JPH0130139B2 - - Google Patents
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- JPH0130139B2 JPH0130139B2 JP57229847A JP22984782A JPH0130139B2 JP H0130139 B2 JPH0130139 B2 JP H0130139B2 JP 57229847 A JP57229847 A JP 57229847A JP 22984782 A JP22984782 A JP 22984782A JP H0130139 B2 JPH0130139 B2 JP H0130139B2
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- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03F—PHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
- G03F7/00—Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
- G03F7/26—Processing photosensitive materials; Apparatus therefor
- G03F7/30—Imagewise removal using liquid means
- G03F7/32—Liquid compositions therefor, e.g. developers
- G03F7/322—Aqueous alkaline compositions
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03F—PHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
- G03F7/00—Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
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- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Photosensitive Polymer And Photoresist Processing (AREA)
Description
本発明はo−キノンジアジド化合物を感光性成
分とする感光性平版印刷版(以下PS版と記す。)
の改良された現像液に関するものである。 o−キノンジアジド化合物は活性光線の照射に
よりジアゾ基が分解しカルボキシ基を含有する化
合物となることが知られている。従つてo−キノ
ンジアジド化合物を含む感光層は、画像露光後ア
ルカリ性現像液により処理されると露光部分が除
去され未露光部が画像となるので、所謂ポジーポ
ジ型感光性成分として、特に近年PS版の感光層
あるいはフオトエツチング用フオトレジスト組成
物に極めて重用されている。特にo−キノンジア
ジド化合物にアルカリ可溶性樹脂を混合した組成
物が経済性、実用性から有利に使用され、中でも
フエノールホルムアルデヒド縮合樹脂、又はクレ
ゾールホルムアルデヒド縮合樹脂と混合されたも
のが一般に用いられている。これらo−キノンジ
アジド化合物からなる感光層の現像剤としては第
三燐酸ソーダ、苛性ソーダ、珪酸ソーダ、珪酸カ
リウム、珪酸アンモニウム等の単独あるいは混合
された水溶液が用いられている。しかし苛性ソー
ダ、第三燐酸ソーダ水溶液などは現像時間によつ
てアルミニウムなどの金属へのエツチング作用が
強く金属支持体の感光材料に不都合であつた。ま
た、現像結果が極めて変動し易く甚しい場合は現
像時間の僅かの超過で画像が欠落してしまうこと
がある。また反復使用による現像能力の低下が激
しく一定容量における感光材料の処理可能な量
(処理能力)は非常に少ない。そこで近年珪酸ソ
ーダ水溶液又は珪酸カリウム水溶液が比較的有利
に使用されている。それは金属に対するエツチン
グ作用が少ないことゝ同時に珪酸ソーダ又は珪酸
カリウムの成分である酸化珪素(SiO2)と酸化
ナトリウム(Na2O)又は酸化カリウム(K2O)
の含有比率(一般にSiO2/Na2O又はSiO2/K2O
のモル比で表わす)と濃度によつてある程度現像
性の調整が可能とされるためである。すなわち
SiO2が多くなるに従い現像力が抑制され現像安
定性が高まり、Na2O又はK2Oが多くなると現像
力が高まり現像安定性が低下する。こゝで云う現
像安定性とは現像時間の変動に対する画像の安定
性のことでNa2O又はK2Oのみが多くなると短時
間で画像の欠落が起り易くなる。 一定容量での処理能力はNa2O又はK2O含有量
の高い方が良い。従つてSiO2/Na2O比又は
SiO2/K2O比を現像力、現像安定性の面で調整
しながら全濃度を高めていくことによつてある程
度の現像力、安定性と共に処理能力を得ることが
できる。しかしながらやはりいずれの点をも満た
すには不充分で現像力を基準におけば安定性に欠
け、安定性に基準をおけば現像力、処理能力に欠
ける傾向がある。また比較的高濃度とするために
沈澱が生成し易く、使用後の廃液処理に際し中和
用の酸の使用量が多くなるなどの欠点が出てく
る。以上述べた苛性ソーダ、第三燐酸ソーダ、珪
酸ソーダ、珪酸カリウム等の現像液の問題点を要
約すればアルカリ強度を高めれば現像力、処理能
力に秀れるが現像安定性に欠け、現像安定性を得
るためにはアルカリ濃度を低くしなければならず
従つて処理能力に欠けることになる。従つてアル
カリ強度の高い状態で現像安定性を得ることがで
きれば現像力、処理能力いずれにも秀れた現像液
を得ることができる。 アルカリ強度の高い状態で現像安定性を得る方
法として現像液にアニオン型界面活性剤又は両性
型界面活性剤を添加する方法が特開昭50−51324
号公報に、また水溶性カチオニツクポリマーを添
加する方法が特開昭55−95946号公報に、水溶性
の両性高分子電解質を添加する方法が特開昭56−
142528号公報に記載されている。しかしこれらの
現像液はいずれも自動現像機を用いて現像すると
現像途中で発泡するという欠点を有していた。ま
た特開昭55−25100号公報にはA、Aおよび
b族の遷移元素のイオン性化合物を添加するこ
とが記載されている。この場合陽極酸化したアル
ミニウム支持体の強アルカリによるエツチングを
抑える効果はあるが、現像安定性を得ることは出
来なかつた。 従つて、本発明の目的は解像力、現像安定性、
処理能力、自動現像機適性等いずれにも優れた現
像液を提供することにある。本発明者らは鋭意研
究の結果珪酸アルカリ水溶液中にPb、Fe、Coお
よびNiから選ばれた金属のアルカリ水可溶性化
合物の少なくとも1種を含有させることによつて
o−キノンジアジド感光層の改良された現像液が
得られることを見出した。 本発明に用いられる珪酸アルカリとしては珪酸
ナトリウム、珪酸カリウム、珪酸リチウム、珪酸
アンモニウム等で、単独又は組合せて用いること
が出来る。珪酸アルカリのSiO2/M2Oモル比
(Mはアルカリ金属またはアンモニウムをあらわ
す。)は0.5〜3、0で、好ましくは1.0〜2.0であ
る。珪酸アルカリのモル比が3.0より大きくなる
につれて現像性が低下するようになる。またモル
比が0.5より小さくなるにつれてアルカリ強度が
高く、感光板の支持体であるアルミニウム板等の
金属をエツチングする併害が出てくるようにな
る。現像液中の珪酸アルカリ含有量は1〜10重量
%で、好ましくは1.5〜7重量%である。10重量
%より高くなると沈澱や結晶が生成しやすくな
り、また廃液時の中和に際してゲル化したりする
傾向が出てくる。 一方、本発明における最も特徴的な成分である
Pd、Fe、CoおよびNiから選ばれた金属の化合物
としては、アルカリ水可溶性のものならば使用可
能であるが、より好ましくは当該金属の錯体から
選ばれる。錯体を形性する配位子としては、例え
ばNH3、OH2、NO-、NO- 2、NO- 3、CN-、
SCN-、Br-、Cl-、F-、I-、CO2、COなどの一
座配位子;例えばエチレンジアミン、C2O4 2-、
HONC(CH3)=C(CH3)NO、OC(NH2)2、
NH2CH2COO-、エチレンジアミンテトラ酢酸、
ジエチレントリアミン、トリエチレンテトラミ
ン、ビピリジン、1,10−フエナントロリン、ジ
エチレントリアミンペンタ酢酸、トリエチレンテ
トラミンヘキサ酢酸、ヒドロキシエチルエチレン
ジアミントリ酢酸、ニトリロトリ酢酸、1,2−
ジアミノシクロヘキサンテトラ酢酸、1,3−ジ
アミノシクロヘキサンテトラ酢酸、1,3−ジア
ミノ−2−プロパノールテトラ酢酸や、2−ホス
ホノブタン−1,2,4−トリカルボン酸、アミ
ノトリ(メチレンホスホン酸)、1−ヒドロキシ
エチリデン−1,1−ジホスホン酸、3,3−ジ
ホスホノピメリン酸、(PO3H2)NCH2CH2N−
(CH2PO3H2)2、N(CH2PO3H2)3のような有機ホ
スホン酸などのような多座配位子を挙げることが
できる。具体的な錯体としては、〔Co(NH3)6〕
Cl3、〔Fe(NH3)6〕I2、〔Ni(NH3)6Cl2、〔Co
(H2NCH2CH2NH2)3〕Cl3、〔Co(NH3)6〕PO4、
〔Co(NH3)6〕(H2PO4)3、〔Fe(NH3)6〕
(HPO4)2、〔Ni(NH3)5Cl〕Cl、〔Co(CN)
(NH3)5〕Cl2、〔Co(SCN)(NH3)5〕Cl2、〔Co
(NO3)(NH3)5〕Cl2、〔Co(SO3)(NH3)5〕Cl、
〔Co(NO2)(NH3)5〕Cl2、〔Co(OH2)(NH3)5〕
Cl3、K3〔Co(CN)6〕、〔Co(NH3)4Cl2〕Cl、〔Fe
(NH3)5NO2〕Cl2、〔Co(CH3COO)2〕・4H2O、
K〔Co(edta)〕、Na(Co(edta)〕、(NH4)〔Co
(edta)〕、K3〔CoCl6〕、Na3〔CoBr6〕、K〔Co
(H2NCH2CH2NH2)(NO2)4〕、K3〔Ni
(C2O4)3〕、K2〔Ni(edta)〕、Na2〔Ni(edta)〕、
K2
〔Fe(edta)〕、Na〔Fe(edta)〕、(NH4)〔Fe
(edta)〕、K3〔Fe(C2O4)3〕、Na3〔Fe(C2O4)3〕
、
PdCl4、K2〔PbCl6〕、Pb(CH3COO)4、Pb(edta)、
〔Pd6O(OH)6〕Cl4などを挙げることができる。
なおこれらの具体例中、edtaはエチレンジアミン
テトラ酢酸ラジカルを示す。これらの錯体は、公
知の合成法により得ることができ、また市販品と
して入手することもできる。 上記のようなアルカリ水可溶性金属化合物は、
現像液の総量に対して約0.005〜0.2重量%の範囲
で含有させるのが適しており、より好ましくは
0.01〜0.1重量%含有させられる。 一方、本発明の現像液が適用されるPS版は、
親水性表面を有する支持体上にo−キノンジアジ
ド化合物からなる感光層を有するものである。上
記支持体の好ましいものは純アルミニウム板およ
びアルミニウム合金板が含まれ、更にアルミニウ
ムがラミネートもしくは蒸着されたプラスチツク
フイルムも含まれる。アルミニウム板の表面は砂
目立て処理、珪酸ソーダ、弗化ジルコニウム酸カ
リウム、燐酸塩等の水溶液への浸漬処理、あるい
は陽極酸化処理などの表面処理がなされているこ
とが好ましい。また、米国特許第2714066号明細
書に記載されている如く、砂目立てしたのちに珪
酸ナトリウム水溶液に浸漬処理されたアルミニウ
ム板、特公昭47−5125号公報に記載されているよ
うにアルミニウム板を陽極酸化処理したのちに、
アルカリ金属珪酸塩の水溶液に浸漬処理したもの
も好適に使用される。上記陽極酸化処理は、例え
ば、燐酸、クロム酸、硫酸、硼酸等の無機酸、若
しくは、蓚酸、スルフアミン酸等の有機酸または
これらの塩の水溶液又は非水溶液の単独又は二種
以上を組み合わせた電解液中でアルミニウム板を
陽極として電流を流すことにより実施される。 また、米国特許第3658662号明細書に記載され
ているようなシリケート電着も有効である。 更には米国特許第4087341号明細書、特公昭46
−27481号公報、特開昭52−30503号公報に開示さ
れているような電解グレインを施した支持体を上
記のように陽極酸化処理したものも有用である。
更に、米国特許第3834998号明細書に記されてい
るような砂目立てしたのちに化学的にエツチング
し、しかるのちに陽極酸化処理したアルミニウム
板も好ましい。これらの親水化処理は、支持体の
表面を親水性とするために施される以外に、その
上に設けられる感光性組成物との有害な反応を防
ぐため、更には感光層との密着性を向上させる為
などの種々の目的をもつて施されるものである。 支持体の親水性表面の上に設けられる感光層は
o−キノンジアジド化合物からなる。特に好まし
いo−キノンジアジド化合物はo−ナフトキノン
ジアジド化合物であり、例えば米国特許第
3046110号、同第3046111号、同第3046121号、同
第3046115号、同第3046118号、同第3046119号、
同第3046120号、同第3046121号、同第3046122号、
同第3046123号、同第3061430号、同第3102809号、
同第3106465号、同第3635709号、同第3647443号
の各明細書をはじめ、多数の刊行物に記されてお
り、これらは好適に使用することができる。これ
らの内でも、特に芳香族ヒドロキシ化合物のo−
ナフトキノンジアジドスルホン酸エステルまたは
o−ナフトキノンジアジドカルボン酸エステル、
および芳香族アミノ化合物のo−ナフトキノンジ
アジドスルホン酸アミドまたはo−ナフトキノン
ジアジドカルボン酸アミドが好ましく、特に米国
特許第3635709号明細書に記されているピロガロ
ールとアセトンとの縮合物にo−ナフトキノンジ
アジドスルホン酸をエステル反応させたもの、米
国特許第4028111号明細書に記されている末端に
ヒドロキシ基を有するポリエステルにo−ナフト
キノンジアジドスルホン酸、またはo−ナフトキ
ノンジアジドカルボン酸をエステル反応させたも
の、英国特許第1494043号明細書に記されている
ようなp−ヒドロキシスチレンのホモポリマーま
たはこれと他の共重合し得るモノマーとの共重合
体にo−ナフトキノンジアジドスルホン酸または
o−ナフトキノンジアジドカルボン酸をエステル
反応させたもの、米国特許第3759711号明細書に
記されているようなp−アミノスチレンと他の共
重合しうるモノマーとの共重合体にo−ナフトキ
ノンジアジドスルホン酸またはo−ナフトキノン
ジアジドカルボン酸をアミド反応させたものは非
常にすぐれている。 これらのo−キノンジアジド化合物は、単独で
使用することができるが、アルカリ可溶性樹脂と
混合し、この混合物を感光層として設けた方が好
ましい。好適なアルカリ可溶性樹脂には、ノボラ
ツク型フエノール樹脂が含まれ、具体的には、フ
エノールホルムアルデヒド樹脂、o−クレゾール
ホルムアルデヒド樹脂、m−クレゾールホルムア
ルデヒド樹脂などが含まれる。更に特開昭50−
125806号公報に記されている様に上記のようなフ
エノール樹脂と共に、t−ブチルフエノールホル
ムアルデヒド樹脂のような炭素数3〜8のアルキ
ル基で置換されたフエノールまたはクレゾールと
ホルムアルデヒドとの縮合物とを併用すると、よ
り一層好ましい。アルカリ可溶性樹脂は、感光層
中に約50〜約85重量、より好ましくは60〜80重量
%、含有させられる。 o−キノンジアジド化合物からなる感光層に
は、必要に応じて更に染料、可塑剤、プリントア
ウト性能を与える成分などの添加剤を加えること
ができる。 染料は、PS版を露光および現像後に画像部が
非画像部(支持体表面)とコントラストを与える
ようにする為に用いられるものであり、例えばC.
I.26105(オイルレツドRR)、C.I.21260(オイルス
カーレツト#308)、C.I.74350(オイルブルー)、
C.I.52015(メチレンブルー)、C.I.42555(クリスタ
ルバイオレツト)などのアルコール可溶性染料が
好ましい。かかる染料は、感光性印刷版の露光お
よび現像により露出された支持体の親水性表面の
色と、感光層の残在する部分とが明確なコントラ
ストを与えるに十分な量だけ添加すれば良く、一
般的には感光性組成物全量に対して約7重量%以
下の範囲で含有させるのが適当である。 可塑剤は支持体に設けられた感光層が所望の可
撓性を有するようにするために有効であり、例え
ば、ジメチルフタレート、ジエチルフタレート、
ジブチルフタレート、ジイソブチルフタレート、
ジオクチルフタレート、オクチルカプリールフタ
レート、ジシクロヘキシルフタレート、ジトリデ
シルフタレート、ブチルベンジルフタレート、ジ
イソデシルフタレート、ジアリールフタレートな
どのフタル酸エステル類、ジメチルグリコールフ
タレート、エチルフタリールエチルグリコレー
ト、メチルフタリールエチルグリコレート、ブチ
ルフタリールブチルグリコレート、トリエチレン
グリコールジカプリル酸エステルなどのグリコー
ルエステル類、トリクレジールホスフエート、ト
リフエニルホスヘートなどの燐酸エステル類、ジ
イソブチルアジペート、ジオクチルアジペート、
ジメチルセバケート、ジブチルセバケート、ジオ
クチルアゼレート、ジブチルマレエートなどの脂
肪族二塩基酸エステル類、ポリグリシジルメタク
リレート、クエン酸トリエチル、グリセリントリ
アセチルエステル、ラウリン酸ブチル等が有効で
ある。 可塑剤は、感光性組成物全量に対して約5重量
%以下含有させられる。 プリントアウト材料は、PS版の感光層を画像
露光することにより、直ちに可視画像が観察でき
るようにする為のものである。例えば英国特許第
1041463号明細書に記されているようなPH指示薬、
米国特許第3969118号明細書に記されている様な
o−ナフトキノンジアジド−4−スルホニルクロ
ライドと染料との組合せ、特公昭44−6413号公報
に記されているフオトクロミツク化合物などがあ
る。更に、特開昭52−80022号公報に記されてい
るように感光層中に環状酸無水物を加えることに
より感度を上昇させることができる。 かかるo−ナフトキノンジアジドからなる感光
性組成物は適当な溶剤の溶液から支持体上に塗布
される。適当なる溶剤としてはエチレングリコー
ルモノメチルエーテル、エチレングリコールモノ
エチルエーテル、酢酸2−メトキシエチルなどの
グリコールエーテル類、アセトン、メチルエチル
ケトン、シクロヘキサノンなどのケトン類、エチ
レンジクロライド等の塩素化炭化水素類等が含ま
れる。 支持体上に設けられるo−キノンジアジド化合
物からなる感光層の塗布量は約0.5〜約7g/m2
であり、より好ましくは1.5〜3g/m2である。 かくして得られるPS版は透明原図を通してカ
ーボンアーク灯、水銀灯、メタルハイドランプ、
キセノンランプ、タングステンランプなどの活性
光線の豊富な光線により露光されると、その部分
はアルカリ可溶性に変る。従つて、本発明の現像
液で処理されると感光層の露光部分は溶出され、
支持体の親水性表面が露出し、平版印刷版が得ら
れる。 本発明の現像液を用いることにより第一に現像
安定性が高まり現像条件の管理が極めて容易とな
る。第二に処理能力が高まり少量で多くのPS版
を現像できる。また、第三に、使用済液の排出が
少なくて済み廃液処理が容易である等の利点をも
たらす。 従つて、本発明の現像液は、米国特許第
4257434号、英国特許出願公開第2046931A号、国
際特許出願公開W082/01086号の各明細書に記載
されているような、現像液の疲労を補充液を加え
て補償しながら、大量のPS版を現像する場合の
当該現像液および補充液として使用した場合に、
著しい利点を有する。 以下、本発明を実施例により更に詳細に説明す
る。なお、「%」は他に指定のない限り重量%を
示すものとする。 実施例 1〜4 特公昭43−28403号公報実施例1に記載されて
いるアセトンとピロガロールの縮合物により得ら
れるポリヒドロキシフエニルのナフトキノン−
1,2−ジアジド−5−スルホン酸エステル0.8
重量部とノボラツク型メタパラ混合クレゾールホ
ルムアルデヒド樹脂2.2重量部、ノボラツク型オ
クチルフエノール樹脂0.02重量部、無水フタル酸
0.08重量部、2−トリクロルメチル−5−(p−
n−ブトキシスチリル−1,3,4−オキサジア
ゾール0.04重量部、クリスタルバイオレツトのパ
ラトルエンスルホン酸塩0.03重量部を20重量部の
メチルセロソルブアセテートと8重量部のメチル
エチルケトンに溶解して感光液を調製した。ナイ
ロンブラシで砂目立された厚さ0.3mmのアルミニ
ウム板をアルカリでエツチングした後、硝酸水溶
液中で、更に電解グレインし、続いて硫酸水溶液
中で陽極酸化し(陽極酸化皮膜量2.7g/m2)、そ
の後70℃の酢酸亜鉛水溶液で処理し良く洗滌した
後に乾燥し、その上に上記感光液を回転塗布機に
よつて塗布乾燥して約2.0g/m2の感光層を有す
るPS版を得た。このPS版に、濃度差0.15のステ
ツプウエツジと網点ウエツジを通して2kWメタ
ルハライドランプを用いて露光した。一方、現像
液としてSiO2/Na2Oモル比約1.1の珪酸ソーダ2
重量%水溶液1に第1表に示す化合物を指定量
添加した現像液を作製した。
分とする感光性平版印刷版(以下PS版と記す。)
の改良された現像液に関するものである。 o−キノンジアジド化合物は活性光線の照射に
よりジアゾ基が分解しカルボキシ基を含有する化
合物となることが知られている。従つてo−キノ
ンジアジド化合物を含む感光層は、画像露光後ア
ルカリ性現像液により処理されると露光部分が除
去され未露光部が画像となるので、所謂ポジーポ
ジ型感光性成分として、特に近年PS版の感光層
あるいはフオトエツチング用フオトレジスト組成
物に極めて重用されている。特にo−キノンジア
ジド化合物にアルカリ可溶性樹脂を混合した組成
物が経済性、実用性から有利に使用され、中でも
フエノールホルムアルデヒド縮合樹脂、又はクレ
ゾールホルムアルデヒド縮合樹脂と混合されたも
のが一般に用いられている。これらo−キノンジ
アジド化合物からなる感光層の現像剤としては第
三燐酸ソーダ、苛性ソーダ、珪酸ソーダ、珪酸カ
リウム、珪酸アンモニウム等の単独あるいは混合
された水溶液が用いられている。しかし苛性ソー
ダ、第三燐酸ソーダ水溶液などは現像時間によつ
てアルミニウムなどの金属へのエツチング作用が
強く金属支持体の感光材料に不都合であつた。ま
た、現像結果が極めて変動し易く甚しい場合は現
像時間の僅かの超過で画像が欠落してしまうこと
がある。また反復使用による現像能力の低下が激
しく一定容量における感光材料の処理可能な量
(処理能力)は非常に少ない。そこで近年珪酸ソ
ーダ水溶液又は珪酸カリウム水溶液が比較的有利
に使用されている。それは金属に対するエツチン
グ作用が少ないことゝ同時に珪酸ソーダ又は珪酸
カリウムの成分である酸化珪素(SiO2)と酸化
ナトリウム(Na2O)又は酸化カリウム(K2O)
の含有比率(一般にSiO2/Na2O又はSiO2/K2O
のモル比で表わす)と濃度によつてある程度現像
性の調整が可能とされるためである。すなわち
SiO2が多くなるに従い現像力が抑制され現像安
定性が高まり、Na2O又はK2Oが多くなると現像
力が高まり現像安定性が低下する。こゝで云う現
像安定性とは現像時間の変動に対する画像の安定
性のことでNa2O又はK2Oのみが多くなると短時
間で画像の欠落が起り易くなる。 一定容量での処理能力はNa2O又はK2O含有量
の高い方が良い。従つてSiO2/Na2O比又は
SiO2/K2O比を現像力、現像安定性の面で調整
しながら全濃度を高めていくことによつてある程
度の現像力、安定性と共に処理能力を得ることが
できる。しかしながらやはりいずれの点をも満た
すには不充分で現像力を基準におけば安定性に欠
け、安定性に基準をおけば現像力、処理能力に欠
ける傾向がある。また比較的高濃度とするために
沈澱が生成し易く、使用後の廃液処理に際し中和
用の酸の使用量が多くなるなどの欠点が出てく
る。以上述べた苛性ソーダ、第三燐酸ソーダ、珪
酸ソーダ、珪酸カリウム等の現像液の問題点を要
約すればアルカリ強度を高めれば現像力、処理能
力に秀れるが現像安定性に欠け、現像安定性を得
るためにはアルカリ濃度を低くしなければならず
従つて処理能力に欠けることになる。従つてアル
カリ強度の高い状態で現像安定性を得ることがで
きれば現像力、処理能力いずれにも秀れた現像液
を得ることができる。 アルカリ強度の高い状態で現像安定性を得る方
法として現像液にアニオン型界面活性剤又は両性
型界面活性剤を添加する方法が特開昭50−51324
号公報に、また水溶性カチオニツクポリマーを添
加する方法が特開昭55−95946号公報に、水溶性
の両性高分子電解質を添加する方法が特開昭56−
142528号公報に記載されている。しかしこれらの
現像液はいずれも自動現像機を用いて現像すると
現像途中で発泡するという欠点を有していた。ま
た特開昭55−25100号公報にはA、Aおよび
b族の遷移元素のイオン性化合物を添加するこ
とが記載されている。この場合陽極酸化したアル
ミニウム支持体の強アルカリによるエツチングを
抑える効果はあるが、現像安定性を得ることは出
来なかつた。 従つて、本発明の目的は解像力、現像安定性、
処理能力、自動現像機適性等いずれにも優れた現
像液を提供することにある。本発明者らは鋭意研
究の結果珪酸アルカリ水溶液中にPb、Fe、Coお
よびNiから選ばれた金属のアルカリ水可溶性化
合物の少なくとも1種を含有させることによつて
o−キノンジアジド感光層の改良された現像液が
得られることを見出した。 本発明に用いられる珪酸アルカリとしては珪酸
ナトリウム、珪酸カリウム、珪酸リチウム、珪酸
アンモニウム等で、単独又は組合せて用いること
が出来る。珪酸アルカリのSiO2/M2Oモル比
(Mはアルカリ金属またはアンモニウムをあらわ
す。)は0.5〜3、0で、好ましくは1.0〜2.0であ
る。珪酸アルカリのモル比が3.0より大きくなる
につれて現像性が低下するようになる。またモル
比が0.5より小さくなるにつれてアルカリ強度が
高く、感光板の支持体であるアルミニウム板等の
金属をエツチングする併害が出てくるようにな
る。現像液中の珪酸アルカリ含有量は1〜10重量
%で、好ましくは1.5〜7重量%である。10重量
%より高くなると沈澱や結晶が生成しやすくな
り、また廃液時の中和に際してゲル化したりする
傾向が出てくる。 一方、本発明における最も特徴的な成分である
Pd、Fe、CoおよびNiから選ばれた金属の化合物
としては、アルカリ水可溶性のものならば使用可
能であるが、より好ましくは当該金属の錯体から
選ばれる。錯体を形性する配位子としては、例え
ばNH3、OH2、NO-、NO- 2、NO- 3、CN-、
SCN-、Br-、Cl-、F-、I-、CO2、COなどの一
座配位子;例えばエチレンジアミン、C2O4 2-、
HONC(CH3)=C(CH3)NO、OC(NH2)2、
NH2CH2COO-、エチレンジアミンテトラ酢酸、
ジエチレントリアミン、トリエチレンテトラミ
ン、ビピリジン、1,10−フエナントロリン、ジ
エチレントリアミンペンタ酢酸、トリエチレンテ
トラミンヘキサ酢酸、ヒドロキシエチルエチレン
ジアミントリ酢酸、ニトリロトリ酢酸、1,2−
ジアミノシクロヘキサンテトラ酢酸、1,3−ジ
アミノシクロヘキサンテトラ酢酸、1,3−ジア
ミノ−2−プロパノールテトラ酢酸や、2−ホス
ホノブタン−1,2,4−トリカルボン酸、アミ
ノトリ(メチレンホスホン酸)、1−ヒドロキシ
エチリデン−1,1−ジホスホン酸、3,3−ジ
ホスホノピメリン酸、(PO3H2)NCH2CH2N−
(CH2PO3H2)2、N(CH2PO3H2)3のような有機ホ
スホン酸などのような多座配位子を挙げることが
できる。具体的な錯体としては、〔Co(NH3)6〕
Cl3、〔Fe(NH3)6〕I2、〔Ni(NH3)6Cl2、〔Co
(H2NCH2CH2NH2)3〕Cl3、〔Co(NH3)6〕PO4、
〔Co(NH3)6〕(H2PO4)3、〔Fe(NH3)6〕
(HPO4)2、〔Ni(NH3)5Cl〕Cl、〔Co(CN)
(NH3)5〕Cl2、〔Co(SCN)(NH3)5〕Cl2、〔Co
(NO3)(NH3)5〕Cl2、〔Co(SO3)(NH3)5〕Cl、
〔Co(NO2)(NH3)5〕Cl2、〔Co(OH2)(NH3)5〕
Cl3、K3〔Co(CN)6〕、〔Co(NH3)4Cl2〕Cl、〔Fe
(NH3)5NO2〕Cl2、〔Co(CH3COO)2〕・4H2O、
K〔Co(edta)〕、Na(Co(edta)〕、(NH4)〔Co
(edta)〕、K3〔CoCl6〕、Na3〔CoBr6〕、K〔Co
(H2NCH2CH2NH2)(NO2)4〕、K3〔Ni
(C2O4)3〕、K2〔Ni(edta)〕、Na2〔Ni(edta)〕、
K2
〔Fe(edta)〕、Na〔Fe(edta)〕、(NH4)〔Fe
(edta)〕、K3〔Fe(C2O4)3〕、Na3〔Fe(C2O4)3〕
、
PdCl4、K2〔PbCl6〕、Pb(CH3COO)4、Pb(edta)、
〔Pd6O(OH)6〕Cl4などを挙げることができる。
なおこれらの具体例中、edtaはエチレンジアミン
テトラ酢酸ラジカルを示す。これらの錯体は、公
知の合成法により得ることができ、また市販品と
して入手することもできる。 上記のようなアルカリ水可溶性金属化合物は、
現像液の総量に対して約0.005〜0.2重量%の範囲
で含有させるのが適しており、より好ましくは
0.01〜0.1重量%含有させられる。 一方、本発明の現像液が適用されるPS版は、
親水性表面を有する支持体上にo−キノンジアジ
ド化合物からなる感光層を有するものである。上
記支持体の好ましいものは純アルミニウム板およ
びアルミニウム合金板が含まれ、更にアルミニウ
ムがラミネートもしくは蒸着されたプラスチツク
フイルムも含まれる。アルミニウム板の表面は砂
目立て処理、珪酸ソーダ、弗化ジルコニウム酸カ
リウム、燐酸塩等の水溶液への浸漬処理、あるい
は陽極酸化処理などの表面処理がなされているこ
とが好ましい。また、米国特許第2714066号明細
書に記載されている如く、砂目立てしたのちに珪
酸ナトリウム水溶液に浸漬処理されたアルミニウ
ム板、特公昭47−5125号公報に記載されているよ
うにアルミニウム板を陽極酸化処理したのちに、
アルカリ金属珪酸塩の水溶液に浸漬処理したもの
も好適に使用される。上記陽極酸化処理は、例え
ば、燐酸、クロム酸、硫酸、硼酸等の無機酸、若
しくは、蓚酸、スルフアミン酸等の有機酸または
これらの塩の水溶液又は非水溶液の単独又は二種
以上を組み合わせた電解液中でアルミニウム板を
陽極として電流を流すことにより実施される。 また、米国特許第3658662号明細書に記載され
ているようなシリケート電着も有効である。 更には米国特許第4087341号明細書、特公昭46
−27481号公報、特開昭52−30503号公報に開示さ
れているような電解グレインを施した支持体を上
記のように陽極酸化処理したものも有用である。
更に、米国特許第3834998号明細書に記されてい
るような砂目立てしたのちに化学的にエツチング
し、しかるのちに陽極酸化処理したアルミニウム
板も好ましい。これらの親水化処理は、支持体の
表面を親水性とするために施される以外に、その
上に設けられる感光性組成物との有害な反応を防
ぐため、更には感光層との密着性を向上させる為
などの種々の目的をもつて施されるものである。 支持体の親水性表面の上に設けられる感光層は
o−キノンジアジド化合物からなる。特に好まし
いo−キノンジアジド化合物はo−ナフトキノン
ジアジド化合物であり、例えば米国特許第
3046110号、同第3046111号、同第3046121号、同
第3046115号、同第3046118号、同第3046119号、
同第3046120号、同第3046121号、同第3046122号、
同第3046123号、同第3061430号、同第3102809号、
同第3106465号、同第3635709号、同第3647443号
の各明細書をはじめ、多数の刊行物に記されてお
り、これらは好適に使用することができる。これ
らの内でも、特に芳香族ヒドロキシ化合物のo−
ナフトキノンジアジドスルホン酸エステルまたは
o−ナフトキノンジアジドカルボン酸エステル、
および芳香族アミノ化合物のo−ナフトキノンジ
アジドスルホン酸アミドまたはo−ナフトキノン
ジアジドカルボン酸アミドが好ましく、特に米国
特許第3635709号明細書に記されているピロガロ
ールとアセトンとの縮合物にo−ナフトキノンジ
アジドスルホン酸をエステル反応させたもの、米
国特許第4028111号明細書に記されている末端に
ヒドロキシ基を有するポリエステルにo−ナフト
キノンジアジドスルホン酸、またはo−ナフトキ
ノンジアジドカルボン酸をエステル反応させたも
の、英国特許第1494043号明細書に記されている
ようなp−ヒドロキシスチレンのホモポリマーま
たはこれと他の共重合し得るモノマーとの共重合
体にo−ナフトキノンジアジドスルホン酸または
o−ナフトキノンジアジドカルボン酸をエステル
反応させたもの、米国特許第3759711号明細書に
記されているようなp−アミノスチレンと他の共
重合しうるモノマーとの共重合体にo−ナフトキ
ノンジアジドスルホン酸またはo−ナフトキノン
ジアジドカルボン酸をアミド反応させたものは非
常にすぐれている。 これらのo−キノンジアジド化合物は、単独で
使用することができるが、アルカリ可溶性樹脂と
混合し、この混合物を感光層として設けた方が好
ましい。好適なアルカリ可溶性樹脂には、ノボラ
ツク型フエノール樹脂が含まれ、具体的には、フ
エノールホルムアルデヒド樹脂、o−クレゾール
ホルムアルデヒド樹脂、m−クレゾールホルムア
ルデヒド樹脂などが含まれる。更に特開昭50−
125806号公報に記されている様に上記のようなフ
エノール樹脂と共に、t−ブチルフエノールホル
ムアルデヒド樹脂のような炭素数3〜8のアルキ
ル基で置換されたフエノールまたはクレゾールと
ホルムアルデヒドとの縮合物とを併用すると、よ
り一層好ましい。アルカリ可溶性樹脂は、感光層
中に約50〜約85重量、より好ましくは60〜80重量
%、含有させられる。 o−キノンジアジド化合物からなる感光層に
は、必要に応じて更に染料、可塑剤、プリントア
ウト性能を与える成分などの添加剤を加えること
ができる。 染料は、PS版を露光および現像後に画像部が
非画像部(支持体表面)とコントラストを与える
ようにする為に用いられるものであり、例えばC.
I.26105(オイルレツドRR)、C.I.21260(オイルス
カーレツト#308)、C.I.74350(オイルブルー)、
C.I.52015(メチレンブルー)、C.I.42555(クリスタ
ルバイオレツト)などのアルコール可溶性染料が
好ましい。かかる染料は、感光性印刷版の露光お
よび現像により露出された支持体の親水性表面の
色と、感光層の残在する部分とが明確なコントラ
ストを与えるに十分な量だけ添加すれば良く、一
般的には感光性組成物全量に対して約7重量%以
下の範囲で含有させるのが適当である。 可塑剤は支持体に設けられた感光層が所望の可
撓性を有するようにするために有効であり、例え
ば、ジメチルフタレート、ジエチルフタレート、
ジブチルフタレート、ジイソブチルフタレート、
ジオクチルフタレート、オクチルカプリールフタ
レート、ジシクロヘキシルフタレート、ジトリデ
シルフタレート、ブチルベンジルフタレート、ジ
イソデシルフタレート、ジアリールフタレートな
どのフタル酸エステル類、ジメチルグリコールフ
タレート、エチルフタリールエチルグリコレー
ト、メチルフタリールエチルグリコレート、ブチ
ルフタリールブチルグリコレート、トリエチレン
グリコールジカプリル酸エステルなどのグリコー
ルエステル類、トリクレジールホスフエート、ト
リフエニルホスヘートなどの燐酸エステル類、ジ
イソブチルアジペート、ジオクチルアジペート、
ジメチルセバケート、ジブチルセバケート、ジオ
クチルアゼレート、ジブチルマレエートなどの脂
肪族二塩基酸エステル類、ポリグリシジルメタク
リレート、クエン酸トリエチル、グリセリントリ
アセチルエステル、ラウリン酸ブチル等が有効で
ある。 可塑剤は、感光性組成物全量に対して約5重量
%以下含有させられる。 プリントアウト材料は、PS版の感光層を画像
露光することにより、直ちに可視画像が観察でき
るようにする為のものである。例えば英国特許第
1041463号明細書に記されているようなPH指示薬、
米国特許第3969118号明細書に記されている様な
o−ナフトキノンジアジド−4−スルホニルクロ
ライドと染料との組合せ、特公昭44−6413号公報
に記されているフオトクロミツク化合物などがあ
る。更に、特開昭52−80022号公報に記されてい
るように感光層中に環状酸無水物を加えることに
より感度を上昇させることができる。 かかるo−ナフトキノンジアジドからなる感光
性組成物は適当な溶剤の溶液から支持体上に塗布
される。適当なる溶剤としてはエチレングリコー
ルモノメチルエーテル、エチレングリコールモノ
エチルエーテル、酢酸2−メトキシエチルなどの
グリコールエーテル類、アセトン、メチルエチル
ケトン、シクロヘキサノンなどのケトン類、エチ
レンジクロライド等の塩素化炭化水素類等が含ま
れる。 支持体上に設けられるo−キノンジアジド化合
物からなる感光層の塗布量は約0.5〜約7g/m2
であり、より好ましくは1.5〜3g/m2である。 かくして得られるPS版は透明原図を通してカ
ーボンアーク灯、水銀灯、メタルハイドランプ、
キセノンランプ、タングステンランプなどの活性
光線の豊富な光線により露光されると、その部分
はアルカリ可溶性に変る。従つて、本発明の現像
液で処理されると感光層の露光部分は溶出され、
支持体の親水性表面が露出し、平版印刷版が得ら
れる。 本発明の現像液を用いることにより第一に現像
安定性が高まり現像条件の管理が極めて容易とな
る。第二に処理能力が高まり少量で多くのPS版
を現像できる。また、第三に、使用済液の排出が
少なくて済み廃液処理が容易である等の利点をも
たらす。 従つて、本発明の現像液は、米国特許第
4257434号、英国特許出願公開第2046931A号、国
際特許出願公開W082/01086号の各明細書に記載
されているような、現像液の疲労を補充液を加え
て補償しながら、大量のPS版を現像する場合の
当該現像液および補充液として使用した場合に、
著しい利点を有する。 以下、本発明を実施例により更に詳細に説明す
る。なお、「%」は他に指定のない限り重量%を
示すものとする。 実施例 1〜4 特公昭43−28403号公報実施例1に記載されて
いるアセトンとピロガロールの縮合物により得ら
れるポリヒドロキシフエニルのナフトキノン−
1,2−ジアジド−5−スルホン酸エステル0.8
重量部とノボラツク型メタパラ混合クレゾールホ
ルムアルデヒド樹脂2.2重量部、ノボラツク型オ
クチルフエノール樹脂0.02重量部、無水フタル酸
0.08重量部、2−トリクロルメチル−5−(p−
n−ブトキシスチリル−1,3,4−オキサジア
ゾール0.04重量部、クリスタルバイオレツトのパ
ラトルエンスルホン酸塩0.03重量部を20重量部の
メチルセロソルブアセテートと8重量部のメチル
エチルケトンに溶解して感光液を調製した。ナイ
ロンブラシで砂目立された厚さ0.3mmのアルミニ
ウム板をアルカリでエツチングした後、硝酸水溶
液中で、更に電解グレインし、続いて硫酸水溶液
中で陽極酸化し(陽極酸化皮膜量2.7g/m2)、そ
の後70℃の酢酸亜鉛水溶液で処理し良く洗滌した
後に乾燥し、その上に上記感光液を回転塗布機に
よつて塗布乾燥して約2.0g/m2の感光層を有す
るPS版を得た。このPS版に、濃度差0.15のステ
ツプウエツジと網点ウエツジを通して2kWメタ
ルハライドランプを用いて露光した。一方、現像
液としてSiO2/Na2Oモル比約1.1の珪酸ソーダ2
重量%水溶液1に第1表に示す化合物を指定量
添加した現像液を作製した。
【表】
露光されたPS版を2枚づつ、25℃に保たれた
それぞれの現像液に浸漬し、1枚は1分後、他の
1枚は5分後に取り出し水洗した。第2表に溶出
したステツプウエツジの段数と網点ウエツジのハ
イライト部の網点再現性の結果を示した。
それぞれの現像液に浸漬し、1枚は1分後、他の
1枚は5分後に取り出し水洗した。第2表に溶出
したステツプウエツジの段数と網点ウエツジのハ
イライト部の網点再現性の結果を示した。
【表】
第2表の結果より、珪酸ナトリウム単独の水溶
液にくらべ実施例1〜4の現像液は現像性が極め
て安定であつることが判る。更に実施例1および
2の現像液について現像処理能力を調べたがいず
れも1当り3m2のPS版を現像した後も充分な
現像力を保持していた。 実施例 5〜14 実施例1で使用したPS版を用いて、現像液と
してSiO2/K2Oモル比1.2の珪酸カリウムの2.5%
水溶液1に第3表に示した化合物を指定量添加
したものを用いて実施例1と同様な方法で現像し
た。その結果を第4表に示す。
液にくらべ実施例1〜4の現像液は現像性が極め
て安定であつることが判る。更に実施例1および
2の現像液について現像処理能力を調べたがいず
れも1当り3m2のPS版を現像した後も充分な
現像力を保持していた。 実施例 5〜14 実施例1で使用したPS版を用いて、現像液と
してSiO2/K2Oモル比1.2の珪酸カリウムの2.5%
水溶液1に第3表に示した化合物を指定量添加
したものを用いて実施例1と同様な方法で現像し
た。その結果を第4表に示す。
【表】
【表】
第4表の結果から比較例2の珪酸カリウム単独
水溶液に比較して錯体又はキレート化合物を含有
している本発明の現像液の現像性は極めて安定で
あることが判る。又、処理後の廃液を水1:1で
希釈して塩酸で中和したがいずれもゲルの発生は
見られず簡単に中和処理を施すことができた。 実施例 15 実施例1においてナフトキノンジアジド化合物
の替りにビスフエノールAのナフトキノン−1,
2−ジアジド−5−スルホン酸エステルを用いた
PS版を用いたが、実施例1の場合と同様の結果
が得られた。
水溶液に比較して錯体又はキレート化合物を含有
している本発明の現像液の現像性は極めて安定で
あることが判る。又、処理後の廃液を水1:1で
希釈して塩酸で中和したがいずれもゲルの発生は
見られず簡単に中和処理を施すことができた。 実施例 15 実施例1においてナフトキノンジアジド化合物
の替りにビスフエノールAのナフトキノン−1,
2−ジアジド−5−スルホン酸エステルを用いた
PS版を用いたが、実施例1の場合と同様の結果
が得られた。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 珪酸アルカリ並びにPb、Fe、CoおよびNiか
ら選ばれた金属のアルカリ水可溶性化合物の少な
くとも1種を含有する水溶液からなることを特徴
とするo−キノンジアジド化合物からなる感光層
を有する感光性平版印刷版の現像液。 2 該アルカリ水可溶性化合物が錯体であること
を特徴とする特許請求の範囲第1項記載の現像
液。 3 該アルカリ水可溶性化合物が金属キレート化
合物であることを特徴とする特許請求の範囲第1
項記載の現像液。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57229847A JPS59121336A (ja) | 1982-12-28 | 1982-12-28 | 感光性平版印刷版の現像液 |
| US06/566,454 US4606995A (en) | 1982-12-28 | 1983-12-28 | Process for developing light-sensitive o-quinonediazide lithographic plates with developing solution having cobalt or nickel compound |
| DE19833347338 DE3347338A1 (de) | 1982-12-28 | 1983-12-28 | Entwicklerloesung zum entwickeln von lichtempfindlichen flachdruckformen |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57229847A JPS59121336A (ja) | 1982-12-28 | 1982-12-28 | 感光性平版印刷版の現像液 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59121336A JPS59121336A (ja) | 1984-07-13 |
| JPH0130139B2 true JPH0130139B2 (ja) | 1989-06-16 |
Family
ID=16898614
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP57229847A Granted JPS59121336A (ja) | 1982-12-28 | 1982-12-28 | 感光性平版印刷版の現像液 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4606995A (ja) |
| JP (1) | JPS59121336A (ja) |
| DE (1) | DE3347338A1 (ja) |
Families Citing this family (13)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE3569703D1 (en) * | 1984-01-17 | 1989-06-01 | Fuji Photo Film Co Ltd | Presensitized plate having an anodized aluminum base with an improved hydrophilic layer |
| JPS63158552A (ja) * | 1986-12-23 | 1988-07-01 | Fuji Photo Film Co Ltd | 平版印刷版の製造方法 |
| JP2626992B2 (ja) * | 1988-05-10 | 1997-07-02 | 富士写真フイルム株式会社 | 感光性平版印刷版用現像液組成物及び現像方法 |
| US5219700A (en) * | 1988-10-03 | 1993-06-15 | Mitsubishi Kasei Corporation | Photosensitive composition containing 1,2-naphthoquinone-2-diazido-4-sulfonic acid ester, alkali-soluble resin, halomethyloxadiazole compound and a dye |
| US4968586A (en) * | 1988-12-23 | 1990-11-06 | Eastman Kodak Company | Photoresist compositions containing cobalt (III) compound and redox transfer ligand |
| EP0732628A1 (en) | 1995-03-07 | 1996-09-18 | Minnesota Mining And Manufacturing Company | Aqueous alkaline solution for developing offset printing plate |
| US5942368A (en) * | 1996-04-23 | 1999-08-24 | Konica Corporation | Pigment dispersion composition |
| JPH10195568A (ja) * | 1997-01-10 | 1998-07-28 | Konica Corp | 平版印刷版用アルミニウム合金板 |
| DE69901642T3 (de) | 1998-03-14 | 2019-03-21 | Agfa Nv | Verfahren zur Herstellung einer positiv arbeitenden Druckplatte aus einem wärmeempfindlichem Bildaufzeichnungsmaterial |
| US6511790B2 (en) | 2000-08-25 | 2003-01-28 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | Alkaline liquid developer for lithographic printing plate and method for preparing lithographic printing plate |
| JP2003315987A (ja) | 2002-02-21 | 2003-11-06 | Fuji Photo Film Co Ltd | 平版印刷版の製版方法 |
| US7081330B2 (en) | 2002-09-20 | 2006-07-25 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | Method of making lithographic printing plate |
| CN114014422B (zh) * | 2021-11-05 | 2023-09-26 | 济源职业技术学院 | 一种金属离子分离富集体系及分离富集钴(ii)的方法 |
Family Cites Families (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| NL267572A (ja) * | 1960-07-29 | |||
| US3615480A (en) * | 1969-02-24 | 1971-10-26 | Du Pont | Developer solutions for photopolymerized layers |
| US3970458A (en) * | 1971-10-14 | 1976-07-20 | Eastman Kodak Company | Imagewise hardening with inert transition metal complex oxidizing agents |
| JPS5850342B2 (ja) * | 1975-05-12 | 1983-11-10 | 富士写真フイルム株式会社 | キンゾクガゾウケイセイザイリヨウ |
| DE2834958A1 (de) * | 1978-08-10 | 1980-02-21 | Hoechst Ag | Verfahren zum entwickeln von belichteten lichtempfindlichen druckplatten |
| JPS5629230A (en) * | 1979-08-17 | 1981-03-24 | Fuji Photo Film Co Ltd | Photosensitive image forming material and image forming method using it |
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- 1983-12-28 US US06/566,454 patent/US4606995A/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59121336A (ja) | 1984-07-13 |
| DE3347338C2 (ja) | 1988-08-25 |
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