JPH0127086B2 - - Google Patents
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- JPH0127086B2 JPH0127086B2 JP54042846A JP4284679A JPH0127086B2 JP H0127086 B2 JPH0127086 B2 JP H0127086B2 JP 54042846 A JP54042846 A JP 54042846A JP 4284679 A JP4284679 A JP 4284679A JP H0127086 B2 JPH0127086 B2 JP H0127086B2
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Description
本発明は水溶性重合体の製造方法に関するもの
である。特にアクリルアミド系重合体の製造方法
に関するものである。 水溶性重合体は、凝集剤、紙力増強剤、繊維処
理剤、接着剤等として有用であり、例えばアクリ
ルアミド系重合体は凝集剤として有用である。 従来かかる水溶性重合体を製造する為には、通
常水が単量体にも重合体にも良溶媒となるため、
水溶液重合が行われている。かかつ重合体溶液
は、撹拌且つ冷却されるには余りにも高すぎる粘
度を有しており、重合過程において著しい温度上
昇を来たす。このため従来広い温度範囲にわたつ
てラジカルを発生し得る重合体開始剤としてレド
ツクス系重合開始剤が使用されている。しかし、
レドツクス系重合開始剤を使用するとレドツクス
系重合開始剤の成分が重合時、乾燥時に重合体と
反応し、交叉結合を形成する、又還元剤が誘発分
解を起こし重合開始剤の効力が持続せず未反応モ
ノマーが残存する、等々の問題点が指摘されてき
た。一方、これらの問題点を解決すべく種々研究
されているが、いずれもレドツクス系重合開始剤
と他の重合開始剤との併用であり、レドツクス系
重合開始剤を使用する限ぎりにおいて本質的に問
題点を解決するものではなかつた。 本発明者らは、これらの問題点に鑑み鋭意研究
の結果、以上の欠点を有しない、顕著な結果を奏
する、水溶性重合体の製造方法を確立し、本発明
を完成するに至つた。 即ち、本発明は重合開始剤として、2,2′―ア
ゾビス(N,N′―ジメチレンイソブチルアミジ
ン)又はその塩と、2,2′―アゾビス(2―アミ
ジノプロパン)又はその塩、或いは4,4′―アゾ
ビス―4―シアノ吉草酸又はその塩とを併用する
ことを特徴とする水溶性重合体の製造方法であ
る。 その塩とは、塩酸、硫酸、リン酸等の無機酸の
酸付加塩、又は酢酸、プロピオン酸、安息香酸等
の有機酸に酸付加塩を示す。 本発明の方法は、重合開始剤として使用される
2,2′―アゾビス(N,N′―ジメチレンイソブチ
ルアミジン(以下ADIAと略称する。)又はその
塩は分解速度が早いためレドツクス系重合開始剤
と同様に低温重合が可能であるため単独でも使用
し得るが、一方、水溶性重合体の製造において、
一般的に重合体溶液中の水の百分率が引続いての
乾燥の費用、輸送費用、設備能力及び其の他を節
減するために出来るだけ少いことが望ましい。し
かしながら重合溶液の固体含有率が大であるほど
最終温度が高くなるため、高温時においてラジカ
ルを発生し得る重合開始剤の存在が好ましい。こ
のような重合開始剤としての過酸化物はレドツク
ス系重合開始剤と同様に、その成分が重合体と反
応し、交叉結合を形成するので、好ましくはアゾ
化合物が併用される。アゾ化合物の連鎖移動が少
い、さらに誘発分解がない等の特性がADIA又は
その塩の特性と相俟つて一層優れた効果を発揮す
るのである。 このような目的の為に併用されるアゾ化合物と
しては種々のものが挙げられるが、中でも2,
2′―アゾビス(2―アミジノプロパン)又はその
塩、或いは4,4′―アゾビス―4―シアノ吉草酸
又はその塩の使用が特に効果的である。 本発明の方法において、水溶性重合体を構成す
る単量体としては、少なくとも水に可溶性である
単量体は或いはこのような水に可溶単量体の水性
溶液中に溶解するような単量体であればよい。 例えばアクリル酸又はその塩・メタクリル酸又
はその塩、アクリル酸アミド・メタクリル酸アミ
ド・アクリル酸又はメタクリル酸のヒドロキシエ
チルエステル等のヒドロキシアルキルエステル・
アクリル酸又はメタクリル酸のジメチルアミノエ
タノール、ジエチルアミノエタノール、ジエチル
アミノプロパノール等のアミノアルコールのエス
テルおよびこれらの塩・あるいは第4級アンモニ
ウム塩・アクリル酸又はメタクリル酸のメチル、
エチル、n―ブチル等のアルキルエステルが挙げ
られる。さらにビニルメチルエーテル、ビニルエ
チチルエーテル等のビニルアルキルエーテル・ビ
ニルスルホン酸、アリルスルホン酸又はそれらの
塩等のビニルスルホン酸・ビニルピロリドンビニ
ルピリジン、N―メチロールアクリルアミド、ジ
アセトンアクリルアミド・アクリロニトリル・酢
酸ビニル等が挙げられる。 次に本発明の方法による工程について説明する
と、重合工程は通常の条件下で実施できる。例え
ば、水溶液重合においては、一般的には、重合系
内の酸素は窒素ガス、炭酸ガス等の不活性ガスで
置換される。単量体は通常5〜30%水溶液に調合
され、重合開始剤としてのADIA又はその塩とア
ゾ化合物との添加量は単量体に対して、通常
0.0001〜1.0%程度で使用される。重合開始温度
は室温乃至50℃で実施される。 本発明の方法は水溶液重合のみならず、乳化重
合、逆相(水相/油相)懸濁重合における水溶性
重合体の通常の重合工程でも実施できる。 本発明で得られる水溶性重合体のうち例えば水
溶液重合で得られたポリアクリルアミド系重合体
について述べると、従来の方法によつて得られた
重合体とを比較すると、ADIA又はその塩が分解
速度が早い重合開始剤であるのでレドツクス系重
合開始剤を使用しなくとも重合が可能であると、
伴に高温時のラジカル発生源としてもアゾ化合物
を併用するので一挙にレドツクス系重合開始剤の
欠点(、交叉結合の生成する。還元剤が誘発
分解を起こし重合開始剤としての効力を持続しな
く未反応モノマーが重合体中に残存する。)を解
決し、しかも高分子量で枝分れが少なく水溶性が
よい、凝集剤として顕著な効果を奏するものであ
る。 また、水溶性重合体例えばポリアクリルアミド
系重合体等は、希薄溶液として長時間保存してお
くと、原因、構造については未だ解明されていな
いが、変化をきたし、種々の用途に使用する際、
その効果が減少するという問題があつた。この点
に関しても、本発明によるADIA又はその塩とア
ゾ化合物とを併用して重合開始剤として用いたも
のは、従来の重合開始剤例えばレドツクス系重合
開始剤等を用いたものに比べ、変化の割合が極め
て少ない。 以下に実施例に述べ、本発明を更に詳細に説明
する。なお実施例中の部は重量部である。 実施例 1 撹拌器を付した反応釜にアクリルアミド5部と
蒸留水75部を加えて溶解する。更に重合開始剤の
所定量を添加し、撹拌下窒素気流中、所定温度で
所定時間重合させ得られる粘稠液を二重ドラム乾
燥機上で乾燥して白色鱗片状乾燥体を得る。 2,2′―アゾビス(N,N′―ジメチレンイソブ
チルアミジ)塩酸塩とアゾ化合物とを併用して重
合開始剤として用いた場合と、比較のため比較例
1〜2として、実施例1の条件のうち重合開始剤
として従来から用いられているレドツクス系重合
開始剤を使用した場合に得られる結果を表・1に
示す。但し極限粘度はウベローデ粘度計を用いて
測定した。
である。特にアクリルアミド系重合体の製造方法
に関するものである。 水溶性重合体は、凝集剤、紙力増強剤、繊維処
理剤、接着剤等として有用であり、例えばアクリ
ルアミド系重合体は凝集剤として有用である。 従来かかる水溶性重合体を製造する為には、通
常水が単量体にも重合体にも良溶媒となるため、
水溶液重合が行われている。かかつ重合体溶液
は、撹拌且つ冷却されるには余りにも高すぎる粘
度を有しており、重合過程において著しい温度上
昇を来たす。このため従来広い温度範囲にわたつ
てラジカルを発生し得る重合体開始剤としてレド
ツクス系重合開始剤が使用されている。しかし、
レドツクス系重合開始剤を使用するとレドツクス
系重合開始剤の成分が重合時、乾燥時に重合体と
反応し、交叉結合を形成する、又還元剤が誘発分
解を起こし重合開始剤の効力が持続せず未反応モ
ノマーが残存する、等々の問題点が指摘されてき
た。一方、これらの問題点を解決すべく種々研究
されているが、いずれもレドツクス系重合開始剤
と他の重合開始剤との併用であり、レドツクス系
重合開始剤を使用する限ぎりにおいて本質的に問
題点を解決するものではなかつた。 本発明者らは、これらの問題点に鑑み鋭意研究
の結果、以上の欠点を有しない、顕著な結果を奏
する、水溶性重合体の製造方法を確立し、本発明
を完成するに至つた。 即ち、本発明は重合開始剤として、2,2′―ア
ゾビス(N,N′―ジメチレンイソブチルアミジ
ン)又はその塩と、2,2′―アゾビス(2―アミ
ジノプロパン)又はその塩、或いは4,4′―アゾ
ビス―4―シアノ吉草酸又はその塩とを併用する
ことを特徴とする水溶性重合体の製造方法であ
る。 その塩とは、塩酸、硫酸、リン酸等の無機酸の
酸付加塩、又は酢酸、プロピオン酸、安息香酸等
の有機酸に酸付加塩を示す。 本発明の方法は、重合開始剤として使用される
2,2′―アゾビス(N,N′―ジメチレンイソブチ
ルアミジン(以下ADIAと略称する。)又はその
塩は分解速度が早いためレドツクス系重合開始剤
と同様に低温重合が可能であるため単独でも使用
し得るが、一方、水溶性重合体の製造において、
一般的に重合体溶液中の水の百分率が引続いての
乾燥の費用、輸送費用、設備能力及び其の他を節
減するために出来るだけ少いことが望ましい。し
かしながら重合溶液の固体含有率が大であるほど
最終温度が高くなるため、高温時においてラジカ
ルを発生し得る重合開始剤の存在が好ましい。こ
のような重合開始剤としての過酸化物はレドツク
ス系重合開始剤と同様に、その成分が重合体と反
応し、交叉結合を形成するので、好ましくはアゾ
化合物が併用される。アゾ化合物の連鎖移動が少
い、さらに誘発分解がない等の特性がADIA又は
その塩の特性と相俟つて一層優れた効果を発揮す
るのである。 このような目的の為に併用されるアゾ化合物と
しては種々のものが挙げられるが、中でも2,
2′―アゾビス(2―アミジノプロパン)又はその
塩、或いは4,4′―アゾビス―4―シアノ吉草酸
又はその塩の使用が特に効果的である。 本発明の方法において、水溶性重合体を構成す
る単量体としては、少なくとも水に可溶性である
単量体は或いはこのような水に可溶単量体の水性
溶液中に溶解するような単量体であればよい。 例えばアクリル酸又はその塩・メタクリル酸又
はその塩、アクリル酸アミド・メタクリル酸アミ
ド・アクリル酸又はメタクリル酸のヒドロキシエ
チルエステル等のヒドロキシアルキルエステル・
アクリル酸又はメタクリル酸のジメチルアミノエ
タノール、ジエチルアミノエタノール、ジエチル
アミノプロパノール等のアミノアルコールのエス
テルおよびこれらの塩・あるいは第4級アンモニ
ウム塩・アクリル酸又はメタクリル酸のメチル、
エチル、n―ブチル等のアルキルエステルが挙げ
られる。さらにビニルメチルエーテル、ビニルエ
チチルエーテル等のビニルアルキルエーテル・ビ
ニルスルホン酸、アリルスルホン酸又はそれらの
塩等のビニルスルホン酸・ビニルピロリドンビニ
ルピリジン、N―メチロールアクリルアミド、ジ
アセトンアクリルアミド・アクリロニトリル・酢
酸ビニル等が挙げられる。 次に本発明の方法による工程について説明する
と、重合工程は通常の条件下で実施できる。例え
ば、水溶液重合においては、一般的には、重合系
内の酸素は窒素ガス、炭酸ガス等の不活性ガスで
置換される。単量体は通常5〜30%水溶液に調合
され、重合開始剤としてのADIA又はその塩とア
ゾ化合物との添加量は単量体に対して、通常
0.0001〜1.0%程度で使用される。重合開始温度
は室温乃至50℃で実施される。 本発明の方法は水溶液重合のみならず、乳化重
合、逆相(水相/油相)懸濁重合における水溶性
重合体の通常の重合工程でも実施できる。 本発明で得られる水溶性重合体のうち例えば水
溶液重合で得られたポリアクリルアミド系重合体
について述べると、従来の方法によつて得られた
重合体とを比較すると、ADIA又はその塩が分解
速度が早い重合開始剤であるのでレドツクス系重
合開始剤を使用しなくとも重合が可能であると、
伴に高温時のラジカル発生源としてもアゾ化合物
を併用するので一挙にレドツクス系重合開始剤の
欠点(、交叉結合の生成する。還元剤が誘発
分解を起こし重合開始剤としての効力を持続しな
く未反応モノマーが重合体中に残存する。)を解
決し、しかも高分子量で枝分れが少なく水溶性が
よい、凝集剤として顕著な効果を奏するものであ
る。 また、水溶性重合体例えばポリアクリルアミド
系重合体等は、希薄溶液として長時間保存してお
くと、原因、構造については未だ解明されていな
いが、変化をきたし、種々の用途に使用する際、
その効果が減少するという問題があつた。この点
に関しても、本発明によるADIA又はその塩とア
ゾ化合物とを併用して重合開始剤として用いたも
のは、従来の重合開始剤例えばレドツクス系重合
開始剤等を用いたものに比べ、変化の割合が極め
て少ない。 以下に実施例に述べ、本発明を更に詳細に説明
する。なお実施例中の部は重量部である。 実施例 1 撹拌器を付した反応釜にアクリルアミド5部と
蒸留水75部を加えて溶解する。更に重合開始剤の
所定量を添加し、撹拌下窒素気流中、所定温度で
所定時間重合させ得られる粘稠液を二重ドラム乾
燥機上で乾燥して白色鱗片状乾燥体を得る。 2,2′―アゾビス(N,N′―ジメチレンイソブ
チルアミジ)塩酸塩とアゾ化合物とを併用して重
合開始剤として用いた場合と、比較のため比較例
1〜2として、実施例1の条件のうち重合開始剤
として従来から用いられているレドツクス系重合
開始剤を使用した場合に得られる結果を表・1に
示す。但し極限粘度はウベローデ粘度計を用いて
測定した。
【表】
参考例 1
内径2cmの共栓付50ml沈降試験管を用い、表2
に示す、各種被検液47.5mlを入れ、よく振り混ぜ
て懸濁液とする。これに表1に示す実施例1及び
比較例1〜2で得られた重合体を表3に示す濃度
の水溶液として2.5mlずつ各被検液に加える。そ
れぞれを各10回転倒により混合した後静置して凝
集効果を測定した。得られた結果を表3に示す。
但し透過率は15分後上澄液の600nmにおける値を
水を100%として測定した。
に示す、各種被検液47.5mlを入れ、よく振り混ぜ
て懸濁液とする。これに表1に示す実施例1及び
比較例1〜2で得られた重合体を表3に示す濃度
の水溶液として2.5mlずつ各被検液に加える。そ
れぞれを各10回転倒により混合した後静置して凝
集効果を測定した。得られた結果を表3に示す。
但し透過率は15分後上澄液の600nmにおける値を
水を100%として測定した。
【表】
【表】
本発明により製造したアクリルアミド重合体は
沈降速度、透過率等の凝集効果が極めて優れてい
る。 実施例 2 実施例1と同様の反応釜に、アクリルアミド3
部アクリル酸1部、蒸留水70.4部を加えて溶解し
更に重合開始剤として2,2′―アゾビス(N,
N′―ジメチレンイソブチルアミジン)塩酸塩
0.002部及び4,4′―アゾビス―4―シアノ吉草
酸ナトリウム塩0.001部を添加し撹拌下窒素気流
中40℃で5時間反応させた後、10%カセイソーダ
溶液5.6部で中和後重合率97.5%の無色澄明粘稠
液を得た。乾燥後1%水溶液の粘度を測定すると
6900cps(25℃)を示した。 但し、1%水溶液の粘度はブルツクフイールド
型回転粘度計を用いて25℃で測定した。 比較例 3 実施例2の条件のうち重合開始剤として2,
2′―アゾビス(N,N′―ジメチレンイソブチルア
ミジン)塩酸塩0.003部を用いる他は実施例2と
同一条件で反応を行つたが、重合率87.9%の無色
澄明粘稠液が得られ、乾燥後1%水溶液の粘度も
5600cps(25℃)と実施例2より低くなつた。但
し、1%水溶液の粘度はブルツクフイールド型回
転粘度計を用い、25℃で測定した。 比較例 4 実施例2の条件のうち重合開始剤として4,
4′―アゾビス―4―シアノ吉草酸ナトリウム
0.003部を用いる他は実施例2と同一条件で反応
を行つたが、重合は全く進行しなかつた。 実施例 3 実施例1と同様の反応釜にアクリルアミド1
部、ジメチルエチルメタクリレートの4級アンモ
ニウム塩3部、蒸留水76部を加えて溶解し更に重
合開始剤として2,2′―アゾビス(N,N′―ジメ
チレンイソブチルアミジン)塩酸塩0.002部及び
2,2′―アゾビス(2―アミジノプロパン)塩酸
塩0.001部を添加し、この溶液を硫酸でPH3に調
節した後撹拌下窒素気流中40〜60℃で5時間反応
させ、重合率98.8%の無色澄明粘稠液を得た。乾
燥後1%水溶液の粘度を測定すると132cps(25℃)
を示した。但し、1%水溶液の粘度はブルツクフ
イールド型回転粘度計を用いて25℃で測定した。 実施例 4 実施例1と同様の反応釜にアクリルアミド15部
蒸留水65部を加えて溶解し窒素ガスを導入して溶
存酸素を充分に除去した。重合開始剤として2,
2′―アゾビス(N,N′―ジメチレンイソブチルア
ミジン)塩酸塩0.0015部及び2,2′―アゾビス
(2―アミジノプロパン)塩酸塩0.0015部を添加
して30℃で重合を開始させた。重合開始後6時間
静置重合して重合率99.9%で無色澄明のゲル状重
合体を得た。反応釜内部の最終温度は79℃であつ
た。乾燥後1%水溶液は均一な溶液となり粘度は
1300cpsであつた。(但し粘度はブルツクフイール
ド型回転粘度計を用いて測定した。) 比較例 5 実施例4の条件のうち重合開始剤として過硫酸
アンモニウム0.002部及び亜硫酸ナトリウム0.001
部を用いる他は実施例4と同一条件で静置重合率
は96.5%反応釜内部の最終温度は72℃であつた。
乾燥後1%水溶酸には一部不溶性のゲルが残存し
粘度は420cpsと実施例4より低くなつた。 但し、1%水溶液の粘度はブルツクフイールド
型回転粘度計を用いて25℃で測定した。 比較例 6 実施例4の条件のうち重合開始剤として2,
2′―アゾビス(N,N′―ジメチレンイソブチルア
ミジン)塩酸塩0.003部を用いる他は実施例4と
同一条件で反応を行つたが、重合率は96.9%、反
応釜内部の最終温度は77℃であつた。乾燥後1%
水溶液の粘度は920cpsで実施例4より低くなつ
た。但し、1%水溶液の粘度はブルツクフイール
ド型回転粘度計を用いて25℃で測定した。 比較例 7 実施例4の条件のうち重合開始剤として2,
2′―アゾビス(2―アミジノプロパン)塩酸塩
0.003部を用いる他は実施例4と同一条件で反応
を行つたが、重合率は93.5%、反応釜内部の最終
温度は64℃であつた。乾燥後、1%水溶液の粘度
は1180cpsと実施例4より低くなつた。但し、1
%水溶液の粘度はブルツクフイールド型回転粘度
計を用いて25℃で行つた。
沈降速度、透過率等の凝集効果が極めて優れてい
る。 実施例 2 実施例1と同様の反応釜に、アクリルアミド3
部アクリル酸1部、蒸留水70.4部を加えて溶解し
更に重合開始剤として2,2′―アゾビス(N,
N′―ジメチレンイソブチルアミジン)塩酸塩
0.002部及び4,4′―アゾビス―4―シアノ吉草
酸ナトリウム塩0.001部を添加し撹拌下窒素気流
中40℃で5時間反応させた後、10%カセイソーダ
溶液5.6部で中和後重合率97.5%の無色澄明粘稠
液を得た。乾燥後1%水溶液の粘度を測定すると
6900cps(25℃)を示した。 但し、1%水溶液の粘度はブルツクフイールド
型回転粘度計を用いて25℃で測定した。 比較例 3 実施例2の条件のうち重合開始剤として2,
2′―アゾビス(N,N′―ジメチレンイソブチルア
ミジン)塩酸塩0.003部を用いる他は実施例2と
同一条件で反応を行つたが、重合率87.9%の無色
澄明粘稠液が得られ、乾燥後1%水溶液の粘度も
5600cps(25℃)と実施例2より低くなつた。但
し、1%水溶液の粘度はブルツクフイールド型回
転粘度計を用い、25℃で測定した。 比較例 4 実施例2の条件のうち重合開始剤として4,
4′―アゾビス―4―シアノ吉草酸ナトリウム
0.003部を用いる他は実施例2と同一条件で反応
を行つたが、重合は全く進行しなかつた。 実施例 3 実施例1と同様の反応釜にアクリルアミド1
部、ジメチルエチルメタクリレートの4級アンモ
ニウム塩3部、蒸留水76部を加えて溶解し更に重
合開始剤として2,2′―アゾビス(N,N′―ジメ
チレンイソブチルアミジン)塩酸塩0.002部及び
2,2′―アゾビス(2―アミジノプロパン)塩酸
塩0.001部を添加し、この溶液を硫酸でPH3に調
節した後撹拌下窒素気流中40〜60℃で5時間反応
させ、重合率98.8%の無色澄明粘稠液を得た。乾
燥後1%水溶液の粘度を測定すると132cps(25℃)
を示した。但し、1%水溶液の粘度はブルツクフ
イールド型回転粘度計を用いて25℃で測定した。 実施例 4 実施例1と同様の反応釜にアクリルアミド15部
蒸留水65部を加えて溶解し窒素ガスを導入して溶
存酸素を充分に除去した。重合開始剤として2,
2′―アゾビス(N,N′―ジメチレンイソブチルア
ミジン)塩酸塩0.0015部及び2,2′―アゾビス
(2―アミジノプロパン)塩酸塩0.0015部を添加
して30℃で重合を開始させた。重合開始後6時間
静置重合して重合率99.9%で無色澄明のゲル状重
合体を得た。反応釜内部の最終温度は79℃であつ
た。乾燥後1%水溶液は均一な溶液となり粘度は
1300cpsであつた。(但し粘度はブルツクフイール
ド型回転粘度計を用いて測定した。) 比較例 5 実施例4の条件のうち重合開始剤として過硫酸
アンモニウム0.002部及び亜硫酸ナトリウム0.001
部を用いる他は実施例4と同一条件で静置重合率
は96.5%反応釜内部の最終温度は72℃であつた。
乾燥後1%水溶酸には一部不溶性のゲルが残存し
粘度は420cpsと実施例4より低くなつた。 但し、1%水溶液の粘度はブルツクフイールド
型回転粘度計を用いて25℃で測定した。 比較例 6 実施例4の条件のうち重合開始剤として2,
2′―アゾビス(N,N′―ジメチレンイソブチルア
ミジン)塩酸塩0.003部を用いる他は実施例4と
同一条件で反応を行つたが、重合率は96.9%、反
応釜内部の最終温度は77℃であつた。乾燥後1%
水溶液の粘度は920cpsで実施例4より低くなつ
た。但し、1%水溶液の粘度はブルツクフイール
ド型回転粘度計を用いて25℃で測定した。 比較例 7 実施例4の条件のうち重合開始剤として2,
2′―アゾビス(2―アミジノプロパン)塩酸塩
0.003部を用いる他は実施例4と同一条件で反応
を行つたが、重合率は93.5%、反応釜内部の最終
温度は64℃であつた。乾燥後、1%水溶液の粘度
は1180cpsと実施例4より低くなつた。但し、1
%水溶液の粘度はブルツクフイールド型回転粘度
計を用いて25℃で行つた。
Claims (1)
- 1 重合開始剤として、2,2′―アゾビス(N,
N′―ジメチレンイソブチルアミジン)又はその
塩と、2,2′―アゾビス(2―アミジノプロパ
ン)又はその塩、或は4,4′―アゾビス―4―シ
アノ吉草酸又はその塩とを併用することを特徴と
する水溶性重合体の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4284679A JPS55135104A (en) | 1979-04-09 | 1979-04-09 | Production of water-soluble polymer |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4284679A JPS55135104A (en) | 1979-04-09 | 1979-04-09 | Production of water-soluble polymer |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS55135104A JPS55135104A (en) | 1980-10-21 |
| JPH0127086B2 true JPH0127086B2 (ja) | 1989-05-26 |
Family
ID=12647357
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4284679A Granted JPS55135104A (en) | 1979-04-09 | 1979-04-09 | Production of water-soluble polymer |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS55135104A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5825378A (ja) * | 1981-08-07 | 1983-02-15 | Soken Kagaku Kk | 感圧接着剤の製造法 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6015645B2 (ja) * | 1973-06-20 | 1985-04-20 | 和光純薬工業株式会社 | アクリルアミド系重合体組成物 |
| JPS5341568A (en) * | 1976-09-13 | 1978-04-15 | Atsushi Kitamura | Selvage cutting device for loom |
-
1979
- 1979-04-09 JP JP4284679A patent/JPS55135104A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS55135104A (en) | 1980-10-21 |
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