JPH0135012Y2 - - Google Patents

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JPH0135012Y2
JPH0135012Y2 JP16855284U JP16855284U JPH0135012Y2 JP H0135012 Y2 JPH0135012 Y2 JP H0135012Y2 JP 16855284 U JP16855284 U JP 16855284U JP 16855284 U JP16855284 U JP 16855284U JP H0135012 Y2 JPH0135012 Y2 JP H0135012Y2
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planetary
roller
planetary roller
convex portion
pin
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は遊星ローラ式動力伝達装置の改良に関
し、バツクラツシユを除去するように企図したも
のである。
〈従来の技術〉 産業社会で回転駆動されている機器は非常に多
く、原動機(電動機、内燃機関、タービン等)か
らの動力は、減速機や増速機等の伝達装置を介し
て所定の回転数やトルクに変換された後種々の機
器に伝達されている。この場合に用いられる伝達
装置には機械式のものとして歯車伝達装置が転が
り伝達装置がある。中でも転がり伝達装置は歯車
伝達装置とは動力の伝達機構が基本的に異なり、
円滑な転がり運動によつて動力を伝達する点にそ
の特徴があり、歯車伝達装置では不可避的に発生
する円周方向の遊び(バツクラツシユ)が転がり
伝達装置ではほとんど皆無である。
ここで、この転がり伝達方式を用いた遊星ロー
ラ式動力伝達装置を第3図を参照して説明する。
図において1は入力軸と一体な太陽ローラで、
該太陽ローラ1のまわりに遊星ローラ2が等間隔
に複数個配置される。該遊星ローラ2はケーシン
グ4に固定された内ローラ3に内接して公転する
一方、遊星ピン5の軸上に軸受6を介して支持さ
れていると共に、キヤリア7に設けた放射状溝
S1,S2に前記遊星ピン5の両端部が微少の組立隙
間を有して挿入されている。このため遊星ローラ
2の半径方向の動きが自由になり、各部品の製作
誤差があつても、遊星ローラ装置の円滑な運転が
可能になる。尚、図中10,11,12および1
3は太陽ローラ1とキヤリア7を支持する軸受、
8はカバー、9はボルトである。
このような構成の遊星ローラ式動力伝達装置で
は、運転するためにそれぞれのローラ間、即ち太
陽ローラ1と遊星ローラ2の間および遊星ローラ
2と内ローラ3の間の接触部に各ローラ1,2,
3の径方向の押付力PN(以下法線力と呼ぶ)を加
える必要があり、図示例では組込時にそれぞれの
ローラ1,2,3を圧入することによつて法線力
PNが与えられているので、遊星ローラ2は自転
しながら公転し、キヤリア7に遊星ローラ2の公
転数のみが取出され減速装置となる。
〈考案が解決しようとする問題点〉 この遊星ローラ式動力伝達装置では遊星要素に
組立上の隙間が存在する。即ち(1)軸受6の半径隙
間に基づく遊星ピン5と遊星ローラ2の間に遊び
ができる。(2)キヤリア7の放射状溝S1,S2と遊星
ピン5との挿入部に遊びができる。これらの遊び
のうち、(1)については軸受6にころがり軸受を用
いて予圧(負の隙間)を与えることによつて解決
できるが、(2)についてはキヤリア7の放射状溝
S1,S2の目的が遊星ローラ2の半径方向の微少運
動のみを可能とする点にあるため、円周方向の遊
びが不可避的に存在することになる。このため、
太陽ローラ1を駆動軸、キヤリア7を従動軸とし
て運転すると負荷変動により前記円周方向の遊び
に基づく位相差や回転変動が生じ円滑な回転伝
達、即ち駆動軸と従動軸との間の円滑な応答性を
実現できないという問題が生じていた。
本考案はこの問題点を有効に解決するためにな
されたもので、遊星ピンまわりの遊びを無くした
遊星ローラ式動力伝達装置を提供し、もつてバツ
クラツシユのない円滑な動力伝達を得ることを目
的とする。
〈問題点を解決するための手段・作用〉 上記目的を達成する本考案は、第1回転軸に連
結される太陽ローラに外接しかつケーシングに固
着された内ローラに内接する遊星ローラを複数個
設け、該遊星ローラを支持する遊星ピンを第2回
転軸に連結されるキヤリアに固着し、前記第1回
転軸と前記第2回転軸の間で動力を伝達する遊星
ローラ式動力伝達装置において、前記遊星ピンの
前記遊星ローラ支持部を径方向に延在する薄幅状
凸部に形成すると共に、該凸部の両端部にクラウ
ニングを形成し、前記凸部の延在方向を前記遊星
ローラの回転中心と前記太陽ローラの回転中心を
結ぶ線に対し交差させて前記遊星ピンの凸部を遊
星ローラに圧接したことを特徴とし、遊星ピンの
径方向に延在する凸部により、遊星ローラの太陽
ローラ側への微少運動は可能で円周方向の遊びは
皆無にするようにしたものである。
〈実施例〉 第1,2図は本考案の実施例に係り、第1図a
には第1実施例に係る遊星ローラ部の断面、第1
図bには第1図a中の−線断面、第1図cに
は第1図b中の−線断面、第2図aには第2
実施例に係る遊星ローラ部の断面、第2図bには
第2図a中の−線断面、第2図cには第2図
b中−線断面を示してある。尚、遊星ローラ
式動力伝達装置の構成は第3図に示したものと同
一であるので、同一の符号を付して詳細な説明は
省略する。
第1図で示した遊星ピン15には、遊星ローラ
2の支持側端部に中心軸方向の長さl(遊星ロー
ラ2支持部)の範囲で平行な二面16a,16b
が径方向に延在する薄幅二面状の凸部16が形成
され、この凸部16の両端部16cには半径Rの
クラウニングが形成されている。この遊星ピン1
5の凸部16は、遊星ローラ2の回転中心と太陽
ローラ1の回転中心を結ぶ線に対し面16a,1
6bが直交するように圧入等の手段でキヤリア7
と遊星ローラ2とにわたり凸部16の両端部16
cが遊星ローラ2の軸受6の内輪6aに圧接され
て固定されている。
したがつて遊星ピン15と遊星ローラ2との係
合隙間は皆無となり機構内においてトルク伝達方
向のバツクラツシユはなくなると共に、遊星ロー
ラ2の運転中の太陽ローラ1側への移動は、凸部
16が薄肉二面状に形成されているため容易に可
能となつている。また、遊星ローラ2が太陽ロー
ラ1側に移動して凸部16に撓みが発生しても、
両端部16cのクラウニングにより遊星ピン15
と遊星ローラ2との係合隙間は皆無のままで、ト
ルク伝達方向にバツクラツシユが発生する虞はな
い。
第2図で示した遊星ピン20は、第1図で示し
た遊星ピン10と同様二面21a,21bを有す
る凸部21が形成され、この凸部21の両端部2
1cには半径Rのクラウニングが形成されてい
る。また、凸部21には楔状溝22が設けられ、
この楔状溝22には楔23が圧入されるようにな
つている。この遊星ピン20の凸部21は、遊星
ローラ2の回転中心と太陽ローラ1の回転中心を
結ぶ線に対し面21a,21bが直交するように
キヤリア7と遊星ローラ2とにわたり凸部21の
両端部21cが遊星ローラ2の軸受6の内輪6a
に接して挿入され、楔状溝22に楔23が圧入さ
れ凸部21は内輪6aに圧接される。
したがつて遊星ピン20と遊星ローラ2との係
合隙間は楔23の打込量を調整することによつて
皆無となるので、遊星ピン20の作製寸法を比較
的ラフにしても機構内においてトルク伝達方向の
バツクラツシユを無くすことができる。
〈考案の効果〉 本考案ではキヤリアと遊星ローラとにわたつて
設けられる遊星ピンの遊星ローラ支持部を、遊星
ローラの回転中心と太陽ローラの回転中心を結ぶ
線に対し交差する方向に延在する薄幅状凸部に形
成すると共にこの凸部の両端部にクラウニングを
形成し、この凸部を遊星ローラに圧接しているの
で、遊星ローラの太陽ローラ側への微少運動は可
能で円周方向の遊びは皆無となる。この結果、遊
星ローラ式動力伝達装置の遊星ピンまわりの遊び
が無くなり、バツクラツシユのない円滑な動力伝
達を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1,2図は本考案の実施例に係り、第1図a
は第1実施例に係る遊星ローラ部の断面図、第1
図bは第1図a中の−線断面図、第1図cは
第1図b中の−線断面図、第2図aは第2実
施例に係る遊星ローラ部の断面図、第2図bは第
2図a中の−線断面図、第2図cは第2図b
中−線断面図、第3図は従来の遊星ローラ装
置の一例を示し、第3図aはその断面図、第3図
bは第3図a中A−A線断面図である。 図面中、1は太陽ローラ、2は遊星ローラ、4
はケーシング、7はキヤリア、15,20は遊星
ピン、16,21は凸部、16c,21cはクラ
ウニング部、22は楔状溝、23は楔である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 第1回転軸に連結される太陽ローラに外接しか
    つケーシングに固着された内ローラに内接する遊
    星ローラを複数個設け、該遊星ローラを支持する
    遊星ピンを第2回転軸に連結されるキヤリアに固
    着し、前記第1回転軸と前記第2回転軸の間で動
    力を伝達する遊星ローラ式動力伝達装置におい
    て、前記遊星ピンの前記遊星ローラ支持部を径方
    向に延在する薄幅状凸部に形成すると共に、該凸
    部の両端部にクラウニングを形成し、前記凸部の
    延在方向を前記遊星ローラの回転中心と前記太陽
    ローラの回転中心を結ぶ線に対し交差させて前記
    遊星ピンの凸部を遊星ローラに圧接したことを特
    徴とする遊星ローラ式動力伝達装置。
JP16855284U 1984-11-08 1984-11-08 Expired JPH0135012Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16855284U JPH0135012Y2 (ja) 1984-11-08 1984-11-08

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16855284U JPH0135012Y2 (ja) 1984-11-08 1984-11-08

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6184259U JPS6184259U (ja) 1986-06-03
JPH0135012Y2 true JPH0135012Y2 (ja) 1989-10-25

Family

ID=30726320

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16855284U Expired JPH0135012Y2 (ja) 1984-11-08 1984-11-08

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JP6398429B2 (ja) * 2014-07-29 2018-10-03 株式会社ジェイテクト 遊星ローラ式トラクションドライブ

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JPS6184259U (ja) 1986-06-03

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