JPH0124878B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0124878B2 JPH0124878B2 JP18164885A JP18164885A JPH0124878B2 JP H0124878 B2 JPH0124878 B2 JP H0124878B2 JP 18164885 A JP18164885 A JP 18164885A JP 18164885 A JP18164885 A JP 18164885A JP H0124878 B2 JPH0124878 B2 JP H0124878B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- zinc
- manganese alloy
- plating bath
- steel sheet
- added
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Electroplating And Plating Baths Therefor (AREA)
- Electroplating Methods And Accessories (AREA)
Description
〔発明の技術分野〕
この発明は、亜鉛−マンガン合金電気めつき鋼
板の製造方法に関するものである。 〔従来技術とその問題点〕 鋼板の防食法として、従来より亜鉛めつきが広
く行なわれており、亜鉛めつき鋼板は、建材、家
電製品および自動車など広範な用途に使われてい
る。ところで、近年、製品の耐久性向上の要求が
高まつており、亜鉛めつき鋼板の耐食性をより改
善することが強く求められている。 本発明者等は、上記の要求に応えるべく研究を
重ねた結果、従来の亜鉛電気めつき鋼板に比べ、
著しく耐食性に優れた亜鉛−マンガン合金電気め
つき鋼板を発明するに至り、出願した(特開昭58
−37188号)。 しかし、亜鉛−マンガン合金電気めつき時のカ
ソード電解効率は、亜鉛電気めつき時のカソード
電解効率に比べて低く、約25〜50%しかない。カ
ソード電解効率が低いということは、電気めつき
鋼板の生産性が悪化するだけでなく、省エネルギ
ーの観点からも好ましくない。 本発明者等は、その後の研究で、亜鉛−マンガ
ン合金めつき浴に、セレンの化合物またはテルル
の化合物を添加することにより、亜鉛−マンガン
合金電気めつき時のカソード電解効率を大幅に改
善できることを見い出し、これらの技術について
出願した(特開昭60−52590号、特開昭60−52591
号)。 この方法によれば、亜鉛−マンガン合金電気め
つき時のカソード電解効率は大幅に改善された
が、しかし、一方でめつき皮膜中にセレンやテル
ルが共析し易いために、セレンやテルルの消費量
が多く、このため亜鉛−マンガン合金電気めつき
鋼板の価格が高価となり、実用的には問題があつ
た。 このようなことから、高価なセレンやテルル等
を使用することなく、カソード電解効率を向上さ
せることができる、実用的な亜鉛−マンガン合金
電気めつき鋼板の製造方法の開発が強く望まれて
いるが、このような製造方法はまだ提案されてい
ない。 〔発明の目的〕 この発明の目的は、鋼板に亜鉛−マンガン合金
電気めつきを施すにあたり、めつき浴中に高価な
セレンやテルル等に代る安価な物質を添加するこ
とにより、カソード電解効率を向上させて鋼板に
電気めつきを施すことができる、安価な亜鉛−マ
ンガン合金電気めつき鋼板の製造方法を提供する
ことにある。 〔発明の概要〕 この発明は、硫酸亜鉛および硫酸マンガンを主
成分とし、クエン酸塩を錯化剤として添加してな
る亜鉛−マンガン合金めつき浴で、鋼板に電気め
つきを施すことからなる、亜鉛−マンガン合金電
気めつき鋼板の製造方法において、前記めつき浴
中に、チオ硫酸塩、チオール基を有する有機酸ま
たはチオール基を有する有機酸の塩類の少なくと
も1種以上を0.01〜0.5g/添加して、前記鋼
板に電気めつきを施すことに特徴を有するもので
ある。 〔発明の構成〕 以下、この発明の亜鉛−マンガン合金電気めつ
き鋼板の製造方法について詳述する。 本発明者等は、鋼板に亜鉛−マンガン合金めつ
き浴で電気めつきを施す際に、カソード電解効率
を向上させることに開し研究を重ねた結果、チオ
硫酸塩、チオール基を有する有機酸またはチオー
ル基を有する有機酸の塩類を、めつき浴中に添加
することによつて、カソード電解効率を著しく向
上できることを見い出した。この発明は、上記知
見に基づいてなされたものである。 この発明においては、クエン酸塩を錯化剤とし
て含有する亜鉛−マンガン合金めつき浴中に、チ
オ硫酸塩、チオール基を有する有機酸またはチオ
ール基を有する有機酸の塩類の少なくとも1種以
上を、0.01〜0.50g/を添加することによつ
て、従来法に比べカソード電解効率を大幅に向上
させるものである。 この発明において、亜鉛−マンガン合金めつき
浴に錯化剤としてクエン酸塩を添加するのは、前
述の特開昭58−37188号等に記載されているよう
に、このめつき浴から広範囲な組成の亜鉛−マン
ガン合金の電気めつきが可能であることによる。 このような錯化剤を含有する亜鉛−マンガン合
金めつき浴で鋼板に電気めつきを施すときの、め
つき浴の組成および電解条件の一例を第1表に示
す。
板の製造方法に関するものである。 〔従来技術とその問題点〕 鋼板の防食法として、従来より亜鉛めつきが広
く行なわれており、亜鉛めつき鋼板は、建材、家
電製品および自動車など広範な用途に使われてい
る。ところで、近年、製品の耐久性向上の要求が
高まつており、亜鉛めつき鋼板の耐食性をより改
善することが強く求められている。 本発明者等は、上記の要求に応えるべく研究を
重ねた結果、従来の亜鉛電気めつき鋼板に比べ、
著しく耐食性に優れた亜鉛−マンガン合金電気め
つき鋼板を発明するに至り、出願した(特開昭58
−37188号)。 しかし、亜鉛−マンガン合金電気めつき時のカ
ソード電解効率は、亜鉛電気めつき時のカソード
電解効率に比べて低く、約25〜50%しかない。カ
ソード電解効率が低いということは、電気めつき
鋼板の生産性が悪化するだけでなく、省エネルギ
ーの観点からも好ましくない。 本発明者等は、その後の研究で、亜鉛−マンガ
ン合金めつき浴に、セレンの化合物またはテルル
の化合物を添加することにより、亜鉛−マンガン
合金電気めつき時のカソード電解効率を大幅に改
善できることを見い出し、これらの技術について
出願した(特開昭60−52590号、特開昭60−52591
号)。 この方法によれば、亜鉛−マンガン合金電気め
つき時のカソード電解効率は大幅に改善された
が、しかし、一方でめつき皮膜中にセレンやテル
ルが共析し易いために、セレンやテルルの消費量
が多く、このため亜鉛−マンガン合金電気めつき
鋼板の価格が高価となり、実用的には問題があつ
た。 このようなことから、高価なセレンやテルル等
を使用することなく、カソード電解効率を向上さ
せることができる、実用的な亜鉛−マンガン合金
電気めつき鋼板の製造方法の開発が強く望まれて
いるが、このような製造方法はまだ提案されてい
ない。 〔発明の目的〕 この発明の目的は、鋼板に亜鉛−マンガン合金
電気めつきを施すにあたり、めつき浴中に高価な
セレンやテルル等に代る安価な物質を添加するこ
とにより、カソード電解効率を向上させて鋼板に
電気めつきを施すことができる、安価な亜鉛−マ
ンガン合金電気めつき鋼板の製造方法を提供する
ことにある。 〔発明の概要〕 この発明は、硫酸亜鉛および硫酸マンガンを主
成分とし、クエン酸塩を錯化剤として添加してな
る亜鉛−マンガン合金めつき浴で、鋼板に電気め
つきを施すことからなる、亜鉛−マンガン合金電
気めつき鋼板の製造方法において、前記めつき浴
中に、チオ硫酸塩、チオール基を有する有機酸ま
たはチオール基を有する有機酸の塩類の少なくと
も1種以上を0.01〜0.5g/添加して、前記鋼
板に電気めつきを施すことに特徴を有するもので
ある。 〔発明の構成〕 以下、この発明の亜鉛−マンガン合金電気めつ
き鋼板の製造方法について詳述する。 本発明者等は、鋼板に亜鉛−マンガン合金めつ
き浴で電気めつきを施す際に、カソード電解効率
を向上させることに開し研究を重ねた結果、チオ
硫酸塩、チオール基を有する有機酸またはチオー
ル基を有する有機酸の塩類を、めつき浴中に添加
することによつて、カソード電解効率を著しく向
上できることを見い出した。この発明は、上記知
見に基づいてなされたものである。 この発明においては、クエン酸塩を錯化剤とし
て含有する亜鉛−マンガン合金めつき浴中に、チ
オ硫酸塩、チオール基を有する有機酸またはチオ
ール基を有する有機酸の塩類の少なくとも1種以
上を、0.01〜0.50g/を添加することによつ
て、従来法に比べカソード電解効率を大幅に向上
させるものである。 この発明において、亜鉛−マンガン合金めつき
浴に錯化剤としてクエン酸塩を添加するのは、前
述の特開昭58−37188号等に記載されているよう
に、このめつき浴から広範囲な組成の亜鉛−マン
ガン合金の電気めつきが可能であることによる。 このような錯化剤を含有する亜鉛−マンガン合
金めつき浴で鋼板に電気めつきを施すときの、め
つき浴の組成および電解条件の一例を第1表に示
す。
次に、この発明を、実施例により更に詳述す
る。 実施例 1〜8 冷延鋼板を脱脂、酸洗したのち、第2表に示す
めつき浴組成および電解条件で電気めつきを施し
た。このとき得られた亜鉛−マンガン合金の組成
およびカソード電解効率を第3表に示す。 第3表に示されるように、めつき浴中にチオグ
リコール酸またはチオ硫酸ナトリウムを0.01〜
0.50g/の範囲で添加した実施例1〜8の場
合、上記チオグリコール酸等を添加しない従来例
1に比べて、カソード電解効率が5〜30%増加し
ており、これらチオグリコール酸等を所定量めつ
き浴中に添加することによつて、カソード電解効
率を著しく改善することができていることがわか
る。 一方、比較例1、3のように、チオグリコール
酸またはチオ硫酸ナトリウムの添加量が0.01g/
未満の場合は、カソード電解効率の増加が
る。 実施例 1〜8 冷延鋼板を脱脂、酸洗したのち、第2表に示す
めつき浴組成および電解条件で電気めつきを施し
た。このとき得られた亜鉛−マンガン合金の組成
およびカソード電解効率を第3表に示す。 第3表に示されるように、めつき浴中にチオグ
リコール酸またはチオ硫酸ナトリウムを0.01〜
0.50g/の範囲で添加した実施例1〜8の場
合、上記チオグリコール酸等を添加しない従来例
1に比べて、カソード電解効率が5〜30%増加し
ており、これらチオグリコール酸等を所定量めつ
き浴中に添加することによつて、カソード電解効
率を著しく改善することができていることがわか
る。 一方、比較例1、3のように、チオグリコール
酸またはチオ硫酸ナトリウムの添加量が0.01g/
未満の場合は、カソード電解効率の増加が
【表】
2〜3%にとどまり、所期の効果が得られていな
い。また、比較例2、4のように、チオグリコー
ル酸等の添加量が0.50g/を超えた場合は、カ
ソード電解効率の増加が飽和しており、また、め
つき皮膜が粉末化して外観が悪化している。 実施例 9〜16 冷延鋼板を脱脂、酸洗したのち、第4表に示す
めつき浴組成および電解条件で電気めつきを施し
た。このとき得られた亜鉛−マンガン合金の組成
およびカソード電解効率を第5表に示す。
い。また、比較例2、4のように、チオグリコー
ル酸等の添加量が0.50g/を超えた場合は、カ
ソード電解効率の増加が飽和しており、また、め
つき皮膜が粉末化して外観が悪化している。 実施例 9〜16 冷延鋼板を脱脂、酸洗したのち、第4表に示す
めつき浴組成および電解条件で電気めつきを施し
た。このとき得られた亜鉛−マンガン合金の組成
およびカソード電解効率を第5表に示す。
【表】
【表】
【表】
第5表に示されるように、めつき浴中にチオグ
リコール酸またはチオ硫酸ナトリウムを0.01〜
0.50g/の範囲で添加した実施例9〜16の場
合、チオグリコール酸等を添加しない従来例2に
比べて、カソード電解効率が5〜26%増加してお
り、これらチオグリコール酸等を所定量めつき浴
中に添加することによつて、カソード電解効率を
著しく改善することができている。 一方、比較例5、7のように、チオグリコール
酸またはチオ硫酸ナトリウムの添加量が0.01g/
リコール酸またはチオ硫酸ナトリウムを0.01〜
0.50g/の範囲で添加した実施例9〜16の場
合、チオグリコール酸等を添加しない従来例2に
比べて、カソード電解効率が5〜26%増加してお
り、これらチオグリコール酸等を所定量めつき浴
中に添加することによつて、カソード電解効率を
著しく改善することができている。 一方、比較例5、7のように、チオグリコール
酸またはチオ硫酸ナトリウムの添加量が0.01g/
【表】
この発明は、以上のように構成されるので、亜
鉛−マンガン合金電気めつき鋼板を高い生産性で
安価に製造することができる。
鉛−マンガン合金電気めつき鋼板を高い生産性で
安価に製造することができる。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 硫酸亜鉛および硫酸マンガンを主成分とし、
クエン酸塩を錯化剤として添加してなる亜鉛−マ
ンガン合金めつき浴で、鋼板に電気めつきを施す
ことからなる、亜鉛−マンガン合金電気めつき鋼
板の製造方法において、 前記めつき浴中に、チオ硫酸塩、チオール基を
有する有機酸またはチオール基を有する有機酸の
塩類の少なくとも1種以上を0.01〜0.50g/添
加して、前記鋼板に電気めつきを施すことを特徴
とする、亜鉛−マンガン合金電気めつき鋼板の製
造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18164885A JPS6244593A (ja) | 1985-08-21 | 1985-08-21 | 亜鉛−マンガン合金電気めつき鋼板の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18164885A JPS6244593A (ja) | 1985-08-21 | 1985-08-21 | 亜鉛−マンガン合金電気めつき鋼板の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6244593A JPS6244593A (ja) | 1987-02-26 |
| JPH0124878B2 true JPH0124878B2 (ja) | 1989-05-15 |
Family
ID=16104419
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18164885A Granted JPS6244593A (ja) | 1985-08-21 | 1985-08-21 | 亜鉛−マンガン合金電気めつき鋼板の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6244593A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102703926B (zh) * | 2012-05-19 | 2014-11-26 | 湘西自治州矿产与新材料技术创新服务中心 | 无硒电解金属锰高效生产添加剂 |
-
1985
- 1985-08-21 JP JP18164885A patent/JPS6244593A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6244593A (ja) | 1987-02-26 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPS6365758B2 (ja) | ||
| US4142948A (en) | Chromium deposition solution | |
| JP3043336B1 (ja) | 耐白錆性に優れる電気Znめっき鋼板およびその製造方法 | |
| CN101565843A (zh) | 一种锌镁合金镀层的制备方法 | |
| CN101289742B (zh) | 一种锌或锌铝合金用磷化液 | |
| JPS60200996A (ja) | 黒色化防錆鋼板とその製法 | |
| JP2616039B2 (ja) | 生産性に優れ、外観に優れた亜鉛−マンガン合金の電気めつき方法 | |
| JPS6244593A (ja) | 亜鉛−マンガン合金電気めつき鋼板の製造方法 | |
| JP3032112B2 (ja) | 耐食性、耐パウダリング性に優れた高Ni含有Zn−Niめっき鋼板の製造方法 | |
| JPH0128840B2 (ja) | ||
| JPH0826474B2 (ja) | 生産性に優れた亜鉛―マンガン合金の電気めつき方法 | |
| JPS6024197B2 (ja) | 電気メツキ用Pb合金製不溶性陽極 | |
| JPS6052590A (ja) | 亜鉛・マンガン合金めつき鋼板の製造方法 | |
| JPS6027757B2 (ja) | 高耐食性電気亜鉛めつき鋼板およびその製造方法 | |
| JPH03120393A (ja) | Zn―Cr電気めっき鋼板の製造方法 | |
| JPH07103476B2 (ja) | 加工性に優れたZn−Ni系合金電気めっき鋼板の製造方法 | |
| JPH0713316B2 (ja) | Al―Ti系合金めっき金属材の製造法 | |
| JPH0762589A (ja) | Zn−Cr系合金めっき鋼板の製造方法 | |
| JPH0273980A (ja) | 高耐食性複層めっき鋼板 | |
| JPH0814038B2 (ja) | Zn−Ni系合金めっき鋼板の製造方法 | |
| JP3032114B2 (ja) | 耐食性、加工性に優れた薄膜有機複合鋼板の製造方法 | |
| JPH0754186A (ja) | めっき密着性に優れたZn−Cr系合金めっき鋼板の製造方法 | |
| JP3934969B2 (ja) | 高耐食性電気めっき鋼材及びその製造方法 | |
| JP2584735B2 (ja) | A▲l▼合金めっき金属材とその製造法 | |
| JPH0631464B2 (ja) | A▲l▼合金めつき金属材およびその製造方法 |