JPH0128799B2 - - Google Patents
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- JPH0128799B2 JPH0128799B2 JP7989681A JP7989681A JPH0128799B2 JP H0128799 B2 JPH0128799 B2 JP H0128799B2 JP 7989681 A JP7989681 A JP 7989681A JP 7989681 A JP7989681 A JP 7989681A JP H0128799 B2 JPH0128799 B2 JP H0128799B2
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- Japan
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- weight
- parts
- group
- composition according
- carbon atoms
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Description
本発明は、電子機器などのスイツチの銀接点の
保護用組成物に関する。 従来、接点の保護には鉱油系のグリースが使わ
れてきた。しかし、鉱油系のグリースを用いた場
合、接点の銀表面のメツキ状態を改良しても、接
触抵抗は不安定である。また、リン青銅や洋白を
素地にした銀接点においては、耐硫化性の悪さも
問題となつていた。 近年、よく用いられるようになつたシリコーン
グリースはこのような問題点をかなりの程度解決
するものであるが、それでもまだ十分とは言えな
いため、特公昭51−33254号公報では、ポリオル
ガノシロキサンの脂防酸エステルとメルカプタン
類を添加して、耐硫化性と接触抵抗の安定性を改
良し、性能不良となつた接点の性質を復活させる
機能を有するシリコーングリースを提案してい
る。しかし、それでも、経時的な動作不良の改良
は満足されるほどには至らなかつた。 また、最近のスイツチの小型化の傾向に伴つ
て、接点圧をより軽くしたものが市場の主流を占
め始めてきている。しかし、接点圧が軽すぎる
と、シリコーングリースの経時的な潤滑性低下に
より、スイツチを押した後、スイツチが戻らなく
なる現象(この現象をカジリという)が起こる。 本発明者らは、動植物油脂またはオレフインの
硫化物とメルカプタンを配合したシリコーングリ
ースをスイツチの銀接点に塗布することにより、
銀接点表面での潤滑性が著しく向上し、銀接点の
動作寿命を延ばし、動作不良を防げることを見出
して、本発明を成すに至つた。 すなわち本発明は、 (A) 一般式
保護用組成物に関する。 従来、接点の保護には鉱油系のグリースが使わ
れてきた。しかし、鉱油系のグリースを用いた場
合、接点の銀表面のメツキ状態を改良しても、接
触抵抗は不安定である。また、リン青銅や洋白を
素地にした銀接点においては、耐硫化性の悪さも
問題となつていた。 近年、よく用いられるようになつたシリコーン
グリースはこのような問題点をかなりの程度解決
するものであるが、それでもまだ十分とは言えな
いため、特公昭51−33254号公報では、ポリオル
ガノシロキサンの脂防酸エステルとメルカプタン
類を添加して、耐硫化性と接触抵抗の安定性を改
良し、性能不良となつた接点の性質を復活させる
機能を有するシリコーングリースを提案してい
る。しかし、それでも、経時的な動作不良の改良
は満足されるほどには至らなかつた。 また、最近のスイツチの小型化の傾向に伴つ
て、接点圧をより軽くしたものが市場の主流を占
め始めてきている。しかし、接点圧が軽すぎる
と、シリコーングリースの経時的な潤滑性低下に
より、スイツチを押した後、スイツチが戻らなく
なる現象(この現象をカジリという)が起こる。 本発明者らは、動植物油脂またはオレフインの
硫化物とメルカプタンを配合したシリコーングリ
ースをスイツチの銀接点に塗布することにより、
銀接点表面での潤滑性が著しく向上し、銀接点の
動作寿命を延ばし、動作不良を防げることを見出
して、本発明を成すに至つた。 すなわち本発明は、 (A) 一般式
【式】
(ただし、R1は炭素数1〜30のアルキル基、
R2は炭素数1〜3のアルキル基、アルケニル
基、および置換または非置換のアリール基から
成る群より選ばれる1価の基、a+bは1.9〜
2.7の数を示し、nは下記の粘度を満足させる
正数である)で表わされ、25℃における粘度が
10〜100000cStであるポリオルガノシロキサン
100重量部、 (B) 増稠剤0.01〜50重量部、 (C) 一般式R3SH(ただし、R3は炭素数10〜22の
飽和または不飽和の1価の炭化水素基を示す)、
および一般式HSR4SH(ただし、R4は炭素数3
〜16の飽和または不飽和の2価の基を示す)で
表わされる化合物から成る群より選ばれるオル
ガノチオール化合物0.01〜3重量部、および (D) 動植物性油脂またはオレフインの硫化物001
〜10重量部 から成ることを特徴とする銀接点保護用組成物に
関する。 本発明において使用される(A)成分は、一般式
R2は炭素数1〜3のアルキル基、アルケニル
基、および置換または非置換のアリール基から
成る群より選ばれる1価の基、a+bは1.9〜
2.7の数を示し、nは下記の粘度を満足させる
正数である)で表わされ、25℃における粘度が
10〜100000cStであるポリオルガノシロキサン
100重量部、 (B) 増稠剤0.01〜50重量部、 (C) 一般式R3SH(ただし、R3は炭素数10〜22の
飽和または不飽和の1価の炭化水素基を示す)、
および一般式HSR4SH(ただし、R4は炭素数3
〜16の飽和または不飽和の2価の基を示す)で
表わされる化合物から成る群より選ばれるオル
ガノチオール化合物0.01〜3重量部、および (D) 動植物性油脂またはオレフインの硫化物001
〜10重量部 から成ることを特徴とする銀接点保護用組成物に
関する。 本発明において使用される(A)成分は、一般式
【式】(ただし、R1、R2、a、
bおよびnは前述のとおり)で表わされるポリオ
ルガノシロキサンである。R1の炭素数が多すぎ
ると取扱いに不便であり、熱安定性が低下するの
で、炭素数は30以下に限られるが、メチル基、エ
チル基、プロピル基、ブチル基、ペンチル基、ヘ
キシル基、オクチル基、ノニル基、デシル基、ド
デシル基など、炭素数14以下のものが好ましい。
R2としては、メチル基、エチル基、プロピル基、
ビニル基、フエニル基、塩素化フエニル基、ヨウ
素化フエニル基、臭素化フエニル基などが挙げら
れるが、合成のしやすさ、耐熱性からメチル基が
好ましい。分子構造は、直鎖、環状、または若干
の分枝が含まれるもののいずれでもよいが、a+
bの値が1.9より小さいとグリースが硬くなるの
で使用できず、2.7より大きいと当該(A)成分の後
述の粘度範囲が得られない。ベースオイルとして
の流動性と合成しやすから直鎖状が好ましい。直
鎖状分子のシロキシ単位としては、R1R2SiO、
R1 2SiO、R2 3SiO1/2などを含んでよいが、合成の容
易さから一般式R2 3SiO(R1R2SiO)p(R2SiO)qSiR2 3
(p、qは上述のa、b、nに関する条件を満た
す整数である)で表わされるポリオルガノシロキ
サンがもつとも好ましい。(A)成分の粘度は、25℃
において10〜100000oStであり、20〜10000の範
囲が好ましい。10cStより低いと、この成分がグ
リースから分離しやすくなる、揮発性が大きい、
グリースが流れやすくなる、などの問題が起こ
り、100000cStより高いと、接点の潤滑性が悪く
なる。 本発明において使用される(B)の増稠剤は、(A)成
分のポリオルガノシロキサンに適度の稠度を付与
するもので、シリカ微粉末、金属セツケン、カー
ボン、グラフアイト、タルク、有機変性ベントナ
イト、ユリア樹脂、フツ素樹脂、二硫化モリブデ
ンなどが例示される。これらの増稠剤は、(A)成分
100重量部に対し0.01〜50重量部の範囲内で選択
されることが必要である。0.01重量部未満では適
当な稠度が得られず、接点に塗布した際、流出、
層分離などの原因になり、不適当である。また、
50重量部を越えると、流れ不良だけでなく、潤滑
性の低下を招くため、不適当である。これらの増
稠剤の中で、シリカ微粉末と金属セツケンは特に
有効である。前者は配合量が多くなると著しく潤
滑寿命を損なうけれども、適度な配合量を選ぶな
らば、粒径が数mμ〜数μと小さいので、接点圧
の低い接点でも安定な接触抵抗を与える点と、銀
接点の表面がガスによる汚染や表面摩耗により化
学的また物理的に変化した場合、シリカ微粉末が
その表面を削り取る点で有効である。シリカ微粉
末は一般に0.1〜10重量部の範囲で用いることが
望ましい。後者は、シリコーン油中では、種々の
増稠剤の中でもつともすぐれた潤滑性を与える。
さらに、金属セツケンの中でもアルミニウムセツ
ケンは、きわめて接触抵抗が安定な数値を示す点
ですぐれている。シリカ微粉末と金属セツケンは
それぞれ単独で使用してもよいが、混合して使用
してもよい。 本発明で使用する(C)成分のオルガノチオール化
合物は、一般式R3SH(R3は前述のとおり)、また
はHSR4SH(R4は前述のとおり)で表わされる。 一般式R3SH(R3は前述のとおり)で表わされ
るオルガノチオール化合物(オルガノメルカプタ
ン)は、炭素数10〜22、好ましくは18〜22の範囲
のものである。炭素数が10未満では蒸気圧が低い
ため室温において揮発しやすいので不適当であ
り、炭素数24以上のオルガノメルカプタンを使つ
たシリコーングリースは、接触抵抗がはなはだ不
安定となる傾向があるので不適当である。これら
の条件を満たすオルガノメルカプタンの例として
は、デシルメルカプタン、ドデシルメルカプタ
ン、n−テトラデシルメルカプタン、tert−テト
ラデシルメルカプタン、ヘキサデシルメルカプタ
ン、オクタメデシルルカプタン、イソオクタデシ
ルメルカプタン、cis−9−オクタデセニルメル
カプタン、エイコシルメルカプタン、ドコシルメ
ルカプタンなどが挙げられる。また、炭素数が寄
数のオルガノメルカプタンは工業的に得にくい。
上記のオルガノメルカプタンのうち、炭素数18〜
22の範囲のものが好ましい。炭素数が16以下では
耐硫化性が十分でなく、70℃付近の温度まで使用
されるチユーナー、スイツチの電子機器類におい
ては、経時的に蒸発してゆき、安定な耐硫化性を
与えるだけの最が維持されなくなるからである。 一般式HSR4SH(R4は前述のとおり)で表わさ
れるオルガノチオールは、炭素数3〜16の範囲の
ものである。炭素数が3未満では蒸気圧が低いた
め室温において揮発しやすいので不適当であり、
炭素数が16を越えると接触抵抗がはなはだ不安定
となる傾向があるので不適当である。これらのオ
ルガノジチオールの例として、1,3−プロペニ
ルジチオール、1,4−プテニルジチオール、
1,5−ペンチルジチオール、1,6−ヘキシル
ジチオール、1,8−オクチルジチオール、1,
10−デシルジチオール、1,12−ドデシルジチオ
ール、1,14−テトラデシルジチオールなどが挙
げられる。 このような(C)成分の添加量は、(A)成分100重量
部に対して0.01〜3重量部、好ましくは0.1〜5
重量部の範囲である。添加量が0.01重量部未満で
は添加配合の効果が認められず、3重量部を越え
るとグリースの接触抵抗が0℃付近の温度で著し
く不安定になり、さらに銀接点の摩耗が激しくな
り、導電不良となる場合もある。 本発明の(D)成分は、本発明の目的である電気接
点の潤滑寿命を長くするために必要な成分であつ
て、動物性油脂、植物性油脂、またはオレフイン
をイオウと反応させて得られる硫化物である。(D)
成分は、(A)成分100重量部に対して0.01〜10重量
部の範囲で用いることが必要であり、さらに0.1
〜3重量部の範囲内で用いることが好ましい。添
加量が0.01重量部未満では添加配合の効果が認め
られない。また、10重量部を越える量では、電気
接点部の接触抵抗が不安定になるばかりでなく、
シリコーングリースの特徴である広範囲の温度下
での使用が著しく損なわれることから不適当であ
る。 (A)〜(D)成分から成る組成物をスイツチの銀接点
に塗布することにより、銀接点表面での潤滑性と
その耐久性が著しく向上し、その結果、銀接点の
動作寿命を延ばし、動作不良を防ぐことができ
る。 以下、実施例により本発明を説明する。実施例
中では、部はすべて重量部を示す。 実施例 ベースオイルとして第1表に両末端トリメチル
シリル末基閉塞ポリジオルガノシロキサンを用い
た。ただし、F−3は分岐状のポリオルガノシロ
キサンである。
ルガノシロキサンである。R1の炭素数が多すぎ
ると取扱いに不便であり、熱安定性が低下するの
で、炭素数は30以下に限られるが、メチル基、エ
チル基、プロピル基、ブチル基、ペンチル基、ヘ
キシル基、オクチル基、ノニル基、デシル基、ド
デシル基など、炭素数14以下のものが好ましい。
R2としては、メチル基、エチル基、プロピル基、
ビニル基、フエニル基、塩素化フエニル基、ヨウ
素化フエニル基、臭素化フエニル基などが挙げら
れるが、合成のしやすさ、耐熱性からメチル基が
好ましい。分子構造は、直鎖、環状、または若干
の分枝が含まれるもののいずれでもよいが、a+
bの値が1.9より小さいとグリースが硬くなるの
で使用できず、2.7より大きいと当該(A)成分の後
述の粘度範囲が得られない。ベースオイルとして
の流動性と合成しやすから直鎖状が好ましい。直
鎖状分子のシロキシ単位としては、R1R2SiO、
R1 2SiO、R2 3SiO1/2などを含んでよいが、合成の容
易さから一般式R2 3SiO(R1R2SiO)p(R2SiO)qSiR2 3
(p、qは上述のa、b、nに関する条件を満た
す整数である)で表わされるポリオルガノシロキ
サンがもつとも好ましい。(A)成分の粘度は、25℃
において10〜100000oStであり、20〜10000の範
囲が好ましい。10cStより低いと、この成分がグ
リースから分離しやすくなる、揮発性が大きい、
グリースが流れやすくなる、などの問題が起こ
り、100000cStより高いと、接点の潤滑性が悪く
なる。 本発明において使用される(B)の増稠剤は、(A)成
分のポリオルガノシロキサンに適度の稠度を付与
するもので、シリカ微粉末、金属セツケン、カー
ボン、グラフアイト、タルク、有機変性ベントナ
イト、ユリア樹脂、フツ素樹脂、二硫化モリブデ
ンなどが例示される。これらの増稠剤は、(A)成分
100重量部に対し0.01〜50重量部の範囲内で選択
されることが必要である。0.01重量部未満では適
当な稠度が得られず、接点に塗布した際、流出、
層分離などの原因になり、不適当である。また、
50重量部を越えると、流れ不良だけでなく、潤滑
性の低下を招くため、不適当である。これらの増
稠剤の中で、シリカ微粉末と金属セツケンは特に
有効である。前者は配合量が多くなると著しく潤
滑寿命を損なうけれども、適度な配合量を選ぶな
らば、粒径が数mμ〜数μと小さいので、接点圧
の低い接点でも安定な接触抵抗を与える点と、銀
接点の表面がガスによる汚染や表面摩耗により化
学的また物理的に変化した場合、シリカ微粉末が
その表面を削り取る点で有効である。シリカ微粉
末は一般に0.1〜10重量部の範囲で用いることが
望ましい。後者は、シリコーン油中では、種々の
増稠剤の中でもつともすぐれた潤滑性を与える。
さらに、金属セツケンの中でもアルミニウムセツ
ケンは、きわめて接触抵抗が安定な数値を示す点
ですぐれている。シリカ微粉末と金属セツケンは
それぞれ単独で使用してもよいが、混合して使用
してもよい。 本発明で使用する(C)成分のオルガノチオール化
合物は、一般式R3SH(R3は前述のとおり)、また
はHSR4SH(R4は前述のとおり)で表わされる。 一般式R3SH(R3は前述のとおり)で表わされ
るオルガノチオール化合物(オルガノメルカプタ
ン)は、炭素数10〜22、好ましくは18〜22の範囲
のものである。炭素数が10未満では蒸気圧が低い
ため室温において揮発しやすいので不適当であ
り、炭素数24以上のオルガノメルカプタンを使つ
たシリコーングリースは、接触抵抗がはなはだ不
安定となる傾向があるので不適当である。これら
の条件を満たすオルガノメルカプタンの例として
は、デシルメルカプタン、ドデシルメルカプタ
ン、n−テトラデシルメルカプタン、tert−テト
ラデシルメルカプタン、ヘキサデシルメルカプタ
ン、オクタメデシルルカプタン、イソオクタデシ
ルメルカプタン、cis−9−オクタデセニルメル
カプタン、エイコシルメルカプタン、ドコシルメ
ルカプタンなどが挙げられる。また、炭素数が寄
数のオルガノメルカプタンは工業的に得にくい。
上記のオルガノメルカプタンのうち、炭素数18〜
22の範囲のものが好ましい。炭素数が16以下では
耐硫化性が十分でなく、70℃付近の温度まで使用
されるチユーナー、スイツチの電子機器類におい
ては、経時的に蒸発してゆき、安定な耐硫化性を
与えるだけの最が維持されなくなるからである。 一般式HSR4SH(R4は前述のとおり)で表わさ
れるオルガノチオールは、炭素数3〜16の範囲の
ものである。炭素数が3未満では蒸気圧が低いた
め室温において揮発しやすいので不適当であり、
炭素数が16を越えると接触抵抗がはなはだ不安定
となる傾向があるので不適当である。これらのオ
ルガノジチオールの例として、1,3−プロペニ
ルジチオール、1,4−プテニルジチオール、
1,5−ペンチルジチオール、1,6−ヘキシル
ジチオール、1,8−オクチルジチオール、1,
10−デシルジチオール、1,12−ドデシルジチオ
ール、1,14−テトラデシルジチオールなどが挙
げられる。 このような(C)成分の添加量は、(A)成分100重量
部に対して0.01〜3重量部、好ましくは0.1〜5
重量部の範囲である。添加量が0.01重量部未満で
は添加配合の効果が認められず、3重量部を越え
るとグリースの接触抵抗が0℃付近の温度で著し
く不安定になり、さらに銀接点の摩耗が激しくな
り、導電不良となる場合もある。 本発明の(D)成分は、本発明の目的である電気接
点の潤滑寿命を長くするために必要な成分であつ
て、動物性油脂、植物性油脂、またはオレフイン
をイオウと反応させて得られる硫化物である。(D)
成分は、(A)成分100重量部に対して0.01〜10重量
部の範囲で用いることが必要であり、さらに0.1
〜3重量部の範囲内で用いることが好ましい。添
加量が0.01重量部未満では添加配合の効果が認め
られない。また、10重量部を越える量では、電気
接点部の接触抵抗が不安定になるばかりでなく、
シリコーングリースの特徴である広範囲の温度下
での使用が著しく損なわれることから不適当であ
る。 (A)〜(D)成分から成る組成物をスイツチの銀接点
に塗布することにより、銀接点表面での潤滑性と
その耐久性が著しく向上し、その結果、銀接点の
動作寿命を延ばし、動作不良を防ぐことができ
る。 以下、実施例により本発明を説明する。実施例
中では、部はすべて重量部を示す。 実施例 ベースオイルとして第1表に両末端トリメチル
シリル末基閉塞ポリジオルガノシロキサンを用い
た。ただし、F−3は分岐状のポリオルガノシロ
キサンである。
【表】
また、動植物油脂またはオレフインの硫化物と
しては、第2表に示すものを用いた。表中、S−
1はミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン
酸、オレイン酸およびリノール酸から成る動物性
油脂にイオウを高温反応させて作つた硫化油脂、
S−2はパルミチン酸、スチアリン酸、オレイン
酸、リノール酸およびリノレン酸から成る植物性
油脂にイオウを高温反応させて作つた硫化油脂、
S−3はC12〜C18のα−オレフインの混合物とイ
オウを高温反応させて作つた硫化オレフインであ
る。
しては、第2表に示すものを用いた。表中、S−
1はミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン
酸、オレイン酸およびリノール酸から成る動物性
油脂にイオウを高温反応させて作つた硫化油脂、
S−2はパルミチン酸、スチアリン酸、オレイン
酸、リノール酸およびリノレン酸から成る植物性
油脂にイオウを高温反応させて作つた硫化油脂、
S−3はC12〜C18のα−オレフインの混合物とイ
オウを高温反応させて作つた硫化オレフインであ
る。
【表】
第3表に示すような成分でシリコーングリース
1〜10を調製した。ただし、グリース8、9は動
植物性油脂またはオレフインの硫化物を添加しな
い比較例試料で、グリース10はオルガノチオール
化合物を添加しない比較例試料である。シリカ微
粉末は、オクタメチルシクロテトラシロキサンで
表面処理した比表面積200m2/gの煙霧質シリカ
である。数字は各成分の部数を示している。 これらのグリースを用いて、ボリユーム接点の
接触抵抗の変化および接点荷重10gのスイツチ接
点の動作力の変化を測定した。その結果を第3表
に示す。動作力は、スイツチ部品からバネを除い
たものについて測定した。
1〜10を調製した。ただし、グリース8、9は動
植物性油脂またはオレフインの硫化物を添加しな
い比較例試料で、グリース10はオルガノチオール
化合物を添加しない比較例試料である。シリカ微
粉末は、オクタメチルシクロテトラシロキサンで
表面処理した比表面積200m2/gの煙霧質シリカ
である。数字は各成分の部数を示している。 これらのグリースを用いて、ボリユーム接点の
接触抵抗の変化および接点荷重10gのスイツチ接
点の動作力の変化を測定した。その結果を第3表
に示す。動作力は、スイツチ部品からバネを除い
たものについて測定した。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 (A) 一般式【式】 (ただし、R1は炭素数1〜30のアルキル基、
R2は炭素数1〜3のアルキル基、アルケニル
基、および置換または非置換のアリール基から
成る群より選ばれる1価の基、a+bは1.9〜
2.7の数を示し、nは下記の粘度を満足させる
正数である)で表わされ、25℃における粘度が
10〜100000cStであるポリオルガノシロキサン
100重量部、 (B) 増稠剤0.01〜50重量部、 (C) 一般式R3SH(ただし、R3は炭素数10〜22の
飽和または不飽和の1価の炭化水素基を示す)、
および一般式HSR4SH(ただし、R4は炭素数3
〜16の飽和または不飽和の2価の基を示す)で
表わされる化合物から成る群より選ばれるオル
ガノチオール化合物0.01〜3重量部、および (D) 動植物性油脂またはオレフインの硫化物0.01
〜10重量部 から成ることを特徴とする銀接点保護用組成物。 2 (A)のポリオルガノシロキサンの25℃における
粘度が20〜10000cStである特許請求の範囲第1項
記載の組成物。 3 (B)がシリカ微粉末である、特許請求の範囲第
1項記載の組成物。 4 (B)の添加量が0.1〜10重量部である、特許請
求の範囲第3項記載の組成物。 5 (B)が金属セツケンである、特許請求の範囲第
1項記載の組成物。 6 (B)がアルミニウムセツケンである、特許請求
の範囲第5項記載の組成物。 7 (C)が炭素数18〜22のオルガノメルカプタンで
ある、特許請求の範囲第1項記載の組成物。 8 (C)の添加量が0.1〜0.5重量部である、特許請
求の範囲第1項記載の組成物。 9 (D)の添加量が0.1〜3重量部である、特許請
求の範囲第1項記載の組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7989681A JPS57195197A (en) | 1981-05-26 | 1981-05-26 | Composition for protecting silver contact and method for protecting the same |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7989681A JPS57195197A (en) | 1981-05-26 | 1981-05-26 | Composition for protecting silver contact and method for protecting the same |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57195197A JPS57195197A (en) | 1982-11-30 |
| JPH0128799B2 true JPH0128799B2 (ja) | 1989-06-05 |
Family
ID=13703034
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7989681A Granted JPS57195197A (en) | 1981-05-26 | 1981-05-26 | Composition for protecting silver contact and method for protecting the same |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS57195197A (ja) |
-
1981
- 1981-05-26 JP JP7989681A patent/JPS57195197A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57195197A (en) | 1982-11-30 |
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