JPH0125087B2 - - Google Patents
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- JPH0125087B2 JPH0125087B2 JP12074883A JP12074883A JPH0125087B2 JP H0125087 B2 JPH0125087 B2 JP H0125087B2 JP 12074883 A JP12074883 A JP 12074883A JP 12074883 A JP12074883 A JP 12074883A JP H0125087 B2 JPH0125087 B2 JP H0125087B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pulley
- wire
- ratchet teeth
- casing
- shaft
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Transmission Devices (AREA)
- Mechanical Control Devices (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はワイヤ駆動装置におけるワイヤの伸び
吸収機構に関する。さらに詳しくは過負荷による
ワイヤの弾性伸びを吸収することなくワイヤの永
久伸びのみを吸収するように改良されたワイヤの
伸び吸収機構(以下、単に吸収機構という)に関
する。
吸収機構に関する。さらに詳しくは過負荷による
ワイヤの弾性伸びを吸収することなくワイヤの永
久伸びのみを吸収するように改良されたワイヤの
伸び吸収機構(以下、単に吸収機構という)に関
する。
従来より遠隔操作システムとして、たとえば第
10図に示されるようなそれぞれ張り状態で配索
される2本のワイヤ51,52と、それらのワイ
ヤの一端を表面上に係止すると共に、たがいに逆
方向に巻きつけてなるプーリ53を有する駆動装
置54と、ガイド部材55などに摺動自在または
回転自在に設けられ、前記ワイヤ51,52の他
端が係止されてなる可動部材56を有する従動装
置57とからなり、前記プーリ53の矢印A,B
方向の回転駆動により前記ワイヤ51,52の一
方をプーリ53に巻きとると共に他方をほどき出
し、それによつて可動部材56を矢印C方向また
はD方向に往復操作(または回転操作)するよう
に構成されたもの(たとえばウインドレギユレー
タなど)が知られている。
10図に示されるようなそれぞれ張り状態で配索
される2本のワイヤ51,52と、それらのワイ
ヤの一端を表面上に係止すると共に、たがいに逆
方向に巻きつけてなるプーリ53を有する駆動装
置54と、ガイド部材55などに摺動自在または
回転自在に設けられ、前記ワイヤ51,52の他
端が係止されてなる可動部材56を有する従動装
置57とからなり、前記プーリ53の矢印A,B
方向の回転駆動により前記ワイヤ51,52の一
方をプーリ53に巻きとると共に他方をほどき出
し、それによつて可動部材56を矢印C方向また
はD方向に往復操作(または回転操作)するよう
に構成されたもの(たとえばウインドレギユレー
タなど)が知られている。
ところが通常金属撚線などからなるワイヤに
は、ワイヤに負荷される張力がなくなればもとに
戻る弾性伸びと張力がなくなつても元に戻らない
永久伸びが生ずる。後者の永久伸びが生じたばあ
い、ワイヤにかけられていた張力が失なわれ、さ
らにワイヤに遊びが生ずるため、駆動装置54の
操作を正確に従動装置57に伝達することができ
ない。そこで近時前記操作システムにおいて、ワ
イヤに永久伸びが発生したときにその永久伸びを
吸収することができ、しかもワイヤ駆動装置とし
て使用するときはワイヤの巻き取り駆動時に自動
的に前記ワイヤの永久伸びを吸収することができ
る吸収機構が提案されている(たとえば本出願人
の出願にかかわる特願昭56−19972号、特願昭56
−96985号、特願昭56−193979号など)。
は、ワイヤに負荷される張力がなくなればもとに
戻る弾性伸びと張力がなくなつても元に戻らない
永久伸びが生ずる。後者の永久伸びが生じたばあ
い、ワイヤにかけられていた張力が失なわれ、さ
らにワイヤに遊びが生ずるため、駆動装置54の
操作を正確に従動装置57に伝達することができ
ない。そこで近時前記操作システムにおいて、ワ
イヤに永久伸びが発生したときにその永久伸びを
吸収することができ、しかもワイヤ駆動装置とし
て使用するときはワイヤの巻き取り駆動時に自動
的に前記ワイヤの永久伸びを吸収することができ
る吸収機構が提案されている(たとえば本出願人
の出願にかかわる特願昭56−19972号、特願昭56
−96985号、特願昭56−193979号など)。
それらの吸収機構の基本的な構成は第10図に
おけるプーリ53を2点鎖線で示されるように第
1プーリ6、第2プーリ8の2つに分割すると共
に両者の対向する側面にそれぞれラチエツト歯1
3,14を刻設したものである。このものは第1
プーリ6と第2プーリ8に相対的な回転を行なわ
せることによりワイヤの永久伸びを吸収する機能
を有する。
おけるプーリ53を2点鎖線で示されるように第
1プーリ6、第2プーリ8の2つに分割すると共
に両者の対向する側面にそれぞれラチエツト歯1
3,14を刻設したものである。このものは第1
プーリ6と第2プーリ8に相対的な回転を行なわ
せることによりワイヤの永久伸びを吸収する機能
を有する。
ところがそのような吸収機構をワイヤの駆動装
置として採用するときは、前記可動部材56とガ
イド部材55の間の摺動抵抗が一時的に大きくな
つたばあい、あるいは前記可動部材56がストツ
パ58によつて停止されたのち、すなわち第1ワ
イヤ51の巻き取り操作が完了したのちにさらに
レバー61が矢印B方向に駆動されるばあいには
第1プーリ6と第2プーリ8が相対的に回転させ
られ、第1ワイヤ51(結局は第2ワイヤ52に
もおよぶ)に過度の弾性伸びを生じさせ、さらに
各部の剛性ガタを吸収した状態までラチエツト歯
13,14の係合が進むばあいがある。そのよう
なワイヤの過度の弾性伸びは永久伸びを惹起する
という欠点があり、しかもプーリ6,8その他の
部材の回転軸などに曲げ撓みを生じさせて操作シ
ステムの操作が重くなるという欠点がある。
置として採用するときは、前記可動部材56とガ
イド部材55の間の摺動抵抗が一時的に大きくな
つたばあい、あるいは前記可動部材56がストツ
パ58によつて停止されたのち、すなわち第1ワ
イヤ51の巻き取り操作が完了したのちにさらに
レバー61が矢印B方向に駆動されるばあいには
第1プーリ6と第2プーリ8が相対的に回転させ
られ、第1ワイヤ51(結局は第2ワイヤ52に
もおよぶ)に過度の弾性伸びを生じさせ、さらに
各部の剛性ガタを吸収した状態までラチエツト歯
13,14の係合が進むばあいがある。そのよう
なワイヤの過度の弾性伸びは永久伸びを惹起する
という欠点があり、しかもプーリ6,8その他の
部材の回転軸などに曲げ撓みを生じさせて操作シ
ステムの操作が重くなるという欠点がある。
そこで本発明者は叙上の欠点を排除すべく鋭意
研究を重ねた結果、ワイヤの伸び吸収機構を以下
に述べるように構成するときは、ハンドルレバー
に負荷が付与されたときに前記ラチエツト歯の歯
合を解除し、それによりワイヤの弾性伸びをラチ
エツト歯が吸収することがないというまつたく新
規な事実を見出し、本発明を完成するにいたつ
た。
研究を重ねた結果、ワイヤの伸び吸収機構を以下
に述べるように構成するときは、ハンドルレバー
に負荷が付与されたときに前記ラチエツト歯の歯
合を解除し、それによりワイヤの弾性伸びをラチ
エツト歯が吸収することがないというまつたく新
規な事実を見出し、本発明を完成するにいたつ
た。
すなわち本発明は、
(a) ケーシングと、
(b) 該ケーシング内に回転自在に設けられる軸お
よび該軸から半径方向外側に延び、その外周縁
に沿つて切り欠き部が形成されてなるフランジ
を有し、前記切り欠き部の円周方向の少なくと
も一方の端縁がテーパ状に形成されてなる駆動
部材と、 (c) 前記フランジと隣接するように、かつ前記軸
と同心状に前記ケーシング内に回転自在に設け
られ、前記フランジ側の第1側面とは反対側の
第2側面の外周近辺に第1ラチエツト歯を有
し、該第ラチエツト歯の半径方向内側に前記側
面を貫通し、円周方向に延びる少なくとも1つ
の長孔を有する第1プーリと、 (d) 該第1プーリの前記第1側面と隣接するよう
に、かつ前記軸と同心状に前記ケーシング内に
回転自在に設けられ、前記第1ラチエツト歯と
歯合しうる第2ラチエツト歯が側面の外周近辺
に設けられてなる第2プーリと、 (e) 前記第1プーリの長孔内に軸方向に移動自在
に遊嵌され、前記切り欠き部の一方の端縁によ
つて押圧されることにより第2プーリを軸方向
に押圧するラチエツト分離手段と、 (f) 前記第1プーリと第2プーリとをたがいに押
圧させるための弾性手段と、 (g) 前記第2プーリの回転に対しブレーキ力を与
える手段と、 (h) 前記第1プーリおよび第2プーリの外周にそ
れぞれその両端が係止されると共に、たがいに
逆方向に巻きつけられてなる実質的に1つの閉
ループを構成する動力伝達用のワイヤ とを有するワイヤの伸び吸収機構を要旨とするも
のである。
よび該軸から半径方向外側に延び、その外周縁
に沿つて切り欠き部が形成されてなるフランジ
を有し、前記切り欠き部の円周方向の少なくと
も一方の端縁がテーパ状に形成されてなる駆動
部材と、 (c) 前記フランジと隣接するように、かつ前記軸
と同心状に前記ケーシング内に回転自在に設け
られ、前記フランジ側の第1側面とは反対側の
第2側面の外周近辺に第1ラチエツト歯を有
し、該第ラチエツト歯の半径方向内側に前記側
面を貫通し、円周方向に延びる少なくとも1つ
の長孔を有する第1プーリと、 (d) 該第1プーリの前記第1側面と隣接するよう
に、かつ前記軸と同心状に前記ケーシング内に
回転自在に設けられ、前記第1ラチエツト歯と
歯合しうる第2ラチエツト歯が側面の外周近辺
に設けられてなる第2プーリと、 (e) 前記第1プーリの長孔内に軸方向に移動自在
に遊嵌され、前記切り欠き部の一方の端縁によ
つて押圧されることにより第2プーリを軸方向
に押圧するラチエツト分離手段と、 (f) 前記第1プーリと第2プーリとをたがいに押
圧させるための弾性手段と、 (g) 前記第2プーリの回転に対しブレーキ力を与
える手段と、 (h) 前記第1プーリおよび第2プーリの外周にそ
れぞれその両端が係止されると共に、たがいに
逆方向に巻きつけられてなる実質的に1つの閉
ループを構成する動力伝達用のワイヤ とを有するワイヤの伸び吸収機構を要旨とするも
のである。
なお、第2プーリの回転に対しブレーキ力を与
える手段とは、第1プーリを第1、第2ラチエツ
ト歯の空転方向に回転させるとき、第2プーリに
伝わるトルクに抵抗するものをすべて含む概念で
ある。そしてこれには、第2プーリを軸方向に付
勢して静止部材との間に摩擦力を生じさせるもの
や、第2プーリに対し、第2プーリに伝わるトル
クと反対向きのトルクを与えるものがある。
える手段とは、第1プーリを第1、第2ラチエツ
ト歯の空転方向に回転させるとき、第2プーリに
伝わるトルクに抵抗するものをすべて含む概念で
ある。そしてこれには、第2プーリを軸方向に付
勢して静止部材との間に摩擦力を生じさせるもの
や、第2プーリに対し、第2プーリに伝わるトル
クと反対向きのトルクを与えるものがある。
つぎに図面を参照しながら本発明のワイヤの伸
び吸収機構を説明する。
び吸収機構を説明する。
第1図は本発明の機構の一実施例を示す一部切
欠側面図、第2図は第1図のX−X線断面図(た
だしケーシングは省略)、第3〜4図はたがいに
異なる操作状態を示す第2図のY−Y線断面図、
第5図は本発明の機構が採用されているウインド
レギユレータの概略斜視図、第6図は第2図のZ
−Z線断面図、第7〜8図は本発明の機構の他の
実施例のたがいに異なる操作状態を示す一部切欠
き側面図、第9図は本発明の機構の他の実施例を
示す縦断面図である。
欠側面図、第2図は第1図のX−X線断面図(た
だしケーシングは省略)、第3〜4図はたがいに
異なる操作状態を示す第2図のY−Y線断面図、
第5図は本発明の機構が採用されているウインド
レギユレータの概略斜視図、第6図は第2図のZ
−Z線断面図、第7〜8図は本発明の機構の他の
実施例のたがいに異なる操作状態を示す一部切欠
き側面図、第9図は本発明の機構の他の実施例を
示す縦断面図である。
第1図において1は有底円筒状の本体1aとカ
バー1bとからなるケーシングである。ケーシン
グ1の内部には軸2が回転自在に設けられてい
る。軸2の一端2aはケーシング1の外部に突出
しており、たとえばクランク式のハンドル(第5
図の61)などにより矢印A方向または矢印B方
向に回転駆動される。軸2には半径方向外側に延
びる有底円筒状のフランジ3が溶接などによつて
固着されている。前記軸2とフランジ3は駆動部
材を構成している。フランジ3には第2〜4図に
明瞭に示されるようにその外周縁に沿つて扇状切
り欠き部36および切り欠き部5が形成されてい
る。切り欠き部5の少なくとも一方の端縁にはな
めらかな曲面状または斜面状のテーパ部4が形成
されている。
バー1bとからなるケーシングである。ケーシン
グ1の内部には軸2が回転自在に設けられてい
る。軸2の一端2aはケーシング1の外部に突出
しており、たとえばクランク式のハンドル(第5
図の61)などにより矢印A方向または矢印B方
向に回転駆動される。軸2には半径方向外側に延
びる有底円筒状のフランジ3が溶接などによつて
固着されている。前記軸2とフランジ3は駆動部
材を構成している。フランジ3には第2〜4図に
明瞭に示されるようにその外周縁に沿つて扇状切
り欠き部36および切り欠き部5が形成されてい
る。切り欠き部5の少なくとも一方の端縁にはな
めらかな曲面状または斜面状のテーパ部4が形成
されている。
前記軸2の外周には前記フランジ3と隣接して
第1プーリ6および第2プーリ8がそれぞれその
順に回転自在に設けられている。第2プーリ8は
さらに軸2に対して軸方向に隙間9の分だけ移動
可能に設けられている。第2プーリ8とケーシン
グ1の間にはウエーブワツシヤ10が介在されて
おり、それによつて第2プーリ8が第1プーリ6
側に常時押圧されている。
第1プーリ6および第2プーリ8がそれぞれその
順に回転自在に設けられている。第2プーリ8は
さらに軸2に対して軸方向に隙間9の分だけ移動
可能に設けられている。第2プーリ8とケーシン
グ1の間にはウエーブワツシヤ10が介在されて
おり、それによつて第2プーリ8が第1プーリ6
側に常時押圧されている。
第1プーリ6のフランジ3側の第1側面6aに
対して反対側の第2側面6bおよび第2プーリ8
の第1プーリ6と隣接する側面8aには、それぞ
れ第1ラチエツト歯13および第2ラチエツト歯
14がたがいに歯合するように刻設されている。
対して反対側の第2側面6bおよび第2プーリ8
の第1プーリ6と隣接する側面8aには、それぞ
れ第1ラチエツト歯13および第2ラチエツト歯
14がたがいに歯合するように刻設されている。
第1プーリ6の第1側面6aには前記扇状切り
欠き部36と係合しうる扇状突起37が突設され
ており、さらに第1側面6aから第2側面にかけ
て貫通し、円周方向に延びる弧状の長孔15が形
成されている。長孔15の端縁の第1側面6a側
にはラチエツト分離手段として一旦第2側面6b
側に延び、第2側面6b近辺で折り返されてさら
に第1側面6aから自由端16aが突出する可撓
性の折り曲げ片16の一端が固着されている。折
り曲げ片16の自由端16aはフランジ3の切り
欠き部5のテーパ部4とたがいに当接するよう
に、かつテーパ部4が容易に折り曲げ片16を矢
印E方向に押圧するように、さらに折り返された
形状に形成されている。
欠き部36と係合しうる扇状突起37が突設され
ており、さらに第1側面6aから第2側面にかけ
て貫通し、円周方向に延びる弧状の長孔15が形
成されている。長孔15の端縁の第1側面6a側
にはラチエツト分離手段として一旦第2側面6b
側に延び、第2側面6b近辺で折り返されてさら
に第1側面6aから自由端16aが突出する可撓
性の折り曲げ片16の一端が固着されている。折
り曲げ片16の自由端16aはフランジ3の切り
欠き部5のテーパ部4とたがいに当接するよう
に、かつテーパ部4が容易に折り曲げ片16を矢
印E方向に押圧するように、さらに折り返された
形状に形成されている。
第1プーリ6および第2プーリ8の外周には従
来のワイヤの伸び吸収機構と同様に、実質的に1
つの閉ループを構成する第1ワイヤ21および第
2ワイヤ22のそれぞれの一端が係止され、かつ
たがいに逆方向に巻きつけられている。巻きつけ
の方向は第1プーリ6を第2プーリ8に対してラ
チエツト歯13,14が係合する方向(第1図の
矢印A方向)に回転させたとき、第1ワイヤ21
が第1プーリ6からほどき出され、第2ワイヤ2
2が第2プーリ8に巻き取られる方向である。
来のワイヤの伸び吸収機構と同様に、実質的に1
つの閉ループを構成する第1ワイヤ21および第
2ワイヤ22のそれぞれの一端が係止され、かつ
たがいに逆方向に巻きつけられている。巻きつけ
の方向は第1プーリ6を第2プーリ8に対してラ
チエツト歯13,14が係合する方向(第1図の
矢印A方向)に回転させたとき、第1ワイヤ21
が第1プーリ6からほどき出され、第2ワイヤ2
2が第2プーリ8に巻き取られる方向である。
本実施例における第2プーリの回転に対しブレ
ーキ力を与える手段には、ウエーブワツシヤ10
とケーシング1が該当する。すなわち、第1ラチ
エツト歯13が第2ラチエツト歯14に対し空転
方向に回転すると、第2プーリ8がウエーブワツ
シヤ10を介してケーシング1に押しつけられ、
摩擦力が生じる。そしてこの摩擦力がブレーキ力
となる。
ーキ力を与える手段には、ウエーブワツシヤ10
とケーシング1が該当する。すなわち、第1ラチ
エツト歯13が第2ラチエツト歯14に対し空転
方向に回転すると、第2プーリ8がウエーブワツ
シヤ10を介してケーシング1に押しつけられ、
摩擦力が生じる。そしてこの摩擦力がブレーキ力
となる。
つぎに叙上のごとく構成されるワイヤの伸び吸
収機構を第5図に示されるウインドレギユレータ
の駆動装置54として使用するばあいにおける作
用を説明する。
収機構を第5図に示されるウインドレギユレータ
の駆動装置54として使用するばあいにおける作
用を説明する。
第5図に示される従動装置57は従来の従動装
置と同様の構成を有し、ガイド部材55と、該ガ
イド部材55に摺動自在に設けられる可動部材5
6と、該可動部材56の摺動を停止せしめるため
のストツパ58とを有する。
置と同様の構成を有し、ガイド部材55と、該ガ
イド部材55に摺動自在に設けられる可動部材5
6と、該可動部材56の摺動を停止せしめるため
のストツパ58とを有する。
本発明の機構は可動部材56がスムーズに摺動
しているばあいには従来の機構とほぼ同様の作用
を奏する。
しているばあいには従来の機構とほぼ同様の作用
を奏する。
すなわち第1〜2図において軸2をラチエツト
歯13,14の歯合方向である矢印A方向に回転
させるばあい、フランジ3の扇状切り欠き部36
が扇状突起37を矢印A方向に押し、それにより
第1プーリ6も矢印A方向に回転させられる。こ
のばあいは切り欠き部5と折り曲げ片16とはた
がいに当接しない。さらにラチエツト歯13,1
4が歯合方向であるため、第2プーリ8も第1プ
ーリ6と一緒に矢印A方向に回転する。したがつ
て第2ワイヤ22が第2プーリ8に巻き取られ、
第1ワイヤ21が第1プーリ6からほどき出さ
れ、ワイヤのループが一方向に循環し、たとえば
第5図の可動部材56を矢印C方向に移動せしめ
る。このばあいはワイヤ21,22に永久伸びが
生じていても吸収しない。
歯13,14の歯合方向である矢印A方向に回転
させるばあい、フランジ3の扇状切り欠き部36
が扇状突起37を矢印A方向に押し、それにより
第1プーリ6も矢印A方向に回転させられる。こ
のばあいは切り欠き部5と折り曲げ片16とはた
がいに当接しない。さらにラチエツト歯13,1
4が歯合方向であるため、第2プーリ8も第1プ
ーリ6と一緒に矢印A方向に回転する。したがつ
て第2ワイヤ22が第2プーリ8に巻き取られ、
第1ワイヤ21が第1プーリ6からほどき出さ
れ、ワイヤのループが一方向に循環し、たとえば
第5図の可動部材56を矢印C方向に移動せしめ
る。このばあいはワイヤ21,22に永久伸びが
生じていても吸収しない。
つぎに軸2をラチエツト歯13,14の空転方
向である矢印B方向に回転させるばあい、フラン
ジ3の切り欠き部5のテーパ部4が折り曲げ片1
6の自由端16aを矢印E方向に押し、それによ
り第2プーリ8が矢印E方向に移動し、ラチエツ
ト歯13,14の歯合がはずれる。さらに扇状切
り欠き部36が扇状突起37を矢印B方向に押す
ため、第1プーリ6が矢印B方向に回転する。し
たがつて第1ワイヤ21が第1プーリ6の外周に
巻きとられる。そのばあいワイヤの永久伸びの有
無に応じて以下に述べるように作用が異なる。
向である矢印B方向に回転させるばあい、フラン
ジ3の切り欠き部5のテーパ部4が折り曲げ片1
6の自由端16aを矢印E方向に押し、それによ
り第2プーリ8が矢印E方向に移動し、ラチエツ
ト歯13,14の歯合がはずれる。さらに扇状切
り欠き部36が扇状突起37を矢印B方向に押す
ため、第1プーリ6が矢印B方向に回転する。し
たがつて第1ワイヤ21が第1プーリ6の外周に
巻きとられる。そのばあいワイヤの永久伸びの有
無に応じて以下に述べるように作用が異なる。
ワイヤに永久伸びが発生していないばあいは第
1プーリ6に巻きとられた分だけ第2プーリ8か
ら引き出されるため、第1プーリ6と第2プーリ
7は一緒に矢印B方向に回転し、ワイヤのループ
が矢印D方向に循環する。そのばあいはワイヤの
伸びをそれ以上吸収することがない。
1プーリ6に巻きとられた分だけ第2プーリ8か
ら引き出されるため、第1プーリ6と第2プーリ
7は一緒に矢印B方向に回転し、ワイヤのループ
が矢印D方向に循環する。そのばあいはワイヤの
伸びをそれ以上吸収することがない。
ワイヤ21,22に永久伸びが発生しているば
あいには、第2プーリ8はウエーブワツシヤ10
などのブレーキ力によつてすぐには回転しない。
そのため第1プーリ6のみが矢印B方向に回転す
る。したがつてワイヤの永久伸びは第1プーリ6
に巻き取られることによつて吸収され、ワイヤに
前記ブレーキ力に応じた張力が回復する。すなわ
ち本発明においてはブレーキ力を調節することに
より、ワイヤの張力を自由に調節しうる。
あいには、第2プーリ8はウエーブワツシヤ10
などのブレーキ力によつてすぐには回転しない。
そのため第1プーリ6のみが矢印B方向に回転す
る。したがつてワイヤの永久伸びは第1プーリ6
に巻き取られることによつて吸収され、ワイヤに
前記ブレーキ力に応じた張力が回復する。すなわ
ち本発明においてはブレーキ力を調節することに
より、ワイヤの張力を自由に調節しうる。
本発明の機構は以下に述べるようにワイヤに適
度な張力が保持されているばあい、すなわち永久
伸びが発生していないばあい、あるいは前記作用
でワイヤの永久伸びが吸収されたのちにおいて、
可動部材56がストツパ58に当接したのち、あ
るいは可動部材56とガイド部材55、または窓
ガラスとサツシ(図示されていない)の間に大き
い摺動抵抗が一時的に発生したばあいに、さらに
軸2を矢印B方向に回転させようとするときにそ
の本来のすぐれた作用を奏する。
度な張力が保持されているばあい、すなわち永久
伸びが発生していないばあい、あるいは前記作用
でワイヤの永久伸びが吸収されたのちにおいて、
可動部材56がストツパ58に当接したのち、あ
るいは可動部材56とガイド部材55、または窓
ガラスとサツシ(図示されていない)の間に大き
い摺動抵抗が一時的に発生したばあいに、さらに
軸2を矢印B方向に回転させようとするときにそ
の本来のすぐれた作用を奏する。
すなわち前述のごとく軸2を矢印B方向に回転
させるばあいには、折り曲げ片16が切り欠き部
5のテーパ部4で矢印E方向に押され、ラチエツ
ト歯13,14同士が離れている状態である。し
たがつてその状態で第1ワイヤ21の弾性伸びを
第1プーリ6に巻き取つたとしてもラチエツト歯
13,14の歯合位置が進むことがない。すなわ
ち第4図の状態から軸2のトルクを緩めると第1
ワイヤ21の弾力性で第1プーリ6が矢印A方向
に戻され、折り曲げ片16が第3図のように再び
切り欠き部5内に収容されることにより、第2プ
ーリ8が矢印F方向に戻る。したがつてラチエツ
ト歯13,14は第1ワイヤ21に適切な張力が
与えられている状態まで回復(収縮)したのちに
はじめて歯合し、ワイヤの弾性伸びまで吸収する
ことが防止される。
させるばあいには、折り曲げ片16が切り欠き部
5のテーパ部4で矢印E方向に押され、ラチエツ
ト歯13,14同士が離れている状態である。し
たがつてその状態で第1ワイヤ21の弾性伸びを
第1プーリ6に巻き取つたとしてもラチエツト歯
13,14の歯合位置が進むことがない。すなわ
ち第4図の状態から軸2のトルクを緩めると第1
ワイヤ21の弾力性で第1プーリ6が矢印A方向
に戻され、折り曲げ片16が第3図のように再び
切り欠き部5内に収容されることにより、第2プ
ーリ8が矢印F方向に戻る。したがつてラチエツ
ト歯13,14は第1ワイヤ21に適切な張力が
与えられている状態まで回復(収縮)したのちに
はじめて歯合し、ワイヤの弾性伸びまで吸収する
ことが防止される。
なお前記実施例においては第1プーリ6の回転
駆動を扇状切り欠き部36と扇状突起37の係合
によつて行なわしめているが、本発明はかかる実
施例に限定されるものではなく、たとえば折り曲
げ片16の剛性を高めることにより、切り欠き部
5と折り曲げ片16の係合によつて軸2から第1
プーリ6にトルク伝達をさせてもよい。
駆動を扇状切り欠き部36と扇状突起37の係合
によつて行なわしめているが、本発明はかかる実
施例に限定されるものではなく、たとえば折り曲
げ片16の剛性を高めることにより、切り欠き部
5と折り曲げ片16の係合によつて軸2から第1
プーリ6にトルク伝達をさせてもよい。
さらに切り欠き部5のテーパ部4および折り曲
げ片16の自由端16aを急な傾斜に形成し、ハ
ンドルレバー61に大きい負荷が生じたときにの
み、第2プーリ8が矢印E方向に移動するように
構成してもよい。そのように構成するときは通常
の使用状態ではフランジ3から第1プーリ6にテ
ーパ部4を介してトルク伝達をさせることができ
るため、扇状突起37および扇状切り欠き部36
を設ける必要がない。なおそのばあいのワイヤの
永久伸び吸収作用は、従来のものと同様ラチエツ
ト歯13,14同士がすべることによつて行なわ
れ、ハンドルレバー61に大きい負荷がかかつた
ばあいの弾性伸び吸収防止作用は第1図の実施例
と同様である。
げ片16の自由端16aを急な傾斜に形成し、ハ
ンドルレバー61に大きい負荷が生じたときにの
み、第2プーリ8が矢印E方向に移動するように
構成してもよい。そのように構成するときは通常
の使用状態ではフランジ3から第1プーリ6にテ
ーパ部4を介してトルク伝達をさせることができ
るため、扇状突起37および扇状切り欠き部36
を設ける必要がない。なおそのばあいのワイヤの
永久伸び吸収作用は、従来のものと同様ラチエツ
ト歯13,14同士がすべることによつて行なわ
れ、ハンドルレバー61に大きい負荷がかかつた
ばあいの弾性伸び吸収防止作用は第1図の実施例
と同様である。
また前記折り曲げ片16および切り欠き部5
は、第1〜4図の実施例のようにそれぞれ1カ所
であつてもよいが、2カ所またはそれ以上設けて
もよい。
は、第1〜4図の実施例のようにそれぞれ1カ所
であつてもよいが、2カ所またはそれ以上設けて
もよい。
なお第1〜2図の実施例のごとくフランジ3に
扇状切り欠き部36を形成し、該扇状切り欠き部
36と遊びをもつて係合しうる扇状突起37を第
1プーリ6の第1側面6aに突設させるばあいに
は、第6図に示されるように扇状突起37の端面
から隙間37aだけ離れた位置に可撓性の突出片
38を設けることが好ましく、それにより折り曲
げ片16が第4図のごとく変形されている状態か
ら第3図の状態に復帰する際、前記突出片38の
弾力性で一層スムーズに復帰しうる。
扇状切り欠き部36を形成し、該扇状切り欠き部
36と遊びをもつて係合しうる扇状突起37を第
1プーリ6の第1側面6aに突設させるばあいに
は、第6図に示されるように扇状突起37の端面
から隙間37aだけ離れた位置に可撓性の突出片
38を設けることが好ましく、それにより折り曲
げ片16が第4図のごとく変形されている状態か
ら第3図の状態に復帰する際、前記突出片38の
弾力性で一層スムーズに復帰しうる。
さらに切り欠き部5が折り曲げ片16を矢印E
方向に押圧するまえに扇状切り欠き部36が前記
突出片38に当接するように構成し、かつ突出片
38に一定の剛性を与えておくときは、扇状切り
欠き部36が突出片38を押す力が一定の大きさ
を超えるまでは突出片38により軸2から第1プ
ーリ6に軸トルクが伝達され、一定の大きさを超
えて突出片38が軸トルクを支えきれなくなつて
ときに突出片38が撓み、軸2が第1プーリ6に
対してさらに回転し、フランジ3の切り欠き部5
が折り曲げ片16を矢印E方向に押し出してラチ
エツト歯13,14を分離させる。そのように構
成するときは通常の操作状態においてはいずれの
方向にハンドルレバー61を回転させるときもラ
チエツト歯13,14が歯合しており、ハンドル
レバー61に一定以上のトルクが付加されたとき
のみラチエツト歯13,14が分離する。そのと
き撓んだ突出片38は扇状突起37により支えら
れているため折れることがなく、すき間37aが
ない状態で第1プーリ6にトルクが付加されるば
あいでもラチエツト歯13,14が分離している
ためにワイヤの弾性伸びを吸収することがない。
方向に押圧するまえに扇状切り欠き部36が前記
突出片38に当接するように構成し、かつ突出片
38に一定の剛性を与えておくときは、扇状切り
欠き部36が突出片38を押す力が一定の大きさ
を超えるまでは突出片38により軸2から第1プ
ーリ6に軸トルクが伝達され、一定の大きさを超
えて突出片38が軸トルクを支えきれなくなつて
ときに突出片38が撓み、軸2が第1プーリ6に
対してさらに回転し、フランジ3の切り欠き部5
が折り曲げ片16を矢印E方向に押し出してラチ
エツト歯13,14を分離させる。そのように構
成するときは通常の操作状態においてはいずれの
方向にハンドルレバー61を回転させるときもラ
チエツト歯13,14が歯合しており、ハンドル
レバー61に一定以上のトルクが付加されたとき
のみラチエツト歯13,14が分離する。そのと
き撓んだ突出片38は扇状突起37により支えら
れているため折れることがなく、すき間37aが
ない状態で第1プーリ6にトルクが付加されるば
あいでもラチエツト歯13,14が分離している
ためにワイヤの弾性伸びを吸収することがない。
なお本発明におけるラチエツト分離手段は前記
実施例のような折り曲げ片16に限るものではな
く、たとえば第7〜8図に示されるように長孔1
5の内壁から斜め方向に突出する弾性片40と、
第2プーリ8の側面8aから突出し、長孔15内
を貫通して弾性片40の裏面にその先端が当接さ
れる突起41とからなり、テーパ部4が弾性片4
0および突起41を介して第2プーリ8を矢印E
方向に押圧してラチエツト歯13,14の歯合を
分離させるものなど、種々のラチエツト分離手段
を採用しうる。なお直径1.5mmのワイヤでもワイ
ヤ1mあたりの伸びが3mmぐらいであるので、長
孔15の長さは突起41のその程度の動きを許容
するものであれば充分である。すなわち特許請求
の範囲にいうラチエツト分離手段とは第1プーリ
6の長孔15内に軸方向に移動自在に遊嵌され、
フランジ3の切り欠き部5の端縁に形成されるテ
ーパ部4によつて軸方向に押圧され、第1プーリ
6と第2プーリ8の間に弾性手段による押圧力に
抗して分離させる力を伝達しうる手段を意味して
おり、その一端または両端が第1プーリ6または
第2プーリ8に固着されているか、あるいは各プ
ーリ6,8から独立しているかなどによつて限定
されるものではない。
実施例のような折り曲げ片16に限るものではな
く、たとえば第7〜8図に示されるように長孔1
5の内壁から斜め方向に突出する弾性片40と、
第2プーリ8の側面8aから突出し、長孔15内
を貫通して弾性片40の裏面にその先端が当接さ
れる突起41とからなり、テーパ部4が弾性片4
0および突起41を介して第2プーリ8を矢印E
方向に押圧してラチエツト歯13,14の歯合を
分離させるものなど、種々のラチエツト分離手段
を採用しうる。なお直径1.5mmのワイヤでもワイ
ヤ1mあたりの伸びが3mmぐらいであるので、長
孔15の長さは突起41のその程度の動きを許容
するものであれば充分である。すなわち特許請求
の範囲にいうラチエツト分離手段とは第1プーリ
6の長孔15内に軸方向に移動自在に遊嵌され、
フランジ3の切り欠き部5の端縁に形成されるテ
ーパ部4によつて軸方向に押圧され、第1プーリ
6と第2プーリ8の間に弾性手段による押圧力に
抗して分離させる力を伝達しうる手段を意味して
おり、その一端または両端が第1プーリ6または
第2プーリ8に固着されているか、あるいは各プ
ーリ6,8から独立しているかなどによつて限定
されるものではない。
なお前記実施例においては第2プーリ8とケー
シング1の間にウエーブワツシヤ10が介在され
ているが、第9図に示される実施例のように第1
プーリ6を軸2に対して軸方向に移動可能に設
け、第1プーリ6とフランジ3の間にコイルスプ
リング25を介在させるか、あるいは第1プーリ
6とケーシング1の間にウエーブワツシヤなどの
弾性部材を介在せしめてもよい。そのような実施
例においては第3図に示されているように切り欠
き部5のテーパ部4が折り曲げ片16の自由端1
6aを矢印E方向に押圧することにより折り曲げ
片16が第4図のように変形し、折り曲げ片16
の基端部16bが固着されている第1プーリ6が
矢印F方向に押し上げられる。したがつてそのば
あいもラチエツト歯13,14の歯合がはずれ、
第1図に示される実施例と同様に作用する。
シング1の間にウエーブワツシヤ10が介在され
ているが、第9図に示される実施例のように第1
プーリ6を軸2に対して軸方向に移動可能に設
け、第1プーリ6とフランジ3の間にコイルスプ
リング25を介在させるか、あるいは第1プーリ
6とケーシング1の間にウエーブワツシヤなどの
弾性部材を介在せしめてもよい。そのような実施
例においては第3図に示されているように切り欠
き部5のテーパ部4が折り曲げ片16の自由端1
6aを矢印E方向に押圧することにより折り曲げ
片16が第4図のように変形し、折り曲げ片16
の基端部16bが固着されている第1プーリ6が
矢印F方向に押し上げられる。したがつてそのば
あいもラチエツト歯13,14の歯合がはずれ、
第1図に示される実施例と同様に作用する。
すなわち本発明の機構においては第1プーリ6
または第2プーリ8のうち、いずれか一方が軸方
向に移動可能で、しかも相手側に弾性部材で常時
押圧されておればよい。
または第2プーリ8のうち、いずれか一方が軸方
向に移動可能で、しかも相手側に弾性部材で常時
押圧されておればよい。
また本発明のワイヤの伸び吸収機構をウインド
レギユレータの駆動装置として採用するときは、
第9図に示されるように従来公知のバランススプ
リング32を第2プーリ8の凹所33に収容し、
その両端をケーシング1のボス34および第2プ
ーリ8の内壁面に係止させておくことにより、窓
ガラスの重量をバランスさせることができ、窓ガ
ラスを上昇させる操作が楽になる。
レギユレータの駆動装置として採用するときは、
第9図に示されるように従来公知のバランススプ
リング32を第2プーリ8の凹所33に収容し、
その両端をケーシング1のボス34および第2プ
ーリ8の内壁面に係止させておくことにより、窓
ガラスの重量をバランスさせることができ、窓ガ
ラスを上昇させる操作が楽になる。
また第2図の2点鎖線または第9図に示される
ように、従来公知のブレーキスプリング35をカ
バー1bとフランジ3の間に介在せしめ、その半
径方向内側に曲げられている両端35a,35b
をフランジ3に形成されている扇状切り欠き部3
6と第1プーリ6の側面から突出されている扇状
突起37のそれぞれの端面の間に介在せしめてお
くときは、車の振動によつて窓ガラスがずり落ち
ること、および窓ガラスが外部からこじ開けられ
ることが防止される。
ように、従来公知のブレーキスプリング35をカ
バー1bとフランジ3の間に介在せしめ、その半
径方向内側に曲げられている両端35a,35b
をフランジ3に形成されている扇状切り欠き部3
6と第1プーリ6の側面から突出されている扇状
突起37のそれぞれの端面の間に介在せしめてお
くときは、車の振動によつて窓ガラスがずり落ち
ること、および窓ガラスが外部からこじ開けられ
ることが防止される。
本実施例における第2プーリのブレーキ力を与
える手段には、コイルスプリング25や前記バラ
ンススプリング32が該当する。コイルスプリン
グ25は第1プーリ6を介して第2プーリ8を軸
方向に付勢し、ケーシングとの間に摩擦力を生じ
させる。またバランススプリング32は第2プー
リ8に回転を阻止する方向のトルクを与える。し
たがつて、ワイヤ21,22に永久伸びが発生し
ているばあいは、前記ブレーキ力によつて、第2
プーリ8がすぐには回転せず、伸び吸収作用が奏
される。
える手段には、コイルスプリング25や前記バラ
ンススプリング32が該当する。コイルスプリン
グ25は第1プーリ6を介して第2プーリ8を軸
方向に付勢し、ケーシングとの間に摩擦力を生じ
させる。またバランススプリング32は第2プー
リ8に回転を阻止する方向のトルクを与える。し
たがつて、ワイヤ21,22に永久伸びが発生し
ているばあいは、前記ブレーキ力によつて、第2
プーリ8がすぐには回転せず、伸び吸収作用が奏
される。
なお本発明における第1プーリ6および第2プ
ーリ8をケーシング1内に回転自在かつ同心状に
支持する方法としては、第1図に示されるように
軸2上に支持させるほか、ケーシング1の本体1
a側に固着される固定軸上に支持させるなど、
種々変更しうる。
ーリ8をケーシング1内に回転自在かつ同心状に
支持する方法としては、第1図に示されるように
軸2上に支持させるほか、ケーシング1の本体1
a側に固着される固定軸上に支持させるなど、
種々変更しうる。
叙上のごとく本発明のワイヤの伸び吸収機構は
ワイヤに発生する弾性伸びを吸収することなく、
永久伸びのみを選択的に吸収しうるため、ワイヤ
の張力を常に適切な範囲に維持しうるというすぐ
れた効果を奏しうるものであり、その実用価値は
きわめて大である。
ワイヤに発生する弾性伸びを吸収することなく、
永久伸びのみを選択的に吸収しうるため、ワイヤ
の張力を常に適切な範囲に維持しうるというすぐ
れた効果を奏しうるものであり、その実用価値は
きわめて大である。
第1図は本発明の機構の一実施例を示す一部切
欠側面図、第2図は第1図のX−X線断面図(た
だしケーシングは省略)、第3〜4図はたがいに
異なる操作状態を示す第2図のY−Y線断面図、
第5図は本発明の機構が採用されているウインド
レギユレータの概略斜視図、第6図は第2図のZ
−Z線断面図、第7〜8図は本発明の機構の他の
実施例のたがいに異なる操作状態を示す一部切欠
側面図、第9図は本発明の機構の他の実施例を示
す縦断面図、第10図は従来のワイヤの伸び吸収
機構を駆動装置として使用しているウインドレギ
ユレータの概略斜視図である。 (図面の主要符号)、1:ケーシング、2:軸、
3:フランジ、4:テーパ部、5:切り欠き部、
6:第1プーリ、8:第2プーリ、10:ウエー
ブワツシヤ、13:第1ラチエツト歯、14:第
2ラチエツト歯、15:長孔、16:折り曲げ
片、21:第1ワイヤ、22:第2ワイヤ。
欠側面図、第2図は第1図のX−X線断面図(た
だしケーシングは省略)、第3〜4図はたがいに
異なる操作状態を示す第2図のY−Y線断面図、
第5図は本発明の機構が採用されているウインド
レギユレータの概略斜視図、第6図は第2図のZ
−Z線断面図、第7〜8図は本発明の機構の他の
実施例のたがいに異なる操作状態を示す一部切欠
側面図、第9図は本発明の機構の他の実施例を示
す縦断面図、第10図は従来のワイヤの伸び吸収
機構を駆動装置として使用しているウインドレギ
ユレータの概略斜視図である。 (図面の主要符号)、1:ケーシング、2:軸、
3:フランジ、4:テーパ部、5:切り欠き部、
6:第1プーリ、8:第2プーリ、10:ウエー
ブワツシヤ、13:第1ラチエツト歯、14:第
2ラチエツト歯、15:長孔、16:折り曲げ
片、21:第1ワイヤ、22:第2ワイヤ。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 (a) ケーシングと、 (b) 該ケーシング内に回転自在に設けられる軸お
よび該軸から半径方向外側に延びその外周縁に
沿つて切り欠き部が形成されてなるフランジを
有し、前記切り欠き部の円周方向の少なくとも
一方の端縁がテーパ状に形成されてなる駆動部
材と、 (c) 前記フランジと隣接するように、かつ前記軸
と同心状に前記ケーシング内に回転自在に設け
られ、前記フランジ側の第1側面とは反対側の
第2側面の外周近辺に第1ラチエツト歯を有
し、該第1ラチエツト歯の半径方向内側に前記
側面を貫通し、円周方向に延びる少なくとも1
つの長孔を有する第1プーリと、 (d) 該第1プーリの前記第1側面と隣接するよう
に、かつ前記軸と同心状に前記ケーシング内に
回転自在に設けられ、前記第1ラチエツト歯と
歯合しうる第2ラチエツト歯が側面の外周近辺
に設けられてなる第2プーリと、 (e) 前記第1プーリの長孔内に軸方向に移動自在
に遊嵌され、前記切り欠き部の一方の端縁によ
つて押圧されることにより第2プーリを軸方向
に押圧するラチエツト分離手段と、 (f) 前記第1プーリと第2プーリとをたがいに押
圧させるための弾性手段と、 (g) 前記第2プーリの回転に対しブレーキ力を与
える手段と、 (h) 前記第1プーリおよび第2プーリの外周にそ
れぞれその両端が係止されると共に、たがいに
逆方向に巻きつけられてなる実質的に1つの閉
ループを構成する動力伝達用のワイヤとを有す
るワイヤの伸び吸収機構。 2 前記ラチエツト分離手段が前記長孔の内壁面
の前記第1側面側から第2側面側に延び、かつ折
り返されてその自由端が第1側面側から突出し、
前記切り欠き部の端縁と当接してなる少なくとも
1つの可撓性の折り曲げ片であることを特徴とす
る特許請求の範囲第1項記載のワイヤの伸び吸収
機構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12074883A JPS6012497A (ja) | 1983-07-02 | 1983-07-02 | ワイヤの伸び吸収機構 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12074883A JPS6012497A (ja) | 1983-07-02 | 1983-07-02 | ワイヤの伸び吸収機構 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6012497A JPS6012497A (ja) | 1985-01-22 |
| JPH0125087B2 true JPH0125087B2 (ja) | 1989-05-16 |
Family
ID=14794005
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12074883A Granted JPS6012497A (ja) | 1983-07-02 | 1983-07-02 | ワイヤの伸び吸収機構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6012497A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE102023135269A1 (de) * | 2023-12-15 | 2025-06-18 | Nanyang Technological University | Seilspannvorrichtung sowie Roboter mit einer solchen Seilspannvorrichtung |
-
1983
- 1983-07-02 JP JP12074883A patent/JPS6012497A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6012497A (ja) | 1985-01-22 |
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