JPH01282335A - ピッチ系の炭素繊維の製法 - Google Patents
ピッチ系の炭素繊維の製法Info
- Publication number
- JPH01282335A JPH01282335A JP11402688A JP11402688A JPH01282335A JP H01282335 A JPH01282335 A JP H01282335A JP 11402688 A JP11402688 A JP 11402688A JP 11402688 A JP11402688 A JP 11402688A JP H01282335 A JPH01282335 A JP H01282335A
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- Japan
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- carbon fiber
- based carbon
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、ピッチ系の炭素繊維の製法に関する。
[従来の技術]
石油系、石炭系の重質油を溶媒抽出したピッチ、または
水素化して得られた水素化ピッチを熱処理することによ
りメソフェーズピッチを得、高強度、高弾性率炭素繊維
を得る方法は、特開昭54−160427号、特開昭5
8−41915号などでよく知られているが、3000
℃以上で焼成しないと高弾性率炭素繊維を得にくい問
題があった。一方、重質油の溶媒抽出や水素化処理をせ
ずに得られたメソフェーズピッチから得られる炭素繊維
は、特開昭49−19127号に記載されている様に高
弾性率の炭素繊維が得られる。
水素化して得られた水素化ピッチを熱処理することによ
りメソフェーズピッチを得、高強度、高弾性率炭素繊維
を得る方法は、特開昭54−160427号、特開昭5
8−41915号などでよく知られているが、3000
℃以上で焼成しないと高弾性率炭素繊維を得にくい問
題があった。一方、重質油の溶媒抽出や水素化処理をせ
ずに得られたメソフェーズピッチから得られる炭素繊維
は、特開昭49−19127号に記載されている様に高
弾性率の炭素繊維が得られる。
しかし、その場合、高弾性率炭素繊維を得るためには、
2800℃以上の高温で焼成する必要がおり、経済的に
極めて不利となるとともに、圧縮強度が極めて低くなる
という問題があった。さらにその様なメソフェーズピッ
チから得た炭素繊維にホウ素化合物を接触させた後、2
000〜2400℃で焼成し、ホウ素の触媒作用により
高弾性率炭素繊維を得ようとする試み(特開昭58−8
126号)もあるが、焼成温度が低いため、経済的には
有利となるが、弾性率が十分ではない。
2800℃以上の高温で焼成する必要がおり、経済的に
極めて不利となるとともに、圧縮強度が極めて低くなる
という問題があった。さらにその様なメソフェーズピッ
チから得た炭素繊維にホウ素化合物を接触させた後、2
000〜2400℃で焼成し、ホウ素の触媒作用により
高弾性率炭素繊維を得ようとする試み(特開昭58−8
126号)もあるが、焼成温度が低いため、経済的には
有利となるが、弾性率が十分ではない。
また、ホウ素とカルシウムを用いる方法(特開昭58−
8125号)は、カルシウムを含むため、焼成、複合材
料の補強において種々の問題がめった。また上記ホウ素
を用いる方法はいずれも炭化した後ホウ素処理を行うた
め、炭化と黒鉛化を連続して実施できないという問題が
おった。
8125号)は、カルシウムを含むため、焼成、複合材
料の補強において種々の問題がめった。また上記ホウ素
を用いる方法はいずれも炭化した後ホウ素処理を行うた
め、炭化と黒鉛化を連続して実施できないという問題が
おった。
[発明が解決しようとする課題]
本発明は、上記問題点を改善し、高弾性率で圧縮特性の
良い炭素繊維を安価に得ることを目的にしている。
良い炭素繊維を安価に得ることを目的にしている。
[課題を解決するための手段]
本発明は、重質油を溶媒抽出するか、または水素化した
後蒸溜して得たメソフェーズピッチを溶融紡糸し、得ら
れたピッチ糸にホウ素化合物を付与した後、不融化し、
2500℃以上の温度で焼成することを特徴とするピッ
チ系の炭素繊維の製法である。
後蒸溜して得たメソフェーズピッチを溶融紡糸し、得ら
れたピッチ糸にホウ素化合物を付与した後、不融化し、
2500℃以上の温度で焼成することを特徴とするピッ
チ系の炭素繊維の製法である。
メソフェーズピッチの製造方法において、重質油の抽出
に用いる溶媒は、ベンゼン、1ヘルエン、キシレンなど
が使用でき。また水素化は、水素ガス、水素供与性の有
機溶媒などが使用でき、触媒を用いて水素化するのが好
ましい。
に用いる溶媒は、ベンゼン、1ヘルエン、キシレンなど
が使用でき。また水素化は、水素ガス、水素供与性の有
機溶媒などが使用でき、触媒を用いて水素化するのが好
ましい。
溶媒抽出や水素化を行って得たメソフェーズピッチから
は、ホウ素と共に2500°C以上の高温で焼成しても
圧縮特性の良好な炭素繊維が得られる。溶媒抽出や、水
素化を行って得たメソフェーズピッチは、低温で流動性
が良く、紡糸用ピッチとしては良好な特性を有するが、
黒鉛化した際の結晶性が低く、超高弾性率炭素繊維が得
にくい。
は、ホウ素と共に2500°C以上の高温で焼成しても
圧縮特性の良好な炭素繊維が得られる。溶媒抽出や、水
素化を行って得たメソフェーズピッチは、低温で流動性
が良く、紡糸用ピッチとしては良好な特性を有するが、
黒鉛化した際の結晶性が低く、超高弾性率炭素繊維が得
にくい。
そのため、ホウ素化合物を付与して焼成する必要がある
。
。
ホウ素化合物は、紡糸したピッチ糸に付与する。
不融化糸に付与する方法や、炭素繊維に付与する方法は
、焼成工程の連続性を損なうので好ましくない。
、焼成工程の連続性を損なうので好ましくない。
ピッチの製糸方法としては、通常溶融紡糸が用いられる
。
。
ピッチの溶融紡糸は、通常の加圧押出し、遠心紡糸、フ
ラッシュ紡糸等が採用できる。
ラッシュ紡糸等が採用できる。
またピッチの引取方法および集束方法は、脆弱な糸に対
し、糸切れの原因になる様な負荷を与えない範囲で、ロ
ーラ、エアサッカー等による引取り、巻取り、トレイや
ネット上への積層などの通常の方法を採用しうる。
し、糸切れの原因になる様な負荷を与えない範囲で、ロ
ーラ、エアサッカー等による引取り、巻取り、トレイや
ネット上への積層などの通常の方法を採用しうる。
ホウ素化合物は、水溶液としてピッチ糸に付与するのが
好ましい。ホウ素聞は、0.2〜1.0重量%か好まし
い。またピッチ糸は、ハンドリング性が不良で必り、ホ
ウ素化合物は、油剤、集束剤と共に糸に付与する方法が
好ましく、ポリシロキサン化合物の水素エマルジョンを
用いるのがより好ましい。
好ましい。ホウ素聞は、0.2〜1.0重量%か好まし
い。またピッチ糸は、ハンドリング性が不良で必り、ホ
ウ素化合物は、油剤、集束剤と共に糸に付与する方法が
好ましく、ポリシロキサン化合物の水素エマルジョンを
用いるのがより好ましい。
不融化処理は、たとえば酸素の存在下、通常空気中で2
50〜420℃で酸化させる方法が適用できる。また酸
素としてオゾン、酸化窒素、酸化イオウなどの酸化性の
気体を使用する方法や、硝酸、過酸化水素水、過マンガ
ン酸カリなどの酸化性の液体を使用する方法も可能であ
り、場合によっては、電子線架橋などの物理的手段でも
差支えない。
50〜420℃で酸化させる方法が適用できる。また酸
素としてオゾン、酸化窒素、酸化イオウなどの酸化性の
気体を使用する方法や、硝酸、過酸化水素水、過マンガ
ン酸カリなどの酸化性の液体を使用する方法も可能であ
り、場合によっては、電子線架橋などの物理的手段でも
差支えない。
焼成処理は、たとえば不活性気体雰囲気中または真空中
で2500℃以上に加熱する方法があり、2500″C
より低温では十分な高弾性率糸が得られない。
で2500℃以上に加熱する方法があり、2500″C
より低温では十分な高弾性率糸が得られない。
[実施例]
実施例1
コールタールにニッケル・モリブデン系触媒の存在下で
水素ガスを吹込み400℃で120分反不反応た。1q
られた水素化タールを1μのフィルターで;濾過し、固
形物を除いた後、350℃で熱温し水素化ピッチを得た
。次いで520℃、17mm11gで7分間熱処理しメ
ソフェーズピッチを1qた。
水素ガスを吹込み400℃で120分反不反応た。1q
られた水素化タールを1μのフィルターで;濾過し、固
形物を除いた後、350℃で熱温し水素化ピッチを得た
。次いで520℃、17mm11gで7分間熱処理しメ
ソフェーズピッチを1qた。
jqられたメソフェーズピッチは軟化点235°C1Q
I33%、BI39%、異方性85%であった。
I33%、BI39%、異方性85%であった。
iqられだピッチを、ペン1〜エクストルーダを用いて
305°C160mmHc+テ溶融、脱カス9alH1
、直径Q、2mm、孔長Q、3mmの100ロロ金から
吐出させ、450m/minで引取り、直径10μのピ
ッチ糸を得た。引取りの際、表面にジメチルポリシロキ
サンの水エマルジョンを流下したセラミックスガイドを
用いて集束した。その際、ホウ酸を濃度4%になる様に
該エマルジョン中に添加したものと、ホウ酸を添加しな
いものとを用いた。
305°C160mmHc+テ溶融、脱カス9alH1
、直径Q、2mm、孔長Q、3mmの100ロロ金から
吐出させ、450m/minで引取り、直径10μのピ
ッチ糸を得た。引取りの際、表面にジメチルポリシロキ
サンの水エマルジョンを流下したセラミックスガイドを
用いて集束した。その際、ホウ酸を濃度4%になる様に
該エマルジョン中に添加したものと、ホウ酸を添加しな
いものとを用いた。
引取ったピッチ糸は、60°Cで24時間処理した。
ついで空気中で50°Cから340℃まで0.5℃/
m i nで昇温し、340℃で15分間保持して不融
化して不融化糸を151だ。
m i nで昇温し、340℃で15分間保持して不融
化して不融化糸を151だ。
得られた不融化糸を、窒素中で各種温度で焼成して、炭
素繊維を1qた。
素繊維を1qた。
jqられた炭素繊維の引張特性および繊維含有率60V
O1%でエポキシを含浸させた時の複合材料の圧縮強度
を表1に示す。
O1%でエポキシを含浸させた時の複合材料の圧縮強度
を表1に示す。
本発明例の実験NO2,3は高い引張弾性率が得られる
と共に、引張強度、圧縮強度共高かった。
と共に、引張強度、圧縮強度共高かった。
比較例の実験NO1は焼成温度が低く、また実験NO4
はホウ素処理をしていないので共に引張弾性率が本発明
例に比へ低い。
はホウ素処理をしていないので共に引張弾性率が本発明
例に比へ低い。
比較例1
水素化を行わず、コールタールからメソフェーズピッチ
を1qだ。メソフェーズピッチの軟化点310℃,QI
38%、BI92%、異方性80%でめった。jqられ
たメソフェーズピッチをベント条件350℃15Q m
mHgとした以外は実施例1と同様にして紡糸、不融化
し、2700℃で黒鉛化したところ、引張強度250k
Mmm2 、引張弾性率80 ton/mm2の黒鉛化
糸が得られた。繊維含有率60vo1%でエポキシを含
浸させた時の圧縮強度は、28 kg/mm2で、本発
明例の実験肋2.3に比べ著しく低強度であった。
を1qだ。メソフェーズピッチの軟化点310℃,QI
38%、BI92%、異方性80%でめった。jqられ
たメソフェーズピッチをベント条件350℃15Q m
mHgとした以外は実施例1と同様にして紡糸、不融化
し、2700℃で黒鉛化したところ、引張強度250k
Mmm2 、引張弾性率80 ton/mm2の黒鉛化
糸が得られた。繊維含有率60vo1%でエポキシを含
浸させた時の圧縮強度は、28 kg/mm2で、本発
明例の実験肋2.3に比べ著しく低強度であった。
[発明の効果1
本発明により、高弾性率で圧縮特性の良いピッチ系炭素
繊維を安価に1qることができる。
繊維を安価に1qることができる。
Claims (1)
- (1)重質油を溶媒抽出するか、または水素化した後蒸
溜して得たメソフェーズピッチを溶融紡糸し、得られた
ピッチ糸にホウ素化合物を付与した後、不融化し、25
00℃以上の温度で焼成することを特徴とするピッチ系
の炭素繊維の製法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11402688A JPH01282335A (ja) | 1988-05-10 | 1988-05-10 | ピッチ系の炭素繊維の製法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11402688A JPH01282335A (ja) | 1988-05-10 | 1988-05-10 | ピッチ系の炭素繊維の製法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01282335A true JPH01282335A (ja) | 1989-11-14 |
Family
ID=14627182
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11402688A Pending JPH01282335A (ja) | 1988-05-10 | 1988-05-10 | ピッチ系の炭素繊維の製法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH01282335A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5962743A (en) * | 1998-11-12 | 1999-10-05 | Catalytica Pharmaceuticals, Inc. | Process for preparing acylaromatic compounds |
-
1988
- 1988-05-10 JP JP11402688A patent/JPH01282335A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5962743A (en) * | 1998-11-12 | 1999-10-05 | Catalytica Pharmaceuticals, Inc. | Process for preparing acylaromatic compounds |
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