JPH0131027Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0131027Y2 JPH0131027Y2 JP1983143660U JP14366083U JPH0131027Y2 JP H0131027 Y2 JPH0131027 Y2 JP H0131027Y2 JP 1983143660 U JP1983143660 U JP 1983143660U JP 14366083 U JP14366083 U JP 14366083U JP H0131027 Y2 JPH0131027 Y2 JP H0131027Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bean paste
- sugar
- processed bean
- processed
- coagulant
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Confectionery (AREA)
Description
〔考案の属する技術分野〕
本考案は餡加工物による冷菓の被覆菓子に関す
るものである。さらに詳細には、本考案は生餡と
糖類と凝固剤とからなるたとえば羊かんのような
餡加工物により、たとえばアイスクリームのよう
な冷菓を直接かつ全体的に被覆してなる被覆菓子
に関するものである。 〔従来技術とその問題点〕 羊かんと冷菓とを組合せた菓子は、たとえば実
公昭26−5975号、同26−7871号および同31−
18691号各公報に開示されている。しかしながら、
これら各公報に開示された羊かんと冷菓との組合
せは、羊かんを中心の芯体としてこれをアイスク
リーム、アイスキヤンデーなどの冷菓で被覆した
もの、或いは羊かんと冷菓との単なる層状菓子
(被覆菓子でない)であつて、いずれの場合にも
溶融し易い冷菓が表面に露出しているため食べに
くいという欠点を有するものである。 さらに、カステラ中に冷菓を包含させたカステラ
冷菓(実公昭56−50779号)、或いは本出願人によ
るアミロペクチン粘弾性物で冷菓を被覆した被覆
菓子(特開昭57−198051号)なども知られてい
る。 しかしながら、羊かんのような餡加工物で冷菓
を直接にかつ全体的に被覆してなる被覆菓子は従
来知られていない。 此度、所定割合の餡原料を使用しかつ所定工程
よりなる製造法に従えば、餡加工物により冷菓を
全体的かつ直接に被覆してなる従来未知の被覆菓
子を連続的かつ大量に生産しうることを突き止め
た。しかも、製造は既知の製造設備(バイターラ
イン)を用いて或いは僅かの変更を加えて行なう
ことができる。 〔考案の目的〕 したがつて、本考案の目的は、所定割合の生餡
と糖類と凝固剤とを主原料とする所定糖度の餡加
工物により冷菓を被覆してなる被覆菓子を提供す
ることにある。 〔考案の要点〕 本考案において、冷菓は直接かつその略全体
(一部露呈していてもよい)を餡加工物により被
覆される。 餡加工物の一原料である糖類は砂糖、水飴、マ
ルトース、ブドウ糖、果糖、ブドウ糖果糖液糖、
糖アルコールの1種もしくは2種以上の組合せか
ら選択され、糖類の使用量は餡加工物の重量に対
し35〜70重量%、好ましくは45〜60重量%であ
る。使用量が35重量%以下になると、食する適温
(−5〜−15゜C)にて凍結状態となるため感触が
悪くなり、艷および透明感のない外観が生ずる。
他方、使用量が70重量%以上になると、甘味が強
くなり過ぎかつ凝固点が高くなつてシエル形成を
不可能にする。 餡加工物の他の原料である凝固剤は、寒天、ゼ
ラチン、タマリンド種子多糖類、グアガム、ロー
スカストビーンガム、キサンタンガム、カラギー
ナンの1種もしくは2種以上の組合せから選択さ
れ、その使用量は餡加工物の重量に対し0.3〜3
重量%、好ましくは0.5〜1.5重量%である。使用
量が0.3%以下になると、餡がソース状となり、
シエルは形成されるがゲルセツトしないため羊か
ん様の感触が得られない。他方、使用量が3%を
越えると、凝固点が高くなりかつ粘度も高くなり
過ぎるため、流し込み後の温度低下によつてゲル
セツトが急速に進み、その結果未凝固部分の吸引
除去によるシエル形成が不可能となる。 さらに、本考案において使用する餡加工物の糖
類はBx.45〜70とする。糖度がBx.45以下では
食する段階でもまだ凍結状態となつて、羊かん様
の感触が得られず、また糖度が70以上では高粘度
となりかつゲルセツトが急速となり過ぎ、凝固剤
の多過ぎる場合と同様な理由でシエル形成が不可
能となる。 他面において、本考案に係る餡加工物による冷
菓の被覆菓子の製造に際しては、生餡と液状糖類
と適量の水とを加熱混練し、60゜C以上に達した
際、固形糖類と凝固剤と必要に応じ調味料との混
合物を投入してさらに90゜C以上まで加熱混練し、
糖度をBx.45〜70に調整した後これをブライン
槽内のモールドに流し込み、モールドに接触して
いる部分を凝固させた後に内部の未凝固部分を吸
引除去して餡加工物のシエルを形成させ、このシ
エル中に冷菓のミツクスを充填して凍結させ、か
つモールドから抜き取つて包材で包装することに
より達成される。 本考案は、ゲルセツト温度を40゜C以下に設定し
かつ最終的なゲル強度を強くするよう餡加工物を
調製し、しかも餡加工物の粘度をモールド中への
注入および未凝固部分の吸引除去を可能にするよ
う低く設定することにより、餡加工物のシエル形
成を可能にすると共に充填した冷菓ミツクスの融
解を大幅に抑え、かくして従来未知の餡加工物に
よる冷菓の被覆菓子の製造を可能にした。 本考案により得られる被覆菓子において、餡加
工物の凍結温度は−20゜C以下であり、通常のスト
ツカー温度にて羊かんの艷と感触とを維持するこ
とができ、餡加工物と冷菓とが同時に食べられる
にも拘らず異和感がなく、しかも冷菓分野におい
て従来経験されない表面の透明感が得られる。 さらに、本考案において使用される餡加工物
は、冷菓と組合せる必要上、そのゲル強度が重要
であるが、その強度をたとえば二、三の市販羊か
んと比較すれば次の通りである: 市販水羊かん:161g/cm2、20゜C 市販本練り羊かん:2220g/cm2、20゜C 本発明の餡加工物:1435g/cm2、20゜C (不動工業社製レオメータにより直径5m/m
の円筒型針を使用して測定) 〔考案の実施例〕 以下、添付図面を参照して本考案による被覆菓
子の製造を実施例につき説明する。 先ず、次の配合組成により餡加工物を調製す
る。
るものである。さらに詳細には、本考案は生餡と
糖類と凝固剤とからなるたとえば羊かんのような
餡加工物により、たとえばアイスクリームのよう
な冷菓を直接かつ全体的に被覆してなる被覆菓子
に関するものである。 〔従来技術とその問題点〕 羊かんと冷菓とを組合せた菓子は、たとえば実
公昭26−5975号、同26−7871号および同31−
18691号各公報に開示されている。しかしながら、
これら各公報に開示された羊かんと冷菓との組合
せは、羊かんを中心の芯体としてこれをアイスク
リーム、アイスキヤンデーなどの冷菓で被覆した
もの、或いは羊かんと冷菓との単なる層状菓子
(被覆菓子でない)であつて、いずれの場合にも
溶融し易い冷菓が表面に露出しているため食べに
くいという欠点を有するものである。 さらに、カステラ中に冷菓を包含させたカステラ
冷菓(実公昭56−50779号)、或いは本出願人によ
るアミロペクチン粘弾性物で冷菓を被覆した被覆
菓子(特開昭57−198051号)なども知られてい
る。 しかしながら、羊かんのような餡加工物で冷菓
を直接にかつ全体的に被覆してなる被覆菓子は従
来知られていない。 此度、所定割合の餡原料を使用しかつ所定工程
よりなる製造法に従えば、餡加工物により冷菓を
全体的かつ直接に被覆してなる従来未知の被覆菓
子を連続的かつ大量に生産しうることを突き止め
た。しかも、製造は既知の製造設備(バイターラ
イン)を用いて或いは僅かの変更を加えて行なう
ことができる。 〔考案の目的〕 したがつて、本考案の目的は、所定割合の生餡
と糖類と凝固剤とを主原料とする所定糖度の餡加
工物により冷菓を被覆してなる被覆菓子を提供す
ることにある。 〔考案の要点〕 本考案において、冷菓は直接かつその略全体
(一部露呈していてもよい)を餡加工物により被
覆される。 餡加工物の一原料である糖類は砂糖、水飴、マ
ルトース、ブドウ糖、果糖、ブドウ糖果糖液糖、
糖アルコールの1種もしくは2種以上の組合せか
ら選択され、糖類の使用量は餡加工物の重量に対
し35〜70重量%、好ましくは45〜60重量%であ
る。使用量が35重量%以下になると、食する適温
(−5〜−15゜C)にて凍結状態となるため感触が
悪くなり、艷および透明感のない外観が生ずる。
他方、使用量が70重量%以上になると、甘味が強
くなり過ぎかつ凝固点が高くなつてシエル形成を
不可能にする。 餡加工物の他の原料である凝固剤は、寒天、ゼ
ラチン、タマリンド種子多糖類、グアガム、ロー
スカストビーンガム、キサンタンガム、カラギー
ナンの1種もしくは2種以上の組合せから選択さ
れ、その使用量は餡加工物の重量に対し0.3〜3
重量%、好ましくは0.5〜1.5重量%である。使用
量が0.3%以下になると、餡がソース状となり、
シエルは形成されるがゲルセツトしないため羊か
ん様の感触が得られない。他方、使用量が3%を
越えると、凝固点が高くなりかつ粘度も高くなり
過ぎるため、流し込み後の温度低下によつてゲル
セツトが急速に進み、その結果未凝固部分の吸引
除去によるシエル形成が不可能となる。 さらに、本考案において使用する餡加工物の糖
類はBx.45〜70とする。糖度がBx.45以下では
食する段階でもまだ凍結状態となつて、羊かん様
の感触が得られず、また糖度が70以上では高粘度
となりかつゲルセツトが急速となり過ぎ、凝固剤
の多過ぎる場合と同様な理由でシエル形成が不可
能となる。 他面において、本考案に係る餡加工物による冷
菓の被覆菓子の製造に際しては、生餡と液状糖類
と適量の水とを加熱混練し、60゜C以上に達した
際、固形糖類と凝固剤と必要に応じ調味料との混
合物を投入してさらに90゜C以上まで加熱混練し、
糖度をBx.45〜70に調整した後これをブライン
槽内のモールドに流し込み、モールドに接触して
いる部分を凝固させた後に内部の未凝固部分を吸
引除去して餡加工物のシエルを形成させ、このシ
エル中に冷菓のミツクスを充填して凍結させ、か
つモールドから抜き取つて包材で包装することに
より達成される。 本考案は、ゲルセツト温度を40゜C以下に設定し
かつ最終的なゲル強度を強くするよう餡加工物を
調製し、しかも餡加工物の粘度をモールド中への
注入および未凝固部分の吸引除去を可能にするよ
う低く設定することにより、餡加工物のシエル形
成を可能にすると共に充填した冷菓ミツクスの融
解を大幅に抑え、かくして従来未知の餡加工物に
よる冷菓の被覆菓子の製造を可能にした。 本考案により得られる被覆菓子において、餡加
工物の凍結温度は−20゜C以下であり、通常のスト
ツカー温度にて羊かんの艷と感触とを維持するこ
とができ、餡加工物と冷菓とが同時に食べられる
にも拘らず異和感がなく、しかも冷菓分野におい
て従来経験されない表面の透明感が得られる。 さらに、本考案において使用される餡加工物
は、冷菓と組合せる必要上、そのゲル強度が重要
であるが、その強度をたとえば二、三の市販羊か
んと比較すれば次の通りである: 市販水羊かん:161g/cm2、20゜C 市販本練り羊かん:2220g/cm2、20゜C 本発明の餡加工物:1435g/cm2、20゜C (不動工業社製レオメータにより直径5m/m
の円筒型針を使用して測定) 〔考案の実施例〕 以下、添付図面を参照して本考案による被覆菓
子の製造を実施例につき説明する。 先ず、次の配合組成により餡加工物を調製す
る。
所定割合の生餡と糖類と凝固剤とからなる所定
糖度の餡加工物により冷菓を被覆して本考案の被
覆菓子が得られ、この被覆菓子は従来未知の形態
および味覚を提供するのみならず、通常のストツ
カー温度でも羊かんの艷と感触とを維持し、冷菓
と餡加工物とを同時に食するにも拘らず異和感を
与えず、しかも従来冷菓市場では経験されないよ
うな表面の透明感を与える新規な被覆菓子を提供
し、真の技術の豊富化を意味するものである。
糖度の餡加工物により冷菓を被覆して本考案の被
覆菓子が得られ、この被覆菓子は従来未知の形態
および味覚を提供するのみならず、通常のストツ
カー温度でも羊かんの艷と感触とを維持し、冷菓
と餡加工物とを同時に食するにも拘らず異和感を
与えず、しかも従来冷菓市場では経験されないよ
うな表面の透明感を与える新規な被覆菓子を提供
し、真の技術の豊富化を意味するものである。
第1図は本考案による餡加工物で冷菓を被覆し
た被覆菓子の製造を示す製造フロー図であり、第
2図は第1図の工程で製造された被覆菓子の略斜
視図である。 1……冷菓、2……餡加工物、3……ステイツ
ク。
た被覆菓子の製造を示す製造フロー図であり、第
2図は第1図の工程で製造された被覆菓子の略斜
視図である。 1……冷菓、2……餡加工物、3……ステイツ
ク。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 所定割合の生餡と糖類と凝固剤とを主原料と
する所定糖度の餡加工物をシエル成形し、この
餡加工物により直接にかつその略全体に冷菓を
被覆した被覆菓子からなり、前記糖類は砂糖、
水飴、マルトース、ブドウ糖、果糖、ブドウ糖
果糖液糖、糖アルコールの1種もしくは2種以
上の組合わせで構成すると共に、糖類の量が餡
加工物の35〜70重量%からなる餡加工物による
冷菓の被覆菓子。 (2) 前記糖類の量が餡加工物の45〜60重量%であ
る実用新案登録請求の範囲第1項記載の被覆菓
子。 (3) 凝固剤が寒天、ゼラチン、タマリンド種子多
糖類、グアガム、ローカストビーンガム、キサ
ンタンガム、カラギーナンの1種もしくは2種
以上の組合せからなる実用新案登録請求の範囲
第1項記載の被覆菓子。 (4) 凝固剤の量が餡加工物の0.3〜3重量%であ
る実用新案登録請求の範囲第1項記載の被覆菓
子。 (5) 凝固剤の量が餡加工物の0.5〜1.5重量%であ
る実用新案登録請求の範囲第4項記載の被覆菓
子。 (6) 餡加工物の糖度がBx.45〜70である実用新
案登録請求の範囲第1項記載の被覆菓子。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14366083U JPS6051990U (ja) | 1983-09-19 | 1983-09-19 | 餡加工物による冷菓の被覆菓子 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14366083U JPS6051990U (ja) | 1983-09-19 | 1983-09-19 | 餡加工物による冷菓の被覆菓子 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6051990U JPS6051990U (ja) | 1985-04-12 |
| JPH0131027Y2 true JPH0131027Y2 (ja) | 1989-09-22 |
Family
ID=30320608
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14366083U Granted JPS6051990U (ja) | 1983-09-19 | 1983-09-19 | 餡加工物による冷菓の被覆菓子 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6051990U (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS52131785U (ja) * | 1976-03-31 | 1977-10-06 |
-
1983
- 1983-09-19 JP JP14366083U patent/JPS6051990U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6051990U (ja) | 1985-04-12 |
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