JPH0146082B2 - - Google Patents
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- JPH0146082B2 JPH0146082B2 JP54120353A JP12035379A JPH0146082B2 JP H0146082 B2 JPH0146082 B2 JP H0146082B2 JP 54120353 A JP54120353 A JP 54120353A JP 12035379 A JP12035379 A JP 12035379A JP H0146082 B2 JPH0146082 B2 JP H0146082B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- comparator
- steering
- seedling
- seedlings
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- Prior art date
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- Control Of Position, Course, Altitude, Or Attitude Of Moving Bodies (AREA)
- Guiding Agricultural Machines (AREA)
- Transplanting Machines (AREA)
Description
本発明は移植機の自動操向装置に関し、更に詳
述すれば操向制御の基本情報となる既植苗と機体
との相対的位置関係を既植苗に接触して所定の信
号を発する苗センサにて捉えるようにした移植機
の自動操向装置を提案したものである。 田植機等の移植機においては苗を整然と直線列
状に植付けることが苗の生育の均一化、収穫作業
の機械化にとつて極めて重要である。このために
従来から種々の自動操向装置が提案されている
が、その操向制御方式は大別すると地下に埋設し
たケーブルから発せしめた電磁波等、特別に設け
た案内手段に追随させるものと、既植苗列に倣わ
せるものとが在る。後者の方式においては既植苗
と機体との相対的位置関係を捉える必要があり、
この為に光学的センサが主として採用されてき
た。ところが光学的センサは、受光面へ泥等が付
着して誤動作し易いという難点があり、実用化す
る上での隘路となつていた。 本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであ
つて、苗の電気抵抗を利用して苗の存在を電気的
に検出することとして、正確に既植苗列と機体と
の相対的位置関係を捉え、これにより誤動作なく
操向制御を行えるようにした移植機の自動操向装
置を提供することを目的とする。 本発明に係る移植機の自動操向装置は、既植苗
と機体との相対的位置関係を捉えて、既植苗列に
倣う走行を行わせるようにした移植機の自動操向
装置において、機体走行方向に延設され、既植苗
に接触させて得るように機体走行方向と直交する
方向に複数本取付けられている導電性の触杆と、
各触杆に対応して設けられた比較器とを具備し、
各比較器の入力端子は、各触杆に直接又は間接的
に接続し、また高抵抗値の抵抗体を用いて、その
基準電圧端子と僅かに異る電位にバイアスしてお
き触杆が既植苗に接触した場合には比較器出力が
反転するように構成してあり、更にこれらの比較
器出力を入力とし、複数の比較器出力からなるデ
ータパターンに基き前記相対的位置関係を認識し
て操向量を決定するデータ処理装置を具備するこ
とを特徴とする。 以下に本発明をその実施例を示す図面に基いて
詳述する。第1図は本発明に係る自動操向装置を
搭載してなる田植機の左側面図であつて、走行駆
動・変速は静油圧駆動装置によつて行われるよう
にしており、操向は左右前輪夫々に取付けた油圧
モータのうちの一方への圧油供給を断つことによ
つて行われるようにしており、圧油供給停止は操
舵輪101の回転操作によつて手動的に、また電
磁弁2l,2r(第8図参照)のソレノイドへの
通電により自動的に行えるようになつている。植
付部103は1本のトツプリンク104及び左右
一対のロワーリンク105(図には左側のものの
み現れている)にて機体本体の前部に連結され、
更に左右のロワーリンク105夫々に連結された
リフトアーム106(図には左側のもののみ現れ
ている)の上下回動によつて昇降されるようにな
つている。 而して左右のロワーリンク105には夫々4組
の苗センサが取付けられている。即ち左側の苗セ
ンサについて第2図に示すようにロワーリンク1
05から機体外方へ張出させたパイプ製のアーム
107の先端部にはセンサボツクス108が取付
けられており、このセンサボツクス108からは
4本の触杆81,82,83,84を突出配設さ
せている。 触杆81〜84は細い導体からなり、前後側の
端部が上方に湾曲されており、中間の直線部分は
約150mmとしてあり、前側の端部はセンサボツク
ス108内で固定され、夫々に内部の電子回路に
接続されている。触杆81〜84は機体の左右方
向に夫々約50mm離隔するように81,82,8
3,84の順で左方から右方に並設され、この離
隔寸法を確保し得るように直線部分の前方湾曲部
と、後端部とにおいて電気絶縁物よりなる横杆1
09,109に適当な方法で固定されて全体とし
て橇状に構成されている。そして4本の触杆81
〜84よりなる触杆群は、植付部103が下降さ
れてそのフロート110が着水している状態で既
植苗群のうち最も機体寄りの既植苗列を構成する
苗の上部に接触し得るようにアーム107の長さ
及び触杆自体の長さが定められている。 次に本発明の要部である触杆81〜84に連な
る電子回路につき説明する。第3図はその基本的
構成を示す略示回路図であつて、各触杆につきこ
の回路が設けられている。11は比較器、12,
13は分圧抵抗、14は高抵抗値(例えば
10MΩ)を有するバイアス抵抗である。正電位
Vccのラインと機体のボデイアースとの間には抵
抗12,13が並列接続され、また比較器11の
正負各電源端子は上記ラインとボデイアースとに
夫々接続されている。比較器11の+入力端子は
抵抗12の中間端子に接続され、−入力端子は触
杆、例えば81に接続されると共に抵抗14を介
して抵抗13の中間端子に接続されている。そし
て抵抗12,13の中間端子の位置を適宜に定め
ることによつてこの場合に比較対象信号の入力端
子となる−入力端子が、基準電圧端子となる+入
力端子より僅かに高くなるようにバイアスしてあ
る。さて触杆81等に接触する既植苗Zの株元か
ら先端迄の表面抵抗値はその吸湿状態又は水分付
着状態にもよるが凡そ50MΩ〜100MΩの範囲に
あり、一般的には80MΩ程度となつている。既植
苗の株元は圃場の水中に在りその電位はボデイア
ースと同一であるから、その先端部が触杆81等
に接触すると、該触杆は高抵抗の既植苗Zを介し
て接地されたことになり、比較器11の−入力端
子の電位は+入力端子の電位よりも僅かに低くな
り、比較器11の出力端子OUTは既植苗Zが非
接触の場合のローレベルからハイレベルに転じる
ことになる。なお抵抗14の値は上述の苗の抵抗
値と回路の安定性を考慮して前述の如く10MΩ程
度に定めておくのがよい。 第4図は比較器11の+−両入力端子間に高抵
抗値のバイアス抵抗14を接続し、正電位Vccの
ラインとボデイアースとの間に直列接続された2
つの抵抗13a,13bの中間接続点を比較器1
1の+入力端子に接続したものであつて、抵抗1
4にて−入力端子を+入力端子よりも僅かに高電
位とするようにバイアスをかけておく点及び触杆
81等と既植苗Zとの接触により両入力端子の電
位の高低が反転し、これに伴い比較器11の出力
端子OUTの出力が反転する点は第3図の回路と
全く同様である。 第5図の回路は第4図の回路に比較器11の保
護の為に抵抗15及びダイオード16,16を付
加したものである。即ちバイアス抵抗14には逆
並列としたダイオード16,16を並列的に接続
し、また触杆81等と比較器11の−入力端子と
の間に100KΩの抵抗15を介在させてある。こ
れにより過大な電流の流入、及び過大な電圧の印
加が防止される。 第6図の回路は第5図の回路をより高感度とす
るように変形したものである。即ち抵抗13a,
13bの間に抵抗13cを介在させ、比較器11
の+入力端子は抵抗13aと13cとの中間接続
点に接続するのに対し、一端を−入力端子に接続
したバイアス抵抗14の他端を抵抗13cと13
bとの中間接続点に接続したものである。これに
よりバイアス抵抗14の前記一端、即ち−入力端
子の電位は+入力端子の電位により接近させ得、
既植苗Zの畜抗値が高い場合にも触杆との接触に
より比較器出力を確実に反転させ得る。 第7図は本発明装置の電子回路の要部を略示す
るブロツク図であり、この実施例では前記苗セン
サの回路としては第5図の回路を簡略化し、バイ
アス抵抗14と逆並列にした保護ダイオード1
6,16を比較器11の+、−入力端子間に並列
接続し、−入力端子と触杆との間に保護抵抗15
を介在させた構成としている。斯かる構成にても
実用上支障のない感度が得られることは勿論であ
る。 このように一つの苗センサは1本の触杆とこれ
に接続された比較器11及びバイアス抵抗14等
の電子回路からなるが、第7図では機体左側に設
けられる触杆群を8l、右側に設けられる触杆群
を8rとし、左側の触杆群8lを構成する触杆8
1,82,83,84夫々に係る苗センサを夫々
81l,82l,83l,84lとして表わして
ある。一方右側の触杆群8rの構成は左側のもの
と同様に各触杆を左から右に81,82,83,
84の順に並設してある。そして右側の触杆8
1,82,83,84夫々に係る苗センサと夫々
81r,82r,83r,84rと表わしてお
り、これら左右に計8個の苗センサの出力、即ち
夫々の比較器11の出力端子OUTから得られる
信号は81lと81r、82lと82r、83l
と83r及び84lと84rを夫々ペアとして一
括して本発明装置の制御中枢となるデータ処理装
置1の入力ポートP10〜P13へペア別に入力される
ようにしてある。 苗センサ81l〜84lにて構成されるセンサ
ユニツト80l及び苗センサ81r〜84rにて
構成されるセンサユニツト80rは夫々前述した
如く左右のロワーリンク105夫々に取付けられ
ているがデータ処理装置1の機体本体の適所、例
えば操作コラム111内に格納されている。苗セ
ンサは触杆に高抵抗の既植苗が接触するとその存
在を検出する高感度のものであるから触杆のセン
サボツクス側端部はシールド線の如く、被覆と接
地外部導体を設けた構造とし、また比較器11、
バイアス抵抗14等への接続のために用いる導体
もシールド線を用いることとして外雑による誤動
作の防止を図るのがよく、また同趣旨で触杆と比
較器11との距離を短くするのがよいが、比較器
11からデータ処理装置1に至る間の配線(セン
サユニツト1個につき電源用2本、苗センサ1個
につき出力用1本)は、比較器11の出力インピ
ーダンスが低いので出力用配線についてもシール
ド等の必要はなく、また長くとも何ら支障はな
い。この配線にはパイプ状のアーム107が利用
される。なおセンサユニツト取付位置は前述のロ
ワーリンクに限らず、それより前方の植付部バン
パー103′の側部として、操向のための情報を
より早く得るように構成してもよい。 データ処理装置1は所謂マイクロコンピユータ
であつて、この実施例ではメモリ装置も備えた米
国インテル社製のワンチツプマイクロコンピユー
タ8748−8を使用している。而してこのデータ処
理装置1は次のようにして既植苗と機体との相対
的位置関係を認識するようにプログラムが組まれ
ている。即ち、植付行程によつて左右いずれかの
センサユニツト80l又は80rの触杆群8l又
は8rに既植苗Zが接触することになるが、いず
れの場合においても、最左端の触杆81のみに苗
が接触した場合(即ちこの触杆81に連なる比較
器11の出力のみが反転してこれがデータ処理装
置1に検知された場合)は機体が右方に大きく片
寄つた状態にあると認識する。換言すれば既植苗
列が機体左方(又は右方)に在る場合には機体が
既植苗列に対して離隔(又は接近)し過ぎている
と認識する。 次に触杆81,82に既植苗が接触した場合は
機体が右方に若干片寄つた状態にあると認識す
る。また触杆82,83に既植苗が接触している
場合は機体が既植苗列と望ましい離隔距離を保つ
て機体の位置が正常であると認識する。更に触杆
83,84に既植苗が接触した場合は機体が左方
に若干片寄つた状態にあり、更にまた触杆84に
のみ既植苗が接触した場合は機体が左方に大きく
片寄つた状態にあると認識する。そして各状況に
応じて既植苗列に倣う走行を行わせるのに必要と
される舵取角を第1表の如くに決定する。
述すれば操向制御の基本情報となる既植苗と機体
との相対的位置関係を既植苗に接触して所定の信
号を発する苗センサにて捉えるようにした移植機
の自動操向装置を提案したものである。 田植機等の移植機においては苗を整然と直線列
状に植付けることが苗の生育の均一化、収穫作業
の機械化にとつて極めて重要である。このために
従来から種々の自動操向装置が提案されている
が、その操向制御方式は大別すると地下に埋設し
たケーブルから発せしめた電磁波等、特別に設け
た案内手段に追随させるものと、既植苗列に倣わ
せるものとが在る。後者の方式においては既植苗
と機体との相対的位置関係を捉える必要があり、
この為に光学的センサが主として採用されてき
た。ところが光学的センサは、受光面へ泥等が付
着して誤動作し易いという難点があり、実用化す
る上での隘路となつていた。 本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであ
つて、苗の電気抵抗を利用して苗の存在を電気的
に検出することとして、正確に既植苗列と機体と
の相対的位置関係を捉え、これにより誤動作なく
操向制御を行えるようにした移植機の自動操向装
置を提供することを目的とする。 本発明に係る移植機の自動操向装置は、既植苗
と機体との相対的位置関係を捉えて、既植苗列に
倣う走行を行わせるようにした移植機の自動操向
装置において、機体走行方向に延設され、既植苗
に接触させて得るように機体走行方向と直交する
方向に複数本取付けられている導電性の触杆と、
各触杆に対応して設けられた比較器とを具備し、
各比較器の入力端子は、各触杆に直接又は間接的
に接続し、また高抵抗値の抵抗体を用いて、その
基準電圧端子と僅かに異る電位にバイアスしてお
き触杆が既植苗に接触した場合には比較器出力が
反転するように構成してあり、更にこれらの比較
器出力を入力とし、複数の比較器出力からなるデ
ータパターンに基き前記相対的位置関係を認識し
て操向量を決定するデータ処理装置を具備するこ
とを特徴とする。 以下に本発明をその実施例を示す図面に基いて
詳述する。第1図は本発明に係る自動操向装置を
搭載してなる田植機の左側面図であつて、走行駆
動・変速は静油圧駆動装置によつて行われるよう
にしており、操向は左右前輪夫々に取付けた油圧
モータのうちの一方への圧油供給を断つことによ
つて行われるようにしており、圧油供給停止は操
舵輪101の回転操作によつて手動的に、また電
磁弁2l,2r(第8図参照)のソレノイドへの
通電により自動的に行えるようになつている。植
付部103は1本のトツプリンク104及び左右
一対のロワーリンク105(図には左側のものの
み現れている)にて機体本体の前部に連結され、
更に左右のロワーリンク105夫々に連結された
リフトアーム106(図には左側のもののみ現れ
ている)の上下回動によつて昇降されるようにな
つている。 而して左右のロワーリンク105には夫々4組
の苗センサが取付けられている。即ち左側の苗セ
ンサについて第2図に示すようにロワーリンク1
05から機体外方へ張出させたパイプ製のアーム
107の先端部にはセンサボツクス108が取付
けられており、このセンサボツクス108からは
4本の触杆81,82,83,84を突出配設さ
せている。 触杆81〜84は細い導体からなり、前後側の
端部が上方に湾曲されており、中間の直線部分は
約150mmとしてあり、前側の端部はセンサボツク
ス108内で固定され、夫々に内部の電子回路に
接続されている。触杆81〜84は機体の左右方
向に夫々約50mm離隔するように81,82,8
3,84の順で左方から右方に並設され、この離
隔寸法を確保し得るように直線部分の前方湾曲部
と、後端部とにおいて電気絶縁物よりなる横杆1
09,109に適当な方法で固定されて全体とし
て橇状に構成されている。そして4本の触杆81
〜84よりなる触杆群は、植付部103が下降さ
れてそのフロート110が着水している状態で既
植苗群のうち最も機体寄りの既植苗列を構成する
苗の上部に接触し得るようにアーム107の長さ
及び触杆自体の長さが定められている。 次に本発明の要部である触杆81〜84に連な
る電子回路につき説明する。第3図はその基本的
構成を示す略示回路図であつて、各触杆につきこ
の回路が設けられている。11は比較器、12,
13は分圧抵抗、14は高抵抗値(例えば
10MΩ)を有するバイアス抵抗である。正電位
Vccのラインと機体のボデイアースとの間には抵
抗12,13が並列接続され、また比較器11の
正負各電源端子は上記ラインとボデイアースとに
夫々接続されている。比較器11の+入力端子は
抵抗12の中間端子に接続され、−入力端子は触
杆、例えば81に接続されると共に抵抗14を介
して抵抗13の中間端子に接続されている。そし
て抵抗12,13の中間端子の位置を適宜に定め
ることによつてこの場合に比較対象信号の入力端
子となる−入力端子が、基準電圧端子となる+入
力端子より僅かに高くなるようにバイアスしてあ
る。さて触杆81等に接触する既植苗Zの株元か
ら先端迄の表面抵抗値はその吸湿状態又は水分付
着状態にもよるが凡そ50MΩ〜100MΩの範囲に
あり、一般的には80MΩ程度となつている。既植
苗の株元は圃場の水中に在りその電位はボデイア
ースと同一であるから、その先端部が触杆81等
に接触すると、該触杆は高抵抗の既植苗Zを介し
て接地されたことになり、比較器11の−入力端
子の電位は+入力端子の電位よりも僅かに低くな
り、比較器11の出力端子OUTは既植苗Zが非
接触の場合のローレベルからハイレベルに転じる
ことになる。なお抵抗14の値は上述の苗の抵抗
値と回路の安定性を考慮して前述の如く10MΩ程
度に定めておくのがよい。 第4図は比較器11の+−両入力端子間に高抵
抗値のバイアス抵抗14を接続し、正電位Vccの
ラインとボデイアースとの間に直列接続された2
つの抵抗13a,13bの中間接続点を比較器1
1の+入力端子に接続したものであつて、抵抗1
4にて−入力端子を+入力端子よりも僅かに高電
位とするようにバイアスをかけておく点及び触杆
81等と既植苗Zとの接触により両入力端子の電
位の高低が反転し、これに伴い比較器11の出力
端子OUTの出力が反転する点は第3図の回路と
全く同様である。 第5図の回路は第4図の回路に比較器11の保
護の為に抵抗15及びダイオード16,16を付
加したものである。即ちバイアス抵抗14には逆
並列としたダイオード16,16を並列的に接続
し、また触杆81等と比較器11の−入力端子と
の間に100KΩの抵抗15を介在させてある。こ
れにより過大な電流の流入、及び過大な電圧の印
加が防止される。 第6図の回路は第5図の回路をより高感度とす
るように変形したものである。即ち抵抗13a,
13bの間に抵抗13cを介在させ、比較器11
の+入力端子は抵抗13aと13cとの中間接続
点に接続するのに対し、一端を−入力端子に接続
したバイアス抵抗14の他端を抵抗13cと13
bとの中間接続点に接続したものである。これに
よりバイアス抵抗14の前記一端、即ち−入力端
子の電位は+入力端子の電位により接近させ得、
既植苗Zの畜抗値が高い場合にも触杆との接触に
より比較器出力を確実に反転させ得る。 第7図は本発明装置の電子回路の要部を略示す
るブロツク図であり、この実施例では前記苗セン
サの回路としては第5図の回路を簡略化し、バイ
アス抵抗14と逆並列にした保護ダイオード1
6,16を比較器11の+、−入力端子間に並列
接続し、−入力端子と触杆との間に保護抵抗15
を介在させた構成としている。斯かる構成にても
実用上支障のない感度が得られることは勿論であ
る。 このように一つの苗センサは1本の触杆とこれ
に接続された比較器11及びバイアス抵抗14等
の電子回路からなるが、第7図では機体左側に設
けられる触杆群を8l、右側に設けられる触杆群
を8rとし、左側の触杆群8lを構成する触杆8
1,82,83,84夫々に係る苗センサを夫々
81l,82l,83l,84lとして表わして
ある。一方右側の触杆群8rの構成は左側のもの
と同様に各触杆を左から右に81,82,83,
84の順に並設してある。そして右側の触杆8
1,82,83,84夫々に係る苗センサと夫々
81r,82r,83r,84rと表わしてお
り、これら左右に計8個の苗センサの出力、即ち
夫々の比較器11の出力端子OUTから得られる
信号は81lと81r、82lと82r、83l
と83r及び84lと84rを夫々ペアとして一
括して本発明装置の制御中枢となるデータ処理装
置1の入力ポートP10〜P13へペア別に入力される
ようにしてある。 苗センサ81l〜84lにて構成されるセンサ
ユニツト80l及び苗センサ81r〜84rにて
構成されるセンサユニツト80rは夫々前述した
如く左右のロワーリンク105夫々に取付けられ
ているがデータ処理装置1の機体本体の適所、例
えば操作コラム111内に格納されている。苗セ
ンサは触杆に高抵抗の既植苗が接触するとその存
在を検出する高感度のものであるから触杆のセン
サボツクス側端部はシールド線の如く、被覆と接
地外部導体を設けた構造とし、また比較器11、
バイアス抵抗14等への接続のために用いる導体
もシールド線を用いることとして外雑による誤動
作の防止を図るのがよく、また同趣旨で触杆と比
較器11との距離を短くするのがよいが、比較器
11からデータ処理装置1に至る間の配線(セン
サユニツト1個につき電源用2本、苗センサ1個
につき出力用1本)は、比較器11の出力インピ
ーダンスが低いので出力用配線についてもシール
ド等の必要はなく、また長くとも何ら支障はな
い。この配線にはパイプ状のアーム107が利用
される。なおセンサユニツト取付位置は前述のロ
ワーリンクに限らず、それより前方の植付部バン
パー103′の側部として、操向のための情報を
より早く得るように構成してもよい。 データ処理装置1は所謂マイクロコンピユータ
であつて、この実施例ではメモリ装置も備えた米
国インテル社製のワンチツプマイクロコンピユー
タ8748−8を使用している。而してこのデータ処
理装置1は次のようにして既植苗と機体との相対
的位置関係を認識するようにプログラムが組まれ
ている。即ち、植付行程によつて左右いずれかの
センサユニツト80l又は80rの触杆群8l又
は8rに既植苗Zが接触することになるが、いず
れの場合においても、最左端の触杆81のみに苗
が接触した場合(即ちこの触杆81に連なる比較
器11の出力のみが反転してこれがデータ処理装
置1に検知された場合)は機体が右方に大きく片
寄つた状態にあると認識する。換言すれば既植苗
列が機体左方(又は右方)に在る場合には機体が
既植苗列に対して離隔(又は接近)し過ぎている
と認識する。 次に触杆81,82に既植苗が接触した場合は
機体が右方に若干片寄つた状態にあると認識す
る。また触杆82,83に既植苗が接触している
場合は機体が既植苗列と望ましい離隔距離を保つ
て機体の位置が正常であると認識する。更に触杆
83,84に既植苗が接触した場合は機体が左方
に若干片寄つた状態にあり、更にまた触杆84に
のみ既植苗が接触した場合は機体が左方に大きく
片寄つた状態にあると認識する。そして各状況に
応じて既植苗列に倣う走行を行わせるのに必要と
される舵取角を第1表の如くに決定する。
【表】
但し、舵取角の正負符号は正で左方への舵取
を、負で右方への舵取を示すものとし、またθ2>
θ1とする。 なお不要の操行が行われて制御系がハンチング
を起したり、乗心地が悪化するのを防止するため
に第1表の1〜5の各ケースに当てはまらない苗
と触杆との接触状態が現れた場合はより小さい舵
取角となるように(実施例の如く触杆が4本であ
る場合は0となるように)決定される。例えば触
杆82又は83のみに接触した場合は0、81,
82,83又は82,83,84の3本に接触し
た場合は0とする。 このように苗センサ81l〜84l又は81r
〜84rの出力の組合せ、即ち出力パターンに基
き舵取角が決定されると、データ処理装置1はこ
の舵取角を実現すべく出力ポートP14,P15から操
向制御信号を発する。 この出力ポートP14,P15に連なる電子回路は第
8図に示す操向駆動用の油圧回路中の電磁弁2
l,2r及び2c夫々のソレノイド2ls,2rs及
び2csに対する通電を制御するためのドライブ回
路であり、比較器21l,21r夫々にダーリン
トン接続された2個のPNPトランジスタ22l,
23l及び22r,23r等からなる。出力ポー
トP14(又はP15)は決定された舵取角が0である
場合にはハイレベルであり、舵取角が+θ2、+θ1
(又は−θ2、−θ1)となつた場合にローレベルとな
る。この出力ポートP14(又はP15)から発せられ
る操向制御信号は比較器21l(又は21r)の
+入力端子に加えられるようにしてあり、その出
力端子からは出力ポートのレベルのハイ・ローに
一致する信号が発せられることになる。そしてこ
の信号はダーリントン接続された一方のトランジ
スタ22l(又は22r)のベースに入力される
ようにしてある。該信号がハイレベルにある間は
トランジスタ22l(又は22r)はオフしてい
るが、ローレベルに転じるとオンになり、これに
伴つて他方のトランジスタ23l(又は23r)
もオンに転じることになる。このように出力ポー
トP14(又はP15)がローレベルになつたときにオ
ンとなるトランジスタ23l(又は23r)のエ
ミツタは正電位+Vccとしてあり、コレクタはソ
レノイド2ls(又は2rs)を経てボデイアースさ
れている。一方ソレノイド2csの一端はボデイア
ースされ、他端はダイオード24,25のカソー
ド及びダイオード26のアノードに接続されてい
る。ダイオード24,25のアノードは夫々トラ
ンジスタ23l,23rのコレクタに接続され、
また、ダイオード26のカソードは+Vccのライ
ンに接続されている。更に今一つのダイオード2
7のカソードを+Vccのラインに、またアノード
をトランジスタ23lのコレクタに接続してあ
る。従つてトランジスタ23l(又は23r)が
オンとなつた場合にはソレノイド2ls,2cs(又
は2rs,2cs)の双方に通電が行われることにな
る。 次に第8図の油圧回路について説明する。30
は可変容量型の油圧ポンプであつて、電磁弁2c
と2l及び2r夫々とを介して左及び右の前論3
2l,32r夫々に直装された油圧モータ31l
及び31rに、また電磁弁2cを介して左及び右
の後輪32′l,32′rに直装された油圧モータ
31′l及び31′rへ圧油を供給し、これらを回
転させることによつて左の前後輪32l,32′
l及び右の前後輪32r,32′rを駆動するよ
うにしてあり、油流方向及び圧油供給量を変速レ
バ112(第1図参照)に連動する油圧ポンプ3
0の可動斜板にて調整操作し、これによつて前後
進の選択及び走行速度の調節を行うようにしてあ
る。 電磁弁2cは3ポート2位置切換型の方向制御
弁であり、ソレノイド2csの消磁時には図示の位
置にあつて、油圧モータ31l等側と、植付部1
03の昇降制御用の電磁弁2dへ圧油を供給する
ようにしてある。一方ソレノイド2csの励磁時に
は電磁弁2d側への圧油供給を断ち、油圧モータ
31l等側へ圧油供給を行うようになつている。
電磁弁2dは3ポート3位置切換型の方向制御弁
であつてソレノイド2ds1,2ds2の消磁時には図
示の位置にあつて油圧ポンプ30からの圧油を封
じると共に単動型の油圧シリンダ34の油室を封
じ、この油圧シリンダ34のピストンロツドに連
なる植付部103をその時の位置に保持させる。
一方ソレノイド2ds1を励磁した場合には矢符方
向に位置切換が行われ、油圧シリンダ34に圧油
を供給してピストンロツドを進出させてリフトア
ーム106を上昇回動させて植付部103を上昇
させる。これに対して他方のソレノイド2ds2を
励磁した場合には矢符と反対方向に位置切換が行
われ、油圧シリンダ34の油室内の圧油をタンク
へ還流させ得るようにしてある。これにより植付
部103はその自重によつて下降する。 一方電磁弁2l(又は2r)は2位置切換型の
止め弁であつて、ソレノイド2ls(又は2rs)が
消磁されている場合には図示の位置にあつて油圧
モータ31l(又は31r)へ圧油を供給し、こ
れを回転させる。これに対してソレノイド2ls
(又は2rs)が励磁された場合は位置切換されて
油圧モータ31l(又は31r)への圧油供給が
断たれ、その回転駆動が停止されると共に制動が
かかることになる。従つてソレノイド2ls(又は
2rs)を励磁した場合には左(又は右)の前輪3
2l(又は32r)は回転が停止して機体は左
(又は右)へ旋回されることになるが、前述の如
くソレノイド2ls(又は2rs)が通電励磁される
時にはソレノイド2csにも通電が行われるので植
付部103昇降の為の油圧系即ち電磁弁2d側へ
の圧油供給が断たれるので、圧油は総て油圧モー
タ31r等(又は31l等)の側へ供給されその
回転速度を高めるので結果として左(又は右)へ
の旋回が強力に行われることになる。なおこのよ
うな操向が行われる間油圧シリンダ34へは圧油
が供給されないので植付部103を上昇駆動して
いる場合は、一時的にその上昇が停止されるが、
自動操向を行つている間は植付を実行中であり、
植付部103を上昇駆動する必要がないので実質
的には何ら支障はない。その他35は放圧弁、3
6はチヤージポンプである。 さて再び第7図に戻つて、比較器21l,21
r夫々の出力端子とボデイアースとの間にはスイ
ツチ28l,28rを夫々介在させてある。スイ
ツチ28l(又は28r)は操舵輪101を適当
量左方(又は右方)へ回動させた場合に閉路する
ように配したものであつて、その閉路により比較
器21l(又は21r)の出力端子をローレベル
として、トランジスタ22l,23l(又は22
r,23r)をオンさせ、これによつてソレノイ
ド2ls(又は2rs)への通電が行われ、手動で操
向操作が行えるようになつている。このように手
動操向は単にスイツチ28l,28rを閉路させ
るだけで足りるので操舵輪101を設けるまでも
なく操作コラム111に押ボタンスイツチとして
上記スイツチ28l,28rを設けることとして
もよい。 さて41は舵取センサであつて、この田植機の
実際の舵取角を検出する為のものである。即ちこ
の田植機の機体は胴折型となつており、前部機体
Fと後部機体Rとの枢支連結部113において旋
回時に行われる後部機体Rに対する前部機体Fの
水平回動の角度を捉えるように、前部機体Fの水
平回動量に応じて出力電圧を変じるポテンシオメ
ータで構成されている。この舵取センサ41の出
力電圧はタイマ用のIC(555型)よりなるV/F
(電圧/周波数)変換器42へ入力され、ここで
V/F変換された信号がデータ処理装置の入力ポ
ートT1へ入力されるようにしてある。この入力
信号によりデータ処理装置1は出力ポートP14,
P15からの操向制御信号による実際の舵取状態を
検知することができる。そして前述の如くして決
定され、適宜のレジスタに格納されている舵取角
±θ1、±θ2のデータと、V/F変換器42経由で
舵取センサ41から入力される実際の舵取角のデ
ータとが一致すると出力ポートP14,P15の出力を
ハイレベルに復帰させ、直進状態に戻すこととし
てある。なおデータ処理装置1に対して、適宜に
設けたスイツチにより入力される信号AUTOは
この移植機の運転を自動モードで行う場合にこれ
を指令する信号であつて、前記ソレノイド2ds2
への通電による植付部103の下降を初め所定の
イニシヤル動作が行われ次いで前述の如き自動操
向が行われていく。 以上詳述したように本発明による場合は苗セン
サの触杆が既植苗に接触することによりその存在
を検知し、これにより機体と既植苗との相対的位
置関係を認識するようにしたものであり、光学的
センサを用いた場合の如く泥の付着による影響を
受けず、更に本発明の苗センサにおいては苗との
接触を検知したことを出力とする比較器の入力端
子を基準電圧端子と僅かに異る電圧に高抵抗値の
抵抗体を用いてバイアスすることとしてあるの
で、高抵抗の既植苗の存在を確実に検知し得て誤
操向の虞れがなくなる。そして光学的センサを用
いる場合又は既植苗列に替えて前述の如き特別の
案内手段を設ける方式を採る場合は極めて高価に
なるのに対し本発明による場合は苗センサが低廉
であるので安価に自動操向装置を提供できる利点
がある。そして苗センサの触杆は機体走行方向に
延設してあるので、走行中に苗に接触する時間が
ある程度確保されるから、その接触による信号を
確実に捉えることができる。また走行方向と直交
する方向に触杆を複数本設けているのでこの方向
に苗が散在したとしても触杆が苗を見失うことな
く自動操向を行うことが可能となる。そして比較
器出力のパターンにより操向量を決定するので、
前記実施例では片側2とおりであつたが、より多
様な操向量の決定が可能である。これにより一層
きめの細かい操向量を決定する等の制御が可能に
なる。また前述のようにある種のパターンは操向
量を0として不要の操向を禁じてハンチングの防
止を図ることができる。 なお上述の実施例では左右夫々に各4個の苗セ
ンサを設けることとしたが、その数は4個に限定
されるものではない。
を、負で右方への舵取を示すものとし、またθ2>
θ1とする。 なお不要の操行が行われて制御系がハンチング
を起したり、乗心地が悪化するのを防止するため
に第1表の1〜5の各ケースに当てはまらない苗
と触杆との接触状態が現れた場合はより小さい舵
取角となるように(実施例の如く触杆が4本であ
る場合は0となるように)決定される。例えば触
杆82又は83のみに接触した場合は0、81,
82,83又は82,83,84の3本に接触し
た場合は0とする。 このように苗センサ81l〜84l又は81r
〜84rの出力の組合せ、即ち出力パターンに基
き舵取角が決定されると、データ処理装置1はこ
の舵取角を実現すべく出力ポートP14,P15から操
向制御信号を発する。 この出力ポートP14,P15に連なる電子回路は第
8図に示す操向駆動用の油圧回路中の電磁弁2
l,2r及び2c夫々のソレノイド2ls,2rs及
び2csに対する通電を制御するためのドライブ回
路であり、比較器21l,21r夫々にダーリン
トン接続された2個のPNPトランジスタ22l,
23l及び22r,23r等からなる。出力ポー
トP14(又はP15)は決定された舵取角が0である
場合にはハイレベルであり、舵取角が+θ2、+θ1
(又は−θ2、−θ1)となつた場合にローレベルとな
る。この出力ポートP14(又はP15)から発せられ
る操向制御信号は比較器21l(又は21r)の
+入力端子に加えられるようにしてあり、その出
力端子からは出力ポートのレベルのハイ・ローに
一致する信号が発せられることになる。そしてこ
の信号はダーリントン接続された一方のトランジ
スタ22l(又は22r)のベースに入力される
ようにしてある。該信号がハイレベルにある間は
トランジスタ22l(又は22r)はオフしてい
るが、ローレベルに転じるとオンになり、これに
伴つて他方のトランジスタ23l(又は23r)
もオンに転じることになる。このように出力ポー
トP14(又はP15)がローレベルになつたときにオ
ンとなるトランジスタ23l(又は23r)のエ
ミツタは正電位+Vccとしてあり、コレクタはソ
レノイド2ls(又は2rs)を経てボデイアースさ
れている。一方ソレノイド2csの一端はボデイア
ースされ、他端はダイオード24,25のカソー
ド及びダイオード26のアノードに接続されてい
る。ダイオード24,25のアノードは夫々トラ
ンジスタ23l,23rのコレクタに接続され、
また、ダイオード26のカソードは+Vccのライ
ンに接続されている。更に今一つのダイオード2
7のカソードを+Vccのラインに、またアノード
をトランジスタ23lのコレクタに接続してあ
る。従つてトランジスタ23l(又は23r)が
オンとなつた場合にはソレノイド2ls,2cs(又
は2rs,2cs)の双方に通電が行われることにな
る。 次に第8図の油圧回路について説明する。30
は可変容量型の油圧ポンプであつて、電磁弁2c
と2l及び2r夫々とを介して左及び右の前論3
2l,32r夫々に直装された油圧モータ31l
及び31rに、また電磁弁2cを介して左及び右
の後輪32′l,32′rに直装された油圧モータ
31′l及び31′rへ圧油を供給し、これらを回
転させることによつて左の前後輪32l,32′
l及び右の前後輪32r,32′rを駆動するよ
うにしてあり、油流方向及び圧油供給量を変速レ
バ112(第1図参照)に連動する油圧ポンプ3
0の可動斜板にて調整操作し、これによつて前後
進の選択及び走行速度の調節を行うようにしてあ
る。 電磁弁2cは3ポート2位置切換型の方向制御
弁であり、ソレノイド2csの消磁時には図示の位
置にあつて、油圧モータ31l等側と、植付部1
03の昇降制御用の電磁弁2dへ圧油を供給する
ようにしてある。一方ソレノイド2csの励磁時に
は電磁弁2d側への圧油供給を断ち、油圧モータ
31l等側へ圧油供給を行うようになつている。
電磁弁2dは3ポート3位置切換型の方向制御弁
であつてソレノイド2ds1,2ds2の消磁時には図
示の位置にあつて油圧ポンプ30からの圧油を封
じると共に単動型の油圧シリンダ34の油室を封
じ、この油圧シリンダ34のピストンロツドに連
なる植付部103をその時の位置に保持させる。
一方ソレノイド2ds1を励磁した場合には矢符方
向に位置切換が行われ、油圧シリンダ34に圧油
を供給してピストンロツドを進出させてリフトア
ーム106を上昇回動させて植付部103を上昇
させる。これに対して他方のソレノイド2ds2を
励磁した場合には矢符と反対方向に位置切換が行
われ、油圧シリンダ34の油室内の圧油をタンク
へ還流させ得るようにしてある。これにより植付
部103はその自重によつて下降する。 一方電磁弁2l(又は2r)は2位置切換型の
止め弁であつて、ソレノイド2ls(又は2rs)が
消磁されている場合には図示の位置にあつて油圧
モータ31l(又は31r)へ圧油を供給し、こ
れを回転させる。これに対してソレノイド2ls
(又は2rs)が励磁された場合は位置切換されて
油圧モータ31l(又は31r)への圧油供給が
断たれ、その回転駆動が停止されると共に制動が
かかることになる。従つてソレノイド2ls(又は
2rs)を励磁した場合には左(又は右)の前輪3
2l(又は32r)は回転が停止して機体は左
(又は右)へ旋回されることになるが、前述の如
くソレノイド2ls(又は2rs)が通電励磁される
時にはソレノイド2csにも通電が行われるので植
付部103昇降の為の油圧系即ち電磁弁2d側へ
の圧油供給が断たれるので、圧油は総て油圧モー
タ31r等(又は31l等)の側へ供給されその
回転速度を高めるので結果として左(又は右)へ
の旋回が強力に行われることになる。なおこのよ
うな操向が行われる間油圧シリンダ34へは圧油
が供給されないので植付部103を上昇駆動して
いる場合は、一時的にその上昇が停止されるが、
自動操向を行つている間は植付を実行中であり、
植付部103を上昇駆動する必要がないので実質
的には何ら支障はない。その他35は放圧弁、3
6はチヤージポンプである。 さて再び第7図に戻つて、比較器21l,21
r夫々の出力端子とボデイアースとの間にはスイ
ツチ28l,28rを夫々介在させてある。スイ
ツチ28l(又は28r)は操舵輪101を適当
量左方(又は右方)へ回動させた場合に閉路する
ように配したものであつて、その閉路により比較
器21l(又は21r)の出力端子をローレベル
として、トランジスタ22l,23l(又は22
r,23r)をオンさせ、これによつてソレノイ
ド2ls(又は2rs)への通電が行われ、手動で操
向操作が行えるようになつている。このように手
動操向は単にスイツチ28l,28rを閉路させ
るだけで足りるので操舵輪101を設けるまでも
なく操作コラム111に押ボタンスイツチとして
上記スイツチ28l,28rを設けることとして
もよい。 さて41は舵取センサであつて、この田植機の
実際の舵取角を検出する為のものである。即ちこ
の田植機の機体は胴折型となつており、前部機体
Fと後部機体Rとの枢支連結部113において旋
回時に行われる後部機体Rに対する前部機体Fの
水平回動の角度を捉えるように、前部機体Fの水
平回動量に応じて出力電圧を変じるポテンシオメ
ータで構成されている。この舵取センサ41の出
力電圧はタイマ用のIC(555型)よりなるV/F
(電圧/周波数)変換器42へ入力され、ここで
V/F変換された信号がデータ処理装置の入力ポ
ートT1へ入力されるようにしてある。この入力
信号によりデータ処理装置1は出力ポートP14,
P15からの操向制御信号による実際の舵取状態を
検知することができる。そして前述の如くして決
定され、適宜のレジスタに格納されている舵取角
±θ1、±θ2のデータと、V/F変換器42経由で
舵取センサ41から入力される実際の舵取角のデ
ータとが一致すると出力ポートP14,P15の出力を
ハイレベルに復帰させ、直進状態に戻すこととし
てある。なおデータ処理装置1に対して、適宜に
設けたスイツチにより入力される信号AUTOは
この移植機の運転を自動モードで行う場合にこれ
を指令する信号であつて、前記ソレノイド2ds2
への通電による植付部103の下降を初め所定の
イニシヤル動作が行われ次いで前述の如き自動操
向が行われていく。 以上詳述したように本発明による場合は苗セン
サの触杆が既植苗に接触することによりその存在
を検知し、これにより機体と既植苗との相対的位
置関係を認識するようにしたものであり、光学的
センサを用いた場合の如く泥の付着による影響を
受けず、更に本発明の苗センサにおいては苗との
接触を検知したことを出力とする比較器の入力端
子を基準電圧端子と僅かに異る電圧に高抵抗値の
抵抗体を用いてバイアスすることとしてあるの
で、高抵抗の既植苗の存在を確実に検知し得て誤
操向の虞れがなくなる。そして光学的センサを用
いる場合又は既植苗列に替えて前述の如き特別の
案内手段を設ける方式を採る場合は極めて高価に
なるのに対し本発明による場合は苗センサが低廉
であるので安価に自動操向装置を提供できる利点
がある。そして苗センサの触杆は機体走行方向に
延設してあるので、走行中に苗に接触する時間が
ある程度確保されるから、その接触による信号を
確実に捉えることができる。また走行方向と直交
する方向に触杆を複数本設けているのでこの方向
に苗が散在したとしても触杆が苗を見失うことな
く自動操向を行うことが可能となる。そして比較
器出力のパターンにより操向量を決定するので、
前記実施例では片側2とおりであつたが、より多
様な操向量の決定が可能である。これにより一層
きめの細かい操向量を決定する等の制御が可能に
なる。また前述のようにある種のパターンは操向
量を0として不要の操向を禁じてハンチングの防
止を図ることができる。 なお上述の実施例では左右夫々に各4個の苗セ
ンサを設けることとしたが、その数は4個に限定
されるものではない。
図面は本発明の実施例を示すものであつて、第
1図は本発明装置を搭載してなる田植機の左側面
図、第2図は触杆群の斜視図、第3図〜第6図は
苗センサの回路図、第7図は本発明装置の電子回
路要部を略示するブロツク図、第8図はその油圧
系要部を略示する回路図である。 11…比較器、14…バイアス抵抗、81〜8
4…触杆、81l〜84l,81r〜84r…苗
センサ。
1図は本発明装置を搭載してなる田植機の左側面
図、第2図は触杆群の斜視図、第3図〜第6図は
苗センサの回路図、第7図は本発明装置の電子回
路要部を略示するブロツク図、第8図はその油圧
系要部を略示する回路図である。 11…比較器、14…バイアス抵抗、81〜8
4…触杆、81l〜84l,81r〜84r…苗
センサ。
Claims (1)
- 1 既植苗と機体との相対的位置関係を捉えて、
既植苗列に倣う走行を行わせるようにした移植機
の自動操向装置において、機体走行方向に延設さ
れ、既植苗に接触させ得るように機体走行方向と
直交する方向に複数本取付けられている導電性の
触杆と、各触杆に対応して設けられた比較器とを
具備し、各比較器の入力端子は、各触杆に直接又
は間接的に接続し、また高抵抗値の抵抗体を用い
て、その基準電圧端子と僅かに異る電位にバイア
スしておき触杆が既植苗に接触した場合には比較
器出力が反転するように構成してあり、更にこれ
らの比較器出力を入力とし、複数の比較器出力か
らなるデータパターンに基き前記相対的位置関係
を認識して操向量を決定するデータ処理装置を具
備することを特徴とする移植機の自動操向装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12035379A JPS5645106A (en) | 1979-09-18 | 1979-09-18 | Automatic steering device of transplanter |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12035379A JPS5645106A (en) | 1979-09-18 | 1979-09-18 | Automatic steering device of transplanter |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5645106A JPS5645106A (en) | 1981-04-24 |
| JPH0146082B2 true JPH0146082B2 (ja) | 1989-10-05 |
Family
ID=14784112
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12035379A Granted JPS5645106A (en) | 1979-09-18 | 1979-09-18 | Automatic steering device of transplanter |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5645106A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6345139Y2 (ja) * | 1981-05-15 | 1988-11-24 | ||
| JPS59232011A (ja) * | 1983-06-16 | 1984-12-26 | 三菱農機株式会社 | 田植機における苗検知センサ− |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5141949U (ja) * | 1974-09-21 | 1976-03-29 | ||
| JPS52123119U (ja) * | 1976-03-15 | 1977-09-19 | ||
| JPS5333634U (ja) * | 1976-08-28 | 1978-03-24 | ||
| CA1114705A (en) * | 1977-08-04 | 1981-12-22 | Robert H. Johnson | Cannula and method for bidirectional blood flow |
-
1979
- 1979-09-18 JP JP12035379A patent/JPS5645106A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5645106A (en) | 1981-04-24 |
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