JPH0136637Y2 - - Google Patents

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JPH0136637Y2
JPH0136637Y2 JP15255183U JP15255183U JPH0136637Y2 JP H0136637 Y2 JPH0136637 Y2 JP H0136637Y2 JP 15255183 U JP15255183 U JP 15255183U JP 15255183 U JP15255183 U JP 15255183U JP H0136637 Y2 JPH0136637 Y2 JP H0136637Y2
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JP
Japan
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pipe
tip
wear
metal pipe
nib
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JP15255183U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は金属パイプ製ペン先に関する。特に好
適なのは細筆跡用の場合である。
小管式筆記具のペン先の場合を例にして、細筆
跡用とするときの問題を説明する。
第1の問題は成形に起因するものである。細筆
跡用とするためにはインキ通路としての内孔を細
径にしなければならない。一方、筆記荷重が加わ
つたときの曲がりに強くするには、外径は大きい
方が良い。一見したところ、厚肉のパイプを使用
し、先端を尖頭化して細筆跡用とすれば何も問題
はなさそうである。しかし、内孔の径が例えば
0.1mmといつたように細くなると、実際の成形上、
内孔の径を設定するためには、外側からの絞り加
工によつてなすことになるが、厚肉である程、整
えられた内孔を有するものが得られなくなる。つ
まり、断面が真円の内孔を所望したところが歪円
となつたり、また、中心孔を所望したところが、
偏つたものとなつたりする。先端の尖頭化だけを
考えても、これでは尖頭化した部分に所望どうり
内孔が位置するとは限らなくなる。従つて、細筆
跡用ならば外径もやはり細くなり、曲がり易くな
る。
第2の問題は耐摩耗性の低下である。細筆跡用
であるからには筆記面に対する当接面積も小さく
しなければならない。筆記荷重が一定であつたと
しても、当接面積が小さくなれば圧力は大きくな
り、従つて、摩耗し易くなる。合成樹脂などに比
べれば金属は耐摩耗性に優れるが、例えば紙はや
すりであるかのように振舞う。
第3の問題は第2の問題と関係を有するが耐摩
耗性向上のための手段が往々にして美観を損ねる
ことである。近年流行のスパツタリングとかイオ
ンプレーテイングとかといつた物理蒸着法は従来
のクロム鍍金などに比べてより耐摩耗性を有する
物質、例えば、チタン、クロム、タングステン、
アルミニウム、タンタルなどの酸化物とか窒化物
とかを皮膜形成できる点でペン先先端への処理と
しても好ましく採用できるが、単価を下げ量産す
るために複数のペン先を近接あるいは束ねるよう
にし、また、耐摩耗性が良好な皮膜を得られるよ
う条件設定して耐摩耗性向上の対象であるペン先
先端の方に粒子やイオンが飛来するように処理す
ると、ペン先の周壁への皮膜形成が不均一とな
り、例えば黒ずんだ縞状のシミが生じたりする。
本考案はかようの点に鑑みなされたものであ
る。以下、添付図面を示す一実施例に基づいて説
明する。
参照符号A,Bがパイプで、1がこれを取り付
けるチツプ、2がパイプAを摺動するよう遊挿さ
れた針体、3が針体に摺動力を付与するために止
着された落錘である。即ち、本例は小管式筆記具
の場合の例である。
パイプA,Bはステンレスなどの金属よりな
り、いずれも薄肉であるが、両者を重ね合わせる
ことで厚肉のものと同様に曲がりに対して強くし
てある。例えば、0.1mmとか0.2mmといつた筆跡幅
用に、パイプA,Bとして外径がそれぞれ約0.3
mm,0.5mmのものを使用するといつたようにであ
る。また、パイプBより突出するパイプAの先端
部aは尖頭化してあるが、パイプAは薄肉である
から、内孔の位置不正の問題が抑制できることを
示すものである。
第2図に拡大して示したが、前記パイプAの先
端部aには物理蒸着法による耐摩耗性皮膜4が形
成されている。この皮膜4は尖頭先端、即ち、筆
記面と当接する部分にあつては、例えば5μmと
か10μmとか、あるいはそれ以上といつたように
耐摩耗性を十分に発揮する厚みで形成されている
が、パイプAの側壁では、例えば1μmとか2μm
とか、あるいはそれ以下といつたように薄く、後
方に向かい最終的には形成されなくなつている。
この過程で前述したシミが生じるのである。とこ
ろが、パイプAの先端部を突出するパイプBは皮
膜4を覆つているので、シミは生じても外見上、
現われていない。ここで、パイプAとパイプBと
は図面上、皮膜を介して密接するように描かれて
いるが、圧入による以外にも、例えば接着剤を使
用することなどもでき、従つて、パイプAとパイ
プBとの間に僅かな隙間を有することはあるが、
やはり外見上は変わらないと言える。
以上より明らかなとおり、本考案の金属パイプ
製ペン先は、耐摩耗性に優れた筆記当接部と筆記
荷重に対する曲げ強さとを合わせ有し、しかも、
成形上のバラツキが少くて品質の安定性が有り、
美観に優れたペン先たり得るものである。
尚、本考案の要旨を逸脱しない範囲で種々変形
可能であり、例えば、パイプBの表面に金などの
鍍金をしておくことなどもできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す要部縦断面
図、第2図は第1図のZ部拡大図である。 A,B……パイプ、a……パイプAの先端部、
1……チツプ、2……針体、3……落錘、4……
耐摩耗性皮膜。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 先端部に物理蒸着法による耐摩耗性皮膜を形成
    した薄肉の金属パイプAの外周に、パイプAの先
    端部を突出させ、かつ、耐摩耗性皮膜を覆うよう
    に、薄肉の金属パイプBを重ね合わしてなる金属
    パイプ製ペン先。
JP15255183U 1983-09-30 1983-09-30 金属パイプ製ペン先 Granted JPS6060276U (ja)

Priority Applications (1)

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JP15255183U JPS6060276U (ja) 1983-09-30 1983-09-30 金属パイプ製ペン先

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JP15255183U JPS6060276U (ja) 1983-09-30 1983-09-30 金属パイプ製ペン先

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Publication Number Publication Date
JPS6060276U JPS6060276U (ja) 1985-04-26
JPH0136637Y2 true JPH0136637Y2 (ja) 1989-11-07

Family

ID=30337750

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JPS6060276U (ja) 1985-04-26

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