JPH0134744Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0134744Y2 JPH0134744Y2 JP1983172190U JP17219083U JPH0134744Y2 JP H0134744 Y2 JPH0134744 Y2 JP H0134744Y2 JP 1983172190 U JP1983172190 U JP 1983172190U JP 17219083 U JP17219083 U JP 17219083U JP H0134744 Y2 JPH0134744 Y2 JP H0134744Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- clutch
- piston
- clutch device
- drum
- automatic transmission
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D25/00—Fluid-actuated clutches
- F16D25/06—Fluid-actuated clutches in which the fluid actuates a piston incorporated in, i.e. rotating with the clutch
- F16D25/062—Fluid-actuated clutches in which the fluid actuates a piston incorporated in, i.e. rotating with the clutch the clutch having friction surfaces
- F16D25/063—Fluid-actuated clutches in which the fluid actuates a piston incorporated in, i.e. rotating with the clutch the clutch having friction surfaces with clutch members exclusively moving axially
- F16D25/0635—Fluid-actuated clutches in which the fluid actuates a piston incorporated in, i.e. rotating with the clutch the clutch having friction surfaces with clutch members exclusively moving axially with flat friction surfaces, e.g. discs
- F16D25/0638—Fluid-actuated clutches in which the fluid actuates a piston incorporated in, i.e. rotating with the clutch the clutch having friction surfaces with clutch members exclusively moving axially with flat friction surfaces, e.g. discs with more than two discs, e.g. multiple lamellae
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Sealing With Elastic Sealing Lips (AREA)
- Hydraulic Clutches, Magnetic Clutches, Fluid Clutches, And Fluid Joints (AREA)
- Gear-Shifting Mechanisms (AREA)
- Control Of Transmission Device (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は自動変速機のクラツチ装置に関し、更
に詳細には板金製のピストンを備え、このピスト
ンの周端にシールが加熱溶着により付けられてい
る自動変速機のクラツチ装置に関する。
に詳細には板金製のピストンを備え、このピスト
ンの周端にシールが加熱溶着により付けられてい
る自動変速機のクラツチ装置に関する。
(従来技術)
自動車等に使用されている自動変速機には変速
を行なうための油圧作動のクラツチ装置が設けら
れている。このクラツチ装置においては、通常ク
ラツチドラム等から形成されるケーシング内の円
筒状空間中に、環状のピストンが移動自在に嵌合
して配されており、ピストンの周縁にはケーシン
グと密封接触するシール部材が設けられている。
クラツチドラムとピストンの間に作動油が圧入さ
れると、ピストンが移動し、それぞれクラツチド
ラムとクラツチハブにスプライン結合されたクラ
ツチプレートとクラツチデイスクとの間に摩擦力
がが生じ制動がかかるようになつている。従来、
ピストンは鋳造により製造されていたが、コス
ト、重量の低減を図るために金属板からプレス成
形するようにしたものが今日提案されている。し
かしながら、板金製のピストンを用いると、シー
ル部材の取付けが極めて厄介であるという問題が
生じた。例えば、ピストンに保持溝を形成し、こ
れにシール部材を嵌合して取付けようとするとピ
ストンの形状が複雑になり成型上の問題が生じる
とともに軸方向の長さが長くなるという問題が生
ずる。また、ピストンの周縁にシール部材を接着
剤により取付けようとすると、取付部の清浄が必
要となるとともに、接着寿命が短く耐久性上の問
題が生じた。さらにこれら問題を解決するものと
して、特開昭49−135068号において、ピストンの
縁部に穴を設けるとともに、この穴を貫通してピ
ストンに堅固に取付けられるようにシール部材を
射出成形したピストンが開示されている。しかし
ながら上記特開昭に開示されたピストンにおいて
は、シール部材が射出成形法により設けられるの
で、大がかりな射出装置が必要となるという問題
が生じる他に、ピストンを形成している金属板と
シール部材との密着性が悪く、依然として耐久性
の問題が十分解決されていない。
を行なうための油圧作動のクラツチ装置が設けら
れている。このクラツチ装置においては、通常ク
ラツチドラム等から形成されるケーシング内の円
筒状空間中に、環状のピストンが移動自在に嵌合
して配されており、ピストンの周縁にはケーシン
グと密封接触するシール部材が設けられている。
クラツチドラムとピストンの間に作動油が圧入さ
れると、ピストンが移動し、それぞれクラツチド
ラムとクラツチハブにスプライン結合されたクラ
ツチプレートとクラツチデイスクとの間に摩擦力
がが生じ制動がかかるようになつている。従来、
ピストンは鋳造により製造されていたが、コス
ト、重量の低減を図るために金属板からプレス成
形するようにしたものが今日提案されている。し
かしながら、板金製のピストンを用いると、シー
ル部材の取付けが極めて厄介であるという問題が
生じた。例えば、ピストンに保持溝を形成し、こ
れにシール部材を嵌合して取付けようとするとピ
ストンの形状が複雑になり成型上の問題が生じる
とともに軸方向の長さが長くなるという問題が生
ずる。また、ピストンの周縁にシール部材を接着
剤により取付けようとすると、取付部の清浄が必
要となるとともに、接着寿命が短く耐久性上の問
題が生じた。さらにこれら問題を解決するものと
して、特開昭49−135068号において、ピストンの
縁部に穴を設けるとともに、この穴を貫通してピ
ストンに堅固に取付けられるようにシール部材を
射出成形したピストンが開示されている。しかし
ながら上記特開昭に開示されたピストンにおいて
は、シール部材が射出成形法により設けられるの
で、大がかりな射出装置が必要となるという問題
が生じる他に、ピストンを形成している金属板と
シール部材との密着性が悪く、依然として耐久性
の問題が十分解決されていない。
(考案の目的)
本考案の目的は、板金製のピストンを備えた自
動変速機のクラツチ装置において、シール部材と
ピストンとの密着性に優れ、かつ簡易にシール部
材をピストンに設けることのできる自動変速機の
クラツチ装置を提供することにある。
動変速機のクラツチ装置において、シール部材と
ピストンとの密着性に優れ、かつ簡易にシール部
材をピストンに設けることのできる自動変速機の
クラツチ装置を提供することにある。
(考案の構成)
本考案の自動変速機のクラツチ装置は、板金製
のピストンを備えたクラツチ装置において、ピス
トンの外周部及び内周部の各端面に嵌合される断
面コ字状の嵌合溝を備えるシール部材を嵌合溝を
嵌合した状態で加熱溶着によりピストンの外周部
と内周部に取付けたことを特徴とし、これによつ
て極めて簡易にシール部材をピストンに取り付け
ることができるとともに、シール部材がピストン
に極めて良好に密着するという利点を得ることが
できる。
のピストンを備えたクラツチ装置において、ピス
トンの外周部及び内周部の各端面に嵌合される断
面コ字状の嵌合溝を備えるシール部材を嵌合溝を
嵌合した状態で加熱溶着によりピストンの外周部
と内周部に取付けたことを特徴とし、これによつ
て極めて簡易にシール部材をピストンに取り付け
ることができるとともに、シール部材がピストン
に極めて良好に密着するという利点を得ることが
できる。
(実施例)
以下、本考案の自動変速機のクラツチ装置を一
実施例につき図面を照しつつ説明する。
実施例につき図面を照しつつ説明する。
第1図は、本考案の自動変速機のクラツチ装置
を使用する自動変速機を概略的に示す骨子図であ
る。
を使用する自動変速機を概略的に示す骨子図であ
る。
この第1図において符号1は、入力軸であるエ
ンジン(図示せず)のクランク軸を示し、このク
ランク軸1と同軸にトルクコンバータ2および多
数変速歯車装置10がエンジン側から順次配置さ
れている。上記トルクコンバータ2は、ポンプ
3、タービン4およびステータ5を備えており、
ポンプ3は、クランク軸1に固定されている。ス
テータ5は、一方向クラツチ6を介して上記多段
変速歯車装置10のケース11と一体の固定軸7
上で回転する。上記一方向クラツチ6は、ステー
タ5をポンプ3と同方向の回転は許すが、逆転は
許さない作用をなすものである。
ンジン(図示せず)のクランク軸を示し、このク
ランク軸1と同軸にトルクコンバータ2および多
数変速歯車装置10がエンジン側から順次配置さ
れている。上記トルクコンバータ2は、ポンプ
3、タービン4およびステータ5を備えており、
ポンプ3は、クランク軸1に固定されている。ス
テータ5は、一方向クラツチ6を介して上記多段
変速歯車装置10のケース11と一体の固定軸7
上で回転する。上記一方向クラツチ6は、ステー
タ5をポンプ3と同方向の回転は許すが、逆転は
許さない作用をなすものである。
多段変速歯車装置10は、基端が上記クランク
軸1に固定され、先端が該多段変速歯車装置の中
央を貫通して延び、該装置の側壁に配置されたオ
イルポンプ11′を駆動するため、該ポンプに連
結された中央軸12を備えている。この中央軸1
2の外方には、基端が上記トルクコンバータ2の
タービン4に連結され、先端が上記多段変速歯車
装置10の上記側壁まで延び、この側壁に回転自
在に支持された中空のタービンシヤフト13が設
けられている。このタービンシヤフト13上に
は、ラビニヨ型プラネタリギヤユニツト14が設
けられており、このプラネタリギヤユニツト14
は、小径サンギヤ15、この小径サンギヤ15の
エンジンから遠い側の側方に配置された大径サン
ギヤ16、ロングピニオンギヤ17、シヨートピ
ニオンギヤ18およびリングギヤ19からなつて
いる。このプラネタリギヤユニツト14のエンジ
ンから遠い側の側方には、第一および第二のクラ
ツチ装置20,21が並列して配置されている。
上記第一のクラツチ装置20は、第一のワンウエ
イクラツチ22を介して上記小径サンギヤ15と
タービンシヤフト13の間の動力電達を断続する
ものである。一方、上記第二のクラツチ装置21
は、上記第一のクラツチ装置20と並列で上記小
径サンギヤ15とタービンシヤフト13の間の動
力伝達を断続するものである。上記第二のクラツ
チ装置21の半径方向外方には、第一のブレーキ
装置23が配置されている。この第一のブレーキ
装置23は、バンドブレーキであり、上記大径サ
ンギ16に連結されたブレーキドラム23aとこ
のブレーキドラムに掛けられたブレーキバンド2
3bを有する。上記第一のクラツチ装置20の半
径方向外方であつて、かつ上記第一のブレーキ装
置23の側方には、第三のクラツチ装置24が配
置されており、この第三のクラツチ装置24は、
上記第一のブレーキ装置23のブレーキドラム2
3aを介して上記大径サンギヤ16とタービンシ
ヤフト13の間の動力伝達の断続を行なうもので
ある。
軸1に固定され、先端が該多段変速歯車装置の中
央を貫通して延び、該装置の側壁に配置されたオ
イルポンプ11′を駆動するため、該ポンプに連
結された中央軸12を備えている。この中央軸1
2の外方には、基端が上記トルクコンバータ2の
タービン4に連結され、先端が上記多段変速歯車
装置10の上記側壁まで延び、この側壁に回転自
在に支持された中空のタービンシヤフト13が設
けられている。このタービンシヤフト13上に
は、ラビニヨ型プラネタリギヤユニツト14が設
けられており、このプラネタリギヤユニツト14
は、小径サンギヤ15、この小径サンギヤ15の
エンジンから遠い側の側方に配置された大径サン
ギヤ16、ロングピニオンギヤ17、シヨートピ
ニオンギヤ18およびリングギヤ19からなつて
いる。このプラネタリギヤユニツト14のエンジ
ンから遠い側の側方には、第一および第二のクラ
ツチ装置20,21が並列して配置されている。
上記第一のクラツチ装置20は、第一のワンウエ
イクラツチ22を介して上記小径サンギヤ15と
タービンシヤフト13の間の動力電達を断続する
ものである。一方、上記第二のクラツチ装置21
は、上記第一のクラツチ装置20と並列で上記小
径サンギヤ15とタービンシヤフト13の間の動
力伝達を断続するものである。上記第二のクラツ
チ装置21の半径方向外方には、第一のブレーキ
装置23が配置されている。この第一のブレーキ
装置23は、バンドブレーキであり、上記大径サ
ンギ16に連結されたブレーキドラム23aとこ
のブレーキドラムに掛けられたブレーキバンド2
3bを有する。上記第一のクラツチ装置20の半
径方向外方であつて、かつ上記第一のブレーキ装
置23の側方には、第三のクラツチ装置24が配
置されており、この第三のクラツチ装置24は、
上記第一のブレーキ装置23のブレーキドラム2
3aを介して上記大径サンギヤ16とタービンシ
ヤフト13の間の動力伝達の断続を行なうもので
ある。
上記プラネタリギヤユニツト14の半径方向外
方には、該プラネタリギヤユニツト14のキヤリ
ヤ14aと多段変速歯車装置10のケース10a
とを係脱する第二のブレーキ装置25が配置され
ている。上記第一および第二のブレーキ装置23
および25の間には、該第二ブレーキ装置25と
並列で上記キヤリヤ14aとケース10aとを係
脱する第二のワンウエイクラツチ装置26が配置
されている。上記プラネタリギヤユニツト14の
エンジン側の側方には、該プラネタリギヤユニツ
トのキヤリヤ14aと上記タービンシヤフト13
の間の動力伝達を断続する第四のクラツチ装置2
7が配置されている。この第四のクラツチ装置2
7のエンジン側の側方には、リングギア19に連
結されたアウトプツトギヤ28が配置されてい
る。なお、図中符号29は、タービンシヤフト1
3とクランクシヤフト1をトルクコンバータ2を
介さずに直結するためのロツクアツプクラツチを
示す。
方には、該プラネタリギヤユニツト14のキヤリ
ヤ14aと多段変速歯車装置10のケース10a
とを係脱する第二のブレーキ装置25が配置され
ている。上記第一および第二のブレーキ装置23
および25の間には、該第二ブレーキ装置25と
並列で上記キヤリヤ14aとケース10aとを係
脱する第二のワンウエイクラツチ装置26が配置
されている。上記プラネタリギヤユニツト14の
エンジン側の側方には、該プラネタリギヤユニツ
トのキヤリヤ14aと上記タービンシヤフト13
の間の動力伝達を断続する第四のクラツチ装置2
7が配置されている。この第四のクラツチ装置2
7のエンジン側の側方には、リングギア19に連
結されたアウトプツトギヤ28が配置されてい
る。なお、図中符号29は、タービンシヤフト1
3とクランクシヤフト1をトルクコンバータ2を
介さずに直結するためのロツクアツプクラツチを
示す。
次に第2図を参照して上記自動変速機を構成す
る以上の各装置の構造について説明する。
る以上の各装置の構造について説明する。
第二のクラツチ装置21
この第二のクラツチ装置21は、上記タービン
シヤフト13にスプライン結合され、断面形状が
ほぼコの字状のクラツチドラム21aを備えてい
る。このクラツチドラム21aの内方には、クラ
ツチハブ21cが配されており、このクラツチハ
ブ21cは、小径サレギヤ15にスプライン結合
された支持部21dによつて一体的に支持されて
いる。上記クラツチドラム21aとクラツチハブ
21cには、それぞれ交互に配置されたクラツチ
プレート21cとクラツチデイスク21bとがス
プライン結合されている。クラツチドラム21a
の内部には、このクラツチドラム21aの内壁の
輪郭に応じた形状で断面がほぼコの字状であるピ
ストン21fが嵌合している。このピストン21
fと支持体21aの間には、作動油室21gが形
成されており、この作動油室21gへの作動油の
供給を制御することによつて、上記クラツチプレ
ート21eとクラツチデイスク21bとを押し、
あるいは解除して、第二のクラツチ装置21の係
合、離脱を行なうようになつている。なお、図か
ら明瞭なように、クラツチハブ21cの支持部2
1dの基部は、第一ワンウエイクラツチ22のイ
ンナレースを構成している。
シヤフト13にスプライン結合され、断面形状が
ほぼコの字状のクラツチドラム21aを備えてい
る。このクラツチドラム21aの内方には、クラ
ツチハブ21cが配されており、このクラツチハ
ブ21cは、小径サレギヤ15にスプライン結合
された支持部21dによつて一体的に支持されて
いる。上記クラツチドラム21aとクラツチハブ
21cには、それぞれ交互に配置されたクラツチ
プレート21cとクラツチデイスク21bとがス
プライン結合されている。クラツチドラム21a
の内部には、このクラツチドラム21aの内壁の
輪郭に応じた形状で断面がほぼコの字状であるピ
ストン21fが嵌合している。このピストン21
fと支持体21aの間には、作動油室21gが形
成されており、この作動油室21gへの作動油の
供給を制御することによつて、上記クラツチプレ
ート21eとクラツチデイスク21bとを押し、
あるいは解除して、第二のクラツチ装置21の係
合、離脱を行なうようになつている。なお、図か
ら明瞭なように、クラツチハブ21cの支持部2
1dの基部は、第一ワンウエイクラツチ22のイ
ンナレースを構成している。
第一クラツチ装置20
上記第二のクラツチ装置21のピストン21f
は、この第一のクラツチ装置20のクラツチドラ
ム20aを兼ている。クラツチドラム20aの内
方には、クラツチハブ20cが配されており、こ
のクラツチハブ20cは、基部が上記ワンウエイ
クラツチ22のアウタレースを構成する支持部2
0dによつて一体的に支持されている。上記クラ
ツチドラム20aとクラツチハブ20cは、それ
ぞれ交互に配されたクラツチプレート21eとク
ラツチデイスク21bとがスプライン結合されて
いる。クラツチデイスク20aの内部には、ピス
トン20fが嵌合されており、このピストン20
fとクラツチドラム20aの間には作動油室20
gが形成されている。この作動油室20gへの作
動油の供給を制御することによつて、上記クラツ
チプレート21eとクラツチデイスク21bとを
押し、あるいは解除して、第一のクラツチ装置2
0の係合、離脱を行なうようになつている。な
お、図中20hは、第1および第2のクラツチ装
置20,21のピストン20f,21fのための
リターンスプリングを示すものである。
は、この第一のクラツチ装置20のクラツチドラ
ム20aを兼ている。クラツチドラム20aの内
方には、クラツチハブ20cが配されており、こ
のクラツチハブ20cは、基部が上記ワンウエイ
クラツチ22のアウタレースを構成する支持部2
0dによつて一体的に支持されている。上記クラ
ツチドラム20aとクラツチハブ20cは、それ
ぞれ交互に配されたクラツチプレート21eとク
ラツチデイスク21bとがスプライン結合されて
いる。クラツチデイスク20aの内部には、ピス
トン20fが嵌合されており、このピストン20
fとクラツチドラム20aの間には作動油室20
gが形成されている。この作動油室20gへの作
動油の供給を制御することによつて、上記クラツ
チプレート21eとクラツチデイスク21bとを
押し、あるいは解除して、第一のクラツチ装置2
0の係合、離脱を行なうようになつている。な
お、図中20hは、第1および第2のクラツチ装
置20,21のピストン20f,21fのための
リターンスプリングを示すものである。
第三のクラツチ装置24
この第三のクラツチ装置24は、上記クラツチ
ドラム21aと一体であつてほぼコ字形のクラツ
チドラム24aを備えている。このクラツチドラ
ム24aの内方には、これと対向してクラツチハ
ブ24cが配置されており、このクラツチハブ2
4cは、第一のブレーキ装置23のブレーキドラ
ム23aの延長部で形成されている。クラツチド
ラム24aおよびクラツチハブ24cは、それぞ
れ交互に配置されたクラツチプレート24dとク
ラツチデイスク24bとガスプライン結合されて
いる。クラツチドラム24aの内部には、ピスト
ン24eが嵌合されており、このピストン24e
とクラツチドラム24aの間には、作動油室24
fが形成されている。この作動油室24fへの作
動油の供給を制御することによつて、上記クラツ
チプレート24dとクラツチデイスク21bとを
押圧し、あるいは解除して、第三のクラツチ装置
24の係合、離脱を行なうようになつている。こ
の第三のクラツチ装置24は、ピストン24eの
ためのダイヤフラムタイプのリターンスプリング
24gを備えている。なお、この第三のクラツチ
装置24においてダイヤフラムタイプのリターン
スプリングを用いるのは、このダイヤフラムタイ
プのものは薄く、大きなスペースを必要としない
からである。
ドラム21aと一体であつてほぼコ字形のクラツ
チドラム24aを備えている。このクラツチドラ
ム24aの内方には、これと対向してクラツチハ
ブ24cが配置されており、このクラツチハブ2
4cは、第一のブレーキ装置23のブレーキドラ
ム23aの延長部で形成されている。クラツチド
ラム24aおよびクラツチハブ24cは、それぞ
れ交互に配置されたクラツチプレート24dとク
ラツチデイスク24bとガスプライン結合されて
いる。クラツチドラム24aの内部には、ピスト
ン24eが嵌合されており、このピストン24e
とクラツチドラム24aの間には、作動油室24
fが形成されている。この作動油室24fへの作
動油の供給を制御することによつて、上記クラツ
チプレート24dとクラツチデイスク21bとを
押圧し、あるいは解除して、第三のクラツチ装置
24の係合、離脱を行なうようになつている。こ
の第三のクラツチ装置24は、ピストン24eの
ためのダイヤフラムタイプのリターンスプリング
24gを備えている。なお、この第三のクラツチ
装置24においてダイヤフラムタイプのリターン
スプリングを用いるのは、このダイヤフラムタイ
プのものは薄く、大きなスペースを必要としない
からである。
第一のブレーキ装置23
この第一のブレーキ装置23のブレーキドラム
23aは、大径サンギヤ16に一体的に支持され
た支持部23cによつて支持されている。従つ
て、この第一のブレーキ装置23が作動すると、
上記大径サンギヤ16は固定されるようになつて
いる。
23aは、大径サンギヤ16に一体的に支持され
た支持部23cによつて支持されている。従つ
て、この第一のブレーキ装置23が作動すると、
上記大径サンギヤ16は固定されるようになつて
いる。
第二のブレーキ装置25
この第二のブレーキ装置25は、デイスクタイ
プのブレーキであり、そのブレーキドラム25a
はプラネタリギヤユニツト14のキヤリヤ14a
に一体的に固着された支持部25bによつて支持
されている。従つて、この第二のブレーキ装置2
3が作動すると、上記キヤリヤ14aが固定され
るようになつている。
プのブレーキであり、そのブレーキドラム25a
はプラネタリギヤユニツト14のキヤリヤ14a
に一体的に固着された支持部25bによつて支持
されている。従つて、この第二のブレーキ装置2
3が作動すると、上記キヤリヤ14aが固定され
るようになつている。
第四のクラツチ装置27
この第四のクラツチ装置27が本考案の自動変
速機のクラツチ装置の一実施例である。第2図の
一部拡大図である第3図に明瞭に示されるよう
に、この第四のクラツチ装置27は、タービンシ
ヤフト13の外周部に内周部が固着され、シヤフ
ト13と同体回転する円筒状のドラムインナ27
iと、このドラムインナ27iの端部の外周部
に、内周が接合され、かつタービンシヤフト13
方向に折曲された周縁を有する断面コ字状のクラ
ツチドラム27aを有する。クラツチドラム27
aの周縁内方にはスプライン結合された複数枚の
クラツチプレート27dが設けられており、この
クラツチプレート27dの間にはクラツハブ27
cにスプライン結合された複数枚のクラツチデイ
スク27bが設けられている。クラツチプレート
27dはリターンスプリングとして機能するダイ
ヤフラムスプリング27gに抗して環状のピスト
ン27eによつて押圧されるようになつている。
この環状のピストン27eは金属板から型押し成
型され、クラツチドラム27aとドラムインナ2
7iとの間に形成される空間中を摺動可能になつ
ている。第4図に示されるように環状のピストン
27eの端縁部即ち外周部および内周部には環状
のシール部材27hおよび27h′が加熱溶着によ
り取り付けられており、ピストン27eとクラツ
チドラム27aとの間の作動油室27fに加圧注
入される作動油のもれを防止している。これらシ
ール部材27h,27h′の取り付けは、断面コ字
状の嵌合溝を有したシール部材27h,27h′を
ピストン27eの外周部、内周部にそれぞれ嵌合
した後、ピストンを加熱してシール部材の一部を
溶解することにより行なわれる。従つて、本考案
のシール部材の材料としては加熱溶解しうるもの
が使用されるが例えばこのシール部材の材料とし
てはアクリル系ゴムを挙げることができる。
速機のクラツチ装置の一実施例である。第2図の
一部拡大図である第3図に明瞭に示されるよう
に、この第四のクラツチ装置27は、タービンシ
ヤフト13の外周部に内周部が固着され、シヤフ
ト13と同体回転する円筒状のドラムインナ27
iと、このドラムインナ27iの端部の外周部
に、内周が接合され、かつタービンシヤフト13
方向に折曲された周縁を有する断面コ字状のクラ
ツチドラム27aを有する。クラツチドラム27
aの周縁内方にはスプライン結合された複数枚の
クラツチプレート27dが設けられており、この
クラツチプレート27dの間にはクラツハブ27
cにスプライン結合された複数枚のクラツチデイ
スク27bが設けられている。クラツチプレート
27dはリターンスプリングとして機能するダイ
ヤフラムスプリング27gに抗して環状のピスト
ン27eによつて押圧されるようになつている。
この環状のピストン27eは金属板から型押し成
型され、クラツチドラム27aとドラムインナ2
7iとの間に形成される空間中を摺動可能になつ
ている。第4図に示されるように環状のピストン
27eの端縁部即ち外周部および内周部には環状
のシール部材27hおよび27h′が加熱溶着によ
り取り付けられており、ピストン27eとクラツ
チドラム27aとの間の作動油室27fに加圧注
入される作動油のもれを防止している。これらシ
ール部材27h,27h′の取り付けは、断面コ字
状の嵌合溝を有したシール部材27h,27h′を
ピストン27eの外周部、内周部にそれぞれ嵌合
した後、ピストンを加熱してシール部材の一部を
溶解することにより行なわれる。従つて、本考案
のシール部材の材料としては加熱溶解しうるもの
が使用されるが例えばこのシール部材の材料とし
てはアクリル系ゴムを挙げることができる。
このようにピストン27eの外周部および内周
部の全周にわたつてシール部材27h,27h′が
設けられ、ピストン27eの外周部とクラツチド
ラム27aとのシールおよびピストン27eの内
周部とドラムインナ27iとのシールが達成され
た状態で、ピストン27eとクラツチドラム27
aとの間に作動油が圧入されると、ピストン27
eはダイヤフラムスプリング27gの付勢力に抗
して図中左方に移行して、クラツチプレート27
dとクラツチデイスク27b間に摩擦力を生ぜし
め、クラツチハブ27cをクラツチドラム27a
と一体回転せしめる。本実施例においてはクラツ
チハブ27cはプラネタリギヤユニツト14のキ
ヤリヤ14aに支持されており、タービンシヤフ
ト13とキヤリヤ14aとの間の動力の伝達が可
能となる。一方作動油の圧が除かれると、ピスト
ン27eはダイヤフラムスプリング27gにより
クラツチドラム27a方向に移行して、制動が解
除される。
部の全周にわたつてシール部材27h,27h′が
設けられ、ピストン27eの外周部とクラツチド
ラム27aとのシールおよびピストン27eの内
周部とドラムインナ27iとのシールが達成され
た状態で、ピストン27eとクラツチドラム27
aとの間に作動油が圧入されると、ピストン27
eはダイヤフラムスプリング27gの付勢力に抗
して図中左方に移行して、クラツチプレート27
dとクラツチデイスク27b間に摩擦力を生ぜし
め、クラツチハブ27cをクラツチドラム27a
と一体回転せしめる。本実施例においてはクラツ
チハブ27cはプラネタリギヤユニツト14のキ
ヤリヤ14aに支持されており、タービンシヤフ
ト13とキヤリヤ14aとの間の動力の伝達が可
能となる。一方作動油の圧が除かれると、ピスト
ン27eはダイヤフラムスプリング27gにより
クラツチドラム27a方向に移行して、制動が解
除される。
(考案の効果)
本考案の自動変速機のクラツチ装置は板金製の
ピストンの外周部および内周部に各端面に嵌合さ
れる断面コ字状の嵌合溝を有するシール部材を嵌
合した状態で加熱溶着により取り付けたので、シ
ール部材とピストンとの密着性が極めて高く、耐
久性が向上するとともに、ピストンにシール部材
を嵌合する溝を設ける必要が生じないので、自動
変速機の軸方向の長さを短縮することができ、フ
ロントエンジン・フロントドライブタイプの自動
車に適した自動変速機を得ることができる。特
に、本考案によるとピストンとシール部材との接
着面積をクラツチ装置の形成を大型化することな
く確保でき、接合強度をなお一層向上できる。
ピストンの外周部および内周部に各端面に嵌合さ
れる断面コ字状の嵌合溝を有するシール部材を嵌
合した状態で加熱溶着により取り付けたので、シ
ール部材とピストンとの密着性が極めて高く、耐
久性が向上するとともに、ピストンにシール部材
を嵌合する溝を設ける必要が生じないので、自動
変速機の軸方向の長さを短縮することができ、フ
ロントエンジン・フロントドライブタイプの自動
車に適した自動変速機を得ることができる。特
に、本考案によるとピストンとシール部材との接
着面積をクラツチ装置の形成を大型化することな
く確保でき、接合強度をなお一層向上できる。
第1図は、本考案の自動変速機のクラツチ装置
を使用する自動変速機を概略的の骨子図、第2図
は、第1図に示した自動変速機の構造を詳細に示
す軸方向断面図、第3図は、第2図の一部拡大
図、第4図は、本考案のクラツチ装置に使用され
るピストンの一例を示す断面図である。 1…クランク軸、2…トルクコンバータ、10
…多段変速歯車装置、13…タービンシヤフト、
14…プラネタリギヤユニツト、15…小径サン
ギヤ、16…大径サンギヤ、17…ロングピニオ
ンギア、18…シヨートピニオンギア、19…リ
ングギア、20…第一のクラツチ装置、21…第
二のクラツチ装置、22…第一のワンウエイクラ
ツチ装置、23…第一のブレーキ装置、24…第
三のクラツチ装置、25…第二のブレーキ装置、
26…第二のワンウエイクラツチ、27…第四の
クラツチ装置、27a…クラツチドラム、27b
…クラツチデイスク、27c…クラツチハブ、2
7d…クラツチプレート、27e…ピストン、2
7f…作動油室、27g…ダイヤフラムスプリン
グ、27h,27h′…環状のシール部材、27i
…ドラムインナ、28…アウトプツトギア。
を使用する自動変速機を概略的の骨子図、第2図
は、第1図に示した自動変速機の構造を詳細に示
す軸方向断面図、第3図は、第2図の一部拡大
図、第4図は、本考案のクラツチ装置に使用され
るピストンの一例を示す断面図である。 1…クランク軸、2…トルクコンバータ、10
…多段変速歯車装置、13…タービンシヤフト、
14…プラネタリギヤユニツト、15…小径サン
ギヤ、16…大径サンギヤ、17…ロングピニオ
ンギア、18…シヨートピニオンギア、19…リ
ングギア、20…第一のクラツチ装置、21…第
二のクラツチ装置、22…第一のワンウエイクラ
ツチ装置、23…第一のブレーキ装置、24…第
三のクラツチ装置、25…第二のブレーキ装置、
26…第二のワンウエイクラツチ、27…第四の
クラツチ装置、27a…クラツチドラム、27b
…クラツチデイスク、27c…クラツチハブ、2
7d…クラツチプレート、27e…ピストン、2
7f…作動油室、27g…ダイヤフラムスプリン
グ、27h,27h′…環状のシール部材、27i
…ドラムインナ、28…アウトプツトギア。
Claims (1)
- クラツチ装置のケーシングによつて形成される
円筒状空間内に環状の板金製ピストンが摺動自在
に嵌合配置され、該ピストンの外周部と内周部に
前記ケーシングと密封接触するシール部材が設け
られ、前記ピストンにより画成された前記空間の
内一方の空間に作動油が圧入されることにより前
記ピストンが移動し、これによつてクラツチ装置
が作動する自動変速機のクラツチ装置において、
前記シール部材が前記ピストンの外周部および内
周部の各端面に嵌合される断面コ字状の嵌合溝を
備え、該嵌合溝を前記各端部に嵌合した状態で加
熱溶着により前記ピストンに付けられていること
を特徴とする自動変速機のクラツチ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1983172190U JPS6079026U (ja) | 1983-11-07 | 1983-11-07 | 自動変速機のクラツチ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1983172190U JPS6079026U (ja) | 1983-11-07 | 1983-11-07 | 自動変速機のクラツチ装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6079026U JPS6079026U (ja) | 1985-06-01 |
| JPH0134744Y2 true JPH0134744Y2 (ja) | 1989-10-23 |
Family
ID=30375400
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1983172190U Granted JPS6079026U (ja) | 1983-11-07 | 1983-11-07 | 自動変速機のクラツチ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6079026U (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009097608A (ja) * | 2007-10-16 | 2009-05-07 | Nok Corp | 多段変速機用ピストン |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4736796U (ja) * | 1971-05-10 | 1972-12-23 | ||
| JPS57200729A (en) * | 1981-05-29 | 1982-12-09 | Aisin Warner Ltd | Piston of speed change gear of automatic transmission |
-
1983
- 1983-11-07 JP JP1983172190U patent/JPS6079026U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6079026U (ja) | 1985-06-01 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US7966901B2 (en) | Torque transfer device | |
| JP4684321B2 (ja) | トルクコンバータ | |
| WO2007004388A1 (ja) | 流体伝動装置 | |
| JPH0723645Y2 (ja) | パワーテークオフ付自動変速機のクラッチ装置 | |
| JP2008138879A (ja) | トルクコンバータ | |
| JP2012237378A (ja) | トルクコンバータのロックアップ装置 | |
| WO2015046493A1 (ja) | 動力伝達装置 | |
| JPH0211771B2 (ja) | ||
| US6390263B1 (en) | Locking clutch for coupling apparatus with hydrokinetic coupling | |
| JPH022502B2 (ja) | ||
| JP2008164013A (ja) | 車両用ダンパ装置 | |
| JP6119378B2 (ja) | 動力伝達装置 | |
| JPH0134744Y2 (ja) | ||
| JPH0141864B2 (ja) | ||
| JPH0134748Y2 (ja) | ||
| JPS6325213B2 (ja) | ||
| JPS638336B2 (ja) | ||
| JPH0250339B2 (ja) | ||
| JP2014190487A (ja) | 変速装置 | |
| JPH0125802Y2 (ja) | ||
| JP3055256B2 (ja) | 自動変速機の油圧サーボ装置 | |
| JPH0158788B2 (ja) | ||
| JP2005264961A (ja) | トルクコンバータのロックアップ機構 | |
| JPH0142687Y2 (ja) | ||
| JPH022503B2 (ja) |