水密
は維持される。
かかる構成の内燃機関では、シリンダライナ2
に軸方向の張力がかかつているため、シリンダラ
イナ2はそれ自体の材質と相まつて剛性が向上
し、シリンダブロツク1とシリンダライナ2との
結合が確実となり、さらにシリンダライナ2自体
の剛性向上により爆発力に耐えうるだけの薄肉化
も可能である。例えばFe鋳物からなる従来のシ
リンダライナ2は肉厚が4〜5mmであつたが、本
考案では3mm以下に極薄肉化できる。この極薄肉
化により冷却性は向上する。また第1図に示すシ
リンダ間隔Cも小さくできる。
なお第1図および第2図において、9はシリン
ダブロツク1の位置決めピン穴、10はテンシヨ
ンボルト用ネジ穴、11はウオータジヤケツト
部、12は冷却水用通路である。
次に本考案の第2実施例を第3図に、本考案の
第3実施例を第4図に示す。第2、第3実施例は
ともに、第1実施例のシリンダライナ2をシリン
ダヘツド一体型のシリンダブロツク13,13′
に組付けたものであり、このブロツク13,1
3′が湿式ライナ構造か乾式ライナ構造をとつて
いるかの差を除き同様な構成であり、その他の構
成は第1実施例に準ずる。以下では、第2、第3
実施例を併せて説明する。
シリンダブロツク13,13′は、それぞれ第
3図および第4図のパツキング5を境に縦に2分
割した一体型第1シリンダブロツク体14,1
4′と一体型第2シリンダブロツク体15,1
5′とからなつていて、第1実施例と同様にパツ
キング5を介装した分割面両端の数箇所を締結具
6で締付けることにより水密状態で第1、第2シ
リンダブロツク体14,15および14′,1
5′を一体化してなるものである。そして一体化
組付時に、シリンダライナ2を温度差嵌めして、
第1実施例と同様に軸方向に張力付与してシリン
ダライナ2を組付けている。
かかる構成では、一体型第1シリンダブロツク
体14,14′と一体型第2シリンダブロツク体
15,15′とは、締結具6による横方向の締付
け力とシリンダライナ2による縦方向の締付け力
とにより堅固に結合される。
この分割タイプのシリンダヘツド一体型シリン
ダブロツク13,13では、冷却水通路が作り易
く鋳物の薄肉化、均一化が可で、偏肉の亀裂部も
生ぜず、鋳造方案上も良好となる。しかも一体化
されるゆえ高剛性となり、優れた固有振動数特性
を示す。
第5図には本考案の第4実施例を示す。この内
燃機関は、シリンダブロツクを左右縦横に4分割
した部分すなわち第5図中上側の左右のシリンダ
ヘツド一体型シリンダブロツク体16,17およ
び第5図中下側左右のシリンダブロツク体18,
19により構成し、これらにシリンダライナ2を
常温下で機械的に組付けたものであり、他の構成
は第1ないし第3実施例に準ずる。
このシリンダブロツクにシリンダライナ2を組
付けるには、まずシリンダライナ2の両端の鍔部
2aを、上側左右の一体型シリンダブロツク体1
6,17を結合する際段部7に嵌めるとともに、
下側左右のシリンダブロツク体18,19を結合
する際に溝部8に嵌める。そしてこれらのシリン
ダブロツク体16,17,18,19の横分割面
の間に水密可のスペーサ21を介在させ、これら
のシリンダブロツク体16,17,18,19の
横分割面に交互に形成したフランジ部D,E(第
6図参照)のうちフランジ部Eを第5図に示すよ
うに締結具6により締付ける。さらに詳述すると
フランジ部Dにおいて下側のシリンダブロツク体
18,19のフランジ部に螺合したボルト20を
回転させることにより対応する上側のシリンダブ
ロツク体16,17のフランジ部を押上げ、その
空間に第7図のスペーサ21をそのボルト用切欠
部21aに各ボルト20が嵌まるように挿入する
ことにより、シリンダライナ2の両端の鍔部2a
にシリンダライナ2に軸方向の張力がかかるよう
に相反する方向に押圧する。そして最終的にシリ
ンダライナ2にプリテンシヨンのかかつた状態で
フランジ部Eを締結具6により締付け、一体型シ
リンダ体16,17およびシリンダブロツク体1
8,19を結合する。
この内燃機関では、シリンダライナ2を温度差
嵌めせずに、常温下で容易に機械的にプリテンシ
ヨン状態に組付けることができる。
(考案の効果) 以上説明したように本考案によれば、分割型シ
リンダブロツクにシリンダライナをその軸方向に
張力をかけて組付けるから、シリンダライナ自体
の材質と相まつてその剛性を向上でき、それによ
りシリンダライナ自体の薄肉化を可能にして冷却
性を向上できるとともに、シリンダブロツクとシ
リンダライナとの結合が確実となり、シリンダラ
イナの鍔部とこれを係止するシリンダブロツクの
部分とが密に当接して水密性が向上する。またシ
リンダライナを薄肉化できるため、シリンダ間隔
を小ならしめ、内燃機関自体の小型・軽量化が達
成できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第1実施例を示す平面図、第
2図は第1図の―線に沿う断面図、第3図は
本考案の第2実施例を示す断面図、第4図は本考
案の第3実施例を示す断面図、第5図は本考案の
第4実施例を示す断面図、第6図は第5図のシリ
ンダブロツクを示す模式図、第7図は第5図のも
のに装着されるスペーサを示す斜視図である。 1……シリンダブロツク、2……シリンダライ
ナ、2a……シリンダライナ両端の鍔部、3……
第1シリンダブロツク体、4……第2シリンダブ
ロツク体、7……段部、8……溝部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 鋼管からなるシリンダライナの両端周縁に形成
    した外向き鍔部を該シリンダライナにその軸方向
    に張力が付与されるように係止して、シリンダラ
    イナをシリンダヘツドと一体または別体の分割型
    のシリンダブロツクに組付けてなる内燃機関。
JP12472383U 1983-08-11 1983-08-11 内燃機関 Granted JPS6032540U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12472383U JPS6032540U (ja) 1983-08-11 1983-08-11 内燃機関

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JP12472383U JPS6032540U (ja) 1983-08-11 1983-08-11 内燃機関

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Publication Number Publication Date
JPS6032540U JPS6032540U (ja) 1985-03-05
JPH0124357Y2 true JPH0124357Y2 (ja) 1989-07-24

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JP12472383U Granted JPS6032540U (ja) 1983-08-11 1983-08-11 内燃機関

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