JPH01254209A - 中空糸型モジュール構造体 - Google Patents

中空糸型モジュール構造体

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JPH01254209A
JPH01254209A JP8206288A JP8206288A JPH01254209A JP H01254209 A JPH01254209 A JP H01254209A JP 8206288 A JP8206288 A JP 8206288A JP 8206288 A JP8206288 A JP 8206288A JP H01254209 A JPH01254209 A JP H01254209A
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Masahiko Yamaguchi
正彦 山口
Hidenori Mitsui
秀則 三井
Minoru Sanai
佐内 稔
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は液体あるいは気体を浄化、分離処理したり、液
中への散気又は液中からの脱ガス等に好適に使用される
、耐熱性、耐薬品性および機械的性質に優れた中空糸型
モジュール構造体に関するものである。
[従来の技術及び発明が解決しようとする課題]従来の
中空糸型モジュール構造体は、ハウジングが金属製であ
ったり、ポリカーボネート、塩化ビニル、アクリル樹脂
、ABS樹脂等の樹脂製のものから構成されている例が
多い。ハウジングか金属製の場合には、形成されるモジ
ュール構造体か重いこと、高価であること、量産化が難
しいこと等の欠点があり、またハウジングが汎用樹脂製
の場合には、耐熱性、耐薬品性、機械的物性か弱いこと
等の欠点を有している。
一方、多孔質中空糸膜をハウジングに固着するボッティ
ング材としては、成形の容易さやシールの良好性からポ
リウレタン系のものが多く使用されている。しかし、ポ
リウレタン系のボッティング材にあっては耐熱性、耐薬
品性、耐溶剤性の点からその使用範囲が狭くなるという
欠点を有している。
[課題を解決するための手段] そこで、本発明者らは従来の中空糸型モジュール構造体
のハウジング部材として、熱変形温度か高く、剛性があ
り、クリープが少なく、加水分解性が安定な部材を用い
ることにより、繰り返し蒸気滅菌にも充分耐え得る耐熱
性、耐薬品性に優れ、且つ高強度で工業分野の他、医学
分野、食品分野等のあらゆる分野に使用できるモジュー
ル構造体を得ることができることを見出し、本発明に到
達した。
即ち、本発明は、複数の多孔質中空糸膜を、ガラス転移
温度が150℃以上、且つ1500時間連続熱水暴露後
の物性保持率が80%以上である加水分解安定性を有す
る耐熱性エンジニアリングプラスチックスから形成され
るハウジング内に装填し、前記複数の多孔質中空糸膜の
両端部をエポキシ樹脂により該ハウジングに流密(ここ
で流密とは液体および気体をシールすることを意味する
)に固着してなる中空糸型モジュール構造体、を提供す
るものである。
本発明においては、ハウジング部材としてガラス転移点
(Tg)が150°C以上、且つ1500時間連続熱水
暴露後の物性保持率が80%以上である加水分解安定性
を有する耐熱性エンジニアリングプラスチックスを使用
する点に大きな特徴がある。
ここて、加水分解安定性の尺度として規定する物性保持
率とは、96°Cの熱水に連続1500時間浸漬したと
きの機械的性質(引張強さ)の元の値に対する割合(%
)を云うものであり、また、加水分解安定性の試験方法
としては、引張試験片(5x0.5x0.125インチ
)をASTM (アメリカ試験材料協会)の規格に基い
て引張の試験を行ない、上記の試験片を96°C熱水に
連続1500時間浸漬し、引張試験を行なった値との比
率を物性保持率とした。
このような特性を有する耐熱性エンジニアリングプラス
チックスとしては、例えば、ポリサルホン、ポリエーテ
ルサルホン、ポリエーテルイミド、ポリアリルサルホン
等を代表的なものとして挙げることができる。
ガラス転移点(Tg)が150°C未満の場合、あるい
は1500時間連続熱水暴露後の物性保持率が80%未
満である加水分解安定性を示すものは、耐熱性がなく、
また繰返し高圧蒸気滅菌に充分耐え得ないものである。
因みにポリサルホンの1500時間連続熱水暴露後の物
性保持率を示すと略100%であり、ポリエーテルサル
ホン、ポリエーテルイミドおよびポリアリルサルホンも
夫々90〜100%の物性保持率を示す。一方、ポリカ
ーボネートは50%以下の物性保持率となり、本発明で
は使用し得ない。
また、上記の耐熱性エンジニアリングプラスチックスは
UL規格に甚く連続使用温度160°Cで、耐スチーム
性が良好であり、又、長期の耐クリープ特性が良く、機
械的・電気的特性が優れているものである。さらに高温
において酸、アルカリに耐えるものである。
次に、本発明に用いる多孔質中空糸膜としては、溶融賦
形可能な結晶性の熱可塑性ポリマーから成るものが好ま
しく用いられる。すなわち、従来においては、湿式紡糸
法を中心にしたセルロース系樹脂(酢酸セルロース、銅
アンモニアセルロース、アセチルセルロース)、ポリメ
チルメタクリレート、ポリアクリロニトリル、ポリビニ
ルアルコール等の膜が用いられていたが、#熱性の点か
ら滅菌が難しいため医療分野で問題があり、また強度面
や耐薬品性においても問題があるため、化学工業、石油
化学工業、医薬品工業、電子材料工業等の製造工程に使
われる液体の分離、浄化処理等に使用することができな
かった。
このような観点から、本発明では溶融賦形可能な結晶性
の熱可塑性ポリマー、特に結晶化度が60%以上の溶融
賦形可能な結晶性熱可塑性ポリマーを乾式溶融紡糸し、
物理的延伸法により多孔質化させた中空糸膜を用いると
、耐熱性、強度および耐薬品性に優れ、前記分野におい
て好適に使用し得ることとなった。
ここで、溶融賦形可能な結晶性の熱可塑性ポリマーとし
ては、例えばポリプロピレン、ポリ4−メチルペンテン
−1等のオレフィン系樹脂、ポリフッ化ビニリデン、ポ
リ四フッ化エチレン、四フッ化エチレン・コポリマー等
のフッ素樹脂を代表的なものとして挙げることかできる
これらの熱可塑性ポリマーは、熱可塑性ポリマーの特性
に実質的に悪影響を及ぼさない範囲で他の材料を共重合
あるいは混合することができる。
上記多孔質中空糸膜は、従来公知の方法によって製造で
き、例えば、特開昭60−139807号公報、同60
−139808号公報に示されているように、素材に被
溶出物質を混合して成膜した後、膜中から被溶出物質を
溶出させて多孔質膜とする抽出法、又、中空原糸を紡糸
した後、特定温度範囲及び/又は特定媒体中で延伸して
多孔質化する延伸法等によって製造することができる。
次に、上記多孔質中空糸膜をハウジングに装填し、中空
糸膜の両端部をハウジングに流密に固着させるためのボ
ッティング材について説明する。
ボッティング材は、成形の容易さ、シールの良好性から
、従来型としてポリウレタン系樹脂が使用されている。
しかしながら、ポリウレタン系のボッティング材は熱に
弱くて、加水分解し易く、しかも耐薬品性、特に溶剤に
弱い点がしばしば問題となっていた。
そこで、本発明においては、耐熱性・耐薬品性に優れ、
機械的物性にも問題が少なく、しかも耐久性の良好なボ
ッチインク材としてエポキシ樹脂を用いたものである。
また、硬化温度が高く硬化に時間がかかる等を考慮する
と、ポリアミン系硬化剤をエポキシ樹脂に混合してなる
ボッティング材が好ましく使用される。
本発明で用いるポリアミン系硬化剤の内、ポリアミド系
硬化剤は次に示す特徴を有することから特に好ましく用
いられる。
ポリアミド系硬化剤は通常、常温で液状であり、熱を加
える必要なくエポキシ樹脂との混合が回部であり、また
少し加温すれば(50〜100℃程度)、混合粘度が極
めて低くなって、多孔質中空糸膜との接着性が良好とな
り端部シール性が優れたものとなる。この場合、ポリア
ミド系硬化剤の粘度が温度75℃で70ボイス以下、好
ましくは50ボイズ以下であるとより効果的である。こ
の粘度かあまり高くなり過ぎるとボッティング時の流動
性が悪くなって、充分ボッティング材が中空糸膜の束中
に侵入できなくなり、また中空糸膜との密着性が不良と
なって、シール不良を発生しやすくなる。
ポリアミド系硬化剤は芳香族ポリアミン系、あるいは酸
無水物系の硬化剤に比べて、硬化温度が低く(常温〜1
00°C程度)、シかも硬化時間も短い(20〜80分
程度)。
また、ポリアミド系硬化剤はエポキシ樹脂との混合作業
時の毒性や刺激性が極めて少ないだけでなく、エポキシ
樹脂の硬化剤として食品・医薬品関係に使用可能である
ことがアメリカのFDAに3いても認められており、食
品・医薬品関係の他、浄水器関係等極めて広範囲の用途
での使用が可能となる。
更に従来のポリウレタン樹脂ボッティング材に比して、
耐溶剤性、耐薬品性、耐鴨性が極めて改良され、酸・ア
ルカリ溶液、有機溶剤(アルコール、エステル、ケトン
類等)への適用が可能となるとともに、高圧蒸気滅菌処
理を繰返して行なっても充分な耐久性を有している。
以上で説明したポリアミド系硬化剤の具体例としては、
リノール酸の2量体であるダイマー酸や脂肪酸とポリア
ミンの縮合生成物(商品名:パーサミド(ヘンケル社製
)、ゼナミド(ヘンケル社製))が挙げられる。
次いで、上記ポリアミド系硬化剤と混合するエポキシ樹
脂としては特にその種類に制限はなく、例えばグリシジ
ルエーテル、グリシジルエステル、グリシジルアミン、
脂肪族エポキサイド、脂垣族エポキサイドタイプ等が使
用される。上記の内、グリシジルタイプのものが一般的
であり、なかでもグリシジルエーテル型やグリシジルエ
ステル型エポキシ樹脂のような、常温で液状タイプのも
のか特に好ましく用いられる。
上記グリシジルエーテル型の例としては、ビスフェノー
ルAジグリシジルエーテル、ビスフェノールFジグリシ
ジルエーテル、ボリブロピレングリコールジグリシジル
エ、−チル等が挙げられ、グリシジルエステル型の例と
しては、フタル酸ジグリシジルエステル、ダイマー酸ジ
グリシジルエステル等が挙げられる。
ポリアミド系硬化剤とエポキシ樹脂の混合は、常温また
は必要に応じて50〜100℃に加温して行なう。硬化
温度は常温〜120°C程度の範囲で必要に応じて決定
することができるが、一般的には高温の方か混合時の粘
度が低く、硬化時間も短くなるが、一方、あまり高温過
ぎると可使時間が極めて短くなるため、50〜100℃
程度の範囲で決定するのが好ましい。
本発明において、多孔質中空糸膜両端部のハウジングへ
のボッティング方法(固着方法)としては、中空糸束の
長手方向に遠心力をかけながら中空糸束な収納、装填し
たハウジング内に上記ボッティング材を注入することに
より成形する回転遠心成形法でもよく、また中空糸束を
ハウジング内に装填・静置した状態でハウジング内にボ
ッティング材を注入する静置成形法を用いることもでき
る。
[実施例] 以下、本発明を実施例に基きざらに詳細に説明するが、
本発明はこれら実施例に限られるものではない。
(実施例) 内径45m■(φ)、外径52+us(φ)、長さ38
0■のポリスルホン製ハウジング内に、内径32071
m  (φ)、膜厚55pm、長さ300mmのポリプ
ロピレン多孔質中空糸膜(商品名二しクタン、宇部興産
■製)2400本を集束して装填し、両端部をボッティ
ング材により固定した。ボッティング材としては、グリ
シジルエーテル型常温液状タイプエポキシ樹脂(商品名
:エビコート828、油化シェルエポキシ■製)とポリ
アミド樹脂硬化剤(商品名:パーサミド125、ヘンケ
ル白水■製)を重量比65 : 35、温度75°Cに
て混合したものを用い、ボッティング材注入後約1時間
硬化させた。次いで中空糸膜束端部のボッティング材で
密着固定された部分の中央部を糸末長さ方向に直角に切
断し、開口した。
上記のようにして製造した、ポリスルホン製ハウジング
に装填したポリプロピレン多孔質中空糸膜とエポキシ樹
脂硬化物からなる中空糸型モジュール構造体の耐薬品性
、耐熱性および高圧蒸気滅菌テストを行なった。そのテ
スト条件および結果を表−1に示す。
(比較例) ハウジングとしてポリカーボネート製を用い、ポツティ
ング材としてポリウレタン樹脂を使用した以外は実施例
と同一の条件にて中空糸型モジュール構造体を作製し、
この中空糸型モジュール構造体の耐薬品性、耐熱性およ
び高圧蒸気滅菌テストを行なった。その結果を表−1に
示す。
(以下、余白) [発明の効果] 以上説明したように、本発明の中空糸型モジュール構造
体は、ハウジングをガラス転移温度が150℃以上、且
つ1500時間連続熱水暴露後の物性保持率が80%以
上である加水分解安定性を有する耐熱性エンジニアリン
グプラスチックスから形成し、多孔質中空糸膜両端部を
エポキシ樹脂に、て固着しているので、耐熱性、耐薬品
性に優れ、且つ高強度で工業分野の他、医学分野、食品
分野等のあらゆる分野に使用できるものである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)複数の多孔質中空糸膜を、ガラス転移温度が15
    0℃以上、且つ1500時間連続熱水暴露後の物性保持
    率が80%以上である加水分解安定性を有する耐熱性エ
    ンジニアリングプラスチックスから形成されるハウジン
    グ内に装填し、前記複数の多孔質中空糸膜の両端部をエ
    ポキシ樹脂により該ハウジングに流密に固着してなるこ
    とを特徴とする中空糸型モジュール構造体。
JP63082062A 1988-04-02 1988-04-02 中空糸型モジュール構造体 Expired - Lifetime JPH0753227B2 (ja)

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JPH0753227B2 JPH0753227B2 (ja) 1995-06-07

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04125562A (ja) * 1990-09-03 1992-04-27 Ind Technol Res Inst エッチング耐性パターン形成方法
JP2014000544A (ja) * 2012-06-20 2014-01-09 Nok Corp 中空糸膜モジュール用束着管

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS611365A (ja) * 1984-05-21 1986-01-07 Yamamasa:Kk 魚肉珍味食品及びその製造方法
JPS6113965A (ja) * 1984-06-29 1986-01-22 大日本インキ化学工業株式会社 中空糸型ダイアライザ−

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