JPH0142687Y2 - - Google Patents
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- JPH0142687Y2 JPH0142687Y2 JP1983177692U JP17769283U JPH0142687Y2 JP H0142687 Y2 JPH0142687 Y2 JP H0142687Y2 JP 1983177692 U JP1983177692 U JP 1983177692U JP 17769283 U JP17769283 U JP 17769283U JP H0142687 Y2 JPH0142687 Y2 JP H0142687Y2
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- gear
- side plate
- carrier
- clutch
- pinion gear
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H3/00—Toothed gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio or for reversing rotary motion
- F16H3/44—Toothed gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio or for reversing rotary motion using gears having orbital motion
- F16H3/62—Gearings having three or more central gears
- F16H3/66—Gearings having three or more central gears composed of a number of gear trains without drive passing from one train to another
- F16H3/663—Gearings having three or more central gears composed of a number of gear trains without drive passing from one train to another with conveying rotary motion between axially spaced orbital gears, e.g. a stepped orbital gear or Ravigneaux
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H2200/00—Transmissions for multiple ratios
- F16H2200/20—Transmissions using gears with orbital motion
- F16H2200/2002—Transmissions using gears with orbital motion characterised by the number of sets of orbital gears
- F16H2200/2005—Transmissions using gears with orbital motion characterised by the number of sets of orbital gears with one sets of orbital gears
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Details Of Gearings (AREA)
Description
(産業上の利用分野)
本考案は、自動変速機の遊星歯車装置に関し、
更に詳細には、小径サンギヤと、大径サンギヤ
と、ロングピニオンギヤと、シヨートピニオンギ
ヤと、リングギヤと、キヤリヤとからなる自動変
速機の遊星歯車装置に関する。 (従来技術) 自動変速機は、自動車等に搭載されるものであ
り、このためこの自動変速機に使用される遊星歯
車装置については、軽量化、構造のコンパクト化
のため種々の提案がなされている。例えば、特公
昭47−38355号においては、遊星歯車装置のキヤ
リヤをそれぞれ板金製である入力側側板と、固定
側側板と、スペーサとで構成して、該遊星歯車装
置の軽量化とともにコンパクト化を図つている。
ところが、上記スペーサ、特に固定側側板に近い
部分がキヤリヤ固定時に大きな力を受けるにもか
かわらず、上記公告特許公報に開示された遊星歯
車装置においては、この点について何等考慮され
ておらず、上記スペーサが弱いという点を有して
いる。このスペーサが大きな力を受けないように
するには、キヤリヤ径を大きくすればよいが、こ
のようにしたのでは、遊星歯車装置が大きくなつ
てしまい望ましくない。 (考案の目的) そこで本考案は、スペーサの強度を向上させ、
キヤリヤの大径化を必要としない自動変速機の遊
星歯車装置を提供することを目的とするものであ
る。 (考案の構成) 本考案に係る自動変速機の遊星歯車装置は、入
力側側板と、固定可能な固定側側板と、前記入力
側側板と前記固定側側板との間に軸線を中心とし
て等角度間隔で設けられ、前記入力側側板と前記
固定側側板とを連結するスペーサとからなるキヤ
リヤ、前記キヤリヤの前記入力側側板と前記固定
側側板とに両端を支持され、前記キヤリヤの軸線
を中心とする同一円周上において等角度間隔で配
置された複数のロングピニオンギヤ、前記キヤリ
ヤの前記入力側側板と前記固定側側板とに両端を
支持され、前記キヤリヤの軸線を中心とする同一
円周上において等角度間隔で配置され、前記ロン
グピニオンギヤと噛み合う前記ロングピニオンギ
ヤと同数のシヨートピニオンギヤ、前記ロングピ
ニオンギヤおよび前記シヨートピニオンギヤより
も前記キヤリヤの軸線側に配置され、前記ロング
ピニオンギヤおよび前記シヨートピニオンギヤの
うちの一方と噛み合う小径サンギヤ、および、前
記小径サンギヤと同心の状態に並置され、前記ロ
ングピニオンギヤおよび前記シヨートピニオンギ
ヤのうち、前記小径サンギヤと噛み合つているピ
ニオンギヤ以外のピニオンギヤと噛み合う大径サ
ンギヤとからなる自動変速機の遊星歯車装置にお
いて、前記シヨートピニオンギヤは、前記入力側
側板に近接して配置され、前記スペーサは、前記
キヤリヤの軸線を中心とする円周方向上において
前記ロングピニオンギヤと前記シヨートピニオン
ギヤとの間に設けられ、前記シヨートピニオンギ
ヤの前記固定側側板方向の端部から前記固定側側
板にわたつて、円周方向の幅が前記シヨートピニ
オンギヤの方向にのみ向かつて拡大して形成さ
れ、この拡大して形成された部分のうち少なくと
も一部は、前記キヤリヤの軸線方向における前記
シヨートピニオンギヤの投影線上にあるように形
成されていることを特徴とする。 (考案の効果) 以上の構造の本考案の遊星歯車装置において
は、上記したようにシヨートピニオンギヤを入力
側側板に近接して配置することにより、その分固
定側側板近傍にスペースを形成し、このスペース
を利用してスペーサの固定側側板の近傍部分の幅
を広くしたので、特に大きな応力を受けるこの部
分の補強を行なうことができるようになつた。従
つて、スペーサの強度が十分なものとなり、キヤ
リヤ径を拡大する必要がない。 (実施例) 以下、添付図面を参照しつつ本考案の好ましい
実施例による自動変速機の遊星歯車装置について
説明する。 第1図は、本考案の実施例による遊星歯車装置
を組み込んだ自動変速機を概略的に示す骨子図で
ある。 この第1図において符号1は、入力軸であるエ
ンジン(図示せず)のクランク軸を示し、このク
ランク軸1と同軸にトルクコンバータ2および多
段変速歯車装置10がエンジン側から順次配置さ
れている。上記トルクコンバータ2は、ポンプ
3、ターピン4およびステータ5を備えており、
ポンプ3は、クランク軸1に固定されている。ス
テータ5は、一方向クラツチ6を介して上記多段
変速歯車装置10のケース11と一体の固定軸7
上で回転する。上記一方向クラツチ6は、ステー
タ5をポンプ3と同方向の回転は許すが、逆転は
許されない作用をなすものである。 多段変速歯車装置10は、基端が上記クランク
軸1に固定され、先端が該多段変速歯車装置の中
央を貫通して延び、該装置の側壁に配置されたオ
イルポンプPを駆動するため、該ポンプに連結さ
れた中央軸12を備えている。この中央軸12の
外方には、基端が上記トルクコンバータ2のター
ビン4に連結され、先端が上記多段変速歯車装置
10の上記側壁まで延び、この側壁に回転自在に
支持された中空のタービンシヤフト13が設けら
れている。このタービンシヤフト13上には、ラ
ビニヨ型プラネタリギヤユニツト14が設けられ
ており、このプラネタリギヤユニツト14は、小
径サンギヤ15、この小径サンギヤ15のエンジ
ンから遠い側の側方に配置された大径サンギヤ1
6、ロングピニオンギヤ17、シヨートピニオン
ギヤ18、リングギヤ19およびキヤリヤ14a
からなつている。このプラネタリギヤユニツト1
4のエンジンから遠い側の側方には、第一および
第二のクラツチ装置20,21が並列して配置さ
れている。上記第一のクラツチ装置20は、第一
のワンウエイクラツチ22を介し上記小径サンギ
ヤ15とタービンシヤフト13の間の動力伝達を
断続するものである。一方、上記第二のクラツチ
装置21は、上記第一のクラツチ装置20と並列
で上記小径サンギヤ15とタービンシヤフト13
の間の動力伝達を断続するものである。上記第二
のクラツチ装置21の半径方向外方には、第一の
ブレーキ装置23が配置されている。この第一の
ブレーキ装置23は、バンドブレーキであり、上
記大径サンギヤ16に連結されたブレーキドラム
23aとこのブレーキドラムに掛けられたブレー
キバンド23bを有する。上記第一のクラツチ装
置20の半径方向外方であつて、かつ上記第一の
ブレーキ装置23の側方には、第三のクラツチ装
置24が配置されており、この第三のクラツチ装
置24は、上記第一のブレーキ装置23のブレー
キドラム23aを介して上記大径サンギヤ16と
タービンシヤフト13の間の動力伝達の断続を行
なうものである。 上記プラネタリギヤユニツト14の半径方向外
方には、該プラネタリギヤユニツト14のキヤリ
ヤ14aと多段変速歯車装置10のケース10a
とを係脱する第二のブレーキ装置25が配置され
ている。上記第一および第二のブレーキ装置23
および25の間には、該第二ブレーキ装置25と
並列で上記キヤリヤ14aとケース10aとを係
脱する第二のワンウエイクラツチ装置26が配置
されている。上記プラネタリギヤユニツト14の
エンジン側の側方には、該プラネタリギヤユニツ
トのキヤリヤ14aと上記タービンシヤフト13
の間の動力伝達を断続する第四のクラツチ装置2
7が配置されている。この第四のクラツチ装置2
7のエンジン側の側方には、リングギヤ19に連
結されたアウトプツトギヤ28が配置されてい
る。なお、図中符号29は、タービンシヤフト1
3とクランクシヤフト1をトルクコンバータ2を
介さずに直結するためのロツクアツプクラツチを
示す。 次に第2図を参照して上記自動変速機を構成す
る以上の各装置の構造について説明する。 第二のクラツチ装置21 この第二のクラツチ装置21は、上記タービン
シヤフト13にスプライン結合され、断面形状が
ほぼコの字状の支持部21aの一体的に支持され
たクラツチドラム21bを備えている。このクラ
ツチドラム21bの内方には、クラツチハブ21
cが配されており、このクラツチハブ21cは、
小径サンギヤ15にスプライン結合された支持部
21dによつて一体的に支持されている。上記ク
ラツチドラム21bとクラツチハブ21cは、そ
れぞれ交互に配置されたクラツチデイスク21e
を支持している。支持部21aの内部には、この
支持部21の内壁の輪郭に応じた形状で、断面が
ほぼコの字状であるピストン21fが嵌合してい
る。このピストン21fと支持体21aの間に
は、作動油室21gが形成されており、この作動
油室21gへの作動油の供給を制御することによ
つて、上記クラツチデイスク21eを押し、ある
いは解除して、第二のクラツチ装置21の係合、
離脱を行なうようになつている。なお、図から明
瞭なように、クラツチハブ21cの支持部21d
の基部は、第一ワンウエイクラツチ22のインナ
レースを構成している。 第一クラツチ装置20 上記第二のクラツチ装置21のピストン21f
は、この第一のクラツチ装置20のクラツチドラ
ム20aおよびこのクラツチドラム20aを一体
的に支持する支持部20bを兼ている。クラツチ
ドラム20aの内方には、クラツチハブ20cが
配されており、このクラツチハブ20cは、基部
が上記ワンウエイクラツチ22のアウタレースを
構成する支持部20dによつて一体的に支持され
ている。上記クラツチドラム20aとクラツチハ
ブ20cは、それぞれ交互に配されたクラツチデ
イスク20eを支持している。支持部20bの内
部には、ピストン20fが嵌合されており、この
ピストン20fと支持部20bの間には作動油室
20gが形成されている。この作動油室20gへ
の作動油の供給を制御することによつて、上記ク
ラツチデイスク20eを押し、あるいは解除し
て、第一のクラツチ装置20の係合、離脱を行な
うようになつている。なお、図中20hは、第一
および第二のクラツチ装置20,21のピストン
20f,21fのためのリターンスプリングを示
すものである。 第三のクラツチ装置24 この第三のクラツチ装置24は、上記支持部2
1aと一体であつてほぼ逆L字形の支持部24a
によつて一体的に支持されたクラツチドラム24
bを備えている。このクラツチドラム24bの内
方には、これと対向してクラツチハブ24cが配
置されており、このクラツチハブ24cは、第一
のブレーキ装置23のブレーキドラム23aの延
長部で形成されている。クラツチドラム24bお
よびクラツチハブ24cは、それぞれ交互に配置
されたブレーキデイスク24dを支持している。
支持部24aの内部には、ピストン24eが嵌合
されており、このピストン24eと支持部24a
の間には、作動油室24fが形成されている。こ
の作動油室24fへの作動油の供給を制御するこ
とによつて、上記クラツチデイスク24dを押圧
し、あるいは解除して、第三のクラツチ装置20
の係合、離脱を行なうようになつている。この第
三のクラツチ装置24は、ピストン24eのため
のダイヤフラムタイプのリターンスプリング24
gを備えている。なお、この第三のクラツチ装置
24においてダイヤフラムタイプのリターンスプ
リングを用いるのは、このダイヤフラムタイプの
ものは薄く、大きなスペースを必要としないから
である。 第四のクラツチ装置27 この第四のクラツチ装置27は、上記タービン
シヤフト13にスプライン結合され、断面形状が
ほぼ逆コの字状の支持部27aに一体的に支持さ
れたクラツチドラム27bを備えている。このク
ラツチドラム27bの内方には、クラツチハブ2
7bが配されており、このクラツチハブ27c
は、プラネタリギヤユニツト14のキヤリヤ14
aに支持されている。上記クラツチドラム27b
およびクラツチハブ27cは、それぞれ交互に配
置されたブレーキデイスク27dを支持してい
る。支持部27aの内部には、板金加工で形成さ
れたピストン27eが嵌合している。このピスト
ン27eと支持部27aの間には、作動油室27
fが形成されており、この作動油室27fへの作
動油の供給を制御することによつて、上記クラツ
チデイスク27dを押圧し、あるいは解除して、
第四のクラツチ装置27の係合、離脱を行なうに
なつている。この第四のクラツチも、上記第三の
クラツチ装置24と同様ダイヤフラムタイプのリ
ターンスプリング27gを備えている。 第一のブレーキ装置23 この第一のブレーキ装置23のブレーキドラム
23aは、大径サンギヤ16に一体的に支持され
た支持部23cによつて支持されている。従つ
て、この第一のブレーキ装置23が作動すると、
上記大径サンギヤ16は固定されるようになつて
いる。 第二のブレーキ装置25 この第二のブレーキ装置25は、デイスクタイ
プのブレーキであり、そのブレーキドラム25a
はプラネタリギヤユニツト14のキヤリヤ14a
に一体的に固着された支持部25bによつて支持
されている。従つて、この第二のブレーキ装置2
3が作動すると、上記キヤリヤ14aが固定され
るようになつている。 多段変速歯車装置10の機能 以上説明した構造の多段変速歯車装置10は、
それ自体で前進4段、後進1段の変速段を有し、
第一、第二、第三および第四のクラツチ装置2
0,21,24および27、および第一および第
二のブレーキ装置23および25を適宜作動させ
ることにより所要の変速段を得ることができる。
以上の構成において、各変速段とクラツチ、ブレ
ーキの作動関係を下表に示す。
更に詳細には、小径サンギヤと、大径サンギヤ
と、ロングピニオンギヤと、シヨートピニオンギ
ヤと、リングギヤと、キヤリヤとからなる自動変
速機の遊星歯車装置に関する。 (従来技術) 自動変速機は、自動車等に搭載されるものであ
り、このためこの自動変速機に使用される遊星歯
車装置については、軽量化、構造のコンパクト化
のため種々の提案がなされている。例えば、特公
昭47−38355号においては、遊星歯車装置のキヤ
リヤをそれぞれ板金製である入力側側板と、固定
側側板と、スペーサとで構成して、該遊星歯車装
置の軽量化とともにコンパクト化を図つている。
ところが、上記スペーサ、特に固定側側板に近い
部分がキヤリヤ固定時に大きな力を受けるにもか
かわらず、上記公告特許公報に開示された遊星歯
車装置においては、この点について何等考慮され
ておらず、上記スペーサが弱いという点を有して
いる。このスペーサが大きな力を受けないように
するには、キヤリヤ径を大きくすればよいが、こ
のようにしたのでは、遊星歯車装置が大きくなつ
てしまい望ましくない。 (考案の目的) そこで本考案は、スペーサの強度を向上させ、
キヤリヤの大径化を必要としない自動変速機の遊
星歯車装置を提供することを目的とするものであ
る。 (考案の構成) 本考案に係る自動変速機の遊星歯車装置は、入
力側側板と、固定可能な固定側側板と、前記入力
側側板と前記固定側側板との間に軸線を中心とし
て等角度間隔で設けられ、前記入力側側板と前記
固定側側板とを連結するスペーサとからなるキヤ
リヤ、前記キヤリヤの前記入力側側板と前記固定
側側板とに両端を支持され、前記キヤリヤの軸線
を中心とする同一円周上において等角度間隔で配
置された複数のロングピニオンギヤ、前記キヤリ
ヤの前記入力側側板と前記固定側側板とに両端を
支持され、前記キヤリヤの軸線を中心とする同一
円周上において等角度間隔で配置され、前記ロン
グピニオンギヤと噛み合う前記ロングピニオンギ
ヤと同数のシヨートピニオンギヤ、前記ロングピ
ニオンギヤおよび前記シヨートピニオンギヤより
も前記キヤリヤの軸線側に配置され、前記ロング
ピニオンギヤおよび前記シヨートピニオンギヤの
うちの一方と噛み合う小径サンギヤ、および、前
記小径サンギヤと同心の状態に並置され、前記ロ
ングピニオンギヤおよび前記シヨートピニオンギ
ヤのうち、前記小径サンギヤと噛み合つているピ
ニオンギヤ以外のピニオンギヤと噛み合う大径サ
ンギヤとからなる自動変速機の遊星歯車装置にお
いて、前記シヨートピニオンギヤは、前記入力側
側板に近接して配置され、前記スペーサは、前記
キヤリヤの軸線を中心とする円周方向上において
前記ロングピニオンギヤと前記シヨートピニオン
ギヤとの間に設けられ、前記シヨートピニオンギ
ヤの前記固定側側板方向の端部から前記固定側側
板にわたつて、円周方向の幅が前記シヨートピニ
オンギヤの方向にのみ向かつて拡大して形成さ
れ、この拡大して形成された部分のうち少なくと
も一部は、前記キヤリヤの軸線方向における前記
シヨートピニオンギヤの投影線上にあるように形
成されていることを特徴とする。 (考案の効果) 以上の構造の本考案の遊星歯車装置において
は、上記したようにシヨートピニオンギヤを入力
側側板に近接して配置することにより、その分固
定側側板近傍にスペースを形成し、このスペース
を利用してスペーサの固定側側板の近傍部分の幅
を広くしたので、特に大きな応力を受けるこの部
分の補強を行なうことができるようになつた。従
つて、スペーサの強度が十分なものとなり、キヤ
リヤ径を拡大する必要がない。 (実施例) 以下、添付図面を参照しつつ本考案の好ましい
実施例による自動変速機の遊星歯車装置について
説明する。 第1図は、本考案の実施例による遊星歯車装置
を組み込んだ自動変速機を概略的に示す骨子図で
ある。 この第1図において符号1は、入力軸であるエ
ンジン(図示せず)のクランク軸を示し、このク
ランク軸1と同軸にトルクコンバータ2および多
段変速歯車装置10がエンジン側から順次配置さ
れている。上記トルクコンバータ2は、ポンプ
3、ターピン4およびステータ5を備えており、
ポンプ3は、クランク軸1に固定されている。ス
テータ5は、一方向クラツチ6を介して上記多段
変速歯車装置10のケース11と一体の固定軸7
上で回転する。上記一方向クラツチ6は、ステー
タ5をポンプ3と同方向の回転は許すが、逆転は
許されない作用をなすものである。 多段変速歯車装置10は、基端が上記クランク
軸1に固定され、先端が該多段変速歯車装置の中
央を貫通して延び、該装置の側壁に配置されたオ
イルポンプPを駆動するため、該ポンプに連結さ
れた中央軸12を備えている。この中央軸12の
外方には、基端が上記トルクコンバータ2のター
ビン4に連結され、先端が上記多段変速歯車装置
10の上記側壁まで延び、この側壁に回転自在に
支持された中空のタービンシヤフト13が設けら
れている。このタービンシヤフト13上には、ラ
ビニヨ型プラネタリギヤユニツト14が設けられ
ており、このプラネタリギヤユニツト14は、小
径サンギヤ15、この小径サンギヤ15のエンジ
ンから遠い側の側方に配置された大径サンギヤ1
6、ロングピニオンギヤ17、シヨートピニオン
ギヤ18、リングギヤ19およびキヤリヤ14a
からなつている。このプラネタリギヤユニツト1
4のエンジンから遠い側の側方には、第一および
第二のクラツチ装置20,21が並列して配置さ
れている。上記第一のクラツチ装置20は、第一
のワンウエイクラツチ22を介し上記小径サンギ
ヤ15とタービンシヤフト13の間の動力伝達を
断続するものである。一方、上記第二のクラツチ
装置21は、上記第一のクラツチ装置20と並列
で上記小径サンギヤ15とタービンシヤフト13
の間の動力伝達を断続するものである。上記第二
のクラツチ装置21の半径方向外方には、第一の
ブレーキ装置23が配置されている。この第一の
ブレーキ装置23は、バンドブレーキであり、上
記大径サンギヤ16に連結されたブレーキドラム
23aとこのブレーキドラムに掛けられたブレー
キバンド23bを有する。上記第一のクラツチ装
置20の半径方向外方であつて、かつ上記第一の
ブレーキ装置23の側方には、第三のクラツチ装
置24が配置されており、この第三のクラツチ装
置24は、上記第一のブレーキ装置23のブレー
キドラム23aを介して上記大径サンギヤ16と
タービンシヤフト13の間の動力伝達の断続を行
なうものである。 上記プラネタリギヤユニツト14の半径方向外
方には、該プラネタリギヤユニツト14のキヤリ
ヤ14aと多段変速歯車装置10のケース10a
とを係脱する第二のブレーキ装置25が配置され
ている。上記第一および第二のブレーキ装置23
および25の間には、該第二ブレーキ装置25と
並列で上記キヤリヤ14aとケース10aとを係
脱する第二のワンウエイクラツチ装置26が配置
されている。上記プラネタリギヤユニツト14の
エンジン側の側方には、該プラネタリギヤユニツ
トのキヤリヤ14aと上記タービンシヤフト13
の間の動力伝達を断続する第四のクラツチ装置2
7が配置されている。この第四のクラツチ装置2
7のエンジン側の側方には、リングギヤ19に連
結されたアウトプツトギヤ28が配置されてい
る。なお、図中符号29は、タービンシヤフト1
3とクランクシヤフト1をトルクコンバータ2を
介さずに直結するためのロツクアツプクラツチを
示す。 次に第2図を参照して上記自動変速機を構成す
る以上の各装置の構造について説明する。 第二のクラツチ装置21 この第二のクラツチ装置21は、上記タービン
シヤフト13にスプライン結合され、断面形状が
ほぼコの字状の支持部21aの一体的に支持され
たクラツチドラム21bを備えている。このクラ
ツチドラム21bの内方には、クラツチハブ21
cが配されており、このクラツチハブ21cは、
小径サンギヤ15にスプライン結合された支持部
21dによつて一体的に支持されている。上記ク
ラツチドラム21bとクラツチハブ21cは、そ
れぞれ交互に配置されたクラツチデイスク21e
を支持している。支持部21aの内部には、この
支持部21の内壁の輪郭に応じた形状で、断面が
ほぼコの字状であるピストン21fが嵌合してい
る。このピストン21fと支持体21aの間に
は、作動油室21gが形成されており、この作動
油室21gへの作動油の供給を制御することによ
つて、上記クラツチデイスク21eを押し、ある
いは解除して、第二のクラツチ装置21の係合、
離脱を行なうようになつている。なお、図から明
瞭なように、クラツチハブ21cの支持部21d
の基部は、第一ワンウエイクラツチ22のインナ
レースを構成している。 第一クラツチ装置20 上記第二のクラツチ装置21のピストン21f
は、この第一のクラツチ装置20のクラツチドラ
ム20aおよびこのクラツチドラム20aを一体
的に支持する支持部20bを兼ている。クラツチ
ドラム20aの内方には、クラツチハブ20cが
配されており、このクラツチハブ20cは、基部
が上記ワンウエイクラツチ22のアウタレースを
構成する支持部20dによつて一体的に支持され
ている。上記クラツチドラム20aとクラツチハ
ブ20cは、それぞれ交互に配されたクラツチデ
イスク20eを支持している。支持部20bの内
部には、ピストン20fが嵌合されており、この
ピストン20fと支持部20bの間には作動油室
20gが形成されている。この作動油室20gへ
の作動油の供給を制御することによつて、上記ク
ラツチデイスク20eを押し、あるいは解除し
て、第一のクラツチ装置20の係合、離脱を行な
うようになつている。なお、図中20hは、第一
および第二のクラツチ装置20,21のピストン
20f,21fのためのリターンスプリングを示
すものである。 第三のクラツチ装置24 この第三のクラツチ装置24は、上記支持部2
1aと一体であつてほぼ逆L字形の支持部24a
によつて一体的に支持されたクラツチドラム24
bを備えている。このクラツチドラム24bの内
方には、これと対向してクラツチハブ24cが配
置されており、このクラツチハブ24cは、第一
のブレーキ装置23のブレーキドラム23aの延
長部で形成されている。クラツチドラム24bお
よびクラツチハブ24cは、それぞれ交互に配置
されたブレーキデイスク24dを支持している。
支持部24aの内部には、ピストン24eが嵌合
されており、このピストン24eと支持部24a
の間には、作動油室24fが形成されている。こ
の作動油室24fへの作動油の供給を制御するこ
とによつて、上記クラツチデイスク24dを押圧
し、あるいは解除して、第三のクラツチ装置20
の係合、離脱を行なうようになつている。この第
三のクラツチ装置24は、ピストン24eのため
のダイヤフラムタイプのリターンスプリング24
gを備えている。なお、この第三のクラツチ装置
24においてダイヤフラムタイプのリターンスプ
リングを用いるのは、このダイヤフラムタイプの
ものは薄く、大きなスペースを必要としないから
である。 第四のクラツチ装置27 この第四のクラツチ装置27は、上記タービン
シヤフト13にスプライン結合され、断面形状が
ほぼ逆コの字状の支持部27aに一体的に支持さ
れたクラツチドラム27bを備えている。このク
ラツチドラム27bの内方には、クラツチハブ2
7bが配されており、このクラツチハブ27c
は、プラネタリギヤユニツト14のキヤリヤ14
aに支持されている。上記クラツチドラム27b
およびクラツチハブ27cは、それぞれ交互に配
置されたブレーキデイスク27dを支持してい
る。支持部27aの内部には、板金加工で形成さ
れたピストン27eが嵌合している。このピスト
ン27eと支持部27aの間には、作動油室27
fが形成されており、この作動油室27fへの作
動油の供給を制御することによつて、上記クラツ
チデイスク27dを押圧し、あるいは解除して、
第四のクラツチ装置27の係合、離脱を行なうに
なつている。この第四のクラツチも、上記第三の
クラツチ装置24と同様ダイヤフラムタイプのリ
ターンスプリング27gを備えている。 第一のブレーキ装置23 この第一のブレーキ装置23のブレーキドラム
23aは、大径サンギヤ16に一体的に支持され
た支持部23cによつて支持されている。従つ
て、この第一のブレーキ装置23が作動すると、
上記大径サンギヤ16は固定されるようになつて
いる。 第二のブレーキ装置25 この第二のブレーキ装置25は、デイスクタイ
プのブレーキであり、そのブレーキドラム25a
はプラネタリギヤユニツト14のキヤリヤ14a
に一体的に固着された支持部25bによつて支持
されている。従つて、この第二のブレーキ装置2
3が作動すると、上記キヤリヤ14aが固定され
るようになつている。 多段変速歯車装置10の機能 以上説明した構造の多段変速歯車装置10は、
それ自体で前進4段、後進1段の変速段を有し、
第一、第二、第三および第四のクラツチ装置2
0,21,24および27、および第一および第
二のブレーキ装置23および25を適宜作動させ
ることにより所要の変速段を得ることができる。
以上の構成において、各変速段とクラツチ、ブレ
ーキの作動関係を下表に示す。
【表】
ここで、以下第一および第二のワンウエイクラ
ツチ22および26の作用について説明する。 第二のワンウエイクラツチ26 このワンウエイクラツチ26は、1速時のキヤ
リヤ14aの逆転防止と1→2変速時および2→
1変速時の変速タイミングを取る作用をなすもの
である。 上の表からも解かるように、1速時にはキヤリ
ヤ14aの逆転が阻止され、2速時にはキヤリヤ
14aが正転可能とされ、かつ大径サンギヤ16
が固定されなければならない。このため、1−2
変速時には、キヤリヤ14をフリーにする手段と
大径サンギヤ16を固定する手段すなわち第一の
ブレーキ装置23を作動させる必要がある。上記
キヤリヤ14をフリーにする手段がバンドブレー
キであるとすると、まずキヤリヤ14aをフリー
とした後に、大径サンギヤ16の固定を行なわな
ければならないため、一時的にニユートラル状態
となり、タイムラグが生じる。一方、本装置のよ
うに、上記手段としてワンウエイクラツチを使用
した場合は、このワンウエイクラツチの作用によ
り、大径サンギヤ16を固定した瞬間にキヤリヤ
14aがフリーとなつて正転するためタイムラグ
がなく、良好なタイミングで変速を行なうことが
できる。 一方、キヤリヤ14aが正転し、リングギヤ1
9が2速のスピードで回転している2速の状態か
ら1速に変速する際に、キヤリヤ14aを固定す
ると、そのときリングギヤ19の回転は2速時に
比べてキヤリヤ14aの回転分だけ低くなろうと
する。このため、バンドブレーキでキヤリヤ14
aを無条件にかつ一気に固定すると変速シヨツク
が生じてしまう。この変速シヨツクを防止するに
は、エンジン回転が1速の回転に上昇するか、あ
るいは車速が下がるかするまで待つて変速を行な
えばよい。しかしながら、キヤリヤ14aの固定
と大径サンギヤ16の解除のタイミングを取るこ
とは、バンドブレーキを用いていたのでは非常に
困難なことである。それに比べ、ワンウエイクラ
ツチを用いた場合は、大径サンギヤ16をフリー
にした後もキヤリヤ14aは2速のスピードで回
転を続けることができ、リングギヤ19と同じス
ピードとなつたとき初めて小径サンギヤ15から
の駆動力が伝達されるようになり、自動的に2−
1変速時のタイミングを取ることができる。 第一のワンウエイクラツチ22 このワンウエイクラツチ22は、3→4変速時
と4→3変速時の変速タイミングを取る作用なす
ものである。 前記からわかるように、3速時には、クラツチ
装置21と27が締結して一体回転し、一方4速
時には、クラツチ21が解除されて小径サンギヤ
15が増速回転し、また大径サンギヤ16が固定
される必要がある。このような条件下で3→4変
速を行なう際に、通常のクラツチのみを用いる場
合は一時的にニユートラル状態が必要であるが、
ワンウエイクラツチを用いれば大径サンギヤ16
を固定するだけでその瞬間から小径サンギヤ15
が増速になるため、タイムラグがなく、正確なタ
イミングで3→4変速を行なうことができる。 一方、4速時には小径サンギヤ15が増速回転
しているため、この4速から3速に変速するに
は、エンジン回転数(入力回転)が上昇するか、
あるいはリングギヤ19の回転(出力回転)が下
がるかするまで小径サンギヤ15の固定を待たな
ければならない。通常のクラツチではこのタイミ
ングを取るのが難しいが、ワンウエイクラツチを
用いれば、入力回転と小径サンギヤ15の回転が
一致したとき、自動的に入力側からの駆動力を伝
達することができ、良好なタイミングで変速を行
なうことができる。 プラネタリギヤユニツト14のキヤリヤ14aの
構造 次にキヤリヤ14aの構造を第1図、第2図お
よび第3図以降を参照しつつ説明すると、キヤリ
ヤ14aは、入力側側板14bと、固定側側板1
4cと、これらの側板14b,14cの間に配さ
れたスペーサ14dとからなつている。上記側板
14b,14cおよびスペーサ14dは板金製で
あり、側板14bとスペーサ14dとは一体的に
形成されている。上記入力側側板14bは、上記
第四のクラツチ装置27を介してタービンシヤフ
ト13に接続されており、該クラツチ装置27の
作動時にタービンシヤフト13から動力を受ける
ようになつている。一方、固定側側板14cは、
第二のブレーキ装置25を介して多段変速歯車装
置10のケース10aに連結されており、該ブレ
ーキ装置25の作動時に固定されるようになつて
いる。上記シヨートピニオンギヤ18は、第2図
に示されているように、上記入力側側板14b側
に片寄せられて配置されている。スペーサ14d
は、このシヨートピニオンギヤ18の上記配置の
配置の結果形成されたスペースに延びる突出部1
4eが形成されている。換言すると、スペーサ1
4dは、上記固定側側板14cに近い部分が幅広
にされており、これによつてより大きな力を受け
るスペーサ14dの固定側側板14cに近い部分
が補強されている。
ツチ22および26の作用について説明する。 第二のワンウエイクラツチ26 このワンウエイクラツチ26は、1速時のキヤ
リヤ14aの逆転防止と1→2変速時および2→
1変速時の変速タイミングを取る作用をなすもの
である。 上の表からも解かるように、1速時にはキヤリ
ヤ14aの逆転が阻止され、2速時にはキヤリヤ
14aが正転可能とされ、かつ大径サンギヤ16
が固定されなければならない。このため、1−2
変速時には、キヤリヤ14をフリーにする手段と
大径サンギヤ16を固定する手段すなわち第一の
ブレーキ装置23を作動させる必要がある。上記
キヤリヤ14をフリーにする手段がバンドブレー
キであるとすると、まずキヤリヤ14aをフリー
とした後に、大径サンギヤ16の固定を行なわな
ければならないため、一時的にニユートラル状態
となり、タイムラグが生じる。一方、本装置のよ
うに、上記手段としてワンウエイクラツチを使用
した場合は、このワンウエイクラツチの作用によ
り、大径サンギヤ16を固定した瞬間にキヤリヤ
14aがフリーとなつて正転するためタイムラグ
がなく、良好なタイミングで変速を行なうことが
できる。 一方、キヤリヤ14aが正転し、リングギヤ1
9が2速のスピードで回転している2速の状態か
ら1速に変速する際に、キヤリヤ14aを固定す
ると、そのときリングギヤ19の回転は2速時に
比べてキヤリヤ14aの回転分だけ低くなろうと
する。このため、バンドブレーキでキヤリヤ14
aを無条件にかつ一気に固定すると変速シヨツク
が生じてしまう。この変速シヨツクを防止するに
は、エンジン回転が1速の回転に上昇するか、あ
るいは車速が下がるかするまで待つて変速を行な
えばよい。しかしながら、キヤリヤ14aの固定
と大径サンギヤ16の解除のタイミングを取るこ
とは、バンドブレーキを用いていたのでは非常に
困難なことである。それに比べ、ワンウエイクラ
ツチを用いた場合は、大径サンギヤ16をフリー
にした後もキヤリヤ14aは2速のスピードで回
転を続けることができ、リングギヤ19と同じス
ピードとなつたとき初めて小径サンギヤ15から
の駆動力が伝達されるようになり、自動的に2−
1変速時のタイミングを取ることができる。 第一のワンウエイクラツチ22 このワンウエイクラツチ22は、3→4変速時
と4→3変速時の変速タイミングを取る作用なす
ものである。 前記からわかるように、3速時には、クラツチ
装置21と27が締結して一体回転し、一方4速
時には、クラツチ21が解除されて小径サンギヤ
15が増速回転し、また大径サンギヤ16が固定
される必要がある。このような条件下で3→4変
速を行なう際に、通常のクラツチのみを用いる場
合は一時的にニユートラル状態が必要であるが、
ワンウエイクラツチを用いれば大径サンギヤ16
を固定するだけでその瞬間から小径サンギヤ15
が増速になるため、タイムラグがなく、正確なタ
イミングで3→4変速を行なうことができる。 一方、4速時には小径サンギヤ15が増速回転
しているため、この4速から3速に変速するに
は、エンジン回転数(入力回転)が上昇するか、
あるいはリングギヤ19の回転(出力回転)が下
がるかするまで小径サンギヤ15の固定を待たな
ければならない。通常のクラツチではこのタイミ
ングを取るのが難しいが、ワンウエイクラツチを
用いれば、入力回転と小径サンギヤ15の回転が
一致したとき、自動的に入力側からの駆動力を伝
達することができ、良好なタイミングで変速を行
なうことができる。 プラネタリギヤユニツト14のキヤリヤ14aの
構造 次にキヤリヤ14aの構造を第1図、第2図お
よび第3図以降を参照しつつ説明すると、キヤリ
ヤ14aは、入力側側板14bと、固定側側板1
4cと、これらの側板14b,14cの間に配さ
れたスペーサ14dとからなつている。上記側板
14b,14cおよびスペーサ14dは板金製で
あり、側板14bとスペーサ14dとは一体的に
形成されている。上記入力側側板14bは、上記
第四のクラツチ装置27を介してタービンシヤフ
ト13に接続されており、該クラツチ装置27の
作動時にタービンシヤフト13から動力を受ける
ようになつている。一方、固定側側板14cは、
第二のブレーキ装置25を介して多段変速歯車装
置10のケース10aに連結されており、該ブレ
ーキ装置25の作動時に固定されるようになつて
いる。上記シヨートピニオンギヤ18は、第2図
に示されているように、上記入力側側板14b側
に片寄せられて配置されている。スペーサ14d
は、このシヨートピニオンギヤ18の上記配置の
配置の結果形成されたスペースに延びる突出部1
4eが形成されている。換言すると、スペーサ1
4dは、上記固定側側板14cに近い部分が幅広
にされており、これによつてより大きな力を受け
るスペーサ14dの固定側側板14cに近い部分
が補強されている。
第1図は、本考案の実施例による遊星歯車装置
を組み込んだ自動変速機の基本構成を説明する骨
子図、第2図は、第1図に示した自動変速機の構
造を詳細に示した軸方向断面図、第3図は、上記
遊星歯車装置のキヤリヤの軸方向断面図、第4図
は、上記キヤリヤの左側面図、第5図は、上記キ
ヤリヤの右側面図、第6図は、上記キヤリヤの入
力側側板とスペースのみを示す正面図、第7図
は、上記キヤリヤの入力側側板とスペーサのみを
示す側面図である。 14……プラネタリギヤユニツト、15……小
径サンギヤ、16……大径サンギヤ、17……ロ
ングピニオンギヤ、18……シヨートピニオンギ
ヤ、19……リングギヤ、14a……キヤリヤ、
14b……入力側側板、14c……固定側側板、
14d……スペーサ、14e……突出部。
を組み込んだ自動変速機の基本構成を説明する骨
子図、第2図は、第1図に示した自動変速機の構
造を詳細に示した軸方向断面図、第3図は、上記
遊星歯車装置のキヤリヤの軸方向断面図、第4図
は、上記キヤリヤの左側面図、第5図は、上記キ
ヤリヤの右側面図、第6図は、上記キヤリヤの入
力側側板とスペースのみを示す正面図、第7図
は、上記キヤリヤの入力側側板とスペーサのみを
示す側面図である。 14……プラネタリギヤユニツト、15……小
径サンギヤ、16……大径サンギヤ、17……ロ
ングピニオンギヤ、18……シヨートピニオンギ
ヤ、19……リングギヤ、14a……キヤリヤ、
14b……入力側側板、14c……固定側側板、
14d……スペーサ、14e……突出部。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 入力側側板と、固定可能な固定側側板と、前記
入力側側板と前記固定側側板との間に軸線を中心
として等角度間隔で設けられ、前記入力側側板と
前記固定側側板とを連結するスペーサとからなる
キヤリヤ、前記キヤリヤの前記入力側側板と前記
固定側側板とに両端を支持され、前記キヤリヤの
軸線を中心とする同一円周上において等角度間隔
で配置された複数のロングピニオンギヤ、前記キ
ヤリヤの前記入力側側板と前記固定側側板とに両
端を支持され、前記キヤリヤの軸線を中心とする
同一円周上において等角度間隔で配置され、前記
ロングピニオンギヤと噛み合う前記ロングピニオ
ンギヤと同数のシヨートピニオンギヤ、前記ロン
グピニオンギヤおよび前記シヨートピニオンギヤ
よりも前記キヤリヤの軸線側に配置され、前記ロ
ングピニオンギヤおよび前記シヨートピニオンギ
ヤのうちの一方と噛み合う小径サンギヤ、およ
び、前記小径サンギヤと同心の状態に並置され、
前記ロングピニオンギヤおよび前記シヨートピニ
オンギヤのうち、前記小径サンギヤと噛み合つて
いるピニオンギヤ以外のピニオンギヤと噛み合う
大径サンギヤとからなる自動変速機の遊星歯車装
置において、 前記シヨートピニオンギヤは、前記入力側側板
に近接して配置され、前記スペーサは、前記キヤ
リヤの軸線を中心とする円周方向上において前記
ロングピニオンギヤと前記シヨートピニオンギヤ
との間に設けられ、前記シヨートピニオンギヤの
前記固定側側板方向の端部から前記固定側側板に
わたつて、円周方向の幅が前記シヨートピニオン
ギヤの方向にのみ向かつて拡大して形成され、こ
の拡大して形成された部分のうち少なくとも一部
は、前記キヤリヤの軸線方向における前記シヨー
トピニオンギヤの投影線上にあるように形成され
ていることを特徴とする自動変速機の遊星歯車装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17769283U JPS6084849U (ja) | 1983-11-17 | 1983-11-17 | 自動変速機の遊星歯車装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17769283U JPS6084849U (ja) | 1983-11-17 | 1983-11-17 | 自動変速機の遊星歯車装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6084849U JPS6084849U (ja) | 1985-06-11 |
| JPH0142687Y2 true JPH0142687Y2 (ja) | 1989-12-13 |
Family
ID=30385982
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17769283U Granted JPS6084849U (ja) | 1983-11-17 | 1983-11-17 | 自動変速機の遊星歯車装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6084849U (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2002035116A1 (fr) * | 2000-10-23 | 2002-05-02 | Aisin Aw Co., Ltd | Train planetaire |
-
1983
- 1983-11-17 JP JP17769283U patent/JPS6084849U/ja active Granted
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2002035116A1 (fr) * | 2000-10-23 | 2002-05-02 | Aisin Aw Co., Ltd | Train planetaire |
| US6743148B2 (en) | 2000-10-23 | 2004-06-01 | Aisin Aw Co., Ltd. | Planetary gear set |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6084849U (ja) | 1985-06-11 |
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