JPH01308263A - 2―アミノ―4,6―ジクロロピリミジンの製造方法 - Google Patents

2―アミノ―4,6―ジクロロピリミジンの製造方法

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JPH01308263A
JPH01308263A JP1169489A JP1169489A JPH01308263A JP H01308263 A JPH01308263 A JP H01308263A JP 1169489 A JP1169489 A JP 1169489A JP 1169489 A JP1169489 A JP 1169489A JP H01308263 A JPH01308263 A JP H01308263A
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隆弘 芳賀
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辻井 康弘
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Shigeo Murai
重夫 村井
Toshihiro Tanaka
敏博 田中
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、医薬、農薬の中間体として有用な2−アミノ
−4,6−ジクロロピリミジンの工業的有利な製造方法
に関する。
(従来の技術) 従来、2−アミノ−4,6−ジクロロピリミジンの製造
については、ケミッシェ、ベリヒテ第36巻第1号22
27〜2235頁(1903年)にはマロニルグアニジ
ンとオキシ塩化リンとを還流状態(105〜110℃)
で反応させる方法、米国特許節3,991,190号及
びジャーナル・オブ・デイ・アメリカン・ケミカル・ソ
サイエティ第73巻3011〜3012頁(1951年
)には2−アミノ−4,6−ジヒドロキシピリミジンと
オキシ塩化リンとをジメチルアニリンの存在下還流状態
(105〜110’C)で反応させる方法などが記載さ
れ、知られている。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら従来の方法では、いずれも多くの種類の副
生物が多量に生成し、目的物2−アミノ−4,6−−ジ
クロロビリミジンの収率が低いためにそれらの改善が求
められている。
(発明の開示) 本発明者達は、前記米国特許他に記載の方法において、
溶媒を用いて50〜100 ’Cの温度で塩素化反応を
行・うことにより、更にほこの塩素化反応で生成した副
生物の加水分解反応を行うことにより、目的物が高収率
でかつ高純度で得られることを見出し、本発明を完成し
た。
すなわち、本発明は、溶媒及び酸除去剤の存在下に2−
アミノ−4,6−シヒドロキシビリミジン及びその塩(
以下A D HPと略す)とオキシ塩化リンとを50〜
100℃の温度で反応させて、2−アミノ−4,6−ジ
クロロピリミジン(以下ADC,Pと略す)を製造する
方法並びにこの塩素化反応で副生じた4、6−ジクロロ
−2−ピリミジニルポスボロアミンックジクロライド(
以下PPAと略称)を加水分解して、ADCPを生成さ
せてADCPの収率を向上させることを特徴とするAD
CPの製造方法である。
本発明方法の実施にあたって、一般にA D HP、オ
キシ塩化リン及び溶媒を混合し、酸除去剤の存在下に5
0〜100℃の温度て、A D HPの塩素化反応(前
段)を行う。
まず、前段の塩素化反応について説明する。
本発明で使用される2−アミノ−4,6−ジヒドロキシ
ピリミジンの塩としては、ナI・リウム、カリウム、カ
ルシウムなどのアルカリ金属またはアルカリ土類金属の
塩などが挙げられ、本発明方法ではこれらの塩の使用が
望ましい。
本発明で使用される溶媒としては、オキシ塩化リンに対
して不活性であればいずれのものでもよいが、具体的に
は例えば、アセトニトリル、プロピオニトリル、ヘンゾ
ニトリルなどのニトリル類;クロロボルム、四塩化炭素
、エチレンジクロライド、1,1−ジクロロプロパン、
塩化ブチル、塩化ノルマルアミル、塩化ノルマルヘキシ
ル、ヘキサノ、ヘキセン、ヘプタン、ヘプテン、オクタ
ン、オクテンなどのハロゲン原子で置換されてもよい脂
肪族炭化水素類;ベンゼン、クロロヘンゼン、ジクロロ
ベンゼン、トルエン、キシレンなどのハロゲン原子及び
/又はアルキル基で置換されてもよい芳香族炭化水素類
;酢酸メチル、酢酸エチル、酢酸ブチルなどのエステル
類;ジブデルエーテル、ブチルエチルエーテル、ジフェ
ニルエーテル、ジオキサンなどのエーテル類などが挙げ
られる。溶媒としては中でもニトリル類及びハロゲン原
子で置換されてもよい脂肪族炭化水素類が望ましく、ニ
トリル類又はハロゲン置換脂肪族炭化水素類がさらに望
ましく、アセトニトリル又はエチレンジクロライドが最
も望ましい。
本発明で使用される酸除去剤としては、AD)IPとオ
キシ塩化リンとの塩素化反応及びPPAの加水分解反応
を阻害せず、前記前段の塩素化反応時に副生ずるH(l
を除去できるものであればいずれのものでもよいが、具
体的には塩基性物質、不活性ガス又は空気が挙げられる
。不活性ガス又は空気を用いる場合は、これらのものを
反応容器内に吹き込みHCEを反応系外に排出すること
によって達成される。酸除去剤としては中でも塩基性物
質が望ましい。塩基性物質としては、例えばトリエチル
アミン、ジエチルアミン、モノクロロアミン、アンモニ
ア、N、N−ジノチルアニリン、N、N−ジエチルアニ
リンなどのアミン類;ピリジン、ピコリン、ルチジンな
どのピリジン類などが挙げられ、中でもトリエチルアミ
ンが望ましい。
また、本発明で使用される反応原料、溶媒及び酸除去剤
としての塩基性物質の各使用量については反応条件の相
異により一概に規定できないが、ADHPIモル当り、
オキシ塩化リンは1〜7モル望ましくは1.5〜4モル
、溶媒は100〜2,000雌望ましくば200〜80
0戚並びに塩基性物質は0.1〜3モル望ましくは0.
25〜1モルである。前記使用量の範囲を逸脱した場合
、反応の進行が遅延したり、経済性が劣ったり或いは反
応操作に支障を来たしたりして望ましくない。
本発明の塩素化反応の反応温度は、50〜100 ’C
1望ましくは70〜90℃であり、反応時間は通常0.
5〜10時間である。前記反応温度の範囲を逸脱した場
合、反応の進行が遅延したり、経済性が劣ったり或いは
精製分離が困難な副生物が多量に生成したりして望まし
くない。
この塩素化反応生成物は必要ならばこれからADCPが
分離されてもよいが、通常、後段の加水分解反応にその
まま供せられる。
次に、後段のPPAの加水分解反応について説明する。
本発明の加水分離反応においては、一般に前段の塩素化
反応の終了した反応生成物を水に投入することにより、
加水分解反応(後段)を行う。
本発明の前段の塩素化反応により生成する反応生成物は
、普通目的物であるADCP、主要副生物である4、6
−ジクロロ−2−ピリミジニルホスボロアミシソクジク
ロライド、未反応のオキシ塩化リン、溶媒などを含むも
のであり、一般に、この未反応のオキシ塩化リンを一旦
前記反応生成物から減圧留去により回収してもよいが、
減圧留去せずにこの反応生成物をこのまま水に投入して
PPAの加水分解反応を行ってもよい。加水分解反応は
PPAの加水分解によりA、DCP、リン酸及び塩酸を
生成する反応である。塩素化反応生成物からオキシ塩化
リンを減圧留去しても、通常、少量のオキシ塩化リンは
残存するため、塩素化反応生成物を水と混合した場合、
オキシ塩化リンと水との反応によりリン酸、塩酸などの
酸性物質が生成して主要副生物である前記PPAの加水
分解反応が促進される。この加水分解反応においては、
反応生成物中のPPAが目的物であるA D CPに変
換され、一方ADCPは実、質的に分解しないためにA
DCPの収率及び純度の向上に貢献する。
本発明の加水分解反応の反応温度は、通常30〜70“
C1望ましくは40〜60℃であり、反応時間は、0.
5〜12時間である。前記反応温度の範囲を逸脱した場
合、反応の進行が遅延したり、経済性が劣ったり或いは
目的物であるADCPが加水分解を受けてADCPの収
率及び純度の低下をもたらしたりして望ましくない。ま
た酸除去剤として塩基性物質を使用した場合、塩素化反
応生成物には、通常、少量の塩基性物質が残存するが、
この塩基性物質は加水分解反応の進行を特に阻害するも
のでない。
また本発明の塩素化工程で用いられる溶媒は、塩素化反
応終了後加水分解反応前に回収してもよいが、加水分解
終了後回収してもよい。加水分解終了後得られたスラリ
ー液に通常の濾過、水洗、乾燥を施せば、容易に目的物
であるADCPを得ることができる。
本発明方法で得られたADCPは、通常の方法、例えば
アルカリ金属のメトキシドと適当な溶媒の存在下に反応
させて2−アミノ−4,6−シメトキシビリミジンを高
収率でかつ高純度で得ることができる。
本発明方法は、ADCPの製造において副生物の生成を
極力抑制すると共に主要副生物のP’P AをADCP
に転換することにより、ADCPを高酸・率で、かつ高
純度で得ることができるが、その他下記のような反応操
作、後処理操作上利点を有し、工業的有利な方法である
。
(1)塩素化反応で溶媒を用いることにより、比較的高
価で取扱いの困難なオキシ塩化リンの使用量を減少でき
、未反応のオキシ塩化リンの回収操作を省略反型簡略化
することもできる。
(2)塩素化反応で溶媒を用いることにより、酸除去剤
として塩基性物質を用いた場合に生ずる塩基性物質の滴
下口の塩類による閉塞などの問題が実質的に生じない。
(3)塩素化反応で溶媒を用いることにより、塩素化反
応の最適温度の制御が容易となり、分離困難な副生物の
生成を抑制することができ、煩雑な精製操作を省くこと
ができる。
(4)塩素化反応で用いられた溶媒は、通常の簡便な方
法で回収することができる。
(実施例) 次に本発明に係る実施例を記載する。
実施例−1 (塩素化反応) 攪拌機、温度計、冷却器及び滴下濾斗を備えた500 
ml四つ目フラスコに、エチレンジクロライド100m
R及びオキシ塩化リン(P’OCI!、z ) 95.
9’gを仕込み、室温で塩化ナトリウム23.5%含有
する2−アミノ−4,6−ジヒドロキシピリミジンナト
リウム塩(S D HP ) 48.7Bを投入し、8
2℃まで昇温した。次いでトリエチルアミン25.3g
 及びエチレンジクロライド24雌を60分を要し滴下
した後、還流下(82〜84℃)で2時間反応させた。
反応生成物は、液体クロマトグラフィーで分析の結果、
2−アミノ−4,6−ジクロロピリミジン73゜4%、
4,6−ジクロロ−2−ピリミジニルボスホロアミシッ
クジクロライド他含有物20.4%を含んでいた。
(加水分解反応) 前段の塩素化反応で得られた反応生成物を冷却後、氷水
400 mftに投入し、50℃で3時間攪拌して加水
分解反応を行った。得られたスラリー液を濾過して濾液
からエチレンジクロライド99m1を回収した。一方得
られた濾過ケーキを水洗、乾燥して2−アミノ−4,6
−ジクロロピリミジン337g(収率82.2%、純度
91.5%)を得た。
実施例−2 (塩素化反応) 攪拌機、温度計、冷却器及び鏑下濾斗を備えた500m
1四つロフラスコに、アセト二l・リル80m1及びオ
キシ塩化リン(P OC13) 76.8gを仕込み、
室温で塩化すl・リウム26.0%含有する2−アミノ
−4,6−シヒドロギシビリミジンナ1ヘリウム塩40
.3 gを投入し、78℃まで昇温した。次いでトリエ
チルアミン15.2gを1時間20分を要し滴下した後
、還流下(78〜82’C)で1.5時間反応させ、反
応終了後、アセトニトリル及び過剰のオキシ塩化リンを
減圧留去して回収した(アセトニトリルの回収量71 
、8 ml、オキシ塩化リンの回収量]、3.7g)。
反応生成物は、液体クロマ]・グラフィーで分析の結果
、2−アミノ−4,6−ジクロロピリミジン69.2%
、4,6−ジクロロ−2−ピリミジニルボスホロアミシ
ックジクロライド他含有物22.7%を含んでいた。
(加水分解反応) 前段の塩素化反応で得られた減圧留去残分を冷却後、こ
のものに氷水360 mlを投入し、45〜50℃で3
時間攪拌して加水分解反応を行った。得られたスラリー
液を濾過し、得られた濾過ケーキを水洗、乾燥して2−
アミノ−4,6−ジクロロピリミジン27.3g (収
率83,2%、純度92.4%)を得た。
実施例−3 (塩素化反応) 攪拌機、温度計、冷却器及び滴下濾斗を備えた100m
j四つロフラスコに、アセトニトリル20rrrρ及び
オキシ塩化リン(POCl2)19.2gを仕込ろ、室
温で塩化ナトリウム23.7%含有する2−アミノ−4
,6−シヒドロギシピリミジンナトリウム塩(SDHP
)9.8 gを投入し、78℃まで昇温した。
次いでトリエチルアミン5.05 gを35分を要し滴
下した後、還流下(78〜82℃)で2.5時間反応さ
せ、反応終了後、アセトニトリル及び過剰のオキシ塩化
リンを減圧留去して回収した。反応生成物は、液体クロ
マトグラフィーで分析の結果、2−アミノ−4,6−シ
クロロピリミジン61.9%、4,6−ジクロロ−2−
ピリミジニルボスホロアミシックジクロライド他含有物
30.4%を含んでいた。
(加水分解反応) 前段の塩素化反応で得られた残漬物を冷却後、このもの
に氷水90m2を投入し、50℃で3時間攪拌して得ら
れたスラリー液を濾過した後、水洗、乾燥を行い2−ア
ミノ−4,6−ジクロロピリミジン6.9 g (収率
84.2%、純度94.8%)を得た。
実施例−4 前記実施例−3において、原料を2−アミノ−4,6−
シヒドロキジピリミジンに、塩素化反応時間を5時間に
それぞれ変更することを除いては同様の塩素化反応及び
加水分解反応による方法で2−アミノ−4,6−ジクロ
ロピリミジン7.0g(収率85.3%、純度93.6
%)を得た。
実施例−5 前記実施例−3において、l・リエチルアミンを使用し
ないこと、塩素化反応時間を4時間に変更すること並び
に反応中反応容器内に継続的にN2ガスを吹き込むこと
を除いては同様の塩素化反応及び加水分解反応による方
法で、2−アミノ−4゜G−ジクロロピリミジン6.3
0g (収率76.8%、純度85.9%)を得た。
実施例−6〜15 前記実施例−3の方法に準じて塩素化及び加水分解の各
反応を行い、次表の結果を得た。表中、反応条件は塩素
化反応条件であり、加水分解反応の反応条件は塩素化反
応生成物を処理する前記実施例3の加水分解の反応条件
と同じであり、また表中の畳量及び収率は加水分解反応
の生成物を対象とする。
(註記) 溶媒の欄CI−φ ; クロロベンゼンEDC:  エ
チレンジクロライド 八cO[it  :  酢酸エチル 塩基性物質の欄 Et3N   :  I−+)エチル
アミン開へ  :  N、N−ジメチルアニリン(発明
の効果) 本発明は、溶媒及び酸除去剤の存在下に2−アミノ−4
,6−シヒドロギシピリミジン及びその塩とオキシ塩化
リンとを50〜100℃の温度で反応させて、2−アミ
ノ−4,6−ジクロロピリミジンを製造する方法並びに
この塩素化反応で副生じた4、6−ジクロロ−2−ピリ
ミジニルホスホロアミジックジクロライドを加水分解し
て、目的物2−アミノ−4,6−ジクロロピリミジンを
生成させることにより目的物の収率を向上させることを
特徴とする2−アミノ−4,6−ジクロロピリミジンの
工業的有利な製造方法であり、本発明方法で製造される
2−アミノ−4,6−ジクロロピリミジンは医薬、農薬
の中間体として有用である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、溶媒及び酸除去剤の存在下に2−アミノ−4,6−
    ジヒドロキシピリミジン及びその塩とオキシ塩化リンと
    を50〜100℃の温度で反応させることを特徴とする
    2−アミノ−4,6−ジクロロピリミジンの製造方法。 2、溶媒及び酸除去剤の存在下に2−アミノ−4,6−
    ジヒドロキシピリミジン及びその塩とオキシ塩化リンと
    を50〜100℃の温度で反応させて2−アミノ−4,
    6−ジクロロピリミジン及び4,6−ジクロロ−2−ピ
    リミジニルホスホロアミジックジクロライドを生成させ
    、次いで4,6−ジクロロ−2−ピリミジニルホスホロ
    アミジックジクロライドを加水分解して、2−アミノ−
    4,6−ジクロロピリミジンを生成させることを特徴と
    する2−アミノ−4,6−ジクロロピリミジンの製造方
    法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009024001A (ja) * 2001-11-21 2009-02-05 Novartis Ag 複素環化合物および使用方法
CN116874119A (zh) * 2023-07-26 2023-10-13 安徽海顺化工有限公司 一种4,6-二氯嘧啶生产废水的处理工艺

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