JPH0134746Y2 - - Google Patents

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JPH0134746Y2
JPH0134746Y2 JP1984081381U JP8138184U JPH0134746Y2 JP H0134746 Y2 JPH0134746 Y2 JP H0134746Y2 JP 1984081381 U JP1984081381 U JP 1984081381U JP 8138184 U JP8138184 U JP 8138184U JP H0134746 Y2 JPH0134746 Y2 JP H0134746Y2
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chamber
piston
hydraulic pressure
frictional engagement
engagement device
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  • Hydraulic Clutches, Magnetic Clutches, Fluid Clutches, And Fluid Joints (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、摩擦係合装置の作動油圧制御装置に
関する。更に詳しくは、自動変速機等の変速機に
用いられるブレーキ装置やクラツチ装置の摩擦係
合装置の作動油圧制御装置に係る。
〔従来技術〕
自動車等車両に搭載される自動変速機には、一
般に摩擦係合装置で形成されたブレーキ装置やク
ラツチ装置が用いられている(特公昭51−10315
号)。
摩擦係合装置はピストンにより押圧作動される
ようになつており、ピストンはシリンダに摺動可
能に嵌合されている。シリンダとピストンとの間
にはチヤンバが形成されており、このチヤンバに
作動油圧が供給されることによりピストンが作動
され、摩擦係合装置が係合状態とされるようにな
つている。
ところで、この種の摩擦係合装置は、所定の変
速状態を確立するために摩擦係合状態とされるも
のであり、その摩擦係合状態へのピストンによる
作動は、クリアランスをつめる作動を素早く行
い、これにより摩擦係合装置を係合状態として変
速作動を完了させ、その後、その摩擦係合状態を
強い押圧力で保持することが、一般的に好ましい
ものとされている。
この好ましい作動をさせるものとして、ピスト
ンを作動させるチヤンバを第1のチヤンバと第2
のチヤンバに分け、作動油圧を第1のチヤンバか
ら第2のチヤンバに供給するようにしたものが考
えられている(本出願前未公知)。
このものは、第1のチヤンバは半径方向内方位
置に小容量の環状室として形成され、第2のチヤ
ンバは半径方向外方位置に大容量の環状室として
形成されている。そして、第1のチヤンバと第2
のチヤンバ間には小孔の連通路が形成されてい
る。したがつて、作動油圧は先ず第1のチヤンバ
に供給され、第1のチヤンバに供給された作動油
圧が連通路を経て第2のチヤンバに供給される。
そのため、ピストンは先ず小容量の第1のチヤン
バに供給される作動油圧によつて、摩擦係合装置
のクリアランスをつめる作動が素早く行なわれ、
摩擦係合装置が係合状態とされる。その後、大容
量の第2のチヤンバに供給される作動油圧も加わ
つて、係合状態が強い押圧力で保持される。
ところで、上述の摩擦係合装置の作動解除は、
次の作用にて行われる。すなわち、先ず、第1の
チヤンバの作動油圧が排圧され、その後、第2の
チヤンバの作動油圧が連通路を経て第1のチヤン
バから排圧されることにより、ピストンの戻り作
動が可能とされる。
しかし、このとき、第2のチヤンバから第1の
チヤンバに作動油圧が戻される連通路は小孔に形
成されていることから、第2のチヤンバの作動油
圧の排圧がスムースに行われなく、ピストンの戻
り作動が遅れるという不都合を生じることがあ
る。例えば、低油温時の場合には油の粘性が高い
ことから、小孔の連通路を通る抵抗が大きく油圧
の戻りが遅くなる。また、高回転時の場合も遠心
力が強く作用することから油圧の戻りが遅くなる
ことがある。
なお、第1のチヤンバと第2のチヤンバ間の連
通路は、作動時に、第1のチヤンバから第2のチ
ヤンバへの作動油圧の供給を遅らせるためには、
オリフイスとなる小孔に形成することが必要なも
のであり、そのため、作動解除時に上述のような
不都合を生じるものである。
また、従来からピストンにチエツクボールを設
け、チヤンバの残圧を排除するようにしたものが
あるが(例えば、特公昭51−10315号)、しかし、
このチエツクボールはチヤンバの油圧が排除され
一定圧以下になつたとき、遠心力により開口し
て、チヤンバ内の残留油圧をチヤンバ外に排除可
能とするものであり、ピストンの戻り作動時に作
用するものではないので、ピストンにチエツクボ
ールを設けている場合でも、上述のようなピスト
ンの戻り作動が遅れるという不都合は生じる。
〔考案の目的〕
而して、本考案の目的は、第2のチヤンバから
第1のチヤンバへ戻る流通面積を増大させること
により、ピストンの戻り作動の遅れをなくするこ
とにある。
〔考案の構成〕
この目的を構成するために、本考案の摩擦係合
装置の作動油圧制御装置においては、上述したこ
の種の摩擦係合装置の作動油圧制御装置におい
て、シリンダと一体の仕切部位によつて区画され
た第1のチヤンバと第2のチヤンバ間に連通路と
は別にドレーン通路が設けられており、ドレーン
通路の第1のチヤンバの開口部に、薄板状の弁体
をその一端部で回動自在に支持してなるリーフバ
ルブが備えられて、ドレーン通路は第2のチヤン
バから第1のチヤンバ方向へのみ流通が許容され
ている。
これにより、摩擦係合装置の作動解除時におけ
るピストンの戻り作動に際しては、第2のチヤン
バから第1のチヤンバへの作動油圧の戻りは、ド
レーン通路と連通路の両通路によつておこなわれ
る。そのため、摩擦係合装置の作動時における第
1のチヤンバから第2のチヤンバへの供給が連通
路のみによつて行われる場合に比べ、流通面積が
増大される。
〔考案の効果〕
本考案は、上述したように、ピストンの戻り作
動時に第2のチヤンバから第1のチヤンバへの流
通面積が増大されるため、低油温時で油の粘性が
高い場合や、高回転時で遠心力が強く作用する場
合であつても、第2のチヤンバから第1のチヤン
バへの作動油圧の戻りは、比較的スムースに行わ
れるようになる。その結果、ピストンの戻り作動
もスムースに行われ、遅れるようなことがない。
また、ドレーン通路を第2のチヤンバから第1
のチヤンバへのみ流通を許容する手段としては、
チエツクボールを設けて行うことも考えられる
が、この場合にはチエツクボールに回転遠心力が
作用することから、チエツクボールの配設の仕方
に制約が生じるという不利がある。これに対し
て、本考案のリーフバルブの場合には回転遠心力
はさして影響しないため、配設上制約を受けるこ
とが少ないという効果がある。
なお、摩擦係合装置の作動時における第1のチ
ヤンバから第2のチヤンバへの作動油圧の供給
は、従来通り連通路のみによつて行われるため、
従来通り好ましい摩擦係合作動を行うことができ
る。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
第1図および第2図は本考案にかかる摩擦係合
装置の作動油圧制御装置の一実施例を示す。この
実施例は摩擦係合装置がクラツチ装置の場合を示
す。
シリンダ10にピストン12が摺動可能に嵌合
されている。シリンダ10はクラツチドラム11
と回転軸40の軸端部位41が結合されて形成さ
れている。シリンダ10には仕切部位14を備え
ており、シリンダ10とピストン12との間に
は、この仕切部位14により仕切られて第1のチ
ヤンバ16と第2のチヤンバ18が形成されてい
る。第1のチヤンバ16は半径方向内方位置にあ
つて、小容量の環状室に形成されている。第2の
チヤンバ18は半径方向外方位置にあつて、大容
量の環状室に形成されている。
シリンダ10の仕切部位14には連通路20
(第1図下半分に図示)が設けられており、第1
のチヤンバ16と第2のチヤンバ18を連通して
いる。連通路20は小孔に形成されている。ま
た、仕切部位14にはドレーン通路22(第1図
上半分に図示)も設けられている。このドレーン
通路22も第2のチヤンバ18と第1のチヤンバ
16との間に設けられている。
第2図に良く示すように、ドレーン通路22の
第1のチヤンバ16の開口部にはリーフバルブ2
4が備えられている。このリーフバルブ24は薄
板状の弁体をその一端部で回動自在に支持した構
成であつて、これによりドレーン通路22は第2
のチヤンバ18から第1のチヤンバ16方向への
み流通が許容されるようになつている。したがつ
て、第1のチヤンバ16から第2のチヤンバ18
方向への流通は阻止されるようになつている。
リーフバルブ24の支持点25は、第2図で見
て、ドレーン通路22の右側位置に設けるのが望
ましい。開口したときにおけるリーフバルブ24
の自由端がピストン12と接触するのを防ぐため
である。また、リーフバルブ24は面取り加工し
て取付けられている。
回転軸40には作動油圧の供給油路42が設け
られている。供給油路42の作動油圧は供給油路
44を経て第1のチヤンバ16へ導かれるように
なつている。
回転軸40の先端部分40aにはばね座46が
固定して取付けられている。このばね座46とピ
ストン12に着座したばね座56との間にはコイ
ルスプリングで形成されたリターンスプリング4
8が介在されている。このリターンスプリング4
8はピストン12を第1図で見て常時左方向に付
勢している。そのため、第1のチヤンバ16およ
び第2のチヤンバ18に作動油圧が供給されてい
ない状態では、第1図の図示状態のようにピスト
ン12はシリンダ10の側壁10aに当接した位
置にあり、ピストン12は戻された状態となつて
いる。
なお、第1図において、ピストン12に取付け
られたシールリング26,28、および仕切部位
14に取付けられたシールリング30は、第1の
チヤンバ16および第2のチヤンバ18の油密状
態を確保し、作動油圧が他へ漏れるのを防止して
いる。
摩擦係合装置32は、多数の摩擦材34とデイ
スクプレート36が交互に配設されて形成されて
いる。すなわち、多板形式で形成されている。各
摩擦材34は、周知の通りその内周部において他
の回転伝達部材50のハブ52に爪結合により回
転方向には一体であるが軸方向には移動可能に取
付けられている。同様に、各デイスクプレート3
6はその外周部において、シリンダ10の外周壁
部10bに爪結合により回転方向には一体である
が軸方向には移動可能に取付けられている。
摩擦係合装置32はシリンダ10の外周壁部1
0bに取付けられたスナツプリング54により止
められて、抜け出すのが防止されている。また、
摩擦係合装置32のピストン12と当接する側に
はデイスクスプリング38が配設されている。
摩擦係合装置32はピストン12により押圧作
動され、デイスクプレート36と摩擦材34との
間に摩擦力が生じると、摩擦係合状態となり、回
転軸42と回転伝達部材50とを回転伝達状態と
する。そして、ピストン12が戻されることによ
り、摩擦係合装置32は摩擦係合状態が解除さ
れ、回転軸40と回転伝達部材50とは遮断され
る。
次に、作用を説明する。
先ず、第1のチヤンバ16と第2のチヤンバ1
8間の作動油圧の流通は、次のように行われる。
第1のチヤンバ16から第2のチヤンバ18へ作
動油圧が供給されるときは、ドレーン通路22は
リーフバルブ24により阻止されるため、連通路
20のみによつて行われる。逆に、第2のチヤン
バ18から第1のチヤンバ16に作動油圧が戻さ
れるときには、リーフバルブ24も流通状態とな
ることから、ドレーン通路22と連通路20の両
通路によつて行われる。
したがつて、摩擦係合装置32が摩擦係合状態
とされるときで、作動油圧が供給油路42,44
から第1のチヤンバ16に供給されるときには、
第1のチヤンバ16に供給された作動油圧は連通
路20により第2のチヤンバに供給される。そし
て、両チヤンバ16,18に供給された作動油圧
によつてピストン12は作動し、摩擦係合装置3
2は押圧されて摩擦係合状態となる。
なお、このとき、ピストン12の作動は、作動
油圧が先ず第1のチヤンバ16に供給されること
から、第1のチヤンバ16に供給された作動油圧
によつて行われる。第1のチヤンバ16は小容量
であることから、わずかな作動油圧で大きなスト
ロークの作動が素早く行われ、この作動により摩
擦係合装置32のクリアランスをつめ、変速状態
を達成する摩擦係合状態とする。次いで、連通路
20を通つて供給された作動油圧によつて第2の
チヤンバ18が充満された状態となると、ピスト
ン12には第2のチヤンバ18による作動油圧の
加圧も加わつて、強い押圧力で摩擦係合装置32
の摩擦係合状態を強い押圧力で保持し、摩擦係合
装置32がすべることのない完全な摩擦係合状態
とする。
摩擦係合装置32の変速状態を達成する摩擦係
合状態から完全な摩擦係合状態への移行タイミン
グは、連通路20の大きさにより定められる。連
通路20は一般に小孔とされており、移行タイミ
ングが好適なものとされている。そして、これに
より変速シヨツクの軽減が図られている。
摩擦係合装置32の摩擦係合状態を解除すると
きには、供給油路42の作動油圧が排圧状態とさ
れる。すると、第2のチヤンバ18内の作動油圧
は第1のチヤンバ16を通つて供給油路44,4
2に排除される。このとき、第2のチヤンバ18
から第2のチヤンバ16へは、連通路20とドレ
ーン通路22の両通路を通つて行われるため、第
2のチヤンバ18内の作動油圧の排除は速やかに
行われる。
したがつて、低油温時で油の粘性の高いとき
や、高回転時で遠心力が強く作用する場合でも、
従来の連通路20のみの場合に比べ、第2のチヤ
ンバ18内の作動油圧の排除は比較的速やかに行
われる。
その結果、ピストン12の戻り作動も素早く行
われ、従来のように遅れるようなことがない。
以上、本考案を図示した特定の実施例について
説明したが、本考案はかかる実施例に限定される
ものではなく、本考案の範囲内にて、その他種々
の実施例が可能なものである。
例えば、連通路20およびドレーン通路22
は、上述の実施例ではシリンダ10の仕切部位1
4に設けたが、ピストン12に設けることもでき
る。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本考案にかかる摩擦係合
装置の作動油圧制御装置の一実施例を示し、第1
図は断面図、第2図はドレーン通路部分を示す拡
大断面図である。 符号の説明、10…シリンダ、12…ピスト
ン、16…第1のチヤンバ、18…第2のチヤン
バ、20…連通路、22…ドレーン通路、24…
リーフバルブ、32…摩擦係合装置。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 摩擦係合装置を作動させるピストンがシリンダ
    に摺動可能に嵌合され、このピストンとシリンダ
    との間に作動油圧が供給されてピストンを作動さ
    せる第1のチヤンバと第2のチヤンバとがシリン
    ダと一体の仕切部位によつて区画されて形成され
    ており、その仕切部位もしくはピストンに第1の
    チヤンバと第2のチヤンバとを連通させる連通路
    が設けられて、第1のチヤンバに供給された作動
    油圧が連通路を経て第2のチヤンバに供給される
    摩擦係合装置の作動油圧制御装置において、 前記仕切部位もしくはピストンに前記連通路と
    は別に第1のチヤンバと第2のチヤンバとを連通
    させるドレーン通路が設けられており、そのドレ
    ーン通路の第1のチヤンバの開口部に、第2のチ
    ヤンバから第1のチヤンバ方向へのみ作動油圧の
    流通を許容する薄板状の弁体をその一端部で回動
    自在に支持してなるリーフバルブが設けられてい
    ることを特徴とする摩擦係合装置の作動油圧制御
    装置。
JP8138184U 1984-05-31 1984-05-31 摩擦係合装置の作動油圧制御装置 Granted JPS60196035U (ja)

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JPS60196035U JPS60196035U (ja) 1985-12-27
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6045932U (ja) * 1983-09-07 1985-04-01 三菱重工業株式会社 油圧式クラッチ

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JPS60196035U (ja) 1985-12-27

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