JPH0134423Y2 - - Google Patents

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JPH0134423Y2
JPH0134423Y2 JP1979130581U JP13058179U JPH0134423Y2 JP H0134423 Y2 JPH0134423 Y2 JP H0134423Y2 JP 1979130581 U JP1979130581 U JP 1979130581U JP 13058179 U JP13058179 U JP 13058179U JP H0134423 Y2 JPH0134423 Y2 JP H0134423Y2
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【考案の詳細な説明】 本考案は微少な入力信号を電力増幅する増幅器
に関し、特に単一半導体基板上に形成され、スピ
ーカ等の負荷を駆動するに必要な信号を供給する
電力増幅器に関する。
増幅器に於いて、増幅器に供給される直流電源
電圧に重畳しているリツプル成分に対する増幅器
の出力直流電圧に現われるリツプル成分の割合を
リツプル除去率という。つまり、電源電圧に重畳
しているリツプル成分の実効値をVHun、増幅器
の出力直流電位に現われるリツプル成分の実効値
をVHunAとすれば、リツプル除去率SVrは1/SVr
=VHunA/VHunと定義される。よつて1/SVrの値
が小さければ小さいほどリツプル除去率は良好で
あり、言い換えればSVrの値が大きければ大きい
ほどそれは良好となる。
今、一般的な増幅器のブロツク図を第1図に示
す。即ち、増幅器は入力端子1、帰還端子(又
はフイルタ端子)2、接地端子3、電源供給端子
4および出力端子5をもつており、この増幅器
は通常単一の半導体基板上にその回路構成が形成
されている。そして、入力端子1にはカツプリン
グコンデンサC1を介して入力信号が供給され、
その供給された入力信号は電力増幅された後出力
端子5へ現われて、カツプリングコンデンサC4
を介してスピーカ等の負荷RLへ供給される。帰
還端子2へは出力端子5から帰還回路を介して帰
還が施されているが、この帰還回路も前述した単
一半導体基板上に形成されている。帰還端子2へ
接続されているコンデンサC2は出力端子5の交
流成分を遮断するためのものである。接地端子3
と電源供給端子4との間には電源Vcc1が挿入さ
れ、この増幅器に直流電圧、電流を供給し、電源
供給端子4にまたコンデンサC3が接続されて電
源Vcc1の交流成分を遮断している。
このとき、電源供給端子4へ供給される電源
Vcc1の直流電圧に重畳しているリツプル成分の
実効値をVHun、出力端子5の直流電圧に重畳し
ているリツプル成分の実効値をVHunAとすれば、
前述したように増幅器Iのリツプル除去率1/
SSVrI=VHunA/VHunとなる。このリツプル除去率
SVrIは増幅器の内部回路構成で決まつてくる。
ここで、従来の増幅器の具体的回路構成の一
例を第2図に示す。第1図と同一のところは同一
記号を付しその説明は省略する。増幅器I(点線
で囲んでいる)は、前述したように単一の半導体
基板上に形成されている。そして入力端子1に入
力される入力信号は抵抗R1およびR2の接続点に
ベースが接続されたエミツタフオロワトランジス
タQ1で増幅され、ダイオードD1を介して、トラ
ンジスタQ2のベースに供給される。トランジス
タQ2,Q4は差動増幅回路を構成し、このエミツ
タ共通接地点にトランジスタQ3およびダイオー
ドD3による定電流源の電流が抵抗R5を介して供
給されている。又、トランジスタQ3の定電流は
抵抗R3を介してダイオードD1にも供給され、さ
らに定電圧ダイオードD2へ供給されている。ト
ランジスタQ2のコレクタには、負荷抵抗R4が挿
入され、このトランジスタQ2のコレクタ出力、
即ち差動増幅回路の出力は駆動トランジスタQ9
のベースに供給されている。トランジスタQ9
コレクタには、ダイオードD3およびトランジス
タQ8の定電流源による一定電流がダイオードチ
エーンD6,D7およびD8を介して供給されている。
トランジスタQ9のコレクタは、等価的にPNPト
ランジスタとして働く複合トランジスタQ11
Q13のPNPトランジスタQ11のベースに接続され、
トランジスタQ8のコレクタは、等価的にNPNト
ランジスタとして働くダーリントン接続されたト
ランジスタQ10,Q12のNPNトランジスタQ10のベ
ースに接続されている。そして、トランジスタ
Q12およびQ11の各々のエミツタが共通接続され、
その共通接続点は出力端子5へ結ばれている。
出力端子5からは抵抗R10を介して差動トラン
ジスタQ4のベースへ帰還が施されており、この
ベースは抵抗R6を介して帰還端子2へ接続され
ている。又、電源端子4と接地端子3との間に
は、抵抗R9、ダイオードD4,D5、トランジスタ
Q7および抵抗R12の直列回路が挿入されている。
トランジスタQ7のコレクタ・ベース間にはトラ
ンジスタQ6のベース・エミツタ間が接続され、
このコレクタはダイオードD3に、エミツタは抵
抗R8を介して接地端子3へそれぞれ接続されて
いる。トランジスタQ7のベースにはまたトラン
ジスタQ5のベースが接続され、そのエミツタは
抵抗R7を介して接地端子3へ、コレクタは抵抗
R6と帰還端子2との接続点へそれぞれ接続され
ている。
前述したように、トランジスタQ7のコレク
タ・ベース間にはトランジスタQ6のベース・エ
ミツタ間が接続されており、このため、トランジ
スタQ7およびQ6で帰還ループが構成されて、
各々のベース電位は常に一定に保つように働く。
よつて、トランジスタQ5,Q6およびQ7、ダイオ
ードD3,D4およびD5ならびに抵抗R7,R8,R9
よびR12で構成される回路は電源電圧変動除去回
路を構成している。そしてさらに、この回路は抵
抗R10およびR6ならびにコンデンサC2と協働して
負帰還回路の一部をも構成している。
かかる増幅器のリツプル除去率SVrIは以下で示
す(1)式で表わされるが、出力端子5に現われるリ
ツプル成分は、トランジスタQ2のベースに現わ
れるリツプル分とトランジスタQ4のベースに現
われるリツプル分との差にこの増幅器の電圧増
幅度AV1を乗算したものである。よつてリツプル
除去率SVrIは電源ラインに重畳しているリツプル
分の実効値をVHun、周波数とすれば、おおよ
そ次式はで表わされる。
SVrI≒|VHun/(VHun・R12+reQ7/R9+reD4+reD5
1/2πfC2/R7+reQ5−VHun・reD2/1/hoeQ3・reD1
+reQ1/R3+reD1+reQ1)・AVI| ここで、reQ7,reQ5およびreQ1はトランジスタ
Q7,Q5およびQ1の各々のエミツタ抵抗、reD1
reD2,reD4およびreD5は各々ダイオードD1,D2
D4およびD5の導通抵抗であり、1/hoeQ3はトラ
ンジスタQ3の出力インピーダンスである。
今、この(1)式に具体的数値例としてVcc1
13v,Vhun=300mvrms,=100Hz,reQ5=170
Ω,reQ7=85Ω,reQ1=reD1=260Ω,reD2=50
Ω,reD4=85ΩreD5=85Ω,1/hoeQ3=100kΩ,
C2=220μFの値を挿入し、さらにR9=33kΩ,R12
=90Ω,R7=180Ω,R3=40kΩ,Av=560
(55dB)として、リツプル除去率SVrIを求めると、 SVrI≒300×10-3/300×10-3×90+85/33×103+85+8
5×7.2/180+170−300×10-3×50/100×103×260+26
0/40×103+260+260×560 ≒17 ……(2) となる。ここで(1)式の右辺の分母の項に着目して
みると以下のようになる。
VHun×R12+reQ7/R9+reD4+reD5×1/2πfC2
/R7+reQ5=33×10-6〔vrms〕……(3) VHun×reD2/1/hoeQ3×reD1+reQ1/R3+reD1
+reQ1=2×10-6〔vrms〕……(4) 故に、(3)≫(4)であるので、増幅器のリツプル
除去率は、トランジスタQ4のベースに現われる
リツプル分が支配的となり、次式のようになる。
SVrI=VHun/VHun・R12+reQ7/R9+reD4+reD5
1/2πfC2/R7+reQ5・AV1……(5) よつて、(5)式からわかるように、リツプル除去
率SVrIを大きくするには電圧増幅度AV1を小さく
し、抵抗R9およびコンデンサC2の値を大きくす
ればよい。しかしながら、増幅器の電圧増幅度
AV1はシステム構成上決まるので小さくできな
い。そうすると、抵抗R9かコンデンサC2の値を
大きくするしかないが、以下の理由により抵抗
R9は必要以上大きくできない。
すなわち、第2図の増幅器に於いて、出力端子
5の直流電圧V0は次のようになる。
V0=1/R7/R10(R9/R12+1){Vcc−R9 R10
VBEQ5−VBEQ7) −(VBEQ5+VBEQ6+VBED4+VBED5)}+(VB
EQ1
+VBED1)……(6) 但し、VBEQ1,VBEQ5,VBEQ6およびVBEQ7はトラ
ンジスタQ1,Q5,Q6およびQ7の各々のベ
ース・エミツタ間電圧であり、VBED1,VBED5およ
びVBED6はダイオードD1,D5およびD6の順方向電
圧降下である。
通常、出力端子の直流電圧V0は電源電圧Vcc
の半分、即ちV0=1/2Vccと設定されており、
この値は(6)式の右辺第1項中のR9/R12(VBEQ5− VBEQ7)が0となり、あるいは電源電圧Vccに比
して極力無視できる値のとき成り立つ。しかし、
同一の半導体基板上に形成された集積回路増幅器
において製造上のバラツキを考慮した場合、
VBEQ5とVBEQ7の値は同一とはならない。このた
め、リツプル除去率SVrIを大きくしようとして抵
抗R9の値を大きくすると、前述したR9/R12(VBEQ5 −VBEQ7)の値が大きくバラツキ、電源電圧Vcc
に比して無視できない値となつて、V0=1/2Vcc の関係が大きくバラツイてしまう。よつて、製造
上のバラツキを考慮してもR9/R12(VBEQ5−VBEQ7) の値が電源電圧Vccに比して極力無視できるよう
にしたいので、無制限に大きくできず、リツプ除
去率SVrIの値も制限を受けてしまう。
従つて、リツプル除去率SVrIを大きくするため
には帰還端子2に接続されているコンデンサC2
の容量値を大きくせざるを得ない。しかし、そう
するとコンデンサC2の容量値が、経済性及び増
幅器の伝達特性から決まる実用的な値以上に大
きくしなければならず、コンデンサC2の形状や
価格が増大し、このため、装置全体の経済性に劣
り、しかも形状が大きくなつてしまつていた。
従つて、本考案の目的は上記した従来の増幅器
の欠点を解消し、従来の増幅器と同一の外部接続
端子数および外部接続素子をもち、尚且つ、フリ
ツプル除去率が飛躍的に改善された増幅器を提供
することにある。
本発明による増幅器は、入力端子11と、出力
端子15と、電源端子14と、基準端子13と、
前記基準端子との間にコンデンサC12が接続され
る帰還端子12と、前記入力端子に供給される入
力信号を増幅し負帰還が施された第1の増幅回路
と、前記電源端子と前記基準端子との間に接続
され前記電源端子に供給される電源電圧を減衰さ
せるとともに当該電源電圧に重畳したリツプル分
を小さくした安定化電圧を動作電圧として前記第
1の増幅回路に供給する電源安定化回路16と、
この電源安定化回路から入力バイアス電圧を得当
該バイアス電圧を前記第1の増幅回路の入力段に
供給する手段R204,D202,D203と、差動型式に接
続された第1および第2のトランジスタQ22
Q24を有する第2の増幅回路であつて、前記第
1の増幅回路からの信号を前記第1のトランジス
タQ22のベースに受け当該信号を増幅して前記出
力端子に出力信号を発生する第2の増幅回路
と、前記電源端子と前記基準端子との間に接続さ
れ前記電源電圧の変動を除去する電源電圧変動除
去回路17であつて、第3トランジスタQ26、こ
の第3のトランジスタのベースおよびエミツタに
コレクタおよびベースがそれぞれ接続された第4
のトランジスタQ27、前記第3のトランジスタの
ベースを前記電源端子に直流接続する手段R29
D24,D25、前記第4のトランジスタのベースお
よびエミツタを前記基準端子にそれぞれ直流接続
する手段R28,R32、およびベースが前記第4の
トランジスタのベースに接続されコレクタ−エミ
ツタ電流路が前記帰還端子と前記基準端子との間
に直流接続された第5のトランジスタQ25を有す
る電源電圧変動除去回路17と、前記第3のトラ
ンジスタのコレクタ電流を入力電流として受ける
電流ミラー回路D23,Q23と、この電流ミラー回
路の出力電流により前記第1および第2のトラン
ジスタに動作電流を供給する手段D22,R25と、
前記出力端子と前記第2のトランジスタのベース
との間に接続された第1の抵抗R30および前記第
2のトランジスタのベースと前記帰還端子との間
に接続された第2の抵抗R26を有する帰還回路と
を備えている。
以下、図面を参照して、本考案をより詳細に説
明する。
第3図は、本考案の原理を示した増幅器のブロ
ツク図である。即ち、増幅器′は入力端子11、
帰還端子(又はフイルタ端子)12、接地端子1
3、電源端子14および出力端子15を有してい
る。入力信号はカツプリングコンデンサC11を介
して、入力端子11へ供給され、帰還端子12へ
はコンデンサC12が接続されて出力端子15から
の帰還信号の交流分を遮断する。増幅器′の出
力信号は、カツプリングコンデンサC14を介して
スピーカ等の負荷RLへ供給される。そして、接
地端子13は接地され、電源端子14には直流電
源Vcc11が供給されており、又電源端子14はコ
ンデンサC13を介して接地されている。かかる増
幅器′は、従来と同じ端子数ならびに外部接続
素子を有している。
従来と異なるのは増幅器′の内部回路構成で
ある。即ち、入力端子11からの信号は第1の増
幅器へ入力され、そしてこの出力は第1の増幅
器と直流結合された第2の増幅器へ入力され
る。増幅器′の帰還端子12は第2の増幅器
の帰還端子へ結ばれている。電源端子14へ供給
される直流電圧は第2の増幅器へ供給されると
共に、電圧安定化回路16を介して第1の増幅器
へ供給される。第2の増幅器には電源電圧変
動除去回路17が内蔵されて供給される電圧を一
定にしている。この増幅器′を構成する上述し
た第1の増幅器、第2の増幅器、電圧安定化
回路16および電源電圧変動除去回路17は同一
の半導体基板に集積回路製造技術で構成されてい
る。
かかる増幅器′のリツプル除去率SVr′は前述
した如く、電源電圧に重畳しているリツプル分を
VHun′、増幅器′の出力電圧に現われるリツプ
ル分をVHunA′とすれば、1/SVr′=VHunA′/VHun
とな る。この出力電圧に現われるフリツプル分
VHunA′は、第1の増幅器の出力電圧に重畳し
たリツプル分VHunに第2の増幅器の電圧利
得Avをかけあわせた値と、第2の増幅器で
現われるリツプル分VHunとの和である。つま
り、1/SVr′=(VHun・Av+VHun)/VHun
となる。言い換えれば、第1の増幅器のリツプ
ル除去率1/SurにAvをかけたものと、第2
の増幅器のそれ1/SVrと和となり、1/
SVr′=1/SVr・Av+1/Surとなる。
ところで、第1および2図の従来例において、
リツプル除去率SVrを小さくする手段として、増
幅器の電圧利得Avの低下、帰還端子2に接続
されているコンデンサC2の容量値の増大又は増
幅器の内部回路を構成している抵抗R9の抵抗
R9の抵抗値の増大があげられる。しかし、増幅
器の電圧利得Avの低下はシステム構成上の制
約から、又コンデンサC2の容量値の増大は経済
性および占有面積の制約から、そして抵抗R9
抵抗値の増大は増幅器の直流出力電圧の制約か
らそれぞれ不可能であり、リツプル除去率SVr
低減は不可能であつた。
そこで、本考案は第3図にその原理図を示して
いるように、第1および第2の増幅器および
を直流結合することによつて、第2の増幅器の
電圧利得Avを低下させてリツプル分を低減し、
そしてその低下させた分の利得を第1の増幅器
で補償するものである。つまり、増幅器′のシ
ステム構成上で決まる電圧増幅Av′は変更せず、
又外部接続素子や内部回路構成素子を変更せず、
第1および第2の増幅器およびを直流結合す
ることによつて、リツプル除去率の低減を達成し
たものである。
ここで注意すべきことは、増幅器′の出力電
圧に重畳しているリツプル分VHunA′は、第1の
増幅器の出力のリツプル分VHunに第2の増
幅器の電圧利得Avをかけあわせたものと、
第2の増幅器によつて発生するリツプル分
VHunとの和であるということである。従つて、
第2の増幅器の電圧利得Avを低下させてこ
れで生じるリツプル分VHunを低減させても、
第1の増幅器の出力に重畳するリツプル分
VHunが大きければ、増幅器′の出力端子15
に現われるリツプル分VHunA′は第1の増幅器
のリツプル分VHunに第2の増幅器の電圧利
得Avをかけあわせた値VHun・Avが支配的
となり、リツプル除去率SVr′の低減は望めない。
故に、第1の増器で生じるリツプル分VHun
をできる限り小さくし、VHun・A≪VHun
という関係を満たすために、言い換えれば1/
SVr・Av≫1/SVrとするために、第1の
増幅器への電源電圧供給は、電源端子14から
電圧安定化回路16を介して行なわれる。かくに
よつて、増幅器のリツプル除去率SVr′は1/
SVr′=VHun/VHun′となり、その値は非常に低
減される。
このように、本考案の原理を示した第3図の増
幅器′は、外部端子および外部接続素子を変更
せず、システム構成上で決まる電圧利得をもち、
且つ、出力端子15に現われるリツプル分
VHunA′は第2の増幅器のそれVHunで決定され
るため、良好なリツプル除去率が得られる。
第4図は第3図の増幅器′は具体的に示した
回路図の一実施例である。第3図と同一のところ
は同一符号を記し、その説明は省略する。入力端
子11に供給された入力信号は、一対の差動トラ
ンジスタQ201,Q202のトランジスタQ201のベース
へ抵抗R201を介して入力されて増幅される。トラ
ンジスタQ202のコレクタには、抵抗R202およダイ
オードR201の負荷が接続されると共に、これ
から差動トランジスタQ201,Q202の出力が取り出
され、トランジスタQ203のベースへ供給される。
トランジスタQ203のエミツタに抵抗R205が接続さ
れ、コレクタにはコレクタ負荷抵抗R207を持ち、
そして、このトランジスタQ203のコレクタから出
力が取り出される。トランジスタQ202のベースに
は、抵抗R204およびダイオードD202,D203による
バイアス電位が供給され、差動トランジスタ
Q201,Q202のエミツタ共通接点は抵抗R203を介し
て、接地端子13へ接続されている。そして、ト
ランジスタQ203のコレクタからは抵抗R206を介し
てトランジスタQ201のベースへ帰還が施されてい
る。かかるトランジスタQ201〜Q203、抵抗R201
R207およびダイオードD201〜D203で、第1の増幅
器が構成されている。
この第1の増幅器へは、電源端子14からト
ランジスタQ204、抵抗R208およびダイオードD204
〜D209で構成される電圧安定化回路16を介して
電源電圧が供給されている。
第1の増幅器の出力、即ちトランジスタQ203
のコレクタ出力は、第2の増幅器の初段差動増
幅回路を構成するトランジスタQ22のベースへ直
接入力される。トランジスタQ22,Q24で初段差
動増幅回路を構成し、これらのエミツタ共通接続
点には、ダイオードD23およびトランジスタQ23
で成る定電流源の定電流が抵抗R25を介して供給
されている。そして、トランジスタQ23と抵抗
R25との接続点には一端が接地端子13へ接続さ
れた定電圧ダイオードD22の他端が接続されてい
る。
コレクタ負荷抵抗R24をもつトランジスタQ22
のコレクタから初段差動増幅回路の出力が取り出
され、この出力は駆動段トランジスタQ29のベー
スへ入力される。トランジスタQ29はエミツタ抵
抗R31をもち、そしてこのコレクタには、ダイオ
ードD23およびトランジスタQ28で成る定電流源
の一定電流がダイオードチエーンD26,D27およ
びD28を介して供給されている。トランジスタ
Q29のコレクタは、また、等価的に一つのPNPト
ランジスタとして働く出力段複合トランジスタ
Q31,Q33のトランジスタQ31のベースへ接続さ
れ、そうしてトランジスタQ28のコレクタは、等
価的に一つのNPNトランジスタとして働くダー
リントン接続された出力段トランジスタQ30
Q32のトランジスタQ30のベースへ接続されてい
る。トランジスタQ32およびQ33の各々のエミツ
タは共通接続され、その共通接続点は出力端子1
5となる。
出力端子15からは、初段差動増幅回路Q24
ベースへ抵抗R30を介して帰還が施されており、
又そのベースは抵抗R26を介して帰還端子12へ
接続されている。帰還端子12はコンデンサC12
を介して接地されている。
電源端子14と接地端子13との間には、抵抗
R29、ダイオードD24およびD25、トランジスタ
Q27ならびに抵抗R32の直列回路が挿入されてい
る。そして、トランジスタQ27のベース・コレク
タ間にはトランジスタQ26のエミツタ・ベース間
が接続され、トランジスタQ26のコレクタはダイ
オードD23へ、トランジスタQ27のベースは抵抗
R28を介してそれぞれ接地端子13へ接続されて
いる。トランジスタQ27のベースには、また、ト
ランジスタQ25のベースが接続され、そのコレク
タは抵抗R26へ、エミツタは抵抗R27を介して接
地端子13へそれぞれ接続されている。そして、
前述したように、トランジスタQ27のベース・コ
レクタ間にはトランジスタQ26のエミツタ・ベー
ス間が接続されており、このためトランジスタ
Q27,Q26による帰還ループが形成され、これら
各々のベース電位を一定に保つように働く。トラ
ンジスタQ27のベース電位が一定に保たれるの
で、トランジスタQ25のベース電位も一定となり
同トランジスタは定電流源として作用する。トラ
ンジスタQ25に流れる定電流は抵抗R30およびR26
を流れる。したがつて、その電流値および抵抗
R30,R26の値により、出力端子15を電源電圧
Vcc11のほぼ半分とし、トランジスタQ24のベー
スバイアス電圧をトランジスタQ22のベースバイ
アス電圧に揃えることができる。しかも、帰還端
子12に接続されるコンデンサC12は電源リツプ
ルフイルタ用としても作用している。また、出力
端子15の直流電位が変化しようとすると、同変
化はトランジスタQ24に帰還され、その結果、ト
ランジスタQ22,Q29,Q31,Q33(Q30,Q32)の働
きにより、その変化が打ち消される。つまり、直
流負帰還回路を構成している。よつて、トランジ
スタQ25〜Q27、抵抗R27〜R29,R32ならびにダイ
オードD23〜D25で、電源端子14に供給される
電源電圧の変動を除去する電源電圧変動除去回路
17を構成している。そしてさらに、抵抗R26
R30およびコンデンサC2と協働して負帰還回路の
一部をも構成している。
以上説明した初段差動増幅回路、駆動段、出力
段および電源電圧変動除去回路17で第2の増幅
器が構成されている。
そして、かかる第1の増幅器、電圧安定化回
路16および第2の増幅器は、増幅器′とし
て同一の半導体基板上に形成されている。
かかる増幅器′において、今電源ラインに重
畳しているリツプル分の実効値をVHun、周波数
をとすれば、第1および第2の増幅器および
のリツプル除去率SVr〓,SVr〓は、それぞれ電圧
安定化回路16および電源電圧変動除去回路17
の働により、おおよそ以下の(7)および(8)式で示さ
れる。
SVr〓=|VHun/{VHun×reD22/1/hoeQ23 ×γeD204+γeD205+γeD206++γeD207+γeD
208
+γeD209/R208+γeD204+γeD205+γeD206+γe
D207+γeD208+γeD209 ×(γeD202+γeD203/R204+γeD202+γeD203
−R207/1/hoeQ203×R201+1/2πfC11/R206+R201
+1/2πfC11)×Av}|…(7) SVr〓=|VHun/〔{VHun×R32+γeQ27/R29+γeD24
+γeD25×1/2πfC12 −VHun×reQ22/1/hoeQ23×γeD204+γeD205+γeD2
06
+γeD207+γeD208+γeD209/R208+γeD204+γeD
205
+γeD206+γeD207+γeD208+γeD209 ×(γeD202+γeD203/R204+γeD202+γeD203−R207
/1/hoeQ23×R201+1/2πfC11/R206+R201+1/2
πfC11)×Av}×Av〕|…(8) 上記(7),(8)式において、各定数を実用的な値と
してVcc=13V,VHun=300mvrms,=100Hz,
R29=33kΩ,R32=90Ω,R201=890Ω,R204
35kΩ,R206=R207=5.6kΩ,R27=180Ω,R208
=10kΩ,γeQ25=170Ω,γeQ27=85Ω,γeD22=50
Ω,γeD24=γeD24=85Ω,1/hoeQ23=100kΩ,
γeD202=γeD203=260Ω,γeD204=γeD205=γeD206

γeD207=γeD208=γeD209=110Ω、1/hoeQ203
100kΩ、C11=10μFおよびC12=220μFとし、そし
て、抵抗R201およびR206およびR30に抵抗比を設
定して第1の増幅器の電圧利得Avを5.6、第
2の増幅器のそれAvを100とすれば、 SVr〓=900000 …(8) SVr〓=93 …(9) となる。よつて、増幅器′の出力電圧に現われ
るリツプル分VHunAは、 VHunA=VHun×1/SVr〓×Av+VHun ×1/SVr〓 …(10) となる。上記(8)および(9)式よりSVr〓≫SVr〓であ
り、故に(10)式より出力電圧に現われるリツプル分
VHunAは、第2の増幅器で生じるリツプル分
VHunが支配的となる。これは、第2の増幅器に
供給される電源電圧が電圧安定化回路16を介し
て供給されるためである。従つて、かかる増幅器
′のリツプル除去率SUr′は第2の増幅器のリ
ツプル除去率SVr〓で決定される。尚、第2の増幅
器と供給される電源電位は、電圧安定化回路16
を用いずに何らかの手段、例えば抵抗によつて、
電源電圧VCC11より減衰させたものでもよい。こ
れは、電源電圧が小さくなるとこれに重畳してい
るリツプル分も小さくなるからである。又、増幅
器′の電圧利得Av′は第1および第2の増幅器
,の各々の電圧利得Av,Avの積とな
り、その値はAv′=Av×Av=5.6・100=560
(55dB)であり、従来と同じ電圧利得である。
このように、かかる増幅器I′は従来と同じ電圧
利得(55dB)をもち、尚且つ、そのリツプル除去
率は従例と比較して(SVr′=93)/(SVr=17)=
5.5倍改善できる。即ち、本実施例の増幅器はそ
のリツプル除去率が第2の増幅器のそれで決定さ
れるため、第2図の従来例に比して各々の電圧利
得比であるAv/Avだけ改善できる。
以上のように、本考案の如く、第1および第2
の増幅器を直流結合し、第1の増幅器に電圧安定
化回路を介して電源電圧を供給すれば、外部接続
素子を変更せず、且つ電圧利得も一定で、リツプ
ル除去率を飛躍的に改善された増幅器を提供でき
る。
尚、本考案は上述した実施例に限定されるもの
ではない。例えば、3個の増幅器を直流結合し、
初段および中段の増幅器に電圧安定化回路を介し
て電源電圧を供給し、これらで発生するリツプル
分を極めて小さくすれば、本考案と同じ作用・効
果を得ることができる。又、増幅器の内部回路構
成も種々の変形が可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は一般的な増幅器のブロツク図、第2図
は従来の増幅器の具体的な回路図、第3図は本考
案の原理を示す増幅器のブロツク図、第4図は第
3図の原理ブロツク図を具体的に示した一実施例
の回路図である。 11……入力端子、15……出力端子、14…
…電源端子、13……基準端子、C12……コンデ
ンサ、12……帰還端子、……第1の増幅回
路、16……電源安定化回路、R204,D202,D203
……入力バイアス電圧供給手段、Q22……第1ト
ランジスタ、Q24……第2トランジスタ、……
第2の増幅回路、17……変動除去回路、Q26
…第3トランジスタ、Q27……第4トランジス
タ、Q25……第5トランジスタ、D23,Q23……電
流ミラー回路、R30……第1抵抗、R26……第2
抵抗。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 入力端子と、出力端子と、電源端子と、基準端
    子と、前記基準端子との間にコンデンサが接続さ
    れる帰還端子と、前記入力端子に供給される入力
    信号を増幅し負帰還が施された第1の増幅回路
    と、前記電源端子と前記基準端子との間に接続さ
    れ前記電源端子に供給される電源電圧を減衰させ
    るとともに当該電源電圧に重畳したリツプル分を
    小さくした安定化電圧を動作電圧として前記第1
    の増幅回路に供給する電源安定化回路と、この電
    源安定化回路から入力バイアス電圧を得当該バイ
    アス電圧を前記第1の増幅回路の入力段に供給す
    る手段と、差動型式に接続された第1および第2
    のトランジスタを有する第2の増幅回路であつ
    て、前記第1の増幅回路からの信号を前記第1の
    トランジスタのベースに受け当該信号を増幅して
    前記出力端子に出力信号を発生する第2の増幅回
    路と、前記電源端子と前記基準端子との間に接続
    され前記電源電圧の変動を除去する電源電圧変動
    除去回路であつて、第3のトランジスタ、この第
    3のトランジスタのベースおよびエミツタにコレ
    クタおよびベースがそれぞれ接続された第4のト
    ランジスタ、前記第3のトランジスタのベースを
    前記電源端子に直流接続する手段、前記第4のト
    ランジスタのベースおよびエミツタを前記基準端
    子にそれぞれ直流接続する手段、およびベースが
    前記第4のトランジスタのベースに接続されコレ
    クタ−エミツタ電流路が前記帰還端子と前記基準
    端子との間に直流接続された第5のトランジスタ
    を有する電源電圧変動除去回路と、前記第3のト
    ランジスタのコレクタ電流を入力電流として受け
    る電流ミラー回路と、この電流ミラー回路の出力
    電流により前記第1および第2のトランジスタに
    動作電流を供給する手段と、前記出力端子と前記
    第2のトランジスタのベースとの間に接続された
    第1の抵抗および前記第2のトランジスタのベー
    スと前記帰還端子との間に接続された第2の抵抗
    を有する帰還回路とを備え、前記出力端子に現わ
    れる電源リツプル成分が前記第2の増幅回路が発
    生する電源リツプル成分で実質的に決定されるよ
    うにした増幅器。
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