JPH0129749B2 - - Google Patents

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JPH0129749B2
JPH0129749B2 JP7574982A JP7574982A JPH0129749B2 JP H0129749 B2 JPH0129749 B2 JP H0129749B2 JP 7574982 A JP7574982 A JP 7574982A JP 7574982 A JP7574982 A JP 7574982A JP H0129749 B2 JPH0129749 B2 JP H0129749B2
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Japan
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brake
piston
control
hydraulic
chamber
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JP7574982A
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JPS5833563A (ja
Inventor
Tsutomu Hayashi
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Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0129749B2 publication Critical patent/JPH0129749B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60TVEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
    • B60T8/00Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force
    • B60T8/32Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force responsive to a speed condition, e.g. acceleration or deceleration
    • B60T8/321Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force responsive to a speed condition, e.g. acceleration or deceleration deceleration
    • B60T8/3225Systems specially adapted for single-track vehicles, e.g. motorcycles

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Regulating Braking Force (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、自動二輪車の制動装置、特に第1制
動操作部材、例えばブレーキレバー及び第2制動
操作部材、例えばブレーキペダルを備えた制動装
置に関する。
従来一般の自動二輪車の制動装置は、前輪に制
動力を付与する前輪ブレーキ、及び後輪に制動力
を付与する後輪ブレーキを第1及び第2制動操作
部材の操作により各別に作動させるようになつて
いるが、第1及び第2制動操作部材のいずれによ
る制動入力によるも前、後輪ブレーキを共に作動
することができれば、制動操作が単純化されて好
ましい。また、そのようにした場合、前、後輪ブ
レーキのいずれか一方は、制動入力の過大時に一
方の車輪に対する制動力をアンチロツク装置によ
り自動的に緩和、回復させて該車輪にロツクを生
起させないように作動させ、他方は、制動入力の
加減により他方の車輪に対する制動力を自由に調
節できるようにすることが、自動二輪車の制動性
能上望まれる。またアンチロツク装置が作動して
いるとき、その作動力を第1及び第2制動操作部
材に伝達して操縦者に感知し得るようにすれば、
アンチロツク装置の作動を確認することができ
る。
本発明は上記諸要求を満足させることができ
る、前記制動装置を提供することを目的とし、隔
壁を挟んで隣接する第1及び第2シリンダ孔をも
つシリンダ本体と、該第1シリンダ孔に摺合さ
れ、前記隔壁との間に第1制動油圧室を画成する
第1制動ピストンと、前記第1シリンダ孔に摺合
され、前記第1制動ピストンとの間に第2制動油
圧室を画成する第2制動ピストンと、前記第2シ
リンダ孔に摺合され、該第2シリンダ孔外端壁と
の間に制御油圧室を画成すると共に前記第1制動
ピストンに連接する制御ピストンとより制動油圧
発生装置を構成し、前記第1制動油圧室に設けた
第1出力ポート及び前記第2制動油圧室に設けた
第2出力ポートの一方に、該一方の出力油圧によ
り作動して前輪に制動力を付与する前輪ブレーキ
を、また他方に、該他方の出力油圧により作動し
て後輪に制動力を付与する後輪ブレーキをそれぞ
れ接続し、前記第2制動ピストンに、該第2制動
ピストンを前進させるべく、それに制動入力を付
与する第1制動操作部材と第2制動操作部材とを
並列に連結し、前記制御油圧室に油圧源とリザー
バとを油路を介して接続し、通常は前記制御油圧
室を前記リザーバに導通すると共に前記制御油圧
室および前記油圧源間を遮断し、一方、制動に伴
い車輪がロツクを生起しようとすると前記制御油
圧室に圧油を供給すべく、前記制御油圧室を前記
油圧源に導通すると共に前記制御油圧室および前
記リザーバ間を遮断する制御弁機構を前記油路に
介装したことを特徴とする。
以下、図面により本発明の一実施例について説
明すると、第1及び第2図において、自動二輪車
は、操向ハンドルHに第1制動操作部材であるブ
レーキレバー1と、これにより作動される前部マ
スタシリンダMfとを備え、また車体Fの下部に
は第2制動操作部材であるブレーキペダル2と、
このブレーキペダル2またはブレーキレバー1の
いずれからの制動入力によるも作動し得る、制動
油圧発生装置としての後部マスタシリンダMrと
を備えている。ブレーキレバー1から後部マスタ
シリンダMrへの入力は前部マスタシリンダMfの
出力油圧として与えられ、ブレーキペダル2から
後部マスタシリンダMrへの入力は機械的に伝達
されるようになつており、その詳細は後述する。
後部マスタシリンダMrは、前輪Wfを制動する
ための左右一対の油圧式前輪ブレーキBfに油路
4を介して接続され、後輪Wrを制動するための
単一の油圧式後輪ブレーキBrに油路5を介して
接続され、その油路5には公知の比例減圧弁Vが
介装される。
自動二輪車の前、後輪Wf,Wrの中間部で水平
対向型のエンジンEが車体Fに搭載され、このエ
ンジンFの後部に、制動時、後部マスタシリンダ
Mrの作動を制御して前輪ブレーキBfのみの制動
力の緩和、回復を自動的に行うアンチロツク装置
Alが配設される。このアンチロツク装置Alへの
制御信号は、前輪Wfに設けた速度センサSより
発生され、そして信号処理装置Cを経てアンチロ
ツク装置Alに送られるようになつている。
上記各部の構成を第3及び第4図により更に説
明する。
前部マスタシリンダMfは公知のシングル型に
構成される。即ち、シリンダ本体6のシリンダ孔
7にはブレーキレバー1に作動される1個のピス
トン8が摺動され、このピストン8によりシリン
ダ孔7の前部に画成する油圧室9の出力ポート1
0に後部マスタシリンダMrに連なる油路11が
接続される。したがつて、ブレーキレバー1が作
動してピストン8を前進させれば、油圧室9に油
圧が発生し、その油圧が出力ポート10より出力
され、後部マスタシリンダMrに入力される。シ
リンダ本体6は、油圧室9に作動油を補給し得る
リザーバ12を一体的に備えている。
後部マスタシリンダMrは、特に第4図に明示
するようにタンデム型に構成される。即ち、シリ
ンダ本体13には固定の隔壁16を挟んで同軸線
上に並ぶ後部の第1シリンダ孔14と前部の第2
シリンダ孔39とが形成されており、第1シリン
ダ孔14には第1及び第2制動ピストン151
152が前後直列に(図では上下直列に)摺合さ
れ、第1シリンダ孔14において第1制動ピスト
ン151と固定の隔壁16とはそれらの間に第1
制動油圧室171を画成し、また両ピストン15
,152はそれらの間に第2制動油圧室172
画成する。第1制動油圧室171は第1出力ポー
ト181を、また第2制動油圧室172は第2出力
ポート182をそれぞれ側壁に開口させており、
その第1出力ポート181に前輪ブレーキBfに連
なる油路4が、また第2出力ポート182には後
輪ブレーキBrに連なる油路5がそれぞれ接続さ
れる。
第2制動ピストン152は、第1シリンダ孔1
4の下端開口部に嵌合して固定されたスリーブ1
9を摺動自在に貫通して外部に突出するピストン
ロツド152aを一体に有し、このピストンロツド
152aがプツシユロツド20を介してブレーキペ
ダル2に連接され、ブレーキペダル2を踏込め
ば、プツシユロツド20を介して第2制動ピスト
ン152を前方(図では上方)へ押動し得るよう
になつている。21はブレーキペダル2の戻しば
ね、22は該ペダル2の後退限を規制するストツ
パボルトで、該ペダル2の後退限を調節し得るよ
うに、車体Fより延出したブラケツト23に螺装
されている。
また、第1シリンダ孔14において、第2制動
ピストン152とスリーブ19とはそれらの間に
油圧室24を画成し、該室24の一側に開口する
入力ポート25に、前部マスタシリンダMfに連
なる前記油路11が接続され、入力ポート25か
ら油圧室24に油圧が加えられると、その油圧に
よつても第2制動ピストン152を前方へ押動し
得るようになつている。したがつて、第2制動ピ
ストン152には、ブレーキレバー1とブレーキ
ペダル2とが並列に連結される。
第1及び第2制動油圧室171,172には第1
及び第2制動ピストン151,152をそれぞれ後
退方向、即ち下方へ付勢する第1及び第2戻しば
ね261,262がそれぞれ収容され、その際、第
2戻しばね262のセツト荷重は第1戻しばね2
1のそれよりも小さく設定される。第1制動ピ
ストン151の後退限を規制するために、該ピス
トン151の前面より突出して隔壁16を摺動自
在に貫通するピストンロツド151aの先端に、隔
壁16の上面に当接するサークリツプ状のストツ
パ27が係止される。また第2制動ピストン15
の後退限を規制するためには、スリーブ19の
上端面に当接するサークリツプ状のストツパ28
が該ピストン152のピストンロツド152aに係
止される。
第2戻しばね262は、第2制動ピストン152
の上端にボルト29で固定された固定座板30
と、上記ボルト29上を限られたストローク範囲
で摺動し得る可動座板31との間に縮設され、こ
の可動座板31は、固定座板30からの最大離間
時、したがつて両制動ピストン151,152が後
退限に位置するときには、第1制動ピストン15
の下端に実質的に当接する。
第1及び第2制動ピストン151,152は各前
面にピストンカツプ321,322をそれぞれ付設
され、また中間部を小径にしてその外周に補給油
室331,332をそれぞれ形成され、これら油室
331,332をピストンカツプ321,322の各
背部に連通させる給油孔341,342が各制動ピ
ストン151,152にそれぞれ穿設されている。
シリンダ本体13には、リザーバRに連なる油
路35と連通する油路36が第1、第2シリンダ
孔14,39と平行に穿設されており、両制動ピ
ストン151,152が後退限に位置するときにそ
れらのピストンカツプ321,322直前で第1、
第2制動油圧室171,172にそれぞれ開口する
リリーフポート371,372と、補給油室331
332に常時開口するサプライポート381,38
とが上記油路36と連通する。
前記第2シリンダ孔39はシリンダ本体13の
前端部を構成するシリンダキヤツプ13aに形成
されており、このシリンダ孔39に、前面にピス
トンカツプ41を備えた制御ピストン40が摺合
され、該ピストン40を第1制動ピストン151
のピストンロツド151aの先端に対向させる。こ
れにより制御ピストン40と第2シリンダ孔39
の外端壁、即ちシリンダキヤツプ13aの頂壁と
の間に前部の制御油圧室42が、また制御ピスト
ン40と隔壁16との間に後部の補給油室43と
がそれぞれ画成され、制御ピストン40は制御油
圧室42に縮設した戻しばね44により隔壁16
に当接した後退限に通常は保持される。補給油室
43は前記補給油室331,332と同様に油路3
5を介してリザーバRと連通し、該室43をピス
トンカツプ41の背面に連通させる給油孔45が
制御ピストン40に穿設されている。尚、第4図
中46,47はエアブリーダである。
アンチロツク装置Alは制御ピストン40の作
動を制御する一対の常閉型電磁制御弁48及び常
開型電磁制御弁49と、制御ピストン40の作動
油圧を蓄える蓄圧器Acと、この蓄圧器Acに圧油
を供給する油圧ポンプPとを備えている。その油
圧ポンプPはエンジンEより駆動される。常閉型
制御弁48は油圧源を構成する油圧ポンプP及び
蓄圧器Acと前記制御油圧室42との間を結ぶ油
路50に、また常開型制御弁49はリザーバRと
制御油圧室42との間を結ぶ油路51にそれぞれ
介装される。これらの常閉型制御弁48及び常開
型制御弁49は制御油圧室42に対する油圧の導
入および遮断を制御する制御弁機構を構成する。
尚、第3図中52,53,54は制御弁48,4
9の前後に設けたオイルフイルタ、55は油圧ポ
ンプPにおける吐出ポート56の直後に設けたオ
イルフイルタ、57は油圧ポンプPの吸入ポート
58とリザーバRとを連通する油路である。
次にこの実施例の作用を説明する。
先ず、第3及び第4図において、ブレーキレバ
ー1により前部マスタシリンダMfを作動すれば、
その油圧室9に発生する油圧が油路11を経て入
力ポート25から後部マスタシリンダMrの油圧
室24に入力され、その油圧により第2制動ピス
トン152は前進方向へ押動され、その反力はス
リーブ19で支承され、プツシユロツド20には
伝達されない。
また、ブレーキペダル2を踏込むと、その踏力
がプツシユロツド20を介して第2制動ピストン
152に機械的に入力され、これにより同じく第
2制動ピストン152は前進方向へ押動される。
これに伴い体積を増加させる油圧室24には前部
マスタシリンダMfのリザーバ12内の作動油が
油圧室9及び油路11を径て吸入されるだけで、
ブレーキレバー1には何の反力も作用しない。
したがつて、ブレーキレバー1及びブレーキペ
ダル2を同時に操作したときには、前部マスタシ
リンダMfの出力油圧による押圧力とプツシユロ
ツド20による押圧力との和が第2制動ピストン
152に制動入力として加わることになる。
そして、第2制動ピストン152が上記のよう
に制動入力を受けると、第1及び第2制動ピスト
ン151,152は第1及び第2戻しばね261
262を圧縮しながら前進し、それらのピストン
カツプ321,322がリリーフポート371,3
2を通過してから各制動ピストン151,152
の前進量に応じて第1及び第2制動油圧室171
172に油圧が発生し、第1制動油圧室171に発
生した油圧は第1出力ポート181から油路4を
介して前輪ブレーキBfに伝達してそれを作動し、
第2制動油圧室172に発生した油圧は第2出力
ポート182から油路5を介して後輪ブレーキBr
に伝達してそれを作動し、前、後輪Wf、Wrにそ
れぞれ制動力が加えられる。
ところで、前述のように第2戻しばね262
セツト荷重は第1戻しばね261のそれより小さ
く設定してあるので、第2制動ピストン152
初動時には第1制動ピストン151の前進に先立
つて第2戻しばね262が圧縮されて、最初に第
2制動油圧室172に油圧が発生する。そして、
その油圧が一定値p1に達してから第1戻しばね2
1が圧縮されて第1制動ピストン151の前進が
始まり、第1制動油圧室171に油圧が発生する。
また、第2制動油圧室172の出力ポート182
後輪ブレーキBr間の油路5には公知の比例減圧
弁Vが設けられているので、第2出力ポート18
の出力油圧が所定値p2以上に上昇すると、その
出力油圧は比例減圧弁Vの作用により一定の比率
で減圧されて後輪ブレーキBrに伝達される。一
方、第1制動油圧室171の出力ポート181と前
輪ブレーキBf間の油路4は常に導通状態にある
ので、第1出力ポート181の出力油圧はそのま
ま前輪ブレーキBfに伝達される。この結果、前、
後輪ブレーキBf,Brの各制動油圧は、第5図に
示す制動油圧分配線Aに沿つて上昇する。この特
性は、自動二輪車の理想制動油圧分配曲線Bに近
似し、操縦者は効率の良い制動を容易に行うこと
ができる。
制動時、第1制動ピストン151の前進に伴い
そのピストンロツド151aを介して制御ピストン
40をも前進させるが、通常は制御油圧室42は
常開型制御弁49を介してリザーバRに連通して
いるので、制御油圧室42の作動油は制御ピスト
ン40の前進に伴いレザーバR側へ排出され、殆
ど制動入力の抵抗とはならない。
制動に伴い、若し、前輪Wfがロツクを起こそ
うとすると、第1図の信号処理装置Cが、入来す
る前輪速度センサSの発生信号等よりその情況を
素早く判断して第3図の常開型制御弁49に閉弁
信号を、また常閉型制御弁48に開弁信号を送
る。これら両制御弁48,49が上記信号通りに
作動すると、油路51が遮断されると共に油路5
0が導通されるので、蓄圧器Acから圧油が油路
50を通して制御油圧室42に供給され、その油
圧により制御ピストン40が第1制動ピストン1
1を制動入力に抗して僅かに後退させ、第1制
動油圧室171内を減圧させる。その結果、前輪
ブレーキBfの制動力が減少し、前輪Wfのロツク
現象は回避される。
すると、信号処理装置Cはその情況を察知して
両制御弁48,49を通常位置に復帰させ、制御
油圧室42を減圧させる。その結果、前輪ブレー
キBfの制動力は再び増加し、以上の動作が高速
で繰返されることにより、前輪Wfはロツクを起
こすことなく効率良く制動される。
制御ピストン40の作動による第1制動ピスト
ン151の後退は、逆に第2制動油圧室172内の
昇圧をもたらし、それは第2制動ピストン152
等を介してブレーキレバー1及びブレーキペダル
2に伝達されるので、これによりアンチロツク装
置Alの作動力を感知することができる。また前
記昇圧は瞬間的であるので、後輪ブレーキBrの
油圧系各部の弾性変形により吸収される。
このようにして、アンチロツク装置Alが前輪
ブレーキBfの制動力を制御している間でも、第
2制動ピストン152に対する制動入力を加減す
ることにより後輪ブレーキBrの制動力を自由に
調節することができる。
前輪Wf及び後輪Wrの制動を解除すべく、ブレ
ーキレバー1及びブレーキペダル2を解放する
と、第1、第2戻しばね261,262の弾発力に
より第1、第2制動ピストン151,152が後退
し、それに伴い第1、第2制動油圧室171,1
2内が大気圧以下に減圧すると、大気圧下の補
給油室331,332内との圧力差によりピストン
カツプ321,322の外周部が各制動油圧室17
,172に窄んで第1シリンダ孔14内壁との間
に隙間をあけるので、補給油室331,332から
給油孔341,342を通して各制動油圧室171
172に給油され、その余剰給油分は各リリーフ
ポート371,372からの油路35、したがつて
リザーバRに戻される。この間、各補給油室33
,332には油路36によりサプライポート38
,382を通して給油される。
一方、制御ピストン40の後退時にも、上記と
同様の作用により補給油室43から給油孔45ゆ
通して制御油圧室42に給油される。したがつ
て、特に制御ピストン40が往復運動することに
より、制御油圧室42、油路51、リザーバR、
油路35、補給油室43、給油孔45、制御油圧
室42の経路での油の循環が起こるため、制御油
圧室42を含む制御油圧回路に気泡が残留するこ
とを防止できる。
以上のように本発明によれば、隔壁を挟んで隣
接する第1及び第2シリンダ孔をもつシリンダ本
体と、その第1シリンダ孔に摺合され、隔壁との
間に第1制動油圧室を画成する第1制動ピストン
と、第1シリンダ孔に摺合され、第1制動ピスト
ンとの間に第2制動油圧室を画成する第2制動ピ
ストンと、第2シリンダ孔に摺合され、その第2
シリンダ孔外端壁との間に制御油圧室を画成する
と共に第1制動ピストンに連接する制御ピストン
とより制動油圧発生装置を構成し、第1制動油圧
室に設けた第1出力ポート及び第2制御油圧室に
設けた第2出力ポートの一方に、その一方の出力
油圧により作動して前輪に制動力を付与する前輪
ブレーキを、また他方に、その他方に出力油圧に
より作動して後輪に制動力を付与する後輪ブレー
キをそれぞれ接続し、第2制動ピストンに、その
第2制動ピストンを前進させるべく、それに制動
入力を付与する第1制動操作部材と、第2制動操
作部材とを並列に連結したので、第1、第2制動
操作部材のいずれか一方を操作するだけで第1、
第2出力ポートから制動油圧を出力させて前、後
輪ブレーキを共に作動させることができ、制動操
作が極めて容易である。また第1、第2制動操作
部材を同時に操作すれば、それらの操作力の和が
第2制動ピストンに制動入力として加わるので、
各制動操作部材の僅かな操作力で、前、後輪ブレ
ーキを確実に作動させることができる。
さらに制御油圧室に、油圧源とリザーバとを油
路を介して接続し、通常は制御油圧室をリザーバ
に導通すると共に制御油圧室および油圧源間を遮
断し、一方、制動に伴い車輪がロツクを生起しよ
うとすると制御油圧室に圧油を供給すべく、制御
油圧室を油圧源に導通すると共に制御油圧室およ
びリザーバ間を遮断する制御弁機構を前記油路に
介装したので、制動入力の過大時には第1制動油
圧室の制動油圧を減圧させて、その制動油圧室に
連なる一方の車輪ブレーキの制動力を緩和させ、
一方の車輪のロツクを未然に防止することがで
き、これと同時に制動入力の加減により第2制動
油圧室の油圧、したがつて他方の車輪ブレーキの
制動力を自由に調節することができ、したがつ
て、路面条件、走行状態に応じた制動を容易、的
確に行うことができる。
しかも、第1、第2制動油圧室及び制御油圧室
を単一のシリンダ本体に直列に形成し得たので、
小型で構成簡単な、制動油圧発生装置をもち、且
つアンチロツク機能を備えた制動装置が得られ、
自動二輪車の狭隘な車体内部にも容易に設置する
ことができる。また制動油圧発生装置を取外せ
ば、第1、第2制動ピストン及び制御ピストンの
3個のピストン、並びにその付属部品の点検、修
理を行うことができ、整備性が良好である。
さらにアンチロツク装置が作動すると、その作
動力は制御ピストン、第1及び第2制動ピストン
を介して第1制動操作部材および第2制動操作部
材に伝達されるので、アンチロツク装置の作動を
確認することができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明制動装置の一実施例を示すもの
で、第1図はその制動装置を備えた自動二輪車の
透視側面図、第2図は同平面図、第3図は制動装
置の油圧回路図、第4図は制動装置における後部
マスタシリンダの拡大縦断側面図、第5図は前、
後輪ブレーキの制動油圧分配比特性線図で、線A
が本発明による特性、線Bが理想的特性を示すも
のである。 Ac,P……油圧源を構成する蓄圧器および油
圧ポンプ、Bf,Br……前、後輪ブレーキ、Mr…
…制動油圧発生装置としての後部マスタシリン
ダ、1……第1制動操作部材としてのブレーキレ
バー、2……第2制動操作部材としてのブレーキ
ペダル、13……シリンダ本体、14,39……
第1、第2シリンダ孔、151,152……第1、
第2制動ピストン、16……隔壁、171,172
……第1、第2制動油圧室、48,49……制御
弁機構を構成する常閉型制御弁および常開型制御
弁、181,182……第1、第2出力ポート、4
0……制御ピストン、42……制御油圧室。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 隔壁を挟んで隣接する第1及び第2シリンダ
    孔をもつシリンダ本体と、該第1シリンダ孔に摺
    合され、前記隔壁との間に第1制動油圧室を画成
    する第1制動ピストンと、前記第1シリンダ孔に
    摺合され、前記第1制動ピストンとの間に第2制
    動油圧室を画成する第2制動ピストンと、前記第
    2シリンダ孔に摺合され、該第2シリンダ孔外端
    壁との間に制御油圧室を画成すると共に前記第1
    制動ピストンに連接する制御ピストンとより制動
    油圧発生装置を構成し、前記第1制動油圧室に設
    けた第1出力ポート及び前記第2制動油圧室に設
    けた第2出力ポートの一方に、該一方の出力油圧
    により作動して前輪に制動力を付与する前輪ブレ
    ーキを、また他方に、該他方の出力油圧により作
    動して後輪に制動力を付与する後輪ブレーキをそ
    れぞれ接続し、前記第2制動ピストンに、該第2
    制動ピストンを前進させるべく、それに制動入力
    を付与する第1制動操作部材と第2制動操作部材
    とを並列に連結し、前記制御油圧室に油圧源とリ
    ザーバとを油路を介して接続し、通常は前記制御
    油圧室を前記リザーバに導通すると共に前記制御
    油圧室および前記油圧源間を遮断し、一方、制動
    に伴い車輪がロツクを生起しようとすると前記制
    御油圧室に圧油を供給すべく、前記制御油圧室を
    前記油圧源に導通すると共に前記制御油圧室およ
    び前記リザーバ間を遮断する制御弁機構を前記油
    路に介装してなる、自動二輪車の制動装置。
JP7574982A 1982-05-06 1982-05-06 自動二輪車の制動装置 Granted JPS5833563A (ja)

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