JPH0124412B2 - - Google Patents
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- JPH0124412B2 JPH0124412B2 JP59095204A JP9520484A JPH0124412B2 JP H0124412 B2 JPH0124412 B2 JP H0124412B2 JP 59095204 A JP59095204 A JP 59095204A JP 9520484 A JP9520484 A JP 9520484A JP H0124412 B2 JPH0124412 B2 JP H0124412B2
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- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Description
(産業上の利用分野)
本発明は制振材に関し、詳しくは動的弾性係数
及び損失係数が大きく、制振用複合積層体の芯体
若しくは中間層として、また、充填材を配合して
なる制振用複合組成物として用いるとき、すぐれ
た制振性能を発揮すると共に、耐熱性にもすぐれ
る制振材に関する。 (従来の技術) 従来、各種の機械装置、電気装置、構造物等か
ら発生する騒音や振動を抑制し、又は防止するた
めに、粘弾性物質の剪断変形による内部摩擦を利
用した種々の樹脂組成物からなる制振材が提案さ
れ、或いは実用化されている。 このような制振材としては、既に代表的な熱可
塑性樹脂であるポリエチレンやポリプロピレンが
知られているほか、例えば、特開昭57−34949号
公報には、エチレン/酢酸ビニル共重合体からな
る制振材が開示されており、また、特開昭54−
43251号公報や特開昭54−43252号公報には、ポリ
イソブチレンを主成分とし、これにジエン系炭化
水素重合体又は環状オレフイン重合体と無機充填
剤とを配合してなる制振材が開示されている。し
かし、このような従来の制振材は、いずれもその
制振性能が尚十分ではないうえに、耐熱性に劣る
ために、例えば、高温において制振用積層体とし
て使用し難く、或いは焼付塗装のような高温処理
に耐えない問題がある。 (発明が解決しようとする問題点) 本発明者らは、既に、4―メチル―1―ペンテ
ン系重合体を含む炭素数5〜12のα―オレフイ
ン、プロピレン及び1―ブテンからなる新規な共
重合体がそれ自体ですぐれた制振性能を有するこ
とを見出したが、この共重合体を含む組成物から
なる制振材について更に鋭意研究した結果、この
共重合体と、これとは異なる単量体組成を有する
別異の4―メチル―1―ペンテン系重合体とから
なる組成物が、一層すぐれた制振性能を有するこ
とを見出して、本発明に至つたものである。 従つて、本発明は、制振材における前記した問
題を解決し、制振性能にすぐれると共に、すぐれ
た耐熱性及び高い弾性率を有する制振材を提供す
ることを目的とする。 (発明の概要) 本発明は、本発明による制振材は、 (a) 4―メチル―1―ペンテン系重合体100重量
部について、 (b) プロピレン成分10〜85モル%、1―ブテン成
分0〜60モル%及び4―メチル―1―ペンテン
成分10〜85モル%からなり、135℃のデカリン
中で測定した極限粘度が0.5〜6.0dl/gの範囲に
あるα―オレフイン共重合体30〜12重量部を含
有する組成物からなり、 (c) 熱変形温度が160℃以上であると共に、25℃
において、損失係数が0.06以上であり、動的弾
性係数が1×109dyn/cm2以上であることを特徴
とする。 (問題点を解決するための手段及び作用) 本発明において用いる4―メチル―1―ペンテ
ン系重合体には、4―メチル―1―ペンテンの単
独重合体、及び4―メチル―1―ペンテンとこれ
を除く他の少量のα―オレフイン成分との共重合
体を含み、かかる共重合体は、135℃のデカリン
中で測定した極限粘度〔η〕が1.0〜5.0dl/gの範
囲にあることが好ましく、特に、1.5〜3.0dl/gの
範囲にあることが好ましい。上記α―オレフイン
としては炭素数2〜20のα―オレフイン、例え
ば、エチレン、プロピレン、1―ブテン、1―ペ
ンテン、1―ヘキセン、1―オクテン、1―デセ
ン、1―ドデセン、1―テトラデセン、1―ヘキ
サデセン、1―オクタデセン等を挙げることがで
きる。4―メチル―1―ペンテン系重合体におけ
るこれらα―オレフイン成分の含有量は、通常、
0.5〜4モル%の範囲である。 本発明において用いるα―オレフイン共重合体
は、プロピレン成分10〜85モル%、1―ブテン成
分0〜60モル%及び4―メチル―1―ペンテン成
分10〜85モル%からなり、135℃のデカリン中で
測定した極限粘度が0.5〜6.0dl/gの範囲にあるこ
とを要する。好ましくは、このα―オレフイン共
重合体は、プロピレン成分15〜75モル%、1―ブ
テン成分5〜50モル%及び4―メチル―1―ペン
テン成分15〜70モル%からなり、上記極限粘度が
1.0〜4.0の範囲にある。 α―オレフイン共重合体において、プロピレ
ン、1―ブテン及び4―メチル―1―ペンテンの
各成分が上記範囲をはずれるときは、いずれの場
合も、これと前記4―メチル―1―ペンテン系重
合体とからなる制振材が大きい損失係数をもた
ず、かくして、制振性能が低い。 また、上記α―オレフイン共重合体は、X線回
析法によつて測定した結晶化度が20%以下である
ことが好ましく、特に15%以下であることが好ま
しい。結晶化度が20%を越えるときは、得られる
制振材を用いて、例えば、前記した制振用複合積
層体を構成したときに、その制振性能が十分でな
いからである。 本発明による制振材は、上記4―メチル―1―
ペンテン系重合体100重量部について、上記α―
オレフイン共重合体30〜120重量部を含有する組
成物からなる。このα―オレフイン共重合体の含
有量が上記範囲よりも少ないときは、得られる制
振材の制振性能が尚十分ではなく、一方、上記範
囲を越える多量であるときは、熱変形温度が低下
するからである。 更に、上記のような組成物からなる制振材は、
その熱変形温度が160℃以上であると共に、25℃
において損失係数(tanδ)が0.06以上であり、且
つ、動的弾性係数(E′)が1×109dyn/cm2以上で
あることを要する。 ここに、熱変形温度とは、針入度試験法によ
り、荷重49gで5℃/分の昇温速度で試料を昇温
するとき、0.1mm針入時の温度をいい、例えば、
Dupont990TMA装置によつて測定することがで
きる。この熱変形温度が160℃よりも低いときは、
制振材の耐熱性が十分でない。損失係数とは、
Vibron法による周波数110Hz、動的変位1.6×
10-3cmでのtanδをいい、25℃において損失係数が
0.06よりも小さいときは、制振性能が十分でな
い。また、動的弾性係数とは、Vibron法による
周波数110Hz、動的変位1.6×10-3cmでの貯蔵弾
性率(E′)をいい、25℃における動的弾性係数が
1×109dyn/cm2よりも小さいときは、例えば、こ
の制振材を金属板の間に積層して、複合積層体と
した場合に、特に、高周波数領域における振動に
対する制振性能が不足し、更には、かかる複合体
における形状保持性が低下する。また、制振材を
プレス加工により製造する際の深絞り性が低下す
る。 本発明による制振材は、例えば、制振用複合積
層体における芯体若しくは中間層として、また、
充填剤を含有してなる制振用複合組成物として好
適に用いることができる。 先ず、制振用複合積層体における芯体としての
使用について説明する。芯体として使用するに際
しては、複合積層体の構造は何ら制限されるもの
ではないが、例えば、対向する金属板の間にこの
制振材を介在させた構造を有する複合積層体を好
ましい一例として挙げることができる。このよう
な芯体として使用する場合、芯体の厚みは、通
常、0.05〜0.5mmの範囲が好適である。また、複
合積層体における上記金属板としては、鉄、鋼、
銅、アルミニウム、ステンレス鋼、真ちゆう等を
例示することができ、これら金属板の厚みは、特
に限定されないが、通常、0.1〜2mm、好ましく
は0.2〜0.5mmの範囲である。 本発明による制振材は、例えば、金属への接着
性を改善するために、変性ポリオレフインを含有
してもよい。かかる変性ポリオレフインとして
は、例えば、アクリル酸、メタクリル酸、マレイ
ン酸、イタコン酸、シトラコン酸、ビシクロ
〔2,2,1〕ヘプト―2―エン―5,6―ジカ
ルボン酸等の不飽和カルボン酸、又はその酸無水
物、塩若しくはエステルからなる不飽和カルボン
酸誘導体をポリオレフインにグラフト共重合させ
た共重合体を好適に用いることができる。ここ
に、上記ポリオレフインとしては、例えば、ポリ
エチレン、プロピレン、1―ブテン、1―ペンテ
ン、4―メチル―1―ペンテン、1―ヘキセン、
1―オクテン、1―デセン、1―ドデセン、1―
テトラデセン、1―ヘキサデセン、1―オクタデ
セン等の単独重合体及びこれらの共重合体を挙げ
ることができる。これら変性ポリオレフインにお
ける上記不飽和カルボン酸誘導体成分単位のグラ
フト割合は、上記ポリオレフイン100重量部に対
して、通常、0.1〜5重量部、好ましくは0.2〜3
重量部の範囲である。また、かかる変性ポリオレ
フインの制振材における含有量は、前記4―メチ
ル―1―ペンテン系重合体100重量部に対して、
通常、5〜20重量部、好ましくは5〜10重量部の
範囲である。 また、本発明による制振材には、制振性や剛性
を向上させ、或いは焼付塗装の際の重合体の流れ
出しを抑えるために、必要に応じて、無機充填剤
を含有させることができる。かかる無機充填剤と
しては、例えば、グラフアイト、マイカ、酸化チ
タン、亜鉛華、クレー、炭酸カルシウム、炭酸マ
グネシウム、カーボンブラツク等を例示すること
ができる。このような無機充填剤の配合量は、前
記4―メチル―1―ペンテン系重合体100重量部
について、通常、10〜50重量部の範囲である。 このような制振用複合積層体の製造方法は既に
種々知られている。例えば、シート状制振材を金
属板間に熱圧着し、或いは適宜の接着剤を用いて
金属板間に接着積層すれば、制振用複合積層体を
得ることができる。 次に、本発明による制振材に無機充填剤を配合
してなる制振用複合組成物としての使用について
説明する。無機充填剤としては、前記したと同様
に、グラフアイト、マイカ、酸化チタン、亜鉛
華、クレー、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウ
ム、鉛、カーボンブラツク等が好適に用いられ、
前記と同様に、4―メチル―1―ペンテン系重合
体100重量部について、通常、10〜400重量部、好
ましくは10〜200重量部の範囲で配合される。必
要に応じて、他の重合体、例えば、エチレン/α
―オレフイン共重合体、プロピレン/α―オレフ
イン共重合体、1―ブテン/α―オレフイン共重
合体、エチレン/プロピレン/ジエン共重合体、
ポリイソブチレン、ブチルゴム、NBR、エチレ
ン/酢酸ビニル共重合体、前記した不飽和カルボ
ン酸変性ポリオレフイン等を配合することもでき
る。このように、本発明による制振材に前記不飽
和カルボン酸変性ポリオレフインを配合すると、
4―メチル―1―ペンテン系重合体と無機充填剤
との接着性及び親和性が向上すると共に、複合組
成物の金属に対する接着性が向上する。上記変性
ポリオレフインを含む上記他の重合体の配合量
は、4―メチル―1―ペンテン系重合体100重量
部に対して、通常、5〜20重量部、好ましくは5
〜10重量部の範囲である。 このような制振用複合組成物は、上記各成分か
らなる混合物を溶融混練することによつて得ら
れ、例えば、電子計算機ほか種々の事務用機器の
プリンター用ハウジング、スピーカー・ボツク
ス、輸送機器、防音シート等、制振性が要求され
る製品や部材の成形に供される。 次に、前記したα―オレフイン共重合体の製造
に関しては、先ず、特開昭56−811号公報や特開
昭58−83006号公報に記載されているように、塩
化マグネシウムのような炭化水素に可溶性のマグ
ネシウム化合物と、四塩化チタンのような炭化水
素に可溶性のチタン化合物と、フタル酸エステル
のような電子供与体とを炭化水素溶剤中で反応さ
せられ、得られる固体をハロゲン化炭化水素で処
理することによつて固体状チタン触媒成分を得
る。この触媒成分と有機アルミニウムとシラン化
合物のような電子供与体とからなる触媒の存在下
に、炭化水素溶剤中で4―メチル―1―ペンテ
ン、プロピレン及び1―ブテンを共重合させれ
ば、本発明において用いる前記α―オレフイン共
重合体を得ることができる。 (発明の効果) 以上のように、本発明による制振材は、4―メ
チル―1―ペンテン系重合体と前記所定の性質を
備えたα―オレフイン共重合体を含有する組成物
からなるので、制振性にすぐれると共に、耐熱性
にもすぐれ、また、弾性率も高い。 (実施例) 以下に実施例を挙げて、本発明による制振材を
説明する。 参考例 1 (α―オレフイン共重合体の調製) 無水塩化マグネシウム1モル、2―エチルヘキ
サノール3モル及びn―デカン200mlを窒素雰囲
気中で130℃に加熱して、2時間反応を行ない、
均一な溶液を得た。この溶液を室温に冷却した
後、全容量が1となるようにn―デカンを追加
し、更に130℃でn―ブチルフタレート53mlを加
え、1時間撹拌した。 −10℃に冷却保持した四塩化チタン200ml中に
上で得た均一な溶液50mlを30分間で撹拌下に滴下
した後、更に−10℃で15分間撹拌した。その後、
徐々に昇温し、110℃に達した後、これにn―ブ
チルフタレート10mmolを添加し、110℃で2時
間反応させた。濾過により固体を採取し、この固
体を四塩化チタン200ml中に懸濁させ、110℃で2
時間反応させた。濾過により固体を採取し、遊離
のチタン化合物が検出されなくなるまで、精製ヘ
キサンにて十分に洗浄した。 次に、上で得た固体を二塩化エチレン250mlに
懸濁させ、80℃で2時間撹拌した後、濾過により
固体を採取し、精製ヘキサンにて十分に洗浄し
た。このようにして得た固体触媒中は、原子換算
にてTi1.2重量%、Cl61重量%、Mg19重量%、n
―ブチルフタレート15.2重量%を含んでいた。 内容積500mlのガラス製重合反応器に脱水精製
したn―デカン250mlを装入し、80℃に昇温し、
十分に窒素置換した。プロピレン、1―ブテン、
4―メチル―1―ペンテン及び水素をそれぞれ4
モル/時、1モル/時及び0.5モル/時の割合に
て反応器に供給しながら、トリイソブチルアルミ
ニウム1.5mmol、ジフエニルジメトキシシラン
0.15mmol及び上で得たチタン触媒成分をチタン
原子換算にて0.025ミリグラム原子を装入し、30
分間重合した。重合終了後、少量のイソブチルア
ルコールを添加し、重合を停止させた。重合反応
液を大量のメタノール中に投入し、共重合体を析
出させ、プロピレン―1―ブテン―4―メチル―
1―ペンテン共重合体を得た。この共重合体は、
4―メチル―1―ペンテン30.2モル%、プロピレ
ン56.2モル%及び1―ブテン13.6モル%からな
り、135℃のデカリン中で測定した極限粘度は
1.11、結晶化度は5.0%であつた。 実施例 1 (制振材の製作) 炭素数16〜18のα―オレフイン1.5モル%を含
み、極限粘度〔η〕が2.1dl/gである4―メチル
―1―ペンテン/α―オレフイン共重合体100重
量部に対して、参考例で調製したα―オレフイン
共重合体100重量部を加え、ブラベンダー・ミキ
サーにより250℃で混合し、樹脂組成物を調製し
た。 この樹脂組成物を250℃にて熱プレス成形し、
冷プレスにより急冷して、厚み1mmのシートを得
た。このシートの熱変形温度は161℃であつた。
また、室温での損失係数(tanδ)は、0.108であ
り、動的弾性係数(E′)は2.72×109dyn/cm2であ
つた。 (複合積層体の製作及び制振性能の評価) 亜鉛びき鉄板/上で得た樹脂組成物/亜鉛びき
鉄板(厚み450μ/500μ/450μ)からなる複合積
層体を製作し、その制振性能を評価した。結果を
表に示す。尚、亜鉛びき鉄板と制振材との間に
は、前記4―メチル―1―ペンテン系重合体に無
水マレイン酸をグラフト重合させてなる20μ厚み
のフイルムを介在させて接着した。 制振性能の評価は、日本ゴム協会誌第51巻第
222頁(1978)に記載されているように、二本吊
共振減衰法の測定が可能な装置を製作し、各種周
波数での対数減衰率を求めた。対衰減衰率は、
「騒音ハンドブツク」(日本音響材料協会編昭和41
年技報堂(株)発行)第433頁に記載された方法に従
つて求めた。試験片は、長さ300mm、幅30mm、厚
さ1.4mmの積層体とした。 実施例 2 実施例1と同じく4―メチル―1―ペンテン/
α―オレフイン共重合体100重量部に対して、参
考例1で調製したα―オレフイン共重合体33重量
部を配合して、樹脂組成物を調製し、これを用い
て実施例1と同様にして厚み1mmのシートを成形
した。このシートの熱変形温度、損失係数
(tanδ)及び動的弾性係数(E′)を表に示す。 また、上記樹脂組成物を用いて、実施例1と同
様にして複合積層体を製作し、その制振性能を評
価した。結果を表に示す。 実施例 3〜5 表に示す4―メチル―1―ペンテン系重合体及
びα―オレフイン共重合体を用いて、実施例1と
同様にして樹脂組成物を調製し、これより厚み1
mmのシートを成形した。このシートの熱変形温
度、損失係数(tanδ)及び動的弾性係数(E′)を
表に示す。また、この樹脂組成物を用いて、実施
例1と同様にして製作した複合積層体の制振性能
を表に示す。 比較例 1 実施例1と同じ4―メチル―1―ペンテン系重
合体の熱変形温度、損失係数(tanδ)及び動的弾
性係数(E′)を表に示す。この重合体のみを用い
て、実施例1と同様にして製作した複合積層体の
制振性能を表に示す。 比較例 2〜6 実施例1と同じ4―メチル―1―ペンテン系重
合体に表に示すα―オレフイン共重合体を配合し
て、実施例1と同様にしてシート及び複合積層体
を得た。各シートの熱変形温度、損失係数
(tanδ)及び動的弾性係数(E′)を表に示す。ま
た、各複合積層体の制振性能を表に示す。 実施例 6 (複合組成物の調製及び遮音特性の評価) 実施例1で調製した4―メチル―1―ペンテン
系重合体組成物に鉛粉末50重量%を配合し、10mm
厚さのプレス板を作製し、1KHzの音に対する透
過損失を測定した結果、40dBであつた。 比較例 7 実施例1と同じ4―メチル―1―ペンテン系重
合体に鉛粉末50重量%を配合し、実施例6と同様
にして10mm厚さのプレス板を作製した。このプレ
ス板の1KHzの音に対する透過損失を測定した結
果、31dBであつた。
及び損失係数が大きく、制振用複合積層体の芯体
若しくは中間層として、また、充填材を配合して
なる制振用複合組成物として用いるとき、すぐれ
た制振性能を発揮すると共に、耐熱性にもすぐれ
る制振材に関する。 (従来の技術) 従来、各種の機械装置、電気装置、構造物等か
ら発生する騒音や振動を抑制し、又は防止するた
めに、粘弾性物質の剪断変形による内部摩擦を利
用した種々の樹脂組成物からなる制振材が提案さ
れ、或いは実用化されている。 このような制振材としては、既に代表的な熱可
塑性樹脂であるポリエチレンやポリプロピレンが
知られているほか、例えば、特開昭57−34949号
公報には、エチレン/酢酸ビニル共重合体からな
る制振材が開示されており、また、特開昭54−
43251号公報や特開昭54−43252号公報には、ポリ
イソブチレンを主成分とし、これにジエン系炭化
水素重合体又は環状オレフイン重合体と無機充填
剤とを配合してなる制振材が開示されている。し
かし、このような従来の制振材は、いずれもその
制振性能が尚十分ではないうえに、耐熱性に劣る
ために、例えば、高温において制振用積層体とし
て使用し難く、或いは焼付塗装のような高温処理
に耐えない問題がある。 (発明が解決しようとする問題点) 本発明者らは、既に、4―メチル―1―ペンテ
ン系重合体を含む炭素数5〜12のα―オレフイ
ン、プロピレン及び1―ブテンからなる新規な共
重合体がそれ自体ですぐれた制振性能を有するこ
とを見出したが、この共重合体を含む組成物から
なる制振材について更に鋭意研究した結果、この
共重合体と、これとは異なる単量体組成を有する
別異の4―メチル―1―ペンテン系重合体とから
なる組成物が、一層すぐれた制振性能を有するこ
とを見出して、本発明に至つたものである。 従つて、本発明は、制振材における前記した問
題を解決し、制振性能にすぐれると共に、すぐれ
た耐熱性及び高い弾性率を有する制振材を提供す
ることを目的とする。 (発明の概要) 本発明は、本発明による制振材は、 (a) 4―メチル―1―ペンテン系重合体100重量
部について、 (b) プロピレン成分10〜85モル%、1―ブテン成
分0〜60モル%及び4―メチル―1―ペンテン
成分10〜85モル%からなり、135℃のデカリン
中で測定した極限粘度が0.5〜6.0dl/gの範囲に
あるα―オレフイン共重合体30〜12重量部を含
有する組成物からなり、 (c) 熱変形温度が160℃以上であると共に、25℃
において、損失係数が0.06以上であり、動的弾
性係数が1×109dyn/cm2以上であることを特徴
とする。 (問題点を解決するための手段及び作用) 本発明において用いる4―メチル―1―ペンテ
ン系重合体には、4―メチル―1―ペンテンの単
独重合体、及び4―メチル―1―ペンテンとこれ
を除く他の少量のα―オレフイン成分との共重合
体を含み、かかる共重合体は、135℃のデカリン
中で測定した極限粘度〔η〕が1.0〜5.0dl/gの範
囲にあることが好ましく、特に、1.5〜3.0dl/gの
範囲にあることが好ましい。上記α―オレフイン
としては炭素数2〜20のα―オレフイン、例え
ば、エチレン、プロピレン、1―ブテン、1―ペ
ンテン、1―ヘキセン、1―オクテン、1―デセ
ン、1―ドデセン、1―テトラデセン、1―ヘキ
サデセン、1―オクタデセン等を挙げることがで
きる。4―メチル―1―ペンテン系重合体におけ
るこれらα―オレフイン成分の含有量は、通常、
0.5〜4モル%の範囲である。 本発明において用いるα―オレフイン共重合体
は、プロピレン成分10〜85モル%、1―ブテン成
分0〜60モル%及び4―メチル―1―ペンテン成
分10〜85モル%からなり、135℃のデカリン中で
測定した極限粘度が0.5〜6.0dl/gの範囲にあるこ
とを要する。好ましくは、このα―オレフイン共
重合体は、プロピレン成分15〜75モル%、1―ブ
テン成分5〜50モル%及び4―メチル―1―ペン
テン成分15〜70モル%からなり、上記極限粘度が
1.0〜4.0の範囲にある。 α―オレフイン共重合体において、プロピレ
ン、1―ブテン及び4―メチル―1―ペンテンの
各成分が上記範囲をはずれるときは、いずれの場
合も、これと前記4―メチル―1―ペンテン系重
合体とからなる制振材が大きい損失係数をもた
ず、かくして、制振性能が低い。 また、上記α―オレフイン共重合体は、X線回
析法によつて測定した結晶化度が20%以下である
ことが好ましく、特に15%以下であることが好ま
しい。結晶化度が20%を越えるときは、得られる
制振材を用いて、例えば、前記した制振用複合積
層体を構成したときに、その制振性能が十分でな
いからである。 本発明による制振材は、上記4―メチル―1―
ペンテン系重合体100重量部について、上記α―
オレフイン共重合体30〜120重量部を含有する組
成物からなる。このα―オレフイン共重合体の含
有量が上記範囲よりも少ないときは、得られる制
振材の制振性能が尚十分ではなく、一方、上記範
囲を越える多量であるときは、熱変形温度が低下
するからである。 更に、上記のような組成物からなる制振材は、
その熱変形温度が160℃以上であると共に、25℃
において損失係数(tanδ)が0.06以上であり、且
つ、動的弾性係数(E′)が1×109dyn/cm2以上で
あることを要する。 ここに、熱変形温度とは、針入度試験法によ
り、荷重49gで5℃/分の昇温速度で試料を昇温
するとき、0.1mm針入時の温度をいい、例えば、
Dupont990TMA装置によつて測定することがで
きる。この熱変形温度が160℃よりも低いときは、
制振材の耐熱性が十分でない。損失係数とは、
Vibron法による周波数110Hz、動的変位1.6×
10-3cmでのtanδをいい、25℃において損失係数が
0.06よりも小さいときは、制振性能が十分でな
い。また、動的弾性係数とは、Vibron法による
周波数110Hz、動的変位1.6×10-3cmでの貯蔵弾
性率(E′)をいい、25℃における動的弾性係数が
1×109dyn/cm2よりも小さいときは、例えば、こ
の制振材を金属板の間に積層して、複合積層体と
した場合に、特に、高周波数領域における振動に
対する制振性能が不足し、更には、かかる複合体
における形状保持性が低下する。また、制振材を
プレス加工により製造する際の深絞り性が低下す
る。 本発明による制振材は、例えば、制振用複合積
層体における芯体若しくは中間層として、また、
充填剤を含有してなる制振用複合組成物として好
適に用いることができる。 先ず、制振用複合積層体における芯体としての
使用について説明する。芯体として使用するに際
しては、複合積層体の構造は何ら制限されるもの
ではないが、例えば、対向する金属板の間にこの
制振材を介在させた構造を有する複合積層体を好
ましい一例として挙げることができる。このよう
な芯体として使用する場合、芯体の厚みは、通
常、0.05〜0.5mmの範囲が好適である。また、複
合積層体における上記金属板としては、鉄、鋼、
銅、アルミニウム、ステンレス鋼、真ちゆう等を
例示することができ、これら金属板の厚みは、特
に限定されないが、通常、0.1〜2mm、好ましく
は0.2〜0.5mmの範囲である。 本発明による制振材は、例えば、金属への接着
性を改善するために、変性ポリオレフインを含有
してもよい。かかる変性ポリオレフインとして
は、例えば、アクリル酸、メタクリル酸、マレイ
ン酸、イタコン酸、シトラコン酸、ビシクロ
〔2,2,1〕ヘプト―2―エン―5,6―ジカ
ルボン酸等の不飽和カルボン酸、又はその酸無水
物、塩若しくはエステルからなる不飽和カルボン
酸誘導体をポリオレフインにグラフト共重合させ
た共重合体を好適に用いることができる。ここ
に、上記ポリオレフインとしては、例えば、ポリ
エチレン、プロピレン、1―ブテン、1―ペンテ
ン、4―メチル―1―ペンテン、1―ヘキセン、
1―オクテン、1―デセン、1―ドデセン、1―
テトラデセン、1―ヘキサデセン、1―オクタデ
セン等の単独重合体及びこれらの共重合体を挙げ
ることができる。これら変性ポリオレフインにお
ける上記不飽和カルボン酸誘導体成分単位のグラ
フト割合は、上記ポリオレフイン100重量部に対
して、通常、0.1〜5重量部、好ましくは0.2〜3
重量部の範囲である。また、かかる変性ポリオレ
フインの制振材における含有量は、前記4―メチ
ル―1―ペンテン系重合体100重量部に対して、
通常、5〜20重量部、好ましくは5〜10重量部の
範囲である。 また、本発明による制振材には、制振性や剛性
を向上させ、或いは焼付塗装の際の重合体の流れ
出しを抑えるために、必要に応じて、無機充填剤
を含有させることができる。かかる無機充填剤と
しては、例えば、グラフアイト、マイカ、酸化チ
タン、亜鉛華、クレー、炭酸カルシウム、炭酸マ
グネシウム、カーボンブラツク等を例示すること
ができる。このような無機充填剤の配合量は、前
記4―メチル―1―ペンテン系重合体100重量部
について、通常、10〜50重量部の範囲である。 このような制振用複合積層体の製造方法は既に
種々知られている。例えば、シート状制振材を金
属板間に熱圧着し、或いは適宜の接着剤を用いて
金属板間に接着積層すれば、制振用複合積層体を
得ることができる。 次に、本発明による制振材に無機充填剤を配合
してなる制振用複合組成物としての使用について
説明する。無機充填剤としては、前記したと同様
に、グラフアイト、マイカ、酸化チタン、亜鉛
華、クレー、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウ
ム、鉛、カーボンブラツク等が好適に用いられ、
前記と同様に、4―メチル―1―ペンテン系重合
体100重量部について、通常、10〜400重量部、好
ましくは10〜200重量部の範囲で配合される。必
要に応じて、他の重合体、例えば、エチレン/α
―オレフイン共重合体、プロピレン/α―オレフ
イン共重合体、1―ブテン/α―オレフイン共重
合体、エチレン/プロピレン/ジエン共重合体、
ポリイソブチレン、ブチルゴム、NBR、エチレ
ン/酢酸ビニル共重合体、前記した不飽和カルボ
ン酸変性ポリオレフイン等を配合することもでき
る。このように、本発明による制振材に前記不飽
和カルボン酸変性ポリオレフインを配合すると、
4―メチル―1―ペンテン系重合体と無機充填剤
との接着性及び親和性が向上すると共に、複合組
成物の金属に対する接着性が向上する。上記変性
ポリオレフインを含む上記他の重合体の配合量
は、4―メチル―1―ペンテン系重合体100重量
部に対して、通常、5〜20重量部、好ましくは5
〜10重量部の範囲である。 このような制振用複合組成物は、上記各成分か
らなる混合物を溶融混練することによつて得ら
れ、例えば、電子計算機ほか種々の事務用機器の
プリンター用ハウジング、スピーカー・ボツク
ス、輸送機器、防音シート等、制振性が要求され
る製品や部材の成形に供される。 次に、前記したα―オレフイン共重合体の製造
に関しては、先ず、特開昭56−811号公報や特開
昭58−83006号公報に記載されているように、塩
化マグネシウムのような炭化水素に可溶性のマグ
ネシウム化合物と、四塩化チタンのような炭化水
素に可溶性のチタン化合物と、フタル酸エステル
のような電子供与体とを炭化水素溶剤中で反応さ
せられ、得られる固体をハロゲン化炭化水素で処
理することによつて固体状チタン触媒成分を得
る。この触媒成分と有機アルミニウムとシラン化
合物のような電子供与体とからなる触媒の存在下
に、炭化水素溶剤中で4―メチル―1―ペンテ
ン、プロピレン及び1―ブテンを共重合させれ
ば、本発明において用いる前記α―オレフイン共
重合体を得ることができる。 (発明の効果) 以上のように、本発明による制振材は、4―メ
チル―1―ペンテン系重合体と前記所定の性質を
備えたα―オレフイン共重合体を含有する組成物
からなるので、制振性にすぐれると共に、耐熱性
にもすぐれ、また、弾性率も高い。 (実施例) 以下に実施例を挙げて、本発明による制振材を
説明する。 参考例 1 (α―オレフイン共重合体の調製) 無水塩化マグネシウム1モル、2―エチルヘキ
サノール3モル及びn―デカン200mlを窒素雰囲
気中で130℃に加熱して、2時間反応を行ない、
均一な溶液を得た。この溶液を室温に冷却した
後、全容量が1となるようにn―デカンを追加
し、更に130℃でn―ブチルフタレート53mlを加
え、1時間撹拌した。 −10℃に冷却保持した四塩化チタン200ml中に
上で得た均一な溶液50mlを30分間で撹拌下に滴下
した後、更に−10℃で15分間撹拌した。その後、
徐々に昇温し、110℃に達した後、これにn―ブ
チルフタレート10mmolを添加し、110℃で2時
間反応させた。濾過により固体を採取し、この固
体を四塩化チタン200ml中に懸濁させ、110℃で2
時間反応させた。濾過により固体を採取し、遊離
のチタン化合物が検出されなくなるまで、精製ヘ
キサンにて十分に洗浄した。 次に、上で得た固体を二塩化エチレン250mlに
懸濁させ、80℃で2時間撹拌した後、濾過により
固体を採取し、精製ヘキサンにて十分に洗浄し
た。このようにして得た固体触媒中は、原子換算
にてTi1.2重量%、Cl61重量%、Mg19重量%、n
―ブチルフタレート15.2重量%を含んでいた。 内容積500mlのガラス製重合反応器に脱水精製
したn―デカン250mlを装入し、80℃に昇温し、
十分に窒素置換した。プロピレン、1―ブテン、
4―メチル―1―ペンテン及び水素をそれぞれ4
モル/時、1モル/時及び0.5モル/時の割合に
て反応器に供給しながら、トリイソブチルアルミ
ニウム1.5mmol、ジフエニルジメトキシシラン
0.15mmol及び上で得たチタン触媒成分をチタン
原子換算にて0.025ミリグラム原子を装入し、30
分間重合した。重合終了後、少量のイソブチルア
ルコールを添加し、重合を停止させた。重合反応
液を大量のメタノール中に投入し、共重合体を析
出させ、プロピレン―1―ブテン―4―メチル―
1―ペンテン共重合体を得た。この共重合体は、
4―メチル―1―ペンテン30.2モル%、プロピレ
ン56.2モル%及び1―ブテン13.6モル%からな
り、135℃のデカリン中で測定した極限粘度は
1.11、結晶化度は5.0%であつた。 実施例 1 (制振材の製作) 炭素数16〜18のα―オレフイン1.5モル%を含
み、極限粘度〔η〕が2.1dl/gである4―メチル
―1―ペンテン/α―オレフイン共重合体100重
量部に対して、参考例で調製したα―オレフイン
共重合体100重量部を加え、ブラベンダー・ミキ
サーにより250℃で混合し、樹脂組成物を調製し
た。 この樹脂組成物を250℃にて熱プレス成形し、
冷プレスにより急冷して、厚み1mmのシートを得
た。このシートの熱変形温度は161℃であつた。
また、室温での損失係数(tanδ)は、0.108であ
り、動的弾性係数(E′)は2.72×109dyn/cm2であ
つた。 (複合積層体の製作及び制振性能の評価) 亜鉛びき鉄板/上で得た樹脂組成物/亜鉛びき
鉄板(厚み450μ/500μ/450μ)からなる複合積
層体を製作し、その制振性能を評価した。結果を
表に示す。尚、亜鉛びき鉄板と制振材との間に
は、前記4―メチル―1―ペンテン系重合体に無
水マレイン酸をグラフト重合させてなる20μ厚み
のフイルムを介在させて接着した。 制振性能の評価は、日本ゴム協会誌第51巻第
222頁(1978)に記載されているように、二本吊
共振減衰法の測定が可能な装置を製作し、各種周
波数での対数減衰率を求めた。対衰減衰率は、
「騒音ハンドブツク」(日本音響材料協会編昭和41
年技報堂(株)発行)第433頁に記載された方法に従
つて求めた。試験片は、長さ300mm、幅30mm、厚
さ1.4mmの積層体とした。 実施例 2 実施例1と同じく4―メチル―1―ペンテン/
α―オレフイン共重合体100重量部に対して、参
考例1で調製したα―オレフイン共重合体33重量
部を配合して、樹脂組成物を調製し、これを用い
て実施例1と同様にして厚み1mmのシートを成形
した。このシートの熱変形温度、損失係数
(tanδ)及び動的弾性係数(E′)を表に示す。 また、上記樹脂組成物を用いて、実施例1と同
様にして複合積層体を製作し、その制振性能を評
価した。結果を表に示す。 実施例 3〜5 表に示す4―メチル―1―ペンテン系重合体及
びα―オレフイン共重合体を用いて、実施例1と
同様にして樹脂組成物を調製し、これより厚み1
mmのシートを成形した。このシートの熱変形温
度、損失係数(tanδ)及び動的弾性係数(E′)を
表に示す。また、この樹脂組成物を用いて、実施
例1と同様にして製作した複合積層体の制振性能
を表に示す。 比較例 1 実施例1と同じ4―メチル―1―ペンテン系重
合体の熱変形温度、損失係数(tanδ)及び動的弾
性係数(E′)を表に示す。この重合体のみを用い
て、実施例1と同様にして製作した複合積層体の
制振性能を表に示す。 比較例 2〜6 実施例1と同じ4―メチル―1―ペンテン系重
合体に表に示すα―オレフイン共重合体を配合し
て、実施例1と同様にしてシート及び複合積層体
を得た。各シートの熱変形温度、損失係数
(tanδ)及び動的弾性係数(E′)を表に示す。ま
た、各複合積層体の制振性能を表に示す。 実施例 6 (複合組成物の調製及び遮音特性の評価) 実施例1で調製した4―メチル―1―ペンテン
系重合体組成物に鉛粉末50重量%を配合し、10mm
厚さのプレス板を作製し、1KHzの音に対する透
過損失を測定した結果、40dBであつた。 比較例 7 実施例1と同じ4―メチル―1―ペンテン系重
合体に鉛粉末50重量%を配合し、実施例6と同様
にして10mm厚さのプレス板を作製した。このプレ
ス板の1KHzの音に対する透過損失を測定した結
果、31dBであつた。
【表】
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 (a) 4―メチル―1―ペンテン系重合体100
重量部について、 (b) プロピレン成分10〜85モル%、1―ブテン成
分0〜60モル%及び4―メチル―1―ペンテン
成分10〜85モル%からなり、135℃のデカリン
中で測定した極限粘度が0.5〜6.0dl/gの範囲に
あるα―オレフイン共重合体30〜120重量部を
含有する組成物からなり、 (c) 熱変形温度が160℃以上であると共に、25℃
において、損失係数が0.06以上であり、動的弾
性係数が1×109dyn/cm2以上であることを特徴
とする制振材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9520484A JPS60238343A (ja) | 1984-05-11 | 1984-05-11 | 制振材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9520484A JPS60238343A (ja) | 1984-05-11 | 1984-05-11 | 制振材 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60238343A JPS60238343A (ja) | 1985-11-27 |
| JPH0124412B2 true JPH0124412B2 (ja) | 1989-05-11 |
Family
ID=14131216
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9520484A Granted JPS60238343A (ja) | 1984-05-11 | 1984-05-11 | 制振材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60238343A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0745603B2 (ja) * | 1986-03-11 | 1995-05-17 | 三井石油化学工業株式会社 | 樹脂組成物 |
| JP2583124B2 (ja) * | 1989-05-02 | 1997-02-19 | 宇部興産株式会社 | 制振材組成物、及びそれを用いた制振性積層体 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58171425A (ja) * | 1982-04-02 | 1983-10-08 | Mitsui Petrochem Ind Ltd | ポリ4−メチル−1−ペンテン組成物 |
-
1984
- 1984-05-11 JP JP9520484A patent/JPS60238343A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60238343A (ja) | 1985-11-27 |
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