JPH0125353B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0125353B2 JPH0125353B2 JP56133727A JP13372781A JPH0125353B2 JP H0125353 B2 JPH0125353 B2 JP H0125353B2 JP 56133727 A JP56133727 A JP 56133727A JP 13372781 A JP13372781 A JP 13372781A JP H0125353 B2 JPH0125353 B2 JP H0125353B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tape
- film
- adhesive
- plywood
- veneers
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Adhesive Tapes (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は再湿接着性を有するテープ、フイル
ム、シートなどの構造物に関するものである。
ム、シートなどの構造物に関するものである。
単板の連結用テープ、単板の補修用テープとし
て従来クラフト紙製再湿接着テープやクラフト紙
製粘着テープが使われているが、このようにして
連結し又は補修した単板から熱硬化性樹脂を接着
剤として用いて合板や化粧板を製造しようとする
と、テープ貼着個所が他の個所に比しクラフト紙
の厚みの分だけふくれるため均一厚みの製品が得
られなかつたり、テープ貼着個所の接着強度が他
の個所に比し弱くなるなどの問題があつた。
て従来クラフト紙製再湿接着テープやクラフト紙
製粘着テープが使われているが、このようにして
連結し又は補修した単板から熱硬化性樹脂を接着
剤として用いて合板や化粧板を製造しようとする
と、テープ貼着個所が他の個所に比しクラフト紙
の厚みの分だけふくれるため均一厚みの製品が得
られなかつたり、テープ貼着個所の接着強度が他
の個所に比し弱くなるなどの問題があつた。
本発明はこのような問題点を解決したものであ
る。
る。
本発明の再湿接着性構造物は、第1図に断面図
を示したように、冷水にも温熱水にも可溶の高分
子フイルムAと最低溶解温度が30℃以上でかつA
のそれより10℃以上高い高分子フイルムBとを積
層した構造を有するものである。
を示したように、冷水にも温熱水にも可溶の高分
子フイルムAと最低溶解温度が30℃以上でかつA
のそれより10℃以上高い高分子フイルムBとを積
層した構造を有するものである。
本発明の再湿接着性構造物は次のようなすぐれ
た効果を奏する。
た効果を奏する。
(1) 本発明のA/Bよりなる構造物は巻取りが可
能であり、その際ブロツキングを起さない。
能であり、その際ブロツキングを起さない。
(2) 本発明のA/Bよりなる構造物たとえばテー
プを単板の連結又は補修に用いると(単板が湿
つているときはそのまま、単板の湿りが不足し
ているときは単板を湿すかA/BのA面を湿し
てから用いる)、Aは溶解して十分な接着力を
発揮すると共に、テープ自身の強度は溶解しな
い方のフイルムBにより保持される。
プを単板の連結又は補修に用いると(単板が湿
つているときはそのまま、単板の湿りが不足し
ているときは単板を湿すかA/BのA面を湿し
てから用いる)、Aは溶解して十分な接着力を
発揮すると共に、テープ自身の強度は溶解しな
い方のフイルムBにより保持される。
(3) クラフト紙製再湿粘着テープに比しテープの
強度が大きく、又厚みを薄くすることができ
る。
強度が大きく、又厚みを薄くすることができ
る。
(4) 上記(2)のように単板を連結し又は補修した後
熱硬化性樹脂を用いて他の単板と積層し熱圧し
て合板や化粧板を製造すれば、上記テープは熱
硬化性樹脂と融合一体化して消失し、接着障害
や厚みの不整をひき起さない。
熱硬化性樹脂を用いて他の単板と積層し熱圧し
て合板や化粧板を製造すれば、上記テープは熱
硬化性樹脂と融合一体化して消失し、接着障害
や厚みの不整をひき起さない。
本発明における高分子フイルムAは冷水にも温
熱水にも可溶のものであり、ポリビニルアルコー
ル系フイルムや可溶性デンプンフイルムなどが用
いられる。特に最低溶解温度が50℃未満、なかん
づく20℃未満のポリビニルアルコール又は変性ポ
リビニルアルコールフイルムが好ましい。Aの厚
みは特に限定はないが、通常は10〜40μ、好まし
くは10〜30μとすることが多い。Aはエンボス処
理されていてもよく、又発泡処理されていてもよ
い。
熱水にも可溶のものであり、ポリビニルアルコー
ル系フイルムや可溶性デンプンフイルムなどが用
いられる。特に最低溶解温度が50℃未満、なかん
づく20℃未満のポリビニルアルコール又は変性ポ
リビニルアルコールフイルムが好ましい。Aの厚
みは特に限定はないが、通常は10〜40μ、好まし
くは10〜30μとすることが多い。Aはエンボス処
理されていてもよく、又発泡処理されていてもよ
い。
次に本発明における高分子フイルムBは最低溶
解温度が30℃以上、好ましくは50℃以上で、かつ
Aのそれより10℃以上、好ましくは20℃以上高い
ものであり、通常ポリビニルアルコール系フイル
ムが用いられる。Bの厚みも特に限定はないが、
通常は10〜60μ、好ましくは10〜30μとすること
が多い。Bは熱処理、一軸又は二軸延伸処理され
ていてもよい。
解温度が30℃以上、好ましくは50℃以上で、かつ
Aのそれより10℃以上、好ましくは20℃以上高い
ものであり、通常ポリビニルアルコール系フイル
ムが用いられる。Bの厚みも特に限定はないが、
通常は10〜60μ、好ましくは10〜30μとすること
が多い。Bは熱処理、一軸又は二軸延伸処理され
ていてもよい。
A/Bよりなる積層構造物の形成は、フイルム
Bの表面を水又は水蒸気で処理してからフイルム
Aを貼合せる方法、フイルムAとフイルムBを水
―メタノール混合液、無機塩水溶液、水溶性の糊
などを用いて貼合せる方法、フイルムB上にフイ
ルムAを構成する高分子のドープを塗布、乾燥す
る方法など任意の方法が彩用される。
Bの表面を水又は水蒸気で処理してからフイルム
Aを貼合せる方法、フイルムAとフイルムBを水
―メタノール混合液、無機塩水溶液、水溶性の糊
などを用いて貼合せる方法、フイルムB上にフイ
ルムAを構成する高分子のドープを塗布、乾燥す
る方法など任意の方法が彩用される。
A/Bよりなる構造物の形状はテープ、フイル
ム、シート、ラベルなどとすることができるが、
特にテープの形状が重要である。
ム、シート、ラベルなどとすることができるが、
特にテープの形状が重要である。
本発明の再湿接着性構造物は合板製造時の単板
用エツジテープ、単板連結用テープ、単板補修用
テープ、化粧板製造時のツキ板の連結用テープと
して特に重要であり、そのほか種々の用途に使用
することができる。
用エツジテープ、単板連結用テープ、単板補修用
テープ、化粧板製造時のツキ板の連結用テープと
して特に重要であり、そのほか種々の用途に使用
することができる。
次に例をあげて本発明の再湿接着性構造物をさ
らに説明する。
らに説明する。
なおフイルムの最低溶解温度は、2のビーカ
ーに0℃の水2を準備し、所定金具で固定した
50mm×50mmのフイルム片を投入し、マグネチツク
スターラーによる強撹拌下に1℃/minの速度で
水浴温を昇温するとき、肉眼で未溶解物が認めら
れなくなつたときの温度を言うものとする。
ーに0℃の水2を準備し、所定金具で固定した
50mm×50mmのフイルム片を投入し、マグネチツク
スターラーによる強撹拌下に1℃/minの速度で
水浴温を昇温するとき、肉眼で未溶解物が認めら
れなくなつたときの温度を言うものとする。
例1 (合板の製造)
最低溶解温度65℃の熱水可溶性ポリビニルアル
コールフイルムB(ポリビニルアルコールの重合
度1700、ケン化度99モル%、厚み20μ、熱処理
品)の片面に水を塗布した後、この上から最低溶
解温度0℃の冷水可溶性ポリビニルアルコールフ
イルムA(ポリビニルアルコールの重合度1400、
ケン化度88モル%、厚み20μ、エンボス加工品)
を重ねて圧着し、乾燥してラミネートフイルムを
製造し、ついで20mm巾に裁断してテープを作成し
た。
コールフイルムB(ポリビニルアルコールの重合
度1700、ケン化度99モル%、厚み20μ、熱処理
品)の片面に水を塗布した後、この上から最低溶
解温度0℃の冷水可溶性ポリビニルアルコールフ
イルムA(ポリビニルアルコールの重合度1400、
ケン化度88モル%、厚み20μ、エンボス加工品)
を重ねて圧着し、乾燥してラミネートフイルムを
製造し、ついで20mm巾に裁断してテープを作成し
た。
15cm×15cmの大きさの湿つた単板を2つに割
り、割つた部分を接して並べ、接合部に対して直
角方向に上記テープをA面が単板に接するように
して掌で押えながら貼着した。このようにして接
合連結した単板はその一端を指にはさんで持ち上
げることが可能であつた。
り、割つた部分を接して並べ、接合部に対して直
角方向に上記テープをA面が単板に接するように
して掌で押えながら貼着した。このようにして接
合連結した単板はその一端を指にはさんで持ち上
げることが可能であつた。
次に上記接合連結した中板としての単板の両面
にメラミン変性尿素樹脂接着剤を塗布し、15cm×
15cmの単板を上下に重ね、以下常法に従い冷圧着
後熱圧着して3プライの合板を得た。
にメラミン変性尿素樹脂接着剤を塗布し、15cm×
15cmの単板を上下に重ね、以下常法に従い冷圧着
後熱圧着して3プライの合板を得た。
そのありさまを第2図に示す。第2図中1はテ
ープ、2は連結した単板、3,3′は他の単板で
ある。
ープ、2は連結した単板、3,3′は他の単板で
ある。
かくして得られた合板にはテープを介在させた
ことによるフクレがなく、接着強度の低下もなか
つた。又接着面を破壊して調べたところ、テープ
はメラミン変性尿素樹脂接着剤と融合して消失
し、テープ跡すら残つていなかつた。
ことによるフクレがなく、接着強度の低下もなか
つた。又接着面を破壊して調べたところ、テープ
はメラミン変性尿素樹脂接着剤と融合して消失
し、テープ跡すら残つていなかつた。
例2 (合板の製造法)
最低溶解温度85℃の熱水可溶性ポリビニルアル
コールフイルムB(ポリビニルアルコールの重合
度1700、ケン化度99モル%、厚み14μ、3倍×3
倍の二軸延伸品)と最低溶解温度10℃の冷水可溶
性ポリビニルアルコールフイルムA(ポリビニル
アルコールの重合度1400、ケン化度90モル%、厚
み20μ、エンボス加工品)とを塩化リチウムの30
%メタノール溶液を用いて貼合せ、ついで20mm巾
に裁断してテープを作成した。
コールフイルムB(ポリビニルアルコールの重合
度1700、ケン化度99モル%、厚み14μ、3倍×3
倍の二軸延伸品)と最低溶解温度10℃の冷水可溶
性ポリビニルアルコールフイルムA(ポリビニル
アルコールの重合度1400、ケン化度90モル%、厚
み20μ、エンボス加工品)とを塩化リチウムの30
%メタノール溶液を用いて貼合せ、ついで20mm巾
に裁断してテープを作成した。
このテープを用いて例1と同様にして合板を製
造したが、得られた合板はテープを介在させたこ
とによるフクレがなく、接着強度の低下もなかつ
た。又接着面を破壊して調べたところ、テープは
メラミン変性樹脂接着剤と融合して大部分が消失
していた。
造したが、得られた合板はテープを介在させたこ
とによるフクレがなく、接着強度の低下もなかつ
た。又接着面を破壊して調べたところ、テープは
メラミン変性樹脂接着剤と融合して大部分が消失
していた。
例3 (化粧板の製造法)
巾10〜30cmの細巾のツキ板3枚を互いに接する
ように並べ、接合部に沿つて例1で作成したテー
プのA面を水で湿したものを指で押えながら貼着
し、広巾のツキ板とした。これを合板基材上にテ
ープ貼着面が合板に接するように重ね、メラミン
樹脂系接着剤を介して熱圧着し、化粧板を製造し
た。
ように並べ、接合部に沿つて例1で作成したテー
プのA面を水で湿したものを指で押えながら貼着
し、広巾のツキ板とした。これを合板基材上にテ
ープ貼着面が合板に接するように重ね、メラミン
樹脂系接着剤を介して熱圧着し、化粧板を製造し
た。
そのありさまを第3図に示す。第3図中12は
連結したツキ板、13は合板基材である。第4図
は第3図の連結したツキ板12の裏面であり、1
1がテープである。
連結したツキ板、13は合板基材である。第4図
は第3図の連結したツキ板12の裏面であり、1
1がテープである。
得られた化粧板はテープを介在させたことによ
るフクレがなく、接着強度の低下ももなかつた。
るフクレがなく、接着強度の低下ももなかつた。
第1図は本発明の再湿接着性構造物を示した断
面図、第2図は再湿接着性テープを用いて単板を
接合連結し、合板を製造するときの態様を示した
説明図、第3図は再湿接着性テープを用いてツキ
板を接合連結し、化粧板を製造するときの態様を
示した説明図、第4図は第3図におけるツキ板を
裏面から見たときの見取図である。 A,B……高分子フイルム、1……テープ、2
……連結した単板、3,3′……他の単板、11
……テープ、12……連結したツキ板、13……
合板基材。
面図、第2図は再湿接着性テープを用いて単板を
接合連結し、合板を製造するときの態様を示した
説明図、第3図は再湿接着性テープを用いてツキ
板を接合連結し、化粧板を製造するときの態様を
示した説明図、第4図は第3図におけるツキ板を
裏面から見たときの見取図である。 A,B……高分子フイルム、1……テープ、2
……連結した単板、3,3′……他の単板、11
……テープ、12……連結したツキ板、13……
合板基材。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 冷水にも温熱水にも可溶の高分子フイルムA
と最低溶解温度が30℃以上でかつAのそれより10
℃以上高い高分子フイルムBとを積層した構造を
有する再湿接着性構造物。 2 高分子フイルムA及びBがポリビニルアルコ
ール系フイルムである特許請求の範囲第1項記載
の構造物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13372781A JPS5834883A (ja) | 1981-08-25 | 1981-08-25 | 再湿接着性構造物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13372781A JPS5834883A (ja) | 1981-08-25 | 1981-08-25 | 再湿接着性構造物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5834883A JPS5834883A (ja) | 1983-03-01 |
| JPH0125353B2 true JPH0125353B2 (ja) | 1989-05-17 |
Family
ID=15111493
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13372781A Granted JPS5834883A (ja) | 1981-08-25 | 1981-08-25 | 再湿接着性構造物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5834883A (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5035854U (ja) * | 1973-07-30 | 1975-04-16 |
-
1981
- 1981-08-25 JP JP13372781A patent/JPS5834883A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5834883A (ja) | 1983-03-01 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US3551270A (en) | Bonding air-impervious flexible sheets using an adhesive,perforated,inner sheet and article produced thereby | |
| JPS61501971A (ja) | 段ボール積層材の製造方法 | |
| GB2092063A (en) | Coated board for concrete form and method of making the same | |
| JPH0125353B2 (ja) | ||
| KR100324412B1 (ko) | 라미네이트용 적층 필림 시트 | |
| JP2726943B2 (ja) | コンクリート型枠用板及びその製造方法 | |
| KR900017780A (ko) | 수지오버레이판의 제조 방법 | |
| JPS5915059B2 (ja) | パ−テイクルボ−ドの製造方法 | |
| JP2978528B2 (ja) | 複合板の製造方法 | |
| JPH0658011B2 (ja) | コンクリート型枠用板の製造方法 | |
| JPS593887Y2 (ja) | 化粧板用化粧紙 | |
| JP3015606U (ja) | 熱接着性汚染防止シート | |
| JP2722026B2 (ja) | 単板積層材および該単板積層材を利用した化粧材ならびにその製造方法 | |
| JP3245784U (ja) | 合板 | |
| US2420366A (en) | Adhesive tape and method of use in plywood | |
| JPH0211125Y2 (ja) | ||
| JPS6143188B2 (ja) | ||
| JP2000210912A (ja) | 加工木材製品を基にした積層板の製造方法、積層板及び加工木材製品板 | |
| JPS62249738A (ja) | プラスチツクボ−ド | |
| JP2001179886A (ja) | 積層体 | |
| JPH0239794Y2 (ja) | ||
| JPH10138438A (ja) | 木質板を基材とする化粧板のラミネータによる製造方法 | |
| JPH07232305A (ja) | 耐湿性複合板 | |
| JPS6123399Y2 (ja) | ||
| JP2700605B2 (ja) | 表面仕上げ用積層材 |