JPH0142606B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0142606B2 JPH0142606B2 JP58092750A JP9275083A JPH0142606B2 JP H0142606 B2 JPH0142606 B2 JP H0142606B2 JP 58092750 A JP58092750 A JP 58092750A JP 9275083 A JP9275083 A JP 9275083A JP H0142606 B2 JPH0142606 B2 JP H0142606B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- component
- varistor
- parts
- voltage
- porcelain
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 229910018072 Al 2 O 3 Inorganic materials 0.000 claims description 17
- 229910044991 metal oxide Inorganic materials 0.000 claims description 6
- 150000004706 metal oxides Chemical class 0.000 claims description 6
- 229910004298 SiO 2 Inorganic materials 0.000 claims description 4
- 229910021193 La 2 O 3 Inorganic materials 0.000 claims description 3
- 229910017493 Nd 2 O 3 Inorganic materials 0.000 claims description 3
- CETPSERCERDGAM-UHFFFAOYSA-N ceric oxide Chemical compound O=[Ce]=O CETPSERCERDGAM-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 2
- 229910000422 cerium(IV) oxide Inorganic materials 0.000 claims description 2
- 229910052573 porcelain Inorganic materials 0.000 description 23
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 10
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 description 8
- 238000010304 firing Methods 0.000 description 5
- 230000001590 oxidative effect Effects 0.000 description 4
- 239000000843 powder Substances 0.000 description 4
- 239000007858 starting material Substances 0.000 description 4
- 239000011230 binding agent Substances 0.000 description 3
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 description 3
- 239000000919 ceramic Substances 0.000 description 3
- 150000001875 compounds Chemical class 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 3
- 239000002994 raw material Substances 0.000 description 3
- 239000004372 Polyvinyl alcohol Substances 0.000 description 2
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 description 2
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 238000000691 measurement method Methods 0.000 description 2
- 239000004570 mortar (masonry) Substances 0.000 description 2
- ZKATWMILCYLAPD-UHFFFAOYSA-N niobium pentoxide Chemical compound O=[Nb](=O)O[Nb](=O)=O ZKATWMILCYLAPD-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 229920002451 polyvinyl alcohol Polymers 0.000 description 2
- 229910015902 Bi 2 O 3 Inorganic materials 0.000 description 1
- BQCADISMDOOEFD-UHFFFAOYSA-N Silver Chemical compound [Ag] BQCADISMDOOEFD-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229910002367 SrTiO Inorganic materials 0.000 description 1
- 229910010413 TiO 2 Inorganic materials 0.000 description 1
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 1
- 238000001354 calcination Methods 0.000 description 1
- 150000004649 carbonic acid derivatives Chemical class 0.000 description 1
- 230000002542 deteriorative effect Effects 0.000 description 1
- 238000009792 diffusion process Methods 0.000 description 1
- 238000010891 electric arc Methods 0.000 description 1
- 238000002474 experimental method Methods 0.000 description 1
- 150000004679 hydroxides Chemical class 0.000 description 1
- 230000001771 impaired effect Effects 0.000 description 1
- 239000004615 ingredient Substances 0.000 description 1
- MRELNEQAGSRDBK-UHFFFAOYSA-N lanthanum oxide Inorganic materials [O-2].[O-2].[O-2].[La+3].[La+3] MRELNEQAGSRDBK-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- PLDDOISOJJCEMH-UHFFFAOYSA-N neodymium oxide Inorganic materials [O-2].[O-2].[O-2].[Nd+3].[Nd+3] PLDDOISOJJCEMH-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 230000007935 neutral effect Effects 0.000 description 1
- 150000002823 nitrates Chemical class 0.000 description 1
- 150000003891 oxalate salts Chemical class 0.000 description 1
- 230000003647 oxidation Effects 0.000 description 1
- 238000007254 oxidation reaction Methods 0.000 description 1
- KTUFCUMIWABKDW-UHFFFAOYSA-N oxo(oxolanthaniooxy)lanthanum Chemical compound O=[La]O[La]=O KTUFCUMIWABKDW-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000012545 processing Methods 0.000 description 1
- 238000010405 reoxidation reaction Methods 0.000 description 1
- 229910052709 silver Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000004332 silver Substances 0.000 description 1
- 238000005245 sintering Methods 0.000 description 1
- 238000003756 stirring Methods 0.000 description 1
- 239000000126 substance Substances 0.000 description 1
- PBCFLUZVCVVTBY-UHFFFAOYSA-N tantalum pentoxide Inorganic materials O=[Ta](=O)O[Ta](=O)=O PBCFLUZVCVVTBY-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- ZNOKGRXACCSDPY-UHFFFAOYSA-N tungsten(VI) oxide Inorganic materials O=[W](=O)=O ZNOKGRXACCSDPY-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Landscapes
- Compositions Of Oxide Ceramics (AREA)
- Thermistors And Varistors (AREA)
Description
本発明はSr(1-x)CaxTiO3を主成分とする電圧非
直線抵抗体(以下バリスタと称する)を得るため
の磁器組成物に関する。 電子機器で発生する異常電圧、ノイズ等を吸収
もしくは除去するために、種々のバリスタが使用
されているが、特願昭56−71425号に示されてい
るSr(1-x)CaxTiO3を主成分とするバリスタは、バ
リスタ機能のみならず、コンデンサ機能も有する
ので、グロー放電、アーク放電、異常電圧、ノイ
ズ等の吸収又はバイパスを良好に達成することが
出来る。またこのバリスタは従来のSrTiO3を主
成分とするバリスタよりも温度特性が優れている
という特長を有している。しかし、近年サージ電
圧及び/又は電流の印加による特性の劣化が更に
少ないバリスタが要求されている。また、バリス
タ電圧の温度変化率の小さいバリスタが要求され
ている。 そこで、本発明の目的は、サージの印加によつ
て、バリスタ電圧、非直線係数、バリスタ電圧の
温度特性の劣化の少なく且つバリスタ電圧の温度
変化率の小さい電圧非直線磁器組成物を提供する
ことにある。 上記目的を達成するための本願の第1番目の発
明は、Sr(1-x)CaxTiO3(但しxは0.01〜0.5の範囲
の値)(以下第1成分と呼ぶ)100モル部と、
Nb2O5、Ta2O5、WO3、La2O3、CeO2、Nd2O3、
Y2O3、Sm2O3、Pr6O11、及びDy2O3の内の少な
くとも1種の金属酸化物(以下第2成分と呼ぶ)
0.01〜3.00モル部と、Na2O(以下第3成分と呼
ぶ)0.02〜2.50モル部と、Al2O3(以下第4成分と
呼ぶ)0.01〜1.50モル部とを含む電圧非直線磁器
組成物に係わるものである。 上記発明によれば、バリスタ電圧の温度変化率
を小さくすることが可能な第1成分(主成分)と
主として磁器の半導体化に寄与する第2成分と
に、第3成分としてNa2O3を0.02〜2.50モル部の
範囲で加え、且つAl2O3を0.01〜1.50モル部の範
囲で加えることにより、サージの印加によるバリ
スタ電圧の温度特性の変化を大幅に減少させるこ
とが可能になり、且つバリスタ電圧の温度変化率
を小さくすることが可能になる。また、Al2O3は
非直線係数αの増大に寄与する。 本願の第2番目の発明は、第1番目の組成物に
更に、非直線係数の改善に寄与する成分として
Ag2O、CuO、MnO2、及びSiO2の内の1種又は
複数種の酸化物(以下第5成分と呼ぶ)を0.01〜
3.00モル部の範囲で加えた組成物に係わるもので
ある。これにより大きな非直線係数を有し、且つ
サージ劣化が防止されたバリスタを提供すること
が可能になる。 以下、本発明に係わる実施例について述べる。 実施例 1 Sr(1-x)CaxTiO3(第1成分)のxが第1表の第
1成分の欄の値になるように、純度99.0%以上の
SrCO3、CaCO3及びTiO2をそれぞれ秤量配合し、
ボールミルで10時間撹拌し、これを乾燥し、次に
粉砕した。しかる後、上記粉砕したものを1200℃
で2時間焼成し、再び粉砕した。これにより、x
が第1表に示す如く種々異なる第1成分が得られ
る。 次に、上述の如くして得られた第1成分100モ
ル部(一定)に対し、純度99.0%のNb2O5、
Ta2O5、WO3、La2O3、CeO2、Nd2O3、Pr6O11、
Dy2O3、Y2O3及びSm2O3から選択された1種以
上の金属酸化物(第2成分)の粉末と、純度97.0
%のNa2OとNaFとから選択された1種以上の
Na化合物(第3成分)の粉末と、Al2O3(第4成
分)とを第1表に示す比率となるように秤量し
た。 次に各原料粉末を乳鉢に投入して20時間撹拌
(乾式)を行なつた。次いで、第1表に示すバリ
スタ原料に対し10〜15重量%のポリビニールアル
コールを有機結合剤として混入して造粒し、この
造粒された混合物を成型圧約1500Kg/cm2で円板に
成形した。 これらの円板をN2(95容積%)+H2(5容積%)
の還元雰囲気(非酸化性雰囲気)で約1350℃、4
時間の焼成を行い、直径10mm、厚さ0.8mmの半導
体磁器を得た。次に空気中(酸化性雰囲気中)に
おいて、1000〜1200℃の温度範囲で3時間の熱処
理(再酸化処理)を行つた。この結果、Na2O、
NaFがNa2Oに夫々変換した外は、出発原料と同
じ組成の磁器が得られた。従つて、第1表におい
て、焼成後の第1成分と第2成分と第4成分の記
載は省略され、Na化合物に対応して焼成後に得
られるNa2Oのみが記載されている。 次に、上記磁器の特性を調べるために第1図に
示す如く磁器1の両主面に公知の銀ペーストを塗
布し、800℃で焼付けることによつて銀電極2,
3を形成し、バリスタ4を完成させた。 次にバリスタの特性評価を行うために、バリス
タ電圧V1、非直線係数α、V1の温度変化率ΔV1、
静電容量C、サージ電圧印加によるV1及びαの
変化率ΔV1p及びΔαp、及びサージ電圧印加後に
おけるV1の温度変化率ΔV1Tを測定したところ、
第2に示す結果が得られた。 各測定方法を更に詳しく説明すると、バリスタ
電圧V1は第2図に示す回路を使用して測定した。
即ち、直流定電流源6にバリスタ4を接続し、ま
た直流定電流源6とバリスタ4との間に電流計8
を接続し、バリスタ4に並列に電圧計9を接続
し、バリスタ4だけを20℃の温度に保たれた恒温
槽20に入れてバリスタ4に1mAの電流I1を流
し、その時の電圧を測定してバリスタ電圧(V1)
とした。また非直線係数αは第2図の装置を使用
し、バリスタ電圧V1の他にバリスタ4に10mA
の電流I10を流した時の印加電圧V10を測定し、次
式によつて決定した。 α=log(I10/I1)/log(V10/V1)=1/log(V10
/V1) また温度変化率ΔV1は、第2図の装置において
恒温槽20を−40℃〜+125℃の範囲で変化させ、
各温度T(℃)においてバリスタ4に1mAを流
した時のバリスタ電圧V1Tを測定し、20℃のV1に
対しどの程度変化したかを次式で求めることによ
つて決定した。なお、各表には前記温度範囲の中
のΔV1の最大値のみを示した。 ΔV1=V1T−V1/V1×100/T(℃)−20(℃)(%/℃
) 次に、過電圧の鋭いパルス即ちサージ電圧が印
加された時に、バリスタ4の各特性がどのように
変化するかを模擬的に調べるために、第3図に示
すように、2kVの直流定電圧源10に並列に電圧
計11を接続し、電源10に5Ωの抵抗12と単
極双投スイツチ13の接点13aとを介して
2.5μFのコンデンサ14を接続し、かつスイツチ
13の接点13bにバリスタ4を接続し、5秒間
隔でコンデンサ14の充電エネルギをバリスタ4
に印加することを5回繰返し、その後バリスタ電
圧V1p及び非直線係数αpを第2図の回路で測定
し、次式でバリスタ電圧の変化率ΔV1p(%)及
びαの変化率Δαp(%)を求めた。 ΔV1p=V1p−V1/V1×100(%) Δαp=αp−α/α×100(%) また第3図の回路でサージ電圧及び電流を印加
した後のバリスタ4のバリスタ電圧の温度変化率
をΔV1Tを第2図の装置で前記ΔV1と同様に求め
た。また各試料の静電容量C(nF)は、1kHzで測
定した。また、比較するためにNa2O及びAl2O3
を含まない従来のSr(1-x)CaxTiO3系バリスタの中
でも各特性の優れた試料即ちSr0.60Ca0.40TiO3100
モル部に対しNb2O5を0.50モル部とBi2O33.00モ
ル部から成る半導体磁器バリスタの特性を上述し
た各測定法に基づいて測定した結果、V1は28.5
(V)、αは27.3、ΔV1は−0.1(%/℃)、Cは140
(nF)、ΔV1pは−29.4%、Δαpは−36.3%、ΔV1T
は−0.25(%/℃)であつた。 更に、Al2O3の効果を調べるために、 第1成分 100モル部 第2成分 0.01〜3.00モル部 第3成分 0.02〜2.50モル部 から成る種々の組成の磁器組成物を作りその特性
を測定したところ、V1は10.0〜47.2(V)、αは
18.0〜24.9、ΔV1は0.01〜0.02(%/℃)、Cは90〜
166(nF)、ΔV1pは0.2〜1.0(%)、Δαpは0.3〜1.0
(%)、ΔV1Tは0.01〜0.02(%/℃)であつた。
直線抵抗体(以下バリスタと称する)を得るため
の磁器組成物に関する。 電子機器で発生する異常電圧、ノイズ等を吸収
もしくは除去するために、種々のバリスタが使用
されているが、特願昭56−71425号に示されてい
るSr(1-x)CaxTiO3を主成分とするバリスタは、バ
リスタ機能のみならず、コンデンサ機能も有する
ので、グロー放電、アーク放電、異常電圧、ノイ
ズ等の吸収又はバイパスを良好に達成することが
出来る。またこのバリスタは従来のSrTiO3を主
成分とするバリスタよりも温度特性が優れている
という特長を有している。しかし、近年サージ電
圧及び/又は電流の印加による特性の劣化が更に
少ないバリスタが要求されている。また、バリス
タ電圧の温度変化率の小さいバリスタが要求され
ている。 そこで、本発明の目的は、サージの印加によつ
て、バリスタ電圧、非直線係数、バリスタ電圧の
温度特性の劣化の少なく且つバリスタ電圧の温度
変化率の小さい電圧非直線磁器組成物を提供する
ことにある。 上記目的を達成するための本願の第1番目の発
明は、Sr(1-x)CaxTiO3(但しxは0.01〜0.5の範囲
の値)(以下第1成分と呼ぶ)100モル部と、
Nb2O5、Ta2O5、WO3、La2O3、CeO2、Nd2O3、
Y2O3、Sm2O3、Pr6O11、及びDy2O3の内の少な
くとも1種の金属酸化物(以下第2成分と呼ぶ)
0.01〜3.00モル部と、Na2O(以下第3成分と呼
ぶ)0.02〜2.50モル部と、Al2O3(以下第4成分と
呼ぶ)0.01〜1.50モル部とを含む電圧非直線磁器
組成物に係わるものである。 上記発明によれば、バリスタ電圧の温度変化率
を小さくすることが可能な第1成分(主成分)と
主として磁器の半導体化に寄与する第2成分と
に、第3成分としてNa2O3を0.02〜2.50モル部の
範囲で加え、且つAl2O3を0.01〜1.50モル部の範
囲で加えることにより、サージの印加によるバリ
スタ電圧の温度特性の変化を大幅に減少させるこ
とが可能になり、且つバリスタ電圧の温度変化率
を小さくすることが可能になる。また、Al2O3は
非直線係数αの増大に寄与する。 本願の第2番目の発明は、第1番目の組成物に
更に、非直線係数の改善に寄与する成分として
Ag2O、CuO、MnO2、及びSiO2の内の1種又は
複数種の酸化物(以下第5成分と呼ぶ)を0.01〜
3.00モル部の範囲で加えた組成物に係わるもので
ある。これにより大きな非直線係数を有し、且つ
サージ劣化が防止されたバリスタを提供すること
が可能になる。 以下、本発明に係わる実施例について述べる。 実施例 1 Sr(1-x)CaxTiO3(第1成分)のxが第1表の第
1成分の欄の値になるように、純度99.0%以上の
SrCO3、CaCO3及びTiO2をそれぞれ秤量配合し、
ボールミルで10時間撹拌し、これを乾燥し、次に
粉砕した。しかる後、上記粉砕したものを1200℃
で2時間焼成し、再び粉砕した。これにより、x
が第1表に示す如く種々異なる第1成分が得られ
る。 次に、上述の如くして得られた第1成分100モ
ル部(一定)に対し、純度99.0%のNb2O5、
Ta2O5、WO3、La2O3、CeO2、Nd2O3、Pr6O11、
Dy2O3、Y2O3及びSm2O3から選択された1種以
上の金属酸化物(第2成分)の粉末と、純度97.0
%のNa2OとNaFとから選択された1種以上の
Na化合物(第3成分)の粉末と、Al2O3(第4成
分)とを第1表に示す比率となるように秤量し
た。 次に各原料粉末を乳鉢に投入して20時間撹拌
(乾式)を行なつた。次いで、第1表に示すバリ
スタ原料に対し10〜15重量%のポリビニールアル
コールを有機結合剤として混入して造粒し、この
造粒された混合物を成型圧約1500Kg/cm2で円板に
成形した。 これらの円板をN2(95容積%)+H2(5容積%)
の還元雰囲気(非酸化性雰囲気)で約1350℃、4
時間の焼成を行い、直径10mm、厚さ0.8mmの半導
体磁器を得た。次に空気中(酸化性雰囲気中)に
おいて、1000〜1200℃の温度範囲で3時間の熱処
理(再酸化処理)を行つた。この結果、Na2O、
NaFがNa2Oに夫々変換した外は、出発原料と同
じ組成の磁器が得られた。従つて、第1表におい
て、焼成後の第1成分と第2成分と第4成分の記
載は省略され、Na化合物に対応して焼成後に得
られるNa2Oのみが記載されている。 次に、上記磁器の特性を調べるために第1図に
示す如く磁器1の両主面に公知の銀ペーストを塗
布し、800℃で焼付けることによつて銀電極2,
3を形成し、バリスタ4を完成させた。 次にバリスタの特性評価を行うために、バリス
タ電圧V1、非直線係数α、V1の温度変化率ΔV1、
静電容量C、サージ電圧印加によるV1及びαの
変化率ΔV1p及びΔαp、及びサージ電圧印加後に
おけるV1の温度変化率ΔV1Tを測定したところ、
第2に示す結果が得られた。 各測定方法を更に詳しく説明すると、バリスタ
電圧V1は第2図に示す回路を使用して測定した。
即ち、直流定電流源6にバリスタ4を接続し、ま
た直流定電流源6とバリスタ4との間に電流計8
を接続し、バリスタ4に並列に電圧計9を接続
し、バリスタ4だけを20℃の温度に保たれた恒温
槽20に入れてバリスタ4に1mAの電流I1を流
し、その時の電圧を測定してバリスタ電圧(V1)
とした。また非直線係数αは第2図の装置を使用
し、バリスタ電圧V1の他にバリスタ4に10mA
の電流I10を流した時の印加電圧V10を測定し、次
式によつて決定した。 α=log(I10/I1)/log(V10/V1)=1/log(V10
/V1) また温度変化率ΔV1は、第2図の装置において
恒温槽20を−40℃〜+125℃の範囲で変化させ、
各温度T(℃)においてバリスタ4に1mAを流
した時のバリスタ電圧V1Tを測定し、20℃のV1に
対しどの程度変化したかを次式で求めることによ
つて決定した。なお、各表には前記温度範囲の中
のΔV1の最大値のみを示した。 ΔV1=V1T−V1/V1×100/T(℃)−20(℃)(%/℃
) 次に、過電圧の鋭いパルス即ちサージ電圧が印
加された時に、バリスタ4の各特性がどのように
変化するかを模擬的に調べるために、第3図に示
すように、2kVの直流定電圧源10に並列に電圧
計11を接続し、電源10に5Ωの抵抗12と単
極双投スイツチ13の接点13aとを介して
2.5μFのコンデンサ14を接続し、かつスイツチ
13の接点13bにバリスタ4を接続し、5秒間
隔でコンデンサ14の充電エネルギをバリスタ4
に印加することを5回繰返し、その後バリスタ電
圧V1p及び非直線係数αpを第2図の回路で測定
し、次式でバリスタ電圧の変化率ΔV1p(%)及
びαの変化率Δαp(%)を求めた。 ΔV1p=V1p−V1/V1×100(%) Δαp=αp−α/α×100(%) また第3図の回路でサージ電圧及び電流を印加
した後のバリスタ4のバリスタ電圧の温度変化率
をΔV1Tを第2図の装置で前記ΔV1と同様に求め
た。また各試料の静電容量C(nF)は、1kHzで測
定した。また、比較するためにNa2O及びAl2O3
を含まない従来のSr(1-x)CaxTiO3系バリスタの中
でも各特性の優れた試料即ちSr0.60Ca0.40TiO3100
モル部に対しNb2O5を0.50モル部とBi2O33.00モ
ル部から成る半導体磁器バリスタの特性を上述し
た各測定法に基づいて測定した結果、V1は28.5
(V)、αは27.3、ΔV1は−0.1(%/℃)、Cは140
(nF)、ΔV1pは−29.4%、Δαpは−36.3%、ΔV1T
は−0.25(%/℃)であつた。 更に、Al2O3の効果を調べるために、 第1成分 100モル部 第2成分 0.01〜3.00モル部 第3成分 0.02〜2.50モル部 から成る種々の組成の磁器組成物を作りその特性
を測定したところ、V1は10.0〜47.2(V)、αは
18.0〜24.9、ΔV1は0.01〜0.02(%/℃)、Cは90〜
166(nF)、ΔV1pは0.2〜1.0(%)、Δαpは0.3〜1.0
(%)、ΔV1Tは0.01〜0.02(%/℃)であつた。
【表】
【表】
【表】
【表】
上記第1表及び第2表から明らかなように、
第1成分 100モル部
第2成分 0.01〜3.00モル部
第3成分(Na2O) 0.02〜2.50モル部
第4成分(Al2O3) 0.01〜1.50モル部
にすることにより、特性の良いバリスタを提供す
ることが出来る。即ち、第3成分(Na2O)と第
4成分(Al2O3)とを添加することにより、これ
等を含まないバリスタに比較し、ΔV1pを従来の
バリスタの−29.4%から−0.4〜−0.8%に改善す
ることが出来る。またΔαpも従来の−36.3%から
−0.3〜−0.8%に改善することが出来る。また、
ΔV1T炉の絶対値も従来の0.25%/℃から0〜0.01
に改善することが出来る。また、第4成分
(Al2O3)を添加すれば、これを添加しない第1
〜第3成分のバリスタに比較しΔV1の絶対値を小
さくすることが出来る。又、αを大にすることが
出来る。なお、第3成分(Na2O)が2.50モル部
を超える範囲ではΔV1p及びΔαpの絶対値が10%
を超え、且つΔV1Tの絶対値が0.15%/℃を超え
る。一方第3成分(Na2O)が0.02モル部より少
ないと、サージ電圧印加による特性改善効果がな
い。従つて、サー電圧又は電流に耐え得るバリス
タを提供するためのNa2Oの好ましい範囲は0.02
〜2.50モル部であり、より好ましい範囲は0.5〜
1.50モル部である。また、Al2O3(第4成分)が
1.5モル部を超えると、ΔV1p、Δαp、ΔV1Tの絶
対値が大きくなり、0.01モル部未満ではその添加
効果が少ない。従つてAl2O3の好ましい範囲は
0.01〜1.5モル部である。また、第2成分が3.00モ
ル部を超えると、焼結が不完全(未焼結)となつ
たり、各種の特性が悪くなる。一方、第2成分が
0.01モル部よりも少ない範囲では半導体化が良好
になされないために、αが小さく、またサージ電
圧の印加後の特性の劣化が大きい。従つて、第2
成分の好ましい範囲は0.01〜3.00モル部である。 第1成分はxが0.50を超えるとΔV1p及びΔαp
の絶対値が12%を超える。一方xが0.01より小さ
いと、温度特性ΔV1の絶対値が0.03%/℃以上に
なる。従つて第1成分のxの好ましい範囲は0.01
〜0.50である。 実施例 2 実施例1で示した第1〜第4成分から成るバリ
スタに、Ag2O、CuO、MnO及びSiO2から選択さ
れた1種以上の酸化物(第5成分)を添加したバ
リスタを実施例1と同一の方法で作製し、同一方
法で特性を測定した。即ち、第3表に示すように
第1成分を100重量一定としてここに第1〜第5
成分を添加したバリスタを作り、その特性を測定
したところ、第4表の結果が得られた。
ることが出来る。即ち、第3成分(Na2O)と第
4成分(Al2O3)とを添加することにより、これ
等を含まないバリスタに比較し、ΔV1pを従来の
バリスタの−29.4%から−0.4〜−0.8%に改善す
ることが出来る。またΔαpも従来の−36.3%から
−0.3〜−0.8%に改善することが出来る。また、
ΔV1T炉の絶対値も従来の0.25%/℃から0〜0.01
に改善することが出来る。また、第4成分
(Al2O3)を添加すれば、これを添加しない第1
〜第3成分のバリスタに比較しΔV1の絶対値を小
さくすることが出来る。又、αを大にすることが
出来る。なお、第3成分(Na2O)が2.50モル部
を超える範囲ではΔV1p及びΔαpの絶対値が10%
を超え、且つΔV1Tの絶対値が0.15%/℃を超え
る。一方第3成分(Na2O)が0.02モル部より少
ないと、サージ電圧印加による特性改善効果がな
い。従つて、サー電圧又は電流に耐え得るバリス
タを提供するためのNa2Oの好ましい範囲は0.02
〜2.50モル部であり、より好ましい範囲は0.5〜
1.50モル部である。また、Al2O3(第4成分)が
1.5モル部を超えると、ΔV1p、Δαp、ΔV1Tの絶
対値が大きくなり、0.01モル部未満ではその添加
効果が少ない。従つてAl2O3の好ましい範囲は
0.01〜1.5モル部である。また、第2成分が3.00モ
ル部を超えると、焼結が不完全(未焼結)となつ
たり、各種の特性が悪くなる。一方、第2成分が
0.01モル部よりも少ない範囲では半導体化が良好
になされないために、αが小さく、またサージ電
圧の印加後の特性の劣化が大きい。従つて、第2
成分の好ましい範囲は0.01〜3.00モル部である。 第1成分はxが0.50を超えるとΔV1p及びΔαp
の絶対値が12%を超える。一方xが0.01より小さ
いと、温度特性ΔV1の絶対値が0.03%/℃以上に
なる。従つて第1成分のxの好ましい範囲は0.01
〜0.50である。 実施例 2 実施例1で示した第1〜第4成分から成るバリ
スタに、Ag2O、CuO、MnO及びSiO2から選択さ
れた1種以上の酸化物(第5成分)を添加したバ
リスタを実施例1と同一の方法で作製し、同一方
法で特性を測定した。即ち、第3表に示すように
第1成分を100重量一定としてここに第1〜第5
成分を添加したバリスタを作り、その特性を測定
したところ、第4表の結果が得られた。
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
上記第3表及び第4表から明らかなように第5
成分を0.01〜3.00モル部付加することにより、サ
ージ電圧印加後の特性劣化がきわめて小さく、且
つαの高いバリスタが得られる。尚第5成分が
3.00モル部を超えると、サージエネルギー印加後
の特性劣化が大きくなり、ΔV1p及びΔαpの絶対
値が10%を超える。またΔV1Tも絶対値で0.10%
を超える。一方、第5成分が0.01モル部より少な
いと、αの改善がない。従つて、第5成分の好ま
しい範囲は0.01〜3.00モル部である。 実施例 3 第3成分(Na2O)の添加を出発原料に対して
行わずに焼成後に行つても差支えないことを確め
るために、Sr0.70Ca0.30TiO3(第1成分)100モル
部と、Nb2O5(第2成分)0.50モル部とAl2O3(第
4成分)0.1モル部との粉末を乳鉢に投入して20
時間撹拌(乾式)を行なつた。次いで、このバリ
スタ原料に対し10〜15重量%のポリビニールアル
コールを有機結合剤として混入して造粒し、この
造粒された混合物を成型圧約1500Kg/cm2で円板に
成形した。 次にこの円板をN2(95容積%)+H2(5容積%)
の還元雰囲気(非酸化性雰囲気)で約1350℃、4
時間の焼成を行い、直径10mm、厚さ0.8mmの半導
体磁器とした。次にこの半導体磁器の一方の主面
にNaFペーストを0.90mg/cm2の割合で塗布し、大
気中(酸化性雰囲気)で900℃〜1100℃、2時間
の熱処理を施し、NaFペーストに基づいてNa2O
を半導体磁器中に熱拡散させ、しかる後実施例1
と同一方法でバリスタを作り同一方法で特性を測
定したところ、V1は24.6V、αは23.8、ΔV1は0
%/℃、Cは139nF、ΔV1pは−0.5%、Δαpは−
0.5%、ΔV1Tは0%/℃であつた。 実施例 4 実施例3の磁器の代りに、 Sr0.8Ca0.2TiO3(第1成分) 100モル部、 Ta2O5(第2成分) 0.5モル部 Al2O3(第4成分) 1.0モル部 の磁器を作り、実施例3のNaFペーストの代り
にNa2Oペーストを1.40mg/cm2の割合で上記磁器
に塗布し、実施例3と同様に拡散させ、しかる後
実施例1と同一方法でバリスタを作り、特性を測
定したところ、V1は15.1V、αは22.9、ΔV1は+
0.01%/℃、Cは142nF、ΔV1pは−0.8%、Δαp
は−0.9%、ΔV1Tは+0.01%/℃であつた。 実施例 5 実施例3の磁器の代りに、 Sr0.99Ca0.01TiO3(第1成分) 100モル部 La2O5(第2成分) 0.1モル部 Al2O3(第4成分) 0.01モル部 SiO2(第5成分) 0.5モル部 の磁器を作り、この磁器にNaFペーストを1.80
mg/cm2の割合で塗布し、大気中1000〜1200℃で拡
散させ、この磁器によつてバリスタを実施例1と
同様に作り、特性を測定したところ、V1は
49.3V、αは29.9、ΔV1は−0.01%/℃、Cは
72nF、ΔV1pは−0.5%、Δαpは−0.6%、ΔV1Tは
−0.01%/℃であつた。 実施例 6 実施例3の磁器の代りに、 Sr0.60Ca0.40TiO3(第1成分) 100モル部、 Nb2O5(第2成分) 1.00モル部、 Al2O3(第4成分) 0.5モル部、 MnO2(第5成分) 0.10モル部、 の磁器を作り、この磁器にNa2Oペーストを1.50
mg/cm2の割合で塗布し、大気中1000〜1200℃で拡
散させ、この磁器で実施例1と同様にバリスタを
作り、特性を測定したところ、V1は30.1V、αは
36.9、ΔV1は+0.01%/℃、Cは118nF、ΔV1pは
−0.4%、Δαpは−0.4%、ΔV1Tは+0.01%/℃で
あつた。 この結果から明らかなように、出発原料にNa
化合物を添加せずに半導体磁器に熱拡散によつて
Na2Oを含有させても、耐サージバリスタを提供
することが出来る。 変形例 上記実施例及びその他の実験によつて次のこと
が確認されている。 (a) 還元性雰囲気中での加熱温度は、好ましくは
1300〜1500℃の範囲であり、1350〜1450℃の範
囲がより好ましい。更にこの処理時間は2〜8
時間が好ましい。 (b) 酸化処理は850℃〜1350℃で1〜5時間行う
ことが好ましい。 (c) 第2成分第5成分の出発原料を、実施例では
焼成後の磁器の各成分に相当するものにしてい
るが、最終的に金属酸化物を得ることが出来れ
ば、本発明の目的が達成されるので、出発原料
を金属酸化物とせずに、金属元素、炭酸塩、水
酸化物、硝酸塩、シユウ酸塩としてもよい。 (d) 本発明に係わるバリスタの性質を損わない範
囲で、特性改良物質を更に付加しても差支えな
い。 (e) 有機結合剤の好ましい範囲は、第1〜第4又
は第1〜第5成分、第1、第2、の合計重量に
対して5〜20重量%、より好ましい範囲は10〜
15重量%である。 (f) 還元性雰囲気の代りに中性雰囲気として焼成
してもよいこと。 (g) 加圧成形を500Kg/cm2〜2000Kg/cm2の範囲の
適当な値で行つてもよい。
成分を0.01〜3.00モル部付加することにより、サ
ージ電圧印加後の特性劣化がきわめて小さく、且
つαの高いバリスタが得られる。尚第5成分が
3.00モル部を超えると、サージエネルギー印加後
の特性劣化が大きくなり、ΔV1p及びΔαpの絶対
値が10%を超える。またΔV1Tも絶対値で0.10%
を超える。一方、第5成分が0.01モル部より少な
いと、αの改善がない。従つて、第5成分の好ま
しい範囲は0.01〜3.00モル部である。 実施例 3 第3成分(Na2O)の添加を出発原料に対して
行わずに焼成後に行つても差支えないことを確め
るために、Sr0.70Ca0.30TiO3(第1成分)100モル
部と、Nb2O5(第2成分)0.50モル部とAl2O3(第
4成分)0.1モル部との粉末を乳鉢に投入して20
時間撹拌(乾式)を行なつた。次いで、このバリ
スタ原料に対し10〜15重量%のポリビニールアル
コールを有機結合剤として混入して造粒し、この
造粒された混合物を成型圧約1500Kg/cm2で円板に
成形した。 次にこの円板をN2(95容積%)+H2(5容積%)
の還元雰囲気(非酸化性雰囲気)で約1350℃、4
時間の焼成を行い、直径10mm、厚さ0.8mmの半導
体磁器とした。次にこの半導体磁器の一方の主面
にNaFペーストを0.90mg/cm2の割合で塗布し、大
気中(酸化性雰囲気)で900℃〜1100℃、2時間
の熱処理を施し、NaFペーストに基づいてNa2O
を半導体磁器中に熱拡散させ、しかる後実施例1
と同一方法でバリスタを作り同一方法で特性を測
定したところ、V1は24.6V、αは23.8、ΔV1は0
%/℃、Cは139nF、ΔV1pは−0.5%、Δαpは−
0.5%、ΔV1Tは0%/℃であつた。 実施例 4 実施例3の磁器の代りに、 Sr0.8Ca0.2TiO3(第1成分) 100モル部、 Ta2O5(第2成分) 0.5モル部 Al2O3(第4成分) 1.0モル部 の磁器を作り、実施例3のNaFペーストの代り
にNa2Oペーストを1.40mg/cm2の割合で上記磁器
に塗布し、実施例3と同様に拡散させ、しかる後
実施例1と同一方法でバリスタを作り、特性を測
定したところ、V1は15.1V、αは22.9、ΔV1は+
0.01%/℃、Cは142nF、ΔV1pは−0.8%、Δαp
は−0.9%、ΔV1Tは+0.01%/℃であつた。 実施例 5 実施例3の磁器の代りに、 Sr0.99Ca0.01TiO3(第1成分) 100モル部 La2O5(第2成分) 0.1モル部 Al2O3(第4成分) 0.01モル部 SiO2(第5成分) 0.5モル部 の磁器を作り、この磁器にNaFペーストを1.80
mg/cm2の割合で塗布し、大気中1000〜1200℃で拡
散させ、この磁器によつてバリスタを実施例1と
同様に作り、特性を測定したところ、V1は
49.3V、αは29.9、ΔV1は−0.01%/℃、Cは
72nF、ΔV1pは−0.5%、Δαpは−0.6%、ΔV1Tは
−0.01%/℃であつた。 実施例 6 実施例3の磁器の代りに、 Sr0.60Ca0.40TiO3(第1成分) 100モル部、 Nb2O5(第2成分) 1.00モル部、 Al2O3(第4成分) 0.5モル部、 MnO2(第5成分) 0.10モル部、 の磁器を作り、この磁器にNa2Oペーストを1.50
mg/cm2の割合で塗布し、大気中1000〜1200℃で拡
散させ、この磁器で実施例1と同様にバリスタを
作り、特性を測定したところ、V1は30.1V、αは
36.9、ΔV1は+0.01%/℃、Cは118nF、ΔV1pは
−0.4%、Δαpは−0.4%、ΔV1Tは+0.01%/℃で
あつた。 この結果から明らかなように、出発原料にNa
化合物を添加せずに半導体磁器に熱拡散によつて
Na2Oを含有させても、耐サージバリスタを提供
することが出来る。 変形例 上記実施例及びその他の実験によつて次のこと
が確認されている。 (a) 還元性雰囲気中での加熱温度は、好ましくは
1300〜1500℃の範囲であり、1350〜1450℃の範
囲がより好ましい。更にこの処理時間は2〜8
時間が好ましい。 (b) 酸化処理は850℃〜1350℃で1〜5時間行う
ことが好ましい。 (c) 第2成分第5成分の出発原料を、実施例では
焼成後の磁器の各成分に相当するものにしてい
るが、最終的に金属酸化物を得ることが出来れ
ば、本発明の目的が達成されるので、出発原料
を金属酸化物とせずに、金属元素、炭酸塩、水
酸化物、硝酸塩、シユウ酸塩としてもよい。 (d) 本発明に係わるバリスタの性質を損わない範
囲で、特性改良物質を更に付加しても差支えな
い。 (e) 有機結合剤の好ましい範囲は、第1〜第4又
は第1〜第5成分、第1、第2、の合計重量に
対して5〜20重量%、より好ましい範囲は10〜
15重量%である。 (f) 還元性雰囲気の代りに中性雰囲気として焼成
してもよいこと。 (g) 加圧成形を500Kg/cm2〜2000Kg/cm2の範囲の
適当な値で行つてもよい。
第1図は実施例1に係わるバリスタを概略的に
示す断面図である。第2図はV1、α、ΔV1を測
定する装置の回路図である。第3図はサージ印加
装置の回路図である。 1……磁器素体、2,3……電極、4……バリ
スタ。
示す断面図である。第2図はV1、α、ΔV1を測
定する装置の回路図である。第3図はサージ印加
装置の回路図である。 1……磁器素体、2,3……電極、4……バリ
スタ。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 Sr(1-x)CaxTiO3(但しxは0.01〜0.5の範囲の
値)100モル部と、 Nb2O5、Ta2O5、WO3、La2O3、CeO2、
Nd2O3、Y2O3、Sm2O3、Pr6O11、及びDy2O3の
内の少なくとも1種の金属酸化物0.01〜3.00モル
部と、 Na2O0.02〜2.50モル部と、 Al2O30.01〜1.50モル部と、 を含む電圧非直線磁器組成物。 2 Sr(1-x)CaxTiO3(但しxは0.01〜0.5の範囲の
値)100モル部と、 Nb2O5、Ta2O5、WO3、La2O3、CeO2、
Nd2O3、Y2O3、Sm2O3、Pr6O11、及びDy2O3の
内の少なくとも1種の金属酸化物0.01〜3.00モル
部と、 Na2O0.02〜2.50モル部と、 Ag2O、CuO、MnO2、及びSiO2の内の少なく
とも1種の酸化物0.01〜3.00モル部と、 Al2O30.01〜1.50モル部と、 を含む電圧非直線磁器組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58092750A JPS59218702A (ja) | 1983-05-26 | 1983-05-26 | 電圧非直線磁器組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58092750A JPS59218702A (ja) | 1983-05-26 | 1983-05-26 | 電圧非直線磁器組成物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59218702A JPS59218702A (ja) | 1984-12-10 |
| JPH0142606B2 true JPH0142606B2 (ja) | 1989-09-13 |
Family
ID=14063090
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP58092750A Granted JPS59218702A (ja) | 1983-05-26 | 1983-05-26 | 電圧非直線磁器組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59218702A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0740522B2 (ja) * | 1985-07-02 | 1995-05-01 | 松下電器産業株式会社 | 電圧依存性非直線抵抗体磁器組成物 |
-
1983
- 1983-05-26 JP JP58092750A patent/JPS59218702A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59218702A (ja) | 1984-12-10 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPS6257245B2 (ja) | ||
| JPH0223005B2 (ja) | ||
| JPS6257241B2 (ja) | ||
| JPH0142606B2 (ja) | ||
| JPS6320362B2 (ja) | ||
| JPS6257244B2 (ja) | ||
| JP2944697B2 (ja) | 電圧非直線性抵抗体磁器組成物 | |
| JP2510961B2 (ja) | 電圧非直線抵抗体 | |
| JPH0248123B2 (ja) | ||
| JPH0136683B2 (ja) | ||
| JP2540048B2 (ja) | 電圧非直線性抵抗体磁器組成物 | |
| JP2967439B2 (ja) | 粒界酸化型電圧非直線抵抗組成物 | |
| JP3036128B2 (ja) | 粒界酸化型電圧非直線抵抗組成物 | |
| JPH0435884B2 (ja) | ||
| JPS62252904A (ja) | 電圧非直線性抵抗体磁器組成物及びその製造方法 | |
| JPS6312372B2 (ja) | ||
| JPH0582385A (ja) | バリスタ機能を有する半導体セラミツクコンデンサ | |
| JPH0435883B2 (ja) | ||
| JPH03109259A (ja) | 粒界酸化型電圧非直線抵抗組成物 | |
| JPH0450164A (ja) | 電圧非直線抵抗体用磁器組成物 | |
| JPH061644B2 (ja) | 誘電体磁器組成物 | |
| JPH05326211A (ja) | 電圧非直線抵抗体用磁器組成物 | |
| JPH0529110A (ja) | 粒界酸化型電圧非直線抵抗素子 | |
| JPH0450165A (ja) | 電圧非直線抵抗体用磁器組成物 | |
| JPH08124782A (ja) | 半導体磁器の製造方法 |