JPH0143069B2 - - Google Patents
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- JPH0143069B2 JPH0143069B2 JP62082581A JP8258187A JPH0143069B2 JP H0143069 B2 JPH0143069 B2 JP H0143069B2 JP 62082581 A JP62082581 A JP 62082581A JP 8258187 A JP8258187 A JP 8258187A JP H0143069 B2 JPH0143069 B2 JP H0143069B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- protein
- acrylic
- copolymer fiber
- protein derivative
- derivative solution
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- Treatments For Attaching Organic Compounds To Fibrous Goods (AREA)
- Artificial Filaments (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は従来のアクリル・蛋白共重合繊維にお
いて発揮し得ない優れた諸特性を発揮できる新繊
維に係る形状記憶アクリル・蛋白共重合繊維の製
造方法に関するものである。
いて発揮し得ない優れた諸特性を発揮できる新繊
維に係る形状記憶アクリル・蛋白共重合繊維の製
造方法に関するものである。
[従来の技術]
本発明は全く新規の構成に基づく新繊維に係る
ものであり、改良的要素もないことから、いわゆ
る従来技術は存在しない。
ものであり、改良的要素もないことから、いわゆ
る従来技術は存在しない。
強いて挙げれば、従来アクリル・蛋白共重合繊
維に伸縮性を付与するには撚糸による撚縮で伸縮
性を出しているが、これには形状記憶性がなく、
糸が撚りで固くなり、また撚りを掛けると同時に
縮むことにより、製織、製編に不便であるだけで
なく、洗濯の回数を重ねるごとに伸縮性を失い、
糸がザラつき、又一度掛けた撚りを戻すと復元性
を失つてしまい、元の撚りを掛けない糸と同じに
なり、本発明とは技術的基本構成を異にすること
は勿論のこと、その効果にあつても著しく劣る手
法である。
維に伸縮性を付与するには撚糸による撚縮で伸縮
性を出しているが、これには形状記憶性がなく、
糸が撚りで固くなり、また撚りを掛けると同時に
縮むことにより、製織、製編に不便であるだけで
なく、洗濯の回数を重ねるごとに伸縮性を失い、
糸がザラつき、又一度掛けた撚りを戻すと復元性
を失つてしまい、元の撚りを掛けない糸と同じに
なり、本発明とは技術的基本構成を異にすること
は勿論のこと、その効果にあつても著しく劣る手
法である。
[発明が解決しようとする問題点]
本発明は防皺性に富み、なお、ボリユーム感を
30%増大し、且つ、しなやかで、伸縮率も50%程
度増し、絹に非常に近い風合いを持ち、静電気の
発生量も原糸と同等であり、又、吸湿性も50%程
度増大し、嵩高のため空気の含有量が多く、従つ
て保温性も増大し、洗濯によるヘタリに対しても
氷久的な耐性を有し、従来にない優れた諸特性を
氷久的に発揮でき、しかも、製造効率良く製造で
きる独自の工夫をこらした形状記憶アクリル・蛋
白共重合繊維の製造方法を提供せんとするもので
ある。
30%増大し、且つ、しなやかで、伸縮率も50%程
度増し、絹に非常に近い風合いを持ち、静電気の
発生量も原糸と同等であり、又、吸湿性も50%程
度増大し、嵩高のため空気の含有量が多く、従つ
て保温性も増大し、洗濯によるヘタリに対しても
氷久的な耐性を有し、従来にない優れた諸特性を
氷久的に発揮でき、しかも、製造効率良く製造で
きる独自の工夫をこらした形状記憶アクリル・蛋
白共重合繊維の製造方法を提供せんとするもので
ある。
[問題を解決するための手段]
前述した本発明の目的は、アクリル・蛋白共重
合繊維にコラーゲン蛋白誘導体溶液、ヒブロイン
蛋白誘導体溶液、ケラチン蛋白誘導体溶液、若し
くはこれら各蛋白誘導体溶液の複数の混合溶液の
うちいずれかの溶液を各蛋白の性質を保有したま
まの状態にて吸着させ、乾燥した後にS又はZ方
向に撚糸し100℃〜120℃の蒸気にて5分以上蒸気
セツトを行い、その後に最初と反対方向に即ちZ
又はS方向に解撚することにより、伸縮性を内蔵
させることを特徴とする形状記憶アクリル・蛋白
共重合繊維の製造方法、及びアクリル・蛋白共重
合繊維にコラーゲン蛋白誘導体溶液、ヒブロイン
蛋白誘導体溶液、ケラチン蛋白誘導体溶液、若し
くはこれら各蛋白誘導体溶液の複数の混合溶液の
うちいずれかの溶液を各蛋白の性質を保有したま
まの状態にて吸着させた後に、乾燥させてニツト
編みし100℃〜120℃の蒸気で5分以上蒸気セツト
を行い、それを解編し、水に浸した後、張力を掛
けつつ乾燥させることによりニツトによるクリン
プの形状を記憶させることを特徴とする形状記憶
アクリル・蛋白共重合繊維の製造方法によつて達
成できるものである。
合繊維にコラーゲン蛋白誘導体溶液、ヒブロイン
蛋白誘導体溶液、ケラチン蛋白誘導体溶液、若し
くはこれら各蛋白誘導体溶液の複数の混合溶液の
うちいずれかの溶液を各蛋白の性質を保有したま
まの状態にて吸着させ、乾燥した後にS又はZ方
向に撚糸し100℃〜120℃の蒸気にて5分以上蒸気
セツトを行い、その後に最初と反対方向に即ちZ
又はS方向に解撚することにより、伸縮性を内蔵
させることを特徴とする形状記憶アクリル・蛋白
共重合繊維の製造方法、及びアクリル・蛋白共重
合繊維にコラーゲン蛋白誘導体溶液、ヒブロイン
蛋白誘導体溶液、ケラチン蛋白誘導体溶液、若し
くはこれら各蛋白誘導体溶液の複数の混合溶液の
うちいずれかの溶液を各蛋白の性質を保有したま
まの状態にて吸着させた後に、乾燥させてニツト
編みし100℃〜120℃の蒸気で5分以上蒸気セツト
を行い、それを解編し、水に浸した後、張力を掛
けつつ乾燥させることによりニツトによるクリン
プの形状を記憶させることを特徴とする形状記憶
アクリル・蛋白共重合繊維の製造方法によつて達
成できるものである。
[実施例]
本発明の形状記憶アクリル・蛋白共重合繊維の
製造方法につき述べる。
製造方法につき述べる。
アクリル・蛋白共重合繊維に、コラーゲン蛋白
誘導体溶液、ヒブロイン蛋白誘導体溶液、ケラチ
ン蛋白誘導体溶液、若しくはこれら各蛋白誘導体
溶液の複数の溶液によるいかなる割合からなる混
合溶液のうちいずれかの溶液を、各蛋白の性質を
保有したままの状態にて吸着させることによつて
製造するものである。尚、ここに言う、アクリ
ル・蛋白共重合繊維はミルクカゼインとアクリル
ニトリルとがグラフト共重合した繊維であり、多
孔質の半合成繊維である。
誘導体溶液、ヒブロイン蛋白誘導体溶液、ケラチ
ン蛋白誘導体溶液、若しくはこれら各蛋白誘導体
溶液の複数の溶液によるいかなる割合からなる混
合溶液のうちいずれかの溶液を、各蛋白の性質を
保有したままの状態にて吸着させることによつて
製造するものである。尚、ここに言う、アクリ
ル・蛋白共重合繊維はミルクカゼインとアクリル
ニトリルとがグラフト共重合した繊維であり、多
孔質の半合成繊維である。
すなわち、このアクリル・蛋白共重合繊維糸の
多数の孔に進入して付着した動物性蛋白が、熱
(湿熱)を加えられることによりミルクカゼイン
蛋白と結合し、水に対して不溶解となるものであ
る。
多数の孔に進入して付着した動物性蛋白が、熱
(湿熱)を加えられることによりミルクカゼイン
蛋白と結合し、水に対して不溶解となるものであ
る。
次に各蛋白の分子構造式を挙げる。
コラーゲン蛋白誘導体の分子構造式
RCONH(R″CHCONHCHR″)COOXX=Na,
K、アンモニウム等の有機アミン、アルコール。
R,R″=C12〜C18の飽和、不飽和脂肪酸の残基。
K、アンモニウム等の有機アミン、アルコール。
R,R″=C12〜C18の飽和、不飽和脂肪酸の残基。
ヒブロイン蛋白誘導体の分子構造式
R、R′、R″=C1〜C7のアルキル基の残基及びフ
エニルアルキル基の残基。
エニルアルキル基の残基。
X=H,Na,K,Ca
ケラチン蛋白誘導体の分子構造式
R,R′,R″,R=C1〜C7のアルキル基の残
基及びフエニルアルキル基の残基。
基及びフエニルアルキル基の残基。
X=H,Na,K,Ca
以下に、本発明の形状記憶アクリル・蛋白共重
合繊維の製造方法について二つの実施例、ち撚糸
によるトルクを与える方法とニツトによるトルク
を与える方法とを述べる。
合繊維の製造方法について二つの実施例、ち撚糸
によるトルクを与える方法とニツトによるトルク
を与える方法とを述べる。
(実施例 1)
アクリル・蛋白共重合繊維糸100デニールを、
重量濃度3〜8%のヒブロイン蛋白誘導体溶液に
常温下で10分間以上浸漬し、糸重量の30%の溶液
を糸に含浸させる。次にアクリル・蛋白共重合繊
維糸を乾燥した後、Z方向に2500回/mの撚りを
掛け、ビボン(シリンダー)のまま110℃で20分
蒸気セツトを行う。その後S方向に2200回/mの
撚りを掛け、更にビリ止めして綛揚げすることに
より形状記憶アクリル・蛋白共重合繊維糸が得ら
れる。
重量濃度3〜8%のヒブロイン蛋白誘導体溶液に
常温下で10分間以上浸漬し、糸重量の30%の溶液
を糸に含浸させる。次にアクリル・蛋白共重合繊
維糸を乾燥した後、Z方向に2500回/mの撚りを
掛け、ビボン(シリンダー)のまま110℃で20分
蒸気セツトを行う。その後S方向に2200回/mの
撚りを掛け、更にビリ止めして綛揚げすることに
より形状記憶アクリル・蛋白共重合繊維糸が得ら
れる。
この状態で形状記憶アクリル・蛋白共重合繊維
糸は、S方向に解撚されているので、第2図のご
とく無撚状態に見えるが、実際にはZ方向の2500
回/mの撚りトルクを加えた形状を記憶してお
り、この形状記憶アクリル・蛋白共重合繊維糸に
60℃以上の湯または蒸気を浴すると、記憶してい
た形状が直ちに呼び戻され、第3図に示すごとく
Z方向に2500回/mの撚りを掛けた状態となる。
糸は、S方向に解撚されているので、第2図のご
とく無撚状態に見えるが、実際にはZ方向の2500
回/mの撚りトルクを加えた形状を記憶してお
り、この形状記憶アクリル・蛋白共重合繊維糸に
60℃以上の湯または蒸気を浴すると、記憶してい
た形状が直ちに呼び戻され、第3図に示すごとく
Z方向に2500回/mの撚りを掛けた状態となる。
そしてこの記憶呼び戻しされた形状記憶アクリ
ル・蛋白共重合繊維糸を20℃以下の水に浸漬した
後、直ちに糸の重量の3倍以上の重し、若しくは
この重しに相当する張力を掛けながら乾燥させる
と、再び第2図のごとく記憶を呼び戻す前の状態
に戻り、この形状の変化は何度でも繰り返し再現
性がある。
ル・蛋白共重合繊維糸を20℃以下の水に浸漬した
後、直ちに糸の重量の3倍以上の重し、若しくは
この重しに相当する張力を掛けながら乾燥させる
と、再び第2図のごとく記憶を呼び戻す前の状態
に戻り、この形状の変化は何度でも繰り返し再現
性がある。
(実施例 2)
アクリル・蛋白共重合繊維糸75デニールを、重
量濃度3〜8のケラチン蛋白誘導体溶液に常温下
で10分間以上浸漬し、糸重量の30%の溶液を含浸
させる。次にアクリル・蛋白共重合繊維糸を乾燥
した後、第4図に示すごとくにニツト編みにし、
これを110℃の蒸気で20分間蒸気セツトする。そ
の後このニツト地を解編すると、第5図に示すご
とくニツトのループ(編目)を有したアクリル・
蛋白共重合繊維糸となり、次20℃以下の水に浸漬
した後、糸の重量の3倍以上の重し、若しくはこ
の重しに相当する張力を掛けながら乾燥すると形
状記憶アクリル・蛋白共重合繊維糸が得られる。
量濃度3〜8のケラチン蛋白誘導体溶液に常温下
で10分間以上浸漬し、糸重量の30%の溶液を含浸
させる。次にアクリル・蛋白共重合繊維糸を乾燥
した後、第4図に示すごとくにニツト編みにし、
これを110℃の蒸気で20分間蒸気セツトする。そ
の後このニツト地を解編すると、第5図に示すご
とくニツトのループ(編目)を有したアクリル・
蛋白共重合繊維糸となり、次20℃以下の水に浸漬
した後、糸の重量の3倍以上の重し、若しくはこ
の重しに相当する張力を掛けながら乾燥すると形
状記憶アクリル・蛋白共重合繊維糸が得られる。
この状態で形状記憶アクリル・蛋白共重合繊維
糸は、張力を受けているので無撚状態に見える
が、実際にはニツトのループ(編目)形状を記憶
しており、この形状記憶アクリル・蛋白共重合繊
維糸に60℃以上の湯または蒸気を浴すると、記憶
していた形状が直ちに呼び戻され、第5図に示す
ごとくニツト地を解編してループ(編目)を現わ
した状態となる。
糸は、張力を受けているので無撚状態に見える
が、実際にはニツトのループ(編目)形状を記憶
しており、この形状記憶アクリル・蛋白共重合繊
維糸に60℃以上の湯または蒸気を浴すると、記憶
していた形状が直ちに呼び戻され、第5図に示す
ごとくニツト地を解編してループ(編目)を現わ
した状態となる。
そして、この形状呼び戻しされた形状記憶アク
リル・蛋白共重合繊維糸は20℃以下の水に浸漬し
た後、直ちに糸の重量の3倍以上の重し、若しく
はこの重しに相当する張力を掛けながら乾燥させ
ると再び記憶を呼び戻す前の形状に戻り、この形
状の変化は何度でも繰り返し再現性がある。また
染色性に対する影響については、前述の2つの実
施例について何等問題はない。
リル・蛋白共重合繊維糸は20℃以下の水に浸漬し
た後、直ちに糸の重量の3倍以上の重し、若しく
はこの重しに相当する張力を掛けながら乾燥させ
ると再び記憶を呼び戻す前の形状に戻り、この形
状の変化は何度でも繰り返し再現性がある。また
染色性に対する影響については、前述の2つの実
施例について何等問題はない。
以上2つの実施例を挙げたが、ここで使用され
たヒブロイン蛋白誘導体溶液及びケラチン蛋白誘
導体溶液は、これに限定されるものではなくて、
コラーゲン蛋白誘導体溶液、ヒブロイン蛋白誘導
体溶液、ケラチン蛋白誘導体溶液、若しくはこれ
ら3種の溶液の複数溶液によるいかなる割合の混
合溶液のうちいずれかの溶液でも構わない。
たヒブロイン蛋白誘導体溶液及びケラチン蛋白誘
導体溶液は、これに限定されるものではなくて、
コラーゲン蛋白誘導体溶液、ヒブロイン蛋白誘導
体溶液、ケラチン蛋白誘導体溶液、若しくはこれ
ら3種の溶液の複数溶液によるいかなる割合の混
合溶液のうちいずれかの溶液でも構わない。
そして、前述の実施例においては、伸縮性を約
50%増大させるが、この伸縮率についても、撚り
の回数及びニツトの目盛(度目すなわちゲージ)
を変えることにより、自由に設定できる。
50%増大させるが、この伸縮率についても、撚り
の回数及びニツトの目盛(度目すなわちゲージ)
を変えることにより、自由に設定できる。
[効果]
本発明によれば、アクリル・蛋白共重合繊維糸
にコラーゲン蛋白誘導体溶液、ヒブロイン蛋白誘
導体溶液、ケラチン蛋白誘導体溶液、及びこれら
各蛋白の複数の混合物のうちいずれかの動物性蛋
白を吸着させることにより、アクリル・蛋白共重
合繊維中にあるカゼイン蛋白と動物性蛋白とが結
合吸着することにより、アクリル・蛋白共重合繊
維にはない熱可塑性が付与され、ウーリー加工
(撚糸に熱セツトし、解撚して伸縮性を出す加工)
が可能となる。このウーリー加工の際、合成繊維
は乾熱セツトするが、動物性蛋白を吸着結合した
アクリル蛋白共重合繊維には湿熱セツトがより有
効であり、また形状記憶したアクリル・蛋白共重
合繊維及び動物性蛋白を吸着していないアクリ
ル・蛋白共重合繊維等の通常の合成繊維の双方と
も熱可塑性を有しているものの、通常の合成繊維
にあつては加熱時に変化させた形状への再加熱時
における復元性が全くないのに対し、形状記憶ア
クリル・蛋白共重合繊維にあつては加熱時におけ
る形状を恒久的に保つことができるものである。
にコラーゲン蛋白誘導体溶液、ヒブロイン蛋白誘
導体溶液、ケラチン蛋白誘導体溶液、及びこれら
各蛋白の複数の混合物のうちいずれかの動物性蛋
白を吸着させることにより、アクリル・蛋白共重
合繊維中にあるカゼイン蛋白と動物性蛋白とが結
合吸着することにより、アクリル・蛋白共重合繊
維にはない熱可塑性が付与され、ウーリー加工
(撚糸に熱セツトし、解撚して伸縮性を出す加工)
が可能となる。このウーリー加工の際、合成繊維
は乾熱セツトするが、動物性蛋白を吸着結合した
アクリル蛋白共重合繊維には湿熱セツトがより有
効であり、また形状記憶したアクリル・蛋白共重
合繊維及び動物性蛋白を吸着していないアクリ
ル・蛋白共重合繊維等の通常の合成繊維の双方と
も熱可塑性を有しているものの、通常の合成繊維
にあつては加熱時に変化させた形状への再加熱時
における復元性が全くないのに対し、形状記憶ア
クリル・蛋白共重合繊維にあつては加熱時におけ
る形状を恒久的に保つことができるものである。
以上のことから、記憶していた伸縮を呼び戻し
たアクリル・蛋白共重合繊維糸にあつては伸縮率
を50%以上、吸湿性を50%程度、膨潤率を約60%
も増大し、保温性も抜群に増加する。また、この
アクリル・蛋白共重合繊維加工糸による織物、編
物共に洗濯等によるヘタリがなく、張力性(スト
レツチバツク)も強く、更に他の如何なる繊維よ
りも、物性的、感触的に絹に最も近いものであ
り、しなやかで静電気の発生量も少なく、他の繊
維には到底発揮しえない優れた諸特性が発揮され
る。
たアクリル・蛋白共重合繊維糸にあつては伸縮率
を50%以上、吸湿性を50%程度、膨潤率を約60%
も増大し、保温性も抜群に増加する。また、この
アクリル・蛋白共重合繊維加工糸による織物、編
物共に洗濯等によるヘタリがなく、張力性(スト
レツチバツク)も強く、更に他の如何なる繊維よ
りも、物性的、感触的に絹に最も近いものであ
り、しなやかで静電気の発生量も少なく、他の繊
維には到底発揮しえない優れた諸特性が発揮され
る。
第1図はアクリル・蛋白共重合繊維の原糸状態
を示す写真像、第2図はアクリル・蛋白共重合繊
維にヒブロイン蛋白誘導体溶液を吸着処理し撚糸
トルクを加えた形状記憶アクリル・蛋白共重合繊
維糸を示す写真像、第3図は第2図の形状記憶ア
クリル・蛋白共重合繊維糸の記憶呼び戻しをした
状態を示す写真像、第4図はヒブロイン蛋白誘導
体溶液を吸着したアクリル・蛋白共重合繊維糸で
ニツト編みした状態を示す写真像、第5図は第4
図のニツト編みを解編しループを現わしたアクリ
ル・蛋白共重合繊維加工糸を示す写真像である。
を示す写真像、第2図はアクリル・蛋白共重合繊
維にヒブロイン蛋白誘導体溶液を吸着処理し撚糸
トルクを加えた形状記憶アクリル・蛋白共重合繊
維糸を示す写真像、第3図は第2図の形状記憶ア
クリル・蛋白共重合繊維糸の記憶呼び戻しをした
状態を示す写真像、第4図はヒブロイン蛋白誘導
体溶液を吸着したアクリル・蛋白共重合繊維糸で
ニツト編みした状態を示す写真像、第5図は第4
図のニツト編みを解編しループを現わしたアクリ
ル・蛋白共重合繊維加工糸を示す写真像である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 アクリル・蛋白共重合繊維にコラーゲン蛋白
誘導体溶液、ヒブロイン蛋白誘導体溶液、ケラチ
ン蛋白誘導体溶液、若しくはこれら各蛋白誘導体
溶液の複数の混合溶液のうちいずれかの溶液を各
蛋白の性質を保有したままの状態にて吸着させ、
乾燥した後にS又はZ方向に撚糸し100℃〜120℃
の蒸気にて5分以上蒸気セツトを行い、その後に
最初と反対方向に即ちZ又はS方向に解撚するこ
とにより、伸縮性を内蔵させることを特徴とする
形状記憶アクリル・蛋白共重合繊維の製造方法。 2 アクリル・蛋白共重合繊維にコラーゲン蛋白
誘導体溶液、ヒブロイン蛋白誘導体溶液、ケラチ
ン蛋白誘導体溶液、若しくはこれら各蛋白誘導体
溶液の複数の混合溶液のうちいずれかの溶液を各
蛋白の性質を保有したままの状態にて吸着させた
後に、乾燥させてニツト編みし100℃〜120℃の蒸
気で5分以上蒸気セツトを行い、それを解編し、
水に浸した後、張力を掛けつつ乾燥させることに
よりニツトによるクリンプの形状を記憶させるこ
とを特徴とする形状記憶アクリル・蛋白共重合繊
維の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62082581A JPS63249780A (ja) | 1987-04-03 | 1987-04-03 | 形状記憶アクリル・蛋白共重合繊維の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62082581A JPS63249780A (ja) | 1987-04-03 | 1987-04-03 | 形状記憶アクリル・蛋白共重合繊維の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63249780A JPS63249780A (ja) | 1988-10-17 |
| JPH0143069B2 true JPH0143069B2 (ja) | 1989-09-18 |
Family
ID=13778445
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62082581A Granted JPS63249780A (ja) | 1987-04-03 | 1987-04-03 | 形状記憶アクリル・蛋白共重合繊維の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS63249780A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US11814782B2 (en) | 2017-05-15 | 2023-11-14 | Shima Seiki Mfg., Ltd. | Surface-processed fiber, method for manufacturing same, thread, and fiber product |
| EP3770317A4 (en) * | 2018-03-22 | 2022-01-19 | Shima Seiki Mfg., Ltd. | PROTEIN FIBER CRIMPING PROCESS, PROTEIN FIBER MANUFACTURING PROCESS, PROTEIN FIBER, SPUN YARN AND TEXTILE PRODUCT |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6170075A (ja) * | 1984-09-12 | 1986-04-10 | 水島 繁三郎 | 形状記憶生糸の製造方法 |
| JPS6262990A (ja) * | 1985-09-11 | 1987-03-19 | 大東紡織株式会社 | 形状記憶毛糸の製造方法 |
| JPS6262989A (ja) * | 1985-09-11 | 1987-03-19 | 水島 繁三郎 | 形状記憶植物繊維の製造方法 |
-
1987
- 1987-04-03 JP JP62082581A patent/JPS63249780A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63249780A (ja) | 1988-10-17 |
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