JPH0138689B2 - - Google Patents

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JPH0138689B2
JPH0138689B2 JP56099878A JP9987881A JPH0138689B2 JP H0138689 B2 JPH0138689 B2 JP H0138689B2 JP 56099878 A JP56099878 A JP 56099878A JP 9987881 A JP9987881 A JP 9987881A JP H0138689 B2 JPH0138689 B2 JP H0138689B2
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brake
pressure
valve
clutch
hole
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JP56099878A
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Shoji Suzuki
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Nabco Ltd
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Publication date
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Priority to US06/389,027 priority patent/US4540072A/en
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Publication of JPH0138689B2 publication Critical patent/JPH0138689B2/ja
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60WCONJOINT CONTROL OF VEHICLE SUB-UNITS OF DIFFERENT TYPE OR DIFFERENT FUNCTION; CONTROL SYSTEMS SPECIALLY ADAPTED FOR HYBRID VEHICLES; ROAD VEHICLE DRIVE CONTROL SYSTEMS FOR PURPOSES NOT RELATED TO THE CONTROL OF A PARTICULAR SUB-UNIT
    • B60W10/00Conjoint control of vehicle sub-units of different type or different function
    • B60W10/18Conjoint control of vehicle sub-units of different type or different function including control of braking systems
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60WCONJOINT CONTROL OF VEHICLE SUB-UNITS OF DIFFERENT TYPE OR DIFFERENT FUNCTION; CONTROL SYSTEMS SPECIALLY ADAPTED FOR HYBRID VEHICLES; ROAD VEHICLE DRIVE CONTROL SYSTEMS FOR PURPOSES NOT RELATED TO THE CONTROL OF A PARTICULAR SUB-UNIT
    • B60W10/00Conjoint control of vehicle sub-units of different type or different function
    • B60W10/02Conjoint control of vehicle sub-units of different type or different function including control of driveline clutches

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Transmission Of Braking Force In Braking Systems (AREA)
  • Control Of Driving Devices And Active Controlling Of Vehicle (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、車両等のブレーキ装置に関し、特
に、登坂路における発進のためのブレーキ制御弁
を備えたものに関するものである。
従来より、この種の装置として、圧力流体を互
いに独立した配管系統によつてブレーキマスタシ
リンダからブレーキホイールシリンダに供給する
少なくとも2つのブレーキ系統を備え、一方の系
統に、登坂路であることを検知してブレーキホイ
ールシリンダからブレーキマスタシリンダへ向う
流体移動を阻止可能であるとともにクラツチ装置
の作動に応じて開閉可能であるブレーキ制御弁を
設けたものが知られている。
こうした装置は、車両等の登坂路における発進
を容易に行なうために、登坂路で停止する際、ブ
レーキ込め操作につづいて行なわれるクラツチ遮
断操作に応じて、ブレーキホイールシリンダ内の
圧力を保持し、ブレーキ操作終了後にも車両等を
停止状態に保持するように成し、更に、発進の際
には、クラツチ接続操作に応じて、前記圧力を解
放するようにしている。これによつて、登坂路に
おける発進の際に、サイドブレーキ操作を同時に
行なうことなく、アクセルペダルを踏み込みつつ
クラツチペダルを徐々に復帰させるという2種の
操作を行なうことによつて、車両等が安全に発進
できるようになり、発進に失敗して車両等が後退
することにより生ずる事故を防止できるようにな
る。
ところが、このような装置において、ホイール
シリンダに圧力を保持するためのブレーキ制御弁
を、多系統のうち一系統にしか配設していないた
め、車両等の停止状態を保持するための総ブレー
キ力が不足し、ブレーキ操作終了後のクラツチペ
ダルを踏み込んだ状態で車両等が後退して事故が
発生するという問題がある。
すなわち、最近の車両等では、ブレーキ配管系
統が、前輪用のブレーキホイールシリンダを含む
ものと、後輪用のそれを含むものとに独立させた
所謂前後配管方式、或は、右前輪と左後輪用のブ
レーキシリンダを含むものと、左前輪と右後輪用
のそれを含む所謂X(エツクス)配管方式のいず
れかであることが多く、このような配管方式にお
いて、一方の配管系にだけ圧力を保持しても、二
系統に圧力を供給して停止したときの圧力をその
まま保持しているため、停止のためのブレーキ力
が半減し、結局、車両等が後退してしまう。
このため、本出願人は先に、自重で移動するボ
ールを備えたブレーキ力制御弁を並設し、二つの
ボールをクラツチ操作に連動する一つのカム軸で
移動可能としたもの(実開昭55−21250号参照)
を提案し、二系統のブレーキ装置において上記問
題を解決しようとした。
この提案によれば、ブレーキ力不足は解消でき
るものの、一つのカム軸で二つのボールを、当該
ボールの着座する弁座からボールに作用する圧力
に抗して移動させるようにしているため、このカ
ム軸の駆動力に相当大きなものを必要とし、この
ため、クラツチペダルを踏み込む踏力が大とな
り、クラツチが重い、クラツチ操作が迅速に行え
ない、発進時のブレーキ圧力の解放が遅れぎみに
なりスムーズに発進できないといつた問題があ
る。
本発明は、叙上の問題に鑑みて成され、軽い操
作によつて登坂路における発進を行うことが可能
なブレーキ装置を提供することを目的とし、この
目的を達成するため、他方の系統に、他方の系統
のブレーキホイールシリンダからブレーキマスタ
シリンダへ向う流体移動を阻止可能とする弁装置
を設けるとともに、少なくとも一方の系統の前記
ブレーキ制御弁のブレーキホイールシリンダ側圧
力を受圧して移動可能な可動体を設け、この可動
体の移動に応じて前記弁装置を開弁させるように
したものである。
以下、図例に基いて本発明のブレーキ装置につ
いて詳説する。
第1図は、本発明の一実施例であるブレーキ装
置の全体図、第2図は、第1図ア−ア線に沿う断
面図である。
第1,2図において、ブレーキ装置は、全体と
して1で示されており、該装置1は、2つの独立
した液圧発生室(図示せず)を内部に形成したブ
レーキ用タンデムマスタシリンダ2を有してい
る。
このマスタシリンダ2は、車体Aに取付けられ
るとともに、車体Aに揺動可能に取付けたブレー
キペダル3によつて作動するようにされ、一方の
液圧発生室は、配管4,5及びブレーキ制御弁6
を介在して右前輪のブレーキ装置7及び左後輪の
ブレーキ装置8のブレーキホイールシリンダ(図
示せず)に連絡しており、他方の液圧発生室は、
配管9,10及びブレーキ制御弁6に一体的に設
けた自動弁11を介在して左前輪のブレーキ装置
12及び右後輪のブレーキ装置13のブレーキホ
イールシリンダ(図示せず)に連絡している。
特に第2図を参照してブレーキ制御弁6につい
て説明すると、このブレーキ制御弁6は、本体1
4に車両等の前進方向に向けて順次大径となる段
付孔15と、該段付孔15に対して垂直方向の孔
16とが穿設してある。(第1,2図において、
車両等の前進方向は、図に向つて左方とする。) 孔16にはカム軸17が回動自在に挿入されて
おり、このカム軸17には、段付孔15の孔16
に対する開口端に対向する部位に、偏心して減径
されたカム18を設けてあり、カム18を挾む同
一直径部分に2つの密封部材19及びバツクアツ
プリング20が各々装着してあり、配管系の一部
を構成するカム室21が区画されている。このカ
ム室21は、接続孔22を介在して配管4に接続
されている。
カム軸17の下端部には、凹所23が設けてあ
り、カム軸17と孔16閉鎖端との間の容積を大
きくし、他方、カム軸17の上端部は、減径して
孔16外方に突出する接続部24とされており、
この接続部24には、略三角形状を呈する回動部
材25が、水よけ用のスカート部材26ととも
に、ナツト27及びワツシヤ28を用いて取付け
てある。
この回動部材25は、第1図を参照すると、一
端側でワイヤ29が接続され(詳細形状・構造
は、図示を略し、模式的に示している。)、クラツ
チ作動用アーム30の揺動に対応して、他端側の
車体Aとの間に張設した解放ばね31の張力によ
り或は張力に抗してカム軸17とともに回動可能
としている。
また、カム軸17は、孔16の開口端に設けた
摺動装置32により、孔16から抜けるのを防止
されるとともに、回動時の摺動を案内されてい
る。摺動装置32は、カム軸17と接触する鍔付
筒状を呈する合成樹脂製で低摩擦の摺動部材33
と、バツクアツパ34と、ストツパ35とから成
つている。36は、防水及び防塵用のブーツであ
る。
他方、段付孔15には、大径孔部分に、自動で
移動可能な球状の弁要素37を内装したボールガ
イド38が嵌着してあり、段付孔15に螺着した
蓋39と、蓋39とボールガイド38との間に設
けた弾性片40付きワツシヤ41とによつて、段
部42に当接する図示の位置に保持されている。
このボールガイド38内面には、軸方向の溝43
が多数形成してあり、また、段部42側端部には
上記弁要素37が着座可能な弁座組立体44が嵌
着されている。
この弁座組立体44は、ゴム製の座部材45
と、この座部材45と凹凸によつて結合される支
持部材46とから成り、座部材45の外周に形成
した溝47にボールガイド38の壁を嵌着するこ
とによつて、ボールガイド38に一体的に取付け
られる。座部材45には、段付孔15の中間径部
の内面との間を密封するための図示しない突部を
外周に環状に形成してあり、また、支持部材46
には、内孔48を穿設し、かつ、段付孔15の段
部49に当接可能な板部50を形成してある。
段付孔15の小径部には、弁座組立体44の支
持部材46との間に軽いばね51を張設して、プ
ランジヤ52が移動可能に挿入されており、プラ
ンジヤ52の右端が、ばね51の張力によつてカ
ム18に当接するようにされている。また、プラ
ンジヤ52には、外周に軸方向の溝53を多数形
成してあるとともに、左端側に、弁座組立体44
を貫通してボールガイド38内に突出し、弁要素
37に当接可能な小径部54を形成してある。
ブレーキ制御弁6と一体的に設けた自動弁11
は、特に第1図により説明すると、段付孔15と
平行に成して本体14に穿設した段付孔55を有
し、この段付孔55は右方に向つて順次大径とな
り、段部56を介在して形成した小径孔57と大
径孔58とを有する。
段付孔55には、小径孔57に大径部59を、
大径孔58に小径部60を嵌合した差動ピストン
61が移動可能に挿入してあり、小径孔57の端
部に、接続孔62を介在して配管5にかつ孔63
を通して段付孔15内に各々連通する第1圧力室
64を区画し、また、大径孔58の開口端側に、
開口端に螺着され配管10のための接続部65を
形成したプラグ66と相俟つて、配管10に連通
するとともに、大径孔58に連絡して設けた接続
部67を介して配管9に連通する第2圧力室68
を区画している。
差動ピストン61の小径部60の外周には、2
つのリング69によつて挾まれた密封部材70を
嵌合してあり、小径部60と大径孔58との間を
密封しているとともに、小径部60の端部には、
ゴム製の弁部材71をばね受け72によつて取付
けてあり、ばね受け72とプラグ66との間に配
置した軽い弁ばね73によつて、差動ピストン6
1を右方に付勢している。
上記弁部材71に対向してプラグ66の端面に
は、座面74を形成してあり、座面74と弁部材
71とによつて、配管10と第2圧力室68との
連絡を遮断可能な弁75が構成されている。ま
た、プラグ66の第2圧力室68に対する開口端
部には、後述する如き作用を呈する絞り通路76
が設けてある。
その他、第1,2図において、77はクラツチ
ペダル、78は、クラツチペダル77とクラツチ
作動アーム30との間に設けたクラツチワイヤ、
79はエンジン、80はトランスミツシヨン装
置、81は上記アーム30を含むクラツチ装置を
各々示す。なお、これらの装置等は、説明をわか
り易くするため模式的に示している。
クラツチ装置81は、エンジン79とともに回
転するフライホイール82、プレツシヤープレー
ト83、アーム30の揺動に応じて軸上を移動す
るブロツク84、及び、プレート83とブロツク
84との間に配置したダイヤフラムスプリング8
5を各々有するとともに、ホイール82とプレー
ト83との間に配置され、両者に対して摩擦係合
可能なクラツチデイスク86を有している。な
お、このようなクラツチ装置81は、広く知られ
ているものであるため、詳細な説明は略す。
なお、第1,2図において、aで示す部材は、
装着部所に応じて適宜選択使用される密封部材、
bで示す部材は、密封部材a用のバツクアツプリ
ングであり、また、dで示す点は、ペダル等の揺
動乃至は回動中心、eで示す点は、ペダル等とワ
イヤとの接続部所を各々示している。
こうした装置1の作用等について以下に示す。
今、車両等の運転手がブレーキ操作及びクラツ
チ操作を行つておらず、車両を適当な速度で走行
させているとする。
すると、クラツチデイスク86は、ダイヤフラ
ムスプリング85の最大負荷の作用にてフライホ
ール82及びプレツシヤープレート83と摩擦係
合し、所謂クラツチ接続状態になり、従つて、カ
ム軸17は、解放ばね31の張力によつて図示の
位置に付勢されることにより、プランジヤ52が
カム18によつて左方に移動し当該プランジヤ5
2の小径部54が弁座組立体44を越えてボール
ガイド38内部に突出する位置にあり、車両等が
登坂路を走行することによつて弁要素37が弁座
組立体44に着座しようとしても出来ない状態に
ある。また、ブレーキをかけていないことから、
各配管系の内部には圧力が発生していない状態に
あり、差動ピストン61は、両圧力室64,68
から圧力を受けていないため、弁ばね73により
弁75を開とする位置にある。
このような状態で登坂路を走行しており、例え
ば踏み切りに接近し、運転手がブレーキをかける
ためにブレーキペダル3を踏み込むと、マスタシ
リンダ2から配管4,9に圧液が吐出され、各配
管系内に圧力が発生し、各ブレーキ装置のホイー
ルシリンダに圧液が供給されるため、ブレーキが
かかり始める。この際、ブレーキ装置7,8に対
しては、配管4、カム室21、プランジヤ52の
溝53、弁座組立体44の内孔48、ボールガイ
ド38内、孔63、第1圧力室64、配管5を順
次介して、ブレーキ装置12,13に対しては、
配管9、第2圧力室68、配管10を介して各々
マスタシリンダ2から独立して圧液が供給され
る。
各圧力室64,68内に圧力が伝達されてくる
と、差動ピストン61は、左端側の大受圧面積に
受ける作用力が右端側の小受圧面積に受ける作用
力より大であることから、右方に移動しようとす
るが、差動ピストン61の段部がリング69に係
合するため、密封部材70が右側の受圧面積に受
ける作用力に打勝つほどの右方向への作用力はな
いので、リング69が段付孔55の段部56と差
動ピストン61の段部に係合する図示の位置に差
動ピストン61は位置する。(なお、マスタシリ
ンダ2は二つの液圧発生室内に生じている圧力は
実質的に等しいとする。) その後、車両等が充分に減速されると、運転手
はブレーキペダル3を踏み込んだままクラツチペ
ダル77を深く踏み込む。すると、クラツチペダ
ル77の点dを中心とする揺動(若しくは回動、
以下単に揺動と記す。)によつて、クラツチワイ
ヤ78を介在してクラツチ作動アーム30が点d
を中心として時計回り方向に揺動し、クラツチ装
置81においては、ブロツク84が左方に移動す
ることによりダイヤフラムスプリング85が点d
を支点として撓み、プレツシヤープレート83を
フライホイール82から遠ざけるように変形し
て、クラツチデイスク86のプレツシヤープレー
ト83及びフライホイール82との摩擦係合を完
全に解除し、所謂クラツチ切断状態となる。他
方、これと同時的に、クラツチ作動アーム30の
揺動により、ワイヤ29を介在して、ブレーキ制
御弁6の回動部材25が第1図に於いて反時計回
り方向に解放ばね31の付勢力に抗して回動す
る。この回動部材25の回動によつてカム軸17
が回動し、カム18とプランジヤ52とが摺動し
つつカム18が変位するにつれてばね51の付勢
力によりプランジヤ52が右方に移動し、遂に
は、弁要素37が弁座組立体44に着座できるよ
うに、小径部54が充分に右方に位置するまで移
動する。
こうした状態で、車両等が完全に停止し運転手
がブレーキペダル3から足を外すと、弁要素37
と弁座組立体44との接触部を境界として配管4
側の圧力が解放されるが、配管5側の圧力は、そ
のまま保持される。
更に、自動弁11に於いては、配管9側の圧力
低下に伴い第2圧力室68内の圧力が低下するも
のの、第1圧力室64にはそのまま圧力が保持さ
れていることから、第2圧力室68内の圧力があ
る程度低下したとき、差動ピストン61が左端側
において第1圧力室64内の圧力により受ける右
方への移動力が、右端側において第2圧力室68
内の圧力を直接受けることによる左方への移動力
と、密封部材70の右側に作用する液圧による作
用力がリング69を介在し差動ピストン61に作
用する左方への移動力との和(弁ばね73の付勢
力は小であるので、この説明においては無視し
て、かつまた、摺動抵抗についても無視して説明
する。)に打勝ち、差動ピストン61は右方に移
動して弁75を閉弁させる。
この際、配管10内の圧力は、弁75が閉弁す
るまでに若干低下するが、配管10と第2圧力室
68とは絞り通路76によつて連絡しているた
め、この通路76の絞り効果によつて極度に圧力
低下が生じないように成されているため、結局、
配管10内にも自動的に保持されることになる。
従つて、各ブレーキ装置7,8,12,13の
ホイールシリンダ内に圧力が保持されるため、特
に、ブレーキ装置7,8にはそのままの圧力が、
ブレーキ装置12,13には若干低下した圧力が
各々保持されるため、車両等の登坂路で停止した
ときの総ブレーキ力よりも若干小とはなるが、登
坂路での停止を維持するに充分なブレーキ力を得
ることができる。
このままでの操作で、車両等はクラツチペダル
77を踏み込んだ状態で、クラツチが遮断されて
いるとともに、ブレーキがかかつて停止状態を維
持されている。
次いで、運転手が車両等を発進させる場合につ
いて述べる。
今、上記の如く、クラツチペダル77のみを踏
み込んで車両等を停止させている状態から発進さ
せるためには、まず運転手がアクセルペダル(図
示せず)を踏み込み、エンジン79の回転数を若
干高くしつつ、クラツチペダル77を不作動位置
(復帰位置)側に徐々に戻す。すると、クラツチ
遮断時とは逆向きにクラツチ作動アーム30が揺
動し、クラツチデイスク86がダイヤフラムスプ
リング85の最大負荷の一部の作用力を受けてフ
ライホイール82及びプレツシヤープレート83
に摩擦係合する所謂半クラツチ状態となる。ま
た、ブレーキ制御弁6においては、回動部材25
が解放ばね31の付勢力により時計回り方向に回
動し、これに応じてカム18が変位してプランジ
ヤ52を移動させ、プランジヤ52の小径部54
を弁要素37に当接させて弁要素37を弁座組立
体44から離座せしめることにより、配管5内の
圧力をマスタシリンダ2側に解放する。配管5内
の圧力低下に伴い、差動ピストン61は、その左
右方向への移動力が釣り合うようにして、配管1
0内の圧力を低下させる。
これによつて、車輪(駆動車輪)はエンジン7
9からクラツチ装置81を介在して駆動力が伝達
されてくるとともに、各ホイールシリンダ内の圧
力が低下して車輪に与えたブレーキ力が徐々に減
少してくるため、遂には、車両等は登坂路におい
て発進できる。
発進後、クラツチペダル77を完全に戻せば、
クラツチは完全に接続された状態となり、なおか
つ、各ホイールシリンダ内の圧力もそれまでに解
放され、結局、通常の走行状態になる。
こうした上述の実施例によれば、配管4,5を
含む系統において、クラツチ操作に連動して弁要
素37を弁座組立体44に着離座可能とする装置
を設け、配管9,10を含む系統においては、配
管5内に圧力が封じ込められたことを検知して、
換言すれば、ブレーキ制御弁6が作動したことに
応じて、配管10内にも圧力を封じ込めるように
成しているため、二つの系統にブレーキ圧力を封
じ込めることによつて登坂路での停止のためのブ
レーキ力を充分確保することができるとともに、
発進の際には、弁要素37を離座させるに要する
操作力があれば良いから、その操作力を小とでき
る。更に、操作力を小とできることによつて、発
進時のブレーキ弛めが迅速に行うことができ、半
クラツチ状態において適度なブレーキ力まで当該
ブレーキ力を減小させておくことができ、発進も
スムーズに行えるようになる。
また、自動弁11においては、弁75を開閉す
るために、差動ピストン61に作用する左右方向
の付勢力乃至は移動力の差によつて差動ピストン
61を移動させるようにしているため、換言すれ
ば、配管5側に封じ込められる圧力と、配管9側
のマスタシリンダ2の内圧との比較によつて差動
ピストン61を移動させるようにしているため、
ブレーキ制御弁6の作動状態と、マスタシリンダ
2の作動状態とを確実に判断して、弁75の開閉
を行え、自動弁11とブレーキ制御弁6とが相俟
つて、登坂路における停止保持を確実に行えると
ともに、発進の際のブレーキ弛めも確実に行え、
装置全体の信頼性が秀れている。
以上述べた如く、上述の実施例によれば種々の
効果を奏しているが、本発明は上述の実施例に限
定されることなく実施可能である。
第3図は、本発明の他の実施例を示すものであ
る。なお、第3図に示すものにおいて、第1,2
図とほぼ同様な機能乃至は構造・形状を呈する部
分または部品に対して、第1,2図のものと同一
の記号を付して説明を略し、特に異なる点につい
て述べる。
第3図においては、段付孔15に直接連絡して
二つの液接続部90,91を形成するとともに、
段付孔15の開口端に、自動弁11′を図示しな
いボルト等によつて直接取付けるようにしたもの
である。
自動弁11′は、上下に液接続部92,93を
各々内孔94に連通して形成した本体95を有
し、内孔94は、左方に向つて段部96を介在し
て順次大径となる段付孔とされ、この内孔94の
左端は蓋97によつて閉鎖され、また、右端は小
孔98によつて段付孔15内に連通している。ま
た、内孔94には、略軸状の差動ピストン99が
移動可能に挿入されており、この差動ピストン9
9の左端凹所100と蓋97の凹所101との間
に配置した軽いばね102によつて当該ピストン
99を右方に付勢している。
差動ピストン66の左方側外周には、内孔94
とピストン99との間を密封するリツプシール型
の密封部材103が段部96にバツクアツパ10
4を介して隣接配置されており、この密封部材1
03の内方リツプ105の左右に変位可能な小孔
106を、差動ピストン99の凹所100を形成
する筒状部分に形成してある。また密封部材10
3の右方側の内孔94に開孔する通孔107が設
けてあり、この通孔107を介して内孔94の一
部がマスタシリンダの液圧発生室(図示せず)に
連通される。
なお、接続部90,92は前輪のブレーキ装置
のブレーキホイールシリンダに、接続部91,9
3は後輪のそれに各々接続され、第1,2図の配
管方式と同様なX(エツクス)配管方式によつて
接続している。
この実施例の作用は以下の通りである。
ブレーキをかけると、小孔98から一方の系統
の圧力が内孔94内に伝達され、差動ピストン9
9が左方向への移動力を受け、また、通孔107
から他方の系統の圧力が内孔94内に伝達され、
かつ、この他方の系統の圧力が更に小孔106を
通りまた内方リツプ105を変形させて内孔94
の大径孔内に伝達されることによつて、差動ピス
トン99が右方向への移動力を受ける。ブレーキ
をかけている場合には、これらの差動ピストン9
9に対する左右方向の移動力が釣り合い、差動ピ
ストン99は、小孔106が内方リツプ105よ
り右側に位置する位置にある。
次いで、クラツチ操作を行い、段付孔15内に
圧力を封じ込め、かつ、ブレーキを弛める。
すると、内孔94内の密封部材103と密封部
材aとの間の圧力が低下し、これに伴い、密封部
材103よりも左側の内孔94内の圧力も小孔1
06の絞り効果によつて徐々に低下し、差動ピス
トン99を左方へ移動させようとする力が大とな
り、差動ピストン99の小孔106が内方リツプ
105の左側に位置するまで移動する。これによ
つて他方の系統内にも若干圧力低下するものの、
圧力が封じ込められる。
発進の際には、段付孔15内の圧力低下によつ
て、差動ピストン99が右方に移動して小孔10
6が内方リツプ105の右側に位置し、他方の系
統の圧力は小孔106を介して解放される。
この上述の実施例によれば、先の実施例と同様
な効果を奏する他、以下の如き効果を奏する。
すなわち、この実施例では、差動ピストン99
が左方に移動した状態においても、内方リツプ1
05を変形させて、マスタシリンダ側からホイー
ルシリンダ側へ圧液を供給することが可能である
から、実車装着の際の空気抜き作業において、段
付孔15側の系統において先に空気抜き作業を行
なつても、内孔94側の系統の空気抜き作業が容
易に行える。
より詳細に述べると、内方リツプ105は、マ
スタシリンダ側からホイールシリンダ側への液移
動を許容し、その逆は禁示する逆止弁の如き機能
を呈し、空気抜き作業時のブレーキ液の逆流(マ
スタシリンダ側への液移動)を阻止するため、空
気抜きが迅速容易に行える。
またブレーキ操作に続くクラツチ操作によつ
て、各系に圧力を封じ込める準備ができるが、こ
の準備ができた後、更に高い圧力をブレーキ配管
系に発生させた場合でも、弁要素37の圧力差に
よる移動及び内方リツプ105の変形によつて、
ホイールシリンダ側にもその高い圧力を伝達する
ことができ、ブレーキ性能を損うことがない。
更に、通常のブレーキ操作だけ行い、クラツチ
操作を行なわない場合にも、差動ピストン99の
左右の受圧面積を等しくしているため、不必要に
他方の系統にブレーキ圧力が封じ込められること
がなく、ブレーキ性能を損うことがない。
以上述べた如く、第2の実施例においても種々
の効果を奏する。
以上から明かな如く、本発明によれば、一方の
系統にクラツチ操作に応じて圧力を保持可能なブ
レーキ制御弁を設け、他方の系統に、少なくとも
一方の系統のブレーキ制御弁のブレーキホイール
シリンダ側圧力を受圧して移動可能な可動体の移
動により閉弁する弁装置を設けていることによ
り、操作力を軽く成し、もつて、スムーズに登坂
路における発進が行えるブレーキ装置が得られる
ものである。
以上種々に述べてきたが、本発明は、図例に限
定されることなく実施可能であることは勿論であ
る。
すなわち、ブレーキ制御弁自体の構成も、図例
のものに替え、例えば、実開昭55−16930号公報
に示される如く、回転型のカム軸ではなく、進退
型のカム軸を使用するもの、或は、実開昭55−
33822号公報に示される如く、油圧式クラツチの
液圧を利用するもの等を使用してもよい。また、
第3図の例において、密封部材103によるピス
トン99に対する密封面積を、密封部材aによる
それと等しくしているが、前者を後者より若干小
とし、停止を保つ際の圧力低下を防止するように
してもよいことは勿論である。逆に、前者を後者
より若干大とし(登坂路での停止に悪影響を与え
ない範囲で、換言すれば、ブレーキ力不足を生じ
ない範囲で。)、通常のブレーキ操作の際、他方の
系統のブレーキ弛めを優先的に行わせるようにし
てもよい。更に、図例では、絞り通路76或は小
孔106の絞り効果によつてホイールシリンダ側
の圧力低下を防止するようにしているが、特に絞
り効果をもつ小通路を設けなくとも、配管抵抗の
存在によつてホイールシリンダ側に停止を確保で
きる圧力が充分に残る場合には、上記の如き小通
路を設ける必要がなく、配管抵抗等が極めて小で
ある場合、或は、差動ピストンの移動に要する時
間が大である場合等に、必要限度の制限的小通路
を設ければよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例を示す図、第2図
は、第1図ア−ア線の断面図、第3図は、他の実
施例を示す断面図である。 1……ブレーキ装置、2……タンデムマスタシ
リンダ、6……ブレーキ制御弁、9,10……配
管、11……自動弁、59……差動ピストン、7
5……弁。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 圧力流体を互いに独立した配管系統によつて
    ブレーキマスタシリンダからブレーキホイールシ
    リンダに供給する少なくとも2つのブレーキ系統
    を備え、一方の系統に、登坂路であることを検知
    してブレーキホイールシリンダからブレーキマス
    タシリンダへ向う流体移動を阻止可能であるとと
    もにクラツチ装置の作動に応じて開閉可能である
    ブレーキ制御弁を設けたブレーキ装置において、
    他方の系統に、他方の系統のブレーキホイールシ
    リンダからブレーキマスタシリンダへ向う流体移
    動を阻止可能とする弁装置を設けるとともに、少
    なくとも一方の系統の前記ブレーキ制御弁のブレ
    ーキホイールシリンダ側圧力を受圧して移動可能
    な可動体を設け、この可動体の移動に応じて前記
    弁装置を閉弁させるようにしたブレーキ装置。
JP56099878A 1981-06-27 1981-06-27 ブレ−キ装置 Granted JPS584636A (ja)

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