JPH01287462A - 液体クロマトグラフィー用充填材及びカラム - Google Patents
液体クロマトグラフィー用充填材及びカラムInfo
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- JPH01287462A JPH01287462A JP63117096A JP11709688A JPH01287462A JP H01287462 A JPH01287462 A JP H01287462A JP 63117096 A JP63117096 A JP 63117096A JP 11709688 A JP11709688 A JP 11709688A JP H01287462 A JPH01287462 A JP H01287462A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
〔産業上の利用分野〕
本発明は、炭酸根を含有したヒドロキシアパタイトから
なる液体クロマトグラフィー用充填材、及びこれを充填
してなるカラムに関するものである。 〔発明の背景〕 アパタイトとは広義には、下記(1)式の一般式で表わ
される化合物をいい、この式でMはCa、 Pb。 Ba、 Sr、 Mg、NL Has K、Fe、ll
j!その他の金属原子を、z04は’Oa 、As04
、VO4、SOa 、Sing、COsその他の酸根を
、YはF、01(SCI!、、Br5O1C03その他
の陰イオン性原子(団)を示す広範囲な化合物群の総称
である。 M”+e(ZO’−a)*Y−x ・−=−−(1)
本発明においては、上記(1)式においてMが実質的に
Caであり、z04が実質的にPO2であり、Yが実質
的にOHである化合物をヒドロキシアパタイトと呼ぶ、
そして、ここでZOaまたは/及びYの一部がCOsで
置換されたものを炭酸含有ヒドロキシアパタイトと呼ぶ
。 ヒドロキシアパタイト(以下HApと略記する)は、天
然歯や天然骨と同じ化学組成を持つ無機化合物であると
ころから、生体親和性に優れていることが知られており
、この性質から、■^pは蛋白質、核酸、酵素等の生体
高分子物質の分離・精製に最も適した物質であり、従っ
て、この分離・精製を目的とした液体クロマトグラフィ
ー(以下、LCと略記する)用カラムの充填材として好
適に使用されている。さらに、近年高速液体クロマトグ
ラフイー(以下HPLCと略記する)の普及により少量
の試料を短時間で処理すること(微量分析)、あるいは
大量の試料を一度に処理すること(大量分取)が可能と
なり、HApのこの分野への応用は今後共々広がること
が予想される。従って、LC用のカラム充填材として、
更に高性能でかつ使用しやすい)IApの開発が望まれ
ている。 〔従来の技術及び発明が解決しようとする課題〕従来の
LC用のカラム充填材に使用される1lApは、^、T
ixslius+et、a1.+により発表された、水
溶性のカルシウム塩と水溶性の燐酸塩を反応させる湿式
合成法(Arch、Bioches+、Biophys
、 +65+ 132(1956))をもとに適宜改良
を加えた方法で製造されたものが一般的であった。これ
らの方法で得られたHA9は現在のところ、LC用カラ
ム充填材としての性能がすぐれているといわれているも
のであって、次のような物性を示すのが通常である。 Ca/l’lt 1.4〜1.55X線回折
回折ピークが弱い。 C0w含有量 0.1重量%未満 しかしながらHApを製造する上記従来の方法は、原料
の調整、pH管理、撹拌状態、温度管理等の反応及びそ
の後の処理等に非常に煩雑な操作を必要とする。 しかも、この方法は得られたHApが品質的に再現性が
乏しく、HApを合成することさえ非常に困難であるこ
とも事実である。更には、この方法を工業的にスケール
アップすると、小型スケールと比較してその再現性が著
しく乏しくなり、工業的実施には不向きな方法である。 その上、得られた前記物性の1lApは、燐酸ナトリウ
ム緩衝液中で冷所保存しなければ、その物性を維持でき
ないという問題もある。 以上述べたようにHApはLCC用カラム充填材として
生体高分子の分離・精製に優れた性能を発揮するにも拘
らず、従来公知の方法では再現性よく製造することが困
難であり、この点から)IApは高価なものとなってい
る。そのため、HApは生体高分子の分離・精製のため
のLC用カラム充填材として他の充填材と比較して使用
頻度が極度に少なく、限られた分野で使用されているの
が実情である。 〔課題を解決するための手段〕 本発明者らはこれら種々の問題を解決するために鋭意検
討を重ねた結果、HAp中に炭酸根を含有させることで
、再現性よ<1IApを製造することができ、かつ、こ
の炭酸根をCow として0.5重量%以上含有したH
Ap (以下、炭酸根を含有したHApを炭酸含有ヒド
ロキシアパタイトと称し、CO^ρと略記する)は、生
体高分子の分離能力がHApより更に優れていることを
見出し、本発明を完成するに至ったものである。 即ち本発明の第1は、炭酸根をCO3として0.5重量
%以上含有したヒドロキシアパタイトからなることを特
徴とする液体クロマトグラフィー用充填材であり、第2
は炭酸根をCOiとして0.5重量%以上含有したヒド
ロキシアパタイトを充填してなることを特徴とする液体
クロマトグラフィー用カラムの発明である。 〔発明の詳細な開示〕 以下、本発明の詳細な説明する。 尚、炭酸根をCOSとし0.5重量%以上含有したCO
ipを、LC用のカラム充填材として使用した例は未だ
知られていない。 本発明で用いられるC0Apの製造方法には特に制限は
なく、従来公知の方法、例えば第二燐酸カルシウムと炭
酸カルシウムをアンモニア水中で反応させる方法(特公
昭58−30244号公報の方法)や、第二燐酸カルシ
ウム2水塩と炭酸カルシウムとを水中で反応させる方法
(特開昭60−5009号公報の方法)、本発明者らが
先に提案した、有機溶媒を含む反応媒体中で燐酸または
/及びそのカルシウム塩と炭酸カルシウムとを反応させ
る方法(特開昭59−107912号公報)など、いず
れの方法でも得ることができる。 しかし、本発明に使用するC0Ap中には、炭酸根がC
Oiとして0.5重量%以上含有していなければならな
い、従うて、本発明においてはcoapは燐酸または/
及びそのカルシウム塩と炭酸カルシウムとを、アンモニ
ア水、水、有at8媒の何れかの媒体中で下記する如き
モル比で反応させて得ることができる。 即ち、反応槽にアンモニア水、水、有機溶媒の何れかを
媒体として仕込み、これに燐酸または/及びそのカルシ
ウム塩出炭酸カルシウム塩を加えて、通常大気圧下にて
媒体を加熱し、蒸発した媒体は還流させる方法で反応さ
せる。尚、この際の燐酸または/及びそのカルシウム塩
と炭酸カルシウムの割合はカルシウムと燐の原子比がC
a/Pとして1.30〜1.90好ましくは1.45〜
1.75の範囲で、また、炭酸根と燐の割合はC03/
PO4として0.015〜1.90の範囲で実施される
0反応時間は、媒体がアンモニア水または水の場合は概
ね5〜8時間必要であり、媒体が有機溶媒を含有する場
合は約2時間もあれば十分である。 加熱終了後は生成したcoapが析出しスラリー状とな
っているので、これを通常公知の方法で濾別・分離し、
乾燥すれば良い。 C0Apの原子比(’Ca/P)は、理論的には5/3
であるのでカルシウムと燐との反応時における原子比も
573ζ1.67が最適であるはずであるが、実際の反
応に際しては、原子比が上記の範囲内にあれば好適にC
0Apを合成することができる。 上記反応の原料として使用する燐酸または/及びそのカ
ルシウム塩としては、HxPOa 、HaP*Ot、H
POs、P、02、Ca(HtPO4)t HHtO、
Ca(POs)*、CaHPOn、CaHPOn ・2
HxO1CazPsOy、Ca2(POn)t、Ca5
Hx(POa)h・5HxO1等が使用可能である。し
がしながら、これらの化合物は本発明において使用可能
な原料の一部であって、これらに限定する必要はない、
また、これらの化合物は特に高純度のものを使用する必
要はなく、通常市販の工業用のもので十分である。今一
つの原料である炭酸カルシウムも同様に、工業用のもの
で十分である。 カルシウム源として、上記の如き燐酸のカルシウム塩の
外にCaO、Ca(OR)z 、CaC1,Ca(NO
+)x、(CHsCOO) 1Ca等のカルシウムの酸
化物、水酸化物及び無機酸並びに有機酸のカルシウム塩
を使用することも可能である。 また、炭酸源として、本発明ではカルシウム原子の補給
にもなるので炭酸カルシウムを使用するがKtCOl
、KHCOs 、NazCO,、NaHCO,、(NH
a) zcOs、NHallCOs等の炭酸塩や炭酸ガ
スを使用しても差支えない。 本発明においては、炭酸カルシウムと上記の如き燐酸ま
たは/及びそのカルシウム塩の一種類以上を適宜選択し
て、カルシウムと燐の原子比Ca/Pが1.30−1.
90、好ましくは1.45〜1.75となるように反応
槽に投入すればよい、また、上記炭酸カルシウムの投入
量を変化させることにより、生成するC01p中に含有
する炭酸根の含有量を調節することが可能であり、この
方法により炭酸根をCOlとして7.0重量%以下の範
囲で調節することができる。 本発明において、媒体の使用量はその種類、反応時の原
料の種類、反応時の撹拌状態などによりそれぞれ適性値
が異なるが、いずれの条件においてもスラリー濃度とし
て5〜60重量%となる量が好ましい。 本発明において、C0Apの製造の際に媒体としてアン
モニア水を使用する場合は、濃度が5〜28重量%のも
のを使用する。また有機溶媒を媒体として使用する場合
はその有機溶媒としては、ベンゼン、トルエン、キシレ
ン、ペンタン、ヘキサン、ヘプタン、オクタン、デカン
、各種石油ナフサや工業用ガソリン等の芳香族及び脂肪
族炭化水素類Hiso−7’チルアルコール、n−7ミ
ルアルコール等のアルコール類;トリエチルアミン、ト
リブチルアミン、エタノールアミン等のアミン類;エチ
ルエーテル、エチルブチルエーテルや各種セルソルブ、
カルピトール等のエーテル類;メチルエチルケトン、メ
チルイソブチルケトン等のケトン類が挙げられる。しか
しこれらは本発明においては使用可能な有機溶媒の一例
にすぎない。 かくして得られたcoApは、液体クロマトグラフィー
用、特に高速液体クロマトグラフィー用充填として使用
した場合、生体高分子物質の分離・精製に、従来のHA
pを使用した場合よりも更に優れた性能を示す。 本発明においては、二〇COA、をカラムに充填して液
体クロマトグラフィー用カラムとするが、C0Apをカ
ラムに充填する方法は、従来公知の湿式充填法(スラリ
ー法)で行なう。 即ち、湿式充填法には平衡密度法、非平衡密度法、高粘
度法などがあるが、これらの中から充填材であるcoA
pの粒径または/及び物理的強度を考慮し、適宜好まし
い充填法を選択すればよい。 C0Apをカラムに充填するには、パッカーと呼ばれる
充填容器と高圧ポンプが必要である。また、充填には溶
媒を用い、C0Apはこの溶媒の1〜20重量%のスラ
リーとして上記パッカーに流し込み、70〜350kg
/cjの間の一定圧力で充填するのが望ましい。 上記の溶媒としてはテトラブロモエタン、テトラクロロ
エチレン、四塩化炭素、メチル7 ル:l−ル、エチル
アルコール、n−プロピルアルコール、イソプロピルア
ルコール、水、アセトン、ジオキサン、クロロホルム、
テトラヒドロフラン、シクロヘキサノール、エチレング
リコールなどが挙げられる。そして、これらの溶媒の一
種または二種以上を組み合わせればよい。 カラムの大きさについても、分析用の小型(内径11程
度)から工業用の大型(内径100m1以上)まで適用
することができる。 尚、本発明ではC0ApをHPLC用のカラムに充填す
る場合には、充填密度を0.58/ C−以上とすると
、分離性能が更に向上するので好ましい。 〔実施例〕 以下、実施例により本発明を更に具体的に説明する。尚
、以下において%は重量%を表す。 製造例1 蒸留水2 It、 Ca(OB)z粉末74g及びCa
CO5粉末68gを、撹拌機及び還流冷却器を備えた有
効容積3Ilのセパラブルフラスコに仕込み、撹拌しな
がら更に濃度40%のHzPOn水溶液200 dを1
5分間で添加した後、加熱して沸騰温度(約98°C)
で5時間反応させた。 反応終了後は生成物を冷却後、加圧濾過機で濾過・水洗
し、次いで130℃で16時間乾燥して白色の粉末を8
3g得た。 この粉末のX線回折図を第1図に示す。 第1rEJより明らかなようにX線回折図は回折角度2
θ−31,7,32,2,32,8に主ピークを有し、
ASTMカード9−432に記載のC0Apの特性回折
ピークと一敗した。また赤外吸収スペクトルを第2図に
示す、第2図より明らかなように1450C11−’、
870C1”’付近にC−0の吸収ピークが観察され
た。またこのcoApの物性分析結果を第1表に示す。 製造例2 Ca(NOx)z粉末83.6gを溶解した水溶液1j
!に濃度28%のアンモニヤ水を加えてp旧Oに調整し
た後、これを製造例1で使用したセパラブルフラスコに
仕込みよく撹拌した。 次いで、この水溶液に(NH4) を肝04粉末39.
6gとNH4HCO3粉末11.9gを溶解させた混合
水溶液11を5〜10 d /s i n、の速度で徐
々に添加した。しかる後これを撹拌しながら加熱し、沸
騰温度(約98°C)で5時間反応させた。 反応終了後は製造例1と同様にして、生成物を濾過・乾
燥して白色の粉末を38g得た。この粉末のX線回折図
を第3図に示す。 第3図より明らかなようにX線回折図の回折角度は第1
図と同じ主ピークを有し、C0Apと特定される。また
赤外吸収スペクトルを第4図に示す。 第4図より明らかなように第2図と同様のC−Oの吸収
ピークが観察された。またこのC0Apの物性分析結果
を第1表に示す。 製造例3 Ca(HiPOg)x ・HiO75,6g 、 Ca
CO570,Og 、水100g及びn−ヘキサン35
0gを、撹拌機及び還流冷却器を備えた有効容積IIl
のセパラブルフラスコに仕込み、撹拌しながら昇温させ
還流温度(63℃)以下で約2時間加熱し反応させたの
ち、セパラブルフラスコ内の水分とn−ヘキサンを蒸発
させ、留出したn−へキサンと水に相当する容量のn−
ヘキサンを系内に加えながら加熱を行った。操作が進行
するに従ってセパラブルフラスコ内の温度が上昇し、内
温か68℃を越えた時点で加熱を中止して、生成物を製
造例1と同様に濾過・乾燥して白色の粉末を得た。 この粉末について、製造例1と同様にX′線回折及び赤
外吸収スペクトルによってC0Apであることを確認し
た。 製造例4 Ca)IPO481,6g5CaCOz 40.Og
、水200g及び濃度28%のアンモニア水Logを、
製造例3で使用したセパラブルフラスコに仕込みよ(撹
拌した。しかる後、これを撹拌しながら昇温し、80〜
100℃の温度で5時間反応させた。 反応終了後は製造例1と同様にして、生成物を濾過・乾
燥して白色粉末状のC0Apを110gを得た。 二〇C0Apの物性分析結果を第1表に示す。 製造例5〜8 Ca(HzPOa)t−HiO、CaHPO4・2H*
01CaHPOa、CaCO5の各粉末、水及び有II
a溶媒を第2表に示した条件でセパラブルフラスコに仕
込み、第2表に示した以外の条件については、実施例1
と同様な操作により白色粉末状のC0Apを第2表に示
す量を得た。このC0Apの物性分析結果を第1表に示
す。 製造例9 製造例2を50倍にスケールアップしてその再現性を確
認した。即ち、Ca (NOx) !粉末4.18kg
を溶解した水溶液50j!に濃度28%のアンモニヤ水
を加えてpH0に調整した後、これを撹拌機及び還流冷
却器を備えた有効容積502のステンレス製反応槽へ仕
込みよく撹拌した。 次いで、この水溶液に(NH4) 1tlPO4粉末1
.98kgとN)14HCO3粉末595gを溶解させ
た混合水溶液501を250〜500 d/騙in、の
速度で徐々に添加した。以下、製造例2と同様の操作を
行い、白色粉末状のC0A9を第2表に示す量得た。こ
のC0Apの物性を第1表に示す。 比較製造例1 従来法によるHAp合成法(A、ティセリウス(^。 Ti5elius))らの方法Arch、 Bioch
e+w、 Biophys、 。 65、132(1956)) 。 有効容積31のフラスコへ濃度0.5mol/ j!の
CaC1,z水溶液1ffiと濃度0.5a+ol/
1のNazHPO4水溶液11を毎分120滴の割合で
同時に滴下し、撹拌棒でゆっくりと撹拌しながら反応を
行なった、滴下終了後、上澄み液をデカンテーションに
より除去し、残留した沈殿物を4回、各々22の蒸留水
で洗浄した0次にこの沈殿物に21の蒸留水を加え、更
に濃度40%のNaOH水溶液を501加えた後1時間
沸騰した。 反応液を冷却後再びデカンテーションにより上澄液を除
き、再度21の蒸留水で4回洗浄した。 次にpH6,8で濃度0.01s+ol/ Itの燐酸
ナトリウム緩衝液を22加え沸騰する直前まで加熱した
。この操作を2度繰返すが、沸騰時間は各々5分と15
分にした。次に、11116.8で濃度0.01mol
/ 1の燐酸ナトリウム緩衝液を22加え2度沸騰(各
15分間)させて第1表に示す量のI)Ap 36.を
得た。 このようにして得られたHApはpH6,8で濃度0.
001 mol/ffiの燐酸ナトリウムHdj液に入
れ、冷蔵庫にて保存した。 その結果第1表に示す物性のHApを得た。またこのH
Apの赤外吸収スペクトルを第5図に示すが、第5図か
らも明らかなように、炭酸根(C−0)の吸収スペクト
ル(1450c+a−’、870 c+a−’付近)は
見られなかった。 実施例1〜2 内径7.6 nu+、長さ1100IIのHPLC用金
属カラムへ、製造例1及び2により得られたC0Apを
定常の方法により10 kg/c+a−Gの圧力でそれ
ぞれ充填し、充填終了後HPLC装置にこのカラムを装
着した。充填密度は0.52g/cjであった。 また、カラムの分離能の評価を行なうためトリプトファ
ン(0,16%)、牛血清アルブミン(4,6%)、リ
ゾチウム(2,0%)、チトクロムC(1,0%)を含
有する混合溶液を標準試料として用いて展開を行なった
。展開は、燐酸緩衝液10nM(pH6,8)と350
mM(pH6,8)による直線濃度勾配法により行な
い、上記標準試料を10.0μ!注入した。また、流速
は1011 /ll1inになるように7.5kg/c
dの展開圧とした。 タンパク質の検出は、280nmの吸光度を測定した。 二〇カラムにより得られたクロマトグラムを第6図及び
第7図に示す。第6図及び第7図からも明らかなように
、主なピークが4カ所にあられれており、標準試料であ
る4次分がきれいに分離されていることがわかる。各ピ
ークは左側からトリプトファン、牛血清アルブミン、リ
ゾチウム、チトクロムCに対応するピークであることを
tillした。尚、チトクロムCには、2種の異性体が
ありピークが2つに分離している。 実施例3〜4 製造例2及び9で得られたC0Apを用い、以下に示す
カラムクロマトの操作手順に従って牛血清アルブミンの
分離を行なった。即ち、C0Ap各logを500 d
のビーカーにとり、イオン交換水(以下単に水と略記す
る)を静かに加え、ゆっくり撹拌する。10分間静置後
デカンテーシッンする。この操作を上澄みが清澄になる
まで繰り返す。その後直径10m+mのクロマトグラフ
ィー用(LC用)のガラスカラムに懸濁したC0Apを
重層する(充填高さ100〜120mm ) 、その後
ガラスカラムの洗浄を水で行ない、同時に流速の測定を
行なう(約10d/Itになるように充填する)0次に
濃度が1%になるように水に溶かした牛血清アルブミン
をl dcOApカラムに吸着させる。この時の操作は
すべて室温で行なう。次に吸着させた生血端アルブミン
を分離するため、燐酸ナトリウム緩衝液(pH6,8)
で展開を行なう、溶出液は重量分画型のフラクションコ
レクターで収集する(l試験管あたり2.5gの溶出液
)、得られた溶出液の吸光度は紫外部 2B0nmで測
定した。これにより得られた結果を第8図及び第9図に
示す。第8図、第9図から本発明のC0Apはすぐれた
分解能を示し、吸脱着に優れているのがわかる。 実施例5 内径7.6 s+s、長さ100mmのHPLC用カラ
用心ラム0kg/ cd−Gの圧力で製造例3により得
られたC0Apを、実施例1及び2と同様の方法で充填
し、それ以降の操作は、実施例1及び2と同様にして)
IPLc用カラムの操作を行なった。充填密度は0.5
2g/cdであった。各ピークの保持時間及び半値幅に
よりその結果を第3表に示す。第3表かられかる通り実
施例1及び2で得られたクロマトグラムと同じ結果を示
した。 実施例6 内径7.6■、長さ100m+wのHPLC用カラ用心
ラム0kg/ cfflの圧力で製造例6により得られ
たC0Apを充填し、それ以降の操作は、実施例1及び
2と同様にしてHPLC用カラム操作を行なった。充填
密度は0.60g/ajであった。その結果を実施例5
と同様に第3表に示す、第3表からもわかる通り、実施
例1及び2で得られたクロマトグラムと同じ結果を示し
た。 実施例7 実施例6で使用したカラムに対し、標準試料の分離を3
00回行なった。300回目に得られたクロマトグラム
の結果を実施例5と同様に第3表に示す、第3表からも
わかる通り、本発明のカラムは300回の繰返し使用に
対しても良い分離能を示し、優れた耐久性をもっている
ことがわかる。 実施例8 内径7.6 mtm、長さ100mmの1(PLC用カ
シカラム500kg/cd−Gの圧力で製造例7により
得られたCO^pを密度1.03g/c+4に充填し、
それ以降の操作は実施例1及び2と同様な操作でHPL
C用カラ用心ラムを行なった。その結果を実施例5と同
様に第3表に示す。 第3表から、高い圧力でconpをカラムへ充填してい
るにも拘らず、実施例5及び6で得られたクロマトグラ
ムと同じ結果を示し、耐圧性に優れていることがわかる
。 実施例9 内径211.長さ25〇−鋼の分取用カラムに、80k
g/d−Gの圧力で、製造例5に従って得たcoapを
密度0.621/c−に充填し、操作法は実施例1及び
2と同様な方法でHPLC用カラムの操作を行なった。 ただし標準試料は70μl注入した。これにより得られ
たクロマトグラムの結果を実施例5と同様に第3表に示
す、第3表の結果から本発明のカラムによれば通常のH
PLCと同じ結果が得られ、分取用としても十分使用可
能であることがわかる。 実施例10 内径7.6 ++n、長さ100m翔のHPLC用カラ
ムに、80kg/cd−Gの圧力で、製造例7に従って
得たC0Apを密度0.58g/cjに充填し、それ以
降の操作は実施例1及び2と同様に行なった。ただし展
開中の流速が3 、4 d /la i n、になるよ
うに圧力を50kg/cd−Gに調整した。これにより
得られたクロマトグラムの結果を実施例5と同様に第3
表に示す、第3表からもわかる通り、分離を短時間で行
なわれたにも拘らず、各々の4つのピークがきれいに分
離していることがわかる。 実施例11 実施例5で使用したHPLCカラムを用い、核酸に対す
る分離能の評価を炭酸塩を展開液として行なった。 核酸のサンプルには米国シグマ社製の子牛胸腺デオキシ
リボ核酸(ON^)を使用し、展開は蒸留水と炭酸水素
アンモニウム水溶液2M (pl+7.8)による直線
濃度勾配法により行ない、上記サンプルを10.0μ2
注入した。また、流速は1m/akin、になるように
7.5kg/c+i−Gの展開圧とした。 核酸の検出は260na+の吸光度を測定した。このカ
ラムにより得られたクロマトグラムを第10図に示す、
第1O図からもわかるように主なピークが2カ所にあら
れれ、一部熱処理を行ない一本鎖となった核酸が、二本
鎖のそれときれいに分離されていることがわかる。さら
にそれぞれのピーク分取液にエタノールを加え、核酸を
糸状沈殿物として直接回収した。 実施例12 標準試料による分離能評価を終えた実施例6で使用した
カラムについて、実施例11の操作を50回行なった0
本操作終了後、再度、標準試料による分離能評価を行な
ったところ、カラムの劣化は全く見られなかった。 比較例1 比較製造例1に従って得たHApを用い、以下、実施例
3及び4と全く同一の方法で、牛血清アルブミンの分離
を行なった。得られた結果を第11図に示す。 実施例3及び4ではすぐれた分離能を示し、吸脱着にす
ぐれているのに対し、比較製造例1に従って得た炭酸根
を含有していないRAPは、第11図から回収量が劣る
ことがわかる。 比較列2 比較製造例1に従って得たnapを内径7.6 mm、
長さ1001のカラムに充填し、その後の操作は実施例
4と同様な操作で標準試料の分離を行った。 尚、この時の充填密度は0.28g/c+4であった。 また流速をl at/sin、にするため、Ikg/c
d−Gの圧力になるように調整を行なったが、HPLC
としては低圧になるため、操作に困難をきたした。 これにより得られたクロマトグラムを第12図に示す、
第12図と第6図及び第7図との比較からもわかる通り
、従来法に従って得たHApを充填したものは、全体的
にブロードなピークを示した。 比較例3 比較製造例1に従って得たHApを、内径7.6 +u
+、長さ1oon+mのカラムに充填圧力15kg/d
−Gで充填した。しかし内部で結晶が破壊され目づまり
が生じ、展開を行うことができなかった。 比較例4 比較製造例1に従って得た1IApを、内径7.6 m
m、長さ1001111のカラムに充填して、実施例1
2と同様な操作を行なったが、五回目でカラム圧力が上
昇し展開が不可能となった。 〔発明の効果] 以上詳細に説明したように、本発明は炭酸根をCO3と
して0.5%以上含存したcoApをLC用または)I
PLC用カラムの充填剤として使用する、また、このC
OAρを充填してなるカラムの発明である。 従来LC用またはHPLC用カラムは充填材が)IAp
であるので、分離能にやや問題があると共に、耐圧・耐
久性に劣るという問題があった。また、HApが品質的
に再現性良く製造できないという重大な問題もあった。 これに対し本発明の充填材はC0Apであるので分離能
が優れており、また結晶の強度が大きいため耐圧・耐久
性にも優れている。従って、200回以上の繰返し使用
が可能で、優れた耐久性を持っている3以上のことから
、本発明のC0APは特にHPLC用充填材として使用
した場合、充填密度を0.5g/C−以上とすることが
できるので、HPLC特有の展開条件下で一層向上した
分離能を示すのである。 さらに、従来のHPLC用カラムは耐圧・耐久性に劣る
のに対し、本発明のカラムにおいてはC0Ap結晶が破
壊されにくく、従って、容易に0.5g/c−以上の密
度で充填することができ、カラムの強度も大で少なくと
も1(PLCの実質的な充填圧力である10kg)dを
満足し、さらに500kg/c+a以上の高い圧力をか
けても充填材であるC0Ap自体には全く支障がない。 また、本発明のC0Apは従来のHApと異なり結晶を
配向させながらHPLC用カラムに充填するという煩雑
な操作を必要としないので、簡単にカラム充填が行なえ
るという利点がある。さらに圧力の調整により流速制御
ができるので展開液も従来品に比べ少量で済むという利
点もある。さらにまた、本発明のカラムは分析を目的と
したHPLC用カラ用板ラム以外取を目的とした分取用
HPLC用カラムとしても好適に使用でき、必要とされ
る試料を短時間のうちに純度よく分離・精製することが
可能であるのである。 また、HApを充填した従来のカラムを使用して分取を
行なう場合、分取したサンプルの溶離液として通常燐酸
塩の液が使用される関係上、溶離後の処理として脱塩を
必要とする場合もしばしばあるが、この場合分離操作自
体は短時間であっても、後処理を含めると決して短時間
とはいえなかった。しかし本発明では充填材としてCO
Aρを使用しているので、溶離液としてこれまで不向き
と考えらていた、揮発性の炭酸塩系溶離液が使用可能で
あるので、後処理の時間を大幅に短縮できるという利点
も有している。この点は特に核酸を分離・精製する際に
威力を発揮する。 即ち、核酸類としてたとえばプラスミドDN^を分離・
精製する場合は、分離後最終的には分取液にエタノール
を加え核酸を沈殿させ回収保存される。しかしこの操作
は燐酸塩を含む液では燐酸塩も共に析出沈殿するので前
処理として燐酸塩の脱塩が必要であった。しかしながら
ここで揮発性塩を使用すれば、直接エタノール添加によ
る沈殿析出が実施可能であり、合計の処理時間が大幅に
軽減される。 ここで脱塩処理とは、透析のことを指し、溶離液に燐酸
を使用した場合、この処理には通常15〜24時間を必
要としていたが、本発明では炭酸塩系溶離液が使用可能
であるので、この脱塩処理時間は1時間以内と大幅に短
時間で完了することができる。この炭酸塩系溶離液の使
用はC0Apの如く炭酸根を含有するアパタイトを使用
することで初めて達成できるものであり、従来の如きH
Apでは達成できない。 以上種々列記した通り、LC用及びHPLC用カラムの
充填材にcoapを使用することにより種々の効果があ
り、本発明の効果は経済的に極めて大なるものがある。
なる液体クロマトグラフィー用充填材、及びこれを充填
してなるカラムに関するものである。 〔発明の背景〕 アパタイトとは広義には、下記(1)式の一般式で表わ
される化合物をいい、この式でMはCa、 Pb。 Ba、 Sr、 Mg、NL Has K、Fe、ll
j!その他の金属原子を、z04は’Oa 、As04
、VO4、SOa 、Sing、COsその他の酸根を
、YはF、01(SCI!、、Br5O1C03その他
の陰イオン性原子(団)を示す広範囲な化合物群の総称
である。 M”+e(ZO’−a)*Y−x ・−=−−(1)
本発明においては、上記(1)式においてMが実質的に
Caであり、z04が実質的にPO2であり、Yが実質
的にOHである化合物をヒドロキシアパタイトと呼ぶ、
そして、ここでZOaまたは/及びYの一部がCOsで
置換されたものを炭酸含有ヒドロキシアパタイトと呼ぶ
。 ヒドロキシアパタイト(以下HApと略記する)は、天
然歯や天然骨と同じ化学組成を持つ無機化合物であると
ころから、生体親和性に優れていることが知られており
、この性質から、■^pは蛋白質、核酸、酵素等の生体
高分子物質の分離・精製に最も適した物質であり、従っ
て、この分離・精製を目的とした液体クロマトグラフィ
ー(以下、LCと略記する)用カラムの充填材として好
適に使用されている。さらに、近年高速液体クロマトグ
ラフイー(以下HPLCと略記する)の普及により少量
の試料を短時間で処理すること(微量分析)、あるいは
大量の試料を一度に処理すること(大量分取)が可能と
なり、HApのこの分野への応用は今後共々広がること
が予想される。従って、LC用のカラム充填材として、
更に高性能でかつ使用しやすい)IApの開発が望まれ
ている。 〔従来の技術及び発明が解決しようとする課題〕従来の
LC用のカラム充填材に使用される1lApは、^、T
ixslius+et、a1.+により発表された、水
溶性のカルシウム塩と水溶性の燐酸塩を反応させる湿式
合成法(Arch、Bioches+、Biophys
、 +65+ 132(1956))をもとに適宜改良
を加えた方法で製造されたものが一般的であった。これ
らの方法で得られたHA9は現在のところ、LC用カラ
ム充填材としての性能がすぐれているといわれているも
のであって、次のような物性を示すのが通常である。 Ca/l’lt 1.4〜1.55X線回折
回折ピークが弱い。 C0w含有量 0.1重量%未満 しかしながらHApを製造する上記従来の方法は、原料
の調整、pH管理、撹拌状態、温度管理等の反応及びそ
の後の処理等に非常に煩雑な操作を必要とする。 しかも、この方法は得られたHApが品質的に再現性が
乏しく、HApを合成することさえ非常に困難であるこ
とも事実である。更には、この方法を工業的にスケール
アップすると、小型スケールと比較してその再現性が著
しく乏しくなり、工業的実施には不向きな方法である。 その上、得られた前記物性の1lApは、燐酸ナトリウ
ム緩衝液中で冷所保存しなければ、その物性を維持でき
ないという問題もある。 以上述べたようにHApはLCC用カラム充填材として
生体高分子の分離・精製に優れた性能を発揮するにも拘
らず、従来公知の方法では再現性よく製造することが困
難であり、この点から)IApは高価なものとなってい
る。そのため、HApは生体高分子の分離・精製のため
のLC用カラム充填材として他の充填材と比較して使用
頻度が極度に少なく、限られた分野で使用されているの
が実情である。 〔課題を解決するための手段〕 本発明者らはこれら種々の問題を解決するために鋭意検
討を重ねた結果、HAp中に炭酸根を含有させることで
、再現性よ<1IApを製造することができ、かつ、こ
の炭酸根をCow として0.5重量%以上含有したH
Ap (以下、炭酸根を含有したHApを炭酸含有ヒド
ロキシアパタイトと称し、CO^ρと略記する)は、生
体高分子の分離能力がHApより更に優れていることを
見出し、本発明を完成するに至ったものである。 即ち本発明の第1は、炭酸根をCO3として0.5重量
%以上含有したヒドロキシアパタイトからなることを特
徴とする液体クロマトグラフィー用充填材であり、第2
は炭酸根をCOiとして0.5重量%以上含有したヒド
ロキシアパタイトを充填してなることを特徴とする液体
クロマトグラフィー用カラムの発明である。 〔発明の詳細な開示〕 以下、本発明の詳細な説明する。 尚、炭酸根をCOSとし0.5重量%以上含有したCO
ipを、LC用のカラム充填材として使用した例は未だ
知られていない。 本発明で用いられるC0Apの製造方法には特に制限は
なく、従来公知の方法、例えば第二燐酸カルシウムと炭
酸カルシウムをアンモニア水中で反応させる方法(特公
昭58−30244号公報の方法)や、第二燐酸カルシ
ウム2水塩と炭酸カルシウムとを水中で反応させる方法
(特開昭60−5009号公報の方法)、本発明者らが
先に提案した、有機溶媒を含む反応媒体中で燐酸または
/及びそのカルシウム塩と炭酸カルシウムとを反応させ
る方法(特開昭59−107912号公報)など、いず
れの方法でも得ることができる。 しかし、本発明に使用するC0Ap中には、炭酸根がC
Oiとして0.5重量%以上含有していなければならな
い、従うて、本発明においてはcoapは燐酸または/
及びそのカルシウム塩と炭酸カルシウムとを、アンモニ
ア水、水、有at8媒の何れかの媒体中で下記する如き
モル比で反応させて得ることができる。 即ち、反応槽にアンモニア水、水、有機溶媒の何れかを
媒体として仕込み、これに燐酸または/及びそのカルシ
ウム塩出炭酸カルシウム塩を加えて、通常大気圧下にて
媒体を加熱し、蒸発した媒体は還流させる方法で反応さ
せる。尚、この際の燐酸または/及びそのカルシウム塩
と炭酸カルシウムの割合はカルシウムと燐の原子比がC
a/Pとして1.30〜1.90好ましくは1.45〜
1.75の範囲で、また、炭酸根と燐の割合はC03/
PO4として0.015〜1.90の範囲で実施される
0反応時間は、媒体がアンモニア水または水の場合は概
ね5〜8時間必要であり、媒体が有機溶媒を含有する場
合は約2時間もあれば十分である。 加熱終了後は生成したcoapが析出しスラリー状とな
っているので、これを通常公知の方法で濾別・分離し、
乾燥すれば良い。 C0Apの原子比(’Ca/P)は、理論的には5/3
であるのでカルシウムと燐との反応時における原子比も
573ζ1.67が最適であるはずであるが、実際の反
応に際しては、原子比が上記の範囲内にあれば好適にC
0Apを合成することができる。 上記反応の原料として使用する燐酸または/及びそのカ
ルシウム塩としては、HxPOa 、HaP*Ot、H
POs、P、02、Ca(HtPO4)t HHtO、
Ca(POs)*、CaHPOn、CaHPOn ・2
HxO1CazPsOy、Ca2(POn)t、Ca5
Hx(POa)h・5HxO1等が使用可能である。し
がしながら、これらの化合物は本発明において使用可能
な原料の一部であって、これらに限定する必要はない、
また、これらの化合物は特に高純度のものを使用する必
要はなく、通常市販の工業用のもので十分である。今一
つの原料である炭酸カルシウムも同様に、工業用のもの
で十分である。 カルシウム源として、上記の如き燐酸のカルシウム塩の
外にCaO、Ca(OR)z 、CaC1,Ca(NO
+)x、(CHsCOO) 1Ca等のカルシウムの酸
化物、水酸化物及び無機酸並びに有機酸のカルシウム塩
を使用することも可能である。 また、炭酸源として、本発明ではカルシウム原子の補給
にもなるので炭酸カルシウムを使用するがKtCOl
、KHCOs 、NazCO,、NaHCO,、(NH
a) zcOs、NHallCOs等の炭酸塩や炭酸ガ
スを使用しても差支えない。 本発明においては、炭酸カルシウムと上記の如き燐酸ま
たは/及びそのカルシウム塩の一種類以上を適宜選択し
て、カルシウムと燐の原子比Ca/Pが1.30−1.
90、好ましくは1.45〜1.75となるように反応
槽に投入すればよい、また、上記炭酸カルシウムの投入
量を変化させることにより、生成するC01p中に含有
する炭酸根の含有量を調節することが可能であり、この
方法により炭酸根をCOlとして7.0重量%以下の範
囲で調節することができる。 本発明において、媒体の使用量はその種類、反応時の原
料の種類、反応時の撹拌状態などによりそれぞれ適性値
が異なるが、いずれの条件においてもスラリー濃度とし
て5〜60重量%となる量が好ましい。 本発明において、C0Apの製造の際に媒体としてアン
モニア水を使用する場合は、濃度が5〜28重量%のも
のを使用する。また有機溶媒を媒体として使用する場合
はその有機溶媒としては、ベンゼン、トルエン、キシレ
ン、ペンタン、ヘキサン、ヘプタン、オクタン、デカン
、各種石油ナフサや工業用ガソリン等の芳香族及び脂肪
族炭化水素類Hiso−7’チルアルコール、n−7ミ
ルアルコール等のアルコール類;トリエチルアミン、ト
リブチルアミン、エタノールアミン等のアミン類;エチ
ルエーテル、エチルブチルエーテルや各種セルソルブ、
カルピトール等のエーテル類;メチルエチルケトン、メ
チルイソブチルケトン等のケトン類が挙げられる。しか
しこれらは本発明においては使用可能な有機溶媒の一例
にすぎない。 かくして得られたcoApは、液体クロマトグラフィー
用、特に高速液体クロマトグラフィー用充填として使用
した場合、生体高分子物質の分離・精製に、従来のHA
pを使用した場合よりも更に優れた性能を示す。 本発明においては、二〇COA、をカラムに充填して液
体クロマトグラフィー用カラムとするが、C0Apをカ
ラムに充填する方法は、従来公知の湿式充填法(スラリ
ー法)で行なう。 即ち、湿式充填法には平衡密度法、非平衡密度法、高粘
度法などがあるが、これらの中から充填材であるcoA
pの粒径または/及び物理的強度を考慮し、適宜好まし
い充填法を選択すればよい。 C0Apをカラムに充填するには、パッカーと呼ばれる
充填容器と高圧ポンプが必要である。また、充填には溶
媒を用い、C0Apはこの溶媒の1〜20重量%のスラ
リーとして上記パッカーに流し込み、70〜350kg
/cjの間の一定圧力で充填するのが望ましい。 上記の溶媒としてはテトラブロモエタン、テトラクロロ
エチレン、四塩化炭素、メチル7 ル:l−ル、エチル
アルコール、n−プロピルアルコール、イソプロピルア
ルコール、水、アセトン、ジオキサン、クロロホルム、
テトラヒドロフラン、シクロヘキサノール、エチレング
リコールなどが挙げられる。そして、これらの溶媒の一
種または二種以上を組み合わせればよい。 カラムの大きさについても、分析用の小型(内径11程
度)から工業用の大型(内径100m1以上)まで適用
することができる。 尚、本発明ではC0ApをHPLC用のカラムに充填す
る場合には、充填密度を0.58/ C−以上とすると
、分離性能が更に向上するので好ましい。 〔実施例〕 以下、実施例により本発明を更に具体的に説明する。尚
、以下において%は重量%を表す。 製造例1 蒸留水2 It、 Ca(OB)z粉末74g及びCa
CO5粉末68gを、撹拌機及び還流冷却器を備えた有
効容積3Ilのセパラブルフラスコに仕込み、撹拌しな
がら更に濃度40%のHzPOn水溶液200 dを1
5分間で添加した後、加熱して沸騰温度(約98°C)
で5時間反応させた。 反応終了後は生成物を冷却後、加圧濾過機で濾過・水洗
し、次いで130℃で16時間乾燥して白色の粉末を8
3g得た。 この粉末のX線回折図を第1図に示す。 第1rEJより明らかなようにX線回折図は回折角度2
θ−31,7,32,2,32,8に主ピークを有し、
ASTMカード9−432に記載のC0Apの特性回折
ピークと一敗した。また赤外吸収スペクトルを第2図に
示す、第2図より明らかなように1450C11−’、
870C1”’付近にC−0の吸収ピークが観察され
た。またこのcoApの物性分析結果を第1表に示す。 製造例2 Ca(NOx)z粉末83.6gを溶解した水溶液1j
!に濃度28%のアンモニヤ水を加えてp旧Oに調整し
た後、これを製造例1で使用したセパラブルフラスコに
仕込みよく撹拌した。 次いで、この水溶液に(NH4) を肝04粉末39.
6gとNH4HCO3粉末11.9gを溶解させた混合
水溶液11を5〜10 d /s i n、の速度で徐
々に添加した。しかる後これを撹拌しながら加熱し、沸
騰温度(約98°C)で5時間反応させた。 反応終了後は製造例1と同様にして、生成物を濾過・乾
燥して白色の粉末を38g得た。この粉末のX線回折図
を第3図に示す。 第3図より明らかなようにX線回折図の回折角度は第1
図と同じ主ピークを有し、C0Apと特定される。また
赤外吸収スペクトルを第4図に示す。 第4図より明らかなように第2図と同様のC−Oの吸収
ピークが観察された。またこのC0Apの物性分析結果
を第1表に示す。 製造例3 Ca(HiPOg)x ・HiO75,6g 、 Ca
CO570,Og 、水100g及びn−ヘキサン35
0gを、撹拌機及び還流冷却器を備えた有効容積IIl
のセパラブルフラスコに仕込み、撹拌しながら昇温させ
還流温度(63℃)以下で約2時間加熱し反応させたの
ち、セパラブルフラスコ内の水分とn−ヘキサンを蒸発
させ、留出したn−へキサンと水に相当する容量のn−
ヘキサンを系内に加えながら加熱を行った。操作が進行
するに従ってセパラブルフラスコ内の温度が上昇し、内
温か68℃を越えた時点で加熱を中止して、生成物を製
造例1と同様に濾過・乾燥して白色の粉末を得た。 この粉末について、製造例1と同様にX′線回折及び赤
外吸収スペクトルによってC0Apであることを確認し
た。 製造例4 Ca)IPO481,6g5CaCOz 40.Og
、水200g及び濃度28%のアンモニア水Logを、
製造例3で使用したセパラブルフラスコに仕込みよ(撹
拌した。しかる後、これを撹拌しながら昇温し、80〜
100℃の温度で5時間反応させた。 反応終了後は製造例1と同様にして、生成物を濾過・乾
燥して白色粉末状のC0Apを110gを得た。 二〇C0Apの物性分析結果を第1表に示す。 製造例5〜8 Ca(HzPOa)t−HiO、CaHPO4・2H*
01CaHPOa、CaCO5の各粉末、水及び有II
a溶媒を第2表に示した条件でセパラブルフラスコに仕
込み、第2表に示した以外の条件については、実施例1
と同様な操作により白色粉末状のC0Apを第2表に示
す量を得た。このC0Apの物性分析結果を第1表に示
す。 製造例9 製造例2を50倍にスケールアップしてその再現性を確
認した。即ち、Ca (NOx) !粉末4.18kg
を溶解した水溶液50j!に濃度28%のアンモニヤ水
を加えてpH0に調整した後、これを撹拌機及び還流冷
却器を備えた有効容積502のステンレス製反応槽へ仕
込みよく撹拌した。 次いで、この水溶液に(NH4) 1tlPO4粉末1
.98kgとN)14HCO3粉末595gを溶解させ
た混合水溶液501を250〜500 d/騙in、の
速度で徐々に添加した。以下、製造例2と同様の操作を
行い、白色粉末状のC0A9を第2表に示す量得た。こ
のC0Apの物性を第1表に示す。 比較製造例1 従来法によるHAp合成法(A、ティセリウス(^。 Ti5elius))らの方法Arch、 Bioch
e+w、 Biophys、 。 65、132(1956)) 。 有効容積31のフラスコへ濃度0.5mol/ j!の
CaC1,z水溶液1ffiと濃度0.5a+ol/
1のNazHPO4水溶液11を毎分120滴の割合で
同時に滴下し、撹拌棒でゆっくりと撹拌しながら反応を
行なった、滴下終了後、上澄み液をデカンテーションに
より除去し、残留した沈殿物を4回、各々22の蒸留水
で洗浄した0次にこの沈殿物に21の蒸留水を加え、更
に濃度40%のNaOH水溶液を501加えた後1時間
沸騰した。 反応液を冷却後再びデカンテーションにより上澄液を除
き、再度21の蒸留水で4回洗浄した。 次にpH6,8で濃度0.01s+ol/ Itの燐酸
ナトリウム緩衝液を22加え沸騰する直前まで加熱した
。この操作を2度繰返すが、沸騰時間は各々5分と15
分にした。次に、11116.8で濃度0.01mol
/ 1の燐酸ナトリウム緩衝液を22加え2度沸騰(各
15分間)させて第1表に示す量のI)Ap 36.を
得た。 このようにして得られたHApはpH6,8で濃度0.
001 mol/ffiの燐酸ナトリウムHdj液に入
れ、冷蔵庫にて保存した。 その結果第1表に示す物性のHApを得た。またこのH
Apの赤外吸収スペクトルを第5図に示すが、第5図か
らも明らかなように、炭酸根(C−0)の吸収スペクト
ル(1450c+a−’、870 c+a−’付近)は
見られなかった。 実施例1〜2 内径7.6 nu+、長さ1100IIのHPLC用金
属カラムへ、製造例1及び2により得られたC0Apを
定常の方法により10 kg/c+a−Gの圧力でそれ
ぞれ充填し、充填終了後HPLC装置にこのカラムを装
着した。充填密度は0.52g/cjであった。 また、カラムの分離能の評価を行なうためトリプトファ
ン(0,16%)、牛血清アルブミン(4,6%)、リ
ゾチウム(2,0%)、チトクロムC(1,0%)を含
有する混合溶液を標準試料として用いて展開を行なった
。展開は、燐酸緩衝液10nM(pH6,8)と350
mM(pH6,8)による直線濃度勾配法により行な
い、上記標準試料を10.0μ!注入した。また、流速
は1011 /ll1inになるように7.5kg/c
dの展開圧とした。 タンパク質の検出は、280nmの吸光度を測定した。 二〇カラムにより得られたクロマトグラムを第6図及び
第7図に示す。第6図及び第7図からも明らかなように
、主なピークが4カ所にあられれており、標準試料であ
る4次分がきれいに分離されていることがわかる。各ピ
ークは左側からトリプトファン、牛血清アルブミン、リ
ゾチウム、チトクロムCに対応するピークであることを
tillした。尚、チトクロムCには、2種の異性体が
ありピークが2つに分離している。 実施例3〜4 製造例2及び9で得られたC0Apを用い、以下に示す
カラムクロマトの操作手順に従って牛血清アルブミンの
分離を行なった。即ち、C0Ap各logを500 d
のビーカーにとり、イオン交換水(以下単に水と略記す
る)を静かに加え、ゆっくり撹拌する。10分間静置後
デカンテーシッンする。この操作を上澄みが清澄になる
まで繰り返す。その後直径10m+mのクロマトグラフ
ィー用(LC用)のガラスカラムに懸濁したC0Apを
重層する(充填高さ100〜120mm ) 、その後
ガラスカラムの洗浄を水で行ない、同時に流速の測定を
行なう(約10d/Itになるように充填する)0次に
濃度が1%になるように水に溶かした牛血清アルブミン
をl dcOApカラムに吸着させる。この時の操作は
すべて室温で行なう。次に吸着させた生血端アルブミン
を分離するため、燐酸ナトリウム緩衝液(pH6,8)
で展開を行なう、溶出液は重量分画型のフラクションコ
レクターで収集する(l試験管あたり2.5gの溶出液
)、得られた溶出液の吸光度は紫外部 2B0nmで測
定した。これにより得られた結果を第8図及び第9図に
示す。第8図、第9図から本発明のC0Apはすぐれた
分解能を示し、吸脱着に優れているのがわかる。 実施例5 内径7.6 s+s、長さ100mmのHPLC用カラ
用心ラム0kg/ cd−Gの圧力で製造例3により得
られたC0Apを、実施例1及び2と同様の方法で充填
し、それ以降の操作は、実施例1及び2と同様にして)
IPLc用カラムの操作を行なった。充填密度は0.5
2g/cdであった。各ピークの保持時間及び半値幅に
よりその結果を第3表に示す。第3表かられかる通り実
施例1及び2で得られたクロマトグラムと同じ結果を示
した。 実施例6 内径7.6■、長さ100m+wのHPLC用カラ用心
ラム0kg/ cfflの圧力で製造例6により得られ
たC0Apを充填し、それ以降の操作は、実施例1及び
2と同様にしてHPLC用カラム操作を行なった。充填
密度は0.60g/ajであった。その結果を実施例5
と同様に第3表に示す、第3表からもわかる通り、実施
例1及び2で得られたクロマトグラムと同じ結果を示し
た。 実施例7 実施例6で使用したカラムに対し、標準試料の分離を3
00回行なった。300回目に得られたクロマトグラム
の結果を実施例5と同様に第3表に示す、第3表からも
わかる通り、本発明のカラムは300回の繰返し使用に
対しても良い分離能を示し、優れた耐久性をもっている
ことがわかる。 実施例8 内径7.6 mtm、長さ100mmの1(PLC用カ
シカラム500kg/cd−Gの圧力で製造例7により
得られたCO^pを密度1.03g/c+4に充填し、
それ以降の操作は実施例1及び2と同様な操作でHPL
C用カラ用心ラムを行なった。その結果を実施例5と同
様に第3表に示す。 第3表から、高い圧力でconpをカラムへ充填してい
るにも拘らず、実施例5及び6で得られたクロマトグラ
ムと同じ結果を示し、耐圧性に優れていることがわかる
。 実施例9 内径211.長さ25〇−鋼の分取用カラムに、80k
g/d−Gの圧力で、製造例5に従って得たcoapを
密度0.621/c−に充填し、操作法は実施例1及び
2と同様な方法でHPLC用カラムの操作を行なった。 ただし標準試料は70μl注入した。これにより得られ
たクロマトグラムの結果を実施例5と同様に第3表に示
す、第3表の結果から本発明のカラムによれば通常のH
PLCと同じ結果が得られ、分取用としても十分使用可
能であることがわかる。 実施例10 内径7.6 ++n、長さ100m翔のHPLC用カラ
ムに、80kg/cd−Gの圧力で、製造例7に従って
得たC0Apを密度0.58g/cjに充填し、それ以
降の操作は実施例1及び2と同様に行なった。ただし展
開中の流速が3 、4 d /la i n、になるよ
うに圧力を50kg/cd−Gに調整した。これにより
得られたクロマトグラムの結果を実施例5と同様に第3
表に示す、第3表からもわかる通り、分離を短時間で行
なわれたにも拘らず、各々の4つのピークがきれいに分
離していることがわかる。 実施例11 実施例5で使用したHPLCカラムを用い、核酸に対す
る分離能の評価を炭酸塩を展開液として行なった。 核酸のサンプルには米国シグマ社製の子牛胸腺デオキシ
リボ核酸(ON^)を使用し、展開は蒸留水と炭酸水素
アンモニウム水溶液2M (pl+7.8)による直線
濃度勾配法により行ない、上記サンプルを10.0μ2
注入した。また、流速は1m/akin、になるように
7.5kg/c+i−Gの展開圧とした。 核酸の検出は260na+の吸光度を測定した。このカ
ラムにより得られたクロマトグラムを第10図に示す、
第1O図からもわかるように主なピークが2カ所にあら
れれ、一部熱処理を行ない一本鎖となった核酸が、二本
鎖のそれときれいに分離されていることがわかる。さら
にそれぞれのピーク分取液にエタノールを加え、核酸を
糸状沈殿物として直接回収した。 実施例12 標準試料による分離能評価を終えた実施例6で使用した
カラムについて、実施例11の操作を50回行なった0
本操作終了後、再度、標準試料による分離能評価を行な
ったところ、カラムの劣化は全く見られなかった。 比較例1 比較製造例1に従って得たHApを用い、以下、実施例
3及び4と全く同一の方法で、牛血清アルブミンの分離
を行なった。得られた結果を第11図に示す。 実施例3及び4ではすぐれた分離能を示し、吸脱着にす
ぐれているのに対し、比較製造例1に従って得た炭酸根
を含有していないRAPは、第11図から回収量が劣る
ことがわかる。 比較列2 比較製造例1に従って得たnapを内径7.6 mm、
長さ1001のカラムに充填し、その後の操作は実施例
4と同様な操作で標準試料の分離を行った。 尚、この時の充填密度は0.28g/c+4であった。 また流速をl at/sin、にするため、Ikg/c
d−Gの圧力になるように調整を行なったが、HPLC
としては低圧になるため、操作に困難をきたした。 これにより得られたクロマトグラムを第12図に示す、
第12図と第6図及び第7図との比較からもわかる通り
、従来法に従って得たHApを充填したものは、全体的
にブロードなピークを示した。 比較例3 比較製造例1に従って得たHApを、内径7.6 +u
+、長さ1oon+mのカラムに充填圧力15kg/d
−Gで充填した。しかし内部で結晶が破壊され目づまり
が生じ、展開を行うことができなかった。 比較例4 比較製造例1に従って得た1IApを、内径7.6 m
m、長さ1001111のカラムに充填して、実施例1
2と同様な操作を行なったが、五回目でカラム圧力が上
昇し展開が不可能となった。 〔発明の効果] 以上詳細に説明したように、本発明は炭酸根をCO3と
して0.5%以上含存したcoApをLC用または)I
PLC用カラムの充填剤として使用する、また、このC
OAρを充填してなるカラムの発明である。 従来LC用またはHPLC用カラムは充填材が)IAp
であるので、分離能にやや問題があると共に、耐圧・耐
久性に劣るという問題があった。また、HApが品質的
に再現性良く製造できないという重大な問題もあった。 これに対し本発明の充填材はC0Apであるので分離能
が優れており、また結晶の強度が大きいため耐圧・耐久
性にも優れている。従って、200回以上の繰返し使用
が可能で、優れた耐久性を持っている3以上のことから
、本発明のC0APは特にHPLC用充填材として使用
した場合、充填密度を0.5g/C−以上とすることが
できるので、HPLC特有の展開条件下で一層向上した
分離能を示すのである。 さらに、従来のHPLC用カラムは耐圧・耐久性に劣る
のに対し、本発明のカラムにおいてはC0Ap結晶が破
壊されにくく、従って、容易に0.5g/c−以上の密
度で充填することができ、カラムの強度も大で少なくと
も1(PLCの実質的な充填圧力である10kg)dを
満足し、さらに500kg/c+a以上の高い圧力をか
けても充填材であるC0Ap自体には全く支障がない。 また、本発明のC0Apは従来のHApと異なり結晶を
配向させながらHPLC用カラムに充填するという煩雑
な操作を必要としないので、簡単にカラム充填が行なえ
るという利点がある。さらに圧力の調整により流速制御
ができるので展開液も従来品に比べ少量で済むという利
点もある。さらにまた、本発明のカラムは分析を目的と
したHPLC用カラ用板ラム以外取を目的とした分取用
HPLC用カラムとしても好適に使用でき、必要とされ
る試料を短時間のうちに純度よく分離・精製することが
可能であるのである。 また、HApを充填した従来のカラムを使用して分取を
行なう場合、分取したサンプルの溶離液として通常燐酸
塩の液が使用される関係上、溶離後の処理として脱塩を
必要とする場合もしばしばあるが、この場合分離操作自
体は短時間であっても、後処理を含めると決して短時間
とはいえなかった。しかし本発明では充填材としてCO
Aρを使用しているので、溶離液としてこれまで不向き
と考えらていた、揮発性の炭酸塩系溶離液が使用可能で
あるので、後処理の時間を大幅に短縮できるという利点
も有している。この点は特に核酸を分離・精製する際に
威力を発揮する。 即ち、核酸類としてたとえばプラスミドDN^を分離・
精製する場合は、分離後最終的には分取液にエタノール
を加え核酸を沈殿させ回収保存される。しかしこの操作
は燐酸塩を含む液では燐酸塩も共に析出沈殿するので前
処理として燐酸塩の脱塩が必要であった。しかしながら
ここで揮発性塩を使用すれば、直接エタノール添加によ
る沈殿析出が実施可能であり、合計の処理時間が大幅に
軽減される。 ここで脱塩処理とは、透析のことを指し、溶離液に燐酸
を使用した場合、この処理には通常15〜24時間を必
要としていたが、本発明では炭酸塩系溶離液が使用可能
であるので、この脱塩処理時間は1時間以内と大幅に短
時間で完了することができる。この炭酸塩系溶離液の使
用はC0Apの如く炭酸根を含有するアパタイトを使用
することで初めて達成できるものであり、従来の如きH
Apでは達成できない。 以上種々列記した通り、LC用及びHPLC用カラムの
充填材にcoapを使用することにより種々の効果があ
り、本発明の効果は経済的に極めて大なるものがある。
第1図及び第3図は製造例1及び製造例2で得られた本
発明のcoapのX線回折図であり、第2図及び第4図
は同じく製造例1及び製造例2で得られたcoapの赤
外吸収スペクトルを表す図である。 第5図は比較製造例1で得られたHApの赤外吸収スペ
クトルを表す図である。 第6図及び第7図は実施例1及び実施例2で行なったH
PLC用カラムによる牛血清アルブミンを展開して得ら
れたクロマトグラムである。第8図及び第9図は実施例
3及び実施例4で行なったLC用カラムによる生血清ア
ルブミンを展開して得られたクロマトグラムである。 第1O図は実施例11で行なったHPLC用カラムによ
る核酸を展開して得られたクロマトグラムである、第1
1図は比較例1で行なったLC用ガラスカラムによる牛
血清アルブミンを展開して得られたクロマトグラムであ
る。第12図は比較例2で行なったHPLC用カラムに
よる生血清アルブミンを展開して得られたクロマトグラ
ムである。 特許出願人 三井東圧化学株式会社 第2図 (cm−) m4図 (cm−1) 第5図 4(9) 蕉 薫 −1(8) ■(cm力 第6図 0 10 20 (min)第7
図 0 10 20 (m’+n)第8図 分画番号 第9図 分画番号 第1θ図 0 10 20(min)第11
図 分画番号 第12図 0 10 20 (min)手続(甫
正書(自発) 平成1年8月4日 特許庁長官 吉 1)文 毅 殿 1、事件の表示 昭和63年特許願第117096号 2、発明の名称 液体クロマトグラフィー用充填材及びカラム3、補正を
する者 事件との関係 特許出願人 住所 東京都千代田区霞が関三丁目2番5号名称(31
2) 三井東圧化学株式会社4、補正により増加する
請求項の数 零5、補正の対象 明細書の発明の詳細な説明の欄 6、補正の内容 別紙のとおり(補正の対象の欄に記載した事明細書 1、発明の名称 液体クロマトグラフィー用充填材及びカラム2、特許請
求の範囲 l)炭酸根をCOsとして0.5重量%以上含有したヒ
ドロキシアパタイトからなることを特徴とする液体クロ
マトグラフィー用充填材。 2)炭酸根をCo3として0.5重量%以上含有したヒ
ドロキシアパタイトを充填してなることを特徴とする液
体クロマトグラフィー用カラム。 3、発明の詳細な説明 〔産業上の利用分野〕 本発明は、炭酸根を含有したヒドロキシアパタイトから
なる液体クロマトグラフィー川充填材、及びこれを充填
してなる液体クロマトグラフィー用カラムに関するもの
である。 〔発明の前景〕 アパタイトとは広義には、下記0)式の組成式で表わさ
れる化合物をいい、この式でMはCa、 Pb。 Ba5Sr、 Mg%Ni、Ha%に%Fe%Atその
他の金属原子を、z04はPG、 、As1a、VO4
% SOa 、 5iOa、CO,その他の酸根を、Y
はF、OH,CF4、B「、0、CO3その他の陰イオ
ン性原子(団)を示す広範囲な化合物群の総称である。 ?I”x、M”−(zO’−a)iY−* −−−−−
(1)(n+■−1O1n・0及び−〇の場合も含む)
本発明においては、上記(1)式においてMが実質的(
すなわち、不純物レベルの他の原子、原子団が入っても
よい)にCaであり、ZO,が実質的にPO。 であり、Yが実質的に011である化合物をヒドロキシ
アパタイトと呼ぶ、そして、ここでz04または/及び
Yの一部がCO3で置換されたものを炭酸含有ヒドロキ
シアパタイトと呼ぶ。 ヒドロキシアパタイト(以下■^pと略記する)は、天
然歯や天然骨と同じ化学組成を持つ無機化合物であると
ころから、生体物質との親和性に優れているという特性
を有し、蛋白質、核酸、酵素等の生体高分子物質の分離
・精製を目的とした液体クロマトグラフィー(以下、L
Cと略記する)用カラムの充填材として好適に使用され
ている。 さらに、近年高速液体クロマトグラフィー(以下11P
Lcと略記する)の普及により少量の試料を短時間で処
理すること(@量分析)、あるいは−度に大量の試料を
しかも短時間に処理すること(大量分取)が可能となり
、IIApのこの分野への応用は今後益々広がることが
予想される。従って、IIPLCを含むLC用のカラム
充填材として、さらに高性能でかつ使用しやすい1lA
pの開発が望まれている。 〔従来の技術及び発明が解決しようとするff!題〕従
来のLC用のカラム充填材に使用される11^pは、^
、Ti5e11us+et、a1.+により発表された
、水溶性のカルシウム塩と水溶性の燐酸塩を反応させる
湿式合成法(^rch、Biochem、Biophy
s、+65.132(1956))をもとに適宜改良を
加えた方法で製造されたものが一般的であつた。これら
の方法で得られた11A、は従来、LC用カラム充填材
としての性能がすぐれているといわれているものであっ
て、次のような物性を示すのが通常である。 Ca/P比 1.4〜1.55 Xli1回折 回折ピークが弱い。 CO3含有fito、1ffiffi%未満しかしなが
ら1lApを製造する上記従来の方法は、原料の調整、
pH管理、撹拌核層、温度管理等の反応右よびその後の
処理等に非常に煩雑な操作を必要とする。 しかも、この方法では、品質的に再現性良く、+1^p
を製造することは大変困難である。更には、この方法を
工業的にスケールアップすると、小型スケールと比較し
てその再現性が著しく乏しくなり、工業的実施には不向
きな方法である。その上、得られた前記物性のIIAp
は、燐酸ナトリウム緩衝液中で冷所保存しなければ、そ
の物性を維持できないという問題もある。 以上述べたようにLCmカラム充填材として生体高分子
の分離・精製に優れた性能を発揮する1lApを、従来
公知の方法で再現性よ<!11造することが困難であり
、この点からIIApは高価なものとなっている。その
ため、1z静は生体高分子の分離・精製のためのLCm
カラム充填材として他の充填材と比較して使用頻度が極
度に少なく、限られた分野で使用されているのが実情で
ある。 また、従来使用されているHApは、耐圧性及び耐久性
において必ずしも十分でな(、特にIIPLCでの長期
にわたる繰り返し使用が制限されていた。 本発明は、上述の従来技術における問題を解決するため
になされたものである。 本発明の目的は、品質的に安定した製造が可能であり、
製造コストの低減化が可能なI+静を提供することにあ
る。 本発明の他の目的は、IIPLcを含めたLC用のカラ
ム充填材として、特に生体物質の分離能が向上した11
^pを提供することにある。 本発明の他の目的は、耐圧および耐久性に優れたIIA
I)からなるIIPLcを含めたLC用のカラム充填材
を提供することにある。 本発明の他の目的は、耐久性および生体物質の分離能に
優れたIIPLCを含むLC用に好適なカラムを提供す
ることにある。 (課題を解決するための手段) 本発明者らはこれら種々の問題を解決するために鋭意検
討を重ねた結果、訝^p中に炭酸根を含有させることで
、再現性よ<II静を製造することができ、かつ、この
炭ramをco、として0.5重量%以上含有したII
Ap(以下、炭酸根を含有した11^pを炭酸含有ヒド
ロキシアパタイトと称し、C0Apと略記する)は、生
体高分子の分離能力がIIApより更に優れているため
、上記の目的がすべて達成されることを見出し、本発明
を完成するに至ったものである。 すなわち本発明の第1は、炭酸根をCO3として0.5
重量%以上含有したヒドロキシアパタイトからなること
を特徴とする液体クロマトグラフィー用充填材であり、
第2は炭酸根をCO3として0.5重量%以上含有した
ヒドロキシアパタイトを充填してなることを特徴とする
液体クロマトグラフィmmカラムの発明である。 〔発明の詳細な開示〕 以下、本発明の詳細な説明する。 本発明のLCmカラムの充填材は、炭酸根をCOSとし
て0.5重量%以上含有したC0Apからなる。この充
填材をカラムに充填することにより、本発明のLCmカ
ラムを得ることができる。 なお、本発明の充填材およびカラムの用途としテノ”L
C’は’IIPLc’を含む。 従来のIIApからなる充填材を用いたLCmカラムは
先に述べたように、分離能にやや問題があると共に、耐
圧、耐久性に劣るという問題があった。 また、11^pが品質的に再現性良く製造できないとい
う重大な問題もあった。さらに、従来のIIApは耐圧
性および耐久性に劣るので、IIPLcでの繰り返し使
用での良好な耐久性が得られなかった。 これに対し本発明のCOAρからなる充填材は、品質的
に再現性良く製造可能であり、しかも生体物質の分離能
が高い。 さらに、C0Ap結晶の物理的強度が高いので、本発明
の充填材は、耐圧性および耐久性に優れる。 その結果、本発明の充填材をカラムに充填する際の充填
圧として、少なくとも500kg/cjまでの高圧が採
用できる。 さらに、本発明の充填材を充填したカラムは、■円、C
における繰り返し使用の耐久性に優れる。 また、従来のIIA、は平板状の結晶形状をしているた
め、結晶を配向させながらIIPLcmカラムに充填す
るという煩雑な操作を必要としたが、本発明で用いるC
o静の場合は、そのような配慮は特に必要がないので簡
単にカラム充填が行なえるという利点がある。さらに圧
力の調整により流速制御ができるので展開液も従来品に
比べ少量で済むという利点もある。さらにまた、本発明
のカラムは分析を目的としたIII’LC用カラム以外
に、分取を目的とした分取用Ill”LC用カラムとし
ても好適に使用でき、必要とされる試料を短時間のうち
に純度よく分離・精製することが可能であるのである。 また、11^pを充填した従来のカラムを使用して分取
を行う場合、分取したサンプルの溶離液として通常燐酸
塩の水溶液が使用される関係上、溶離後の処理として脱
塩を必要とする場合もしばしばあるが、この場合分!I
湿作自体は短時間であっても、後処理を含めると決して
短時間とはいえなかった。しかし、本発明のC0Apか
らなる充填材に対しては、t8jul液としてこれまで
アパタイトクロマトには不向きと考えられていた、揮発
性の炭酸塩系溶離液が使用可能である。従って、カラム
から溶出した情製フラクシッンを直接凍結、乾燥させて
目的物を高純度品として回収するか、または、加温また
は/および減圧操作により塩を短時間に揮発、除去し、
つぎの工程での艮作に用いることができるので後処理の
時間を大幅に短縮できるという利点も有している。この
点は特に核酸を分離・精製する際に威力を発揮する。 即ち、核M類としてたとえばプラスミドDNAを分離・
精製する場合は、分離後最終的には分取液にエタノール
を加え核酸を沈殿させ回収保存される。しかしてこの操
作は燐酸塩を含む液では燐酸塩も共に析出沈殿するので
沈殿回収の前処理として燐酸塩の脱塩が必要であった。 しかしながらここで例えば炭酸水素アンモニウムのよう
なアルコールに対する溶解度の大きな揮発性塩を使用す
れば、直接エタノール添加による沈殿析出が実施可能で
あり、合計の処理時間が大幅に軽減される。 ここで脱塩処理とは、透析のことを指し、溶離液に燐酸
緩衝液を使用した場合、この処理には通常15〜24時
間を必要としていたが、本発明では炭酸塩系溶離液が使
用可能であるので、この脱塩処理時間は1時間以内と大
幅に短時間で完了することができる。この炭酸塩系溶離
液の使用はCOApの如く炭酸根を含有するアパタイト
を使用することでより効果的となる。 上述のように、本発明の炭酸根含有アパタイトからなる
LC用充填材およびこれを充填したLC用カラムの利点
として従来不可とされていた炭酸根を含む溶離液を用い
ることができる点もあげられる。 すなわち、これまでの1IApを充填したLCmカラム
に炭酸根を含む溶離液を通液するとカラムが閉塞し通液
が困難となる。これは炭Ni根がアパタイトと反応を起
こすためと考えられる。 一方、本発明の炭酸根含をアパタイトの場合はあらかじ
め炭酸根を含有しているために炭酸根を含む溶離液を通
液しても問題を生じないものと考えられる。 以上種々列記した通り、LC用およびIIPLcmカラ
ムの充填材にCOA、を使用することにより種々の効果
があり、本発明の効果は経済的に極めて大なるものがあ
る。 本発明のLC用充填材は、炭酸根をCOsとして0.5
重量%以上含有したC0Apからなる。 本発明における炭酸根含有量とは日本化成肥料協会技術
専門委員会(Technical Com1tLee
JapanPhasphaLe l Compou
nd Fertilizers Manufact
ur−er”s As5ociation)の定める燐
鉱石分析法に準じて測定した無水炭酸(Cod)の測定
値をCO3含有量に換算したものとする。 本発明で用いられるC0Apの製造方法には特に制限は
なく、従来公知の方法が利用できる0例えば第二燐酸カ
ルシウムと炭酸カルシウムをアンモニア水中で反応させ
る方法(特公昭58−30244号公報の方法)や、第
二燐酸カルシウム2水塩と炭酸カルシウムとを水中で反
応させる方法(特開昭60−5009号公報の方法)、
本発明者らが先に提案した、有機溶媒を含む反応媒体中
で燐酸または/及びそのカルシウム塩と炭酸カルシウム
とを反応させる方法(特開昭59−107912号公報
)など、いずれの方法でも得ることができる。 しかしながら、本発明に使用するCOA、中には、炭酸
根がCOsとして0.5重量%以上の範囲で含有してい
るのが好ましい なお、アパタイトの製造技術の面からはCOs含有量と
して7.0重量%まで調節可能であるが5.0重量%を
越える場合はクロマトグラフィーの充填材としての分離
性能が低下して好ましくない、従って、本発明において
はCOApは燐酸または/及びそのカルシウム塩と炭酸
カルシウムとを、アンモニア水、水、有81溶媒の何れ
かまたはそれらの混合物の反応用媒体中で下記する如き
モル比で反応させて得ることができる。 すなわち、反応槽にアンモニア水、水、有機溶媒の単独
もしくはそれらの混合物を反応用媒体として仕込み、こ
れに燐酸または/及びそのカルシウム塩と炭酸カルシウ
ムとを加えて、通常大気圧下にて反応用媒体を加熱し、
蒸発した反応用媒体は還流させる方法で反応させる。な
お、この際の燐酸または/及びそのカルシウム塩と炭酸
カルシウムの割合はカルシウムと燐の原子比がCa/P
として1.30〜l1.90好ましくは1.45〜1.
75の範囲で、また、炭酸根と燐の割合はCOs/PO
a として0.015〜1.90の範囲で実施される。 反応時間は、媒体がアンモニア水または水の場合は概ね
5〜8時間必要であり、反応用媒体が有機溶媒を含有す
る場合は約2時間もあれば十分である。 加熱終了後は生成したC0Apが析出しスラリー状とな
っているので、これを通常公知の方法で濾別・分離し、
乾燥すれば良い。 COApの原子比(Ca/P)は、理論的には5/3で
あるのでカルシウムと燐との反応時における原子比も5
/3ζ1.67が最適であるはずであるが、実際の反応
に際しては、原子比が上記の範囲内にあれば好適にC0
Apを合成することができる。 上記反応の原料として使用する燐酸または/及びそのカ
ルシウム塩としては、l1sPOn 、1InP tc
h、upos、P*Osb Ca(IltPO4)t
・1110 % Ca(POs)*、Ca11POn、
Ca1ll”04j 211tO1CazPtOy、C
a5(POa)t 、Ca111g (PO4) 、
・511gG、等が使用可能である。しかしながら、こ
れらの化合物は本発明において使用可能な原料の一部で
あって、これらに限定する必要はない、また、これらの
化合物は特に高純度のものを使用する必要はなく、通常
市販の工業用のもので十分である。今一つの原料である
炭酸カルシウムも同様に、工業用のもので十分である。 カルシウム源として、上記の如き燐酸のカルシウム塩の
外にCaOs Ca(Oll)t 、CaC1,Ca(
NOs)tl(CI+IC0O) tea等のカルシウ
ムの酸化物、水酸化物及び無機酸並びに有a酸のカルシ
ウム塩を使用することも可能である。 また、炭酸源として、本発明ではカルシウム原子の補給
にもなるので炭酸カルシウムを使用するがX*COs
、K11CO3、Na=COs、Na1lCO,、(N
IIJ zcOs、Nl1nllCOs等の炭酸塩や炭
酸ガスを使用しても差支えない。 本発明においては、炭酸カルシウムと上記の如き燐酸ま
たは/及びそのカルシウム塩の一種類以上を適宜選択し
て、カルシウムと燐の原子比Ca/Pが1.30〜1.
90.好ましくは1.45〜1.75となるように反応
槽に投入すればよい、また、上記炭酸カルシウムの投入
量を変化させることにより、生成するC0Ap中に含有
する炭酸根の含有量を!gIwiすることが可能であり
、この方法により炭酸根をCOsとして7.0重量%以
下の範囲で調節することができる。 本発明において、反応用媒体の使用量はその種類、反応
時の原料の種類、反応時の撹拌状態などによりそれぞれ
適性値が異なるが、いずれの条件においてもスラリー濃
度として5〜60重量%程度となる量が好ましい。 本発明において、CO静の製造の際に反応用媒体として
アンモニア水を使用する場合は、濃度が5〜28重盟%
のアンモニア水溶液を用いて、反応媒体のpl+を7〜
11の範囲で適宜調節して反応を行なう。 また反応用媒体として使用できる有機溶媒としては、例
えばベンゼン、トルエン、キシレン、ペンタン、ヘキサ
ン、ヘプタン、オクタン、デカン、各種石油ナフサや工
業用ガソリン等の芳香族及び脂肪族炭化水素類HIgo
−ブチルアルコール、n−アミルアルコール等のアルコ
ール類;トリエチルアミン、トリブチルアミン、エタノ
ールアミン等のアミン頬;エチルエーテル、エチルブチ
ルエーテルや各種セルソルブ、カルピトール等のエーテ
ル類;メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン等
のケトン類が挙げられる。しかしこれらは本発明におい
ては使用可能な有機溶媒の一例にすぎない。 かくして得られたCOApは、液体クロマトグラフィー
用、特に高速液体クロマトグラフィー用充填として使用
した場合、生体高分子物質の分離・精製に、従来の1I
Apを使用した場合よりも更に優れた性能を示す。 本発明において用いられるCOApの粒径については0
.5〜50p−の範囲のものを用いることが好ましい、
さらに好ましくは、2〜L5tt■のものが選択される
。 本発明においては、このCO静をカラムに充填して液体
クロマトグラフィー用カラムとするが、C0Apをカラ
ムに充填する方法としては、従来公知の湿式充填法(ス
ラリー法)等を使用できる。 すなわち、湿式充填法には平衡密度法、非平衡密度法、
高粘度法などがあるが、これらの中から充填材であるC
OApの粒径または/及び物理的強度を考慮し、適宜好
ましい充填法を選択すればよい。 COA、をIIPLcmカラムに充填するには、パッカ
ーと呼ばれる充填容器と高圧ポンプが必要である。 また、充填には充填用溶媒を用い、C0Apはこの溶媒
の1〜20重量%のスラリーとして上記パッカーに流し
込み、70〜350kg/cjの間の一定圧力で充填す
るのが望ましい。 上記の充填用溶媒としてはテトラブロモエタン、テトラ
クロロエチレン、四塩化炭素、メチルアルコール、エチ
ルアルコール、n−プロピルアルコール、イソプロピル
アルコール、水、アセトン、ジオキサン、クロロホルム
、テトラヒドロフラン、シクロヘキサノール、エチレン
グリコールなどが挙げられる。そして、これらの溶媒の
一種または二種以上を組み合わせればよい。 本発明の充填材を充填するカラムの材質、形状、大きさ
はその用途に応じて選択することができる。 すなわち、カラムの大きさについては、内径l■−程度
の小型分析用から内径10G−1以上の分取用のサイズ
のカラムに適用することができる。 例えば、lII’Lc用カラムの用台ラム内径3−有効
長さ30m5+程度の分析用カラム、内径7.6m■有
効長さ10G+s−程度の分析およびミクロ分取用カラ
ム、内径50〇−有効長さ500■−の大型分取用カラ
ムなどが例としてあげられる。 本発明の充填材はこれらの分析用小型カラムから分取用
大型カラムまでその分離特性のカラムのスケールに対す
る依存性が極めて少ない。 また、カラムの材質については通常液体クロマトグラフ
ィー用カラムに使われる材質、例えば、ステンレススチ
ール、ガラス、樹脂などの一般的な材質が使用てきる。 なお、本発明の充填材をnptc用のカラムに充填する
場合には、充填密度を0.5g/ c−以上とすると、
分離性能が更に向上するので好ましい、また、あまり充
填密度を上げるとカラムの通液抵抗が大きくなり好まし
くないので充填密度の上限は1.1g/ cd程度であ
る。 (実施例〕 以下、実施例により本発明を更に具体的に説明する。尚
、以下において%は重量%を表す。 製造例1 蒸留水2 N、 Ca(Off)*粉末74I!及びC
aCO5粉末68gを、撹拌機及び還流冷却器を備えた
有効容積3j!のセパラブルフラスコに仕込み、撹拌し
ながら更に濃度40%の113PO4水溶液200 a
tを15分間で添加した後、加熱して沸騰温度(約98
℃)で5時間反応させた。 反応終了後は生成物を冷却後、加圧濾過機で濾過・水洗
し、次いで130℃で16時間乾燥して白色の粉末を8
3g得た。 この粉末のX線回折図を第1図に示す。 第1図より明らかなようにX線回折図は回折角度20−
31.7.32.2.32.8ニ主ヒークを有し、A3
7Mカード9−432に記載のC0Apの特性回折ピー
クと一致した。また赤外吸収スペクトルを第2図に示す
、第2図より明らかなように1450cm−’、870
ell −’付近にC−0の吸収ピークが観察された。 CaO含有量はI!DT^キレート滴“定法により、
P2O,含有量は比色定量法により測定した。また二〇
C0Apの物性分析結果を第1表に示す。 製造例2 Ca (NOs) z粉末83.6gを溶解した水溶液
Inに濃度28%のアンモニヤ水を加えてpHIOに調
整した後、これを製造例1で使用したセパラブルフラス
コに仕込みよく撹拌した。 次いで、この水溶液に(Ni14) *IIPOm粉末
39.6gとNlI411COs粉末11.9gを溶解
させた混合水溶液12を5〜10 yd / m i
nの速度で徐々に添加した。しかる後これを撹拌しなが
ら加熱し、沸騰温度(約98℃)で5時間反応させた。 反応終了後は製造例1と同様にして、生成物を濾過・乾
燥して白色の粉末を38g得た。この粉末のX&’i回
折図を第3図に示す。 第3図より明らかなようにX線回折図の回折角度は第1
図と同じ主ピークを有し1.C11lpと特定される。 また赤外吸収スペクトルを第4図に示す。 第4図より明らかなように第2図と同様のC−0の吸収
ピークが観察された。またこのCa静の物性分析結果を
第1表に示す。 製造例3 Ca(Ilxl”04)t ・1lto 75.6g
5CaCO370,Og 、水100g及びn−ヘキサ
ン350gを、撹拌機及び還流冷却器を備えた有効容a
ll!のセパラブルフラスコに仕込み、撹拌しながら昇
温させ還流温度(63℃)以下で約2時間加熱し反応さ
せたのち、セパラブルフラスコ内の水分と1−ヘキサン
を蒸発させ、留出したn−ヘキサンと水に相当する容量
のn−ヘキサンを系内に加えながら加熱を行った。操作
が進行するに従ってセパラブルフラスコ内の温度が上昇
し、内温か68℃を越えた時点で加熱を中止して、生成
物を製造例1と同様に濾過・乾燥して白色の粉末を得た
。 この粉末について、製造例1と同様にX線回折及び赤外
吸収スペクトルによってCa静であることを確認した。 製造例4 Ca1lPO4+1.6g5CaCOz 40.0g
、水200g及び濃度28%のアンモニア水10gを、
製造例3で使用したセパラブルフラスコに仕込みよ(撹
拌した。しかる後、これを撹拌しながら昇温し、80〜
100″Cの温度で5時間反応させた。 反応終了後は製造例1と同様にして、生成物を濾過・乾
燥して白色粉末状のCa静を112gを得た。 このC0Apの物性分析結果を第1表に示す。 製造例5〜8 Ca(Ilxl’0n)z ・1Ito 、Ca1lP
O4+ 211tO1CallPO4、CaCO3の各
粉末、水及び有a溶媒を第2表に示した条件でセパラブ
ルフラスコに仕込み、第2表に示した以外の条件につい
ては、実施例1と同様な操作により白色粉末状のC0A
pを第1表に示す鼠を得た。このC0Apの物性分析結
果を第1表に示す。 製造例9 製造例2を50倍にスケールアップしてその再現性を&
1認した。即ち、Ca (NOs) を粉末4.18f
tgを溶解した水溶液502に濃度28%のアンモニヤ
水を加えてpHioに調整した後、これを撹拌機及び還
流冷却器を備えた有効容積50ffiのステンレス製反
応槽へ仕込みよく撹拌した。 次いで、この水溶液に(NII4) dir’on粉末
1.98kgとN11illCOs粉末595gを溶解
させた混合水溶液50ffiを250〜500 m/■
inの速度で徐々に添加した。以下、製造例2と同様の
操作を行い、白色粉末状のCO^pを第1表に示す債得
た。このcoipの物性を第1表に示す。 比較製造例1 従来法による方法(A、ティセリウス(A、Ti5e、
1jus) )らの方法Arch、 [liochem
、 l1iophys、 、 65+ 132(19
56)に従ってIIApを以下のようにして合成した。 有効容463Nのフラスコへ濃度0.5*ol/j!の
CaC1,を水溶液夏lと濃度0.5mol/j!のN
azlll’04水溶液12を毎分120滴の割合で同
時に滴下し、撹拌棒でゆっ(りと撹拌しながら反応を行
なった。 滴下終了後、上澄み液をデカンテーションにより除去し
、残留した沈殿物を4回、各々2j!の蒸留水で洗浄し
た0次にこの沈殿物に22の蒸留水を加え、更に濃度4
0%のNa0II水溶液を50m1加えた後1時間沸騰
した。 反応液を冷却後再びデカンテーションにより上澄液を除
き、再度21の蒸留水で4回洗浄した。 次にpH6,8で濃度0.01mol/ lの燐酸ナト
リウム緩衝液を21加え沸騰する直前まで加熱した。こ
の操作を2度繰返すが、沸騰時間は各々5分と15分に
した0次に、pH6,8で濃度0.01mol/ 1.
の燐酸ナトリウム緩衝液を22加え2度清謄(各15分
間)させて第1表に示す量のIIAρ3Ggを得た。 このようにして得られた11^pはpH6,8で濃度0
.001 mol/j!の燐酸ナトリウムrAilj液
に入れ、冷蔵庫にて保存した。 その結果第1表に示す物性の11^pを得た。またこの
IIAρの赤外吸収スペクトルを第5図に示すが、第5
図からも明らかなように、炭酸根(C−0)の吸収スペ
クトル(1450c+*−’、870 cta−’付近
)は見られなかった。 実施例1〜2 内径7.6 +u+、長さ100− のIlr’l、
C用金屈カラムへ、製造例1及び2により得られたC0
Apを通常の方法により10 kg/d−Gの圧力でそ
れぞれ充填し、2種のカラムを作成した。充填終了後各
カラムをIIPLC装置に装着した0両カラムとも充填
密度は0.52g/cdであった。 各カラムの分離能の評価を行なうためトリプトファン(
0,16%)、牛血清アルブミン(4,6%)、リゾチ
ウム(2,0%)、及びチトクロムC(1,0%)を含
有する混合溶液を標準試料として用いて展開を行なった
。展開は、燐酸緩衝液10mM (pH6,8)と35
0 a+M(pH6,8)による直線濃度勾配法により
行ない、上記標準試料を10.0μl注入した。また、
流速はIm l /winになるように7.5kg/c
+Jの展開圧とした。 タンパク質の検出は、280n腸の吸光度を測定した。 製造例1で得たCOAρを有するカラムで得られたクロ
マトグラムを第6図に、製造例2で得たCO静を有する
カラムで得られたクロマトグラムを第7図に示す、第6
図及び第7図からも明らかなように、主なピークが4カ
所にあられれており、標準試料である4成分がきれいに
分離されていることがわかった。各ピークは左側からト
リプトファン、牛血清アルブミン、リゾチウム、チトク
ロムCに対応するピークであることを確認した。尚、チ
トクロムCには、2種の異性体がありピークが2つに分
離している。 実施例3〜4 製造例2及び9で得られたCO静を用い、以下に示すカ
ラムクロマトの操作手順に従うて牛血清アルブミンの精
製を行なった。即ち、CO^p各10gを5007のビ
ーカーにとり、イオン交換水(以下単に水と略記する)
を静かに加え、ゆっくり撹拌した。 10分間静置後デ
カンテーションした。この艮作を上澄みが清澄になるま
で繰り返した。その後、直径10m■のクロマトグラフ
ィー川(LC用)のガラスカラムに懸濁したCO静を重
層した(充填高さ100〜121)+■)、その後CO
静が充填されたガラスカラムの洗浄を水で行ない、同時
に流速の測定を行なった(約10d/hになるように充
填する)0次に1%牛血清アルブミン水溶液IJdをカ
ラムに通し、カラム内のC0Apに牛血清アルブミンを
吸着させた。この時の操作はすべて室温で行なった0次
に吸着させた牛血清アルブミンをカラムから溶出するた
め、燐酸ナトリウム緩衝液(pl+6.8)で展開を行
なった。?8出液は重量分W型のフラクシッンコレクタ
ーで収集した(l試験管あたり2.5gの溶出液)、得
られた溶出液の吸光度は紫外部2B0nmで測定した。 !5造例2で得られたCOA、を有するカラムでの結果
を第8図に、製造例9で得られたCO静を有するカラム
での結果を第9図に示す、第8図、第9図から本発明の
coApは比較製造例のアパタイトを用いた場合の第1
1図に比べてシャープなりロマトパターンが得られてお
り優れた分解能を示し、吸脱着に優れているのがわかる
。 実施例5 内径7.6ms、長さ10hmのIIPLc用カラムに
、10kg/ d−Gの圧力で製造例3により得られた
C0Apを、実施例1及び2と同様の方法で充填し、そ
れ以降の操作は、実施例1及び2と同様にしてIIPL
c川カラム用操作を行なった。充填密度は0.52g/
cjであった。各ピークの保持時間及び半値幅によりそ
の結果を第3表に示す、第3表かられかる通り実施例1
及び2で得られたクロマトグラムと同じ結果を示した。 実施例6 内径7.6 as、長さ100− のIIPLC川カ
ラム用、80kg/ cd−Gの圧力で製造例6により
得られたC0Apを充填し、それ以降の操作は、実施例
I及び2と同様にしてIIPLc用カラム操作を行なっ
た。充Iavi度は0.60g/dであった。その結果
を実施例5と同様に第3表に示す、第3表からもわかる
通り、実施例1及び2で得られたクロマトグラムと同じ
結果を示した。 実施例7 実施@6で使用したカラムに対し、標準試料の分離を3
00回行なった。300回目に得られたクロマトグラム
の結果を実施例5と同様に第3表に示す、第3表からも
わかる通り、本発明のカラムは300回の繰返し使用に
対しても良い分離能を示し、優れた耐久性をもっている
ことがわかる。 実゛施例8 内径7.6 mm、長さ100m−のIIPLC用カラ
ムシカラム0kg/d−Gの圧力で製造例7により得ら
れたCOA。 を密度1.03g/c−に充填し、それ以降の操作は実
施例!及び2と同様な操作でIIPLC用カラムシカラ
ム行なった。その結果を実施例5と同様に第3表に示す
。 第3表から、高い圧力でcoApをカラムへ充填してい
るにも拘らず、実施例5及び6で得られたクロマトグラ
ムと同じ結果を示し、耐圧性にぼれていることがわかる
。 実施例9 内径21m5+、長さ2501曽の分取用カラムに、8
0kg/cd−Gの圧力で、製造例5に従って得たco
Apを密度0.62g/cjに充填し、操作法は実施例
1及び2と同様な方法でIIPLc用カラムの操作を行
なった。ただし標準試料は70μl注入した。これによ
り得られたクロマトグラムの結果を実施例5と同様に第
3表に示す、第3表の結果から本発明のカラムによれば
通常のIII’LCと同じ結果が得られ、分取用として
も十分使用可能であることがわかる。 実施例10 内径7.6 vgm、長さ100mmのIIPLc用カ
ラムに、80kg /cd−Gの圧力で、製造例7に従
って得たCOA、を密度0.58g/cjに充填し、そ
れ以降の操作は実施例1及び2と同様に行なった。ただ
し展開中の流速が3.4 d/sinになるように圧力
を50kg/cj−Hに調整した。これにより得られた
クロマトグラムの結果を実施例5と同様に第3表に示す
、第3表からもわかる通り、分離を短詩r11で行なわ
れたにも拘らず、各々の4つのピークがきれいに分離し
ていることがわかる。 実施例11 実施例5で使用したllr’Lcカラムを用い、核酸に
対する分離能の評価を炭酸塩を展開液として行なった。 核酸のサンプルには米国シグマ社製の子牛胸腺デオキシ
リボ核酸(DN^)を使用し、展開は蒸留水と炭酸水素
アンモニウム水溶液2M (al17.8)による直線
濃度勾配法により行ない、上記サンプルを10、O#
lカラムに注入した。また、流速はlaf/鰺inにな
るように7.5kg/cd−Gの展開圧とした。 核酸の検出は260n−の吸光度を測定した。このカラ
ムにより得られたクロマトグラムを第10図に示す、第
10図からもわかるように主なピークが2カ所にあられ
れ、一部熱処理を行ない一本鎖となった核酸が、二本鎖
のそれときれいに分離されていることがわかる。さらに
それぞれのピーク分取液にエタノールを加え、核酸を糸
状沈殿物として直接回収した。 実施例12 標準試料による分離能評価を終えた実施例6で使用した
カラムについて、実施例11の操作を50回行なった0
本操作終了後、再度、標準試料による分離能評価を行な
ったところ、カラムの劣化は全(見られなかった。 比較例1 比較製造例!に従って得た旧ρを用い、以下、実施例3
及び4と全く同一の方法で、牛血清アルブミンの分離を
行なった。得られた結果を第11図に示す。 実施例3及び4″29はすぐれた分離能を示し、吸脱着
にすぐれているのに対し、比較製造例1に従って得た炭
酸根を含有していないIIAρは、第11図から回収量
が劣ることがわかる。 比較列2 比較製造例1に従って得た11静を内径7.6111m
、長さ1001−のカラムに充填し、その後の操作は実
施例4と同様な操作で標準試料の分に1を行った。 尚、この時の充填密度は0.28gノcIIであった。 また流速を1M1/−蓋nにするため、1kg/d−G
の圧力になるように調整を行なったが、IIPLCとし
ては低圧になるため、操作に困難をきたした。 これにより得られたクロマトグラムを第12図に示す、
第12図と第6図及び第7図との比較からもわかる通り
、従来法に従って得た1■静を充填したものは、全体的
にブロードなピークを示した。 比較例3 比較製造例1に従って得たIIApを、内径7.6 m
s+、長さ100■鵬のカラムに充填圧力15kg/c
j−Gで充填した。しかし内部で結晶が破壊され目づま
りが生じ、展開を行うことができなかった。 比較例4 比較製造例1に従って得た1■静を、内径7.6 mm
、長さ100+*■のカラムに充填して、実施例12と
同様な操作を行なったが、二回目でカラム圧力が上昇し
展開が不可能となった。 〔発明の効果〕 以上詳細に説明したように、本発明は炭酸根をCOlと
して0.5重量%以上含有したCOA、をLC用または
Ill”LC用カラムの充填剤として使用する、また、
このC0Apを充填してなるカラムの発明である。 従来LC用またはIll”LC用カラムは充填材が11
^pであるので、分離能にやや問題があると共に、耐圧
・耐久性に劣るという問題があった。また、11静が品
質的に再現性良く製造できないという重大な問題もあっ
た。 これに対し本発明の充填材はCO^ρであるので分+1
!Iftmが偏れており、また結晶の強度が大きいため
耐圧・耐久性にも優れている。従って、200回以上の
繰返し使用が可能で、優れた耐久性を持っている0以上
のことから、本発明のCOApは特にIIr’LC用充
填材として使用した場合、充填密度を0.5ε/d以上
とすることができるので、III’LC特有の展開条件
下で一層向上した分離能を示すのである。 さらに、従来のlIr’Lc用カラムは耐圧・耐久性に
劣るのに対し、本発明のカラムにおいてはC0Ap結晶
が破壊されにくく、従って、容易に0.55/cd以上
の密度で充填することができ、カラムの強度も大で少な
くともIIPLCの実質的な充填圧力である10kg/
cシを満足し、さらに500kg/cd以上の高い圧力
をかけても充填材であるCO静静体体は全く支障がない
。 また、本発明のCO静は従来のIIAI)と異なり結晶
を配向させながらIIPLCmカラムに充填するという
煩雑な操作を必要としないので、節単にカラム充填が行
なえるという利点がある。さらに圧力の調整により流速
制御ができるので展開液も従来品に比べ少量で済むとい
う利点もある。さらにまた、本発明のカラムは分析を目
的としたIIPLc用カラム以外に、分取を目的とした
分取用+1PLc用カラムとしても好適に使用でき、必
要とされる試料を短時間のうちに純度よく分離・精製す
ることが可能であるのである。 また、1■静を充填した従来のカラムを使用して分取を
行なう場合、分取したサンプルの溶離液として通常燐酸
塩の液が使用される関係上、溶離後の処理として脱塩を
必要とする場合もしばしばあるが、この場合分離操作自
体は短時間であっても、後処理を含めると決して短時間
とはいえなかった。しかし本発明では充填材としてCO
Apを使用しているので、溶離液としてこれまで不向き
と考えらていた、揮発性の炭酸塩系溶離液が使用可能で
あるので、後処理の時間を大幅に短縮できるという利点
も有している。この点は特に核酸を分離・精製する際に
威力を発揮する。 即ち、核酸類としてたとえばプラスミドDNAを分離・
精製する場合は、分離後最終的には分取液にエタノール
を加え核酸を沈殿させ回収保存される。しかしこの操作
は燐酸塩を含む液では燐酸塩も共に析出沈殿するので前
処理として燐酸塩の脱塩が必要であった。しかしながら
ここで揮発性塩を使用すれば、直接エタノール添加によ
る沈殿析出が実施可能であり、合計の処理時間が大幅に
軽減される。 ここで脱塩処理とは、透析のことを指し、溶離液に燐酸
を使用した場合、この処理には通常15〜24時間を必
要としていたが、本発明では炭酸塩系溶離液が使用可能
であるので、この脱塩処理時間は1時間以内と大幅に短
時間で完了することができる。この炭酸塩系溶離液の使
用はC0Apの如く炭酸根を含有するアパタイトを使用
することで初めて達成できるものであり、従来の如き1
1^pでは達成できない。 以上種々列記した通り、LC用及びIII’LCmカラ
ムの充填材にCO^pを使用することにより種りの効果
があり、その産業上の利用可能性はきわめて大なるもの
であるといわざるを得ない。
発明のcoapのX線回折図であり、第2図及び第4図
は同じく製造例1及び製造例2で得られたcoapの赤
外吸収スペクトルを表す図である。 第5図は比較製造例1で得られたHApの赤外吸収スペ
クトルを表す図である。 第6図及び第7図は実施例1及び実施例2で行なったH
PLC用カラムによる牛血清アルブミンを展開して得ら
れたクロマトグラムである。第8図及び第9図は実施例
3及び実施例4で行なったLC用カラムによる生血清ア
ルブミンを展開して得られたクロマトグラムである。 第1O図は実施例11で行なったHPLC用カラムによ
る核酸を展開して得られたクロマトグラムである、第1
1図は比較例1で行なったLC用ガラスカラムによる牛
血清アルブミンを展開して得られたクロマトグラムであ
る。第12図は比較例2で行なったHPLC用カラムに
よる生血清アルブミンを展開して得られたクロマトグラ
ムである。 特許出願人 三井東圧化学株式会社 第2図 (cm−) m4図 (cm−1) 第5図 4(9) 蕉 薫 −1(8) ■(cm力 第6図 0 10 20 (min)第7
図 0 10 20 (m’+n)第8図 分画番号 第9図 分画番号 第1θ図 0 10 20(min)第11
図 分画番号 第12図 0 10 20 (min)手続(甫
正書(自発) 平成1年8月4日 特許庁長官 吉 1)文 毅 殿 1、事件の表示 昭和63年特許願第117096号 2、発明の名称 液体クロマトグラフィー用充填材及びカラム3、補正を
する者 事件との関係 特許出願人 住所 東京都千代田区霞が関三丁目2番5号名称(31
2) 三井東圧化学株式会社4、補正により増加する
請求項の数 零5、補正の対象 明細書の発明の詳細な説明の欄 6、補正の内容 別紙のとおり(補正の対象の欄に記載した事明細書 1、発明の名称 液体クロマトグラフィー用充填材及びカラム2、特許請
求の範囲 l)炭酸根をCOsとして0.5重量%以上含有したヒ
ドロキシアパタイトからなることを特徴とする液体クロ
マトグラフィー用充填材。 2)炭酸根をCo3として0.5重量%以上含有したヒ
ドロキシアパタイトを充填してなることを特徴とする液
体クロマトグラフィー用カラム。 3、発明の詳細な説明 〔産業上の利用分野〕 本発明は、炭酸根を含有したヒドロキシアパタイトから
なる液体クロマトグラフィー川充填材、及びこれを充填
してなる液体クロマトグラフィー用カラムに関するもの
である。 〔発明の前景〕 アパタイトとは広義には、下記0)式の組成式で表わさ
れる化合物をいい、この式でMはCa、 Pb。 Ba5Sr、 Mg%Ni、Ha%に%Fe%Atその
他の金属原子を、z04はPG、 、As1a、VO4
% SOa 、 5iOa、CO,その他の酸根を、Y
はF、OH,CF4、B「、0、CO3その他の陰イオ
ン性原子(団)を示す広範囲な化合物群の総称である。 ?I”x、M”−(zO’−a)iY−* −−−−−
(1)(n+■−1O1n・0及び−〇の場合も含む)
本発明においては、上記(1)式においてMが実質的(
すなわち、不純物レベルの他の原子、原子団が入っても
よい)にCaであり、ZO,が実質的にPO。 であり、Yが実質的に011である化合物をヒドロキシ
アパタイトと呼ぶ、そして、ここでz04または/及び
Yの一部がCO3で置換されたものを炭酸含有ヒドロキ
シアパタイトと呼ぶ。 ヒドロキシアパタイト(以下■^pと略記する)は、天
然歯や天然骨と同じ化学組成を持つ無機化合物であると
ころから、生体物質との親和性に優れているという特性
を有し、蛋白質、核酸、酵素等の生体高分子物質の分離
・精製を目的とした液体クロマトグラフィー(以下、L
Cと略記する)用カラムの充填材として好適に使用され
ている。 さらに、近年高速液体クロマトグラフィー(以下11P
Lcと略記する)の普及により少量の試料を短時間で処
理すること(@量分析)、あるいは−度に大量の試料を
しかも短時間に処理すること(大量分取)が可能となり
、IIApのこの分野への応用は今後益々広がることが
予想される。従って、IIPLCを含むLC用のカラム
充填材として、さらに高性能でかつ使用しやすい1lA
pの開発が望まれている。 〔従来の技術及び発明が解決しようとするff!題〕従
来のLC用のカラム充填材に使用される11^pは、^
、Ti5e11us+et、a1.+により発表された
、水溶性のカルシウム塩と水溶性の燐酸塩を反応させる
湿式合成法(^rch、Biochem、Biophy
s、+65.132(1956))をもとに適宜改良を
加えた方法で製造されたものが一般的であつた。これら
の方法で得られた11A、は従来、LC用カラム充填材
としての性能がすぐれているといわれているものであっ
て、次のような物性を示すのが通常である。 Ca/P比 1.4〜1.55 Xli1回折 回折ピークが弱い。 CO3含有fito、1ffiffi%未満しかしなが
ら1lApを製造する上記従来の方法は、原料の調整、
pH管理、撹拌核層、温度管理等の反応右よびその後の
処理等に非常に煩雑な操作を必要とする。 しかも、この方法では、品質的に再現性良く、+1^p
を製造することは大変困難である。更には、この方法を
工業的にスケールアップすると、小型スケールと比較し
てその再現性が著しく乏しくなり、工業的実施には不向
きな方法である。その上、得られた前記物性のIIAp
は、燐酸ナトリウム緩衝液中で冷所保存しなければ、そ
の物性を維持できないという問題もある。 以上述べたようにLCmカラム充填材として生体高分子
の分離・精製に優れた性能を発揮する1lApを、従来
公知の方法で再現性よ<!11造することが困難であり
、この点からIIApは高価なものとなっている。その
ため、1z静は生体高分子の分離・精製のためのLCm
カラム充填材として他の充填材と比較して使用頻度が極
度に少なく、限られた分野で使用されているのが実情で
ある。 また、従来使用されているHApは、耐圧性及び耐久性
において必ずしも十分でな(、特にIIPLCでの長期
にわたる繰り返し使用が制限されていた。 本発明は、上述の従来技術における問題を解決するため
になされたものである。 本発明の目的は、品質的に安定した製造が可能であり、
製造コストの低減化が可能なI+静を提供することにあ
る。 本発明の他の目的は、IIPLcを含めたLC用のカラ
ム充填材として、特に生体物質の分離能が向上した11
^pを提供することにある。 本発明の他の目的は、耐圧および耐久性に優れたIIA
I)からなるIIPLcを含めたLC用のカラム充填材
を提供することにある。 本発明の他の目的は、耐久性および生体物質の分離能に
優れたIIPLCを含むLC用に好適なカラムを提供す
ることにある。 (課題を解決するための手段) 本発明者らはこれら種々の問題を解決するために鋭意検
討を重ねた結果、訝^p中に炭酸根を含有させることで
、再現性よ<II静を製造することができ、かつ、この
炭ramをco、として0.5重量%以上含有したII
Ap(以下、炭酸根を含有した11^pを炭酸含有ヒド
ロキシアパタイトと称し、C0Apと略記する)は、生
体高分子の分離能力がIIApより更に優れているため
、上記の目的がすべて達成されることを見出し、本発明
を完成するに至ったものである。 すなわち本発明の第1は、炭酸根をCO3として0.5
重量%以上含有したヒドロキシアパタイトからなること
を特徴とする液体クロマトグラフィー用充填材であり、
第2は炭酸根をCO3として0.5重量%以上含有した
ヒドロキシアパタイトを充填してなることを特徴とする
液体クロマトグラフィmmカラムの発明である。 〔発明の詳細な開示〕 以下、本発明の詳細な説明する。 本発明のLCmカラムの充填材は、炭酸根をCOSとし
て0.5重量%以上含有したC0Apからなる。この充
填材をカラムに充填することにより、本発明のLCmカ
ラムを得ることができる。 なお、本発明の充填材およびカラムの用途としテノ”L
C’は’IIPLc’を含む。 従来のIIApからなる充填材を用いたLCmカラムは
先に述べたように、分離能にやや問題があると共に、耐
圧、耐久性に劣るという問題があった。 また、11^pが品質的に再現性良く製造できないとい
う重大な問題もあった。さらに、従来のIIApは耐圧
性および耐久性に劣るので、IIPLcでの繰り返し使
用での良好な耐久性が得られなかった。 これに対し本発明のCOAρからなる充填材は、品質的
に再現性良く製造可能であり、しかも生体物質の分離能
が高い。 さらに、C0Ap結晶の物理的強度が高いので、本発明
の充填材は、耐圧性および耐久性に優れる。 その結果、本発明の充填材をカラムに充填する際の充填
圧として、少なくとも500kg/cjまでの高圧が採
用できる。 さらに、本発明の充填材を充填したカラムは、■円、C
における繰り返し使用の耐久性に優れる。 また、従来のIIA、は平板状の結晶形状をしているた
め、結晶を配向させながらIIPLcmカラムに充填す
るという煩雑な操作を必要としたが、本発明で用いるC
o静の場合は、そのような配慮は特に必要がないので簡
単にカラム充填が行なえるという利点がある。さらに圧
力の調整により流速制御ができるので展開液も従来品に
比べ少量で済むという利点もある。さらにまた、本発明
のカラムは分析を目的としたIII’LC用カラム以外
に、分取を目的とした分取用Ill”LC用カラムとし
ても好適に使用でき、必要とされる試料を短時間のうち
に純度よく分離・精製することが可能であるのである。 また、11^pを充填した従来のカラムを使用して分取
を行う場合、分取したサンプルの溶離液として通常燐酸
塩の水溶液が使用される関係上、溶離後の処理として脱
塩を必要とする場合もしばしばあるが、この場合分!I
湿作自体は短時間であっても、後処理を含めると決して
短時間とはいえなかった。しかし、本発明のC0Apか
らなる充填材に対しては、t8jul液としてこれまで
アパタイトクロマトには不向きと考えられていた、揮発
性の炭酸塩系溶離液が使用可能である。従って、カラム
から溶出した情製フラクシッンを直接凍結、乾燥させて
目的物を高純度品として回収するか、または、加温また
は/および減圧操作により塩を短時間に揮発、除去し、
つぎの工程での艮作に用いることができるので後処理の
時間を大幅に短縮できるという利点も有している。この
点は特に核酸を分離・精製する際に威力を発揮する。 即ち、核M類としてたとえばプラスミドDNAを分離・
精製する場合は、分離後最終的には分取液にエタノール
を加え核酸を沈殿させ回収保存される。しかしてこの操
作は燐酸塩を含む液では燐酸塩も共に析出沈殿するので
沈殿回収の前処理として燐酸塩の脱塩が必要であった。 しかしながらここで例えば炭酸水素アンモニウムのよう
なアルコールに対する溶解度の大きな揮発性塩を使用す
れば、直接エタノール添加による沈殿析出が実施可能で
あり、合計の処理時間が大幅に軽減される。 ここで脱塩処理とは、透析のことを指し、溶離液に燐酸
緩衝液を使用した場合、この処理には通常15〜24時
間を必要としていたが、本発明では炭酸塩系溶離液が使
用可能であるので、この脱塩処理時間は1時間以内と大
幅に短時間で完了することができる。この炭酸塩系溶離
液の使用はCOApの如く炭酸根を含有するアパタイト
を使用することでより効果的となる。 上述のように、本発明の炭酸根含有アパタイトからなる
LC用充填材およびこれを充填したLC用カラムの利点
として従来不可とされていた炭酸根を含む溶離液を用い
ることができる点もあげられる。 すなわち、これまでの1IApを充填したLCmカラム
に炭酸根を含む溶離液を通液するとカラムが閉塞し通液
が困難となる。これは炭Ni根がアパタイトと反応を起
こすためと考えられる。 一方、本発明の炭酸根含をアパタイトの場合はあらかじ
め炭酸根を含有しているために炭酸根を含む溶離液を通
液しても問題を生じないものと考えられる。 以上種々列記した通り、LC用およびIIPLcmカラ
ムの充填材にCOA、を使用することにより種々の効果
があり、本発明の効果は経済的に極めて大なるものがあ
る。 本発明のLC用充填材は、炭酸根をCOsとして0.5
重量%以上含有したC0Apからなる。 本発明における炭酸根含有量とは日本化成肥料協会技術
専門委員会(Technical Com1tLee
JapanPhasphaLe l Compou
nd Fertilizers Manufact
ur−er”s As5ociation)の定める燐
鉱石分析法に準じて測定した無水炭酸(Cod)の測定
値をCO3含有量に換算したものとする。 本発明で用いられるC0Apの製造方法には特に制限は
なく、従来公知の方法が利用できる0例えば第二燐酸カ
ルシウムと炭酸カルシウムをアンモニア水中で反応させ
る方法(特公昭58−30244号公報の方法)や、第
二燐酸カルシウム2水塩と炭酸カルシウムとを水中で反
応させる方法(特開昭60−5009号公報の方法)、
本発明者らが先に提案した、有機溶媒を含む反応媒体中
で燐酸または/及びそのカルシウム塩と炭酸カルシウム
とを反応させる方法(特開昭59−107912号公報
)など、いずれの方法でも得ることができる。 しかしながら、本発明に使用するCOA、中には、炭酸
根がCOsとして0.5重量%以上の範囲で含有してい
るのが好ましい なお、アパタイトの製造技術の面からはCOs含有量と
して7.0重量%まで調節可能であるが5.0重量%を
越える場合はクロマトグラフィーの充填材としての分離
性能が低下して好ましくない、従って、本発明において
はCOApは燐酸または/及びそのカルシウム塩と炭酸
カルシウムとを、アンモニア水、水、有81溶媒の何れ
かまたはそれらの混合物の反応用媒体中で下記する如き
モル比で反応させて得ることができる。 すなわち、反応槽にアンモニア水、水、有機溶媒の単独
もしくはそれらの混合物を反応用媒体として仕込み、こ
れに燐酸または/及びそのカルシウム塩と炭酸カルシウ
ムとを加えて、通常大気圧下にて反応用媒体を加熱し、
蒸発した反応用媒体は還流させる方法で反応させる。な
お、この際の燐酸または/及びそのカルシウム塩と炭酸
カルシウムの割合はカルシウムと燐の原子比がCa/P
として1.30〜l1.90好ましくは1.45〜1.
75の範囲で、また、炭酸根と燐の割合はCOs/PO
a として0.015〜1.90の範囲で実施される。 反応時間は、媒体がアンモニア水または水の場合は概ね
5〜8時間必要であり、反応用媒体が有機溶媒を含有す
る場合は約2時間もあれば十分である。 加熱終了後は生成したC0Apが析出しスラリー状とな
っているので、これを通常公知の方法で濾別・分離し、
乾燥すれば良い。 COApの原子比(Ca/P)は、理論的には5/3で
あるのでカルシウムと燐との反応時における原子比も5
/3ζ1.67が最適であるはずであるが、実際の反応
に際しては、原子比が上記の範囲内にあれば好適にC0
Apを合成することができる。 上記反応の原料として使用する燐酸または/及びそのカ
ルシウム塩としては、l1sPOn 、1InP tc
h、upos、P*Osb Ca(IltPO4)t
・1110 % Ca(POs)*、Ca11POn、
Ca1ll”04j 211tO1CazPtOy、C
a5(POa)t 、Ca111g (PO4) 、
・511gG、等が使用可能である。しかしながら、こ
れらの化合物は本発明において使用可能な原料の一部で
あって、これらに限定する必要はない、また、これらの
化合物は特に高純度のものを使用する必要はなく、通常
市販の工業用のもので十分である。今一つの原料である
炭酸カルシウムも同様に、工業用のもので十分である。 カルシウム源として、上記の如き燐酸のカルシウム塩の
外にCaOs Ca(Oll)t 、CaC1,Ca(
NOs)tl(CI+IC0O) tea等のカルシウ
ムの酸化物、水酸化物及び無機酸並びに有a酸のカルシ
ウム塩を使用することも可能である。 また、炭酸源として、本発明ではカルシウム原子の補給
にもなるので炭酸カルシウムを使用するがX*COs
、K11CO3、Na=COs、Na1lCO,、(N
IIJ zcOs、Nl1nllCOs等の炭酸塩や炭
酸ガスを使用しても差支えない。 本発明においては、炭酸カルシウムと上記の如き燐酸ま
たは/及びそのカルシウム塩の一種類以上を適宜選択し
て、カルシウムと燐の原子比Ca/Pが1.30〜1.
90.好ましくは1.45〜1.75となるように反応
槽に投入すればよい、また、上記炭酸カルシウムの投入
量を変化させることにより、生成するC0Ap中に含有
する炭酸根の含有量を!gIwiすることが可能であり
、この方法により炭酸根をCOsとして7.0重量%以
下の範囲で調節することができる。 本発明において、反応用媒体の使用量はその種類、反応
時の原料の種類、反応時の撹拌状態などによりそれぞれ
適性値が異なるが、いずれの条件においてもスラリー濃
度として5〜60重量%程度となる量が好ましい。 本発明において、CO静の製造の際に反応用媒体として
アンモニア水を使用する場合は、濃度が5〜28重盟%
のアンモニア水溶液を用いて、反応媒体のpl+を7〜
11の範囲で適宜調節して反応を行なう。 また反応用媒体として使用できる有機溶媒としては、例
えばベンゼン、トルエン、キシレン、ペンタン、ヘキサ
ン、ヘプタン、オクタン、デカン、各種石油ナフサや工
業用ガソリン等の芳香族及び脂肪族炭化水素類HIgo
−ブチルアルコール、n−アミルアルコール等のアルコ
ール類;トリエチルアミン、トリブチルアミン、エタノ
ールアミン等のアミン頬;エチルエーテル、エチルブチ
ルエーテルや各種セルソルブ、カルピトール等のエーテ
ル類;メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン等
のケトン類が挙げられる。しかしこれらは本発明におい
ては使用可能な有機溶媒の一例にすぎない。 かくして得られたCOApは、液体クロマトグラフィー
用、特に高速液体クロマトグラフィー用充填として使用
した場合、生体高分子物質の分離・精製に、従来の1I
Apを使用した場合よりも更に優れた性能を示す。 本発明において用いられるCOApの粒径については0
.5〜50p−の範囲のものを用いることが好ましい、
さらに好ましくは、2〜L5tt■のものが選択される
。 本発明においては、このCO静をカラムに充填して液体
クロマトグラフィー用カラムとするが、C0Apをカラ
ムに充填する方法としては、従来公知の湿式充填法(ス
ラリー法)等を使用できる。 すなわち、湿式充填法には平衡密度法、非平衡密度法、
高粘度法などがあるが、これらの中から充填材であるC
OApの粒径または/及び物理的強度を考慮し、適宜好
ましい充填法を選択すればよい。 COA、をIIPLcmカラムに充填するには、パッカ
ーと呼ばれる充填容器と高圧ポンプが必要である。 また、充填には充填用溶媒を用い、C0Apはこの溶媒
の1〜20重量%のスラリーとして上記パッカーに流し
込み、70〜350kg/cjの間の一定圧力で充填す
るのが望ましい。 上記の充填用溶媒としてはテトラブロモエタン、テトラ
クロロエチレン、四塩化炭素、メチルアルコール、エチ
ルアルコール、n−プロピルアルコール、イソプロピル
アルコール、水、アセトン、ジオキサン、クロロホルム
、テトラヒドロフラン、シクロヘキサノール、エチレン
グリコールなどが挙げられる。そして、これらの溶媒の
一種または二種以上を組み合わせればよい。 本発明の充填材を充填するカラムの材質、形状、大きさ
はその用途に応じて選択することができる。 すなわち、カラムの大きさについては、内径l■−程度
の小型分析用から内径10G−1以上の分取用のサイズ
のカラムに適用することができる。 例えば、lII’Lc用カラムの用台ラム内径3−有効
長さ30m5+程度の分析用カラム、内径7.6m■有
効長さ10G+s−程度の分析およびミクロ分取用カラ
ム、内径50〇−有効長さ500■−の大型分取用カラ
ムなどが例としてあげられる。 本発明の充填材はこれらの分析用小型カラムから分取用
大型カラムまでその分離特性のカラムのスケールに対す
る依存性が極めて少ない。 また、カラムの材質については通常液体クロマトグラフ
ィー用カラムに使われる材質、例えば、ステンレススチ
ール、ガラス、樹脂などの一般的な材質が使用てきる。 なお、本発明の充填材をnptc用のカラムに充填する
場合には、充填密度を0.5g/ c−以上とすると、
分離性能が更に向上するので好ましい、また、あまり充
填密度を上げるとカラムの通液抵抗が大きくなり好まし
くないので充填密度の上限は1.1g/ cd程度であ
る。 (実施例〕 以下、実施例により本発明を更に具体的に説明する。尚
、以下において%は重量%を表す。 製造例1 蒸留水2 N、 Ca(Off)*粉末74I!及びC
aCO5粉末68gを、撹拌機及び還流冷却器を備えた
有効容積3j!のセパラブルフラスコに仕込み、撹拌し
ながら更に濃度40%の113PO4水溶液200 a
tを15分間で添加した後、加熱して沸騰温度(約98
℃)で5時間反応させた。 反応終了後は生成物を冷却後、加圧濾過機で濾過・水洗
し、次いで130℃で16時間乾燥して白色の粉末を8
3g得た。 この粉末のX線回折図を第1図に示す。 第1図より明らかなようにX線回折図は回折角度20−
31.7.32.2.32.8ニ主ヒークを有し、A3
7Mカード9−432に記載のC0Apの特性回折ピー
クと一致した。また赤外吸収スペクトルを第2図に示す
、第2図より明らかなように1450cm−’、870
ell −’付近にC−0の吸収ピークが観察された。 CaO含有量はI!DT^キレート滴“定法により、
P2O,含有量は比色定量法により測定した。また二〇
C0Apの物性分析結果を第1表に示す。 製造例2 Ca (NOs) z粉末83.6gを溶解した水溶液
Inに濃度28%のアンモニヤ水を加えてpHIOに調
整した後、これを製造例1で使用したセパラブルフラス
コに仕込みよく撹拌した。 次いで、この水溶液に(Ni14) *IIPOm粉末
39.6gとNlI411COs粉末11.9gを溶解
させた混合水溶液12を5〜10 yd / m i
nの速度で徐々に添加した。しかる後これを撹拌しなが
ら加熱し、沸騰温度(約98℃)で5時間反応させた。 反応終了後は製造例1と同様にして、生成物を濾過・乾
燥して白色の粉末を38g得た。この粉末のX&’i回
折図を第3図に示す。 第3図より明らかなようにX線回折図の回折角度は第1
図と同じ主ピークを有し1.C11lpと特定される。 また赤外吸収スペクトルを第4図に示す。 第4図より明らかなように第2図と同様のC−0の吸収
ピークが観察された。またこのCa静の物性分析結果を
第1表に示す。 製造例3 Ca(Ilxl”04)t ・1lto 75.6g
5CaCO370,Og 、水100g及びn−ヘキサ
ン350gを、撹拌機及び還流冷却器を備えた有効容a
ll!のセパラブルフラスコに仕込み、撹拌しながら昇
温させ還流温度(63℃)以下で約2時間加熱し反応さ
せたのち、セパラブルフラスコ内の水分と1−ヘキサン
を蒸発させ、留出したn−ヘキサンと水に相当する容量
のn−ヘキサンを系内に加えながら加熱を行った。操作
が進行するに従ってセパラブルフラスコ内の温度が上昇
し、内温か68℃を越えた時点で加熱を中止して、生成
物を製造例1と同様に濾過・乾燥して白色の粉末を得た
。 この粉末について、製造例1と同様にX線回折及び赤外
吸収スペクトルによってCa静であることを確認した。 製造例4 Ca1lPO4+1.6g5CaCOz 40.0g
、水200g及び濃度28%のアンモニア水10gを、
製造例3で使用したセパラブルフラスコに仕込みよ(撹
拌した。しかる後、これを撹拌しながら昇温し、80〜
100″Cの温度で5時間反応させた。 反応終了後は製造例1と同様にして、生成物を濾過・乾
燥して白色粉末状のCa静を112gを得た。 このC0Apの物性分析結果を第1表に示す。 製造例5〜8 Ca(Ilxl’0n)z ・1Ito 、Ca1lP
O4+ 211tO1CallPO4、CaCO3の各
粉末、水及び有a溶媒を第2表に示した条件でセパラブ
ルフラスコに仕込み、第2表に示した以外の条件につい
ては、実施例1と同様な操作により白色粉末状のC0A
pを第1表に示す鼠を得た。このC0Apの物性分析結
果を第1表に示す。 製造例9 製造例2を50倍にスケールアップしてその再現性を&
1認した。即ち、Ca (NOs) を粉末4.18f
tgを溶解した水溶液502に濃度28%のアンモニヤ
水を加えてpHioに調整した後、これを撹拌機及び還
流冷却器を備えた有効容積50ffiのステンレス製反
応槽へ仕込みよく撹拌した。 次いで、この水溶液に(NII4) dir’on粉末
1.98kgとN11illCOs粉末595gを溶解
させた混合水溶液50ffiを250〜500 m/■
inの速度で徐々に添加した。以下、製造例2と同様の
操作を行い、白色粉末状のCO^pを第1表に示す債得
た。このcoipの物性を第1表に示す。 比較製造例1 従来法による方法(A、ティセリウス(A、Ti5e、
1jus) )らの方法Arch、 [liochem
、 l1iophys、 、 65+ 132(19
56)に従ってIIApを以下のようにして合成した。 有効容463Nのフラスコへ濃度0.5*ol/j!の
CaC1,を水溶液夏lと濃度0.5mol/j!のN
azlll’04水溶液12を毎分120滴の割合で同
時に滴下し、撹拌棒でゆっ(りと撹拌しながら反応を行
なった。 滴下終了後、上澄み液をデカンテーションにより除去し
、残留した沈殿物を4回、各々2j!の蒸留水で洗浄し
た0次にこの沈殿物に22の蒸留水を加え、更に濃度4
0%のNa0II水溶液を50m1加えた後1時間沸騰
した。 反応液を冷却後再びデカンテーションにより上澄液を除
き、再度21の蒸留水で4回洗浄した。 次にpH6,8で濃度0.01mol/ lの燐酸ナト
リウム緩衝液を21加え沸騰する直前まで加熱した。こ
の操作を2度繰返すが、沸騰時間は各々5分と15分に
した0次に、pH6,8で濃度0.01mol/ 1.
の燐酸ナトリウム緩衝液を22加え2度清謄(各15分
間)させて第1表に示す量のIIAρ3Ggを得た。 このようにして得られた11^pはpH6,8で濃度0
.001 mol/j!の燐酸ナトリウムrAilj液
に入れ、冷蔵庫にて保存した。 その結果第1表に示す物性の11^pを得た。またこの
IIAρの赤外吸収スペクトルを第5図に示すが、第5
図からも明らかなように、炭酸根(C−0)の吸収スペ
クトル(1450c+*−’、870 cta−’付近
)は見られなかった。 実施例1〜2 内径7.6 +u+、長さ100− のIlr’l、
C用金屈カラムへ、製造例1及び2により得られたC0
Apを通常の方法により10 kg/d−Gの圧力でそ
れぞれ充填し、2種のカラムを作成した。充填終了後各
カラムをIIPLC装置に装着した0両カラムとも充填
密度は0.52g/cdであった。 各カラムの分離能の評価を行なうためトリプトファン(
0,16%)、牛血清アルブミン(4,6%)、リゾチ
ウム(2,0%)、及びチトクロムC(1,0%)を含
有する混合溶液を標準試料として用いて展開を行なった
。展開は、燐酸緩衝液10mM (pH6,8)と35
0 a+M(pH6,8)による直線濃度勾配法により
行ない、上記標準試料を10.0μl注入した。また、
流速はIm l /winになるように7.5kg/c
+Jの展開圧とした。 タンパク質の検出は、280n腸の吸光度を測定した。 製造例1で得たCOAρを有するカラムで得られたクロ
マトグラムを第6図に、製造例2で得たCO静を有する
カラムで得られたクロマトグラムを第7図に示す、第6
図及び第7図からも明らかなように、主なピークが4カ
所にあられれており、標準試料である4成分がきれいに
分離されていることがわかった。各ピークは左側からト
リプトファン、牛血清アルブミン、リゾチウム、チトク
ロムCに対応するピークであることを確認した。尚、チ
トクロムCには、2種の異性体がありピークが2つに分
離している。 実施例3〜4 製造例2及び9で得られたCO静を用い、以下に示すカ
ラムクロマトの操作手順に従うて牛血清アルブミンの精
製を行なった。即ち、CO^p各10gを5007のビ
ーカーにとり、イオン交換水(以下単に水と略記する)
を静かに加え、ゆっくり撹拌した。 10分間静置後デ
カンテーションした。この艮作を上澄みが清澄になるま
で繰り返した。その後、直径10m■のクロマトグラフ
ィー川(LC用)のガラスカラムに懸濁したCO静を重
層した(充填高さ100〜121)+■)、その後CO
静が充填されたガラスカラムの洗浄を水で行ない、同時
に流速の測定を行なった(約10d/hになるように充
填する)0次に1%牛血清アルブミン水溶液IJdをカ
ラムに通し、カラム内のC0Apに牛血清アルブミンを
吸着させた。この時の操作はすべて室温で行なった0次
に吸着させた牛血清アルブミンをカラムから溶出するた
め、燐酸ナトリウム緩衝液(pl+6.8)で展開を行
なった。?8出液は重量分W型のフラクシッンコレクタ
ーで収集した(l試験管あたり2.5gの溶出液)、得
られた溶出液の吸光度は紫外部2B0nmで測定した。 !5造例2で得られたCOA、を有するカラムでの結果
を第8図に、製造例9で得られたCO静を有するカラム
での結果を第9図に示す、第8図、第9図から本発明の
coApは比較製造例のアパタイトを用いた場合の第1
1図に比べてシャープなりロマトパターンが得られてお
り優れた分解能を示し、吸脱着に優れているのがわかる
。 実施例5 内径7.6ms、長さ10hmのIIPLc用カラムに
、10kg/ d−Gの圧力で製造例3により得られた
C0Apを、実施例1及び2と同様の方法で充填し、そ
れ以降の操作は、実施例1及び2と同様にしてIIPL
c川カラム用操作を行なった。充填密度は0.52g/
cjであった。各ピークの保持時間及び半値幅によりそ
の結果を第3表に示す、第3表かられかる通り実施例1
及び2で得られたクロマトグラムと同じ結果を示した。 実施例6 内径7.6 as、長さ100− のIIPLC川カ
ラム用、80kg/ cd−Gの圧力で製造例6により
得られたC0Apを充填し、それ以降の操作は、実施例
I及び2と同様にしてIIPLc用カラム操作を行なっ
た。充Iavi度は0.60g/dであった。その結果
を実施例5と同様に第3表に示す、第3表からもわかる
通り、実施例1及び2で得られたクロマトグラムと同じ
結果を示した。 実施例7 実施@6で使用したカラムに対し、標準試料の分離を3
00回行なった。300回目に得られたクロマトグラム
の結果を実施例5と同様に第3表に示す、第3表からも
わかる通り、本発明のカラムは300回の繰返し使用に
対しても良い分離能を示し、優れた耐久性をもっている
ことがわかる。 実゛施例8 内径7.6 mm、長さ100m−のIIPLC用カラ
ムシカラム0kg/d−Gの圧力で製造例7により得ら
れたCOA。 を密度1.03g/c−に充填し、それ以降の操作は実
施例!及び2と同様な操作でIIPLC用カラムシカラ
ム行なった。その結果を実施例5と同様に第3表に示す
。 第3表から、高い圧力でcoApをカラムへ充填してい
るにも拘らず、実施例5及び6で得られたクロマトグラ
ムと同じ結果を示し、耐圧性にぼれていることがわかる
。 実施例9 内径21m5+、長さ2501曽の分取用カラムに、8
0kg/cd−Gの圧力で、製造例5に従って得たco
Apを密度0.62g/cjに充填し、操作法は実施例
1及び2と同様な方法でIIPLc用カラムの操作を行
なった。ただし標準試料は70μl注入した。これによ
り得られたクロマトグラムの結果を実施例5と同様に第
3表に示す、第3表の結果から本発明のカラムによれば
通常のIII’LCと同じ結果が得られ、分取用として
も十分使用可能であることがわかる。 実施例10 内径7.6 vgm、長さ100mmのIIPLc用カ
ラムに、80kg /cd−Gの圧力で、製造例7に従
って得たCOA、を密度0.58g/cjに充填し、そ
れ以降の操作は実施例1及び2と同様に行なった。ただ
し展開中の流速が3.4 d/sinになるように圧力
を50kg/cj−Hに調整した。これにより得られた
クロマトグラムの結果を実施例5と同様に第3表に示す
、第3表からもわかる通り、分離を短詩r11で行なわ
れたにも拘らず、各々の4つのピークがきれいに分離し
ていることがわかる。 実施例11 実施例5で使用したllr’Lcカラムを用い、核酸に
対する分離能の評価を炭酸塩を展開液として行なった。 核酸のサンプルには米国シグマ社製の子牛胸腺デオキシ
リボ核酸(DN^)を使用し、展開は蒸留水と炭酸水素
アンモニウム水溶液2M (al17.8)による直線
濃度勾配法により行ない、上記サンプルを10、O#
lカラムに注入した。また、流速はlaf/鰺inにな
るように7.5kg/cd−Gの展開圧とした。 核酸の検出は260n−の吸光度を測定した。このカラ
ムにより得られたクロマトグラムを第10図に示す、第
10図からもわかるように主なピークが2カ所にあられ
れ、一部熱処理を行ない一本鎖となった核酸が、二本鎖
のそれときれいに分離されていることがわかる。さらに
それぞれのピーク分取液にエタノールを加え、核酸を糸
状沈殿物として直接回収した。 実施例12 標準試料による分離能評価を終えた実施例6で使用した
カラムについて、実施例11の操作を50回行なった0
本操作終了後、再度、標準試料による分離能評価を行な
ったところ、カラムの劣化は全(見られなかった。 比較例1 比較製造例!に従って得た旧ρを用い、以下、実施例3
及び4と全く同一の方法で、牛血清アルブミンの分離を
行なった。得られた結果を第11図に示す。 実施例3及び4″29はすぐれた分離能を示し、吸脱着
にすぐれているのに対し、比較製造例1に従って得た炭
酸根を含有していないIIAρは、第11図から回収量
が劣ることがわかる。 比較列2 比較製造例1に従って得た11静を内径7.6111m
、長さ1001−のカラムに充填し、その後の操作は実
施例4と同様な操作で標準試料の分に1を行った。 尚、この時の充填密度は0.28gノcIIであった。 また流速を1M1/−蓋nにするため、1kg/d−G
の圧力になるように調整を行なったが、IIPLCとし
ては低圧になるため、操作に困難をきたした。 これにより得られたクロマトグラムを第12図に示す、
第12図と第6図及び第7図との比較からもわかる通り
、従来法に従って得た1■静を充填したものは、全体的
にブロードなピークを示した。 比較例3 比較製造例1に従って得たIIApを、内径7.6 m
s+、長さ100■鵬のカラムに充填圧力15kg/c
j−Gで充填した。しかし内部で結晶が破壊され目づま
りが生じ、展開を行うことができなかった。 比較例4 比較製造例1に従って得た1■静を、内径7.6 mm
、長さ100+*■のカラムに充填して、実施例12と
同様な操作を行なったが、二回目でカラム圧力が上昇し
展開が不可能となった。 〔発明の効果〕 以上詳細に説明したように、本発明は炭酸根をCOlと
して0.5重量%以上含有したCOA、をLC用または
Ill”LC用カラムの充填剤として使用する、また、
このC0Apを充填してなるカラムの発明である。 従来LC用またはIll”LC用カラムは充填材が11
^pであるので、分離能にやや問題があると共に、耐圧
・耐久性に劣るという問題があった。また、11静が品
質的に再現性良く製造できないという重大な問題もあっ
た。 これに対し本発明の充填材はCO^ρであるので分+1
!Iftmが偏れており、また結晶の強度が大きいため
耐圧・耐久性にも優れている。従って、200回以上の
繰返し使用が可能で、優れた耐久性を持っている0以上
のことから、本発明のCOApは特にIIr’LC用充
填材として使用した場合、充填密度を0.5ε/d以上
とすることができるので、III’LC特有の展開条件
下で一層向上した分離能を示すのである。 さらに、従来のlIr’Lc用カラムは耐圧・耐久性に
劣るのに対し、本発明のカラムにおいてはC0Ap結晶
が破壊されにくく、従って、容易に0.55/cd以上
の密度で充填することができ、カラムの強度も大で少な
くともIIPLCの実質的な充填圧力である10kg/
cシを満足し、さらに500kg/cd以上の高い圧力
をかけても充填材であるCO静静体体は全く支障がない
。 また、本発明のCO静は従来のIIAI)と異なり結晶
を配向させながらIIPLCmカラムに充填するという
煩雑な操作を必要としないので、節単にカラム充填が行
なえるという利点がある。さらに圧力の調整により流速
制御ができるので展開液も従来品に比べ少量で済むとい
う利点もある。さらにまた、本発明のカラムは分析を目
的としたIIPLc用カラム以外に、分取を目的とした
分取用+1PLc用カラムとしても好適に使用でき、必
要とされる試料を短時間のうちに純度よく分離・精製す
ることが可能であるのである。 また、1■静を充填した従来のカラムを使用して分取を
行なう場合、分取したサンプルの溶離液として通常燐酸
塩の液が使用される関係上、溶離後の処理として脱塩を
必要とする場合もしばしばあるが、この場合分離操作自
体は短時間であっても、後処理を含めると決して短時間
とはいえなかった。しかし本発明では充填材としてCO
Apを使用しているので、溶離液としてこれまで不向き
と考えらていた、揮発性の炭酸塩系溶離液が使用可能で
あるので、後処理の時間を大幅に短縮できるという利点
も有している。この点は特に核酸を分離・精製する際に
威力を発揮する。 即ち、核酸類としてたとえばプラスミドDNAを分離・
精製する場合は、分離後最終的には分取液にエタノール
を加え核酸を沈殿させ回収保存される。しかしこの操作
は燐酸塩を含む液では燐酸塩も共に析出沈殿するので前
処理として燐酸塩の脱塩が必要であった。しかしながら
ここで揮発性塩を使用すれば、直接エタノール添加によ
る沈殿析出が実施可能であり、合計の処理時間が大幅に
軽減される。 ここで脱塩処理とは、透析のことを指し、溶離液に燐酸
を使用した場合、この処理には通常15〜24時間を必
要としていたが、本発明では炭酸塩系溶離液が使用可能
であるので、この脱塩処理時間は1時間以内と大幅に短
時間で完了することができる。この炭酸塩系溶離液の使
用はC0Apの如く炭酸根を含有するアパタイトを使用
することで初めて達成できるものであり、従来の如き1
1^pでは達成できない。 以上種々列記した通り、LC用及びIII’LCmカラ
ムの充填材にCO^pを使用することにより種りの効果
があり、その産業上の利用可能性はきわめて大なるもの
であるといわざるを得ない。
第1図及び第3図はそれぞれ製造例1及び製造例2で得
られた本発明のCO^pのX線回折図である。 第2図及び第4図はそれぞれ製造例1及び製造例2で得
られたCO静の赤外吸収スペクトルを表す図である。第
5図は比較製造例1で得られたIIApの赤外吸収スペ
クトルを表す図である。 第6図及び第7図はそれぞれ実施例1及び実施例2で行
なったllr’Lc用カラムによる牛血清アルブミンを
展開して得られたクロマトグラムである。 第8図及び第9図はそれぞれ実施例3及び実施例4で行
なったLC用カラムによる牛血清アルブミンを展開して
得られたクロマトグラムである。 i10図は実施例11で行なったIIPLC用カラム用
法ラム酸を展開して得られたクロマトグラムである。 第11図は比較例1で行なったLC用ガラスカラムによ
る牛血清アルブミンを展開して得られたクロマトグラム
である。第12図は比較例2で行なったIIPLCmカ
ラムによる牛血清アルブミンを展開して得られたクロマ
トグラムである。 特許出願人 三井東圧化学株式会社
られた本発明のCO^pのX線回折図である。 第2図及び第4図はそれぞれ製造例1及び製造例2で得
られたCO静の赤外吸収スペクトルを表す図である。第
5図は比較製造例1で得られたIIApの赤外吸収スペ
クトルを表す図である。 第6図及び第7図はそれぞれ実施例1及び実施例2で行
なったllr’Lc用カラムによる牛血清アルブミンを
展開して得られたクロマトグラムである。 第8図及び第9図はそれぞれ実施例3及び実施例4で行
なったLC用カラムによる牛血清アルブミンを展開して
得られたクロマトグラムである。 i10図は実施例11で行なったIIPLC用カラム用
法ラム酸を展開して得られたクロマトグラムである。 第11図は比較例1で行なったLC用ガラスカラムによ
る牛血清アルブミンを展開して得られたクロマトグラム
である。第12図は比較例2で行なったIIPLCmカ
ラムによる牛血清アルブミンを展開して得られたクロマ
トグラムである。 特許出願人 三井東圧化学株式会社
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1)炭酸根をCO_3として0.5重量%以上含有した
ヒドロキシアパタイトからなることを特徴とする液体ク
ロマトグラフィー用充填材。 2)炭酸根をCO_3として0.5重量%以上含有した
ヒドロキシアパタイトを充填してなることを特徴とする
液体クロマトグラフィー用カラム。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63117096A JPH0743358B2 (ja) | 1988-05-16 | 1988-05-16 | 液体クロマトグラフィー用充填材及びカラム |
| EP89304946A EP0342932A1 (en) | 1988-05-16 | 1989-05-16 | Solid support and column for liquid chromatography |
| KR1019890006667A KR910003119B1 (ko) | 1988-05-16 | 1989-05-16 | 액체 크로마토 그래피용 충전재 및 컬럼 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63117096A JPH0743358B2 (ja) | 1988-05-16 | 1988-05-16 | 液体クロマトグラフィー用充填材及びカラム |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01287462A true JPH01287462A (ja) | 1989-11-20 |
| JPH0743358B2 JPH0743358B2 (ja) | 1995-05-15 |
Family
ID=14703300
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63117096A Expired - Lifetime JPH0743358B2 (ja) | 1988-05-16 | 1988-05-16 | 液体クロマトグラフィー用充填材及びカラム |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| EP (1) | EP0342932A1 (ja) |
| JP (1) | JPH0743358B2 (ja) |
| KR (1) | KR910003119B1 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH08193997A (ja) * | 1995-01-18 | 1996-07-30 | Mitsubishi Materials Corp | 活性型TGF−β1の吸着剤、活性型TGF−β1の検査法及び癌の検査法 |
| JPH08198610A (ja) * | 1995-01-18 | 1996-08-06 | Mitsubishi Materials Corp | Oh基炭酸水酸アパタイトを用いたカラム剤 |
| US5691453A (en) * | 1995-06-07 | 1997-11-25 | Biopure Corporation | Separation of polymerized hemoglobin from unpolymerized hemoglobin on hydroxyapatite using HPLC |
| CN104667874B (zh) * | 2015-02-21 | 2017-06-30 | 桂林理工大学 | 羟基磷灰石改性桉木结构复合重金属吸附剂的制备方法 |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60143762A (ja) * | 1983-10-03 | 1985-07-30 | Mitsui Toatsu Chem Inc | クロマトグラフイ−用ヒドロキシアパタイト |
| JPS6413453A (en) * | 1987-07-08 | 1989-01-18 | Asahi Optical Co Ltd | Packing agent for liquid chromatography |
| JPH01162148A (ja) * | 1987-12-18 | 1989-06-26 | Asahi Optical Co Ltd | 液体クロマトグラフィー用充填剤およびその製法 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4481175A (en) * | 1982-12-14 | 1984-11-06 | Mitsui Toatsu Chemicals, Inc. | Process for preparing apatite |
| JP5318002B2 (ja) * | 2010-02-19 | 2013-10-16 | ユニ・チャーム株式会社 | マスク |
-
1988
- 1988-05-16 JP JP63117096A patent/JPH0743358B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1989
- 1989-05-16 KR KR1019890006667A patent/KR910003119B1/ko not_active Expired
- 1989-05-16 EP EP89304946A patent/EP0342932A1/en not_active Withdrawn
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60143762A (ja) * | 1983-10-03 | 1985-07-30 | Mitsui Toatsu Chem Inc | クロマトグラフイ−用ヒドロキシアパタイト |
| JPS6413453A (en) * | 1987-07-08 | 1989-01-18 | Asahi Optical Co Ltd | Packing agent for liquid chromatography |
| JPH01162148A (ja) * | 1987-12-18 | 1989-06-26 | Asahi Optical Co Ltd | 液体クロマトグラフィー用充填剤およびその製法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| KR900017632A (ko) | 1990-12-19 |
| JPH0743358B2 (ja) | 1995-05-15 |
| KR910003119B1 (ko) | 1991-05-20 |
| EP0342932A1 (en) | 1989-11-23 |
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