JPH0141489B2 - - Google Patents
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- JPH0141489B2 JPH0141489B2 JP56028353A JP2835381A JPH0141489B2 JP H0141489 B2 JPH0141489 B2 JP H0141489B2 JP 56028353 A JP56028353 A JP 56028353A JP 2835381 A JP2835381 A JP 2835381A JP H0141489 B2 JPH0141489 B2 JP H0141489B2
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- Japan
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- molded product
- oriented
- ppe
- polymer
- mold
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C55/00—Shaping by stretching, e.g. drawing through a die; Apparatus therefor
- B29C55/02—Shaping by stretching, e.g. drawing through a die; Apparatus therefor of plates or sheets
- B29C55/18—Shaping by stretching, e.g. drawing through a die; Apparatus therefor of plates or sheets by squeezing between surfaces, e.g. rollers
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
- Shaping By String And By Release Of Stress In Plastics And The Like (AREA)
Description
本発明は90重量%以上のポリフエニレンエーテ
ルを含む、重合体または重合体含有組成物(以後
PPEという)の1軸または2軸配向成形品に係
る。 ポリフエニレンエーテルは機械的性質、電気特
性、耐薬品性、寸法安定性、難燃性、耐熱性など
の物理的および化学的性質等の全般にわたつてす
ぐれた性質を有しているので、単独での用途ばか
りでなく、他の樹脂を改質する材料としても用い
得る。しかしながらポリフエニレンエーテルは軟
化点が高いので、成形加工性が悪い。この欠点を
改良するために、安定剤、可塑剤、難燃剤を添加
したり、異種の樹脂をプレンドする方法が広く用
いられている。しかし、添加剤を多量に加えた
り、異種の樹脂をブレフドすることは、ポリフエ
ニレンエーテルが持つ固有の優れた性質を弱めて
ゆくことになる。ポリフエニレンエーテルの優れ
た性質を保持した成形品が要求されている。 本発明はポリフエニレンエーテルの優れた性質
を十分に発揮した新規な成形品である。 本発明はPPEの2倍以上に延伸された配向成
形品である。好ましくは3倍以上に2軸延伸され
た2軸配向成形品であり、又厚みが0.3mm以上10
mm以下の厚肉の配向成形品である。 本発明に述べる延伸倍率とは、面積比あるいは
肉厚比で表わした倍率である。 PPEは成形加工性が悪く、PPEを通常の押出
成形で成形し、次いで延伸して配向シートを成形
することは一般には困難である。我々は成形加工
性の悪いPPEの成形法について検討した結果、
本発明の成形品を得たものである。PPEを配向
させることにより、PPEが有する優れた電気特
性等の固有特性を保持したまゝ、無配向成形品で
は得られなかつた優れた物理的性質等を有する成
形品が得られた。 まず本発明の2軸配向成形品の成形法について
述べる。本発明の成形品は圧縮成形により成形さ
れる。厚肉のPPEの板状素地を用い、該素地の
表面用の潤滑油を用意する工程と、該素地を該素
地のガラス転移温度以上、溶融点までの温度に予
熱し、該素地のガラス転移温度以上に加熱された
圧縮金型内に前記素地を置いて圧縮し、該素地を
2軸配向させる。 第1図は本発明の成形品の成形工程を示す。第
1図に於て、厚い素地1を該素地のガラス転移温
度以上に加熱した圧縮型3ではさみ、素地をガラ
ス転移温度以上、溶融点までの一定の延伸温度ま
で加熱した後圧縮する。この時、素地1の表面
に、あるいは及び型の素地と接する表面に潤滑剤
を塗布すると、素地が圧縮される時に矢印4で示
すように素地の厚みの各部分がほゞ平行に延伸さ
れ、均一な2軸配向した本発明の成形品であるシ
ート5が得られる。潤滑油を用いないで圧縮する
と、矢印6で示すように素地の内核部だけが延伸
されることになり、不均一な2軸配向シート7が
得られる。型キヤビテイを有する圧縮型を用いる
と圧縮型の形状により、2軸配向された各種の板
状成形品が得られる。 この様に、圧縮成形により素地の流動性が悪い
にもかゝわらず、2軸配向がかゝつた成形品が得
られる。素地の端部を引張つて2軸配向させるに
は素地の流動性の他に、引張つても容易に切れな
い柔軟性が必要である。PPEで厚肉の2軸配向
シートを引張り法で成形することは従来困難であ
つた。 この圧縮成形は厚肉の2軸配向成形品の成形に
特に適しており、0.3mm厚以上の成形品が良好に
成形でき、好ましくは0.5mm以上、更に好ましく
は1mm以上10mm以下の厚肉成形品である。 2軸配向成形品の成形法について説明したが、
同様に1軸配向成形品、あるいは2軸配向成形品
であつても互に各方向に延伸倍率の異なる2軸配
向成形品の成形も容易にできる。すなわち、圧縮
した時に一方向だけに樹脂が流れて圧延される様
な型、あるいは一方向だけに多く樹脂が流れて圧
延される型を用いれば同様に圧縮成形することに
より容易に成形できる。 1軸配向成形品を成形する成形工程を第5図に
示した。第5図のA側とB側は金型をそれぞれ直
角の方向から見た断面である。第5図に於て、樹
脂素地16を、該素地のガラス転移温度以上に加
熱した圧縮型14,15ではさみ5−A1,5−
B1、素地をガラス転移温度以上、溶融点までの
一定の延伸温度まで加熱した後圧縮する5−A
2,5−B2。この時、素地16の表面に、ある
いは/及び型の素地と接する表面に潤滑油を塗布
する。素地16は1方向の型側壁に接する大きさ
であり、圧縮により他方向だけに圧延され、良好
な1軸配向の成形品18が得られる。 第2図2−1〜2−5に本発明に述べる2軸配
向された成形品の例を示した。第2図2−1は平
板である。2−2は球面板であり、2−3はレン
ズ状板であり、2−4は半球状の型物、2−5は
平板状の型物である。本発明に述べる成形品と
は、第2図に示す様に、平板状のもの、更に曲面
板状、肉厚変動のある板状成形品等である。 本発明の成形品の厚さは一般には0.3mm以上10
mm以下が好ましい。0.3mm以下の2軸配向成形品
を第1図に示す方法で単純に圧延して成形する
と、非常に高い圧縮圧力を必要とする。しかし、
更に別の手段を加えることにより0.3mm厚以下の
成形品も成形できる。例えば、比較的薄い素地を
数枚重ねて圧縮して圧延し、成形後に成形品を剥
離することにより、薄い成形品が得られる。この
場合、剥離しやすい様に各素地にはあらかじめ離
型剤や潤滑油等を塗布しておくこと等が好まし
い。10mm以上の厚さの成形品も一般には困難であ
り、好ましくは0.5mm以上5mm以下が最も成形し
やすい。 延伸倍率とその延伸効果の関係は、PPEの重
合度と、延伸温度等の成形条件により異なるが、
一般に延伸効果が現われるのは、良好な延伸条件
で2倍以上の延伸が行われた場合であり、2倍以
下では延伸効果が小さく実用価置がない。好まし
くは3倍以上、更に好ましくは4倍以上の延伸が
適している。こゝで述べる延伸とは、第1図で説
明した様な圧延によるポリフエニレンエーテルの
配向も延伸という表現を本発明では用いるものと
する。 本発明にいうPPEとは、一般式 (ここに、R1、R2は、炭素数1〜4のアルキル
基またはハロゲン原子を示し、nは重合度をあら
わす。)であらわされるものを示し、その具体例
としては、ポリ(2,6−ジメチルフエニレン−
1,4−エーテル)、ポリ(2,6−ジエチルフ
エニレン−1,4−エーテル)、ポリ(2−メチ
ル−6−クロルフエニレン−1,4−エーテル)、
ポリ(2,6−ジクロルフエニレン−1,4−エ
ーテル)、ポリ(2,6−ジ−n−プロピルフエ
ニレン−1,4−エーテル)、ポリ(2−メチル
−6−n−ブチルフエニレン−1,4−エーテ
ル)、ポリ(2−メチル−6−ブロムフエニレン
−1,4−エーテル)などが挙げられる。 特に好ましくはポリ(2,6−ジメチルフエニ
レン−1,4−エーテル)である。 本発明にいう90重量%以上のポリフエニレンエ
ーテルを含む、重合体または重合体含有組成物
(PPE)とは、ポリフエニレンエーテルを90〜
100重量%含む重合体または該重合体中のポリフ
エニレンエーテル以外の重合体も含めて、10重量
%以下のポリフエニレンエーテル以外の添加物を
含む組成物をいう。PPEは単独では非常に成形
性が悪く、一般に40重量%以上のポリスチレンを
ブレンドして成形が行われている。本発明では現
在、一般に使用されている添加物の添加量以下の
PPEの成形品である。しかし、前記添加物は少
ない程好ましく、好ましくは5重量%以下であ
る。一般にPPEに添加される添加物としてはポ
リスチレン、ポリカーボネート等の重合体あるい
は/及び安定剤、可塑剤、難燃剤等である。添加
されるポリスチレン等の重合体はPPEとの単な
るブレンドでも、PPEへグラフトしていても良
い、更にPPEは架橋されていても良い。 PPEは電子線照射により容易に架橋される。
適度に架橋されたPPEは延伸により配向がかゝ
りやすくなり、良好に本発明の成形品が得られ
る。配向後に架橋させることもできる。 本発明はPPEの単層の成形品の他に、多層構
造の成形品も含まれる。すなわち、多層構造の成
形品であり、その各層の少なくとも1層がPPE
の1.5倍以上に延伸された多層配向成形品である。
好ましくはPPEは2軸配向されており、更に好
ましくは多層成形品の両表層がPPEの2軸配向
層である多層配向成形品である。第3図に本発明
の多層配向成形品の例を、第4図にその成形過程
を示した。第3図に於て、3−1は両表層が
PPEの2軸配向層8、内核がPPEと接着性を有
する異種の樹脂9である。PPEと接着性を有す
る異種の樹脂とは、PPEとポリスチレンのブレ
ンド、PPEにスチレンをグラフトしたもの、ポ
リスチレン、ゴム強化ポリスチレン等の加熱圧縮
することによりPPEに接着する樹脂であり、こ
れ等樹脂は配向がかゝつていても良いし、かゝつ
ていなくても良い。3−2が1層がPPEの2軸
配向層8、他層がPPEと接着性を有する異種の
樹脂である。3−3は3−1の逆で内核層が
PPEの2軸配向シートである。これ等本発明の
多層配向成形品は圧縮成形により成形できる。第
4図に於て、PPEを両表層12、PPEと接着性
を有する異種の樹脂を内核層11とする厚肉の素
材を、PPEのガラス転位温度以上、溶融点温度
以下の温度であり、内刻層樹脂のガラス転移温度
以上の温度に加熱し、該素地を素材とほゞ同一温
度に加熱された金型10に入れる4−1。素材の
表面あるいは/及び金型表面には潤滑剤が塗布さ
れている。この状態で素地を圧延して2軸配向さ
せ、そのまゝ冷却して、本発明の多層配向成形品
13を得る4−2。 本発明の多層配向成形品には両表層がPPEの
配向層、内核がPPEの無配向層、あるいは表層
よりはるかに少ない配向のPPE層の組合せの成
形品も含まれるものとする。 本発明の成形品はPPE個有の優れた電気特性、
耐熱性に、2軸配向によりタフネス等の機械的性
質が改良されており、プリント基盤等の弱電、電
子部品に良好に使用できる。 実施例 1 〔η〕が0.62(クロロホルム溶液として30℃で
測定−以下同じ)のポリフエニレンエーテル(無
添加物)の粉末を真空下に、300℃に加熱し280
Kg/cm2の圧縮力を加えて圧縮し、冷却して厚さ10
mmのPPE素材を成形した。次いで該PPE素材及
び金型表面を230℃に予熱し、素材及び金型に潤
滑剤(ポリジメチルシロキサンを使用)を塗布
し、PPE素材を2.5mm厚まで圧延して2軸配向さ
せ、そのまま冷却して4倍に延伸した本発明の2
軸配向成形品を得た。次表にPPEの2軸配向成
形品と無配向成形品の引張り特性、衝撃特性を示
した。
ルを含む、重合体または重合体含有組成物(以後
PPEという)の1軸または2軸配向成形品に係
る。 ポリフエニレンエーテルは機械的性質、電気特
性、耐薬品性、寸法安定性、難燃性、耐熱性など
の物理的および化学的性質等の全般にわたつてす
ぐれた性質を有しているので、単独での用途ばか
りでなく、他の樹脂を改質する材料としても用い
得る。しかしながらポリフエニレンエーテルは軟
化点が高いので、成形加工性が悪い。この欠点を
改良するために、安定剤、可塑剤、難燃剤を添加
したり、異種の樹脂をプレンドする方法が広く用
いられている。しかし、添加剤を多量に加えた
り、異種の樹脂をブレフドすることは、ポリフエ
ニレンエーテルが持つ固有の優れた性質を弱めて
ゆくことになる。ポリフエニレンエーテルの優れ
た性質を保持した成形品が要求されている。 本発明はポリフエニレンエーテルの優れた性質
を十分に発揮した新規な成形品である。 本発明はPPEの2倍以上に延伸された配向成
形品である。好ましくは3倍以上に2軸延伸され
た2軸配向成形品であり、又厚みが0.3mm以上10
mm以下の厚肉の配向成形品である。 本発明に述べる延伸倍率とは、面積比あるいは
肉厚比で表わした倍率である。 PPEは成形加工性が悪く、PPEを通常の押出
成形で成形し、次いで延伸して配向シートを成形
することは一般には困難である。我々は成形加工
性の悪いPPEの成形法について検討した結果、
本発明の成形品を得たものである。PPEを配向
させることにより、PPEが有する優れた電気特
性等の固有特性を保持したまゝ、無配向成形品で
は得られなかつた優れた物理的性質等を有する成
形品が得られた。 まず本発明の2軸配向成形品の成形法について
述べる。本発明の成形品は圧縮成形により成形さ
れる。厚肉のPPEの板状素地を用い、該素地の
表面用の潤滑油を用意する工程と、該素地を該素
地のガラス転移温度以上、溶融点までの温度に予
熱し、該素地のガラス転移温度以上に加熱された
圧縮金型内に前記素地を置いて圧縮し、該素地を
2軸配向させる。 第1図は本発明の成形品の成形工程を示す。第
1図に於て、厚い素地1を該素地のガラス転移温
度以上に加熱した圧縮型3ではさみ、素地をガラ
ス転移温度以上、溶融点までの一定の延伸温度ま
で加熱した後圧縮する。この時、素地1の表面
に、あるいは及び型の素地と接する表面に潤滑剤
を塗布すると、素地が圧縮される時に矢印4で示
すように素地の厚みの各部分がほゞ平行に延伸さ
れ、均一な2軸配向した本発明の成形品であるシ
ート5が得られる。潤滑油を用いないで圧縮する
と、矢印6で示すように素地の内核部だけが延伸
されることになり、不均一な2軸配向シート7が
得られる。型キヤビテイを有する圧縮型を用いる
と圧縮型の形状により、2軸配向された各種の板
状成形品が得られる。 この様に、圧縮成形により素地の流動性が悪い
にもかゝわらず、2軸配向がかゝつた成形品が得
られる。素地の端部を引張つて2軸配向させるに
は素地の流動性の他に、引張つても容易に切れな
い柔軟性が必要である。PPEで厚肉の2軸配向
シートを引張り法で成形することは従来困難であ
つた。 この圧縮成形は厚肉の2軸配向成形品の成形に
特に適しており、0.3mm厚以上の成形品が良好に
成形でき、好ましくは0.5mm以上、更に好ましく
は1mm以上10mm以下の厚肉成形品である。 2軸配向成形品の成形法について説明したが、
同様に1軸配向成形品、あるいは2軸配向成形品
であつても互に各方向に延伸倍率の異なる2軸配
向成形品の成形も容易にできる。すなわち、圧縮
した時に一方向だけに樹脂が流れて圧延される様
な型、あるいは一方向だけに多く樹脂が流れて圧
延される型を用いれば同様に圧縮成形することに
より容易に成形できる。 1軸配向成形品を成形する成形工程を第5図に
示した。第5図のA側とB側は金型をそれぞれ直
角の方向から見た断面である。第5図に於て、樹
脂素地16を、該素地のガラス転移温度以上に加
熱した圧縮型14,15ではさみ5−A1,5−
B1、素地をガラス転移温度以上、溶融点までの
一定の延伸温度まで加熱した後圧縮する5−A
2,5−B2。この時、素地16の表面に、ある
いは/及び型の素地と接する表面に潤滑油を塗布
する。素地16は1方向の型側壁に接する大きさ
であり、圧縮により他方向だけに圧延され、良好
な1軸配向の成形品18が得られる。 第2図2−1〜2−5に本発明に述べる2軸配
向された成形品の例を示した。第2図2−1は平
板である。2−2は球面板であり、2−3はレン
ズ状板であり、2−4は半球状の型物、2−5は
平板状の型物である。本発明に述べる成形品と
は、第2図に示す様に、平板状のもの、更に曲面
板状、肉厚変動のある板状成形品等である。 本発明の成形品の厚さは一般には0.3mm以上10
mm以下が好ましい。0.3mm以下の2軸配向成形品
を第1図に示す方法で単純に圧延して成形する
と、非常に高い圧縮圧力を必要とする。しかし、
更に別の手段を加えることにより0.3mm厚以下の
成形品も成形できる。例えば、比較的薄い素地を
数枚重ねて圧縮して圧延し、成形後に成形品を剥
離することにより、薄い成形品が得られる。この
場合、剥離しやすい様に各素地にはあらかじめ離
型剤や潤滑油等を塗布しておくこと等が好まし
い。10mm以上の厚さの成形品も一般には困難であ
り、好ましくは0.5mm以上5mm以下が最も成形し
やすい。 延伸倍率とその延伸効果の関係は、PPEの重
合度と、延伸温度等の成形条件により異なるが、
一般に延伸効果が現われるのは、良好な延伸条件
で2倍以上の延伸が行われた場合であり、2倍以
下では延伸効果が小さく実用価置がない。好まし
くは3倍以上、更に好ましくは4倍以上の延伸が
適している。こゝで述べる延伸とは、第1図で説
明した様な圧延によるポリフエニレンエーテルの
配向も延伸という表現を本発明では用いるものと
する。 本発明にいうPPEとは、一般式 (ここに、R1、R2は、炭素数1〜4のアルキル
基またはハロゲン原子を示し、nは重合度をあら
わす。)であらわされるものを示し、その具体例
としては、ポリ(2,6−ジメチルフエニレン−
1,4−エーテル)、ポリ(2,6−ジエチルフ
エニレン−1,4−エーテル)、ポリ(2−メチ
ル−6−クロルフエニレン−1,4−エーテル)、
ポリ(2,6−ジクロルフエニレン−1,4−エ
ーテル)、ポリ(2,6−ジ−n−プロピルフエ
ニレン−1,4−エーテル)、ポリ(2−メチル
−6−n−ブチルフエニレン−1,4−エーテ
ル)、ポリ(2−メチル−6−ブロムフエニレン
−1,4−エーテル)などが挙げられる。 特に好ましくはポリ(2,6−ジメチルフエニ
レン−1,4−エーテル)である。 本発明にいう90重量%以上のポリフエニレンエ
ーテルを含む、重合体または重合体含有組成物
(PPE)とは、ポリフエニレンエーテルを90〜
100重量%含む重合体または該重合体中のポリフ
エニレンエーテル以外の重合体も含めて、10重量
%以下のポリフエニレンエーテル以外の添加物を
含む組成物をいう。PPEは単独では非常に成形
性が悪く、一般に40重量%以上のポリスチレンを
ブレンドして成形が行われている。本発明では現
在、一般に使用されている添加物の添加量以下の
PPEの成形品である。しかし、前記添加物は少
ない程好ましく、好ましくは5重量%以下であ
る。一般にPPEに添加される添加物としてはポ
リスチレン、ポリカーボネート等の重合体あるい
は/及び安定剤、可塑剤、難燃剤等である。添加
されるポリスチレン等の重合体はPPEとの単な
るブレンドでも、PPEへグラフトしていても良
い、更にPPEは架橋されていても良い。 PPEは電子線照射により容易に架橋される。
適度に架橋されたPPEは延伸により配向がかゝ
りやすくなり、良好に本発明の成形品が得られ
る。配向後に架橋させることもできる。 本発明はPPEの単層の成形品の他に、多層構
造の成形品も含まれる。すなわち、多層構造の成
形品であり、その各層の少なくとも1層がPPE
の1.5倍以上に延伸された多層配向成形品である。
好ましくはPPEは2軸配向されており、更に好
ましくは多層成形品の両表層がPPEの2軸配向
層である多層配向成形品である。第3図に本発明
の多層配向成形品の例を、第4図にその成形過程
を示した。第3図に於て、3−1は両表層が
PPEの2軸配向層8、内核がPPEと接着性を有
する異種の樹脂9である。PPEと接着性を有す
る異種の樹脂とは、PPEとポリスチレンのブレ
ンド、PPEにスチレンをグラフトしたもの、ポ
リスチレン、ゴム強化ポリスチレン等の加熱圧縮
することによりPPEに接着する樹脂であり、こ
れ等樹脂は配向がかゝつていても良いし、かゝつ
ていなくても良い。3−2が1層がPPEの2軸
配向層8、他層がPPEと接着性を有する異種の
樹脂である。3−3は3−1の逆で内核層が
PPEの2軸配向シートである。これ等本発明の
多層配向成形品は圧縮成形により成形できる。第
4図に於て、PPEを両表層12、PPEと接着性
を有する異種の樹脂を内核層11とする厚肉の素
材を、PPEのガラス転位温度以上、溶融点温度
以下の温度であり、内刻層樹脂のガラス転移温度
以上の温度に加熱し、該素地を素材とほゞ同一温
度に加熱された金型10に入れる4−1。素材の
表面あるいは/及び金型表面には潤滑剤が塗布さ
れている。この状態で素地を圧延して2軸配向さ
せ、そのまゝ冷却して、本発明の多層配向成形品
13を得る4−2。 本発明の多層配向成形品には両表層がPPEの
配向層、内核がPPEの無配向層、あるいは表層
よりはるかに少ない配向のPPE層の組合せの成
形品も含まれるものとする。 本発明の成形品はPPE個有の優れた電気特性、
耐熱性に、2軸配向によりタフネス等の機械的性
質が改良されており、プリント基盤等の弱電、電
子部品に良好に使用できる。 実施例 1 〔η〕が0.62(クロロホルム溶液として30℃で
測定−以下同じ)のポリフエニレンエーテル(無
添加物)の粉末を真空下に、300℃に加熱し280
Kg/cm2の圧縮力を加えて圧縮し、冷却して厚さ10
mmのPPE素材を成形した。次いで該PPE素材及
び金型表面を230℃に予熱し、素材及び金型に潤
滑剤(ポリジメチルシロキサンを使用)を塗布
し、PPE素材を2.5mm厚まで圧延して2軸配向さ
せ、そのまま冷却して4倍に延伸した本発明の2
軸配向成形品を得た。次表にPPEの2軸配向成
形品と無配向成形品の引張り特性、衝撃特性を示
した。
【表】
2軸配向により性能向上は明らかである。上記
の2軸配向PPEは170℃まで収縮を起さず、耐熱
性にも優れる。
の2軸配向PPEは170℃まで収縮を起さず、耐熱
性にも優れる。
第1図は本発明の成形品の成形工程を示す説明
図、第2図は本発明の成形品の例を示し、2−1
は平板の斜視図、2−2は球面板、2−3はレン
ズ状板、2−4は半球状の型物のそれぞれ断面
図、2−5は平板状の型物の平面図である。第3
図3−1,3−2及び3−3は本発明の多層配向
成形品の断面図、第4図4−1,4−2はその成
形過程を示す断面説明図、第5図A,Bは1軸配
向成形品を成形する成型工程の説明図で金型をそ
れぞれ直角の方向から見た断面図である。 1,16……素地、3,14,15……圧縮
型、5……成形品(シート)、8……PPEの2軸
配向層、9……異種の樹脂層、13……多層配向
成形品、18……1軸配向の成形品。
図、第2図は本発明の成形品の例を示し、2−1
は平板の斜視図、2−2は球面板、2−3はレン
ズ状板、2−4は半球状の型物のそれぞれ断面
図、2−5は平板状の型物の平面図である。第3
図3−1,3−2及び3−3は本発明の多層配向
成形品の断面図、第4図4−1,4−2はその成
形過程を示す断面説明図、第5図A,Bは1軸配
向成形品を成形する成型工程の説明図で金型をそ
れぞれ直角の方向から見た断面図である。 1,16……素地、3,14,15……圧縮
型、5……成形品(シート)、8……PPEの2軸
配向層、9……異種の樹脂層、13……多層配向
成形品、18……1軸配向の成形品。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 90重量%以上のポリフエニレンエーテルを含
む、重合体または重合体含有組成物の2倍以上に
延伸された配向成形品。 2 配向成形品が2軸配向されている特許請求の
範囲第1項記載の配向成形品。 3 配向成形品が1軸配向されている特許請求の
範囲第1項記載の配向成形品。 4 延伸倍率が3倍以上である特許請求の範囲第
1項、第2項又は第3項記載の配向成形品。 5 配向成形品が0.3mm以上10mm以下の肉厚であ
る特許請求の範囲第1項乃至第4項何れかに記載
の配向成形品。 6 多層構造の成形品であり、その各層の少なく
とも1層が90重量%以上のポリフエニレンエーテ
ルを含む、重合体または重合体含有組成物の2倍
以上に延伸された多層配向成形品。 7 90重量%以上の、ポリフエニレンエーテルを
含む、重合体または重合体含有組成物は2軸配向
されている特許請求の範囲第6項記載の多層配向
成形品。 8 両表層が90重量%以上のポリフエニレンエー
テルを含む、重合体または重合体含有組成物の2
軸配向層である特許請求の範囲第6項又は第7項
記載の多層配向成形品。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2835381A JPS57144728A (en) | 1981-03-02 | 1981-03-02 | New oriented molded article |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2835381A JPS57144728A (en) | 1981-03-02 | 1981-03-02 | New oriented molded article |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57144728A JPS57144728A (en) | 1982-09-07 |
| JPH0141489B2 true JPH0141489B2 (ja) | 1989-09-06 |
Family
ID=12246235
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2835381A Granted JPS57144728A (en) | 1981-03-02 | 1981-03-02 | New oriented molded article |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS57144728A (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60190331A (ja) * | 1984-03-12 | 1985-09-27 | Asahi Chem Ind Co Ltd | 高度に2軸配向されたアクリル樹脂フイルム及びシ−ト |
| JPS60149420A (ja) * | 1983-12-15 | 1985-08-06 | Asahi Chem Ind Co Ltd | 配向成形品の圧縮成形法 |
| JPS60257212A (ja) * | 1984-06-04 | 1985-12-19 | Asahi Chem Ind Co Ltd | 熱可塑性樹脂配向成形品の圧縮成形法 |
| JPS61248727A (ja) * | 1985-04-26 | 1986-11-06 | Asahi Chem Ind Co Ltd | 均一な多軸配向熱可塑性樹脂シ−トあるいはフイルム |
| US4879081A (en) * | 1988-07-15 | 1989-11-07 | Eastman Kodak Company | Process of making fused, oriented-grain polymeric materials |
-
1981
- 1981-03-02 JP JP2835381A patent/JPS57144728A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57144728A (en) | 1982-09-07 |
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